◆09年2月下半期の抜粋日記◆

09年2月分上←*→3月分上 / 『最新の抜粋日記』

 2/16 『ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』上映後に4分ほどのアニメイションが流れる、それが良心、つーかせめてもの償いであった

封も開けずに保存する用だけでなく飾る用のもやっぱき欲しいと、ヂャンプを立ち読みに寄ったろうそんで、ここのは微糖にドラゴンボーユのフィギュワがついていたんだ、セルとフリーザを購入。嬉しいな、会社のデスクに飾ろうと封を切ると、フリーザはまだしも。セルのメガおかしい。なんか、いっちゃってる目をしている。きゃん!

さすが、缶コーヒィの代金だけで手に入る、しかもろうそんに限ってついてくるおまけだけのことのある、お金のかけなさぐわいっつーことか! こんなもんを有り難がって僕は保存用とかゆって箱に入れてしまい込んでいるのか。きゃん!!

まあ、だからつって自棄になったりはしないんですがね。あとどっかで飾る用のブウとゴテンクスも手に入れようと思っていた、それだけはやめたが。飾る用のフリーザとセルは、そんなに大切に思わず、飾っておこう。こーして少年は大人になってゆくのであったよ。ぢゃーん(涙色)。

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『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』のマスコミ試写。日本語吹き替え版だったら仲里依紗春麗の声を当てているところだが生憎字幕版でした<生憎言ってやるな。そして。

まず、いちカットたりとも、春麗はあのゲムーの“お団子ふたつ頭にチャイナドレス”姿にならない。それのどこがストリートファイターなんだ? こーゆーの、看板に偽りありって言うんでは? さらに、映画がはぢまって30分が経過するまで春麗のバトルシーンが出てこない。ゲムーのストリートファイターの魅力はいきなし闘うとこなのではないか、それを削いでどーするんだ。

とどめには、話が、どーでもいい。つーか考えられていない。薄っぺらい、とゆーのか。いっこ具体的に言おう、春麗を殺そうと鉄砲を向けている3人が、周囲の住民から果物を投げつけられて撃たずに逃げていくって、どーゆー了見だ!(悲鳴) 出鱈目ぢゃん、酷い!

もしこれを仲里依紗の吹き替えで観ていたらどっかこっか褒めるところを探していただろうと思うと恐ろしい…(ふるふる…)。ニウトラルに観られて本当によかった。よくなかったことが判って本当によかったよかったよ!

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『昴―スバル―』のマスコミ試写。黒木メイサは確かに綺麗だ。でも、この、バレエダンサを目指すお話は、ただ展開を説明しているだけだ。物語になってない。原作である漫画のエピソードを入れることだけに必死になってるんぢゃ?と思わせる上っ滑りぐわいでした。

別段黒木メイサのバレエが特別秀でてるようにも見えないし、とは言ってやるのはやめよう。それをカヴァするための、美人の起用なんだから。“絵になる”ことで、“見映えがする”ことで、このキャスティングなんだから、そこだけは認めてやろう。

漫画の映画化としては誠実なんかもしれないが(元の漫画を知らないまま言っていますが)、映画作品の完成度としては駄目だった。そー思うと『プライド』は(これも原作漫画を読まないままで言いますが)映画としてまとまっていて、巧かったんだろうなと思わされることだ。

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昨日の予告通りブルーヂーンズ探しの旅に出た。PARCOに赴く。

が。バーゲイン期間でもない平日のメンズのお洋服のフロワなんて閑散としていること風の如く、空いていること林の如し。客がいないこと火の如く、店員が暇を持て余していること山の如しだ。迂闊に店に寄れない。寄ったら最後、買いたい品があるか見るどこの騒ぎではない、どれなら買うのかを選ばされるにちまいないんだ。ふるふる…。

落ち着いて選ぶことなど到底不可能で、ましてやひとまずは価格を確認するだけなんてことができようはずもない。通路のできゆたけ真ん中を、一休さんが「このはし渡るべからず」との注意書きを守ったように、左右いづれの店にも近寄らぬようにフロワを一周して逃げてきたよ。きゃー。

ここんとこMORI LOG ACADEMYの再読をしていると、通販で買うのこそがこれからのスタイル?と思わされつつあるんだけど、いや、衣類の中でも上っ張りはともかくおズボンと、あと靴は、さすがに本人が店に出向いていって試着しないと買えないよね?と今日反証に氣づかされた顛末ではあった。嫌でも応でも、もっかいどっかの店に突撃して、買わねば。ブルーヂーンズ。頑張れ僕。

 2/17 肉声ゲット

昨日45分以上かけてダウンロドした、森博嗣さんが出演しているサイエンス・サイトークを全部聴いた。森さんの肉声がMP3で手に入ったんだ、永久保存しようよ♪ 嬉しいなあ。

今日はほかにMORI LOG ACADEMYの2006年分の再読も終わった。試写と試写の合間に読み進めていたアニメイション版のカヴァの『スカイ・クロラ』も読了しちゃった。今は『スカイ・イクリプス』の文庫が出る25日が待ち遠しい。

なんだかめきめきと森さんを攻略しているぞ? 僕も字義通りの“パーフェクト読者”になれる日も近いかも!<それはひとまず読みかけでどっかいっちゃった『半熟セミナ』を捜し出してからだ<どどどどっかやっちゃってたとは!!

