◆05年08月下半期の抜粋日記◆

05年8月分上←*→9月分上 / 『最新の抜粋日記』

 8/16 カツの厚さ以外にも、実は価格も問題視してないんだけどね

映画颱風」も2度の直しを経て納品し、今週末更新分の「招福!きねま猫」の原稿もやっと上げました♪ 時刻は17時過ぎ。では、レポータ福岡に教えてもらった大須の洋食屋、御幸亭カツサンドを食べに行こうではないか。

余談になるが、実は福岡の味覚はまったきあてにならない。ってゆーかいっそ真逆を言うほどなので、福岡が旨いと評した店をすべて外せばそれはそれで指針として使えるかもしれませんが。

それに氣づいたのは会社の近所にはぢめて、スタバクが開店した時だった。スタバクにちっともなぢみがなかったので福岡に尋いてみたら、ペギー2より旨いと言うのだ。ふぅん。そんなに旨いんだったら今後は番組で毎朝淹れているコーヒィ豆はスタバクのものに換えようかしら。と、これを端で聞いてて、いや、そんなシヤトルコーヒィチェィン店の豆が珈琲専門店より旨いことはあり得ないと指摘してくれる人がいてくれて本当に助かったよ。その点を福岡に問いつめたところ、とんでもないことが判明したのだ。

  • そもそも福岡はコーヒィがちっとも好きではない
  • コーヒィはラテでしか飲まない。
  • スタバクのラテは好んで飲んでいる。

そんな理由でよく恥ずかしゲもなく、ペギー2より旨いなどとぬかせたものだ、嗚呼! その後の調査でよっく解った、福岡さんはネィムヴァリュにだけ、とてつもなく弱い名が通っているイーコール旨いという認識であり、自分の舌で判断を下している訳ではちっともなかったのだ。うわあ。ぜってーに、味に関してだけは、こいつの言うことは決して聞くまいとオリオンに誓うよ。

しかし今日のこの「御幸亭」の情報は別だ。そもそもカツサンドPROJECTの主旨は旨いカツサンドの探求にある訳ではにゃい。その遙か手前の段階、カツサンドを評価するためのスケールを作成しておるレヴェルである。だから、名の知られた店のカツサンドこそを味わっておくことが肝要なの。そーゆー時に福岡は適任ぢゃん、ネィムヴァリュ至上主義なんだもの。つーことで尻尾を振って御幸亭に向かうぞ。

御幸亭のカツサンドはテイクワウトもできゆが店内で食べることも可能ぢゃ、では、喜んで席に着いてその場で喰うことにしよう。皿に載ってきたカツサンドは3切れ。おお、パンが、トーストされている。焼いたパンの香ばしい香りは好ましいなあと再確認させてくれるよ。挿まれたカツは揚げたてで、なるほど、大量にサンドされている千切りのキャベツは、カツとトーストが共に発している熱を冷まし、食べ頃の温度に下げる役目を果たしているのだ。ほう。もしテイクワウトで持ち帰り、冷めた状態でこのキャベツに遭遇していたら果たしてどんな感想を抱いていた頃だろうか。

カツはとてつもなく薄く、まるでハムカツみたいです。柔らかい食感を、肉を薄くすることで達成している訳か。幾度も言っていることだがそもそも豚カツなんてちっとも好きではない。だから肉は厚くなければならないとはちぃとも思わない。喰って、旨ければ、なんだってかまーないのだ。カツが薄いことは減点の対象にはならない。

が。しかし、このカツサンドの肉はあまりに薄かった、かぶりついて喰い千切ると、オニクが衣から外れて抜けてきちゃうのです。うはっ。都合3切れあったカツサンドのうち、2切れでこの現象が観測されちゃったよ。つまり、途中からはカツサンドではなく衣サンドを喰う羽目に陥ったのであった。くい〜ん。衣サンドだって別にまずい訳ぢゃない、味本位つーんだったらそれでいー、いーんだろーけどもさー。でもー。衣サンドてー(笑)。なんだかとってもヂャンキィな響きでイヤンだなあ。

つーことで微妙な後味を残した御幸亭のカツサンドなのでありました。ここで言う{後味}はダブルミーニングになっています。うるさいよ。

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じでん車で家に帰る途中、無性に茗荷が食べたくなる。茗荷の味噌汁でもいいな、茗荷を薬味にして冷麦を食べるのもいいな。

カツサンドPROJECTの弊害であろう。体が、揚げ物ではない、あっさりしたものを欲しているのだ。ホメオスタシスだなあ(感嘆)。

今年はおそらくはこの流れでは、茗荷を口にすることはあり得ないだろうけど、来年だ、来年にはこんな非人間的な“カツサンドPROJECT”なぁんてゆう挑戦は実行してはおるまい。未来の自分がもっと冷静な人間になっていることを期待しよう。茗荷PROJECTを企画しているとかさあ(ぽゎん)ってっゆうか(みょうがーん)。

 8/17 堀北真希って、あれは“可愛い”訳ぢゃなく、ただ“大根”なだけだと解った(笑)

書かなかったが15日の夜は会社泊であった。なにをやってんだか、44(パーセク?)にもなって!(笑) ってんで、ゆんべはさすがに早く寝ようと思った。ちょっと早く起きて出がけ前におふよに入ったり髪を洗ったりすればいいや、ともかく寝ようと、メザマシを3時にかけ、22時過ぎに就寝したのだ。

目覚めたら0時半でした。うーん。どーせメガ覚めたんだ、『デクスターズ ラボ』を観よう(笑)<コラッ。ついでにクーリエルをチェキり、サイトの更新もしてしまえ。そんなで1時間ちょっと、もたりもたりとパソコで遊んで、布団に戻ったのは2時前でした。さあ寝よう。1時間だけ寝て3時起き、ってのはちーと辛いだろうから、メザマシは4時にセットし直した。2時間くない寝よう。おやすみょう!

…寝れませんがな。うひっ。どおしよお、中途半端にメガ冴えてしまっておる。うーんうーん。そおだ、ねぶくなるようなことを考えればよい。つーことで思い立った。4こま漫画のネタを考えようか。

そおだ。そもそも、今でもアンケートとかに答える際、職業欄には「漫画家」と書いているのぢゃ(笑)。漫画のネタを、ルーチンわあくのよおに考えようではないか。そおだそおだ、日に10本、思いつこう。それを1年続ければ、朝刊に連載される4こま漫画10年分のストックができるに等しい。やろう。思い立った、今日からやろう。1年後にはどこにだって持ち込みができゆって寸法だ。うははうははは。漫画家に復帰するPROJECTが、今、寝床で始動したのだ!

