◆05年08月上半期の抜粋日記◆

05年7月分下←*→8月分下 / 『最新の抜粋日記』

 8/1 カツサンドPROJECTの転向<はやっ!

『8月のクリスマス』のマスコミ試写。『八月のクリスマス』日本版リメイクで、主演が山崎まさよしだ。おお。

しかし。うう。なんだこれ。いっこも、悲しくも切なくもないぞ。何故だ何故か。先の先に到るまですべて展開を知っているせーでは決してあるまい。だって『50回目のファースト・キス』なんて、おんなじ映画をきよくも鮮明なうちに幾度観ても、涙ものだったのですもの。

きっとあれだ、ハン・ソッキュの時には“結婚できなかった”感がつおかったのが、山崎まさよしが演じちゃ“できないんぢゃなくて、結婚しなかった”ふーにしか見えないからではないか。そんな、今なお引く手あまたっぽい面相の主人公が若い女の子によろめいても、ちいとも純愛に見えねーんだよなー。『月とキャベツ』の時みたいに、モテだけどこの娘!って方向にだったらマッチするのだろう、きっとね。

つまりはハン・ソッキュの位置の男優のキャスティングを安易に行い過ぎたっつーことであるか。そーだにゃー、ちょなんかんにでも演じさせてやれば、“結婚できない”度はもうちょっと上がっていたと思います<をかべに言われたくなかろう(笑)。

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45分ある。カツサンドを探求する旅に出よう。まずはカスカード。おお、やっぱき、15時過ぎのカスカードはサンドウィッチもの揃えが悪い、ありません。松坂屋名古屋駅店の地下1階とゆう、わざわざ足を踏み入れぬ限り決して寄ることがない場所に、カフェが隣接したドンクがあるとゆうので行ってみる。さすがにジョアンと同じ眷属だけのことがある、カツサンド方面への展開はなかった。

ジェイアール名古屋タカシマヤには1階と地下1階とにそれぞれベーカリィがあり、そのどっちにもカツサンドはないよ。うう。ううう。このカツサンドPROJECTは、ぼちぼち根本から見直されるべきかもしれぬ。ちょっとカツサンドにありつけなさ過ぎ。もう、そおだ、昨日のサークルKターニングポイントだったのだ、ひとまず喰う順番が系統的でなくなってもかまーないから、行き当たって出わったら有り難く食べよう。

つーことでここはジェイアール名古屋タカシマヤである、まい泉にゆく。あるッ、カツサンドがあるよ!<そりゃあある。6個入りを買い、持って帰ってもまだこの後マスコミ試写があるのだ、喰う場所はないっつーことでエレヴェータ前の椅子にすあってこの場で喰ってしまおう。うはは。エレヴェータ前と言えば聞こえがよい(聞こえは本当によいか?)が、トイレの出口前と言い換えることもできるのが切ないわ。くい〜ん。

だがカツサンドに罪はない、喰うと、うう、さすがに多くの人に支持されているだけのことがあるまい泉のカツサンドだ、うんまいなあ! ヒレカツがとてもやあらかいお箸で割れるを標榜しているだけのことのあるやあらかさだ。オニクがあたかも挽肉のようにやあらかいのでドリンクがなくとも、幾つ喰っても喉に詰まらかすことがなく嚥下できるよ。ほう。

サイズも、1ピースが小さめの直方体で食べ易いです。うんまいなあと食べ進め、しかし、ああ、6ピースをいっぺんに喰うと飽きるなこれ。味が単調なのだ。なるほどなあ。だったら、そんな食べ物は、6ピースを1箱で売ってはいかんと思いませんかあフフッフー♪

つーかもちよん3ピース入りも売っているし、だがなんと9ピース入りだってある。なんだったら、食慾お腹のキャパ的には9ピースを選ぶこともできたのぢゃが、6にしておいて本当によかったよ。そおか、一人前っつーか、売っている、手に入る“ひと単位”ってのも、十分に評価の対象として考察されるべきだと知ったよかにせどんなのでしたー。

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『メトロで恋して』のマスコミ試写。フランス人どもが「スシピンク・シャンパンは合うね」と言っていたぞ! ほう。も1本買い置いてあるドンペリのピンクは、寿司をあてに呑もうかと思います。問題はこの名古屋の酷暑室温中に放置してあるってことだ。へへへ。変質してるかしら? キリドキリド。

 8/2 食材を使って食べ物ぢゃないものを作る店

会社の近所はローソンの特異点である。も、ローソンばっかし造ってる。今日もまた新しい店舗が開店した。新聞の折り込み広告に100圓の割引券がついていたので行ってみよう。吝嗇か。

もちよんめわてはカツサンドである。が、ローソンには、カツサンドは、ないッ。うわあ。お前もか。開店してすぐ、サンドウィッチの棚に一点の透き間もない状態で置いてないってんだから、そもそも商品として存在しないんだろう。

なぁんだ。カツサンドも扱わないよーなコンヴィニで買いもんをしてやる義理はあるまい、何も買わず、入店から45秒でソッコー離脱。今日も、カツサンドPROJECTの前途は多難な予感でいーぱいです。くい〜ん。

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『マイ・ファーザー』のマスコミ試写。ナチスドイツ絶滅収容所で捕虜の選別と人体実験を行っていた博士を父親に持つ息子が、南米に逃亡して隠遁生活を送っている父親に会いにゆくお話でした。

よかった、まだ、ちょび髭でいるのだ。ゴルゴとかぶっていることが判り、唯一無二でないのならつまんねーかにゃーとちょっとパッションが冷めてきていたのだが、ナチスの映画を鑑賞する時にはベストのパフォーマンスを発揮できんぢゃん! せっかくなので、生えているうちにせーぜーいっぱいナチスの映画を上映して頂きたいと切にお願いしたいプリーズ♪

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試写会で一緒になった中日新聞の偉いさまとコメダ珈琲にゆく。ああ、だったら、今日のカツサンドはここだと、ご馳走になっちゃいました。

いや、しかし、「映画颱風」の話なぞをしつつ喰ったカツサンドは、これは酷いまずいというレヴェルではない、これは食べ物ではない。さすがに“”を誇るコメダ珈琲だ、あらゆるメニュの“”には期待を持たせぬ、そしてそのマイナスの期待を裏切らない代物を提供するではないか。

なにはともあれまずサイズがでかい。パンは食パンではなく、しかしバンズでもない。これはコッペパンかしら。3等分されてはいるけど、その切った1つ当たりがハンバーガの1個分くないのおっきさがあるでかいのだ。うわあ。もちよんパンはカツよりも遙かにヴわつい

てゆーか、これなに? 肉の味が一切しないんですけど。一番薄いのが肉で、次に厚いのが衣、その外にカツ以上の厚みを持つパンが2枚、あるのだ。うわー。味がしない。てゆーか油の味がする。てゆーか氣づいたらずぼん油が滴ってたよ! なんの油かっつーとサラダオイルだ。サラダオイル味のパンを喰っているのだ。ぎゃー。