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卵好き中村[27]と連れだって松坂屋の東北物産展のイートインにて、僕はオムライス、中村は親子丼を召し上がるとゆーランチを計画した。11時45分に会社を出て松坂屋に着いたのが12時、しかしさすが昼飯時の混みぐわいである、入店できたのは12時半だった。ひー。

そっからまたオーダしたものが出てこない。ようよう喰い終えたのが13時、松坂屋を離脱したのは13時3分だ。ぢゅっぢゅぢゅ13時半からマスコミ試写だっちゅーの@パイレーツにッッ!! ここで走ると一生走って試写に行く人になっちまうと、つったかつったか早足で歩きはするが決して走らず赴く。

と、なんと。13時21分に到着してしまったでかんてー。え。松坂屋からマスコミ試写室まで、歩いて18分で行けるのか。うわあ。余計なデータを得てしまった。イヤ〜ン。限界になんて挑戦したくない。待ちわわせには30分の余裕を持って臨みたい>1月3日のオペラ座前にての待ちわわせ参照。それでこそがケータイを持たぬ者の心意気とゆーものであるッ。

正確な所要時間なんて把握したくなかった。多めに多めに計上していたかったようん。早く、18分であることを忘れろ僕。30分強だと思っておくから。

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『アンダーワールド ビギンズ』のマスコミ試写。『アンダーワールド』なんておヴぉろゲにしか憶えていない。だから救いなのは、続編だけどもエピソードワンだっつーことだ。

例えて言えば『スカイ・クロラ』の内容をすっかり忘れて『ナ・バ・テア』を読む、みたいだ。その例はいかがなものか! 今日の日記はなかなかに森さんに読まれて困ること満載です。ひー<「リンクの機織り」にリンクして頂いている分際で何を言うか!(ひー)

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『リリィ、はちみつ色の秘密』のマスコミ試写。ダコタ・ファニングは14歳になったっちゅーのに、胸がないなあ(笑)<すぐに胸の評価か!(しょっく!)<ってゆうか男の子なんだから胸に興味を持つのも仕方あるまい<誰が男の“子”やねん!

てゆーか胸は、めっさあるか、ないかの場合にだけ採りわげる価値があって、並の時には不問である<既出ですが。ここでゆう「採りわげる価値」とは言い換えれば「萌え〜」です。何を恥ずかしいことをOsaka-等幅で言っているのか!(悲鳴)ってゆうか(「大きな声で言っている」に当たる慣用部を「大きなフォントで」かなんかに差し替えて使おうかと思ったのだが本当に「バスト」だの「乳」だの書いてる箇所のフォントサイズをでかくしたら本当に恥ずかすいことになるので書体方面にスライドさせてみました)ってゆうか(バストだの乳だのは、言っていないな)

 2/18 「ホモだと社会的に暮らしづらい」が解らないので同調できないのも仕方がない

氏田さんたちと昨夜もつ鍋で呑み会をしたらしいミキサが、臭い。もう、乗ってきたエレヴェータが臭って、サブ(ミキサ卓のあるお部屋)にはによいが充満していて耐えられない。本人に臭いと報せてやるほど親切ではないから、いないところで会う人ごとに今日のあいつは臭いと窮状を訴えるんだが、あんまき同意してくれる人がいないのが予想外だった。サブでミキサとふたりっきりになるディレクタはさぞかし氣持ち悪くなることだろうと思ったのに、ちっともによいを感じていない風味なんだ。えー。あんなに、臭いのにー?

そこで思ったのは、僕は人一倍によいにきっと敏感なんだろう。だからグルメたり得ているし、車にも酔うんだ。独り、孤高の嗅覚を持って生きていこう。鼻がいいことの有利な点を思いつかないが、人と違う鋭敏な鼻を持っていることは自覚しておいた方がよかろうと思いました。

あ。そーいや、レポドラの野田[26]が来たことをによいで判ったとか吹聴していたら引かれたことがあったよ、本当、人には嗅ぎ分けられないによいをキャッチするセンサがあっても、そーゆ超能力は伏せておいた方がミノタメなのだったか。超人であることを隠し暮らしていきたい。

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行きがけに焼きーもを買って試写室に歩み向かう。もちよん喰い喰い歩むのだが、一緒に買った野田さんは後で喰うと、バッグにしまっていた。えーと、確かに焼きーもは冷めてもうんまいけどもさ。熱いうちにも喰った方が、熱いのと冷めてからのと両方楽しめるとは捉えないのだろうか。野田は単に歩き喰いがしたくないだけだと言い訳しておったけど。

冷めた状態の焼きーもだけを喰いたいと欲するんなら僕ならだったら大学芋がいいなあ。大学芋のテリトリィを焼きーもが冒すことは考えないのだ、熱いうちに喰いはぢめてこその焼きーものレゾンデートルの尊重である。適材適所って、ある。

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『ミルク』のマスコミ試写。ホモの人権を主張して選挙に勝った実在の人物をモデルにした映画でした。ショーン・ペンが演じているんだけど、もう、すぐ男同士でチューとかするの。まっったく感情移入できない。

アカデミィ賞にノミネイトされているそーだが、確かにサベツと戦って人権を勝ち取るとかゆーのはテーマとしてご立派だけど、でもホモだしなあ<あっ、サベツサベツ! てゆーか、サベツされるとかするとかを受け容れるつもりはないけど、ホモて、伏せてりゃいいんぢゃ?と思えてしょーがない。なんで人前でチューとかするのか?

性同一性障碍の人は病気だから、権利を認める方向にいくのは当然だろうけど、自分の趣味嗜好如きを主張するのってなんだか図々しいと思いますが。秘めてりゃいいぢゃん。肌が黒い訳でも、女でも、ないんだから見ても判んないことでしょ。あー、日本で言ったら部落サベツと同じだと看倣されてるのかな。それにしてもどーしてもホモ問題は「好き好んで」としか捉えられない。

隠れ切支丹のように黙っていたら迫害とかも顕在化しないんぢゃ? と思うもんでいっちmmも、共感できなかったよ! まあ、アカデミィ賞の映画になんて思い入れないで済むならその方が僕っぽいのでよし。

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『マーレー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』のマスコミ試写。レトリバーを飼って生活をしていく若夫婦の物語だ。犬ばっかりがメインではない。だから「ねえ、マリモ」よりかは鈍っている。

そー捉えるから不満も出る訳で、逆に、なんとゆーことのないストーリィに犬が加味されていると思えば有難うって思うよ! 『ベンジャミン・バトン』と同様だ、それだけでは強い色がつかないお話に、味つけがなされているつーことですね。まあ、はっきり言って、僕は味だけでもいいんですが<そーゆー人はテレヴィでぽちたまとか観ていたらいいつーことだけどもね。

 2/19 地味とゆう個性よりかは派手とゆう個性

サトウのごわんが切れた(笑)。まあ、まだ来るだろうと高を括ってまたも買ったすきやきふりかけで今日のいっこを食べたら、お終いです。くい〜ん。また頑張って「風雲!コネタ城」に採用される!