案の定、4こまのネタを2本考えた時点でねぶくなりました(笑)。起きてからパソコに、テキストで打ち込んでおこう。3650本のネタがストックされた時点でにしよう(笑)。言ってるだけで絶対にやらないからこそ、言えることがある。わっはっは。

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番組がおあり、昼からはマスコミ試写2本ある。んが、ゆんべの睡眠時間は上記のようにとってもビミョーだ。絶対に、ちょっとでも寝ておくが肝要であろう。ってんで9時半に、いつもの如く空きスタヂヨに入り椅子を4つ並べて寝る。まったくう。44(ガル?)にもなってぇ。なあ。

途中、11時過ぎにトイレに立ち、でももーちょっととまた寝に戻る。目覚めたのは13時5分であった。ぎゃっ!? ままままま。マスコミ試写は13時半からでございますですわよッ!? ぎゃー!&きい! ホウホウノテイで(誤用)試写室までダッシュ!ダッシュ!!song by渡辺美奈代

どうにか間にわったが、寝付きよすぎ>自分。キャスタ付の椅子を並べてまんぢりともせずに(誤用か?)寝る選手権があったら、結構よい成績を残せる自信があるいきよいである。きゃん。44(ヘクトパスカル?)の仕業とは思えんなあ。

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『鳶がクルリと』のマスコミ試写。でほるめの方向が低レヴェルだ。ただ派手に、大袈裟に見せれば面白いと勘違いしている。悪い意味でテレヴィ的、とゆうべきか。こんな、ノイズを加えるだけなぁんてゆう演出は誰にだってできる。誰もしないのは幼稚だからだ。そんな程度の映画でした。観ていてとても辛かった。

しかし、試写室ではこれを観て声を揚げて笑っている人もいて、ふうん、ニーズはあるものなのだなあとも思わされたよ。なんなんだろうなあ、文章で喩えるなら、ことあるごとに「ぎゃー」って挿入するとか、語尾を「にゃー」に換えるとか、その程度のおふざけを施してるレヴェルなんぢゃん。そんなのをしかし支持する人がいて商売としても成り立ってるってことなのか。こんな安い工夫で満足されてるようでは創作としての映画の発展も、まだまだ途上なのかとちょっと憂うよ。

っつーか。今例に挙げたのはまさにこの日記でやってる表現ですからっ。ぎゃー。こんな日記が読まれていることをこそ憂いなさい>自分。なあ。うっはっは。

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『深紅』のマスコミ試写。映画の冒頭でいきなり、「これは芝居の台詞ですよ」然とした言いまあしの台詞を、役者が芝居っ気たっぷりで読み、演じている。なんだこれは。いくら名の通ってない傍役専門の役者や子役といっても、あまりに酷い。この演技でオッケィを出し、映画作品として世に送り出した製作者の志の低さにまず愕然となった。

ああああ。こんな映画を2時間近くも観せられるのかよとショックを受けていたその時に、乗り込んだ時と降りる時でタクシィナンバプレートが違うとゆうのを発見する。うわっ。もう出鱈目ぢゃん。そっから後は何を観せられ、どう展開しても、まったき赦すことはできませんでしたとさ。うう。そおゆう映画を観た。『夢十夜』風。

 8/18 美味しいのが至上主義だとゆうのならカツサンドを喰わなきゃいいぢゃん、とゆう問題がまた浮上するか?

『サヨナラCOLOR』のマスコミ試写。竹中直人監督、脚本作品で、前作『連弾』での悪いきよく(笑)が過ぎる。

『連弾』は音楽をテーマにした映画だけあって、登場人物がみんな鼻歌を口ずさむ設定になっていた。その鼻歌のすべてを竹中直人が作詞作曲していたのだ。つまり出てくるキャラクタが歌う歌がどれも変ちくりん(笑)。全員竹中直人色に染まりきっていて、いや、そんな、住民すべてが竹中直人なんてゆう世界は、濃すぎますから! 今回もそーだったらどおしよお。どおしよおもなく、まぁ、観るんだけどもさ。

たらばさ。蓋を開けてみたら。なんとゆーか真逆だ。ほう、さすがに前作で氣づいたか、あるいはただ単にまったき違う方向のを作ろうと思っただけなのか、真意は解らないけどしかしこれは正解だったよ。あくの強い俳優を多数、脇に起用しつつ、だけどその俳優の特徴をまったく強調させてないのだ。

例えばあの内村光良が、『木更津キャッツアイ』でも発揮しまくっていたあのタレントとしての売り、内村光良を使う意味でもあろう、あのテンション高いノリを、『サヨナラCOLOR』では完璧に封印していた。だって、最初に登場した時に、そのシーンの間中ずっと、内村光良だって氣づかなかったもの!(笑) うわあ。内村光良である甲斐がないこと夥しいったら。

もう、全員、そう。安斉肇も封印、忌野清志郎も封印。を蔭で映画は観やすく、ストーリィもいいお話だったから、とても楽しめました(にこにこ)。つまりは俳優の、キャリヤに裏打ちされた演技力と、見て他者と区別できる独特なルックスとだけを活用している訳だ。面白い面白い。

この映画を観る前にちょっと目にした評で「竹中直人と原田知世同級生って、どうよ」みたいな批判があったのだけど、まあ、それは、半分ファンタヂィってことで許せようけども、しかしやっぱき氣にはなりました。いったい何歳で設定されているのかと思っていたら同窓会のシーンが出てきて、昭和53年度高校卒業だというぞ。

え。それって、生まれたのは1960年と61年の世代ぢゃん。うあ。タメかよ<タメ言うな。竹中直人も、原田知世も、そして忌野清志郎も、全員が今現在44歳とか45歳って辺りなのかー。うあー。いや、別に、をかべとタメぢゃんって以上の話題ではないんですがね。ひとまず。

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今日はマスコミ試写が1本だけ。15時半に解放されるので、そおね、カツサンドを求めて名駅に行こう。今週はカツサンドPROJECT中で、だから主食にカツサンドを摂るってのは最優先事項で、つまり可能性が残されている限り他のものを喰わぬよう心がけていて、そのせーで結局カツサンドを食べることができなかった昨日なんかは帰宅するまでお菓子しか食べてませんでした。お菓子は食べているのかっ。今日は、だからなんとかカツサンドを食べたい。一昨日以来の主食が所望ぢゃ。

今日はタワーズを攻めてみよう。マリオットアソシヤのフロントのある15階、レストランが展開している13階12階と11階、そして10階から2階まで各フロワにある喫茶店、それらすべてをまあって、ただの一軒もカツサンドを出しているお店がにゃい。きゃん。喜屋武と書いてきゃん。要らぬことを言わぬよう。パパスカフェだけは外にメニュが飾ってなかったので未確認だけど、にしてもヒット率低すぎ。ってゆうかゼロ。別にそんなに好きでもないカツサンドが、でもおなへりになりすぎて食べたくて食べたくて食べたいです。食べてー。まあかん。

名古屋駅のコンコースに下り、どー考えても味は売りにしてないだろうと予想できるカフェを巡る。マリオットアソシヤの北側通路沿いのお店、ANY TIMEってとこのメニュに味噌カツサンドがあるわよ。うっはー! 喰う。

クラブサンドかなんかの真似をしているのだろう、パンとカツが、長いスティックに突き通され固定されて出てきた。それを抜いた時にはそれほどの意味があるとは氣づいていなかったのだ。カツサンドをつまみ上げ口に運ぶ、その途上でパンが外側にめくれて垂れ下がってくるではありましぇんか。え。くたんくたんぢゃん。そして超薄いぢゃん。