もう、旨いとかまずいとかを超えている。食べ物の味ではない。それがあまりに強烈なので、3個喰う間に、飽きすらもしなかった。なまじまずい食べ物だったらソッコーで飽きたであろう、食べ物とは思えないものを喰っている時には頭がそれを食事だと認識できないのだ、残さず3つともぺろりと喰っちゃいましたとさ! もう、あとで胸焼けするったらない。

そうそう、こーゆー論外の、底辺の食べ物に出わえるのも、カツサンドPROJECTの醍醐味であるッ(笑)。障害があると燃えるタイプ? ぎゃー。

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『ルパン』のマスコミ試写。名古屋地区では9月23日に公開になるこの映画が、公開が間近になるとみんな言うであろう、誰でも思いつくレヴェルのことだろうけど早い者勝ちで今言っておく。この映画の日本語吹き替え版山田康雄が声を当てるといいぞっ。

そーゆー、永年色褪せない真理とは違う、その場限りの、っつーかもっと範囲の狭い、みんなが思いつく前のこのタイミングでしか価値っつーか意味のないことをいつまでも遺すつもりの日記に認めるってースタンスは、があまりにも低くはないか?(笑)ってゆうか(いまさらなにを言うか)

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殊能さんとこから跳んで「ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」ってブログに入ってみると、6月11日付に“オレの書いた「スターウォーズ」評を配給会社が検閲!”と題された日記があるのを発見。『すたをず』の評を、配給会社側が添削した通りに書き直さないと写真を貸し出さないと言われたのだそおだ。うわ。つごいな。

なんつーか、映画評の仕事をしている今ここが、東京でなくてよかったと思った。名古屋なんてゆー、こんな外様にまでは累は及ぶまい。

はっ。この日記も、コメダ珈琲がスポンサに入っていたらカツサンドの悪口は書けなかったかもしれない訳だわ! 映画に関しては(C2とかでは)魂を売った推薦文を書こうと(魂を売っていたのか!)、こと食べ物の評価に於いては誠実でありたい。ああ、ありたいったら!

 8/3 デニィズに行ったらビビンバーグとゆーマスト、健在なり

デニィズカツサンドは旨いらしいと聞き、久ヴぃさに会社のモヨリのデニィズへおひゆごわんにゆく。ここは器が汚れていたことがあって以来、足が遠のいておったのだ。しかしカツサンドPROJECTには代えられない(笑)。

そうまでの不退転の決意で赴いた結果、えっとなあ、ランチタイム仕様だったからなのかメニュにカツサンドなぞ、ないわッ。ぎゃー。3回読み返したよ、メニュ。独りではみれすに入っておきながら、オーダが未だ決まらないからとウェイトレスを一回帰したのなぞ初の経験です。

コンヴィニとは違うのだ、はみれすの席に着いてメニュとお水を持ってきてもらい、その時点でカツサンドがないことが判っても後には引けません。きゃん。つーことでビビンバーグだ、やっぱきはんばあぐ好きで且つ好きな者には、これっしょ。

ビビンバーグに添えられたキムチは表面が乾いているし、菜っぱしなしなです。でも掻き混ぜて喰っちゃえばうんまい。久しヴいに野菜も摂れて(笑)にこにこです。ああ、好きなもので、しかも栄養バランスがよりまともな食べ物を喰えるなんて、どんなに幸せなことか(笑)。カツなんてとりたてて好きでもないし、野菜は不足し過ぎているし、なんでカツサンドPROJECTなんてはぢめてしまったのだろう<なにを言うか(笑)。親を恨むよ。いや、全然無関係の親を恨まないように!

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『ハッカビーズ』のマスコミ試写。コメディなんだけど、微妙なバランスの上であってもなんとか折り合いをつけて生活を営んでいる者のトラウマを発き、人生設計から引きずりおろすとゆー話だから、なんだか。どう面白がったらいいのか解らない。不快とまでは思わなかったけど悪趣味であることは確かでした。

真実の自分に目覚めさせるってゆー役割を担うのが“実存主義探偵”なる連中であって、つまり実存主義ギャグが展開している訳なのね。そんな難解な(苦笑)。

 8/4 トラックバックの崇高な精神

ドトールにもカフェ・ド・クリエにもカツサンドはない。やれやれ、“コーヒィ屋のカツサンド”とゆうカテゴリィを準備してなくてよかったよ(胸撫)。

つーことで今日はコーヒィがとてつもなく濃い喫茶店であるところのコンパルだ。なんでこんなに苦く、まずくしているのか昔っから理解に苦しむよ。こーゆーコーヒィを飲ませる店があるからコーヒィが嫌いになるのだと思うんぢゃがなあ。

ともあれ、カツサンドPROJECTでも実行してなければ決して入ることのない店に足を踏み入れる。おお、なんと、今日、木曜日は「カツサンド100圓引きデー」だ。うはっ。そんな値引きサヴィースを思いつく暇があったらの方向で工夫しろと思いつつも、カツサンドの神様のせめてものオボシメシなのやもしれぬ。感謝の心でオーダする。

出てきたポークカツサンドは、パンがトーストされている。そしてふんだんに、キャベツの千切りが挿まれている。占めている厚みで名称が決まるというのなら、これははっきりとキャベツの千切りサンドであった(笑)。そして塗られているのはソースではない、ケチャップだ。パンの間に、ケチャップとしゃくしゃくいうほどの量のキャベツ。どっかで味わったことがある脳と考え、そおだ、氣づいた、ホットドッグの構成メンバだ。

しかしホットドッグにはある、しゃくしゃくのキャベツに負けないぱりっとした、ぽりっというまでにつおい固さウインナはここにはない。取ってかあっているのはへなへなっとした、噛み切り易いカツだ。これではちっともカツが主張できていない。ここに挿まるのはカツには荷が重かったろう。なるほどなあ、どんな時でも常にカツサンドのカツはやあらかくあるべし、ってのは真理ではなかったと知ったぞ。なんて有意義なPROJECTであることか!(笑)

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ディレクタ伊藤さんブログさゆりんのブログトラックバックを漲っているよ。わあ。これは行き来がし易くてよいなあと喜んだのもツカノマ。え。ととと。トラックバックって、一方通行なんですとー!? うわ。

つまりあれか、眞鍋かをりのブログのコンヴィニ袋かむった写真の回1917件ものトラックバックが漲られているけどもさ、あれって、眞鍋かをりのブログが面白いから自分とこの読者にも紹介しようとゆうパッションではなくて、眞鍋かをりのブログに来ている数多の客をあわよくば自分とこにアクセスさせようと、そーゆー根性で施されているものだったって訳ー? ぎゃー。それは、眞鍋かをりが、「トラックバックは全部読んでる」と表明する訳だ。うわあ…。

なるほどね…。トラックバックされるってのは、直接的なアクセス数の増加が見込めるものではなく、それ故に却って純粋ニンキノホドが示される指標たり得るってことか。名誉なんだ。面白いシステムを思いついたものぢゃ。ふぅん。