フランスから帰ってからスランプ?(笑)で、もう身のまーりにコネタなんてないよ!と泣き言を心の中だけで思っていたが、まだなんとかなる、かも。ひとまず今日も1本を送り、採用待ちは今のとこ3本。考えだけして未だ写真を撮りに行ってないコネタが2本ある、頑張って、生涯で最もサトウのごわんを食べる日々をもーちょっと謳歌したいです。

1,0000ふーんを狙うのと、目先のサトウのごわんを目指すのとではどっちが意識として高潔であろうか。人はサトウのごわんのみに生きるにあらず?

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『ニセ札』のマスコミ試写。キムキム兄やんの初監督作品だ。が。なんだこの地味な社会派!(しょっく) こんな映画を誰が観たいだろう?<僕ではないの婉曲表現 ぐうぐう寝た。

京極夏彦好きの綺麗なプロモータさんが出口にいる。話し掛けられませんように!と心で思って通ると、案の定「どうでした?」と訊かれた(きゃん!)。1秒考えて、映画監督らしい監督をしてますね、もっとお笑いにいくかと思ってましたが、と答えたが、この1秒で見透かされたようです。申し訳ないねえ<キムキム兄やんは僕以上に申し訳ながるように。

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『GOEMON』のマスコミ試写。紀里谷の新作だ。石川五右衛門の話なんだけど、はぢまって5分で思い知らされるが、デザインが独特だ。お城や町や着てる物なんかの表面的なデザインはもちよん、人物関係も史実も、好き勝手にデザインされている。これをここまでやってくれるんだったら、ありでした(笑)。

そーゆーヴィヂュワルしょっくのを蔭で、五右衛門がたった一人で何千何万もの警備を突破して城内に向かうとゆー出鱈目が、するっと受け容れられる。わはは。毒を持って毒を制すかにゃ。

てゆーか、だから思ったのは紀里谷は、インペルダウン編かエニエスロビー編を実写映画したらいいのに!でした。てゆーかあれらを実写映画化したのが『GOEMON』だと思ってよい。てゆーか実写つーかCGですけどね。これこそが、誰かが紀里谷に期待したとして、期待に違わぬ出来だと言えよう<もちよんキムキム兄やんのことを暗に言っているぞ♪ 観た順番が、『GOEMON』にとって有利だったってことでしょう。やっぱS&M読んでV読んで、四季読む前に女王読んでおかなきゃ!ってことか<またそこか!

 2/20 1月13日16日、2月5日に次いで4度目

2月14日生まれの照屋[25]と2月22日生まれの豊田[27]とゆー2月コンビと一緒にべりわんでカレーでランチ。金曜日はシーフードだから、いかが旨す。

そののちコンヴィニに行ってみると、なんと、ランチパックの「三ヶ日みかんクリーム」とゆーのを発見! ぎゃっ。こっこの発見が月曜日だったら「1000円あげるから」の「おすすめの菓子パン」にはこれで応募したのに!と悔し紛れに買い喰い。ランチパックはデザートです。

そしてこの「三ヶ日みかんクリーム」が抜群にうんまい!? ぎゃっ!II 美味しいべりわんのカレーを喰ったことをこれほど悔やんだのは空前絶後だ。おなへりの時にこれを喰いたかった。これを最初にとゆー氣分は、えーと、書くけど、カンナミユーヒチである。

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『今度の日曜日に』のマスコミ試写。大学の映像系の課題で、興味深い人を撮るとゆーのが出されて、大学の用務員でピザ屋の配達や新聞配達のバイトもしているおぢさんに目をつける女子大生が主人公の物語だった。

って要約したけど語られるぢゅんばんとしては最大の「作り」がまず最初に来ていて、実はこの女子大生は韓国人留学生なのね。つまり、その後の、ちょっとフツーの女の子だったら近寄らないような、危ないと警戒するような対象であろう掃除のおぢさんに臆せずアプローチしちゃう、ってゆー無謀を「韓国人だから」でクリヤしている訳です。もちよん主人公の日本の友人の女の子はその辺のガードはちゃんとしてて、下手に人にケータイ番号を教えないってシーンがちゃあんと描写されてる。対比の上に成り立っている。

そしてわざわざこんな設定にしたからには訴えたいことは知らない人に無闇に近づくと酷い目に遭う、では全くない。主人公の女の子の成長譚だった。

着地点は、ふたりの大切な人との別れを経験して、しかし心は晴れやかに前を向いている、ってものだ。これも珍しいよ。今どきの映画はすぐに難病で片一方が死んで、もー片方は心傷つき生涯忘れず悲しみの中に生きる、かなんかで終わるのが多いから。なんてゆーの、韓国から物語をスタートさせただけのことがある、「ゆーだけのことはある」とでもゆーのか。よくこんなキャラクタと構成を考えついたなと感心するであろう。

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昨日の予報では今晩まぢゃーんが催されると聞いていたのだが流れたらしい。ってんで準備しちゃった、失ってもかまーない覚悟の上の現金の持ちわわせがある。ってんでII、きんぼしに呑みに行ったよ♪ 今年4回目のアルコホルです。

きんぼしはうんまい。一緒に行った二人はきんぼしがはぢめてで、やっぱきうんまいうんまいと喜んでいたので僕も鼻が高いよ<なんで僕の手柄なのか。もしかしたら豹の手柄は豹柄か。否! 豹の腕柄は豹柄だけど豹の手柄は肉球柄ではないのか。さながら太った子供を誘拐した誘拐犯が家に電話を掛けてきて、貴様の息子の身柄は大柄だ、と伝えるように。ようにと言われても。

朝顔に豹柄取られてもらい水、とちーさいフォントで書くと、ふぉんと?って二度見するよね! どこが似てるのか確認したら{釣}と{豹}の旁だけの話であったが。

 2/21 オカマ拳法

ゆんべは久ヴぃさに会社泊であった。会社泊の分際で6時間以上寝てまった。つーか延べで8時間寝たと思う。そこまで寝るなら帰れって感じ? 酒を呑むと寝る僕は健在である。ゆんべの酒量は生中を3つ、だけだったのにね。

酒を呑むと本性が出るとゆーが、僕の本性は寝ている状態か。寝るために産まれ、そして寝るために生きていく。ぐー。

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昨日の日記を書いていて{二度見}を辞書登録した。品詞は名詞サ変です。品詞が、一番困るよね。似たような遣い方をする他の言葉を検索して、品詞を決めるってのが常になっておる。「二度見」は次に必ず「する」の活用がひっつくので調べるまでもなかったけどもさ。

こんで二度見は遣い放題だ。具体的には日常で二度見し放題ってことだ。あの秋の夜の夢の二度見。ボンちゃんか!

