わんこめ映画評ら【ひ】


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21世紀映画評入り口
 

『ピアニスト』

今まで満足に愛されも愛しもしてこなかったからセックスに対して妄想ばかりが肥大化した、ピアノの女性教師が主人公の変態的なポルノです。こうゆう「ちょっとだけ周りと巧くやっていけない」ので「もがいた揚句にとんでもないところへ落ち込んで行ってしまう」主人公を描いた映画ってのは、カンヌとかで賞をとり易いらしい。なんだかなあ。「嫌な気分にさせるものほど深い」とでも考えられているのかもしれない。こっちにしてみりゃ深いんではなく不快なのですけども>しゃれかよ。
 

『ピアノを弾く大統領』

『ラブ・アクチュアリー』のヒュー・グラントみたいなのがやりたいんだろう。でも韓国大統領だから高校に通う娘がいる程度に歳もいっている、っつーことで相手は娘の担任教師なのだった。一瞬たりとも触れられることはなかったと思うけど、それにしても韓国大統領の奥さんはどうなっていたのか。あと、2002年の映画のくせに韓国民たちはバスに乗る時に「ケータイ・デ・ピッと」をしていたよ。つごいな。
 

『ピーター・パン』

ティンカー・ベルが濃いキャラでウザかった。チクタクワニがあんなにでっかいとは! 新田恵利がウェンディを演じていた舞台と同様、パパの役とフック船長の役の俳優は同じ人なのね。こーして観ると、なんとゆーこともない、当時の流行りの事物を採り入れた子供向けのお話の一つだったのなーと思わされますね。これが、そんなに、支持されたんだ、ふぅん。今これを、『ピーター・パン』をまったく知らない人に観せるために作られたとはとーてー思えないのだけど、だったら想定された観客は、自分が知っている『ピーター・パン』の物語以上になにを期待すればいいのだろうね。えらいむづかしいことに着手したものだ。さぞや大変だったんだろう、エンドロールが15分もあるぞ! ぎゃー。つまり、全然子供に観せるつもりはないってことだ。ばっかみたい。
 

『ピーター・パン2/ネバーランドの秘密』

「ネバーランドの存在に疑心暗鬼になっているウェンディの娘がフック船長にさらわれ、ネバーランドに連れて来られる。“妖精なんて信じない”などと公言して憚らないものだからティンカー・ベルの光が失われそうになる。慌てて“信じる”ことにするので、空も飛べるようになってメデタシメデタシ」という何も語っていない話。上映時間が1時間14分だといっても、この内容のなさはひどい。前作以降のアニメの発展の歴史を全部無視してまで何を作りたかったのか。
 

『ピーターラビットと仲間たち/ザ・バレエ』

71年制作の映画です。英国ロイヤルバレエ団のみなさんがピーターラビットやねずみやかえるの着ぐるみを着て、音楽にあわせて踊りながらお話を進めてゆきます。そんでセリフはいっこもないの。のでどんな話なのかよく判らないとこもあるぞ(笑)。でも可愛いのでオッケィ。どこでどいなけ居眠りをしても、目が醒めたとこから観ても可愛いし。…しかし、はりもぐらやねすみやぶたの造型は可愛く出来ているのに、ねことりすはいただけません。もっと可愛く作りましょう!
 

『ビートキッズ』

高校生活こそが世界のすべてだとゆー了見のちっちぇー映画(嘲笑)。教師は判らず屋で生徒を権力で抑えつけ、学生はそれに反発する者こそがヒーロで大勢の支持を得て成功する、なぁんて物語こそが理想的であるって思ってる奴らがいることが驚きだよ。文化系のサークルに於いて障碍となるものをそれくないしか思いつかない訳だ。みみっちい愚かな映画だなあとつくづく思います。
 

