◆06月4月下半期の抜粋日記◆
ギョーカイの方同士のご結婚だけに上司のはともかく、同僚のスピーチは素敵に楽しい。もしあれが自分に関する内容のスピーチだったら我慢ならん恥曝しだけどヒトゴトだ、けっして今ここに集っている方々がをかべの結婚を祝うことはない、自分に降りかからない悪趣味は笑って、その熱意を労おう<てゆーか結婚しろとか言うの禁止。
会も半ばを過ぎた時分に突然、進行をしていた松岡ひとみさんからデヂカメを託されました。撮ってる余裕がないから、をかべさん撮って、だそうだ。わー。んでのミセドコロ、って思ったらとんでもなかったよ! 暗いとシャッタスピィドがやたら遅くなる機種だそうで、フラッシュを焚かないと全部ぼける。そして当然フラッシュを焚いた写真が狙ったとおりの出来になる訳がない! きゃん! さらには借りたデヂカメなので失敗した写真を消す操作が判らない。へったくっそな写真をいーぱいいーぱい撮ったデヂカメを、まんまで松岡さんに返しちゃったよ。屈辱<お、久しヴい。
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今日の「朝刊Head Line」に採りわげたのは毎日新聞に載ったこの記事だった。
たわけめ、と思う(たわけめ)。記念のモニュメントにしてるのか知らんが、原爆ドームって早い話が墓標だろう。なんで死者のための建造物が、生者の住まいに制限を加えてるんだ。死者を敬う必要はない、なぞと言っているのではない。そのために生きてる者が不自由を強いられることがリフヂンだつってるのだ。ひとまずは、生きてる者が最優先なのはあったり前だろうに。
だいたい原爆ドームの向こうに建物が建ったら反原爆の訴えが半減するとか、そんなことで揺らぐレヴェルの主張だったとは、その方ががっかりだよ。確かに原爆ドームはいいデザインだ、他に類を見ない、アッピールする力を持っている。原爆ドームは、ヒロシマに原爆が落とされた史実をヴィヂュワルで表現しインプットさせるのに抜群の効果を発揮していると思う。だけどもさ。原爆ドームを取り巻くように高層ビユが建ったらそれは今度は「ヒロシマの復興」の象徴だろう。その両者が共にあってお互いを活かす、ってことを考えてもいいのではないか。
てゆーかさあ、ぶっちゃけたこと訊くけど、そもそも“反原爆”って、なに? 「反核」? それは放射能に依る生態系への世代越しの影響を憂慮してるって意味? だったら、ランドマークとしてはチェルノブイリだってかまーなかろう。「大量殺戮」を問題にするんなら原爆に限らず今やもっと効率的に殺せる兵器があろう、いつまでも原爆だけを叩いていてもいかんのでは。「民間人の殺傷」ってんだったらそれは“反原爆”ではなく“反戦”を標榜すべきでしょう。
つーことで、原爆に「限って」否定する主旨が実は解らない。なにをもって特別なんだろう。いっそ原爆を実際に喰らった被爆者の、私怨だけに依ってんぢゃないかとまで思ういきよいだ。まさかそんな、ヒステリィみたいな立脚点で“反原爆”が謳われていはしまいが。だって、だったら被爆者が死に絶えたらこの思想を受け継ぐ者はなくなっちゃうってことになるもんね。「とりたてて原爆」である理由は理解できなくても「原爆が使用されない社会を望む」のが正しいことは解る、認める。
そー、つまり思想の継承こそが大切なのだ。そこさえしっかり護っていれば原爆ドームの景観なんてカンケーねえぞ。建ってりゃいいし、いっそ朽ちて無くなったとしても問題ぢゃない。だから思う、「なんだよ、この記事の『価値を下げる』って」と。そんなに「原爆を喰らってぶっ壊された建造物」に価値があるっつーんだったらさ、その建った高さ44メーターのマンションに入居者がみっちり充填された頃わいを見計らって、原爆で壊してやればいいぞ(ズバッ)。老朽化したドームに換わって新品が手に入るよっ(うわあ)。
そんな訳で上記の記事に対するコメントは「煩いこと言う被爆者はとっとと死に絶えたらいいのに」とゆー喧嘩腰のものになったのぢゃったよ。うっはっは。ってゆうか今さらここだけ背景色にしてもさ。
…と、ここまで高層マンション側を擁護したよーなことを書いた上で、でも自分だったらこんな、窓を開けるといつも眼下に原爆ドームが見えるよーな物件はイヤンだけどなっ、絶対住まない。原爆ドームは心の中の一軒だけでいい(笑)ってゆうか(爆笑)ってゆうか(原爆笑)。
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河村[24]と松岡[25]と一緒に三越のイタリヤフェワの最終日に行きイートインでリストランテヒロを喰うのだ。うは!うは! こーゆー時にはさしんを撮ってやっておる<偉そうな! 先週までは32MBだった、16枚撮るのがせーぜーぢゃった。それが今では1GBです! うははうははは、メモリィの残量を氣にすることなくいーぱい撮ってあげられるわよ!
