わんこめ映画評ら【え】


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21世紀映画評入り口
 

『永遠のマリア・カラス』

マリア・カラスをほとんど知らなくても、そんなもんかなと思いながら観られます。「アフレコを認めるか認めないか」「吹き替えを認めるか認めないか」なんて問題を提起するお話でした。提起するだけで、目をみはるような結論は出ないけどね。そもそもこんな性格の主人公にこんなことをさせたらこんなラストが待っていることくらい誰にだって判ろうに(笑)。ええと、ルパン三世の物語をモンキィ・パンチ以外が描くように、マリア・カラスの名前を使った物語を本物のマリア・カラスとは関係なく展開させている、って考えたらよいのかな。
 

『永遠の片想い』

ラヴいなあ。ふたり出てくるヒロインの、どっちもそれぞれ別タイプの可愛い子なので目移りするね(笑)。韓国のこの手の映画では必ずやる、“思いがけぬ真実の暴露”もちゃあんと活きているし。韓国のこの手の映画には必ず出てくる、“あり得ないキャラのあり得ない行い(この場合は郵便配達のやったこと)”もちゃあんと含まれてるし(笑)。何本見ても、何パタン経験しても、楽しめるからいいよねー、韓国風の恋愛映画<学習しないのか(笑)。
 

『映画おじゃる丸 約束の夏 おじゃるとせみら』

おじゃる丸を、絵づらは知っていたけど、はぢめて観ました。まぁ、そうね、NHKが好きそうな毒のない設定のアニメですね。犬丸りんの絵って、結構雑っぽいからアニメにすると別物になれせんかと思っていたけど、おじゃる丸の横顔なんかにはちゃんと犬丸りんらしさが遺っていて…だからなんだって訳でもないけどさ(にこ)。まぁ、48分ってゆう尺にちょうどいい、“なんでもない”話でした。
 

『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃』

ヴァラエティに富んだ怪獣が出てきて、デザインした人は楽しかったろーなーと思います。物語は野原家のメンバがメインで、しんちゃんの友人連中が活躍するシーンは皆無で、たぶん初見の人にも観易く、とっ散らからないのでいい感じに掘り下げもできていました。それにしても「大人が怠惰になって幼児が困る」んだよなあ(笑)。それを堂々と作れるっつーのは『クレしん』の武器であるのね。
 

『英語完全征服』

日常にいきなしSWATとかが突入してくる映像をイメィヂカットで挿めば面白い、エンタテインメントだ、とでも勘違いしているのだ。ありがちだから別に批判すらする氣はないけどさ。つーことでよくあるラヴ物語。英語である必然性は、知りわった場所が英語教室だったとゆう点に於いてのみです。
 

『エイプリルの七面鳥』

この映画が語っているのは、母親がよくぞ頑なな心を解いて譲歩した、である。エイプリルがどんなに頑張って料理を準備しようと、それは一切母親には、あの時点では伝わっていないのだ。エイプリルがなにをしたか、どう苦労したかのすべてから離れたところで、母親が自ら歩み寄らねばならなかった。賞賛されるべきは、末期癌に冒され乳房の切除までをも経験したのちにようやくその選択に到ることができた母親の側だ。エイプリルに関しては、幼少の頃からずっとキャラが変わっていない、ってことしか表現されていないもの。→【きねま猫】
 

『エイミー』

設定を聞いて、うはうは言って観に行った映画です。歌手であるお父さんが舞台で事故死して、そのショックで耳が聞こえなくなったエイミーは、実は歌だけは聞き取り、そして言いたいことをメロディに乗せれば喋ることが出来る! そんなエイミーが行方不明になって、捜索隊はみんな歌を歌いながら探す…って聞いたら行きたくなるでしょう? で、半分くない観るまで舞台がオーストラリヤだと判りませんでした(笑)<ダメ! オチはそんなに引っ張るほどの意外性もないものだったのでランキング的にはこの辺りなのです。
 