カツは揚げたてで充分な厚みを持っている。千切りのキャベツもしっかり主張している。しかしそれらを束ね、挿んで押さえを効かせる役目を担っておるはずのパンが、くたん薄なのだ。うわ。よよ。よくぞこれほどまでに、薄くスライスできたものだ。よほど名のある者の手による薄切りと見た。ほう。めくれ下がったパンの位置をカツと舌との間にクッションになるよう戻し、食べよう。カツの端の方のピースを利用している一片は、パンだけで食べる部分があまりに多いし。なんつーかバランスだけは悪い(笑)<「だけは」て何だ。

味は、一番前面に出てきているのは、味噌だ。それもフツーに名古屋で“味噌カツ”と言った時の味噌の味ではない。つんげぇ甘い。そおだ、これは田楽にかかっている味噌の味だわ。うわー。美味しいぢゃん(笑)。はっきりと、ちっとも、カツサンドの手柄ではなく、田楽の味噌は旨いと言っておるのだけどな。なるほど、正面からまともにカツサンドで勝負をするのではなく、そおゆうアプローチがあるのかと知りました。うーんうーん。

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レポドラ吉原に出したクーリエルに「木曜は石川の番組があるので午前1時までは会社にいる」と書いたところ、返ってきたリプライで「をかべさんは大人の階段を昇らなくていいです」と言われちゃいました。それはいったいどおゆう状況を言っているのか、考察してみたい。考えられる場合として、

  1. 代わりに子供の階段を上る。
  2. 大人のフロワにいるけど、そこに大人の階段ってのがあって、それを上る必要はない。ちなみに大人のフロワには他に大人の梁とか大人の天井とか大人の大黒柱などのエクステリアがある。

このどちらかであろうっ! どちらかかー。

 8/19 深夜のラメーンと金魚の放流と物静かな野球観戦

番組おありのさゆりんと深夜のラメーンにゆく。さゆりんと一緒にごわんを食べるのははぢめてです。わーいわーい。キリドキリド。さすが、はぢめての体験だ、こんな深夜にラメーンを選択するとゆーのもさゆりんのチョイスであった。新鮮だなあ(新鮮)ってゆうか(そのまんまか)。行った店は会社の向かいの薬膳を売り物にしたラメーン屋で、ここに入るのも初です。

フツー女の人とごわんに行く際には、決して失敗をせぬよう、手堅く手堅く、アクシデントがあろうとすぐ復帰できる準備も怠らず、最善を尽くすのが常なのだけど、もうそんなことを言ってられない初体験の累乗ぐわいではある。幸い薬膳ラメーンは美味しくて、“日に限定20食”とゆう特別メニュを選んだ時も「まだ今日がスタートして20分しか経過してないから、絶対に20食が売り切れてることはない」とゆーネタも披露できたし(笑)。ひとまずコトナキを得ましたー。

そんな、失敗をせぬよう氣ばっかり遣ってるごわんなぞ楽しいはずがない(笑)けどそーゆー性格だ、仕方がない(笑)。たとい楽しくなくても面白いからよしッ。あとで日記を認めるために生きていると思って頂きたい。

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今日の番組の金曜ゲスト金魚すくいの名人です。スタヂヨで実際に掬うさまを見せて頂くよう、弥富から段ボーユに入った和金500匹届きました。わー。蓋を開けるとでっかい厚手のヴィニール袋がぱんぱんに膨らみ、底の方に水と金魚が溜まっている。ああああー、金魚が、息苦しいのではないかと輪ゴムで留められた封を早く開けたいが、運んできたタクシィの運転手さんに依ると酸素が充填されているので当分はだいぢょぶとのことだ。そおか(うろこ)ってゆうか(金魚の)ってゆうか(金魚のか)。確かに段ボーユ箱には「水入金魚」「手鍵無用」「急送品」などの文字が金魚の絵とともに印刷されていて、なるほど、金魚を運搬する最善の手段が採られているのだと判る。

それでもやっぱき狭くてはかあいそうだろう、金魚すくい名人が自ら持ってきてくざさったでっけー容器が届くや水道水を張り、金魚を移すよ。普段だったら絶対に口に入れる氣にならぬ、ビユの屋上のタンクに一旦プールされてから配水される会社の蛇口から出る水であるが、この際は逆に有難い、金魚に悪いだろう塩素が抜けていると思いたい、もう、早速金魚を出しました。

on airでは「ポイリング部を持ってはいけないとゆうルールがある」だの「金魚のの部分を紙に乗せると叩いて紙を傷めるので、掬う時には頭部だけを乗せ、尾は外に垂らしたままにした方がよい」だの面白い話をいーぱい聞きました。面白い面白い。

番組がおあり、金魚をともあれスタヂヨから出す。見ると、狭いコンテナ樽に500匹が入れられているのだ、みんな水面に口を出してぱくぱくしはぢめておるぞ。うあ。金魚の危機ではあるまいか。ディレクタに尋くと、夕方には熱帯魚屋に引き取ってもらおうと思っているとの返答だ。え。そんな悠長な。それまでには全滅しますって! 空気をぽこぽこと通す機械もないのだ、絶対にすべての金魚が酸素不足で死ぬであろう。どーせ死ぬってゆーんだったら今すぐに便所に流しましょうか?と提案する。それは酷い、との声が揚がるけど、いや、それと同じ事を言っているではありましぇんか。

だったら今から鶴舞公園に放しに行きましょうよ。ディレクタとふたりで500匹の金魚をヴィニール袋に戻すのに40分かかりました(笑)。タクシィのトランクに積み鶴舞公園へ。池のボート乗り場は錠がかかっていて、でも簡単にまたげる高さのだ、水面の際まで降りて金魚をすべて池に出してやりました。残念ながら腹を上に向けて浮いたのは、しかし4匹に留まったよ。ふー。石についた苔を食んでいる奴も多くって、ひとまずよかったよかったよ(よかった)。

500匹、いや、496匹全部が成長して巨大魚となるとは思わぬ。以前から棲んでいる池の主ごわんにもなるだろう。でも、お便所に流すことにはならずに済んで喜ばしい限りでした。にこにこ。こんな体験はとても楽しいので毎週やりたい(笑)。いつの日か、鶴舞公園のボート池を一面、赤い金魚の色で染めたい。染めたがらぬように。

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もらい物の野球のチケットが余っているがと誘われ、大喜びで中日×横浜戦にゆく(笑)。わあ。ナゴヤドームに入るのははぢめてです! 嬉しいな。

入場するやソッコーで確認したところ、うはうは、カツサンドが売っているよ! この時のために今日は、さゆりんと食べたラメーンを勘定に入れなければ(そんな重いもの勘定に入れない人はだれ?)主食は摂っておらぬのだ。是非に試したい!

座席はさすがにマスコミ関係者さんが余ったとくざさったチケットだけのことがある、1番ゲート-11通路-40列-R006番とゆう、バックネット裏の、まさにピッチャとキャッチャを結んだ延長線上の一番高い席であったぞ。うっはー。ゲムーが丸見えです!