ってんで心置きなくシャッタを押してたらさ。お食事会がおあってみたら撮った枚数は結局45枚に及んでいたよ! ぎゃっ。ととと。写真撮りすぎ! 名前を見て内容が判るよう、すべての写真に亘っていちーちデータ名を書き換えている自分の身になってみろ、と訴えたい。自分に。恐ろしい容量を買ってしまった…。
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三越までの行き帰りに、浮浪者が雑誌を掲げていた。売ろうという魂胆だ。うわあ、ばばっちい! あんなの黴菌いっぱいだ、触っちゃいけません。病氣になっちゃう。
浮浪者は相手にして欲しかったら、施設でも何でもいいから定住しておふよに入って出直せと言いたい。嘘。言いたくない。そんな親切に諭してやる義理なぞまったき感じません。まぢめにやれ>浮浪者。
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『愛より強く』のマスコミ試写。ドイツにて、トルコ人の女の子がトルコ人の男に偽装結婚をもちかける話だ。男の面相が見窄らしいヴ精ひげで、女が求婚するってだけで嘘っぽい。冒頭でそれはねえだろう、そいつは選ばねえだろう、いかにも作り事ぢゃんと思ったのだ、もう最後まで興味が戻ってくることはありませんでした。やれやれ。
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『チェケラッチョ!!』のマスコミ試写。沖縄の高校生が素人バンドを結成するとゆー安いシナリヨの青春もの。でも伊藤歩がかわよい(かわよいーん)<ヒロインは井上真央だから、なんちゅーんだ、マドンナってゆー位置づけか。
沖縄行くとこんなノリでバンドが結成できゆかもなあっちゅーのはもちよん妄想であるが、そんな氣にさせちゃうとこが沖縄マヂックであろう。騙されまい、流されまい。
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『GOAL!』の完成披露試写。これ、ロス在住メキシコ籍の男の子がイギリスのニューカッスル・ユナイテッドってゆーサッカのチムーに入団して最終的にワールドカップにまで出場する3部作の1作目です。
サッカなんて知らないし一切の興味はないしだいぢょぶか?と思ったけど杞憂だった。専門家でないと解らないような凄さで語られる、ってことがなかったのだ。いざ、ここぞ!って時にゴーユを決めるからつごい、って程度の描かれ方で表現されていたのよ。てな訳で素人的にはとっつきは易かったわね。サッカ好きがはたしてこれで満足するのかは見当もつかないが。
フィクションが含まれているとしたらそれは島田洋七が考える程度の代物だ、ギャグとかお笑いとかってゆー専門分野だったらまだしも、物語のエピソードを考える、そんな才能は期待できまい。すべてがノンフィクションだとしたら今度は、やってることは全部、佐賀の田舎の素人の婆さんの言動に過ぎない、切れ味が鈍くて当たり前だろう。
てんで、どっちなのかは知らないけどいずれにしても低刺激∩ぬるい映画になることは約束されたも同然だ、そしてその約束は守られてたよ!(笑)ってゆうか(そんなの守らないで頂きたいっ) とほゲ。
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テレヴィ塔北のANAに赴く。22日の札幌までのティケットを買うのだ。その旨伝えるとカウンタのおねいちゃんは、今なら“特割”ってのを使うと安く買えると唆してきます。え。片道3,3400圓を覚悟してきたのに。
もしかして往復分をいっぺんに買うとまた安くなったりしないか訊いてみると、そーだ、そのとーりだという。うはっ。買う。7時半にセントレヤを発って、20時に千歳で飛行機に乗ると今決めた。買ってみたら特割以上にはちっとも安くなってなかったが、まー、当日買うよりかは安い。ここで日帰りを完全に決定しても悔いるまい。
もちよん飛行機の切符を買うのははぢめての体験です、名前と年齢を尋かれるのも新鮮だ。わあ。墜ちたり、破裂したりしたら、この名前が世に出るのだと思うと45年前の浅慮が悔やまれることしきり(笑)。もっと権左右衛門とか、乙葉とかって名前だったらどんなに誇らしかっただろう。
普段はもらわない、ってゆーか本来要らない領収書を、せっかく訊かれたことだし記念にもらってANAを後にした。わーいわーい。往復で5,9200圓だ。6,6800圓との差額の7600圓を儲けた氣分♪ これを10回やったら7,6000圓の儲けだし1000回もやろうものならひと財産だ。これがあれか、『ナニワ金融道』で肉欲棒太郎が広島で興したビジネスか。そんなピンポイントな例を挙げてもね。
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『玲玲の電影日記』のマスコミ試写。キィを打つ時は「れいれい」だが読みは「リンリン」です。覚えておこう!
なんてゆーか、都合がいい。善いことも忌むべきこともすべて都合よく降ってくる。でも。最終的な結果として、ええ映画に出来わがっているのだ、文句をつけるすぢわいではない。悔しかったらどんなに都合よくしてもいいからええ映画を創ってみろ、と言いたい。誰に?
だいたいノンフィクションものなんか、都合のよさのオンパレィドぢゃん。たまたま巧くいったレワケースだけを選りすぐって採りわげているんだから当たり前なのだが、だったらフィクションだって、都合がよくってどこが悪い? はぁはぁ(笑)。
もし「映画颱風」に書けるんだったらこう展開しようと思った。ぢうヴんに「映画颱風」で宣伝したいと思う高みの映画ではあったのです。でも。『玲玲』が掲載可能なただ一回のタイミングでは『間宮兄弟』を書く。『間宮』を覆すまでには到らなかったのねー。惜しいので(せっかく構成を考えたのが)、ここに書きました。「都合がいい」って表現を遣っているけど実は誉めていたのだと、読み取ってね。
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今週の「招福!きねま猫」は『アイス・エイジ2』を紹介することに決めた。金曜日に一般試写で観せてもらったのは字幕版だったが、今回の吹き替え版では優香とか中島知子とかが起用されている、どーせ紹介するんだからそっちも押さえておいて、なんなら文中で触れたい。そーゆー思考のルートで今日は吹き替え版のマスコミ試写に来ました。
書くとしたら、観る前からもう内容はだいたい決めてある、「アテレコのプロである声優ではなく、タレントとか俳優を吹き替えに起用するってのは当然そのネームヴァリューに価値を置いているためだろう。つまりは、声を聞いて優香と判る、中島知子と知れるからこそのキャスティングなのだ。アニメの絵柄のその奥に、タレント業で培った個性が加味される、そっち方向での膨らみ、拡がりが期待されているのであり、いっそ顔が想起されないようでは価値は半減だと断じ得よう」って論旨を予定しています。で。
観たらさ、優香がうんまいの、つんごく。なんだよ、えらい達者ぢゃん。映画を観ている間中、声を聞いて優香だとは一回も、意識しなかった。つーか優香だと氣よつけて聴いても判らなかったよ。え。だったら、上に書いたすべてはまるっきり没ぢゃん! ぎゃー(笑)。てんで吹き替え版を観たことは「きねま猫」執筆の上で何の役にもたたなかった、とゆー話ぢゃ。きゃいん!
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会社にいて、天啓のように思い出したのは20時半でした。あッ。きょきょきょ。今日は19時から21時まで、実写版ちびまる子ちゃんがやるではないかッ。ぎゃっ。いいいい。家で観ようと思ってたのにー。しかももう4分の3おあってるしッ。きゃんきゃいんきゃいんきゃんち。
残りちょっとでもいい、低レヴェルでも低刺激でも、ともかくやってる様子を観ておきたい。5が点いているラヂヨ制作部のテレヴィを1に替える。そしたらばさ。
野球中継やってやがる!>東海テレヴィのくそだわけが、けつが上戸彩の『アテンションプリーズ』でかっちんだから延長なしで、ちびまる子潰してナゴヤドムーなんかのしわいをローカルでッ。キー。くそだわけーん!!