『ピエロの赤い鼻』

まず、ラストで見せるピエロ芸が、そんな喝采を浴びるほどのレヴェルではないと思いましたがどうか。あと、「ピエロをやっているのは素養があって好きでやっている」って方が、こんな理由があるよりも立派だと思いますがどうか(笑)。そしてこんな理由で言いくるめられる息子も息子だ。この“理由部分”の物語だけは、面白く観たけどもね。あとのすべてが以上のよーに、なんつーか、余分のような気がしてなりません。いっそさ、こんな父と息子のいい話になんてしないで、ピエロ芸は下手くそだけど意気に感じて続けているのだ、って方向にでもした方がよかったんぢゃないかなあ。→【C2】
 

『光の雨』

連合赤軍事件を映画化するにあたり、「それを演じる役者たち」も表現するとゆう“映画内映画”といった演出を施すことによって、現代に生きる若者たちがこの事件をどう捉えて演じたか、つまり「今現在連合赤軍事件を映画化する意味」とゆうものをアカラサマにすることに成功しているのであった。役を演じる若者たちの、役から離れたところでの生活(まぁ、これもシナリヨのうちなのだが)も映画に組み込むことで「単なる歴史的事実の映画化」に留まらない効果をあげているのです。こんなテーマなのに面白く観れたってのもそのお蔭ですね。
 

『光の旅人』

「琴座の方向にあるK-PAX星から来た」という男の真実を探ろうとする者と、その男を信じる人々とを描いたお話。構成が結構巧みで、いろんな方向からのアプローチを上手に見せてくれます。ああ、人によって、嗜好によって、この映画における“要らないエピソード”が違うんだろうな、と思います。要るんだろうけどね、全部ね。
 

『ひかりのまち』

人物に接写した絵ばっかりで話が進んでゆきます。なんか、構図もままならないアマチュア漫画画きが画いた「人物のアップばっかり」の漫画を読んでいる感じ。これが『ブレア・ウィッチ…』なら意味もあるのだろうけど、この“なんでもないストーリィ”でやられちゃあね…。
 

『美術館の隣の動物園』

韓国の恋愛映画です。美術館と動物園が並んでいると、美術館に入ってゆく女の子と動物園にゆく男の子…ってゆうタイプの違うものどおしの恋愛を描く…のであった。原題では(英訳ですが)"ART MUSEUM BY THE ZOO"なので『動物園の隣の美術館』だろう(笑)。きっと、「美術館が先に来ること」を重視して邦題をつけたのでしょうね。映画内映画の恋愛もきれいで可愛くて、とても楽しめる映画でした〜♪
 

『ピストルオペラ』

画面構成から衣裳、舞台装置、ロケイション、そして出演者に到るまで、すべてが絵的にすごく綺麗に観せられるよう造り上げられた映画です。綺麗さを追及するあまりに台詞回しやキャラクタ間のやりとり、展開、場面の転換にもそれが要求され、結果「舞台演劇」のような演出が施されているので、芝居芝居した映画が嫌いな人には受け入れられないかもね。
 

『ビタースウィート』

親友の父親が不倫をしているから、その不倫相手の娘を酷い目に遭わせてやろうとしたら本気でレイプ殺人されそうになるので、寿司の柄のタンクトップが好きな巨乳の女の子が助けてやりました、ってドイツ映画。女の子の青春はなかなか自分の思うようにはいかない脳、ってテーマですね。最悪のところには行かないってのが最後の救いになっていますが。
 

『陽だまりのグラウンド』

野球映画の一番むづかしい点は、どーせ「投げて、打って、捕れたにしろ捕れなかったにしろこの一連の動きをすべてカットで割って別撮りができる」ってのが解っちゃっている、すべてが作り物として組み上げられていることがミエミエである、その上でお話を見せなければならないってところです。が、この映画では、そんな工夫に思い到る以前の、低いレヴェルの物語が展開していきます。。やる気のない、借金を返すために不承不承コーチを引き受けた、どこでも野球コーチに長けているなんて表現がされていないキアヌリーブスのもとで、下手くそな少年野球チームが、どうして強くなることが出来ようか。そのノウハウを一切語ることなく、感動させるためだけにメンバの少年ひとりを殺しラストで優勝するのだ。なんだそれ。あまりにお粗末な映画でした。
 