『エイリアンVSヴァネッサ・パラティ』

トビーを飼ってるおっちゃんはトビーにとてつもなく酷いことをするくせに、トビーが本当に好きなのだ(笑)。ぎゃはは。そしてこの映画のオチは、いくら「誰にも予想できない」と予告されていようと、決して誰にも読めまい! どこにも伏線がないんだもの、こうなって、ここで終わるなんて!(笑) この出鱈目さはきっと映画史に残るぞ♪(嬉)→【きねま猫】【C2】
 

『エイリアン vs. プレデター』

プレデターに特殊能力を与えすぎ。ってゆうか、そんな設定のキャラクタを他のキャラクタと絡ませてお話を作ろうと考えたことがそもそも間違いなのだ。無理がある。一方でエイリヤンは知能レヴェルが低い設定になってて、だからあからさまにそんなに怖くないし。
 

『英雄の条件』

軍人が、ミッション中に、そーゆー状況になったら民間人だろーが女子供だろーが、撃ち殺しますよ〜♪ってのを法廷で陪審員に納得させる…ってゆー映画です。陪審員制ってのは、ここまで映画に用いられるってことはやっぱりシステムとして、ちょっとかなり問題があるのではない?って思うよう。“これまでにそう勝訴を勝ち取っていない”弁護士が、たいした爆弾的証拠もなく、口八丁だけで結果勝訴に導く…ってのはキャラ設定として、間違ってないか?
 

『エージェント・コーディ』

ちょっとお兄ちゃんの『スパイキッズ』。スパイ・ティーンエイヂャ、ってとこか。日本では見たことがないデザインのドラゴンボーユのポスタが主人公の部屋に張ってあるよ。CIAの基地ではヂンヂャーが通常の移動手段として使われてたりしてて、その辺りを取り込んでいる映画なのだ、だからドラゴンボーユもアメリカではそおゆう扱い、捉えられ方なのね、と看做して構わないと思われます。やるぢゃん、鳥山明、アメリカの若者標準になってんぢゃん。
 

『エクソシスト ビギニング』

キリスト教的な悪と絶対悪をごっちゃにしているからなあ。受け入れられません。延々と理屈をこねて真相に近づいていくすべてのシーンが退屈でした。クライマックスの、神父と悪魔憑きのバトルだけは面白いけどもさ。
 

『エスター・カーン めざめの時』

19世紀イギリスを舞台にした、女優として成功してゆく女の子を描いたお話です。『ガラスの仮面』だと思って頂けばよいでしょう。亜弓さんも紫の薔薇の人も出てこないけどね。145分あるけど、飽きさせずに最後まで観せてくれました。
 

『エターナル・サンシャイン』

“記憶がばんばん無くなっていく”って状況を映像化した中でジム・キャリーを動かしているのだ、面白いに決まってんぢゃん! カノジョ役が『タイタニック』の子で、横恋慕する男が『ロード・オブ・ザ・リング』のフロドで、も一人出てくる女の子が『スパイダーマン』のカノジョだ、キャスティングだけでもどえらい贅沢で素敵よ。→【きねま猫】
 

『エデンより彼方に』

旦那はホモ、主人公である自分は白人の分際で黒人の男にラヴい想いを寄せるってゆー、作られたよう(笑)な家庭崩壊への道をひた走るメロドラマでした。“黒人の子供がホテルのプールへ来て、片足を水に浸けると、あっとゆー間にプールから人がいなくなる”ってのをここまで映像で観たのは稀有でしたね。なんだか、問題意識を持って観ればいいのか、単に障害の多い恋愛を描いているだけだって捉えればいいのか、判断しづらい映画ではあった。
 