 2/22 僕は1185日分!

ゆんべはMORI LOG ACADEMYを2007年2月分まで読み終え、17時半に寝た。夕方の5時半をゆんべと言っていいなら、そうだ。そうして今朝は10時半に起床しました。まだ寝れる。が、このくないにしといてやる。

いよいよ「誕生じゃない言葉」に応募が来はぢめている。いっこめが19日の木曜、2通目が今朝の投稿でした。ペヂーを作らなきゃ!と木曜にデザインした(つっても「MLA言葉」のペヂーの焼き直しだけど)ペヂーが、色がどーも氣に入らない。自分で拵えた時には好きな配色なんだけど、ちょっと経って見るとなんだか色氣違いみたいなのよ。きゃん! いろいろといぢって、抑えめの色調に変えて、たぶんもーこれでいく予定。

「誕生じゃない言葉」は自分の誕生日の分以外のすべての日のMORI LOG ACADEMYの中から選べるから、少なくとも(10月から12月まで生まれの人が最少になる訳だけど)1184日分、多い人だと(これは2月29日生まれのことだ)1187日分を読んで、決められるんだ。素敵! みんなもしたらいいのに? 今日から読みはぢめても、28日が〆切だから7日ある。一日に170日分ずつ読めばぢうヴん。可能だよ?

 2/23 堺雅人が、いいなあ(いい!)ってゆーか(竹内結子と阿部寛はイワズモガナで)

スタッフの秘密会議室に月夜堂さんが、出身大学ではどこでも皆が当たり前のように歯を磨いていた旨の書き込みをなすっている。歯って、そんなに磨いてもいいものなのか!と歯からうろこが落ちるいきよいです。

西尾[27]にこの話をしたら、歯を磨くところを人に見られたら厭なのか、と尋いてくる。フツー見せないでしょう?と言ったところ、寮では歯を磨きながら部屋に来る友達がいたと教えてくれるのだ。え。月夜堂さんのカキコの時から疑問に思っていたんだけどさぁ、その場合って、口をゆすいだ水はどーするの?と問うと、また洗面所に戻るのだそうだ。えー?

なっなにしに部屋まで来る訳?と重ねて尋ねたら、喋りに来るとゆー答えだ。はっははは歯を磨きながら喋る、とは! どっちかにしなさい! いや、どっちかにしないからこその始終の歯磨きなのか。みみ。見習った方がいいかな? ひとまずはそんな話をしていたので即座に会社で歯を磨きました、お便所でだけどね。徐々に、恥じらいを失いどこでも歯を磨ける健全な精神を育みたい。育みたいったら!

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風雲!コネタ城」に「メロディを視覚に訴える看板がある」が採用になった。これは2月10日に投稿したもので、そして内情を言えば実は2月22日の「ご託」に書いたのはこれのことであった。

遙か昔に、ディレクタの高臣ちゃんと栄を歩いていて河合楽器の看板を見上げ、白鍵が明滅しているからあれはなんのメロディかと、音感のある高臣どんに尋いたんだ。ちょっと見ていて『夕やけこやけ』と教えてくれたから、すげいな、と。音楽をやっているとはこーゆーことか、と。感心したのも今は昔。

投稿するコネタに困って、そーだと思い出し、あれだったら採用になるかもと写真を撮りにゆき、音階をメモっておいてあとで自分で楽器で音を出し忘れている曲名を確認しよう、なんだったら文字で写した音階をまた高臣に見てもらって曲名を尋いてもいいやと音の並びを書き留めていたら、判るもんですね!(耳からうろこーん) 僕が、鍵盤の順番を見ただけで、曲名が判ったってことが一番のコネタです、実はこれ。

つーか、閑話休題。本当にヴぉちヴぉちコネタなんて尽きてきた。日々のルーチンワークでそうそう新たなコネタに遭遇はできない。何年も前の蓄積をこーして放出しちゃうのは、なんだかまぢで、涸渇を体感している氣がしてくる。ふるふる…。みんな、僕の命の炎の最後の輝きを見てね(はぁと)。

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『鑑識・米沢守の事件簿』のマスコミ試写。『相棒』のスピンオフの映画だ。『相棒』の劇場版の映画は、警察に自分のヒントを出す犯人がどこにおるか!と設定の都合のよさにぷんぷん怒りながら観て、評価は最悪だったけど、これはそれよりかは観れた。

「いかにもミステリィ」でしたけどね、推理と勘と偶然と幸運で事件を解決するんだ、いや、でもこれを否定したらミステリィとゆうヂャンル自体を否定することになるだろう。だからこれならドラマとして認めようと思いました。

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『ジェネラル・ルージュの凱旋』のマスコミ試写。CBCが出資している映画だ。公開が3月7日とゆー、来週末なんだ、なんでこんな試写がぎりぎりのタイミングなんだろうと思ったらプレスに書いてあった、完成したのは公開日の2週間前なのだげなだ。えっと、つーことはつまり、一昨日完成した訳か。うわ。宣伝期間がほとんどなく公開日を迎えるとは!

