◆09年1月上半期の抜粋日記◆

08年12月分下←*→09年1月分下 / 『最新の抜粋日記』

 1/1 寄ったのがオンフルールとゆう名の町だとも、知ったのは2日後である<そんなにもオシキセだったのか!

きんのう同様7時に集まって食堂を覗くと未だ開いていない。えー。結局ごわんが食べれたのは8時だ。こっこれが元旦マヂックか? きんのうと違ったメニウは葉っぱつきの小ヴりのオレンヂだ。これは旨かった。フランス人はこれでヴィタミンを摂るのかと思う。

13時にモンサンへと誘ってくれるアシスタントさん(と呼ばれるべき通訳さん?<ガイドまで詳しくはしてくざさらないっぽい)が迎えに来る。その前に、午前中にプッチ観光をしようと、昨日買った地下鉄の回数券がまだ残っているからと、3人でオデカケ。

たら! 地下鉄が無料だ。うはっ。きんのうのガイドの口車に乗って回数券を買って損である(笑)。エッフェル塔は頂上がもやっていて肝心のギララっぽさが最大には発揮されておらず残念、でも凄い人だった。エレヴェータに乗って上に昇るのを待つには時間がないので早々に離脱。もいっこ、『アメリ』関連株として“カナダ人の女性旅行者が投身自殺をしてその巻き添えでアメリのお母さんが死んだ”ノートルダム寺院も見物。凄い人だ。中にも入らず離脱。

ホテルには13時ぎりに戻り、スグサマまたもやバン型のタクシィで、今度は400kmの道行きです。うう。ううう。おおかた寝ていて、さほど酔わずに済んで、どうにか安心。

途中で港町にて降ろされる。綺麗な町並みの写真を撮ったり、教会をからかったり、ひとまーり。教会にはキリスト生誕のシーンのお人形さんが飾ってある。『ラブ・アクチュアリー』でもえびの役で演じてた奴だ。これ、昨日も見たなあ。アシスタントさんに拠るとこの季節にはみんなこれを作って飾るのだそうだ、ふうん。そーと知っていたら、こればっかし選って写真を撮ってもよかった。次回、この時季に来た際にはカルーセルとキリスト生誕の写真を纏め撮ろうと誓う。

車に戻ってから知ったけど、ここで一旦停まったのはトイレ休憩だったとゆう。ぎゃっ。みっみみ。みんないつの間にそんなトイレにっ!? そんなこととはつゆ知らない僕は写真を撮って遊んでいたぢゃんね。

まあ、大ぢょヴです。喰う時は喰うし飲む時は飲む、でも喰わなくてもへっきでトイレも当分行かなくても大ぢょヴな、そんな肉体のマンであるのだ。そのまんまもう休みをとらずに一路モンサンに向かう。

すばるさんが言っていた、モンサンが見えてきた時がよかったのだそうだ、その「モンサンが見えてきた」タイミングを見逃すまいと頑張っていたんだが、今日はパリから相変わらず曇っていて、姿がはぢめて見えてきたモンサンはもやっているよ。きゃん。

旅行会社の推しで、モンサンは対岸から全貌を観るのがいい!とゆーので今日の宿は道を渡る手前のホテルだ。モンサンまであと2km弱って距離だ。たらばさ。ちっちぇーの! 恐るべきは遠近感である。遠くのものはちっちぇー。さらにはもやっていて。なんだかなーとの感が否めないです。でもしょーがない。

晩ごわんまでには時間があるから、暗くなってきたけどちょっとでも近くからモンサンを見ようと繋がってる陸路を歩んで3人で接近した。あんなとこ、歩かない/歩けないよ!と幾人に言われてきたか、いや。歩けますから。街灯もなく真っ暗がりになるが、すぐ際を車がばんばん通る、だから足元がまったく見えなくなることはそんなない。ただ、さヴい。僕は名古屋の冬の装備で来ているのでそんな応えないが、かとーさんもしばしんさんもノー手袋です、さヴそうです。結局暗いと僕のデヂカメはちっっとも撮れないと判っただけの道行きでした。くい〜ん。

ホテルに戻ってごわんだ。団体客とかも向こうの方にいる。が。どーもどーやら今ここにいる客のおそらくは80%は、日本人らしい。うわー。日本語のメニウが常備されているだけのことがある人気なんだ。

モンサンはオムレツが名物で、もちよん明日、島内のその本家のレストランで喰う計画でいるんだけど、今日も喰う、対岸のホテルだけど喰う。まあ、別段とりたてて言うほどではない味でした(笑)。

アルコホルは、行きのヒコーキ内で氣が大きくなって梅酒ロックとビーユを呑んだらえらい乗り物酔いしちまったので懲りて、それ以降ごわんの時はガス入りのお水にフィックスしています。僕以外のお二人も呑まないんだ、みんな素面で楽しい♪ きっと素面で楽しいのが一番楽しい。

 1/2 巨大なヂブリ美術館

モーニングブッフェでシリワルを喰っていたら含まれているドライフルーツで歯が欠けた。ぎゃっ(笑)。きっ帰国したら歯医者行かなくっちゃ!

それにしても朝が遅い。8時でもなお暗い。9時にアシスタントさんが迎えに来てくれて、ほんの2kmの距離をタクシィで移動しいよいよモンサンの本丸に攻め入るのだ。その時分にようやく朝日が射してきていい感じ。

今日はモンサン島内に泊まる。モンサンに24時間いたい、とゆーのが僕の望みです。そーゆーと誰もが、あんなとこ半日もいたら観るものはもーない、と言ってくるのだ。が。ホテルのチェックインは13時だからそれまでは修道院を観光しようと荷物をタクシィ内に預けたまま島に一歩上陸し、てくり歩みゆくと、僕はもう、路地に入りたいし建物と建物のあいさの急階段を上りたい。早々とアシスタントさんに、こんな観方をしていけばそれは終日楽しめる、と言われる。そーでしょー。僕もそー思う。

上った路地が方々に分岐し、どっちへ曲がろうか迷う。まさしく迷宮とはここであるか。紆余曲折の末、よーやく修道院に入場。と、アシスタントさんが信じられない、いかにもフランス人だと憤っている。各国語の音声ガイドが借りられるそうで、その旨を入場券売り場で尋いてみたら、今日は音声ガイドの貸し出しの担当者が風邪で休みだから、すべて、あらゆる言語の音声ガイドが貸せないと言われたのだそうだ。わはは。

詳しく知れたのにと悔しがっててくざさるが、いや、僕それ、要りませんから。きっとかとーさんもしばしんさんも要らなかったと思う。音声ガイドなんて無くても、歩みはおもっきし遅々としてまさに牛歩、これが丑年マヂックとゆー奴か。3人ともやたらと写真を撮る。競って撮る。但し3人とも自分が写真に写り込む慾求は絶無だ。風景写真が大好きだ。回廊のように進み新しい部屋、通る中庭、次の通路ごとに足を停め撮りまくりマンボ。めっさ、進まない。アシスタントさんが見るからに退屈そうです(笑)。

音声ガイドがあったアカツキには、音声ガイドを聴くことでなんだか達成した氣になって、ここまで遊べなかったやもしれない。VIVA! 音声ガイド貸し出し担当者の風邪!! 神様は見てらっさるんだ!<唯一神だけどな

途中で隠れミッキィを幾つも発見した。つーかデズニィよりかモンサンの方が歴史があんだ、ミッキィの方こそ肖像権を侵害していると判った。

なぁんて楽しんでいたらデヂカメに電池無い無いまあくが表示されちゃったではにゃいか。ぎゃっ。そうそうそうそう、30日の未明に、セントレワに向かう前、朝刊からネタを拾う仕事をするため1時間ほど会社に滞在したその際に忘れていたデヂカメの充電をしたんだが、満タンにすることなく出発時間がきてしまってそのまんま持ってきたのだ、だからつって最初に決めた充電器は持っていかないルールには準拠するマンだ、甘んじて、撮れなくなったらその時点で受け入れる覚悟満タンで、但しもおどだけを「電池だいじに」に設定して撮り進めゆこう。

ホテルにチェックインしたらアシスタントさんと別れて我々だけでおひゆごわん。いよいよ例のオムレツの総本山である。うはうは。嬉しさのあまり、80ユーロ超のランチコースを喰ってしまった。うんまい! うんまいのは冷静になったら当たり前で日本円にしたら1,0000圓を超していたんだ。きゃあ。でも。この旅行の間に幾度これを言ったことだろう、「金ならある」。どんなに、森博嗣さんにまで言われてもゆーことを聞かず頑なに現金で3030ユーロを持ってきたのだ、遣う金ならあるッ。美味しく食べて満足です♡