『ビッグ・スウィンドル!』

幾人かが集まって犯罪を試みる映画だけどミドコロはただ一つ、ヨム・ジョンアは綺麗だね、だけでした。あとはなにやってんだかちいとも解らない。
 

『ビッグ・フィッシュ』

ほら吹き親父のほら話をすべて映像にして見せてくれる! 映像技術の発展を正しく使っているのだ。こんな素敵な映画はない! そして、ほら話のくせに、ラストに待っているのは涙と感動だし(笑)。→【きねま猫】
 

『ビッグ・ママス・ハウス』

すでに定番と言っていい“巨デブのおばちゃんに化けるモノ”映画です。すべてが予想のごとく、まぁ楽しい。方々ユルいとこがあるので、ラストがおもっきしユルくてもこんなもんかな…って思えたりするよ。軽い気持ちで観る映画ですね。
 

『羊のうた』

セーラ服で加藤夏希とか美波とかが出たら、萌えます(ぽわ〜ん)。こおゆう、美少女に制服着せて撮ろうと考える監督はその時点で“映像美”に於いてそれなりのレヴェルを維持していることが期待できるものなのだけど、ゴタヴンに漏れませんね(にこにこ)。ええ感じの絵づらで観せてくれるよ。そーゆーイメィヂ主体の映画だけあって、お話も理詰めで訴えるとゆうより叙情的なものが重視された展開になるのは当然かな、と思われるのだが、これはこれで、とゆーことで。
 

『ピッチブラック』

『ポセイドン・アドヴェンチャ』『ヴァイラス』『ディープ・ブルー』などなどなど、これまでになんぼでも作られた“パーティが危機から脱出する顛末”を描いた映画です。シナリヨの詰めは甘いとこがあるけど、SF的な映像が好きならば楽しく観られそう。
 

『人妻』

新婚8カ月の新妻にちょっかい出すもんだから旦那にやられちゃって右目を潰し右頬に縫い目を作り、そんなルックスに成り下がってまで14年後にまたその人妻を盗りに来る、とゆう話。旦那が怒るのは無理ないと思います。
 

『ひとまず走れ!』

韓国の3人のイケメン俳優が主演、とゆうのが売り。でも「ある日空からお金が降ってきてどーたら」とゆう設定の割りには別段面白い展開をみせるわけでもなく、すべてがちゃちなおふざけ止まり。きっとこれは単なるアイドル映画に過ぎないんだろうとしか思えませんでした。こいつらさえ出れば何をやったって好き、とゆう層のために作られたのかもね。門外漢には知る由もないが。
 

『ひとめ惚れ』

オールサンフランシスコロケの、香港映画です。ごくありきたりなラヴストーリィで、引っ付くかと思ったら障害があって、でもラストには引っ付きます(笑)。細かい遊びをいっぱい入れているのは香港映画らしい(子供がバイブレータのふり真似をする、とか)けど、まぁ(笑)。問題はラストの“やっぱり引っ付く”きっかけがサンフランシスコ地震が揺すってお互いの安否を気遣うことで気持ちに気づく、ってのはどうよ。
 

『ヒトラー 〜最期の12日間〜』

この邦題は紛らわしいなあ、おあってみると解るけど主役はヒットラーではなかったぞ(笑)。映画の最初のカットから、エンドロール直前のカットまで映っている、そのキャラクタこそが主役だったのだ。ほう。そして一番インパクトがあったのはゲッベルス一家の狂気でした。こんなに側近で、こんなに妄信的に狂信的だなんて! ナチスは宗教なのだと思った<逆か、「宗教はナチス」なのかにゃ。
 

『ヒナゴン』

怪獣が出てくる映画かと期待して臨むと、そのたるさに驚くであろう。山間の過疎の町の町長選挙の方をこそ訴えたかったのだ。辛気くさく地味なことこの上なし。ヒナゴンの出現も、結末も、すべて予定調和だったし。人生が守りに入った爺婆に観せるための映画だ。爺婆でも退屈に思うだろうが。→【C2】
 