そうして僕もとっくに「招福!きねま猫」で紹介する3月7日公開分の映画は決めて、写真データも借りてしまっている(『ヤッターマン』ですが)。たとい観て、どんなに面白くてもこの映画をきねま猫で紹介することはないんだ、暢気に臨もう。

たらばさ! うわこれは本氣で面白いぞッ!? ぎゃー! シナリヨと、役者にお金を掛けると、ここまでのレヴェルの高いミステリィ映画が作れるのかと思い知った。

前作は(既出だけど)観る前にキャスティングを見て、犯人役を演じそうな俳優を言い当ててしまったんだ、本当サイテーだった<そんなことで底が割れるよーな映画がな! 今回は違う! 問題と解決が入り乱れていて、その肩透かしぐわいがすげい達者だ。こーゆーのをミスリードとゆうのかな<たぶん違います。いや、これがきねま猫で紹介できないのは惜しいよ。せめてCBCの喋り手の人にはせーぜマスコミ試写に足を運んで感動して頂きたい。アカデミィ獲っても『おくりびと』なんか過去の映画だぜ! 今はこれだぜ!!

 2/24 幾つあったら「売るほどある」と言っていい?

昨日丸善に寄ったら『スカイ・イクリプス』の文庫が売るほどあった、もちよん買ったった。今は「誕生じゃない言葉」のためのMORI LOG ACADEMYの再読に勤しまなきゃなんないから読んでるばやいではない。でも、読んだもーん。最初の一編「ジャイロスコープ」だけ読んだったもーん。うはうは。

そしてこれを読む際には、そーだ、MLAで森博嗣さんが、『イクリプス』を読んでも解らない人のためにヒントを書いていたっけ、それを併せ読んで完璧な理解を目指そうと思っておったんだ。早速検索して2008年10月18日付【HR】「公開対談みたいな」にアクセス。んで、しっかりと読んだら、あら。これは『イクリプス』のことを言ってるのではないな? 『スカイ・クロラ』シリィズの長編5冊の話ではないか。

で。え? 最初のヒントで引っ掛かる。去年のブックフェワのトークショウで森さんは、名倉さんが驚愕するような事実を明らかにした、それと対立する内容ではないか? なんだろう。まさか、森さんが変節?? 森さんに限って? と氣になって氣になって氣になった。ずうと考えていた。

そしていっこ氣づいたことは、このヒントはもちよん『クレィドゥ・ザ・スカイ』にも適用されよう。つーことは『クレィドゥ・ザ・スカイ』のエピローグもそうだ、とゆーことか。え…。ってことはと考え思い出し続けて、そーだ、かつて森さんは確かに『スカイ・クロラ』の別の読み方を仄めかしておられたではないかと氣づいた。あ、あれか。つーことは『スカイ・クロラ』の読み方を僕はまっったく間違えていたとゆーことか。ぎゃっ。

押井守のアニメイションは本当に、そーなると別物である。絶対に僕はDVDを買わないよ!(笑)<そんな宣言を改めて公言しないようにね

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『おくりびと』は確かに僕でも評価するけど腹立たしいのはゆんべの新聞の夕刊だ。日本映画がアカデミィ賞外国語映画賞を獲ったもんだから、他の受賞が書かれちゃいねーんだ。ぎゃっ。お前はオリンピックで日本人選手の結果しか載せない報道か!と思いました。こんなことならアカデミィ賞なんて獲らなければよかったんだわ!(ダッシュ)

そうして明けて今朝。日テレNEWS24を点けていたら短編アニメイション部門で賞を獲った監督が「どもありがっとミスタロボット」と言った実際の映像を流していた。わあ、そーゆー展開でこのねたに到ったのね。よかったね、受けて、と微笑ましい。

あと、みのもんたの番組では本木が、カメラがイスラエルの連中を狙っているのでそっちを見てたら急にパンしてきたのでぴっくりした旨の発言をしてて、微笑ましい(笑)。この2点が今年のアカデミィ賞授賞式の収穫ですね。スポーツ中継と一緒で、生で観る意味は僕には何もない。

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『レイン・フォール/雨の牙』のマスコミ試写。たぶん僕はハードボイルドは受けつけないんだろうと思うに足る、つまんなさぐわいだった。ハードボイルドだったらなんでも観る人が羨ましい、きっとこれでも楽しめるんぢゃないかしら。

外人が原作の、日本が舞台の話で、だからカメラワークとか外国映画みたい。映ってる風景が東京だからアヂヤ映画みたいだけど。

そうして、シナリヨもだから直訳風味だったんだ。姉であるはせきょうが妹の話をする時に、人称代名詞が「彼女」だったつーのにはどーにもえ?と二度聞き<いや、映画だから、流れていくから二度は聞けないけども。そこは、日本語を遣って日本人が喋ってるんだったら、「あの子」でしょう?

ってレヴェルでもう駄目。ピヤニストのはせきょうが「ヴィレッヂバンガードで云々」ってゆう台詞があんだけど、今のこの時代の日本ではせきょうの年代の女の子がヴィレッヂバンガードつったら、100%とは言わないけど「雑貨屋ぢゃない方のね」かなんか添えるだろう?(笑)と思うしさ! ってレヴェルでもう駄目。そんなことが氣になる。そんなことつーのは日本のスタッフはそんなにやる氣がねえんぢゃねえのか?ですが。

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『ジェネラル・ルージュの凱旋』を観終えた中村[27]を待ち伏せして一緒にキハチカフェでお茶。お茶といーつつ僕はリゾットを喰ってパフェを喰ったがな!