さあ。修道院から解放された今こそ、島内を好き放題に探険する時だ。リミットは暗くなるまでだからそんな時間がない、最初こそかとーさんとしばしんさんと3人で一緒に行動していたが、隙をみて僕独り離脱(笑)<本当に社交性がないなあ!<3人とゆー単位ですら我慢できないってどーゆーおひとり様か 思うがままに路地を邁進する。

楽しい。まだ歩いてない道に踏みいるのが本当に楽しい。そー言えば修道院内では僕は、あるドワが開かないか、全部試しては進んでいたんだ<本当に開きかけて慌てたこともあった。そんで氣づいた。ここって、巨大なヂブリ美術館だ。うわあ! 迷子になるのが楽しい所以か。こんなとこを半日で後にする旅行者を憂うよ。ここなら住める。やっと僕にも安住の地があると知れたか。日本に戻り、辛い日々を過ごすことがあっても、いつでもここに戻ってこれると思えば耐えられよう。

どーにか暗くなる前に考えられるすべての道を通った。おみあげを買いに、ノルマンディの原宿と呼ばれる小路にゆこう<ノルマンディの原宿と呼んだのは僕で、それもほんの4時間ほど前だが。やはり日本人がやたらと来るんだ、日本語のポップが立ってる、どころか日本語が書き込まれたおみあげをへっきで売っている。あと、日本人旅行者には絶対に売れない(ヒコーキに持って乗れまい)と思われるが、日本刀を売ってる(笑)。なんて!日本好きか!! 我々が修学旅行の悪い男子学生でここが日本の観光都市だったら木刀を買うだろう、そのノリで買いたくなってしまうではないか>日本刀。モンサン、恐ろしい子…。

他人が外国に行ったからと買ってきたらぜっったいに僕は口にしない、名古屋にまでもその名が響き届いていない、現地でだけは名物だと言い張る、そんなクッキィを、そんなクッキィが相応しい相手にあげようと2箱購入(笑)。ああ。自分でこれはうんまいと自信を持てない(試食してないから)おみあげを買う心が、ヤだけど少し理解できてしまった。悔しい。僕はもう穢れたのだ。

アシスタントさんが対岸の港町は海産物がうんまいからと、晩ごわんをセッティングしてくざさるとおっさってくだれるのだが、オムレツを喰ったのが14時半で、アシスタントさんとの待ちわわせが18時半て。お腹が減る訳ないぢゃない!と辞退。かとーさんだけ出掛けてゆかれました。本当に、フランスへ来てから食に無欲な僕である。

行かなかった代わりにしばしんさんと僕は18時半に早々と就寝だ。こここ。これって、地球を3分の1周してはいるが、寝正月?

 1/3 日本では絶対に行かないのに、背に腹は替えられないものなぁに?>初日のマクドナと今日のブックオフ

当初の予定ではゆうたりとモンサンを出る計画でいた。のぢゃったが我々は未だパリにておみあげを買っておらぬのよ、空港に向かう前に時間を捻出して買い物に充てたい。つーことで出発は8時半に設定されました。そうしてモーニングブッフェは8時からです。うう。これは、今日こそは、動けなくなるほど喰ってられないではにゃいか<毎日そんなに喰っていたのか。

ともあれ。この時季の8時なんてまだ全然暗い中、ホテルからちょっと歩いたレストランでモーニングブッフェだ、歩み向かう。先に来ていたふた組も、その後我々の滞在中に来た幾人かも、みぃんな日本人だ(笑)。さすが、日本時間の16時だけのことはあるのか。

路面が凍結していてそんな速度が出せないと言われ、パリ着予定は13時から13時半の間になるとのことだ。まあ、途中ルーアンに寄ってジャンヌダルク縁の教会とかを見物する/余儀なくされるからなんですが<あっ、また「余儀なくされる」とか言ってる!

ジャンヌダルク縁の教会はすげいデザインの建物だった。いずれ名のある建築家に因るものかと伺ってみたけど、建築家の名前を聞いても(当然)知らない。ふーん。みんなで写真をぱしゃぱしゃ。生誕シーンのお人形さんはフランスに来て最初に見た奴を撮ろうと思わなかったので一貫して撮らず。

そして。このルーアンにもカルーセルがあった。しかも大小3つも見た! すげい。すげいカルーセルぐわいだ。大のなんか2階建てだ。小のなんかライドがんまだけぢゃあない、鶏や豚や象までまある。すげいなあ。フランス語が通じたら全部乗るなあ。写真を撮ってるだけで結構満足なのですが。

ここでも僕だけトイレをしなかった。我慢の人だ。やがて13時15分にはオペラ座前に到着。ここに15時に迎えに来てもらう約束で僕だけ降りる。くれぐれも遅れないように、15時15分になっても来なかったら置いていく。この時季ヒコーキに乗り遅れると席がないから、悪くすると数日足留めを喰らうし、仮に席があっても往復で200,0000圓とゆう価格だったりする。くれぐれも!とアシスタントさんに脅されまくる。ふるふる…。金なら持ってるとは言っても200,0000圓は持ちわわせはないよ…。怯えつつ、一昨日の夜に一度だけ連れられて行ったゴルチエに向かう。行けるかな?

行ける! ほんっとうに、僕はいっぺん歩いた道は覚えている!! キィポイントはブックオフと国立図書館だ。そんなこと忘れていても見たら思い出す、どう歩けば着くのか判る。きっと土地勘を身につける基礎ができているんだ。たぶん必要なのは観察と、それを厭わない興味だろうと思います。それに加えて移動手段が徒歩だっつーのもきよくを固定するのにプラスに働いているんぢゃないかな。

ともあれ、迷わずゴルチエに着いた。ドワマンにでかい黒人の男性が立ってる。えっと。ワンフロワだけ? くるりと店内を巡って、判らない、黒人に「オム? メンズ?」と尋く。指されたのはほんの一角、壁際のハンガスタンド3つ分だった。うわー。本店で、これか。この中から買うアイテムを選ぶのか。

3030ユーロ、日本圓で40,0000圓を持ってきたのはヒトエにここで散財するためなんだ、購買のハードルをかなり下げて臨む。でかいコートは、しかしながら重い。重いお洋服は着疲れることも知っている、少し腰が引ける。さらには価格が簡単に所持金をオーヴァしたりする。うう。すげいな。

デタックスについてもアシスタントさんに尋いてある、「デタックス・シルブプレ」って言えば書類を書いてくれるんだそうだ。この返金もあって、その分早く空港に行かないとならない勘定で、だから待ちわわせ時刻が15時になったのですが。175ユーロを超えたらデタックスの対象だ、さーて。

もいっこ規定するものがある。20,0000圓を超すと、今度は日本に入国する際に関税が掛かるのだ<後でやってみたら手荷物チェックなんてまったくなく、成田を通り抜けられたので、これはそんな神経質にならなくってよかったんだが。つーことでゴルチエで目指すのは175ユーロ以上20,0000圓以下の買い物つーことになる。うーんうーん。

色目が地味だ。となるとあとはデザインに惹かれるしかない。ちょっと氣になったセータはサイズがXLだったから、いやあ、Lでいんぢゃ?と思い黒人の店員に尋く。タグの“XL”のX部分を指で隠し「Lはないか」を表現する(笑)。黒人の店員は持て余して(笑)レヂにいる女性店員を呼んだ。あ。こっちの人が販売員なのね。返答は「これ一点しか残ってない」だった。英語を遣って応対してくざさるので解るぞ!<歓んでいるがサイズがないんだ、喜ぶべきぢゃないんぢゃ?

販売員の女性が横についてくれるんだったら、そうしてお互い必要最小限しか言葉を交わさないのなら、さらに僕に服を買う氣がまんまんまんだから、こんな、買い易い環境はない。L寸の長袖のしゃつを一点、買うことに決めた。5,0000圓です。女性店員に買う買う買うと渡すと、fitを遣った文章で「着てみなくていいのか?」と問うてくる。あ。着ていいの? 着る着ると身振りで主張し、モノプリのTしゃつの上から着る。うん。“着れればいい”と思っていたので、さほどちんちくりんでもないし、やっぱ買う、これ買う。

いっこ着たら解った、ゴルチエは本店のでもL寸でなおちーさめだ。え。だったらさっきのXLのセータも着ていい? いーそーだ、着て、購入に到る。こっちも5,0000圓です。日本だったらぜっったいにこんな高い服、初見で買わないが、「金ならある」! 2着で10,0000圓のお買いわげです。

デタックスの用紙には僕が書き込まなきゃなんない欄がいっぱいだ。躊躇していると女性店員がパスポートを見ながら氏名とパスポート番号は書き込んでくれた! ありがにょう!