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『マザー・テレサ』のマスコミ試写。ちらしを見ると、この21世紀にもなって、主演のオリビア・ハッセー枕詞『ロミオとジュリエット』だよ(笑)。いつの映画だ>68年です。

きっとあれだ、原田知世がマザー・テレサ役を演じたら『時をかける少女』って紹介されるよーなもんなのだと思います。いや、それって、あながち<あながち言ってやるな。

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ゆうどらから定期的にメーユニュースが届く。夕べ来た分で、「ゆうどらのFAQペヂーで最もアクセス数が高かった上位10項目」ってのがあった。トップは“引用符を「」から「」に変更したい”ってペヂーだそうだ。うあ。こここ。これ、やりたいやりたいよ。

早速アクセスしてオーセのとーりにする。と。うう。ううう。わしのゆうどらはヴァーヂョン古いのよ、書かれている通りのフォルダが存在してません。きゃん。

しかし常々、この引用符はなんとかしたいと思っていたのだ、足掻きたい、もがこう。【ゆうどらの操作・技術的なお問いわわせ】と貼られたメアドに質問のクーリエルを送る。おへんぢを戴き、アップデータインストールの方法を教えてもらい、そしてついに今宵、我がゆうどらの特別>設定内に「日本語環境」なる項目が出現しました! おお。ある、あるぞ、“引用符を「>」に変更”のチェックボックスにチェックを入れる。うははうははは! 嬉しい♪

今夜は引用符パーティである、溜めたクーリエルにリプライ大会を催そうぞ。わぁいわぁい♪

 8/5 『輝ける青春』の一日

12時半からの『輝ける青春』のマスコミ試写に備えて、午前中は寝る。寝ておくったら寝る。

伝えられてきた6時間6分とゆう上映時間はガセであった。実は6時間14分だ(笑)。3時間8分上映したら休憩を20分ほどとり、その後残りの3時間6分ぶんを上映するとゆーシステムである。うはっ。

いったい、試写室に何人が来るのかと思っていたら20人超はいたよ。うわー。我々は同じ船に乗りわわせた同志である、とゆー思いが滾ってくるぞ(笑)。単に長い映画を一緒に観るってだけなのにね。

普段の映画の時には8面以内に収めるよう採っている映画メモも、今回は26面に及びました。うひー。これをパソコに写すのがまた難儀だと判ってはいるがやむを得まい、みぢかい(ってゆーか通常の)尺の映画と違い、力の抜きどころが判りませんもので。

観る前から、この映画をもし紹介するなら何を書くかは決まっている。「こいなけの長さの映画を作ったし公開するってことは、そいなけ自信満々だってことだ」であり「無駄なシーンが一箇所でもあるなら当然摘むだろう。編集した結果この尺になったっつーことは、どのワンシーンを取ってもすべて必要なエピソードにちまいない。不要なカットは一瞬たりともあり得まい」だ(笑)。

さらに言えば、こんな長い映画観ちゃった時点で、紹介しないともったいないって思うだろうとまで予測できます。自分が選んだ6時間14分に及ぶ鑑賞時間が価値あるものだったと肯定したいに決まっている。『輝ける青春』のどんな映画評も好意的である、若しくは好意的となろう所以です。ゆめゆめ信用してはならない(笑)。

映画は面白かったけどな<いや、どっちなんだ(笑)。なるほどね、6時間の映画を作る場合にはこーすればよいのかと教えて頂いた氣分でござりまシュー。

最初の1時間で起こった誘拐事件がきっかけで、兄弟ふたりの考え方の相違点がアカラサマにされ、道を分かつ。兄はヒッピィを経てテロリストの奥さんを持つことになる。弟は免除されていたのを敢えて断って徴兵に行き、戻ってきてからは警察に入る。

ほぉら。あとはテロリストの奥さんが事件を起こしたり、弟が兄の名を騙って女性と関係をもったりすれば宜しい。時間とともに“おなぢみ”のキャラクタは増える一方だ、時々死んで減りもするけどもさ、あのキャラクタと再会したり新しいキャラクタと新たな関わりを持ったりさせ続けてれば、そりゃあ37年間に及ぶ物語なのだもの、6時間くないへっきで費やせるよ(笑)。

そうして我々が一番氣にしていたのは、ぢゃあどーやって終わらせるか、でしたね〜。ラストの1時間の間に、少なくとも3箇所以上、ここでおあってもいいのにと思えるシーンがありました(笑)。こっちは上映終了時刻を知っているので暗がりでこっそり時計を見ては、あ、まだなんかやるんだな、と(笑)確認しながら観続けておったぞ。

あっ、今いーこと思いついちゃった。こいなけ延々と6時間観せた揚げ句に、最後に『マグノリア』落ちを持ってくるの! うはっ。台無し(笑)<台無し言うな。台無し言われようと、いかにも終わった感がつおく出ると思うのですが。

でもそーして考えてみると、改めて、『マグノリア』の落ちは禁じ手だったんだなあって解るなあ。ごくフツーの大多数の人々は、あの事件を乗り越えてそれでも生きてゆくさまをこそ観たい訳か。思いもかけず『マグノリア』に関する考察が深まってしまいました。

そしてだらだらと書き進めてきたこの日記も終わりどころを見つけられずに、なんだかこのままおある。<あっ。

 8/6 特別に好きにも、嫌いにもならないカツサンド

夕んべは『輝ける青春』のマスコミ試写の後、お疲れさまビーユ呑み大会(!)が催され、社に戻るとちょーどのタイミングでいつものまぢゃーん面子が解散した直後であった、急遽召集がかけられ(笑)1時半まで、半荘を2回執り行いました。雀荘ではいつもの如く、麦茶4リッターほど飲んだのですがそれくないではサキホドのビーユは冷めません。なんつっても5人でピッチャを5つ空けたのだ。うははうははは。

さあ、酔いの残った状態で午前2時にラヂヨ制作部に戻り、しかしこーなったらもう帰るまい。ってか帰るまじ。帰るまじ言うな。寝たり起きたりを繰り返しつつ(会社でだよ!)、陽も翳った17時過ぎにやっと社外に出る氣になりフレイヴァへ赴きピーチパイを喰いもしたが、本当に帰宅したのは21時であった。うむ。夏場は会社の子になるに限る。夏に限ってない人はだれ?