そうして思うは、中村が食べてた黒胡麻のアイスクリィムが蟹味噌のようだ。そーゆー食品サンプルはどうでしょう。食べれるけどそっくりだけど別物とゆう括りの奴。たといばトマトヂュスーかと思ったらオレンヂヂュスーだった、みたいとか<それは『スカイ・クロラ』のあいつだ<誰かは、もう、絶対の内証だ! 幽霊かと思ったら枯れ尾花だった、みたいとか<それはいっこも食べられない。

 2/25 2こま目や3こま目から読んでも面白い、とゆー4こま漫画が画きたい氣分

『レッドクリフ PartII』のマスコミ試写。本編がはぢまる前に日本語のナレイションつきで5分ほどの、前のお話のあらすじが流れる。うわーと思う。こんな込み入った設定と展開の上にこの話があるのかと確認させられて辟易です。これを憶えて臨まなきゃなんない映画ってどーよとゆー思いが滾る。

本編にも、オープニングでは前のお話をなぞる件があった。制作サイドはこれでぢうヴんと思っている訳だね。まあ、この映画から入る客のことを考えたら日本の配給側が余分なサヴィースをする氣も解る。本編に組み込まれている奴は明らかに、ほら、こうだったでしょ?と、観た者を対象に思い出させる目的で構成されたダイヂェストだったもんね。いずれにしろよく覚えてないし、三国志には近づかない方がいいなと思わせるに足るめんどくさそうさであると判って観はぢめた。ら。

面白い(笑)。20分ごとにひとミッション、って感じで盛りわげがある。それらがいづれも悉く面白い。最高だったのは10,0000本の矢を調達する顛末だった。すげい! 細かい区切りでミッションが次々提示されるから飽きることなく引き込まれ続けて楽しんで観られる。面白いなあ。登場人物を覚えなきゃはぢまらない物語の対極にある、これは観ているうちに知らず知らず、多くの特徴あるキャラクタをすべて覚えてしまう映画だ。映画斯くあるべしと思う巧さでした。この語り口は称賛に値するなあ。

すなーちだからこれは連載漫画の途中から読むとか、連続ドラマの途中から観るとか、そーゆー客を取り込むことを見越した作りと同じと知れる。『レッドクリフ PartII』は「途中から観ても解るし(どころか目を惹くし)面白い」。

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献血にゆく。血圧の下がイッパツで98でクリヤ。『アメリ』の終わり15分くらいを観て、あとは最初に戻してBGにしつつ『スカイ・イクリプス』を読む。

今日貰えた記念品は台所用洗剤だった。要らねー。サランラップも要らないけどサランラップはまだしも会社でたまーに、ちょっとは使う。石鹸も要らない。家に何個も転がっている。しかし台所用洗剤は、本当に家では使わないからにゃー。こーゆーものを配るから若者の献血が減っているつー報道がなされちゃうんだ、と思う。

今朝多田さんに言われて調べたのだけど昨年の献血者数は実は前年より増えているのだそうだ。激減しているのは若者の献血者数で、でも総数で増えているつーことは、献血の旨みを知っている連中がうはうはと、尻尾を振って一杯献血して旨い汁を吸っている(具体的には無料のドリンクを吸っている)とゆうことだろう。せっかくの我々献血者のサンクチュアリを一見さんの若者なんかに冒されたくないので、現状で宜しい。

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おひゆは西尾[27]とべりわんでカレーを喰った。西尾さんはレポドラになって11カ月が経つとゆうのにべりわんははぢめてだそうです。美味しかった?

映画と献血を終えて会社に戻り、今度は西尾と豊田[27]と一緒にはりまやで晩ごわんであるッ。ふたりともレポドラになって11カ月が経つというのにはりまやがはぢめてだそうだ。美味しかったようでよかったです!

ってゆうかなんだか最近この流れが多いっぽい。昼を一緒に喰った同じ子と晩も喰うの。僕としてはバランスよく食べたいのにね! 佐藤ありさのブログばかりでなく波瑠のブログも訪問してあげたい<それはバランスよくと言いつつ両方ともいまドキ★ムスメだ。風雲!コネタ城ばかりでなく1000円あげるからにも投稿してあげたい<それは両方ともデイリィポータルZだ。

 2/26 案の定、新聞なんかの宣伝文句には「ブラックな笑い」とか書かれている予防線ぐわいだ

さすがにこの日記とかサイトに書いてるよーな「熱帯魚なんか水槽から掴み出してぼんぼん窓から棄てちゃえ(狂喜)」とか死をギャグにして何が悪い!?なんてゆう過激を「招福!きねま猫」に書く訳にはいくまいと、オブラートに包んだ書き方で『罪とか罰とか』を紹介したのでした。CBCのオフィシャルペヂーに載る奴なのでそのくないの配慮はせななるまい。

そーゆーことに左右されるんだったら、逆に利用もすべきだ、古川さんに確認をして来週の古川さんのコーナで『ジェネラル・ルージュの凱旋』を採りわげるだろう予定を入れたった。理想を言えばこの手の情報は中日新聞とかC2とかに書いた方がお互いに効果的に働くんだけど、ま、チャンスがあったら逃すまいと心に刻んでおこう。

あと、『罪とか罰とか』は観れば面白いんだけど面白い映画の面白いところをぺらぺら書くもんでもない<「ぺらぺら」ってどんなオノマトペか。だから今回のは他の映画のタイトルを沢山出すことで煙に巻くとゆー手法を使っております。あんなもんでもいろいろ考えている。

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『ピンクパンサー2』のマスコミ試写。前作のあまりのがっかりさに、ものすんごくハードルを下げて臨んだのでさほどのしょっくは受けなかった。それよっかパリの風景が見れたのが嬉しい!<それよっか言ってやるな!(笑)

割とセーヌ川が入る角度での画が多くて、こんなことならセーヌを歩いて渡るとゆー体験をしとけばよかった!と悔やむことしきり。そのくない。

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最近コンヴィニで漫画雑誌を立ち読みした時には、読ませてくれたコンヴィニへのご褒美はアイスの買い喰いではなくヂャンボフランクとかなんこつ棒にしておる。にゃぜにゃらば!アイスは朝、オフィスグリコのアイスを喰っているからだ! 一日1アイスの誓いだ。

一日1アイスの誓いの人はそー言いながら今日のネタ会議の時に明治ミルクチョコレイトを1枚、ぺろっと喰ったがな!(ぺろっと) 一日板チョコ1枚の誓いである<ああ、それは、たったそれっぽちしか喰えないとの上限を誓うのは、イヤンだなあ!(イヤン)

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『花の生涯 〜梅蘭芳〜』のマスコミ試写。実在した京劇の俳優の半生を描いたお話でした。

そう、これが観たかった!と思った点は、安藤(@そねさん)演じる日本軍少佐が中国のことを支那と呼ぶのだ、こうでなきゃ!