あと、住所の欄は自分で書くしかない。国はJAPANだ、しかしその次の区分けであるCITYの欄って。ここは「愛知県」ぢゃないの? 愛知すっ飛ばして、市だから「名古屋市」って書くべきなの? 日本の行政区分がパリのゴルチエの店員に解るはずもなく。ここは自分で決めなきゃなるまい。いちよう、書き損じないように、手持ちの紙の裏にろうま字をソッコーで書いて、こう書き込むがいいかと店員に見せる。いいいいと言うのでCITY欄には「AICHI」って書いた。それ以下は、名古屋は「CITY」、区はなんて訳していいか解らないので「-KU」、翻って町は解るぞ、「TOWN」って書いた! 書いたった! ひっひっふー。

いよいよ、ずうと出さなかった、ウエストポーチ内の200ユーロ札×5の封筒のオデマシです。ちょーどこのタイミングで今まで我々3人しかいなかった店に、男性客が数人入ってきた。きゃあ。こいつ、現金持ってると知られたら、帰りに襲われちゃうかも!(ふるふる…)と警戒しつつ支払いを済ませ、できゆたけ人通りのある方向へ歩むよう心掛け、一方でパリは慣れてんのよ、旅行者のキョドりなんて片鱗もないわよ風の余裕も装う。

ゆーか本当に、なんてゆーかこれは自信になったね。あれなけあむないから現金を持っていくなと言われまくっても3000ユーロを持ちわるいて、護りきったんだ。油断も隙もないとは僕のことだ。ゆーほど、多額の現金の持ちわるきは怖くないよ!(笑) 僕ならばね!

モンサンに随行してくれたアシスタントさんに問われるまま、我々は森博嗣さんの『迷宮百年の睡魔』を読んでモンサンに来たのだと答えたので、アシスタントさんは、だったらモンサンに旅行者を誘う仕事をしている以上、読んでおいた方がいいかしら、機会があったら読んでみると言っておられた。もちよん社交辞令のつもりも含まれておったろうが僕にはそんな大人の事情なぞ通じる訳がない。通りがかったブックオフに立ち寄ると、すべての本が日本の本、漲り紙は全部日本語で店員は全員日本人、交わされている言語は日本語だ。なんだここは。そして当然とゆーか、『女王の百年密室』も『迷宮百年の睡魔』もあった。文庫はちょっとぼろっちかったから、一冊14ユーロ50セントするけど単行本でそれぞれを買い、アシスタントさんにお世話になったお礼に差しわげよう。うははうははは。お礼なのか押しつけがましいのか!

次だ。おみあげだ。しょこたん弾丸でまあったケキー屋さんには今さら行ってられない。つーかアシスタントさんにお店のデータのプリントワウトを見せたら、いづれもケキーの店であってチョコレイトとかが買えるかはどーだろーとのことだったので、ここはすっぱりと諦めて、東京に店舗があるからにゃーとカウントに入れるのをためらっていたダロワイヨに向かう。ラファイエットの2階にあることは大晦日に確認済みだ、スムースに到着。まずは我慢していたおトイレを済ませダロワイヨへ。

あっちのウィンドウのマカロンと、こっちのウィンドウのコンフィズリーが買いたい。どーしたらいいんだと戸惑っていたら、ウィンドウで囲まれた島内にいる店員に話し掛けてる婆ちゃんが列に並べと指示されているのを目撃。そうか、商品のある場所でこれをくれと買えないシステムなんだ、レヂのまありに無い商品は口頭で伝えて購入せねばなんないんだと知る。だったら。

また、紙とペンの出番ですよう! マカロンの商品名を書き、×2。コンフィズリーのウィンドウに移動して名前をメモり、×2。これをレヂにいる店員に見せてヴヂ購入できた。フランス語なんて読めなくても買い物できるよ!(ひゃっほう!)

いっこ、この際に留意したのは、総額で175ユーロを超えないことだ。超えたら、あなた、デタックスぢゃんね! こんなとこでまた時間を取られていては待ちわわせに間にわわないやもしんないではありましぇんか! かと言ってデタックスできゆのにしなかったとなると悔いが残る。最善手は、税金の返ってこない額だけ買うとゆう裏技でした。僕がそれで満足だからそれでいい。

フランスに来た初日から思っていた。パリに僕の水は合ってる。最大の理由は、歩行者が信号を守らないことだ。もう、街を挙げてみんな赤信号でも渡る。うわそれ、僕名古屋で実践しているよ? 僕にはパリのDNAが流れているのか? 車も、信号無視の歩行者にクラクションをけっして鳴らさない。但し、切り返しに失敗してもたもたと道を塞いでる車には容赦なく鳴らしていた、歩行者の信号無視は総意に基づいているんだ。

しかしさすがにここへきて、正月3日のごった返すラファイエット前の横断歩道にはお巡りが3人並んで立ってた。車もばんばん通るんだ、車が通っているうちは歩行者が信号無視をせぬよう止めていた。お巡りがいると、やっぱみんな信号守るねと従っていたらさ。

車が途切れると、歩行者信号が赤なのに、お巡りは歩行者に渡れ渡れと促し、もう当然のように皆が信号無視をはぢめたのだ。ぎゃっ。合ってる! 僕の水に合ってる!!

つくづくフランスは{自由,平等,博愛}の国だと思う。翻って日本の、なんたる利己主義なことか。名古屋の広い道で信号無視をすると、100mも向こうにいる車がクラクションを鳴らしたりしやがるんだ。それはどーゆー了見か。信号が青だったら、横断歩道の領空権はてめえにあると思っているのだ。なんだそれ。

信号は、同時に車と歩行者が同じ場所にいる時にどっちに優先権があるかを示しているだけであって、車が未だ到達していない横断歩道は誰のものでもなかろう。なに自分のもののよーな氣になってやがんだ、車の馬鹿め。歩行者にクラクションを鳴らした運転手は向こう5年間免許取り上げになったらいい。道に所有者なんかいないと主張するフランス、VIVA! やっぱり僕はフランスで暮らすために生まれてきたのではないかと本心から思うよ。そーなったアカツキにはブックオフで雇ってもらおう。

名残惜しいが帰る時間がやってきた。つってもオペラ座の前での待ちわわせが15時なのに、14時35分には着いてしまっていたんだがな! フランス滞在中もGしょっくは日本時間に合わせたままで、フランス時間を知るにはいちーち8を引くとゆー手数を掛けていたんだ、それもあって、今が14時なのか15時なのか、キガキぢゃなくて早めに切り上げた次第です。いよいよフランスで暮らす決心がついたアカツキには時計をフランス時間に合わせよう<何を言うか。

空港にて。デタックスは、案ずるより産むが易しとはこのことだ、簡単に通った。フツーだとクレヂットカドーに振り込んでもらう、そーすると2、3カ月先になる、とゆう方法を採るらしいが、僕にクレヂットカドーはないッ。キャッシュで受け取って帰るぞ。

アシスタントさんに従ってお金をくれる窓口にゆき、圓でもらうのとユーロでもらうのとどっちがいいか、換金率を尋いてもらう。隣に掲げてある表示では、圓からユーロは1ユーロ150圓くない、ユーロから圓は1ユーロ110圓くないっぽい。うわすげいな、こんなに差があるのか、利ざやで儲けてやがんな。どー考えてもユーロで受け取っていって日本で換金した方がいい氣が沸々としてきて、圓でもらったら幾らになるか計算してはもらったけどやっぱユーロで、と伝えると窓口のおねいちゃんはもう打ち込んぢゃったから圓でしか払えないと言う。アシスタントさんが、フランス人はこれだから融通が利かない!と怒っていた(笑)けど、まあ、僕は面白かったからいいです。日本圓で9000圓と、小銭をユーロで戴きました。

出国の際にパスポートにスタンプが捺されなかったのが氣懸かりだったけどかとーさんも捺されなかったそーだから、泣き寝入ろう。搭乗を待つロビィではパリ旅行に関するアンケートを採ってるおぢちゃんがいて、素直に記入して時間を潰す。日本では圓に換金できないコインをちょっと減らそうかなと紙コップの自販機でトマトのスプーも飲んだりして、もうフランスとはお別れです。

機内では『マンマ・ミーア!』を観たった。好きな歌のとこまで観て、あとはヘッドフォンを外して画面だけ観たり、寝ようと試みたり。しかし。明日に続く。

 1/4 何ウイング?