『エド・ゲイン』

実在した、1950年代の死体愛好者である殺人犯を描いた映画です。墓から死体を掘り起こして皮を剥いでかぶりものを作ったり鼻をそいで集めたり脊椎でランプスタンドを作ったり、やりたい放題だ。…と聞いて楽しみに観たのだが、気持ち悪さをかなり抑え気味に表現していてちょっとがっかり。そーゆとこをイメィヂカットで撮ってしまうんだったら、この犯罪者を映画化する意味ってのはどこにあると思っているのだろうか。肩すかし系、ですね。
 

『エニイ・ギブン・サンデー』

フットボールなんて全く興味がありませんしルールとかどうなったら何点入るとか、全然知りません。が、この映画はその上映時間の大部分をフットボールの試合のシーンに費やしているにもかかわらず、そんな人にも楽しめる「観せ方」をしているのだ。偉いね。こうゆう手法を遣えば、たとえどんなシチュエイションの闘いのお話であっても観客を惹き付けることは間違いないであろうよと思うよ。
 

『エニグマ』

ナチスドイツが使用している暗号作成マッシーンが「エニグマ」。イギリスがその暗号を傍受し、解読するとゆうお話。…は、すんげぇ面白いんだけど、ここに重なって「暗号解読者の彼女が失踪した」とゆうミステリィが語られる。こちらも暗号を解読することで解決を図るのだ。ってことで、なんてゆーか、きっとサーヴィスしようとして欲張り過ぎたのでしょう、解りづらかったでした(笑)。恋愛のファクタがなかったら絶対にもっと面白かったであろう!(ズバッ)→【C2】
 

『エネミ−・オブ・アメリカ』

人工衛星で位置をキャッチされる、なんて映像はかっちょいいのだけど、落ち着いて考えてみるとそう大したことはしていないねえ。“コンヴィニで公衆電話を使”ったから、再発見されちゃったりしているだけで、ちょっと考えればまんまと逃げおおせたでしょう? なに、あのゆるいの? 肝心カナメの証拠物件も失うし。で口八丁で、解決するし。そんな行き当たりばったりな(笑)。実際には「そんなまさか、あり得ない」っていう(袋の中に何か落とし込んだから、ほら、袋が膨らんだでしょう?みたいな)解析機器が楽しいね。『WHO AM I?』のそれに通じるものがあるね。
 

『エネミー・ライン』

戦闘だの脱出だのの緊迫したシーンの特殊な映像の観せ方や、空母での生活中の小ネタなどでは楽しませて頂きました。しかし、メインのストーリィが「敵地に単身不時着してしまったアメリカ兵が、頑張って脱出する」なぁんて、めっちゃ先が読めるやん(笑)。案の定「知り合った民間人はアメリカ贔屓だった」りするし(笑)。“アメリカは正義で、敵地といえど正しい者はアメリカの味方”だと言いたいらしい。絵はよかったのにね、シナリヨでちょっと白けちゃう映画なのであった。
 

『えびボクサー』

勿体ぶりすぎ。イギリス映画って、『恋はハッケヨイ』もそうだったけど、最初のアイデワを映画に登場させるまでに時間をかけ過ぎます。一番面白いところを、最後の最後にちょろっと、ワンシーン観せるだけ。ハリウッド映画だったら最初っから全編これで押すだろうにねえ。ってことでこの映画はえびボクサーが主役ではなく、えびボクサーに依るボクシングの試合を興行的に成功させようと奮闘するプロモータが主役の映画だったのだ。しょぼーん。→【きねま猫】
 

『エボリューション』

隕石に付着していた原始的な生命の芽が育ち、すげーいきよいで進化してついには霊長類にまで到る、とゆうSFコメディ。…を作ろうとしたのだろうが、コメディにも徹していない。かといってその訳の解らない生命体に襲われる恐怖も描かれきっていない。設定に負けた中途半端な映画でした。こうゆうのをC級って言うのか、と思う。
 

『エリ・エリ・レマ・サバクタニ

「レミング病」も自由気ままだが設定も奔放だ<貶している。どー観ても、人の少ないところで映画を撮りました以外のものに見えない。狭い=みみっちい感がつきまとうのをどーかして頂きたかった。
 