ここはきっとネンカンヨヤクセキとかって奴だろう、だから、もちよん地元だけにドラゴンズファンは多かろうけど、決してさほどは熱狂的でもなく、いっそ横浜ファンであっても居心地は悪くはならぬって程度の応援がなされている、環境的にも優しいロケイション(笑)でした。野球体温の低いをかべでも安心して観戦ができます(にこにこ)。

自分ばっかしがカツサンドを喰う訳にもいかない、一緒に行った人の氣は他の食べ物に逸らしておきたい、鶏の唐揚げだのさつま揚げだのオムそばだのチーズonしたらばだの、いーぱい買い込む(笑)。ビーユも買う。嬉しいな。まだしわい開始前だ、喰おう喰おう。

喰うのに熱中していたらいつの間にかしわいがはぢまっているよ(笑)。ぎゃっ。いいや、どーせ1回の表は横浜の攻撃である、喰ってよう。うまうま。チーズonしたらば美味しいね、とか話しかけて横向いてる時に誰かが打ったりして、なかなか野球のしわいは余談を赦しません(笑)<誤変換にあらず。

それにしてもカツサンドPROJECTとしてはこれは失敗であった。ビーユなんか呑んぢゃ駄目だ。カツサンドは衣に染みたソース味が濃く、感想たるや「ビーユに合う脳」だったのだ。うひっ。なんだか、カツサンドの食べ物としての位置づけを象徴するようではありませんか。心がカツサンドにはない状況で食べられてこそ活きるものであるのか。

さて、野球である(笑)。確かにデータとして勝敗の数を見る時には中日ファンだ、ドラゴンズが1位だったら嬉しい。しかしこーして直にしわいを観戦してつくづく思い知った。どちらの選手が打とうと、それを相手チームが上手に捕球するのこそがプロの仕業だ。それを見るために球場にきているのだ。捕球ミスで出塁したり点が入ったりするのなぞを見たくてわざわざ足を運んだのではない、とキョーレツに思った。だから8回の裏まで、0対0でゲムーが進んでもちっともつまらなく感じない。当たり前ぢゃん、このプレイを見るために来ている。稚拙な野球が好きならアマチュワのやってる、甲子園とかでのしわいを観戦するが宜しい。

9回の表を迎え、打順を見ると、ああ、なんとかさんからだ<覚えてない。このまま三者凡退でおあると、フォームに特徴のあるなんとかさんの打席までまあらないなあ<名前は覚えてない。あの人は凄かったなあ、がに股で、腰を落として、他の選手よりもはるかに体をピッチャに向けた構えをするのだ。今日一番の収穫だ、せっかくなのであれがもっかい見たいな。と口に出して望んでいたら、横浜が1点を入れ(笑)、見事に“フォームに特徴のあるなんとかさん”の打席までまあったよ! わーいわーい(笑)。

この人が横浜の攻撃のラストバッタでチェンヂになっちゃったけど、きっと打つ時には打つんだろう。素人考えで、おそらくイチロー手柄だと想像しました。振り子打法なんてゆう一般的ではないフォームで、しかし強打者として結果を残したからこそ、後発の選手たちがオリヂナルのバッティングフォームを開発しても矯正されずに許されてるんではないかしら。あんながに股打法中学や高校の野球部でやってたら絶対に直されると思うぞ。

9回の裏のドラゴンズは代打が出て、代打ならではの初球打ちでヒットで出塁した。ちゃんと求められた仕事をしていてお利口ですね。どーせだったら次のバッタこいつを代打に出してはどうか。ピンチランナと交替させたことだし体は空いているんぢゃん。疲れて打てなくなるまで全打席こいつだ。そーゆー『逆境ナイン』みたいな野球は素敵ーとか言っていたらしわいは終わりました(笑)。

一緒に行った人が、中日が負けたことに憤っているのがとても不思議だったよ(笑)。プロの野球のしわいを観て、面白かったぢゃん。食べ物もおないぱになるまで食べたし(笑)。21時前におあってしまったのは、早く帰れて嬉しいし、点が入らなかったのは所謂“投手戦”と呼ばれるパタンだったからであろう。そんなふーにをかべはナゴヤドームを満喫したのにー。しわい結果だけで不満を抱いて帰る多くの者どもを目撃して、嗚呼、なんて哀しい生き方であることかとつくづく思いましたねー(笑)。

あれだ、まぢゃーん5桁負けても、面白かったねと感じる性格をしているを蔭だろう(笑)。落ち込むのは累積されているツケ6桁に及んでいる事実を目の当たりにした、その際だけで構わない。翌日の中日スポーツでドラゴンズが負けて阪神とのゲムー差が3から減らないってのを見た時に、数字上だけで残念に思いたい。ベストを尽くしたんだったら結果は不問だ、とゆう体育会系にはけっしてなれない思想実践しているマンだと再確認できた野球観戦でしたー。うはうは。

自ら球場に来たいとは思わないけど、ただ券があると、誘われた折りにはまた来てもいいな(笑)。もっと空いてて、売店にしょっちゅう立てる環境だったらもっと嬉しい。

 8/20 インターヴァルは発想に必須な要素である、つーのは低能力者の戯言か?(笑)

東京ビッグサイトで開催されている「JAMコンベンション」にゆけば森博嗣さんにおわいできゆ!(ぽゎん)のだが、スケヂュルを立ててみたらば、せっかく東京くんだりまで赴くのならと“20日土曜日の午前7時に家を出て新幹線で横浜へ。終日横浜で遊びカプセルホテル泊。21日日曜日にはJAMコンベンションにゆくも、そもそも鉄道模型にさほどの興味がある訳でもないからおそらくは30分も耐えられずに会場を後にするだろう。あとは氣ぜわしく、若しくは無為に東京で時間を潰して帰宅”とゆう計画になることが判明。つまり交通費を遣って2日間を遊んで過ごす訳だ。うーんうーん。

直前まで考えてはいたのでしたが、やっぱき時間を無駄にし過ぎるよ、ってんで諦めました。いい。森ぱふぇの主催する講演会10月22日にあるのだもの。そちらには必ず参加するのだもの。をかべにしては珍しく、今回の森さんとおわいするチャンスは見逃そう。くすんすん。

と決めたからでもないのぢゃが、悪いのはビーユだ。ナゴヤドームで2杯も呑んだビーユのせーで氣が大きくなり、ゆんべ千種駅から会社に歩いて戻る途中でミスタドに寄ってドーナツを3つも喰いましたね。うははうははは。そのままラヂヨ制作部に来て、パソコで1時間ほど遊んだら23時になった、まだラヂヨ局には仕事をしておられる方も多かったが、酔って氣が大きくなっておるをかべの障害にはならぬ、リクライニングのマッサーヂチェワに掛けて、予想通り寝ましたってば(笑)。

目覚めると8時である、朝の。わはは。いかん、デスクを散らけたままぢゃん。片付けて、改めて空きスタヂヨに移動し二度寝する(笑)。起きてきたのは14時である(笑)。東京に行っていたか、会社にいたかが違うだけで、時間を無駄にしたのは一緒だったか。わっはっは。

デスクに戻って昨日の日記4時間以上かけて打つ。あ、そうそう、誰のためでもない、いつの日か何年か後に自分で昨日の日記を読み返して、そこに書かれている「バッティングフォームがに股の選手」が誰を指しているのか、氣になった時の用心である、ここに答えを記しておこう。

えっとね、種田です。山頭火ぢゃない方の<いや、ごーぐるで{種田}で検索をかけるとマッサキに種田山頭火がヒットしてくるもんで。ちなみについでに{種田,横浜,がに股}で検索すると264ヒットするよ(笑)。誰でも感じることは同じか。