どっからが1月4日なのか、よく判らない。ヒコーキに乗った、フランスでの3日18時は日本では既に4日2時だったのだもの。まー、なんでもよい。

とにかくヒコーキでは、往路はまだしも窓際だったけれども復路は3人掛けの真ん中だったんだ、それで解ったことがある。よっかかれないと、酔う(ぎゃっ)。リクライニングはよっかかったことにならない。突っ伏すと、体勢を変えたすぐは堪えられているがすぐに新たな波が(涙色)。深呼吸をするけど機内の空気は密閉されているからと思うとなんだかどんどん息苦しい。

どーやっても駄目だ、ってゆーか思いつく治し方を実践できないってのがそもそも駄目だ。寝転びたいのに〜。寝転んだら楽になる、やもしれんのに〜。船酔いでも体勢を低くしろと言われるのに〜。これがエコノミィ席マヂックとゆー奴か。

それでも通路側のしばしんさんに無理を言って通してもらって2度トイレに立ったら、多少改善した。戻してもいないのに! ひゃっほう。あとはテンションの低空飛行で乗り切ろう。

成田では何ウイングに着陸したのか判らない。言わないんだもの。氣になる。僕は明菜ちゃんか<世界で一番成田の何ウイングか氣にする人は明菜ちゃん、とゆー認識か。

とっとこ、かとーさんもしばしんさんも振り切って、僕先にと降りる。外の空気が所望だ。

その際に留意すべきはダロワイヨの紙袋です。シャルルドゴール空港で、持ち手の一カ所が取れたんだ。ひーん。アシスタントさんのアドヴァイスに従って手荷物を2つに纏めた、つけが持ち手に荷重として掛かったのだ。ひーん。持ちづらい。

と思っていたらここ成田でさらに反対側の持ち手の対角線側が取れた。ぎゃっ。四カ所貼りつけられている持ち手の任意の二カ所が取れる場合、まだしもましなのはどーゆー位置関係で取れた時でしょうか、と問われた場合の正答のような取れ方だ。でも、ぎゃっ。友人を置いて先に降りようなどとした罰か。そうか。

持って帰国するおみあげが20,0000圓を超していませんと書いた紙を提出したら、税関はするっと通れた。え。袋の中を改めたりとか、しないの? だだだ。だったら! 20,0000圓以上買ってもよかったんぢゃん! 今後の参考にしたい。

かとーさんが預けた手荷物が出てくるのを待つ間に僕はトイレに行く。戻すのだ。うははうははは!ってゆーかげーげ<げーげ言うな 男便所の個室の方は大人気で、戻している間も外でちーさい男の子をなだめて待たせているお父さんの声がする。そこに出ていったのが僕だ、ちーさい坊ちゃんに於かれましては酸っぱいによいの便所で済まない脳(笑)<あっ、笑ってる!

セントレワにはヒコーキで向かう、そのヒコーキにはバスで向かうのだ。バスかあっ。でもバス満員こで、僕とかとーさんはステップに立つことになった。ステップには立たないようにと書いてあるので嬉々としてタブーを冒そう。信号無視といい、アウトロウな僕である。

成田からセントレワまでヒコーキを使うなんて酔狂な人は帰国の乗り継ぎくないしかおらず、だからちいこいヒコーキだった。でも国際線であったトコロのさっきまで乗っていたヒコーキよりかよっっぽど、スチュワーデスさんが若くて綺麗だ♪ 嬉しい嬉しい。

大矢博子さんはかつて、綺麗なスチュワーデスは国際線にいる旨の教えをくざさいましたが、違ってた(笑)。つまりフランス線のヒコーキではフランス語に堪能かどーかで搭乗が決まるのであって、見目や年齢が二の次にされてる訳だ<非道い(笑)。

綺麗なスチュワーデスさんが毛布を配りに来たので欲しくもないのに受け取ってかむっていた。コカコーラを飲んだあとの紙コップを渡そうとしたらそれどこぢゃないらしく、前の網に入れておけと、もの凄く済まなそうな顔をしてくれた、その表情が拝めたのがなによりの価値だ。嬉しい。

巧いぐわいに右側の窓際に座れたので、富士山の写真が撮れたよ。わーいわーい。つーか、ここで思い出すのはデヂカメに出た「電池無い無いまあく」である。結論を言うと、電池、ある。あの後もちっとも、望んだものを撮るのに一切支障はなかった。なんだよー。やきもきさせやがってー(やきもき)。結局今、残り分数が20分も(!)ある。写真は今の富士山入れて204枚撮った。要らないぞ、海外旅行にデヂカメの充電器は要らない!

成田―セントレワ間のフライトでは酔わなかった! ひっひっふー。ダロワイヨの持ち手が一番のふわん材料だから大事を取って、贅沢にも金山から新栄まで地下鉄に乗り会社にゆく。さあ、溜まった新聞からのネタ拾いだ、明日朝はもう通常の番組があんだ。

あとすべきは森ぱふぇの、「MLAに生まれて」と「7ヒット発見!」を閉じることだ<こっちの方が大事! ちなみに留守中にクーリエルが溜まっているかなと思ったら届いていたのは2通だけだった。そーなの、僕んとこはスパムも含めてクーリエルが届かないことで有名なのよ! つーことでフランスから帰国するや早々に会社で夜明かしして作業である(えっへん<偉くはないな)。

 1/5 苺大福−餡こ−苺+任意の果物

明けて。3時に会社のモヨリのなか卯でおうどんを喰った。

幸いなことにフランス帰りだからハミガキの用意もヒゲソリの用意も持っておる。ちなみに、ともにモノプリで買ったのだ。ハミガキに到っては練り歯磨きは日本製の奴だ。すっすす。すげえな、日本 in フランス!

どんどん閑話に入り込んでいくがかつて占部さんが番組で紹介し、僕にはカレー味をくざさったBREATH PALETTEとゆー歯磨き粉のシリィズで、今回モノプリで買ったのは白桃味です。ちゃあんとチウブに漢字で「白桃」って書いてあるから日本製で間違いない! なんでそんなの買ったかつーと並んでいる中で一番安価だったからです。だってだって、まさかホテルに歯ブラシも剃刀も無いなんて思わないぢゃんね!

つーか後から、旅行会社から送られてきたガイドをチェキったらちゃあんと「無い」って書いてあった! きゃん! 読んどけとはまさにこのことか。

閑話(だいぶん深層まで入り込んでいるうちの一番表の一枚だけ)休題、つーことで初日に泊まった翌朝はオヒゲも当たらず、歯も磨かず、だったのだ。残る3回、迎える朝用にハミガキとヒゲソリを買うのに高いのは不要だろう。ってんで選んだ歯磨き粉が日本製の、少量のチウブの奴だった次第だ。

ちなみに歯ブラシは、いっちばん安い奴を選んだらネックが柔らか過ぎて使いづらいことこの上ないんだ、今日会社で磨いたらソッコー棄てたった! ちなみにII! ヒゲソリの一番安い奴はBiCの5本入りのT字型の奴だ、シェイヴィングクリィム無しで石鹸で剃ったら、顎から出血した顔でフランスで過ごしてしまった。えーと、言いたいこと終わり。お終い。

下着までは替えず、でも、と、着ていたモノプリのTしゃつの上からゴルチエで買ったセータをかむる。嬉しい。5,0000圓相当だから(金のことばっか言ってやーらしいな!)、普段着で沢山着てせーぜ償却したいぢゃんね。

実は今まで言わなかったがフランスでは髪をずうと下ろしていた。たぶんハイキングウォーキングみたいで端から見たらイヤンだろうが僕はかまーないよ、ゴルチエ着て、髪を下ろしていたら、フレンチっぽくないかしらね(ぽぁん)。この流れを帰国しても踏襲したい(え)。

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今年最初に目にした僕宛の年賀ぢょは今朝、古川さんから手渡しで戴いた奴だった。年が明けてから家に帰ってないのでね、そーゆータイミングになる所以です。あと、CBCの、よっぽど昔から知っている人以外にはもー住所を教えておらんので、だから古川さんは手渡しとゆー手段を採られた訳だ、なんとゆーか、この日記に記すだけの偶然が重なった揚げ句の奇蹟ではないか?<奇蹟ではないな

あとね、なかばしさんがフルーツ大福をくざさったよ!<貰いもんの話シリィズか MOCCINAフルーツタイプ〉とゆう奴だ、角切りの果物が餅に包まれている形状で、苺大福−餡こ−苺+各種果物、とゆう式になりますな。

メヨンの奴は、メヨンだけでは物足りない方にかさ増しに餅も喰え、とゆー感じででもうんまい。柿は、柿かあと少し残念。あまりに餅との固さに差がありすぎるからだ。

だけどパインの奴はめっさ合ってる。パイン旨す。酸い方が合うとなかばしさんにクーリエルを出したよ♪ 正月から、よい正月です(にこにこ)ってゆうか(物を貰ったから)ってゆうか(乞食か)。

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いつから起きているのかよく判らないが番組中からねヴいのは確かだ。番組がおあって、10時になったら、今年初の空きスタヂヨでの仮眠だ。わはは。3時間寝たった。3時間がはたして仮眠か? 今年も隙あらば寝て元気に過ごす(断定)。てゆーか寝るために生きよう。以前も言った?