いや、しかし、実は今日は今の今までon airを忘れていたではないか。観損ねたかに思えたドラマは、この地方に限って、今度の日曜日の13時から放送するとゆーではないか。なんだったら取り返しをつけるチャンスを東海テレヴィが与えてくれたと考えられるではないか。うわー。ここは素直に感謝の意を示そう、ありがにょう!>東海テレヴィ>くそだわけだけど>あ、くそだわけはそれでも撤回しないのね>しない(ズバッ)、それは別の問題だから(ドライ)
ちょっとね、子供向けに過ぎました。犬が喋るからだけではなくて、てーか犬が喋ってもちっとも幼稚ぢゃなく作ることは出来るんだけども、いかにもな悪役とか、そいつらが悪に徹し切れてないとことか、うわーて感じ。悪い意味でファミリィ向けだったよ。きゃん。
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おひゆは食べてられなかった。15時半に来々軒に入る。この店はいっぺん開店したら昼休憩なしでずうと営業しててくれるので「スペシャルなカレー」の撮影にはウッテツケです。ガーリーハンを注文し、3ポーズほど撮ってから喰いました。
DPZの「1000圓あげるから」にようやく応募できてにこにこだ。しかし、撮った写真の解像度をいぢることなく、548KBってのをまんまフォームに漲って送信したのではたしてちゃんと送られているか、月曜日の発表を見るまではキガキではないのですが。
てゆーか今回思い知ったけど月曜11時にお題発表で木曜11時に投稿〆切って、おひゆごわんを撮ろうと思うとめっちゃタイトではありましぇんか。油断したり隙を見せてたり、してらんないと肝に銘じませう。
捨て子のおかまが奔放に、シリアスな現実から乖離して生きてゆくお話です。もー、おかまだと思ってやり放題かっと観ていると、終いだけええ話になっておあるぞっ。ずっるいなあ(笑)。
あと、この映画、ものつんごく細かい章に分けられてる。ってゆうかフツーに映画が進んでいく途中に、3分間に一回以上の頻度で章のタイトルのテロップが出るってだけのことぢゃが。127分中に36章もあったよ。こーなると何がメリットかとゆーと、どっからどこまでを寝てたかがイッパツで知れることだ(笑)。あのね、採ってた映画めもに依るとね、第25章から第27章までは寝てたね、めもが遺ってないから(わはは)ってゆうか(コラッ)。アンカは便利ねって結論で宜しいか。
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エビちゃんに双子の妹がいるとゆー話題が出るたびに“ザリガニちゃん”と呼び慣わしてきてた。多くの人は「カニちゃんではないか」などと異を唱えてくるのぢゃが、否ッ! 海老と蟹では双子っぽくないだろう。ここはやっぱき相貌が似ていて、しかし片や商品価値がなく売れない、なぁんてとこまで表現できている点が秀でているではないかと自負していた。たらばさ。
レポドラの河村[24]が今日言った、シャコちゃんではないかと。うあっ。そそそ。それは寿司種としての相似に着目したのだねっ!? そおか、片やびんくでオレンヂ色で華やかなのに引き替え、も一方はグレィだ、すこぶる地味だ。そそそ。それこそがエビちゃんの妹の称号に相応しゲです。やったなあ、河村。採用だ(笑)<それはどんな権威なのか。今後はくれぐれも、シャコちゃんで。よろみく。
今まであんまき當ってない、つーか一等賞金4,0000,0000圓以外眼中にないのではっきりと「一度も當ってない」のぢゃが、ここいらでちょっとてこ入れをしよう。これまでにやったことがないことをすれば當るかもの法則だ。そんなことで當ったら苦労はない訳で、てゆーかつまりはそんなことをせずしても當るんだけど、ひとまずはくじに活を入れようと思う。
てんで、普段だったら買ったらすいに(「すい」は名古屋弁)カードフォルダにしまうところを財布に入れた。一緒に北海道へ連れてゆくのだ。つーか飛行機に乗せるのだ、高度1,0000メーターのポテンシャルエネルギィをくじに注入したい。うははうははは。これで4,0000,0000圓當ったら、ロト6買うたびに北海道に行こう。安いもんではないか。つーかいっぺん4,0000,0000圓當ったらもー二度とロト6なんて買わない、氣もするけどなっ。
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『カサノバ』のマスコミ試写。女たらしが主役の時代物なんだけど小ネタが面白い。拷問をしても陰惨にならないし。ああ、そおか、今そう書いて氣づいたけどこの明るさは『パイレーツ・オブ・カリビアン』の明度と一緒か。つまりは『カサノヴァ・オブ・ヴェネチアン』ってことだったか。
時代物の皮をかむっているので、つい敬遠する心が発動して引き氣味で臨んで観てたよ。偏見を持たずに取っ付けばも少し初っ端から楽しめたやもね。
どうも最近は映画の冒頭は寝てしまっていけません。導入部がもっと「解り易く」∩「刺戟的な」映画を望む<寝てる奴が偉そうに。
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僕以外の任意の誰かはだいたい飛行機に乗った経験があるだろう、今日はレポドラの伊藤[23]に相談してみたのだが、こっちで発つ時雨が降っているとか向こうに着いた時に雨天だって場合ってどーすんの? 伊藤さんの答えは「いずれも傘を持って行かない」でした。あっ、やっぱきそおかっ、機内に持ち込んだらぢゃまだもんねっ。
「買えばいいし棄ててこればいい」が正解であったか。自分の推理が正しかったと知れた、堂々と、傘は氣にせずに明日はゆこうと思うよ。ふんごー。
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『インサイド・マン』の完成披露試写。どうも最近は映画の冒頭は寝てしまっていけませんアゲーン。導入部がもっと「解り易く」∩「刺戟的な」映画を望むアゲーン<寝てる奴が偉そうにアゲーン。
小ネタは面白い<これはアゲーンではない、さっきの『カサノバ』は「が」で、『インサイド・マン』は「は」なのだ。たといば、籠城した銀行強盗の様子を探ろうと、仕掛けた隠しマイクから聞こえてくる言葉を解読する顛末なんて小ネタの宝庫だった。コントのように楽しい。でも、おあってみたら結局全部がそのレヴェルであると判っちゃっただけだった。一番大きいトリック、勿体ぶって延々引っ張り続けたトリックが、しかし開いてみたらせーぜー『トーマス・クラウン・アフェアー』中のひとエピソード、『オーシャンズ11』のくすぐり、って程度に過ぎなかったんですものー。これはちょっといかんだろー。
ああ、MCの松岡ひとみさんがブログで期待を持たせるよーなことを書いていた、あれを真に受けちゃったのが失敗だった(笑)。『オーシャンズ11』の時には「そんな荒唐無稽なマッシーンを使うっつーんだったら何でもありになっちゃうだろ」とかって悪口を書いたけど『インサイド・マン』はまさに真逆だ。「こんな、地に足の着いた落ちを見たくて映画を観てるんぢゃねえ」と言いたい。客は、強欲よのう!(感嘆)
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とても珍しく、朝、森博嗣さんがMORI LOG ACADEMYの04月17日付をワップして今日の日付がかあるまで、MLA掲示板へのカキコが2件しかなかった。22時47分46秒に投稿するまで、08時17分23秒付のコメントの1件しか表示されていなかったので認証に手間取っているのかなと思ってましたが。