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ヤマナカ安田店に寄ると、ベイカリィに、おお、みそカツサンドがあるではありましぇんか。その他のパンとともに購入。昨日は終日『輝ける青春』に時間をとられて行うことができなかったカツサンドPROJECTを再開しましょう。

家に着くやスグサマ喰う。うむ、これだ、これこそがフツー一般に“カツサンド”とされる食べ物である。カツがヴわつく、豚肉が主張している。味噌カツを標榜しつつも味噌の風味は強くは表れておらず、味つけにのみ徹している。おそらくキャベツであろう菜っぱも挿まれているけどそれも添え物で、どころか、パンまでもが傍役に甘んじているのだ。この場合のパンは、はっきりと「カツを手掴みで喰うと手が油でべとべとになるから、パンで挟んでおきましょう」って位置づけである。ついでに「カツの衣の油が直接に触れてくどいと感じぬよう、クッションの役割を果たす」って意味も持っているって感じ。

ベイカリィのくせにちーともパンを重視していないようだ、だってパックから出してみたら、3切れ入っているカツサンドのうち1枚分のパンが、めくれ上がってカツが丸出しになっている状態だったんですもの。いや、そんな、もっと落ち着いて詰めようよ。しかし、そうね、これはカツを喰わせよう、カツを味わって頂こうという、そーゆー「カツサンドに於ける正しい思想」がきちんと反映した、正統派のカツサンドと言えましょう。これこれ。

これぞ、店頭で目にした時にやっと選択肢に加えられ、そうだな、今日はカツサンドにでもするかなと、年に数回選ぼうと思わせもするが、普段は特に顧みられることもない『雨ニモ負ケズ』みたいなカツサンドだ。面白味には欠けるけど誠実だと思います。

まあ、でも次にこれを喰うのは早くても来年で十分だがな。褒めてるのかくさしてるのかどっちか。つーか、そのくないの頻度で食べられるのがカツサンドの正しい扱い、まともなつきあい方と言えましょう。そんな境遇だから故のカツサンドにスポットを当てた、カツサンドPRPJECTであると認識して頂きたい。語るなあ。。また蛙でおあるのか。蛙言うな。

 8/7 てゆーか青山の翌日に池袋て、をかべの02年7月の流れと一緒ぢゃん!>ふかみんさん

元人妻ディレクターのシングルダイアリー」にはマストで、コメントを書くように心がけています。んが、あんまきたびたび書き込むと“最新のコメント”欄に並ぶ名前に「をかへま」が出現しすぎて、それってどーよと思う。他のリスナさんが引いてしまうような馴れ馴れしさはもちよん避けたい。もっといーぱいコメントがつけられ続けていれば埋没もしようけど、テーマによっては2通のままで当分推移してるなぁんてデーもある。1人置きに「をかへま」ぢゃあ、ちょっと異状でしょう?(笑) だからせめて、コメントの内容には細心の注意を払いたい<投稿しないという方向には思考が進まない人はだれ?

6日の22時28分15秒にワップされた「こどもの城」って記事にも、だからちょっとでも誰かがコメントをつけぬものか、待ってはおった。待ちながら、写真に対するコメントで、こどもの城のキャラクタと思しき着ぐるみふかみんさんの姪御さん、若しくは従姉妹であるとボケる方向なぁんてどうか、いやしかし、そーゆーふざけた内容はただでさえ目立たぬようにしたい現状に於いては逆効果であろう、なぞなぞいろいろと考え続ける。そうしてついに、もー、堪えきれなくなって、3時17分18秒にコメントをつけてしまいました!<てゆーか堪えている時間、みぢか過ぎ!

とにかく最大のネックは、このディレクタのふかみんさんが手掛けているラヂヨ番組を一切聴くことができない境遇にあることだ(笑)。このブログを読みにくる人々はすべて知っている、ラヂヨを介しての情報がまったき入らない。そんな状態でコメントをつけねばならない。決してそれを悟られる訳にもいかない。ってんで、おもっきし差し障りのなさゲな辺りを狙ったコメントを捻出する必要があるのです。苦労してるなあ(笑)。

今回の記事は、姪御さんが東京に遊びに来たのでこどもの城に連れて行った、とゆう内容だ。えーっと。こどもの城って、聞いたことないんですけど。もしかして関東もんにはとっても有名な施設か?とネットで調べてみると、青学の向かえにあるらしい。えっ。ここって、国連大学の隣ってことは、森博嗣さん名刺交換会があった書店の、すぐ向こうぢゃん。うわあ。知らなかった。

一番恐れるべきは、例えば名古屋地区に於ける「お菓子の城」みたいな位置づけで、行ったことがある人こそ少なくてもみぃんながCMで知っている、って場合だ。それに対して「知りませんでした」ってコメントしてしまうことは、はっきりと自殺行為に等しい(笑)。ぢゃが、嘘を書かないってのも守るべき誠意である。今日はこれはギャンブルだと、正直に知らなかったとコメントしてしまおう。うう。次の人に「貴様、よそ者だなッ」と看破されたらどおしよお。キリドキリドしつつ寝る。

起床後、ブログを訪れてみると、新たなカキコが2件増えているよ。ああ、次の人が早速「私も知りませんでした」つっててくざさっておる! わあいわあい。安堵(笑)。聴いたこともない番組のブログにそれを伏せてカキコをするのは、まるでネカマを演じるかのよーな緊張感快感が味わえるわね!(笑) 長けたいと思います。長けるつもりか。

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見知らぬ、片仮名で表記された名前の方からクーリエルが1通届いておる。んー? スパムかにゃー?とプチ警戒。

しかもだって、サブヂェクトが「石川梨華20さんへ」なのだ。ここ。これは、どっかの掲示板のカキコを見て送られてきたものかしら。アップフロントエーヂェンシィの人から「ハンドルに石川梨華と入れるな」とのクレィムだったらまだしも(まだしも?)、狂信的な石川のワンフからの脅迫だったりしたらどおしよお(爆笑)とキリドキリドしつつ開いてみると。わあ。

ヨシダプロさんではありましぇんか。デイリーポータルZにて、ハンドル名の由来を募集しておられた奴に投稿していたのぢゃ。それが掲載になったとのご連絡クーリエルだったのですね。うわあ。ご丁寧に、それはそれは。こんな、クーリエルを頂かずとも絶対に読みに参りますものを。

ってんで見にゆきましょう、アナタはなぜそのハンドルに!?だ。あっ。ハンドルパターン(6)の「自覚ハンドル!」内の〈自分の地域から〉ってカテゴリィに知ってる人が!(笑) 素敵ー。

“石川梨華20”は、もちよん当然ハンドルパターン(3)「好きな人ハンドル!」内の〈好きなアーティスト〉に入っておるぞ。よかったー。をかへま”以外のハンドルを持ってて

てゆーか思いの外、“石川梨華20”と同じ作りのハンドルがなくって意外。自分で狙ってつけたハンドルのくせに、意外。もっとみんな、まんまのハンドルをつければいいのに! ってゆうかフツーの人は有名人の名を流用しないだけの良識があるってことか。そおか。きゃん。

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今日on airされた分のデクスターズ ラボが第21話「夢のゴールドディスク」の回であった。わあ。絶対に、この話、ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』元ネタにちまいないと思うのよ。是非『チョコレート工場』を観る前にチェックしておきたかったのだ。嬉しいな。どこまで忠実になぞっているかを把握したい。せーぜー、本日ある放映を複数回観てインプットしておきましょうぞ。