エリザベス』

人物関係が途中で解らなくなるよ。それが最大の問題です。西洋史とキリスト教史と国ごとの立場・カンケーを頭にたたっ込んでから観ないとね…ってゆうかそんなお勉強してからなんて映画観たくないし…って、きっと来年世界各国で『御法度』を観た一部の人々は思うのだろうなあって予感がします。こうしてみると『恋におちたシェイクスピア』の、「前情報をほとんど何も必要としない語り口」のなんと高度なことか!というのがよく判りますね。
 

『エリザベスタウン』

こんなにもプライバシィが保護されてなくて個人情報だだ漏れの町が、創作として受けると看做され作られているんだ。はー。全員が“自分にとって善意の人”ばかりで構成された社会を望んでいるのか。自分がそーぢゃねえくせにね(笑)。同じコンセプトのに『ALWAYS 三丁目の夕日』ってのがあるけど、舞台を現在の「どっかよその土地」に設定することで現代人が迷い込めるようにしたのがこの『エリザベスタウン』っちゅーことやね。ま、『三丁目の夕日』にしたって昭和30年代であってもあんなの鬱陶しく気持ち悪かったんだから、迷い込ませようが一緒なんですが。少なくともこれが理想ではあり得ないだろうに。あ、自分が赤ちゃんで、周囲の全員が自分を愛しんでくれると、それを懐かしく思うってゆう思考実験か。うはっ。
 

『エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画』

通告書をたしかに相手に届けて証拠写真を撮る、“送達人”っていう職業があるのだ。それをモチーフに、アメリカ国内の時差をトリックに使ったタイムリミットコメディでした。なるほどね、上手に考えたね。しかし逃げ回る舞台が、ちょっとべた過ぎるきらいがあるけどね>モンスタートラックの会場とか、牛の種付けの現場とか、いかにもだものね。『悪いことしましョ!』でもかあいかったエリザベス・ハーレーはこの映画の製作時37歳でへそ出しだ、素敵にキュートだ(笑)。タイトルに冠される所以ですね。
 

『エリン・ブロコビッチ』

『パッチ・アダムス』とか『インサイダー』とかみたいに、実際にあったことをまんま映画にしております。どころか、キャッチコピィ「全米史上最高額の和解金を手にした女」で判る通り『インサイダー』と同じようなシチュエイションを取り上げているのですね。で、全然こっちの方が評価が高い! とゆーのも、ジュリア・ロバーツの魅力もあるけど、主人公のエリンがセクシィで且つパワフルなのが素敵なのですね。
 

『エル・コロナド〜秘境の神殿〜』

せっかくの舞台設定とロケとCG技術が、終わってみるとなんか活きてない。たぶん見せ方の演出にメリハリがないのと、女性主人公のキャラクタに魅力がないのと。シナリヨがいきあたりばったりっぽかった、ってとこに理由があるかな(笑)。たぶん、これノヴェライズで読んだらもっと面白かったと思う。
 

『エル・ドラド 黄金の都』

このアニメで表現されているすべては、CGと実写の合成で簡単に見せることができる程度の絵だ。なんでこのアニメを作ったか。新しいことをなにも見せなくて、何がやりたかったのだろう。
 

『エルヴィス・オン・ステージ』

スーパスターであったという史実を知っている以上には思い入れが全くないエルヴィスの、楽屋裏での様子だったり、ライヴシーンを観ても、ああ、やっぱきスーパスターはこうやって堂々と偉そうに振る舞うのだねえ、それだけの才能と人気があるってことなんだねえ、とゆう感想しか抱けませんでした。曲が出来ていくさまは『月とキャベツ』を、マネーヂャとのやりとりでは『ラブ・アクチュアリー』を、思い出したよ(笑)。
 