 1/6 シュレッダに氣よつけろ!

今日は昨日着なかった方のゴルチエのしゃつを着てきた。償却ぢゃ償却ぢゃ。

体の前にネクタイのように垂れ下がった布部があるデザインなのでいろいろ要ちうい。おべんぢょのおっきい方に入った時は肩に掛けろ<またおべんぢょの話か。

あと、シュレッダだ。シュレッダは下ろしてる髪もちうい、だからもう誓う。僕はシュレッダは今後すまい。君子シュレッダに近寄らず。君子?

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野田[26]とPasta家でごわん。調子に乗ってアーリオオーリオペペロンチーノのダブルを喰ったらいつまでも、夜うさりになってもお腹が減らない。うう。ううう。フランスでは、あれほど喰わない時間が長くてもへっきだった僕が、日本ではどーしてこうも喰うかなあ。

  1. うんまいとの情報が判っているからだ。フランスではうんまいところをそーは知らないので慾求も湧かなかった。つーか実はフランスに着いた初日に3人でお散歩に出た際に、僕はモノプリでハーゲンダッツを買い喰いしたぜ? ハーゲンダッツがうんまいことを知っていたからだ、ふるふる…。ハーゲンダッツ、恐ろしい子…。
  2. もちよん言葉が通じるからでもある。買い易い、喰い易いと喰うとゆー仕組みです。つーか言葉が通じない程度で喰うのにブレィキが掛かるとは、僕もデリケィトなものだ!
  3. 日本では食う以外の楽しみがない。フランスでは喰ってるより歩いている方が楽しかったから脳。

だったら! アーリオオーリオペペロンチーノのダブルを喰う所以だよね! 仕方ないよね!

 1/7 歯医者は1830圓だったのを1800圓にまけてくれたよ!

保険証を携帯してきたよ。歯医者に行く氣まんまんまんです。ドライフルーツ噛んで欠けた歯を治してもらうのだ。

年明けだし混んでるかなと行ってみた歯医者はがら空きだった。そうか。待つ氣まんまんまんで、フランスまでの往復でもあんま読み進めれなかった『ナ・バ・テア』を持ってきたっちゅーのに鞄から出すこともなくソッコーで治療だ。なんとゆーか、そうか。

こーゆー時間の読めなさも人生の浪費だよね。ケータイを持たない者は待ちわわせに遅れることが出来ないので常に余裕を持った時間割で動くのが常なのぢゃが、予想外にとんとんとん拍子にことが進んだ時には時間が余り過ぎちゃうではないか。そんなとこで自由に遣える時間を増やされても困るなあ!

ってゆーかそれを回避するために予約とゆーシステムがあるのだろーが予約も嫌いだ。行き当たりばったりが理想なのね。

つまりケータイも予約も嫌う者は翻弄されても文句をゆーべきではないし、行き当たりばったりを旨とする者は浪費される時間も受け容れろとゆーことだ。そうか。僕が関与しない世の中に限っては最適化に向かっている訳で、いつでもそこに行けるのなら安心して油断して行き当たりばったりに生きよう。

家のモヨリの歯医者に来た以上いっぺん離脱した会社にまではまた戻る氣はない。おうちへ帰るつもりでパソコも背負ってきたし。ってんでマックスヴァリュで白ごわんを買い、うちですきやきふりかけを掛けて喰う。そーしたらもうすることはないぞ、12時に寝ました! ぐー。

21時に起きました。おはのん! おはのん! ほら、僕に余った時間を与えたら、寝るから。困るなあ。

 1/8 答は「焼け石に水

ゴルチエのセータを着てきて(まだフランスの遺産で日記が書けるのか)ネタ会議に出たら今日のおやつは黄粉と黒蜜をつけて喰うお餅だった。喰ったら! セータの胸に黒蜜が垂れたよ。ぎゃっ。

本当のぎゃっはディレクタに指摘されるまでそれに氣づかずにいたことだ。不幸中の幸いだったのはお水を含ませたティッシュで拭いたら綺麗に取れたことだ。てゆーか食べ物をこぼすよーになったらおぢーちゃんではにゃいか。きゃんきゃいんきゃいんきゃんち! 油断も隙もないことを誇っていた僕にも油断と隙があったのだ、人間的?

対処法としては今後ものを喰う時には留意する、しかあるまい。長く生きていると鈍ったり、手を抜いたりするよーになるが、慣れた行為にも今までにない氣の配り方を施すよう心掛けて、なんとかもー少しの間だけでも対外的にまともを演じ続けよう。おぢーちゃんと見限られるのはまだ早い。

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17インチの前任のパソコのバッテリィが昨年から充電しないよーになってしまった。常に0%です。うう。ううう。

バッテリィを買い替えたい、でも今は現役機ではない。しかしいざとゆー、17インチが壊れたりした時に使えるよーにしておかないと持ってる意味がない。ただ、フランス旅行で物入りだから、昨年中にはバッテリィを買うフンギリがつかなかった。今こそ! 50,0000圓持っていくつもりだった現金のうち10,0000圓を抜いた、その余裕がある、今こそ!

ってんで今日は会社に17インチと前任機との2台のパワァブクッを持ってきている。ひっひっふー。前任機は、フランスから帰ってからは時計までいちーちリセットされるようになっちゃって、電源を落として翌日また立ちわげてみると1970年に戻っているほどだ、早急の対処が必要だ。とっとこアプルストワに持ち込んだ。

ただバッテリィだけ買えばよいんだけどいちようパソコごと見せた方が話が早かろうとGenius Barで前任機を出すと、店員さんは見るや否やこれはもう製造中止になっていると即答した。きゃん! 部品は無いそうだ。うう。時計がいちーちリセットされるっちゅーことは時計用の内蔵電池もおそらく駄目になっていて、どちらももう直しようがないと断言されました。くい〜ん。

中古屋とかをまあって、このマッシーンに合ったバッテリィを探して買って付け替えたらいいのかと頭では思ったが新品の純正品を扱うアップルストワでそんなこと、言えないし訊けない。すごすごすごと店を後にし、会社へ帰る道すがらデイリィヤマザキでランチパックの「ハム&マヨネーズ」を買い喰いする。うむ。マヨネイズが辛子マヨネイズで、まずい訳がない!! その後松岡[25]とフォートナムアンドメイソンでお茶。僕はパフェを頂きました。

そーして冷ましているうちに思いついたことがある。時計の内蔵電池がなくなったのは、どーせバッテリィが充電しないんだからと電源を落とした後コンセントも抜いていたからではないか。時計の内蔵電池に異常は未だなく、ただ単にそれこそバッテリィ切れなんではないか。

帰ってから確認してみたらどーやらそれっぽい。ひっひっふー。これは諺で言うと何? 地獄で仏? 目糞鼻糞を笑う?

 1/9 「小出しにするのが巧いだけ」でも売れたら勝ちだけどもさ

風雲!コネタ城」に「みんな『ビル』の英字表記には苦心している」が採用になった! うむ! あいかーらず僕の投稿は初動のふーん数が稼げないが(ってゆうか初動だけぢゃねえがな!)、いつか芽の出るデーもある、やもしれぬ。採用され続けたら宜しい。

ここで肝心なのはあと幾つ採用になる可能性があるかだ。いっこ前に、昨年12月25日に採用になった「エレベータに乗ると左右が反転してない自分に会える」を送ったのは12月19日、今日採用になった分を送ったのは12月22日。その後、23日に1本、24日に4本(!)、26日に1本を投稿しているんだ。おっ。明日以降、まだまだまだ、6本までは採用になるかもしれんとは! うはうは。夢を見られるのは今日だけかもしれないならどんな夢でも見ようぞ! うはうは。

あと。投稿した時の1枚目の写真のキャプションはこーだった。

> 日本語ってすぐに略す。ビルはもともとビルディングだし、パンは本来パンナコッタだ(今のは嘘)。

掲載時にはこれが

> 日本語ってすぐ略します。ビルはもともとビルディング。

になってるんだ、その後のキャプションも細かく方々直されている。「なんだよ、直すなよう」とは思わない。そもそも{ビユ}って書いてない時点で譲歩しているんだ(笑)、どうなってもかまーないです。ってゆうか寧ろ、直すお手数を掛けて済みませんねえと思ったよ。さらには、直してまでも僕のコネタは掲載されるレヴェルであったかと誇らしいぜ! ふぉっふぉっふぉっ。直すがよい!<殿に向かって、なんて言葉遣い!