そんな情報からの映画評の執筆を、早々と目論んでいる人はだれ? うっはっは。仕事熱心と言って頂きたい。

 8/8 かつて戸川純が演じていた女子社員の位置には、今回は平山あやがいました

『クレールの刺繍』のマスコミ試写。わあ、とっても、プレス資料美麗だ。配給会社さん側に愛されている映画だってことが判る。

フランス映画で、映像も美麗で、これとか『アメリ』とかを観ると部屋の壁の色緑がかったブルーに塗りたくなるねー。どー考えても幼少期にそんな部屋で育ったら暗い方に歪むと思うが(笑)。が本当に映えるもの。そしてこの映画の主人公のクレールは、赤髪だったのでした。そおだ、そーゆー人種を擁している国ならではの色彩感覚が育まれるとゆう仕組みなのぢゃろう、きっと。

つーことは世の中が赤ん坊ばかりだったら、壁の色は緑がかったブルーで決まりっつーことやね。だから歪むとゆうに。

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『釣りバカ日誌16』のマスコミ試写。『14』以来『釣りバカ』を手掛けている監督の新作だ、期待できよう。

なんつっても“演出のことば”としてこんなことを言っているのだ、「いきおいお話は昔ながらの、年頃の娘とその父親が登場する相も変らぬ松竹映画となりそうです。」だ。ぎゃははっ。そんな解っている人が創った映画だもの。楽しみだな♪

『12』と『13』は酷かった。それまでの話に登場し続けてきていると思しき、慣れ親しんだおなぢみのキャラクタ予定調和の動きをトレースしてるだけ。一見さんには何が面白いのかちいとも解らない、馴れ合いに支配された物語が展開してたのだ。そこに風穴を開けたのがこの監督だったのですね。なにより偉大だったのはストーリィがそれ自体、観られるものになっていたことだった(笑)。こぉんなレヴェルの低いことを誉めなければならぬほど、澱みきっていた訳ぢゃが。

つーことで、さて、今年はどんな趣向で観せてくれるのかしらと身構えて臨む。たらばさ。確かにメインの流れは「年頃の娘とその父親が登場する相も変らぬ松竹映画」だったのぢゃが、今回はそれだけでは時間を持てあますと思ったのだろう、なんと遊びネタで、浜ちゃんがアメリカ海軍のイージス艦密航する羽目に陥るよ! ぎゃっ。ここ。これは、もちよん、当然、今夏に『亡国のイージス』が公開されているからだろう、ぶつけてきたのだ。ぎゃはははっ。なんてくだらない超絶展開か! 毎年このノリをやると安くなっちゃうけど、今回のこれは活きてましたねー。うははははは。

娯楽映画としてよいチョイスを、やっぱきこの監督はするなあと再確認しましたとさ。のくせに監督の名前を覚えてやらない人はだれ?(笑)

 8/9 休んでると、カツサンドの置いてある喫茶店とか沢山見つけたりするんだ法則

今日のおひゆごわんは神尾さんとタワーズのとり五鐵にて、親子丼のセットを喰いました。旨ッ。本気で旨ッ。

いや、実は夕んべ体重を計ったところ、増えておるのだ(笑)ってゆうか(ぎゃー)。日に、主食一食だけと限って喰っているにもかかあらず増えるとは、世のすべての“太り続けない”人々はいったいどんな食生活をしてる訳?と切れそうになりますが(笑)。なんのこたぁない、皆さんはおそらく、甘味フリィにしてないんだろう脳(笑)ってゆうか(いつの間に甘味フリィになってたのだ!>自分)。いかんいかん、やっぱき、お菓子を喰うのは控えなければ痩せまい(ああ、痩せまい<リフレイン)。今日から心がけたい。

そして先週は遂行しておったカツサンドPROJECTであるが、主食を日に一食だけ、おやつを摂らない、と決めると、ちょっとさすがにその唯一の食事が連日連日カツサンドになるっつーのにはふわんを禁じ得ない<何を言っているか(笑)。一週交替でやろう。今週は、きちんと飯らしい飯を喰うウイークであるッ。明日は2週に一度の献血デーであるから、そおね、献血をする週はカツサンドPROJECTの安息週であると、今決めた。せーぜー好きな、おいちいものを喰いましょうぞ。ぽゎん。

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『容疑者 室井慎次』のマスコミ試写。映画にこんなことを言ってはいけないとは解っている。創作された作品なのだ、当然施されていて然るべきなのだ。だから問題はその先にある、「好きか嫌いか」ってところに着地する訳なんだけど、しかしどーしても言わざるを得ない。この物語は「都合がよすぎる」。

ちょっとだけ例を挙げよう。頭がいいはずの悪役の遣り口が杜撰すぎる。こんなにあけすけに手の内を見せては、すぐに対処されちゃうだろうに。さらに、マスコミ馬鹿に描かれすぎ。まったく独自取材をせず、大本営発表の記者会見を鵜呑みにし、そのスタンスはバッシングに終始するのみ、なぁんて、そんなマスコミしかいない世界って。どーよ。

つまりは事件を大ごとにしたいばっかりなのだ。そのためには周囲の反応を都合よく制御する必要があって、もーテッテ的にあり得ない、成り立たないキャラクタばっかりが寄せ集められている。さすがにこれまでも支持されてきたシリィズものらしく、映像的に見せるノウハウには長けてたゲでしたけどもさ、人物造形にまで展開されたその過剰なエンタテインメント性にはちょっとついてゆけんなあ。

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社に戻ると西瓜があるぞ。わあ。西瓜だ西瓜だ。昨日あったイヴェントで使ったものを切ったのだとゆう。しかし売れ行きが悪く、庶務の女の子がお盆に載せて押し売りにまあっている。すす。君たちは西瓜を喰わないと。そおおっさるか。余っているというのか。喰ってやろう。

かつてはいちどきに西瓜半玉を食べ、ひと玉は24時間以内に喰いきる、そんな生活を送っておったのだ。20切れや30切れ、喰えずにどおするよ。うっはっは。

ってゆうか上で言っていた、自分で決めたルールに抵触していないか、とてもふわんなのですが。えーっと、西瓜は、おやつですか?