『ピノッキオ』

“昔に書かれたピノッキオという物語を実写の映画にしました”とゆうものです。だから、展開とか、性格づけとかを、今の洗練されたほかのストーリィの物語と比較するのは間違っているのでしょう。「当時はこうゆうお話を、みんな喜んで受け入れていたのね」なぁんて思いつつ楽しみましょう。見どころは冒頭の、町の中を転がり回る丸太。お気に入りは火喰い親方のでかさ!と青い髪の妖精さんの綺麗さ!と馬車を引くねずみたち!ですね。あと、こーゆー“お調子者の道化で、しかし根は善人”ってゆうピノッキオのキャラクタに、ロベルト・ベニーニはぴったり合っているし、その日本語版吹き替えの声をユースケ・サンタマリアがするってゆうのはとても正しいキャスティングだと思います。
 

『ビハインド・ザ・サン』

人命のデフレスパイラルをやってる2家族の話だ。たわけだなあ! こんな復讐合戦の殺し合いを連綿と続けてきて、この映画の物語の時代まで死に絶えずに残ってたもんぢゃ。つーかそのぎりぎりのタイミングを映画化したんだけどね(笑)。部外者のサーカスの男が言う台詞、「野蛮な奴ら」以外のいかなる感想も持たねえよ。→【C2】
 

『陽はまた昇る』

ヴィクタがVHSを開発し、発売に到るまでを描いた“プロヂェクトX”ふうの邦画です。CGも使わずに、感動させようとゆうスタンスやよし、かな。SONYをくさす映画はまさか作れないためだろう、一番の障害はヴィクタの副社長(笑)であり通産省だ、ってことになっているのとか、松下幸之助は家電業界ではとっても偉大だとか、そおゆうことが解る映画でした(笑)。VHSがβを駆逐した現状を知っているので、いったいどおやって今に到るのかな、って興味だけで観続けちゃうから、題材の選択がまず正しかったのだろうってことでしょうね。
 

『火火』

芸術家肌の、破天荒な性格の女流陶芸家を描いた実話だ。と思って観ていたら途中から白血病を描いた実話になったよ。ほう。実話ならではだったのは、創作だったら死ぬところが、ちゃぁんとドナーが見つかるのだ。そしてさらにならではなのが、しかしその後再発するのだ。ふぅん。ドナーが見つかっても死ぬことがあると知った。そしてこの女流陶芸家の作品の、どこが良くて、割った作品のどこが悪いのかは、見る限りでまったく解りませんでした(笑)。実話はかくもかように、スマートには割り切れないってことだ。
 

『ビフォア・サンセット』

出逢ってから85分間を一緒に過ごす男女を、時間のヂャンプなしに撮っています。そんなことをしても観ている側に飽きさせぬようにと、もう、どっちかがずうっと喋っている、喋り続けている。なんちゅう理屈っぽい男女か(笑)。ひとっつもラヴくないぞ(笑)。でもラヴよりも理屈の方が好きなのでよしッ(はぁと)。→【C2】
 

『ひまわり』

小学生時代の初恋をずーっと心に秘めたまま死んでしまった女の子のお葬式に当時の同級生や死ぬ直前までその子と接していた男たちが集って来て…ってゆう、『コキーユ』とか『カラオケ』みたいなヤケボックイ映画のパタンです。でもまぁ、設定されている年齢が割り方若い(20台後半くないかな)ので、まぁいい感じで楽しく観れます。ただ、ラストショットが“その子が遺したひまわりの種が浜辺に芽吹いてきているアップ”ってゆうものなんだけど、それは君、ナウシカだろう(大笑)。どんなに感動的に作ろうと、あれはナウシカだ。と看做されても仕方がない。先にやられちゃったんだから。あのショットで終わらせては、“ナウシカと同じ終わり方をする映画”のヒトコトで済まされても文句言えまい。
 

『秘密』

思ったより、面白かった(笑)<なにを思っていたのか。岸本加世子のキャラっていうのは、広末がやっても簡単に真似が出来るのねって、思い知った映画でした<そうゆうことかっ! “途中で泣いた奴には、その涙を裏切る結末が待っている”ってストーリィもいいね〜<いぢわる?
 