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シネマクルーズを観おあり、23時45分になって、やヴぁい、今日の分の“4こまのネタ”がまだ考えてないと慌てる。はぢめた初日こそ大きなことを言って「日に10本思いつく」とか日記に書いていたけど、その後の展開で結局17日に4本、18日に3本、19日に2本とゆーテータラク、しかも徐々に減ってるってゆーデフレスパイラルを起こしておるのだ。少なくなるのはしかしながらまだいい、いかんけどいい、せめて途切れたくだけはない。

“実際に商業誌に掲載できるレヴェルの4こまのネタ”を毎日考え、思いつくことは、漫画の仕事が再開するその日まではなんとしても続けたい。つーことで考えましたがな。20日付として記録できるためのタイムリミット15分だ。

でもだいぢょーぶ。2本を思いつきましたからっ。うははうははは。まだまだ錆びてはおらぬぞ! てゆーかこれに慣れて、毎日日付がかある直前まで油断するなぞとゆー怠けた根性を抱きませんように>自分。勤勉に、漫画家然と、振る舞い過ごそう(笑)<“漫画家然”であって“漫画家”ではないところがなんとも物悲しいわねっ(自嘲)ってゆうか(嘲らないように)。

 8/21 年賀ぢょをやめたくなる所以である

FMテレヴィウェブが連動で、深夜番組をやる。ってんで元レポドラが会社に遊びに来ています。久しヴいだねえ。昔話に花を咲かせることもなく(笑)、共通の知りわいの今の様子を伝え合ったりしました。

しかしお互いの現状は、互いに訊かない。そりゃあそおだ、そもそもお互いに興味があったら音信不通の状態は発生しないだろう。こーやって再会するまで、相手が何をしているかまったき知ろうとしてないのに、会ったら訊きたがるこたぁない。

つまりすなーち、友人は現在の友人に限るし、現在の友人こそが最も大切な友人ってことだ。昔友達だったとゆう位置にいるすべての人は、再会した時にもっかい友達関係を復旧しやすいとゆーだけで、本当に大切な友達だったらインターヴァルは置くまい。

そおゆう人付きわいをしているから、同窓会とかってちっとも萌えないなあ。つーかないけどな、同窓会(笑)。小学校から高校までのクラスの同窓会なんて、ここ20年、催されたってのを聞いたことがねえぞ。ちっとも淋しくないし、どころか誘われても欠席するけど。だいたい同級生とか、覚えてないし。

こーして常に「友人」と呼べる対象となる人数は、上限をもって一定数以内に収まっているのであった。キャパが限られているから、をかべと友好関係を保ち続けたい人はせいぜいアクセスを怠らぬよう心がけてね(笑)。偉そう?

 8/22 「呑み放題」をフルに活用するには生ビーユスタートではなく梅酒ロックスタートにするのがよいッ

今日はマスコミ試写がないので、そーだ、『リンダ リンダ リンダ』行こう! 名古屋シネマテークTOHOシネマズ名古屋ベイシティでかかっている。どっちにしよかにゃ。

テークはモヨリだ、じでん車で10分ちょっととゆー近場だけど、シネコンと比較したらシートに難があろう。名駅から片道260圓とゆー交通費をかけてでもTOHOシネマズ名古屋ベイシティに行った方が環境はよいかもしんない。そうね、どうせ時間はあんだから移動は厭うまい、この際お金だけを問題にしよう。金券ショップで、TOHOシネマズ名古屋ベイシティのチケットが、テークの入場料より520圓以上安く手に入るとゆーのならそっちに決定だ。

さしあたってCBCのプレイガイドを覗くと、わあ、公開中だとゆうのにテークの前売り券が売っているよ。1400圓だ。うはっ。つまりすなーち、TOHOシネマズ名古屋ベイシティのチケットが880圓以下でない限り、これはテークに行けと。そーゆーことですねっ。買う。うははうははは。12時10分からの回にゆきましょう。

平日のお昼間だけど20人以上の入りで、いい感じです(にこにこ)。初回で観た時にはかなりのショックを受けた“自宅での前田亜季のブスぐわい”は改めて観ると別段そんなに酷くなかったのが今回はショック(笑)。あとは“パンツが見えて笑う時のペ・ドゥナの服装”と“香椎由宇がもらう大きい手のデザイン”をチェキれたので今日の本懐は遂げられました。

劇場売りのパンフレットを立ち読みしてみたら、うーむ、プレス資料にはなかった香椎由宇の母親役のりりィの写真が載っている。これは資料としては欲しいにゃあ。でも買いませんけどなっ。いいや、ある分だけでまかなおう。

やっぱきこの映画はよいから、会期中にあと幾度か、また誰かを連れて来ようぞとすばるの空に誓う。少なくともその回数分くないは、会社のプレイガイドの前売り券が売り切れずに残っていますよおに! そんな売れ行きの予見できてない前売り券の発行の仕方はどうかと思うけども。

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7月にディレクタ異動があった、今日はようやくその歓送迎会です。場所はラシック8階の豆腐料理のお店、福ろく寿だ。

旨ッ。なにより、料理が旨ッ。歓とか送とか迎とか、いっそどーでもよい。どーせ会だっつーんなら美味しい方がいい、とゆうまったき正しい思想に基づいた店選びが施されていたわ。この福ろく寿なんて、個人的にだったら、豆腐料理の美味しいお店は既に梅の花ってゆーいいのを知っておるので、わざわざ冒険して開発しようとまでは決して思わない類の店だ、そこにマストで参加せねばならない呑み会で来て、美味しいことが確認できるのだ、儲けたとまでは褒めはしなくとも甲斐はあった。よかったよかったよ♪

つーかこんな時にまでも損得勘定か>自分(笑)。つーか、野球観戦の時に判明したように、どんな羽目に陥っても何かしら得したことを探し当てるマンではあるがなっ。損は損と正確に判断して、高みを目指すよう生きないと、いつまで経っても中庸から抜け出せぬ危惧がある人はだれ? うーむうーむ。なにも日記の流れでいきなしここでだけペシミストにならんでも(笑)。

 8/23 『俺なんでもいいし』並のメニュの否定ぐわい、しかも独り芝居

『ゲス・フー/招かれざる恋人』のマスコミ試写。ショウビズ・カウントダウンで紹介してて面白そうだった奴だ。わーいわーい。

黒人の女の子の実家に、恋人白人の男の子が来て巻き起こる人種差別コメディです。かつて67年に白黒が逆のパタンで作られた映画『招かれざる客』のリメイクだそー。

コメディにして語れる程度にはサベツが緩んでいるんだろうって思われる反面で、しかしやっぱきこーやって描かれて「あるある、解る解る」って思わせるほどにはサベツ意識は根深く残ってるんだろうなあ、白黒を逆にしたのも「我々白人の仲間が黒人の青年をサベツ排斥する物語は作りたくない」って考えが働いているせーぢゃねーか、そーゆー意識を持ってるのは黒い側だと主張したかったんぢゃねーのか、なぁんて穿ったことまで考えたくなるほどに、ともあれは地雷っぽいテーマではあるなあと感じつつ(笑)臨みます。まあ、観ちゃえば面白く作ってあろうことは当然予想できゆんだけどもね。