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夜は『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』の完成披露試写。かつてテレヴィで観ていたよ、ハンナ・バーベラのアニメィションの『宇宙忍者ゴームズ』の、実写映画化でございます。うはうは。これの吹き替え版を作る時には是非に、ガンロックに「ムッシュムラムラ」と言って頂きたい!と望むのはをかべだけでしょうか。

映画は、あー、やっぱき漫画を実写にすると面白いわ(笑)。楽しんで観られたよ。ガンロックは、アメリカのアニメに合わせて、変身後は指の本数4本に減ってるし。わはは。部落とかヨツとかに煩い日本ではあり得ない、戯画化に伴うデホルメが踏襲されておるのです。

そしてなんと、敵キャラをやっつける最後の技が「滝沢ジェットウォッシャー」だったよ! ぎゃはははははッ!! 超くだらないなあ。ちょっと素敵でした(ぽゎん)。『逆境ナイン』も、ハリウッドに発注すればよかったね(にっこり)。

 8/10 2回目以降に観る際には、「先が読めた」かどうかは意味をなさなくなるんだし

栄の献血ルムー血漿成分献血をして頂いている際に、まあ、BGMにモー娘。シングルクリップスDVDでもかけてうとうとと、惰眠を貪るのこそよけれつって夢見心地ではおるのぢゃが、なんやか窓に水滴が見える。通り雨が降ったりしてるのね。そんなこともあろーとを持ってきているぞ。ピンポンピンポン正解です♪

採血もおあり、記念品を戴く訳であるが、献血ルムーのおねえちゃんが来て言うには、今はやんでるみたいだけど折りたたみ傘にするか、いつものふりかけがいいか、選べとのことである。献血の記念品に折りたたみ傘なんてのを用意してあるのね、初耳です。ってゆーか選ばしてもらえるってのもはぢめてのことですね。

傘は間にわっているのでふりかけを選択しましたが、「ふりかけでなかったら、傘をもらう」とゆーのはダブルミーニングでちょっとヒット。小咄に組むには前振りがレワケースで且つ込み入りすぎ気味だけどもね。通常の生活で出現すると、なんか嬉しいわね。

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『七人の弔』のマスコミ試写。ダンカンの初監督作品で、さすがに手堅い異状な世界を描いているくせに語り口が踏み外さないのだ。

映画がはぢまり、設定が明かされるや、ふむ、こー展開したら面白いだろうにゃあと思う、その通りに話が進み落ちがつきます。でもいんだけどね。安心して観られる、人に薦められるって捉えれば。たけし門下だから、逆にってゆうか当然ってゆうか、今さら冒険をして失敗することが許されないのだろうなと思いました。

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『ヒナゴン』のマスコミ試写。ヒバゴンにインスパイヤされた架空の怪物、ヒナゴンが出るとの噂のある山間の村、比奈村を舞台にしたお話です。

過疎が進む村に今なお残り、故郷再建にかける青年たちの奮闘ぐわいをテーマにするってーと、どーしてこう地味つまんなくなるんだろう(嘲笑)。いっちばん氣に入らないのは大声を張り上げ人を威嚇するキャラクタが「熱血派」とかと銘打たれ支持されている点だ。噴飯ものだよね。いつの時代のストーリィテリングか。

“設定を聞いただけでつまらなそう”ならそもそも映画を作らなきゃいいのだ、きっと企画段階では何かどっかに魅力が感じられた訳でしょうぞ。いったい、この物語をヒトサマに伝えようと思った当初パッションはどこにあったのやら。それが知りたいよ。

たまにこーゆー、誰も得をしないとしか思えない映画ってのが、あんだよねー。映画製作って個人作業ぢゃなくて多くの人の手が加わってんだから、誰か途中で止めろよ。余計なお世話でしょうかどうでしょうか。つーかできてみるまで解らぬのかもしれぬが。うーむ。

 8/11 会社の会議室の机は家の卓袱台よりも絵を描く環境として優れていると知った(笑)

ペンタブレットを会社に持ってきてみました。こゆ、デリケィトなツールはあんまき移送したくないのですけどもー。

午前中のネタ会議の最中に内職として「映画颱風」のイラストをば描こうと思ったためなのですが、おお、さすがにの使用説明に「本製品は最大140mAの電流を消費しますので、コンピュータに標準装備されたUSBポートに接続してご使用ください」と書かれているだけのことがある、パソコ自体をバッテリィで起動している会議中にペンタブレットを使うと、もーみるみるバッテリィの残量が減るったら。うああ。

いや、しかし、2時間弱の会議の時間内に、ああ、イラストが1枚描き上がることが判明したぞ。最終的にバッテリィは30%台にまで落ち込んでおったが支障をきたすことはなかったし。ふぅん。今度から、ネタ会議にペンタブレットは必須かもね。わはは。そんな、ながらで仕事を(しかも2職種ともだ)する人はだれッ?

今回はきちんとRGBもおどでイラストを描いた。クーリエル添付してイラストを送ることができた時分と同じ形式である。どーかな。どーかな。送信ぼたんを押し、20分弱を待つ。ゲージがいよいよオールブルーになり、送信が終了しようというその時、すべてが水泡に帰す。きゃん。やっぱき駄目だ、何故かもう送れない。

後日、5枚合わせて250KB程度の重さになる写真データをクーリエルで送信してみたらヴヂに届いたのも確認できて、本当にまったくー。なんでイラストだけ送れなくなったのだー。ぶうぶう。どこの誰に何を尋いたらいいのか、もう見当もつきません。

あっさりと、といーつつ3回ほど試行したけど(ちっともあっさりぢゃないよ!)、諦めて、CDに焼く。これを中日新聞社オフラインで持ってゆこうと思います。うむ。そーゆーシステムだと思えばなんでもない手数だ。

今日はまさかそんなのを納品にゆくとは思ってなかったので午前中にモスバーガナンものを2品喰っちまっていたためカツサンドには到りませんでしたが。これがデフォルトになるつーんだったら、本当にいつか近々、中日新聞のサロンでカツサンドを喰おう。どーだ。オフラインにも楽しみを見いだせるマンだ。うははうはは。

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『アバウト・ラブ/関於愛』のマスコミ試写。東京と、台北と、上海を舞台にした3話のオムニバス・ラヴ・ムーヴィです。なんだか『Jam Films』『THREE』を足して『メールで届いた物語』を作りました、みたいな企画だけど面白い面白い。1話あたり30分くないでけりがつくので、観易いし<テレヴィ世代か。

それにしても伊東美咲は映画に出過ぎ(笑)。きっつい顔してるのにちっともきつくない役ばっかしやってる女優だなあ(つくづく)、『いぬのえいが』といい『釣りバカ日誌16』といい。優しい顔してるくせにきっつい性格の役をやる、ってゆーより好感度だろうので、きっつい顔の美人はやっぱきだとゆー証明か。

この説を裏づけるものとして「きっつい顔の美人のくせに不細工な役を演じきった『メゾン・ド・ヒミコ』柴咲コウ」って例もあるし。生稲さんは、やっぱきいくらなんでも『キッズ・ウォー』で「ざけんなよ!」と怒鳴るにはキィが高すぎたと思うし。そーゆー意味では哀川翔はあんな高いキィでよく強面役頑張ってると思うよ。てか『木更津』観て『ゼブラーマン』観て『室井慎次』観て、でもちっともあの高いキィに、慣れないんですけど。なんだよ、いつの間にか哀川翔批判かよ。

 8/12 ミルクこぼしまくりデー(きゃん)

レポドラ吉原の知りわいが出演しているとゆうので百人芝居 真夜中の弥次さん喜多さんを一緒に観にゆく。誘われてから調べて知ったのだけど、ああ、なんだよ、この芝居、少年王者館てんぷくプロが共催しているではないか。脚本、演出が天野天街さんだから少年王者館ってのは知っていたのだけど。てんぷくプロにもなぢみがあって、かつて幾度か観に行っておったのだ。ああああ、懐かしいなあ、「皆様と共に走る」が枕詞なんだよ>てんぷくプロ。楽しみです(にこにこ)。