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照屋[25]と松岡[25]と松阪にておひゆごわん。僕はカレーです。今年初のカレーだ。

あと今日、今年初だったのは「マスコミ試写が中止になった」ことだ。予定されていたアニメイション映画が完成しなかったからと、昨日中止の連絡が来たのよ。マスコミ試写が中止になるのは年にそー何度もない、つーかない方がフツーだから、こんな年初に出現したのは日記に記す価値があるレワであろう。

つーかII。アニメイション映画はただでさえマスコミ試写をやんない。以前も書いたけどマスコミ関係者に観せて、たとい紹介してもらったとしても観客の動員数が変わらないと思われるからだ。観る客は紹介されてなくても観る。観ない客は映画評でどんなに持ちわげられていても観まいと、そー考えられている訳ですね<その典型的な例が劇場版の『えばんげりよん』だし『グレンラガン』だろう。

その無駄に、敢えて挑戦してまで催そうと試みられたマスコミ試写が、しかしこーなんだ。これは、アニメイション映画は上映のぎりぎりまで作り続ける、ってのが理由でしょう。オーヂョー際が悪いとゆーか。井上ひさしとゆーか。

つーことでなおのこと、アニメイション映画はマスコミ関係者に紹介されぬまま、ヒットする奴は勝手にヒットして、ヒットしない奴はきっとヒットしないのである。ぢゃーん。

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『20世紀少年〈第2章〉最後の希望』の完成披露試写。森博嗣さんがかつて、入り組んだパズルを作るんだったらどんなけだって複雑なものでもでかせる(意訳)と言っていた(正確な表現はMORI LOG ACADEMY 2006年9月4日付【HR】「組み立て説明図と実験」などを参照)、まさにそのとーりの創作だった。必死になって伏線を作っては解き、伏線を漲っては明かし、まるで隠し事と暴露の自転車操業をしてるだけの物語だ。

それでも齟齬やご都合主義がなかったら頑張ったねと労うこともできようが、たといば「なぜほくろの警察官は教会に来たのか」が解らない。カンナがそこに来ることは常盤貴子ですら知らなかったではないか。なぁんて点が、たぶん説明が端折られているのが、雑だ。

雑つーか常にこのペースなんだけどね、言いたい点だけを繋ぎ合わせてすげいいきよいで走らせた、って構成だ。有無を言わせまいとしているのか、それともダイヂェスト版を作っているつもりなのか。いずれにしてもこのペースに慣れるまでの前半部はおもっきし上っ滑りだったと感じたよ<そんなの慣れちゃあいかんけどもなあ。

幾度も書くが浦沢直樹の漫画は絵のデフォルメが漫画的ではないのが嫌いで読まないから知らなかったが、知らないまま、構図や話の展開は映像表現が解っている作者だなぁんて認めていたんだが、もしストーリィテリングがこの映画のまさにとおりだったとするのなら、それは賞賛されるような創作たり得てないぜ?と思います。「小出しにするのが巧い」だけでは?

つーか最大の疑問は、ともだちはなんで世界を征服したいのか、そして世界を征服するってなんだ、どーなることがともだちの理想なのか、ぜんっぜん解らないことです。そんな重要なことを伏せて話を進めていって、ラストにはちゃあんと納得のいく説明がなされるんだろうな?オー?となんだったら喧嘩腰になる準備はできているよ?

 1/10 日記を省力化したいんだったらブログに移行したらどうか(なあ)ってゆうか(そんな、ミモフタモ!)

きんのう『20世紀少年〈第2章〉最後の希望』を一緒に観たおぐらんさん[17]にも訊かれたんだ、去年の映画のベスト5はなんだったかと。2005年まではちゃんと僕も纏めておったんだぜ? 2006年以降、さぼっている。しかもとりもなおさす昨年は一切、我がサイト内にそーゆーペヂーを作らず終いだったんだ、そーゆータイミングで何故みんな僕に訊きたがるのか。

とばっかりも言ってはられまいと、今日、暇に飽かせて「09年もーはい映画らんきんぐ」のペヂーと「09年もーはい映画寸評」のペヂーを作ったった。まだ観た映画は『20世紀少年〈第2章〉最後の希望』1本だけなので一位に君臨しておるが、10本も観たら遙か下位に落ちぶれるのではないかな(けけけ)と予想しております<そんなことを堂々と書いてやるな!(笑)

中日新聞の「映画颱風」もなくなったことだし、せーぜ更新する時間は取れるのではないかと高を括っています。この日記の分量も昨年後半に試みたように減らしてゆき、その時間も充てるショゾンだ。人生の中の重要度に地殻変動を起こすべき頃わいっつーことですね。

つーか問題は日記なんだけどね。時間で区切るか文字数で区切るか、だらだら書き続けるのをなんとかやめる方向で考えるべきではにゃいのか。とは解っていたけどフランス旅行記は存分に書きたかったので通り過ぎるまで黙っていたのだ。そんな自分勝手な!

いろいろ考え方はあって、面白いことだけしか日記に書かないってのが本当は読む人のことを最も考えた正しい道だとも言えるし。でも日記って備忘録だからと思うとごわんのデータとか我ながら大事だし。ってんで両方を足して、面白くなるまで転がし続けるってーのが今までの方針だったし、特に5択をしていた時はそれが主流だった訳だけども、さーて。

ってんで目指すはMORI LOG ACADEMYです<うわ。MORI LOG ACADEMYなき今、あの、出来事+理屈を踏襲するのだ。むははむははは。ぱっ、ばくり?(うわ)ってゆうか(そんな高度な日記がぱくれるもんならぱくってみたらいい>自分)

 1/11 8本目

14時半に起きてネット巡回したらば、「風雲!コネタ城」に8本目が採用になっていた。「名古屋ではエスカレータの片側を空けないのが主流になりつつある」だ。わーいわーい。ひとまずは、採用本数では元町二十四軒さんに追いついたよ♪ ひっひっふー。いや、ふーん数では大きく水をあけられているではないか、とゆう真実を見据えた指摘には耳を貸すまい。ひっひっふー。

実を言うとこのコネタはトリさんが名古屋に来られた時に述べておられた感想で組み立てたものなのです。名古屋に住んでいるとこのエスカレータの漲り紙がフツーで、どこでもこんなふーなんだろなと思ってしまう。他地域ではそーではないことを教えられなかったらコネタとして投稿しようとは思わなかった。ありがにょう! トリさん♡

最初に考えた構成ではもっと何カ所かの「歩くな」の表示を撮り貯めて、あそこにも、ここにもと挙げる予定だったんだが、投稿前にはさほど見つからなかった。さらに、手すりベルトの写真を、まずは地下鉄に入場することなく外の柵から撮ってみたらもんのすげいぶれた。いつか地下鉄に乗らざるをえまい、しかしコネタの写真を撮るためだけに初乗り200圓を払うのもなーと思い、悶々としていた。ピエ丸にクリスマスケキーを受け取りに行った日こそが、だからこの写真を撮ったデーであったぞ。200圓をかけた甲斐はあったよ。ひっひっふー。

残念なことは、フランスから帰ってきて金山で地下鉄に乗り換えた時に、それはそれはでっかい「歩くな」漲り紙が掲げられているのを見つけてしまったんだ。うわ。これを加えたかった!と帰国するや悔やんでいた僕だ。

救いはある。自分で自分のコネタに「やってみた」を投稿するとゆー技だ。わはは。前回の「みんな『ビル』の英字表記には苦心している」でも、実はサイドねたをこないだ見つけて、「やってみた」に送ってやろうか考えているところです。冗談で言ってるうちはいいけど、本当にやりだしたら、みんな、とめてね。僕を。

 1/12 姫ちゃんが来た!