『エルミタージュ幻想』

90分をワンカメワンショットで撮った映画。まずエルミタージュがどこで、何であるのか、そこでどんな史実が展開したのかを知らないで観ても訳解んないであろう。しかし勉強するにはえらい時間がかかろうから、端っから諦めるのが肝要だ。ただ「ワンカメワンショットで撮ったのだ」とゆうことを確認するためだけに観る。それ以上のなにもない。
 

『エレクトラ』

ジャパネスクなパワーを身につけたお姉ちゃんがバトルをするのだ。その名も「キマグレ」だって。わはは。敵の能力者の方が魅力的な能力を持っているぞ。スーパヒロインものの第一話なんだし、もっと「主人公の凄いところ」をばんばん見せつけてくれた方がよかったのではないか。ありがちなんだけど、なんだか弱さをどーしても描きたいみたいなんだよね。
 

『エレニの旅』

レニ、旅するなあ。幼い時分に拾われてきて養女になり、しかし長じて義父が結婚を迫ってきて双子を孕ませるので出産後ふたりの息子は養子に出して義父の元を逃げ出し逃げ隠れを続け、やがて息子たちと再会するけど戦争とかはぢまって反逆者を匿った罪で投獄され息子たちは戦死し、自分も死に至るとゆーお話でした。長回しを喜んで使っているので、延々と撮ったシーンの終わりがけでアクシデントが起こってももうやめられないのだ、犬がさかろうが風で帽子が飛ぼうが、登場人物たちは意に介することなくあららこめ決められたシナリヨどおりの動きを続けているよ(笑)。なんだか、深いんだか浅いんだか(笑)。
 

『エレファント』

フツーの高校生たちが、ひとりひとり順繰りに映される。フツー過ぎて、ただ単に黙ってずーと廊下を歩いているだけなぁんてカットが延々と続いたりする。うむ、フツーだ。独りで歩いている時にべらべら喋り続けている奴もいまい、これは、本当に、フツーを描いていいるのだ。『モーヴァン』でやってた奴ですね。それを、次々と、ターゲットになる学生を替えて映し続けている。こんなになんにもないってことは、この後になんかが必ずあるってことだ、そしてそれは起こる。もちよん前半部で登場した、だれがこれをするかは、蓋が開くまで判らない。「フツーの状況下で起こったこと」を描いた映画として、そこまでの効果を見越しているのであった。→【きねま猫】
 

『エレベーター』

トルコ映画です。金網の檻状になったエレヴェータ内に監禁されたテレヴィの報道番組プロデューサが、自分を閉じ込めた女をどうにか懐柔して出してもらおうとあがくお話。シチュエイションが一定なので、アングルを変えたり映画内物語を挿入したり、飽きない工夫が凝らされていて割りと楽しめたのだった。トルコ映画も、ちゃんとエンタテインメントしているぢゃん(にこにこ)。
 

『エンド・オブ・デイズ』

シュワちゃんは“強い”イメーヂをどう用いているかっていうと“やられてもやられてもやられませんよ〜”ってゆう、痛い痛い役柄です。『ブレイド』に通じるやり方ですね。ラストの悪魔の映像は『ホーンティング』のそれが『キャスパー』になっていたのと対照的に、まぁ怖く出来ていて可。それにしても主役は、流石に他の連中が片っ端に息の根をとめられてゆく中、生かされ残されていくのね。ご都合主義って、こうゆうこと? これがあんまりひどくなると『ゴジラ』って呼んぢゃうよ(笑)。
 

『エントラップメント』

最後の最後までタイトルの意味を忘れて観ててぇ、「おお」っていい感じのどんでんをくらって。ね(にっこり)。各種盗みのノウハウも、楽しめました。
 

『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』

なにをやってるのか、どーもまったく掴めない。どーしてこんなに解らないのかとプレス資料であとから調べてみたら、ヨーロッパでは有名なトルコの国粋主義組織であるところの政治秘密結社〈灰色の狼〉をモチーフに描いたお話だったのだ。ヨーロッパ者には周知のデータが、与えられないまま観ていては、そりゃあ理解できないはずだって!
 
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