なんだろう、そんなに感想とか質問の書きづらい内容だったのかしら。どんな話題のデーだろうと1日1投稿をマストで自分に課している者からするとそんな普段の日との差違は、判んないのだけどもさ。
じでん車で覚王山にゆくと。シャッタが閉まっている。えッ。地下鉄の始発は5時35分だそうな。ぎゃん! ひひひ。飛行機間にわわないぢゃんっ! これはじでん車で名駅まで行けとゆーことかと。しかし、名駅だとちょっと早まって35分発だ。着けません。そんなの無理と知りつつもしかしじでん車を走らせて、千種駅を通った時に思った。JRで千種から金山に行ったらどーか。
シャッタが閉まってる(涙色)。始発は5時37分で∩金山まで5分かかる(号泣)。でも、これが今考えられる一番早いアクセスだ。シャッタが開くのを待ち、始発を待ってJRで金山へ向かいましょう。
結果、大正解だった。39分金山発の特急には当然乗れなかったが47分金山発の急行には間にわったのよ!<そんなのあったのか てゆーかセントレヤの始発への公共交通機関のアクセス、悪すぎ。もーちょっと、なんちゅーか、シムシティみたいに24時間いのいとる(「いのく」は名古屋弁)鉄道網を完備してほすい、と思ったがどーせ飛行機に乗るのなんて45年に一度のことだ、今後45年以内に整備して頂ければ。
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窓口で窓際に変更できないか尋いて、A―1とゆー席に替えてもらいました。わーい。エヤバスA321って機種だ。
はぢめて飛行機に乗って知ったが、スチュワーデスってとりたてて言うほど美形ぢゃないぢゃん(笑)ってゆうか(そんな幻想を抱いていた人はだれっ?)。価値は、制服姿であるという点にだけあるのかー。美醜に関するそんな目の肥え方をしているから結婚とかできないのでは?と余計なことを思わぬでもないが。
そしてもいっこ発見だったのは、飛んでるうちはいい。離陸のための滑走中と、もっといかんかったのは着陸してからの急ブレィキの時だ。酔う。タイヤで走行する乗り物の、あの乗り心地の悪さは、酔う。うわあ。なんだよ、こんなに脚が伸ばせるんだったらエコノミィクラス症候群なんてなりっこないぢゃんと思ったが、車酔いは起こすぞ。やれやれ。飛ばないんだったらずっと地上に動かずいるべきだし、飛んだらなるほど、もう降りたくないのだと知ったフライトであった。
あとさぁ、滑走路へ誘導してくれる地上勤務の人たちって、離陸しに出かける時には手を振ってくれるし着陸して戻ってくるとお辞儀をしてくれるねっ。あの人たちは飛行機が好きなんだろうなあと思った。それを見てられたのが窓際に座った収穫でした♪
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北海道には2000圓札の使える自販機がないと知り愕然となる。JRの切符の自販機は当然2000圓札に対応した機種なのだが、わざわざ2000圓札のランプだけ消してあるとゆー徹底ヴりだったよ。うわあ。持ってきた現金はすべて2000圓札にしてきたんですが(笑)。
やっぱあれか、図柄が沖縄の守礼門だから、北の民としては許し難いとでもゆー思いが働いているのか。そんな穿ち方をしてやるな。
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開店の35分くない前にマヂスパに着いた。ローソンで時間を潰して11時に戻ると入店の客が列をなしていたよ! あああ。侮り難し!>マヂスパ 札幌本店は靴を脱いで上がるシステムだ、煙草を吸わないと伝えて1階席に通してもらう。
せっかくなので名古屋は三越の大北海道展には来ないメニュを喰いたい。ベースはカツレツ、辛さは極楽でトッピングはマジネリという名の練り物の盛り合わせにしました。ドリンクメニュも充実しているふうだったがこのあとの展開を考えると今ここで水分を摂る訳にはいかぬ、スプーカレーに専念しよう。カツレツがライスの方に載って出てきたのは予想外だったけど極楽の辛さの前にはなんでもいいや。ああ辛い。
いつものおねいさんにも挨拶し、札幌に日帰りで出現したことと髪を切ったことのダブルで驚かせたらもう用はない。次回は大阪店に行きますとの預言を遺して店を後にした。そうね、是非に、そのーち東京の店にも行こう、一番達成が困難に思えた札幌店を今回クリヤしたのだもの、制覇はできる。きっとできるわ!
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ついに自販機集会の会場に辿り着いた。って、コカコーラの自販機の前だけど。来るまでにいろいろあった、石油タンクとか双子アパートとか。まるで「2006年ネコタの旅」ではないか。その上がりには元町二十四軒さんとまこやさんが待っておられた。まさに家を出てから8時間とちょっと、のことであった。
旅はここで終わり(あとは復路だからね)だがイヴェントはこれからだよ!(うはうは) そーだな、1本買うことで売り切れの赤ランプが点灯したらかっちょうよいぞと、これまでの「私は毎日自動販売機の写真を撮っています。ごめんなさい」のペヂーから得られた傾向より残数が最も減っていそうだと推測できる、コカコーラの500mlをば奢って頂くことにしよう。元町さんが手ずから押してくざさったぼたんは、しかしながら無情にも(無情なんだ)赤ランプを灯さぬまま沈黙を続けているのであった…。
当然さあ、自販機のドリンクを奢ってもらうイヴェントなんだからさ、受け取ったらカシュッと蓋を開けその場でがぶがぶごぐごふごぷと、飲み干すまでがイヴェントだと思うぢゃん! だから開催時間の1時間半をかけて500mlのコーラを全部飲んだ。っつーのに、他の参加者の人たちはそんなお行儀の悪いことはなさらないで、皆さんお持ち帰りしておられたよ。きゃんきゃいんきゃいんきゃんち! 育ちが出ちゃったね、をかべ君。くい〜ん。
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13時よりはぢまったイヴェントも、お名残惜しいですが14時半に終了です。参加者のミナサマも、三々五々、元町さんのお宅にお呼ばれして猫さんたちを構わせてもらったりまこやさんの手料理のパエリヤやラメーンサラダを頂いたり、愉しいヒトトキを過ごしたのでした〜♪<その状態は“三々五々”とは言わん<いや、お家に行ったのが3人で、元町さんとまこやさんを加えて5人だから<人数か そしてあろうことか、あまつさえ、あにはからんや、【問】相応しいものを選びましょう、帰る時にはおみあげまでも戴いてしまったのだったよ。うわあ。そんな、お気遣いくざさって、却って済みませんー(汗)。
手提げ袋にぽんぽんに入った“北海道セット”で、大矢博子さんの4月19日付の日記でおなぢみの「やきそば弁当」やキャラメル5種(!)はぢめ、真っ当なお菓子もいーぱいです(真っ当な言うな)。お菓子群は会社で披露しよう、やきそば弁当とカチョカヴァッロチーズ@牧家はお家へ持ち帰り独りで愉しもう。ぐふぐふ。さあ、帰途につきましょう(きと!きと!<帰途につく音<言わなくても見当がつく)。
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千歳空港のおみあげショップを覗いていて、えらいものを発見する。木彫りならぬ、炭を彫った熊の置物だ。素材の故に惹かれたのではない、そのポーズが秀逸なのだ。おっきいシャケが熊の首筋に喰らいついているとゆーデザインで、タイトルを「熊喰い」ってゆうの。うははうははは! 買う! これ買って帰る!! 誰かにやるッ!!! うははうはは!