手袋をにようとくちゃいくちゃいになったので手袋をしたまんまハンドソープを手に取って洗い、温風乾燥機でゴーと乾かす。そんな、5回や6回ゴーてしたくないで乾く訳がない、毛糸、恐ろしい子…。絞ってゴー、絞ってゴーだ。

ただ、ゴーが、ちょっと長くやってるとサーモスタットであろう、終わる。一回終わると当分復活しない。うう。

まあ、ほどほどに乾かしたら、手袋なんてたとい素材が毛糸であっても水気厳禁である訳がないんだ、あとは空気が澱んで生ぬるい社内に放置して自然乾燥に任せたい。せんだくばさみとかないから椅子の背に掛けておこう。席を離れる時にはパソコの外付けのキィボードの上に飾っておこう。こーゆー時のために!僕はキィボードにはカヴァをかむせておるマンだ。うははうははは。

こーゆー時のため! いっぺん言いたかった、「こーゆー時のため」! なんでみんなキィボードカヴァをかむせないのか訳解んない。自宅使いの外付けのキィボードなんてワタボコリが溜まって、キィとキィの間隙がほぼキィと同じ高さにまで埋め立てられてるテータラクなのに。こんなに、埃はキィボードを襲うというのに。

てゆーかうちがばばっちい証左か。きゃん。言われてみたら会社のキィボードカヴァはそこまでは埃が溜まっていないかもしらん。きゃん。僕は生まれ変わったらばばっちいうちの子より、会社の子になりたい。何を言うか。掃除をしろ。ここに書くだけでしませんが。しないのかよ!

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ヨシダプロさんの「ひとり新年会(ライブ更新)」に於ける「・16次会!とりあえずレス!」と「・ひとり新年会とりあえず終了!」にて投稿が採用になって嬉しい限りだ! うははうははは。

ってゆうかそんなにデイリィポータルZっ子でどうする氣か。こんなにニフティに遊ばしてもらって、でも僕は一圓たりともニフティに支払っておらんぞ。プロバイダを換える氣もないし。ニフティは僕になにを投資しているんだろう。

つーかニフティニフティ書いてて思ったことはニフティとミクシィは韻を踏んでいるね。ジョイマンだったら間違えそうだ<いや、間違えるのはナイツでは? ってんでミクシィに関する考察なんだけど、オープンの場であるニフティがこいなけ面白かったら閉鎖社会に隠遁したい氣がさらさら湧かないのですけども。

なんだろう、アイドルの追っかけをしている時にはヌケガケとか一匹狼であることに価値を置き、インターネットではオープンなことに意義を見出すマンか。つまり自分が目立ちたいばっかりなんだ!(きらーん☆<いや、きらーん言うほど劇的な結論でもないし) 仲間と馴れ合わず自分だけが秀でる、それが僕の理想です(ぽぁん)。どっ。独裁者志向?

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ユウゼンで腹拵えしたら今年初の独りカラヨケです! 歌に関してはとりたてて書くことはない。下手だ。やっぱき週一のペースで歌い続けてないとがくんと下手になる、んぢゃないか<「とりたててない」と言った尻から幾らでも書けそうな筆致ではないか。それよりか。今日、衝撃的な発見をしたんだ。

独りカラヨケの時には、たまにソファの上に立って暴れながらも歌うけど、大部分は椅子に楽に座ってぐうたらして歌うのが常。ポーズを氣にしなくていいのも独りカラヨケの醍醐味ですね。で。

胸から下は動かさない。片手はマイクを持っている。そんでも好きな歌の時にはなんらか動きたくなる。つーことで必然的に、マイクを持っていない方の手をひらひらと泳がせてることがよくある。

僕にダンスの素養があったら自己流でもそれなりに披露できゆ動きとなるだろう。残念なことに、ないんだ。必死になってテレヴィで観て振りを憶えた『恋のロープをほどかないで』なんかだったら6割方は“それっぽい動き”ができゆ。それでもなお6割だ、あとの4割は、そして『恋のロープをほどかないで』以外のほぼ全ての曲はまったくぬるい、しかし踊りたい衝動を抑えきれず溢れ出る、ひらひらを展開することになるんだ。

だいたい腕を真横に伸ばしたのを基本形に、手首を返すか、肘を曲げるかくないしか動きを思いつかない。それを片腕だけでやっていて、今日、ふと氣がついてしまったんだ。会社に戻ってからネットで動画をチェキって疑念は確信へと変わった。

この動きって、姫ちゃんだ。うわあ! ひっひひひ。僕は、そーゆーことだったら姫ちゃんを好きになったほうがいい。せーぜ好んで観て動きを習得したい。やるからには正しくトレースしよう。

僕の美学的に{姫ちゃん}とゆー文字列をこの日記に恒久的に遺すことに抵抗はないか、と自問したが、うん、大ぢょヴ。僕は今でもゲッツ!が好きなくないだから(うわえらいカミングワウトを)併せ飲めると思うよ♪ つーことで一氣に今日から姫ちゃんブームです、僕の中で。

 1/13 今年初のお酒は今日でした<国際線で梅酒とビーユ呑んで乗り物酔いしたのが昨年最後のお酒

森ぱふぇの10周年記念本の編集に僕はちいとも参画していません。スタッフの端くれだっちゅーの@パイレーツに! 済みませんねえ、とは思うのですがレイワウトができゆ訳でなし、器ぢゃないことに要らぬ首を突っ込むのは避け、能なしの役立たずに甘んじておる次第です。申し訳ない脳。

と、「森ぱふぇ入会の栞」をレイワウトしたペヂーのキャプションを僕の口調で書いてみないかと言われたのです。えー? これは講演会などで配布されたものです云々って、そんな、情報を伝えるのに僕の口調も人の口調もなくない?と思いつつも書いてみたらこーなった。

これらーはかつてぱふぇら〜増員をモクロんで講演会
などでばらまかれた「入会のしより」!(ぢゃーん)
ウェブで活動するファン倶楽部の勧誘を紙媒体でやる
とゆーメディワミックスが計算されてます(うそ)。
働きを終えた今や、掲載のURLは使われてませんぜ?

うう。確かにこれは僕しか書くまいと我ながら思った。なんだかすげいな>自分の口調。『吾輩は猫である』の僕口調とか著したらいいんぢゃ?と思わないでもない。こーゆーのって自己パロディよりかもぢるのが巧い他人がやってくれた方がそれっぽいのんができゆとも思うので自分ではやらんっ!<やらんのか!

つーか上記の入会のしよりに関するキャプションはへっきで没になりかねないのでここに書いたった。果たして、ちゃんと採用になっているかどーかは3月発行の10周年記念本で確認なさったらよろしくってよ?

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豊田[27]のパブリ中継を聴いていたらランチバックのむにゃむにゃが今日から発売!とゆーではないか、えっ。“ランチパックの発売日に立ちわう”なんて、がっ我山[19]に誇れる!!とうはうは勇んで、ヤマザキ商品を確実に買うんだったらとデイリィヤマザキまで出向いてヴヂに「3種のチョコ」をゲッツ!<いや、ゲッツ言ってるけど、世界のナベアツとのコラボ商品だったよ! ついでに甘い奴だけでなくおかずパンになるものもと「照焼きチキン&たまご」もゲッツ!!

目的は「3種のチョコ」にあるのだが理性が僕を「照焼きチキン&たまご」から喰えと誘う。もりもり。てってて。照焼きチッキンの、味が濃い! きゃんきゃいんきゃいんきゃんち! そーだ、普段はこの、チッキンに添えられているたまごだけのランチパック喰って満足しているのに、そこに照りを加えてはしょっぱいと感じてもしょーがあるまい。ううう。ううう。

しかし2つ目を喰う時にはチッキンの味の濃さにも慣れた。「味の濃さに慣れる」のは死に至る最大の背徳だ、注意されたい、我ながら。

満を持して「3種のチョコ」である。パンのあいさに板チョコが挿まれてるよ? わー。君はチェリオか、棒アイスの。パンはチョコの味の濃さの緩和と、板チョコの両面にぺったり塗られている2種のチョコクリィムから指を護る?のに役に立っていると捉えたら宜しい。早い話が無理してナベアツとコラボして「3」に関するランチパックを作ろうと苦心した揚げ句にこんなのを開発せんでも宜しい、とゆう限定商品ぐわいだ。いいぞ! 限定商品こそ、喰った甲斐がある。2009年1月に生きた証ですね♪

喜んで、「3種のチョコ」の1つ目を囓りかけで早速我山くんのブログに書き込みはぢめたった。打ち終わる時分には2つ目を完食である、しかしいっつも常につくづく後悔する、ランチパックはいちどきに1袋でいい。おかずパンと菓子パンと、とバランスを望むとおないぱ過ぎてダメィヂがでかい。なんで僕は学習しないかなあ!(涙色)ってゆうか(満腹)

とってもずつない時間を過ごし、しかし19時になったらば27期と一緒にきりんやで晩ごわんであるッ。これは、なに? 喉元過ぎれば熱さ忘れる? 朝の来ない夜はない?