それにしてもプレス資料が出来てないようで、頂いたのはワープヨ打ちされたデータをホリキスで留めたもの。だから。監督のケヴィン・ロドニー・サリヴァンってのが白いのか黒いのか、知りたくて知りたくてしかし写真が出てないので判らなくて(笑)。だいたい監督の黒白で判断が変化する評ってのがそもそもサベツ的で好ましくはないかもしれぬのぢゃが。

なぁんていろいろ方々に配慮が要るみたいな映画ではあるけども、ともあれ画づらを見てマッサキに思うことは、いやあ、本当に、『バタフライ・エフェクト』ん時にも思ってたことぢゃがアシュトン・カッチャーってば男のくせに肌が真っ白で、気持ち悪いなあ(笑)だ。唇の赤がこんなに強調される白い男優ってそうほかにないぞ。だからこの物語の主旨にはぴったしの配役なのだった。ちょっとキャスティングに感心(笑)。

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次の試写までちょっと時間があるのでごわんでも食べて潰そう。今週はカツサンドPROJECTからは解放されている週(笑)なので、好きなものを喰うがよい。何が好きだろう。

ラメーンではない。ダイエットをはぢめて、主食は食べてもいーけど副食は避けようとゆう心になってからはちいともラメーンなんて食べたくならない。あんな、味的に最初から最後まで単調な食べ物を主食に食べるなんて信じられない。ラメーンは寝る前のおやつに喰うものだ、そのくないのウエイトが相応しい、決して飢えて渇望して選ぶごわんではあり得ない。ぢゃあ何にする?

ミスタドか。笹島の店舗に行ってみると全品100園フェワはやっていなかった。うーんうーん。なまじ、たまにでも全品100園なぁんてセールをしたりするもんだから、こーゆー定価売りの日に入るのは損をした氣分になるぞ。やめましょう。

カレーか、カレーもなあ。どうせカレーを喰うのなら会社の近所に美味しい店が何軒もある。こんな、名駅で喰う時にカレーを選んだりして、明日以降に会社の近辺で喰うかもしれないカレーの可能性を潰したくない氣がします(笑)。

結局入ったのはヴィド・フランスだった。あー。カツサンドを喰わなくてよいっつーのに、結局パンものかよー(笑)。しかも3個。しかも座った席が地下街の店舗のくせに掟破りの喫煙席。ぎゃー。ヴィドめー。ちょっとパンが旨いと思って、安売りセールをしないのは前述のミスタドを反面教師としているのだ、好ましい立派なスタンスだけど、煙草なぞを吸う野蛮な連中の入店までをも許すなんて、味に驕りすぎ。しかしやっぱきヴィドのパンは旨いんだなー。くそう。

3個のパンなんて5分もあれば喰いきっちゃうけど、そもそも長居をする目的もあってここに来たのです、そうね、毎日自分に課している4こま漫画のネタを考えるのでもしようかしら。机に向かっていることだし書きながら考えよう。トングを掴んでいる手を画いて、いろいろいぢくってみる。うむ、いいネタがひとつできました。うはは。天才だ。知ってたけど。

しかし絵で画きつつ考えていると、頭の中だけで転がしているのとは違う方向アイデワは沸くけれども、スピィドはさすがにむちゃくちゃ遅くなるなあ。結局30分ほどヴィド・フランスにいて1ネタだけしかできませんでしたからー。うむー。こんなとこでワウトプットに関する真賀田四季の悩みを体現するとは! そんな大層なものだったか。

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『シン・シティ』の完成披露試写。ぎゃー! 素敵ー!!(歓喜) アメコミが原作の実写映画なんだけど、元の漫画を知らなくてもその漫画ならではの映像表現をものつんげぇ尊重している(笑)ことは伝わってくるぞ。ほぼモノクロでところどころに色が付いているってのもきっとその一環だろうし、だいたい“向こうから2台のパトカが猛スピードで走ってくる”絵で、車体が宙に浮くなんて! そんな、漫画のワンカットな!(嬉)

悪者が死ぬシーンは出鱈目に残虐なことになって、でもモノクロなのをいいことにの色を白ペンキで表現したりして(笑)、も、本当やり放題(はぁと)。大好き。

そうしてこの映画を観て思い知った、やっぱき無敵の殺戮マッシーンって好きだにゃー(ぽゎん)。一番かっちょうよかったのはデヴォン青木イライジャ・ウッドだったもの。今度そーゆーパーフェクトな殺人鬼の出る4こまでも考えてみようかしら。よよ。4こまとはまた狭い舞台で。

 8/24 こんなレヴェルかよと断られようと作ったレヂュメが、仕事が速いとの高評価を呼んで、いや、逆効果ぢゃん!

献血のデーです。今日もらった記念品の箱にも「浜乙女」と印刷してある、しかしいつものパッケィヂと違う。ふりかけぢゃないのかな。

開けてみると〈クロサン・ハニー〉ってのと〈緑サン・ハニー〉ってのの詰めわわせだ。{緑}には「リョク」ってルビが振ってある。煩いよ(笑)。

何かと思ったら150ccの牛乳に入れて掻き混ぜて飲めと書いてある。うあ。しかも「大豆・ごま又は抹茶・大麦若葉・桑の葉は水溶性でなく溶けません。カップの底に沈殿しないうちにお召し上がりください。」との注意書き付きだ。ぎゃははっ。そんなアクロバットな。つーか若しくは150ccを一気に飲み干せと、そう言っているのだ。つごいな。

そんな難儀なものをくれるとは、もう献血に来るなと言っているに等しいぞ(笑)。なにが難儀って、牛乳を150ccだけ入手することが一番難儀です。まったくう。たぶんおそらく浜乙女が好意で供出した(とゆう名目の)品物をくれてるんだろうけど、絶対にこれって商品として失敗してるものだから。買ってまで摂ろうとだれも思わない代物だから。もうちょっとちゃんと考えて受け入れましょうね>献血ルムー。

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深夜番組の10分コーナの構成を依頼されたのは昨日であった。イヤ〜ン。仕事は極力したくないよ(笑)。

しかし能力があると看做され、それを必要とされ、乞われたものだ、断りはしません。そんかしいったいどんなことができるのか、どんなことまでしかできないのか、してお見せしよう。それで力不足であると認められれば先方が引き揚げるであろう。決して無理をしないでできゆ範囲に限って、こんなネタなら出せるがとレヂュメを作成してみました。

簡単に言うとエリヤ内の高校の部活動を紹介するとゆーのが主旨です。ってんでネットで片っ端に学校の公式ペヂーにアクセスしてどんなサークルがあるのか見てみる。たらばさ。この作業が面白い(笑)。うあー。具体的に書くと実際に採用された際に差し障りがあろうのでぼかしますが、えッ、あの高校に、こんな文化部が!とかさ。

9月になったら各校に電話をして、顧問の先生に取材と出演の依頼をしなきゃならない、それが嫌で嫌で仕方がない(笑)が、まぁ、試しに引き受けてみましょう。をかべに頼んだならでは!って切り口を展開したい。例えば愛工大名電を採りわげる時には絶対に野球部ではないッ!(笑)とかね〜。うはは。楽しいことだけして生きていこうよ♪