残念ながらさすがに色物であると自覚しているのか、巨大なサイズのは造ってないみたい。売ってる中で一番でかいのをいっこ、購入だ(ぽあん)。そうね、お誕プレにでもしようと思った<そそそ。それはどーか。
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帰りの飛行機はA320って奴で、名古屋上空に戻ってきた時の夜景がちょっと遺しておきたくなったので、禁じられている着陸態勢に入ってからのデヂカメを隠れて撮ったり、金山に戻るミュウスカイに乗ってすぐにiPodの充電が切れたり、普段のデーだったらそれだけでひと見解つけ加えて日記に書けるよなミニ波瀾万丈もまだまだあったのぢゃが、まぁやめておこう(笑)。ええ加減煩いからね<どの口がそれを言うか(笑)ってゆうか(しょっく)。
確かにインスタントのラメーンって本来麺を戻したお湯はそのままスプーに使われてるから摂っても支障はないのか、戻した湯をまんまシンクへ棄てるより人体を通して濾過した方が環境に対する負荷は軽くなる?のか?とかいろいろ考えさせられる中華スプーであったが、何を考えていようと口に入れる時には忘れることができゆええ性格をしているので美味しく喰い、飲む上での不都合はまったきなかったぞヱ。うっはっは。
そして次に喰うはカチョカヴァッロチーズ@牧家です♪ 昨日、元町二十四軒さんちで出して頂いた時に、なんか覚えのある味だと考えていたのだけど今日判った、“割けるチズー”の味だ。あれが割けるのをやめ、塊をなしている奴がこれだ。うわーい。日々、6Pチズーを4P食べている者にカチョカヴァッロチズーは光明であり福音でござりまシュー。アメーン。
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そおか、もう慣れて何とも感じなくなってしまっておったが「1000圓あげるから」でコメントをつけられてメガ覚めた思いです、たしかに“ガーリーハン”とはぢめて聞いた時には女の子っぽい“ガーリィ”との音の類似性に思いを馳せてた、氣がする。初心をかんっぺきに忘れていたよ。初心は、今さ頃(「今さ頃」は名古屋弁)発揮する必要はなくともちゃんと抱いている方が、これこそが「他人の視点を持つ」とゆースペックたり得る訳であったか。{スペック}とゆう名詞を使ってみたくてはぢめて使ったが、誤用していたらそれは味だってことで。
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『ステイ』のマスコミ試写。ええっと。公開前にコメントをしづらい映画だ。“独特な映像処理”が施されていて、その理由はすべてラストシーンで判明するっつー作りになっていました。この落ち(に類する落ち)は頂けないとの評価を受けもするだろうと想像できゆ、そっち方向のネタだったのだけど、この映画のこの遣り口に関しては、認めよう。筋肉少女帯の『レティクル座の花園』を愛聴してる者としてはね、許そう。
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伏見ミリヨン座にての夜の完成披露試写まで2時間ある。土曜日分の日記を打っていようとパソコは背負ってきた。やっぱ禁煙だからスタバクかな、と保険をかけつつ一旦ミリヨン座に行ってみると、おう、入口に併設されているカフェが、禁煙ぢゃん! だったらここでパソコを広げよう。開場したらそのまますぐ入れる。素敵(ぽあん)。
カフェ ミリヨンには一人、綺麗なおねいさんがいるので好き(笑)<一人と限定してやるな。巧いぐわいにそのにこやかで綺麗なおねいさんが応対してくれているタイミングで{クロックムッシュ,ブリオッシュ・シュクレ・小豆,ホットのL}をオーダできたのでしてやったりだ。うはうは。
一番縁の、パソコを開いてもモニタが覗き込まれぬくい席を確保してぱたりぱたりと日記を打ち進む。てーか、こーまでして、出先でまでも寸暇を惜しんで打たないとおあらない日記って。考え直した方が絶対にいいぞっ>自分>もっと日記のネタにならないような退屈な人生を歩め>そっちか!