会社で机が隣のつボイノリオさんも客演なさるのです。ちらしによると役名は“ツぼいのりお”だそうだ。ぎゃははっ。だったらつボイさんが出る繋がりで観にゆけよって感じ?(笑) んが、しかし、我々が行く本日13時の回はつボイさんは「声の出演」だけであった。わあ。まあ仕方がない。直前、12時半までラヂヨの生番組をやっておられるんだし。

5公演あるうち、声だけの出演ってのは2回だ、こっちの方がレワだ。そしてそもそもつボイさんのファンも、番組のスタッフも、当然つボイさんが生出演する回の舞台を観るだろう。ならば声だけの出演といった場合、いったいどんな演出が施されているかを目撃しておくことには、とても価値があると思う。とか説いていたら吉原にポヂティヴシンキングだねえと言われちゃいました。たとい来月分の「C2」で『17歳の風景 〜少年は何を見たのか〜』を書くよう指定されても引き受ける、褒める点を2箇所見つけることができゆ、所以である。ポヂ〜<ポヂティヴシンキングの擬音。

今日の番組でつボイさんが言っていたけど、百人芝居といーながら実際には170人くない出演してるそーだ。ぎゃははっ。どーすんだろう、ただ群衆として扱って、舞台を右から左へ駆け抜けさせるとかってんぢゃーねーだろーなーとか悪い方に予想しつつ(安全策か)赴きました。なによりふわんに思っていたのは、こんな平日の昼間の回だ、観客の方が出演者の総数より少なかったらどおしよお(爆笑)だったのでしたが、それはどーやらだいぢょぶな入りだったみたい

開演前の場内アナウンスがつボイさんの声で、その途中でいきなし場内が暗転し芝居がはぢまるとゆー趣向です。ほう。

こんな、愛知勤労会館なぁんてゆうでっかい函で少年王者館とかてんぷくプロの芝居を観るなんて経験がないので、なんだか舞台と距離があってちょっと冷静に、客観的に、醒めた目で観ちゃっていました。この手の演劇って、身を委ねて、どっぷりと向こうの世界に嵌った方が面白く、楽しめるに決まってるんだけどもねー。まあ。

懸案の(懸案事項だったのか)100人超をどう動かすのかってのは、なるほど、答えを見てしまうと解る。マスゲームをやらせていました。ふうん。舞台転換も、大道具だの装置だのをどかどかと出演者が運んできて持ってきた裏に隠れてるってゆう趣向だったし、方法だの使い道だのはあるものなんだなあと知った。最初に思いつくパイオニヤこそが偉いっつーことぢゃが。

芝居の終わりがけに全出演者名スーパで、猛スピィドで背景に投影される。五十音順だ、そのラストに出てきた名前を見て驚愕した。「渡辺まちこ」ですとッ!? ぎゃっ! だだだ。大学時代に観に行っていた、北村想さんとこの劇団の、一番好きだった女優さんではありましぇんかッ!! ぎゃー! 出てたのーッ!?

客席が明転してから慌ててちらしをチェキる。役名は、弥次さんの女房であるお房の、「お房2」だそーだ。どどど。どこで出てた奴だ?(笑) きゃん。そーと先に知っていたら、捜すように観たものをーッ。おろろんおろろん。

スピルトミルクは盆に還らぬのだ、期せずして8月12日ではある、旧ぼん一週間前でもあることだし。泣くまい。涙を拭って、に移動しましょう。吉原に、是非にフレィヴァピーチパイを召しわがって頂きたいです。

ない。ピーチパイの季節は終わったらしい。ぎゃー。これがどんなに悲劇的なことであるかも知らず、はぢめてフレィヴァに来たとゆー無垢(笑)な吉原さんはいちぢくトッピングのエンジェルフードケーキアイスクリィムを添えたのを喰って喜んでおられましたが。まー、それで満足ならなにも言うまい<もう既に言ったけどな(笑)。

会社に戻り夜まで遊んでいる。つボイさんの番組のディレクタ高臣ちゃんが戻ってきた。『弥次喜多』の夜の部を観てきたのだそーだ。昼の部では声だけの出演だったつボイさんが、生出演ヴァーヂョンではどー舞台に登場し、どー捌けたかを教えてもらう。ふうん、フツーみたい(笑)<フツー言うな<フツーって何だ。

ついで伝えておこうと、いやあ、20年ちょっと前にものつんごい好きだった女優さんが出演してたんだよねーと言うと、なんと、その渡辺まちこさんは、高臣どんが付き添っていた時につボイさんのところへ挨拶に来たとゆーではありましぇんかッ。ぎゃー! 今度こそ本当に、ぎゃー!! ここ。こいつにくっついて公演について行っていれば、直に会えたんだ!<こいつ言うな

渡辺まちこさんは「私、つボイさんのファンで、中学時代にお昼の校内放送で『金太の大冒険』を流して、放送部を辞めさせられたんです」とゆう話をしに来たとゆー。ぎゃー。もしその場にいたらば。こっちこそ貴女のファンであると。猟奇娘だとイレーニョだと。写真集も持っていたと。きよくにある限りのそーゆーことを熱っぽく語ったものを! …いなくてよかったのやもしれませんね(笑)。ポヂ〜。

 8/13 タナカヒロシ風の無愛想をフルに発揮するのは今だ!

母方の伯父お葬式です。会社から試写室に向かう途中に礼服500圓で売っている店があるのだ、そこで喪服を買おうと思ったのぢゃが、昨日の18時過ぎに行ってみたらもー閉まっていた。まーいいや、つーかやむを得ない。ありもので間にわわせよう。

ボトムはゴルチエの、裾拡がりのパンツ。ステッチはオレンヂ色です。だって黒いのつったらこれしか持ってないのよ。そのトップに礼服の下に着る蝶ネクタイ用の襟の白いシャツを合わせる。上着はなしだ。ネクタイも蝶ネクタイをする訳にもいかないので当然なし。なんだか妙におされだわ(笑)。構うまい、そもそもロン毛ちょび髭って時点でちっとも葬式向きではないのだ、無彩色で揃えただけで有り難く思って頂きたい。

斎場に着いてみると、うわー、上着を着ていない男性なぞ一人もいないぢゃん。このくそ暑いデーになんたる非常識なんだろう。つき合ってられない所以である。けど白シャツ姿はさすがに黒一色の中でさぞや目立つだろうので、せーぜー端の方に座りできゆたけおとなしくしていましょうぞ。

幾人かが挨拶に来る。恐らく親戚の人だ。でもよく知りません。知っておきたいとも、今後交流を持ちたいとも、一切思わない。親戚づきあいなんて煩わしいばっかしなのでできたら関わり合いになりたくないと思っているのです。つーことでインプットもワウトプットも極力最小限に留めて応対を致します。こちらからは話しかけない、喋りかけられたら一問一答で愛想のないへんぢをする、ですね。