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『理想の女』のマスコミ試写。いかにもお芝居でございと言わんばかりのキャラクタ造型とバランス。台詞回しとやりとりも常道に則っていて、なにはともあれものつんごく手堅い印象があります。が、これが意外と面白く観られました。ここまでテッテーして定番を展開してくれれば、いっそ楽しめると解ったよ。なるほど、昔っから採られている道とゆーのはそいなけ大衆に支持されるが故に生き残った遣り方なのですね、と知る。こっからどいなけ外れ、新しいアイデワを見せようか、加えようかと砕身する創作ばかりに触れている身としてはたまにはこーゆー基本に立ち返った物語もいっそ意外であったよ。なんとか褒めようとしているかのよーだ(笑)が、つまりはお金を払ってはどうかと思うレヴェル(うわっ)かもしれぬけど、ただで観る分には存外よかったと。そーゆー位置だったのぢゃった。

“人を疑うことを知らないパーな、しかしだからこそ男から見てとてもかあいい(はぁと)、護ってあげなきゃって思わせるよな女の子”役にスカーレット・ヨハンソンはぴったしだったにゃー。てゆーかはぢまってすぐに、このとーりの性格の現実世界での知りわいを思いついちゃって。全編その子をイメィヂしたままで映画を観てしまいました(笑)。その本人がぜってーにこの日記を読むことはないから書いているのぢゃが。わはは。

 8/25 昔の名画なんか観たがるもんぢゃない

映画颱風のイラストを、例によってネタ会議中に完成させました。わはは。ネタ会議は寝てるか、内職で絵を描いているかだ。なんちうネタ屋か。

ゆうどらで送ろうとまたもや試せども、やっぱき駄目ですね。うーむ。プロバイダに問いわわせた際に別のメーユソフトではどうなのか、そー言えば訊かれたっけ。今日は、そうね、やってみようかしら。アウトルックエクスプレスとかいうソフトは、入っているみたいだけどOSXには対応してない感じ。ってんでなんだか知らないけどアプリケーションの中にあるMailっていうソフトでやってみる。

結果は、送れませんでした。うはっ。つーことはこれはやっぱきプロバイダのせーだと思うんだけどなあ。そのーちまた問いわわせるクーリエルでも出そう。今回は、また、CD-Rに焼いてオフラインで納品に行きましょう。

中日新聞社ってば、もっと具体的には中日新聞社社屋西側のじでん車置き場って、とんぼの宝庫であった。なるほど、さすが秋津島と呼ばれるだけのことはある群生ぐわいだ。まるで蚊柱のようにとんぼが飛び交っているぞ(笑)。ぎゃー。道を挟んだ向かいにある丸の内中学の生徒たちにはこんなとんぼなんぞきっと珍しくも有難くもなくって、ヘラクレスオオトンボとかコーカサスオオトンボとかってゆーレヴェルに到らないと奴らは萌えないのだろう、ちまいない。

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『トップガン デジタルサウンド・リマスター版』のマスコミ試写。『トップガン』を観るのははぢめてです。わはは。劇場公開は9月3日で、だから来週更新分の「招福!きねま猫」の候補のうちの1作でもあるのだ、これを観てからどの映画を採りわげるかを決定したい。

そうして観る前から、もし書くのならその論調は決めている(笑)、

 いくら過去の名作と言っても映画をテレヴィ画面で観るなんて耐えられない! ヴィデヨを借りて観るなぞ言語道断。映画はスクリィンで観てこそ活きるよう製作されているのだ、最大のパフォーマンスを引き出すためには劇場で観るに限る◆だったら、劇場公開時に観損ねた、若しくは未だ生まれていなかった時代の名画は、どーしたらよいのっ? それを知らぬまま過ごす人生に甘んじるの? それとも◆『トップガン』を観ていないすべての人に朗報だ、このたびデジタルサウンド・リマスター版として、また劇場でかかるのよ! きゃほう◆いっそ別段そんな、デジタルでサウンドをリマスターしてくざさらなくっても、いーのにぃ。『トップガン』が劇場の大スクリィンで観られるとゆう、ただそれだけでも充分に幸いなることなのにぃ◆云々

だ。わははわははは! さあ、あとは面白いだけだ、期待して臨もう♪

えっとね。寝ました。だー!(笑) ななな。なんだこの映画ッ。森博嗣さん『スカイ・クロラ』『ナ・バ・テア』の方がよっぽど飛行機乗り臨場感がつおく伝わってくるぢゃん<『ダウン・ツ・ヘヴン』は買ったまままだ読んでおらぬのですがー。

さすがにオープニングのテマー曲は、おお、これがトップガンの曲だったのかと知った、いい盛りわがりを演出する『デンジャー・ゾーン』だったけども、もっと期待していた映像表現が駄目。まず乗っているパイロットたちが全部で何人いて、今ワップになっているヘルメット姿が誰であるのかの区別がつかない。うわ。空中戦のシーンでもやたらと悠長だ、だってやることを口に出して言ってるんだもの。言わなきゃ観客に伝わらないからなんだろーけど、ああ、だったら、映画なんかで観ないでそれこそ森さんの小説で情景描写を読むよ。

ストーリィがまたなんともありきたり(笑)で、いや、もしかしたらこの映画が製作された19年前には新鮮だったのかもしんないけどさあ、一緒に乗りあわせている仲間が死んだくないで戦闘機の操縦ができなくなるって、それはプロの仕業ぢゃあねえだろう。つーかもしかしたらこれって『海猿』と一緒ですか?(笑) 実は『海猿』をよく覚えてないから断言はできないのだけども。

あ、一点だけいいことを確認しました。こんな19年前の映画にもかかわらず、ちゃんと“bullshit”って言っていたよ!(笑) えっとね、5機のミグのうち4機を落として戻ってきて、「貴様を俺の僚機にしてやる」って言われた時の返答で遣ってた。ほう。牛糞は侮れないのであった。

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颱風だとのフレコミなのにちいとも雨が降らない。月曜日から、天気予報で今日は雨だ明日も雨だ今日こそ雨だずうと雨だと言ってるから外出時にはマストでを持ちわるいていたのぢゃが、本当に全然降らない。テレヴィで気象チャンネルを観ても、颱風ならではの渦を巻いた雨域が南方から迫ってきているくせに、名古屋だけはちょーどその切れ目に当たり続けてる。『トップガン』を観終わって外に出てみると颱風なんて静岡方面に逸れちゃった後だ。ぎゃー。

夜になってレポドラ北村と一緒にタコスのお店へごわんを喰いにゆき、その帰りに、ああ、ようやく、オシメリ程度の雨が降ってきた。うあー。でも今週の雨はどーやらこれでお終いみたい。なんだよー。革靴が濡れるのがヤだからってことで服装に合わないナイキを履いたり、シルクのぱんつは雨に遭うとしわになろうからって綿のパンツをヘヴィローテイションにしたり、そんなことに砕身したのはすべて無駄だったのだ。くそうくそう。