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やがて開場時間が近づき人が集まってくる。美人タレントさんの(今日は美人の特異日か)立花園子さんが来られたのでパソコをやめて談笑しませう(にこにこ)。
はぢめて聞いたが、キネ旬が6月に「映画検定」ってのをやるのだとゆう。立花さんは公式テキストを手に入れて勉強をはぢめたとゆーのだ。ほう。受験までに2カ月あるから、ちゃんと勉強すればきっと絶対受かるよねーとかへんぢしていると「解らないことがあったら教えてくざさいー」なぁんて言われちゃった。うはっ。そんな、テキスト以上に教えられることなんて、それはつまり立花さんに先んじて自ら勉強して見聞きし解り、そして忘れず、教えられる域に在れと。そうおっさっておられるのかっ。うう。ううう。やってはみるけどさあー<やってはみる人はだれっ?<てゆーかそんなものの前に君は気象予報士をどーにかしたらどーか。
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『初恋』の完成披露試写。伏見ミリヨン座で映画を観るのははぢめてです。客席にちゃんと十分な段差があって、前の席の人の頭がスクリィンを隠すことが決してなくて、いい劇場だ。潰れないでねと望む。
「3,0000,0000圓事件の実行犯は宮崎あおいだった」とちらしで宣伝している映画でした。このネタをこうまで堂々とオープンにしているっつーことは“よっぽどトリックが奇抜で予想外の発想だという自信がある”のか“事件そのものにはまったき重きを置いていない”かのどっちかだ。そして蓋を開けてみたら。
後者だったよ! うわあ。宮崎あおいが準備したことは運転の練習だけ。あとは何一つ特別なこともなく、あの事件のシーンはあの事件に実際にかかったのと同じ時間で語られただけだったよ。ああ、これ、知ってる。モチーフにしておきながら「この事件に関してはみんな知ってるでしょう?」とか言って詳しく語らない、「その事件に関わった人物の、心の移ろいこそが描きたかったことなんだよね〜」ってスタンスの映画だ、具体的には『スパイ・バウンド』がこれだった。うわあうわあ。事件を知らない者にはサイテーぢゃん、それ>1520本中1425位だし。
だからさ、『初恋』は、実際の3,0000,0000圓事件を舞台にしてはいかん、と思った。少なくとも宣伝の際の売りにするべきではない。逆がスマートだろうね、そんなところで3,0000,0000圓事件にリンクしているとは!って、観た人だけが氣づいてにやりとかするとゆー方向で。
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5種のキャラメルの中から今日は満を持して(笑)「ヂンギスカンキャラメル」の封を開けるメポッーメポッー。あ。だいぢょぶ(!)だ、これ。甘味に対する間口は途轍もなく広いマンだと自覚しました。
例えばビーフジャーキーと水飴を一緒に口に入れることができるか、の答えは「できる」な人なのだ。ああ、なんでも、どんな味のコラボレイションでも受け容れる包容力を有するが故に、逆に、シャープな判断を施すためには幕の内弁当とかをひと品ずつ食べ進める、なぁんてフルマイにでなければならなかった訳か>自分。深い。深いぞ、食の道。井上?<それは食道。
ともあれみんながそうもヂンギスカンキャラメルを要らぬと言うのなら、独りで喰うからいいわよっ。お菓子BOXに入れて末永く楽しみましょう♪
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『タイヨウのうた』のマスコミ試写。XPって病気で太陽に当たると死ぬので、夜だけストリートミュージシャンをやってる女の子がサーファーの男の子を好きになる邦画です。かわよい! ヒロイン役をYUIってゆーシンガソングライタの子が演じているのだけど、うもー、観てるとこの子になりきれるねっ(ぽあん)。自分の年齢、性別に関わりなく。歌は、なんとも思わなかったけど(笑)。
一箇所、とても悔しかったのは、ずっと引き籠もっていたYUIが晩ごわんだと呼ばれて2階から下りてくると、おやぢの計らいでサーファーのカレシが来ていた。一瞬固まり、2階へ駆け上がってしまうYUI。心配そうに階上を見上げる皆。ってシーンに続いて、全員がティブルについて沈黙しているところへとんとんと、YUIが下りてくる。あっ。
結局、改めて呼ばずとも自分から下りてくるのかっ、だったらと、そこですべて理解した、YUIは、着換えてきたのだ。家族だけかと思ったところにカレシもいたから。確かにニドメに現れたYUIはかわよい服を着てきていた、それは確認できた。しかしさ、最初に下りてきた際の服装を、うわあ、チェキってなかったぢゃん! ゆゆ。油断してたー。
もっかい観る時には絶対にここをチェックするーと、おあってからプロモータさんに訴えていたら、一緒の試写を観ていたぴわの女性記者の人が私はそー来るだろーと思って瞬時に押さえた、とおっさるではないかっ。うわ。そそ。それはやっぱき、女性視点だからか。うわあうわあ。未だフェミニン度に於いては実際の女性には勝てぬのかと思い知りました。精進しようよ!>自分>フェミニンの精進を、するんだ(ウッフーン)。
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ラシックは旭屋書店に赴き「映画検定公式テキストブック」と「映画検定公式問題集」を買う。うう。ついに始動したか、映画検定PROJECTである。
例えばテキストブックの第1章は「見るべき映画100本」だ。1902年の『月世界旅行』から2004年の『誰も知らない』まで、洋画邦画それぞれ100作品ずつが、データと12行のコメント付きで挙げられている。えーっと。これってさ。
前から主張していることだけど映画なんて「観て」なんぼだろう。古い古い、観てもいない古い映画のデータを、検定試験のために文字情報としてだけインプットするなんて、それは何て片輪な行いだろうと思う。そんなことを強いるような資格なんぞ、絶対要らないと思う。
だが。ソムリエだって活字でワインを覚えるぢゃんか。データを知ってるワインをすべて呑んだことがある訳ぢゃないぢゃんか。ほんの少しの手堅い実体験と膨大なる整理された資料が資格たり得るための必要条件っつーことだろーか。資格ってそーゆー性格のものなのか。みんなそーなら開き直って学ぼうかな。ここでゆー「みんな」は“資格を取ろうと躍起になってる奴ら”ではなくて“およそ資格と呼ばれるものは何だって”です。ひとまず買ったのだ、せいぜい読んでみようと今は思っている。オー。
昨日の日記では「どんな味のコラボでも受け容れてみせよう!」と豪語したが、さささ。お酒は駄目。好きか嫌いかで言ったら嫌いだものー。つまり、美味しいvsまずいって判断の手前に好きvs嫌いってカテゴリィ分けがあって、サッポロビールキャラメルは“嫌い”に振り分けられるが故に美味しいかまずいかの区別がつかないのだと知った。うわあ。
これもお菓子BOXに入れて徐々に食べ進めようと思います。そう、実は好きvs嫌いのさらに手前には喰うvs喰わないの分岐があり、およそ「食べられる食べ物」として製造されたものは“喰う”人なのだった。うははうははは! 嫌いなものでも戴き物なら厭わず食べられます。けけ。けけけけ。なんという吝嗇、なんという健啖。まさに生き餓鬼様とはこのことか。
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今日の映画の試写のラインナップはつごい。『テニプリ』のち『ハチクロ』だ。
まずは13時半から『テニスの王子様』です。原作を読んだことがない。そんな、価値の解らないマンは想定されよう客層からかけ離れているだろうけど、やむを得ず仕方ない。
率直な感想は「秘技カタログやん!」だった。『ピンポン』や『少林サッカー』を今度はテニスに展開してみたよ的な超絶映像表現で、やってることは『ダッシュ勝平』のノリだ。ふぅぅん。そんな漫画だったんかー(うろこ)。
あとは、数多いるキャラクタを紹介するだけでいっぱいいっぱいって感じでしたね。好意的に解釈してやる義理もないのでまんま思ったんだが、こんな薄い代物でもキャラ萌えのワンフには満足なんだろーか。掬えていたら「よかったね」と言ってやろう、せめてファンが認めなきゃ、この映画を作った意味はまったくないってことになろうから。
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お誕プレはDVDにしておけば手堅かろう、趣味が合ってそーかどーか、観たことあるかどーかをそれとなーく確認して、そしたらあとはレヴェルの高い作品を選ぶのは我ながらお手のものです。映画検定の合格基準に加えて頂いてもいいスキルだと思いますな。これこそがソムリエの本領が発揮されるシチュエイションではありましぇんか。
つーことで今回買うつもりなのは『ベルヴィル・ランデブー』です。HMVに行くとDVD2枚で20%オフのフェワ中だ。『ベルヴィル・ランデブー』は対象商品になってる。つまり、もー1枚なんか買うのを選ばなきゃならぬ。ちょっと探す。
と、おう、ままま。前から欲すいと思っておった伊丹十三の『タンポポ』に、“BUY 2DVDs 20%OFF”のシールが貼ってあるではないか、買おう、自分のために買おう。うはうは。元値が4935圓もするがなっ。なんつーか、当初の目的のお誕プレより高額ではないか<こーゆー時に言う諺はある。敢えて言わないけどね<こーゆー時に言う言葉は「イワズモガナ」だが。
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19時40分からはセンチュリィシネマにて『ハチミツとクローバー』の完成披露試写です。原作を読んだことがないアゲーン。そんな、価値の解らないマンは想定されよう客層からかけ離れているだろうけど、やむを得ず仕方ないアゲーン。
開場まで、「映画検定公式テキストブック」を読んで待っていたので、入場して席に着くや寝ちゃった。うわ。目覚めると、映画がはぢまってた。うわわわわー。いいい。いったいどんなけ見逃したのか、んで時計を見れどMCがあったのかなかったのかすら判らないから判断がつかない。さささ。サイサキ悪しっ!