アメリカの映画で今なお人種サベツ華やかなりし頃の時代を描いたものでは、聴いてるとちゃんとニグロとか言ってるものね、戦時中の日本人が中国を支那と言わない理由が判らない、から、言って正しい<正確には「正しいっぽい」ですが。『鉄鼠の檻』だったかで、どー考えてもそれは部落のことを言っているだろう箇所で部落とゆう単語を遣ってなかったために冷めた、ってのと好対照か<事あるごとに『鉄鼠』に言及する人はだれ?

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今季最後になるやもしれぬからと、21時半閉店の山本屋本店に20時50分に入店して、もちよん牡蠣オイルだぜ! 瓶ビーユも呑んだぜ!

そんで思い出したが当然ゆんべも生ビーユを呑んでいた、日記に書くのを忘れていた。日記は僕がアルコホルを摂取した備忘録だから書いておかないと。てゆーか平日に、翌日が朝3時半起きの分際で連日アルコホルを摂るて、どーゆー了見か。なんかのチャレンヂか。はっ。板チョコを1枚喰った同じ口で同じ日にビーユを呑むとゆう挑戦かしら。

ちなみに味噌煮込みはスタミナもつでした。驚くべきことに、前掛けが出てこないので請求したら前掛けのサヴィースはやめたのだそうだ。うわなにそれ。綱紀粛正?<違う、緊縮財政だ え。つーことは?と、単品でオーダした白ごわんのお代わりがもしかしてできなくなってたりとかしない!?とふわんに思い問うてみるとそれはオッケイだった、安堵して、2杯目に玉子を載せて喰う。

そんなことを訊く客だったから、閉店間近のタイミングでの来店だったから、2杯目を喰い終えたら3杯目は喰わないか、どーかどーだと尋かれちゃいました! そっそそ。そんなには、さすがにね。予定外だったのでね。次回はご厚意を断ることなく、わんこそばのようによそわれるままに何杯も何杯も白ごわんが喰えるよう、おなへりで臨みたいと再戦を誓って店を後にしたのである。げーぷ。

 2/27 『ひぐらしのなく頃に誓』は、プロモータさんは「〜ちかい」と読んでいたのでそれがオフィシャルかな

なんでこんなにおないぱを渇望するんだろう(我ながら)。レポドラが山田餅に取材に行ったのでもらってきたと、豆大福いっこと、おはぎにこと、黄粉のおはぎにこと、花見だんごをいっぽん喰った。さらに旭軒元直にパブリに行ったのでもらってきたと、伊賀まんじゅうをいっこ喰った。東京ばな奈が3種あったのでそのーちのなごやん的な、ひよこ的な、白餡の入った東京ばな奈をいっこ喰った。これらがなんつーかおひゆごわんだ。さしもの僕もちょっと甘い物が要らなくなったぞ!?

胃が満たんだと嬉しいタイプなんだなあと腹を撫で下ろしつつ思う。味を求め続けるのとどっちがましでしょうか。いっそ、胃切除のしじつでも受けたら僕のためになるかもしれません。体に傷痕が遺るのはイヤンだなあ(ルックス至上主義)。

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『レイチェルの結婚』のマスコミ試写。家族関係に期待しすぎている、思ったことを吐露して相互理解に到る、とゆー内容だから本来の僕的にはなーに言っちゃってんねん!と離脱するスタンスではあった。

巧い脳と思ったのはシチュエイションを“姉の結婚式”にもってきたところ。双方とも無下に別れて済ます訳にいかない。

それと、各キャラクタの性格の棲み分けがテッテーしているとこ。みんな、我が道を貫いている。この映画に出てくる数日間のバトルくないでは誰一人として思想を枉げない。全員が終いまで自分の思い通りに生き、この後もそれが続くんだろうと思わせる。

それに関して感心したのは母娘で言い争いをする展開になるんだけど、そのシーンでは双方とも相手をグーで殴るんだ。本氣で相手が憎いと伝わる表現でした。すげいなあ。

この家族は、この家族から離れた人間関係ではみんなフツーに社会生活を営めるにちまいないんだ、蟠りが露呈するのは家族間でだけなんだ、と思います。考えてることもアケスケに言えるしね。こんなん自分が当事者になったら辟易するけど、創作で観せてくれて傍観できゆんだったら、価値があるわねと思わされますね。

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『ひぐらしのなく頃に誓』のマスコミ試写。前作が駄目だった。妄想だか夢だか知らないけど、事実と幻想の線引きが曖昧な創作だったつーことで、だったら全部作り事ぢゃん!と。そー捉えられてかまーないと言ってるに等しいぢゃん!と。つまり整合性も辻褄も不要で、単なる出鱈目をショッキングっぽく並べたのと変わりないではにゃいか、と。音楽のプロモヴィデヨの長い奴かと。イメィヂフィルムとしての意味しかないのかと。そーゆーがっかりを味わったのでそもそもいちÅも楽しみにせず臨む。

僕と同じ思いのマスコミ関係者も多いのだろう、お客は7人でした。プレスには前作を評して「映画関係者の予想を裏切り大ヒット」なんて煽りが書いてある(笑)。

その程度の期待ゼロで観はぢめたので、だからミステリィとして謎を解こうと思う心はない。ただ与えられる映像を受け取っているだけ。目は、映画を楽しむ目ではなく、登場する4人の美少女が全員マイクロミニを穿いているから、どーにかぱんつが見えないかと脚のつけ根に照準を合わせて鑑賞。答えを先に書いておくと一箇所、ラストの方で救急車から引き離されたシーンでぱんつが見えます(!)が、黒かったのでたぶんブルマ的なものを穿いているのだろう、うーんうーん。

さておき。ミステリィ仕立ての創作は自分で謎を解こうと前向きに観なければ、流れてくる展開は衝撃的で面白い。

前作と同じ設定で同じ時間帯を描いていて、しかし前作で出てきた事件は本作では起こらなかった。別の物語が展開していたんだ。作品中にもこの単語が出てきたんだけど“パラレルワールド”のつもりらしい。まあ、妄想とか夢とかの仲間でしょう。今回のは前作よりは解り易かった。