 1/14 米で拭く派の増殖

おひゆごわんは杉山[26]とべりわんでカレー。僕が喰っているのを見て、途中から杉山も米で皿を拭くように喰いだした。2人して綺麗なお皿で喰い終えるのだ。うおー。

理想は下げてもらう皿に何が載っていたのか判らなくなることです。さすが、カラヨケに行くと、帰る時には使ったマイクにもっかいかむっていたビニルを掛けて戻してやりたくなる僕だけのことはある! そんな慾求を抱いていたなんて! さすがアナーキスト。

はっ。メイクワップアナーキストってどうか。ありがち?

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『カフーを待ちわびて』のマスコミ試写。沖縄の島に住んでる玉山鉄二のとこに押しかけ女房が来る話です。さらにはリゾート開発を目論む会社が島に乗り込んできて買収の限りを尽くす、それに抗うとゆうストーリィが展開して、この行は『サウスバウンド』だったよ。離島を揺るがす問題となるとこの辺りでかぶっちゃうこともある訳かも。

そうして。ヒロイン役の女の子が、まったく麻生久美子だった。これを麻生久美子でキャスティングしなかった最大の理由は年齢だろう。こいなけテッテ的に、映画の最初っから最後まで麻生久美子だと思い続けて観られたってことは、存外「麻生久美子」はまるっとトレースしやすいんだ。もしかしたら各世代に麻生久美子は存在するやも。みんな集めて『麻生久美子大会』とゆう映画でも作ったらいい。若しくはタレント事務所「オール麻生久美子」ってのを立ちわげたらいいと思う。

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『オーストラリア』の完成披露試写。マッサキに言っておきたいことは、19時20分に上映を開始して終わったのが22時過ぎだったんだ。ひー。

その、プレス資料にも書かれていなかった尺をおヴぉろゲにしか認識せずに観はぢめたので、そーゆー態度で臨むとつくづく、ここで終わってもいいのに!と思う箇所に幾度も行き当たる(笑)。確かに、最後まで終わらないと閉じない人間関係は残っていたけど、それも途中でけりをつける氣になったら何度もやめられたろう。つまり演繹法の構成だったってことね。つまり週刊連載の漫画と一緒だったってことね。

「主演はニコール・キッドマンですから」、「ニコール・キッドマンを、もっと観ていたいでしょう?」とゆう志向に依ると捉えるのが一番週刊連載漫画の考え方に近いかな。そーして作られる映画があるって訳だ。なので、ニコール・キッドマンを楽しみに観に行ったら牛の暴走は観れるわ、零戦の空襲シーンは観れるわ、得したなっと思うのがよいんぢゃ?と思いました。

 1/15 『ロボ道楽の逆襲』なんて僕がやりたい漫画の完成形、ぢゃないのか?<だったらもう僕は漫画を画く必要はない(!)つーことだ

『クローンは故郷をめざす』のマスコミ試写。幼い頃に弟を亡くした一卵性双生児の兄の方が宇宙飛行士になって、でも事故が起こったからクローンとして再生される。その際に単に遺伝子情報的に同一ってだけではなく、きよくもすべて移植されるとゆうルールで展開する物語。

ああ、なるほどね。クローンなんて双子と変わらないぢゃん、ってゆーミモフタモ夢もない真実に立脚して、ではきよくをすべて上書きすることができるとしたら、とゆー「クローンものについてちゃんと一歩一歩考えて歩みを進める、その二歩目」をやる訳か。こりは興味深い!と観つつ楽しみだった。

途中はよかった。脳に遺っているきよくを全移植すると、「過去の忘れたいきよく」が、しかし忘れたくてせっかく忘れたそのきよくの方が、忘れたいだけあってやはり強烈で、最前面に出てきてしまう、なんて! よく考えたもんだなあ!と感心して評価していたんだった。

が。なんか途中から変な、ファンタヂィ方面に入り込んだなと思っていたら、終いは「移植したきよくが肉体に影響を及ぼす」なんてゆう、夢物語に着地してしまっていた。うーんうーん。

脚本も兼任している監督が、ロマンチストなんだろうなと思いました。せっかくの興味深い、考察に値するいいテーマだったのに、ファンタヂィにすり替えるなんて。勿体ないなあとつくづく感じてしまう。

喩えて言うと。天球上で惑星だけがその位置を移動していく、ある時には移動の向きを変え、またリヴァースしたり、変わった動きを見せる。観測の結果そこに疑問を抱くとこまで折角到っておきながら、もっと考察を深めてついに地動説を提唱する、ことなく、神話をでっちわげて満足しちゃったみたい?ってゆーか。これを評してロマンチストと言っている。

もちよんきっと作り方としては落ちから思いついたんだろうと推測します。前の方の理屈を捏ねているうちに凄いテーマの大風呂敷を拡げることになったんだけど、そもそもやりたいのはファンタヂィなんだからと、でかい鉱脈はすべて前座に留めおいた、って流れだったのでしょう。

僕が大学時代に画いた16ペヂー漫画で同じようなこと言われたから解る(笑)。最後の16ペヂー目で駄洒落をやるために前の方15ペヂーを凄い物語に設えたんだ。あああ、解る。創った方は駄洒落が言えて満足だし、読んだ方は期待を裏切られたと捉えるだろう、今の僕なら双方の言い分が解る!!

解った上で、僕はこの映画は認められません(爆笑)<つまんない理屈を要求するよーになっちまったもんだなあ! 嗚呼、あの、大学時代の純粋な心はどこに置いてきましたか?>今の自分

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今日の15時からシチューハンバーグ定食がオメミエ!って漲り紙を見て、楽しみにしていたんだ、松屋でごわん。飯を喰う時には髪ゴムをします。そんな、必死にひっつめることもなかろうとゆうるくまとめていたのが間違いだったんだ。

喰い終わり、サークルKでモーニングを立ち読みしたら、次の試写に向かう時刻だ。車道を横断した時に氣がついた。髪ゴムがない。おっおお。落としたんだ、ぎゃー。まさかもう捜しに戻れない。髪の長い男ってだけで氣持ち悪いのにそれが結わえていたゴムを落とすなんて! それを拾いに戻ってきたなんて! 僕なら耐えられない。

髪ゴムは、でも無いと困るから99ショップでまた買おう。本当はシュシュが欲しいの。でも女の子のアイテムを身につけるのは我慢しよう。以前から言っているようにみんなが、男性でもスカートを穿く風潮になったらいいなと思うしそーしたらどんなにファッションの幅が拡がるかと望むところだが独りでは穿かない、よう自制している。差し当たって髪の長い男がシュシュをするブームと、それ用のシュシュの出現が待たれる。

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『英国王 給仕長に乾杯!』のマスコミ試写。チェコスロバキア映画なんてと腰が引けていたのだったが、いい方に裏切られた。

面白いのは当然で、とゆー理屈は通っているんだ、「ただでさえなぢみのないチェコスロバキア映画が日本で公開になるってんだから、そりゃあよっぽど面白い自信があるんだろう」です。まさにこのとーり。くすぐり満載のコメディだった。面白い面白い。

映画に期待しなくなるってのは面白くもなんともないのに公開する映画があるからだ(ズバッ)。どっかでさ、フィルタをかけて、僕の目に触れる映画は上質の、観る価値のあるものばっかりに限ってくれんか。

つーかそれをヒトサマのために行うのが僕の今やってる仕事か(うろこ)。僕こそが矢面に立つべきだったんだ。うう。フィルタなんだから、汚れることを疎んでいてはいかんと解ったよ。

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『神のみ』の3巻が出てないかなあと旭屋書店に寄ったけど、まだだった。返す刀で『毎日かあさん5 黒潮家族編』と『ロボ道楽の逆襲』を買ったった。世の中には僕のオメガネに適う漫画が存在しているものだなあ。

ラシックの、旭屋書店のある同じフロワでカウパレードのショップが期間限定で開店していた。ちーさい牛がいっぱい売っている。しょこたんデザインしたのはないかな、あったらカウ、と探したがあらかたはデザイン的に優れている外人の作品のレプリカだったようです。

2頭だけ、ディスプレー用だろう、売る氣はなさゲなでっかいサイズのカウが飾ってあった、そのうちの1頭こそがしょこたんデザインテイストのカウだった。ピンクの字に赤のはあとを鏤めた柄で、右脇腹に“GIZA”、左脇腹に“KWYS”と落書きがしてあるの。えーっと。ブログで見てたのと違うー。でももしこれのちーさいサイズを売っていたら買い占めていたのに。そのくないの融通(笑)は利かしたのに。カウパレードのショップ展開は、大きいお友達の財力を見くびっていたんだろうなと思いました(笑)。つけ込んでほしかったよ!


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