関めぐみカワユス! skmgm kwys! 市川実日子に飯田圭織のルックスを与えたかのよう(ぽあん)。美大はねもう! 昨日の『タイヨウのうた』の曲にはいっこも萌えなかったけど、美術作品クオリティタカス! 昨年10月17日付の日記に
って書いたけど、この『ハチクロ』もそこにラインナップされるに値する出来だったよ。3位、かな。3位でいいかな。うわーいうわーい。だからっつって原作漫画を読もうとは思いませんが。
と、喰ってみたらばさ。おんや。これ、うんまいです。なんの味かっつーと{水飴+甘酒}、つまりお米だ。酒粕はアウトでお米はセーフな味覚を持っていると判りました。なるほどなあ。なるほど脳。作る奴も開拓しているが、喰うこっちも味覚の地平を開拓しまくってるなあ。
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『僕の大事なコレクション』のマスコミ試写。昨日の『ハチクロ』でも真山が理花さん関連アイテムをヂップロックして保存してたが、今回はイライジャ・ウッドが自分の一族にまつわる品々をヂップロックしておったぞ。蒐集癖が、ってゆーかそのものずばり、ヂップロックが「きてる」のか?
そしてこの物語の落ちは、言っちゃうけど、ルーツ探しの旅の果て、辿り着いた先にあったのは“指環”だった。おあってから松岡ひとみさんと「結局フロドかよっ」「絶対あれわざとやってる」との合意をみました。
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ねこたびさんからは午前2時23分にクーリエルで「しょこたん☆ぶろぐの記事が大量に削除されてしょこたんが泣いてる」ってお報せ頂いていたのぢゃったが、意味が解らなかった。夜になり、やじうまWatchで読んでからやっと方々へ跳んでみて、何が起こったのかを認識しました。ああ、本人が判るように、ワップするなり消すとかしてたのか>事務所。それはそれは。
ねこたびさんからのクーリエルの段階で思ったのは、そりゃあ消すだろう、でした。だって、本になって出版された分の、2005年4月以前の記事は削除されちゃってるじゃん。だから読みに行く側のスタンスとしては「今読める物を今読む」であるべきだ。それ以上を望んでも空しいし叶うまい。
「(無題)」とゆータイトルの投稿でしょこたんは
って書いていたそーぢゃ(テキスト部は削除されてます)けど、いや、そりゃあメポに自由はないだろうと思う。ただボーダラインがしょこたんに示されていなかったことは不幸だけどね。てゆーか事務所が下手くそなんだろーけど。
事務所のもっとユルいとこは、しょこたんの記事からのトラクバ先を訪問するといとも簡単に今回の顛末を暴露してたり事務所を批判してたりするブログに行き着けるのぢゃ。なんつーか、場当たり的に思いつきで対応してる風なのは否めますまい。
つーか、でも例えば今までだって、コメントの投稿こそは受けつけてなかったけどトラクバは自由で、だから助平系のブログがばんばんトラクバしてきてて、しかしそれを全放置してたんだから、筋が通ってるっちゃー通ってるのか。「助平系は許してたけど事務所批判は認めない」なぁんて新方針を万が一にも打ち出してきたらそれはそれで途轍もなくかっちょう悪く、晒して糾弾するに値する対応だと思いますが。
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今日はマスコミ試写が2本の後、夜からは映画関係者の方々の送別会がござりますので睡眠時間2時間とゆー現状では耐え切れまい、久ヴぃさに空きスタヂヨに入って10時半から12時半まで仮眠。その甲斐あって『迷い婚―すべての迷える女性たちへ―』は一睡もしないで観られたよ!(笑)と、わざわざ言っているってことはすなーちこの後の『ロシアン・ドールズ』はがーがー寝たとゆー証左であるが。がーがー。
『迷い婚―すべての迷える女性たちへ―』は『卒業』の、ミセス・ロビンソンの孫娘が主人公の話だ。『卒業』が実話を基にした物語だってゆう体で、でもラストは違っていて、だから孫娘はお婆ちゃんとお母さんとカンケーを持った男に会いにゆく、っていう流れでしたねー。面白い面白い。
だからこの映画を観る人は事前に『卒業』を観ておくといいと思います。わしは事後に早速、持ちわるいている「映画検定公式テキストブック」で『卒業』のあらすじをチェックしたがなっ<不平を垂れつつも役立ててるぢゃん!