そして最後に出てきた台詞でこのシリィズの作りが解った。「今回も救えなかった」と発言する女性キャラがいたんだ。あ。ゲムーのつもりだったのか。やり直して、結局またしてもバッドエンドを迎えてしまったので、映画が終わると同時にリセットを押して、もし次回作があったらまた違うルートで攻略を試みると、そーゆー意味だったのか。

つまり我々観客は、シミュレイションゲムーを誰かがやっているのを後ろから見ている位置にいたんだ。それは、一作だけ観たら解らないって。つーかそれを一作に纏めたのこそが『ラン・ローラ・ラン』ぢゃんね。ふうん。

ってんで『誓』の評価は僕的には、ぱんつも拝めたことだし、ちょっと高い(笑)。前作を大ヒットに導いたそもそもの『ひぐらし』のファンの層には受け容れられるのかは不明ですが。

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MORI LOG ACADEMYの再読を進めねばならない今に限って『スカイ・イクリプス』が読みたくて仕方がない、読了する。うわ。24日の日記に「名倉さんが驚愕するような事実」とか書いた内容が、ちゃんと短編を読み進めていくと、解るよう書いてあるぢゃん。つまりやはりここで『スカイ・クロラ』を読み直さないとならないんだ。『スカイ・イクリプス』を手元に置いて『スカイ・クロラ』を読み返そう、『今夜はパラシュート博物館へ』を用意して『レタス・フライ』を読むように<いや、それは、『どちらかが魔女』一冊で両方事足りるよ?

 2/28 『2006年7月6日に生まれなくて』

「誕生じゃない言葉」のためのMORI LOG ACADEMY再読を終えたのは21時だった。うひゃっ。なんてぎりぎりな!

そーして拾いわげた候補のフレィズは551編である。なんつーか、それは『君の夢 僕の思考』とか『議論の余地しかない』とか、『的を射る言葉』が作れるんぢゃないの?とゆうピックワップ数では。そん中からさらに絞ったのがこれら。

なんか、琵琶法師が揶揄されて狐狸庵の細道を行く憂鬱な子持ち柳葉魚か助惣鱈くらい「なめんなよ!」という漢字。
つまり、完成したトンネルがどんな物質でできているのか、というと、それは主として空気である。
ガスは燃料だから壊れない。
「待てよ」と遠くで誰かが声を上げた。
縦長の写真は初めてか。
「そんなこともわからんのか、やんわりだ!」と答えたという意味ではない。
それに対する答は簡単だ、「は?」である。
白いクマと黒いクマがいる、というだけの話である。
小説のタイトルなら「黒い犬(膨張編)」か。
「そうだよ、それはね、一番眠いときっていうのが、一番眠いからなの」と言う。
「ゲラダラゲ」という居酒屋なんかどうだろうか。
1時間半もぶっ続けで読もうものなら、ゲラゲラ90分だ。
おお、まさかここまでとは、と持っていた箸を落としてしまった(食事中?)。
アイスクリームが天才だとすれば、ヨーグルトは秀才だと思う(意味不明)。
オタクの傾向の1つとして、「自分にできることで最善を尽くす」というものがある。
大阪万博の太陽の塔は、アンメルツ・ヨコヨコに似ていると思う。
「生たまごを入れて30秒間掻き混ぜたあと少々の醤油を加えてとく、して、そのとろろは?」
鉄道模型において、僕が最もリアリティに反すると感じるのは、模型の車両を人間の手が掴む行為である。
まあ、だいたい200個くらいは落ちているだろう(ドングリ勘定)。
僕の働き者め。
「文庫連続8冊出しの快挙」略して「文連8快」である。
しかし、禅僧の脳波は、いつまでも同じように乱れたという。
「なんなんフィルタを掃除して下さい」と聞こえる。
つまり、頭を下げられたら、それに返す言葉は、「覚えてろよ」しかないのである。
「MLA3」がチャンスだったな。
関西弁のキャラを書いている身としては、「ぱあぱあ」くらいならば思いつけるところだが、「すっこんすっこん」にはしびれた。
「見ないでおけば」と言ったら、「見るくらいはせんと」とのことだった。
スバル氏は「私と似ている」とおっしゃっていた(凄)。
パスカルにケープを被せたら、もの凄く嫌な顔をした。
「つぶし合い」の一言がきらりと光る。
意地でも答えないぞ。
最後の一行は、「美味しいんだけどね。」で終わるとお洒落だ。
(広報部長N倉氏が持ってきた人形のゾウが1匹行方不明らしいが)
タイトルでいうと「スズシ×スズシ」か。
「土星には輪があって恵まれているな」「木星は地球より広くて良いな」というのと同じだ。
タイトルも、「少しだけ遅れるかもしれない少し変わった子あります」にすれば良かった。
ただ、こんないい加減なところの「仕事」はしたくないので、原稿料を受け取らないことに決めた。
たとえるなら、銀河の運行を想いながら、草取りをするように。
あらすじが書きたい人は、音楽のあらすじ、絵画や彫刻のあらすじも書いてみたらどうだろう。
機関士によって燃費が3倍くらい違ってしまうマシンだ(シマウマが死んだわけではない)。
僕としては、スバル氏が乗ってくれると、30人に乗ってもらったくらい嬉しい。
二度と無理に締めません、神様。
「やったね、君だって言えるじゃないか」
額縁が大きめだったから、もう少し絵も描き足してくれ、と画家に要求するのと同じだ。
おお、これこそ、「ゲラ・オフ!」。
1日1レモンの掟を破ってしまった。こういうのは、三日レモン。
これから彼の冒険が始まる。
ジョージ・チーの冒険が9月で終わると思ったら大間違いである。
「ゲラ〜」のゾラは読んでいない。

49ない? 厳選して49て! こっからいっこを選ぶのだ! 泣く泣く5本にまで篩に掛けたのが赤字の奴である。

そうして、最終的に投稿したのは2006年07月06日のだった。すなーち僕のアンチ誕生日は2006年07月06日だとゆーことになる(なるの?)。『2006年7月6日に生まれなくて』とゆう創作を物したらいい。


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