『ビューティフル』

子供の頃からミスコンの1位になることだけを夢見てきた女の子が、若い時の過ちで娘を産んでしまうけど、その子を親友の子供とゆうことにして育ててもらいミスコンを目指し続ける…とゆう話。細かい演出が微妙に巧かったので読めているラストだったにもかかわらず楽しめてしまいました(笑)。「母親が主人公に対する態度を見た時の娘の反応」だったり、「防音ルームの中での会話」だったりとかね。話を上手にもってゆくね(笑)<失礼?
 

『ビューティフル・ボーイ』

おかまボクサの半生なんてギャグかと思ったら、おう、パリンヤーも悩んでいたんだと知った。そして「歴代のパリンヤーがバス停に並ぶ」なんてゆー映画テク的にも洒落た表現なんて使っちゃってたりもしてて、思いもかけずレヴェルが高かったのだった。予期せぬ拾いものと言うのか。
 

『ヒューマン・キャッチャー』

逃げる車を飛んで追うシーンで解るだろう、ホラー映画ではない、これは怪獣映画だ。そして怪獣映画がホラーとして撮られるってゆーのはとても正しく、高い完成度を持つのであった。
 

『ヒューマンネイチュア』

類人猿として育てられた野性人を文明人に教育する、というコメディ。登場する人物すべてが特異で癖があり、ヘンな話好きならとても楽しめる。
 

『漂流街』

映画を遊んでいます。そのシーンがカッコよければいいぢゃん、って思って作っているのでしょう。正解です。カッコいい絵がいっぱいだ(にこにこ)。
 

『ビヨンド・ザ・シー 〜夢見るように歌えば〜』

どうもケヴィン・スペイシーが苦手だ。ケヴィン・スペイシー演じる主人公の一挙手一投足が受け入れられません。しかも今回は実在したボビー・ダーリンとゆう歌手の役をやっているけど、この人をまったく知らない。歌を聴いてもひとっつもいいと思えない。それが受け入れられて当然、とゆう前提で話が進んでいくので、ちっともついてゆけませんでした。駄目駄目だったのだった。ぎゃふん。
 

『ビロウ』

「潜水艦には忌まれる女性が救助されて乗りこんできた」からはぢまる潜水艦ホラー。なのだけど、パタンとして“この女性こそが超常現象の元凶”であるか“女性だから映画の最後まで助かるに決まっているので、この女性側についた船員はセーフ”であるかのどっちか、ってのはすぐに読めてしまう、結局その域を出ないラストに到ることになるので、ちょっとかなり肩透かしです。あと、舞台をせっかく潜水艦に持ってきたのに全編を通して一カ所も「閉塞感」を感じさせることがなかったのも失敗だと思われました。なんか、誰一人として息苦しくないのって、潜水艦映画では駄目なのでは?
 

『ピンチランナー』

「どーせモー娘。の映画なんて、ファンに向けて作っているだろうから期待できない」って思って観に行ったら、案外観れる。シナリヨが、いちよう考えて作ってあったのだ<ばかにし過ぎ? 楽しめましたね。…問題は、でもやっぱり、「モー娘。のメンバの区別がつかない人が観た場合に、はたして大丈夫?」って処にある気もするが。ラストがゆる過ぎなのは仕方なし(笑)。安倍も、でぶちんだけど顔のアップは本気で可愛いので許しましょう(にっこり)。ってとこかな(わはは)。
 

『ピンポン』

導入からちょっとの間は展開が早い。原作をはしょってるな、ってのが判っちゃうほど。でもスマイルがチャイナに負けるところくないからあとは、大層面白く、レヴェル高く観られました(にこにこ)。恋愛も家族も関与してこない、純粋にスポーツの技の競い合いってゆうのを観るのは、とても気持ちがよかったです。原作の漫画を読んだことがないので、登場人物のルックスがどこまで原作に忠実に模されているかどおかってーのは評価の対象外に致しました(にっこり)。


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