てゆーか、だったらもっとテッテーして“『卒業』で母娘とカンケーを持った男”役にはダスティン・ホフマンをキャスティングすればいいのに、と思いました。この映画を観るまでは『卒業』にまったきの思い入れがなかったくせに! のみならず主演がダスティン・ホフマンだなんてちっとも知らなかったくせに! どころかダスティン・ホフマンと聞いても顔が思い出せないくせに!(笑) こんな奴が映画検定で2級にでも合格したらなんて氣味のいいことだろう(笑)。頑張って、テキスト主体で映画の勉強しよう。オー。あっ、やる氣になってんぢゃんっ。
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『ロシアン・ドールズ』はぐうぐう寝倒した『スパニッシュ・アパートメント』の続編だそーです。いくらなんでも、そんな、続編が作られるってんだったら面白くない訳があるまいと、大好きなオドレイ・トトゥも出ていることだし(オドレイ・トトゥは『スパニッシュ・アパートメント』の時から出てたがな)、今度こそは面白く観られるかなと期待して臨んだのだったけど。だったけど言ってやるな。
女にだらしないお兄ちゃんが主人公で、二股三股かけては自分が軽んじられると困惑し悩んだり切れたりし、なんかもー勝手にしろって感じ。こんな主人公は不幸になればいい氣味だし、こんな奴に引っかかるすべての女もどーかと思いました。起きて観てた範囲だけでこの感想だ、なんつーか共感出来ぬことこの上ない話なのだったことだなあ。外人の倫理観にはついていけないものがある、と思います。みんなエーズで死んぢゃえばいいのに。
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いつもの、映画関係者さん絡みの呑み会ではできゆたけ人と接しない、例えて言うと部屋の角を背にするってよーな、左右と後ろの守りを固めたロケィションに陣取ってせーぜ応対する相手は一人だけに限るよう、社交性の遮断を旨として参加しているのですが、今回は少人数の会だってことで見過ごされる訳にはいかなかった(笑)。仲良く語らい合うことを余儀なくされちゃったよ!
思い知ったのは、をかべ君、こーゆー時自分の話、しすぎ。いかんいかん、もっと“聞き上手”にならねばと質問をしよーと思うのだが、知らない人に訊きたいことなんて、ない。無理に訊いた、そのへんぢに興味がない(笑)。つーかそのへんぢを受けて、つーかそのへんぢの途中で口を挿んで、また自分のことを言ったりしてるし。うわわうわわ(汗)。なんて出しゃばりでヤな奴なんでしょう!
そうしてひとつ判った、聞く耳を持たないのだ。普段でもへっきで聞き間違いをする。でも通常の場合にはまだしも頭の中で補正をして、相手が言いそうなことを推測することが可能なのだけど、これが酒が入っていると効かないのです。ただでさえ呑み屋は五月蠅く、聞き取りづらさを増幅してるし。知らない相手だけにどんなヂャンルの話題で来るのか予想もつかないし。ってんで、相手の言ってることを聞き取るのに難儀するくないだったらと、こっちから一方的に喋り続ける道を選ぶのだと知ったよ。くすんくすん。
せっかく、仲良くして頂けそうな方がおられたのにー。もしこの呑み会での夜郎自大な物言いのをかべに懲りておられないなら、今後試写室でおわいした際には仲良くしてやーあとくれ♪と願ってやみません。
頭が痛い、とても痛い、ゆんべの会はフリィドリンクではなかったのだ、それをいいことに好きな酒を好きなだけ呑んだ。マティーニとか、これよく洋画に出てくるよねーとか言いながらオーダして強えー!って参りながら呑んだり。いけめんのプロモータさんがお店の女の子をからかっているのに乗じて「おねいさんのイメィヂのカクテルをくざさい」なーんつって“キャットウーマン”とかいうウオトカにマスカットを混ぜた味のを呑んだり。美味しい、薄い味のアルコホルはほぼ一氣に、嫌いな味だったり濃かったりするアルコホルは早く次の一杯で口直しをするために我慢して早急に、とにかく湯水のように呑んだのだ。うわー。二日酔いなんて久ヴぃさの経験です。
5時半に帰宅してスグサマ布団に入り、どーにか復活して起き出したのは18時半でしたねー。本日の睡眠時間は都合17時間であったか。日頃、ヒトサマには「土日は16時間くない寝てニュートラルに戻す」と標榜している、それをほぼ有言実行した形となったよ。
やっぱ人間、寝てる状態がデフォルトだよねっ。人生の半分以上、寝て暮らしたい。その分起きている時間だけで80年超暮らす。だから160年は生きるショゾンです。勝手な計算ばっかりしている人はだれ?
そして特筆すべきは今回はぢめて、工藤静香のアルバム、「doing」と「I'm not」の封を切った。前者は96年5月17日、後者は98年4月29日発売です。もーこの頃にはCDを手に入れても聴きもしない、開けもしなかったのだと知れる仕業だ脳(感慨)。
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6時半に寝て12時に起き、続きをする。新たに封を切ったのは工藤静香の「DRESS」〈97.03.19〉、渡辺満里奈の『バースデイ ボーイ』〈92.05.21〉と「リング・ア・ベル」〈96.03.21〉、満里奈が4曲目の『KISSING FISH』って曲にヴォーカル参加している「エキゾチカ慕情」〈91.10.25〉です。…そっか、これからかな、他のアーティストのアルバムにちょっとだけ出てる、なんてことを(主に満里奈が)しはぢめて、追うのに疲れたのだ(笑)。
つまり91年10月25日以前はきちんとフォロウしてたと逆に言えよう、生稲晃子が『LUNA』って曲一曲だけ参加している「『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』主題歌全曲集」〈90.10.21〉なぁんてアルバムもちゃんと持ってる。もちよん『LUNA』だけiPodに入れた。うははうはは。世界一おニャ揃えのよいiPodを目指します。オー。
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元町二十四軒さんの眼鏡コレクシオンのペヂーにて拙眼鏡だの愚眼鏡だの、3本が紹介されました。「招福!きねま猫」のタイトル写真で掛けているのは80番です。今使用中なのは82番です。
ああ、面白いなあ、アンカを開くとフレィムが黒くなる仕組みなのね(サファリ1.3とエクスプローラ5.2で確認しました<このためだけに、何カ月ヴいにエクスプローラなんて立ちわげたことだろう! ネスケ7.02では違いがよく判りませんでした)。せっかくだから81番にも直リンしておきましょう(笑)。
それにしても先週の、あのタイミングで眼鏡写真を撮って頂けてよかったと思う。29日にマッサーヂチェワで目覚めた時、掛けてた眼鏡がないことに氣づかぬままリクライニングを起こして、ちょーど谷折りのとこに眼鏡を挟み込んでしまい、今ちょっと82番のフレィムはいがんでいるのです。ぎゃー。
ハバナミュージアムに直してもらいに行きたいけど、行くとまた新しい眼鏡が欲しくなることは必定、うーん、欲しいのがズバッと買える、自由になるお金7,0000圓ほどが貯まった頃わいに行きましょうか<いや、新しいのを買うのなら、今のを直してももー掛けないのではっ? うーんうーん。