うちの一人に、人の顔と名前を覚えるのが苦手だとゆう話をしたら、それはきっと我々の家系なのだ、自分もそうだと答えられました。ふうん。しかしここで黙っておったが、つい2分前に聞いたそのおぢちゃんの名前を、その時にはもう覚えていないとまでは思わなんだであろう。うっはっは。貴男はまだ、本当の“人の顔と名前を覚えるのが苦手”を知らない。

読経は40分間でした。出棺前に最後のお別れつーことで皆が棺にお花を入れる。供えてあった果物も入れていいようだ。ああ、なんで、こんな、食べるには早すぎるまだ青いようなバナナが供えてあるのだろうと思っていたが、焼いちゃうからだったのね。愛昇殿の係員はちいちゃい子に林檎を渡したりして棺に入れさせている。マスカット、バナナと、どんどん入れられてゆく。ああ、だったら、ここはせっかくの機会だから、滅多にないことだから、メロンが入れたいです。

もう、思い立ったら無性に棺にメロンが入れたい。まさか、棺に入れずに残った果物が出た時には愛昇殿の係員が喰うなぁんてことが、万が一にでもあるかもしれぬと疑心暗鬼に思い到ったら、いても立っても、これはメロンを棺に入れさせてもらわないと氣が収まりません(笑)。ここに到ってようよう、皆が棺を取り巻いている中、椅子に座ったまま動かなかった重い腰を上げ、メロンは入れぬのかと係員に尋き、手渡してもらって、見事遺体の足元にメロンを据えるミッションを遂行したのでした! うわぁいうわぁい。葬式に来た甲斐があったよ!(歓喜)

もう思い残すことはない。焼き場についてゆくのは他の方々に任せ、ここで帰っちゃおう。独り、炎天下を歩いて駅に向かったのであった。ぢゃ〜ん。

 8/14 普段の自分の日常と違うところにネタは転がっておるのぢゃ法則か

映画の際に採っているメモパソコのアップルワークスに写す作業に勤しんでいるのだが、映画に出てくる台詞とか字幕なんかには普段の自分が決して遣わないよな言いまーしとか単語がある訳で、今日最も驚いたのはえーとっくがイッパツで{まんこ}を「マンコ」と、{ちんこ}を「チンコ」と片仮名に変換したことであった。うわっ。君は出荷時にそんなことを教わっていたのかね>えーとっく。

ちなみにこれらがまさにこの片仮名表記で字幕に登場する映画っつーのは『チーム★アメリカ/ワールドポリス』でござりまシュー。ああ、あの映画なら、この日記史上空前の単語が出現してもやむを得ないと許して頂きたい。

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引き続いて『ノロイ』の映画メモを写していて思いついた。登場人物がお互いにファーストネィムで呼び合っていて、なんだか違和感だけを醸し出している。ラストの落ちに到ってついに明かされるのだが、実はキャラクタの全員が、のみならず出てきていた組織名なんかもそのすべてが「亀井」であった、とゆう物語はどうか。もちよんエンディングにて断りが入るのだ、「本作品に登場する人物・団体などの名称は一部を除いて亀井にしてあります」だ。いや、えーとっくがそう変換したもので。今さら誤変換ネタか!(我ながらぎゃふん!)

もし今現在、4こま漫画の連載をもっていたらば絶対に画いていたぞ。なんだよ、4こまサイズのレヴェルのネタかよ(再度ぎゃふん!)。

 8/15 まだまったく手つかずだがきねま猫もあることを君は知っているか?

終日原稿書きに明け暮れるーん。C2と、映画颱風が、今日がデッドの〆切なのね。拡大解釈しよう、確かに、正午までに納品するのが望ましいことくない解っておるっ。解っておるっが、ない袖は振れない。本日の23時59分までが今日であるっ。うっはっは。

C2の1本目をクーリエルで送ったのは15時22分であった。おそーいん。おそーいんと言われても。それから映画颱風を作る。クーリエルで送信したのは18時18分である。ひっひっふー。ひっひっふーでなくて。

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さあ、月曜日だ、新しい週だ。カツサンドPROJECTの再始動のデーであるッ。おや? 原稿は? そうよ。本当は午前中にすべての原稿が完成している予定だったからさ、今の今までごわんを食べずに、会社から一歩も出ずに、仕事をしていたわさ。っつーか自分が悪い。

ってんで、3本中2本がおあったこのタイミングでサカエチカまでじでん車で走る。こないだKYKとゆうとんかつの専門店があるのを見つけていたのだ。そこでカツサンドを買ってこよう。その名も「ヘレかつサンド」だとゆう。うわあ(辟易)。こーゆーひょうけとる店はできれば辞退したいところぢゃが仕方がない。

今ネットで調べたのだけど大阪弁であったか>ヘレかつ。ぢゃあひょうけとる訳ではないのね、いちびってる訳だ。うーむ。さらに検索を続け、おお、KYKは関西資本の店であると確認。ネイティヴならば仕方ないか、認めてやろうか。

テイクワウトのみ、店内で喰うことまかりならんとゆうヘレかつサンドを、3切れ入りと6切れ入りがあるうちの6切れ入りを買う(笑)ってゆうか(学習してないのか!)。会社に戻り空き会議室で貪り喰うよ。むさむさ<貪っている音。

うむ、肉がものつんげぇヴわつい。でもちっとも肉の固さを感じない。ソースの味は濃いはずなのぢゃが、あまりに肉がヴわつすぎて相殺し合っておる。なるほど、6枚は、量こそ多いけど味的には飽きずに喰えるなあ、これ。ただ、本当に、おないぱになっていやになるね。だってさ。6切れ入りの箱を受け取った時、ずしっと重いほどでしたんですもの。やっぱきカツサンドは、一食に3切れに留めるべきだ、みんな、覚えておこう!<いや、貴様がマッサキに覚えよ。

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お仕事再開です。C2のもう1本の原稿を送信したのは21時42分であった。うむっ。

さすがに、C2の発行人の方も中日新聞の担当の記者さんも、解っておられるのだ、原稿が遅い時にせっついたところで何も改善されないとゆーことを(大笑)。書いている本人が一番焦っている。そこへ外力がくああったとしても、萎縮こそすれ、エンヂンをふかす方向に働くことはないのぢゃ。遅い脳と、苛ついて待っていて頂くのが最も速く仕事をさせるノウハウなのですね。書き手に都合がよいようぢゃが本当だから仕方がない(笑)。

ともあれ、いずれの原稿も催促される前に納品することができました。わあい。こんで心おきなく、ネット遊びに勤しもう。うはうは。ってんで自サイト内のリンクの漲り直しとかして、ふとメーユチェックをしてみると、あ。中日新聞の担当記者さんから、リテイクを告げるクーリエルが届いているではありましぇんかっ。ぎゃっ。つーことで〆切はまだまだ続く〜♪by新・新会員番号の歌。ぎゃー。ってゆうか続かせてないで早く書きなさい>自分。


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