もし週間天気予報も雨域チャンネルもなかった時代だったら、曇ってるにゃーかなんか言って毎日傘も持たずに、しかし結局雨にも遭わずに、暢気に過ごしていられたのにーとさすがに思わされました。てーか雨、畏れすぎ。くい〜ん。

 8/26 周りが全員笑い、本人が激怒するものこそがよい似がよ絵だ、とつボイさんに言われてます

頼まれていた似がよ絵が完成した。クーリエルに添付して送信しよー。

似がよを描く時に考えるべきは似せることです。似ている結果、文句を言われる筋わいはない。可愛く描いて喜ばれて、でも似ていないとゆー道も商売としてはありだ。でもそれはそーゆー企画であって。似がよ絵を依頼された場合にそれをするのは自分の選択としては、ない。

たしかに似がよの仕事をしていると、まんま似せて描いてよいのかしらとゆーお客が来ることもある。かつて実際に経験したのでは斜視のおぢいちゃんなんてのがいたし。智恵遅れと思しき青年が母親に連れられてきて、もぢもぢしたまま俯いたり向こう向いたり落ち着きがなく椅子に掛けさせられていたってこともあった。

斜視のおぢいちゃんを描いた時には、しかし、つい臆病になってしまった、目線を修正して描いちゃったのだ。でもそれはすべきではなかった、のだろう。

例えばさあ(ため口か)、黒ん坊の人がお客で来たらどーする氣か。肌の色をちょっと白く描いてやるのがサーヴィスだとでも言うのか。似がよ絵描きがそーゆー判断をすべきでは、だからないのだ。見えたまま描く。モデル本人が自分の顔の何に、どーゆーコンプレックスを抱いているかなんて、推測すること自体がオコガマシー、逆にサベツをして、ルックスで見下していることになろう。描かれる側のルックスは描かれる本人が責任を持つべきだ。表現されたら怒るようなパーツを持っている、自分の顔に折り合いがついてないよーな人は描かれたがったりモデルになったりしてはいけません。

俺様の描く似がよ絵は芸術だから苦情は受けつけぬ、なぞとまで言っている訳ではない。それもまたオコガマシーですものね(笑)。こっちは自分のタッチで似せて描く。あとは受け取り手側の問題だ。腹が立つ絵に仕わがってきたら怒りもするだろう、でもそれを似がよ絵描きにぶつけられても知らないよ。ただ、採用しないという手段を採って頂けばよかろう。パーツの、あれとあそこを直したのを新たに描けとかゆー要求には応えませんから。それは既に似がよとゆーものではなくなるから。そんな思想で臨みたい。

もし喧嘩腰クレィムをつけてくる奴がいたとしたら、それに対する買い言葉はこうだ、「貴様の顔はこの程度ぢゃ」(笑)。もう、戦争状態に突入すること必至ですね(笑)。だから本当はさ、似がよ絵の依頼なんて受けないに越したことはないのよ(そこに落ち着くのか)。

さて、でも、それを引き受けた場合の話。上記の智恵遅れの青年の実例に戻ると(これ日記に書いたことがある氣がするけど)、似がよを描いている間中ずーっと居心地が悪そうにしていた。描くこちらも、顔をこちらに向けてくれないから描きづらかったし、垂れている青洟は果たして描くべきかどーかとかまでも氣を遣わなきゃならず、とても嫌だった。双方がこんなに我慢しなきゃならないなんて母親の自己満足のためだろーとは言え困ったもんだ、とか辟易しながらともあれテキトーによい方向に修正を施し完成させた絵を(ほら! オコガマシー自分勝手な美意識を発動しているよ!)渡したら、この智恵遅れの青年が、笑ったのだ。え。嫌な思いをしていたのでは、なかったの? ただ似がよ絵を描かれるのを照れて恥ずかしがっていただけだったの? 出来わがった絵を、あんなに喜んでくれているよ。うわあ。なんてゆうか、それまで考えていたすべてを、とても申し訳なく思ったぞ。

そおだ、イヴェントで似がよ絵のバイトをする時なんて、お客は楽しい、嬉しい思いをするために描かれに来るのだ、似がよ絵描きの前に座るのだ。そんな、善良な、幸せを求めにきた人に、「貴様の顔はこうだ!」って応対はあるまい(笑)。そりゃああんまきにも酷い。嗚呼、だから、せめて依頼してきた方には、満足をして頂けてれば、こっちもとても助かるのです。

ってんで、今回納品した似がよ絵も、サキサマからおへんぢのクーリエルを頂くまではもうキリドキリドしっ放しだったよ。「このラインを選択したのか!」とか「ここを強調するなんて!」とか、お友達だから故にこそ「そんな目で見ていたとは知らなかった…」とかって思われてはいまいか、って。ひとまず、諸手を挙げて喜ぶとまではいかなかった(笑)よーでも、ヴヂに受け取ってはもらえたみたいで、やっと一息ついたのでした。ふー。

てゆーかそんなことで神経を磨り減らしてる肝の小さいマンは、それこそ似がよ絵屋さんとかやってはいかんと思いますがどうか。なあ(苦笑)。

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名古屋の夏の風物詩ボリショイサーカスの季節だ! うっはー♪ 今年もくまと写真を撮りたい撮りたい。例年のよーに今日の開会を待って、会場へ前売り券を買いにゆこー。

ローソンのロッピィとゆう発券システムは優れていると思うけど、こーゆー座席が指定されるイヴェントには不向きだ、お金を払ってチケットを手にするまでどの席になるのかが判らないんですものー。選ばせろよ。

ってんで、方々で売れ残った券がすべて集まってきているであろう、会場の入場券売り場で、翌日以降のチケットを買うのです。うはうは。6列目が取れたよ! まー、こんなもんか。直前になるまで、マスコミ試写とかの関係でどの日に行けるかが判らぬのでこの位置でもよしとせねばね。

愛知県体育館裏のテントからはわんわんと、の鳴き声が聞こえて、あー、声だけでかあいい脳(ぽゎん)ってゆうか(わんわん)。今年はも来ているみたいでとても楽しみ♪ やっぱきイッセー尾形とボリショイサーカスは来名してくれた際にはマストですね(マスト)。どっちも東海ラヂヨの主催だってーのがCBCで仕事をしている者にしてみたら歯痒いがなっ。はが〜。

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『愛をつづる詩』のマスコミ試写。事前にプレス資料に目を通しておいて本当によかった。これは見方を指定する映画だった。知らずにいきなし観ていたら、退屈に思って寝ていたことだろう。ぐう。

まず知っておくべきは、このシナリヨは監督サリー・ポッター(! パトローナム!)が9・11の数日後に書きはぢめたものであること、リハーサルがはぢまったちょーどその時にアメリカイラクを攻撃しはぢめたこと。そのバックグラウンドに基づき、そしてここが大事なんだけど、登場するキャラクタのすべての台詞脚韻が踏まれていること。これを知って観ると、もう、とてつもない。

掃除婦とか“”の台詞はまだ聞いていて解りやすい。脚韻の箇所で区切って喋るから。ところが多くのほかのキャラクタたちは、脚韻ぢゃない箇所で切るのです。むっちゃくちゃそこばっかし氣にして聞いていると、おお。そーゆー趣向が施されていることが、ところどころ聞いて取れるのだ。うっはー。

つまり。この映画は全編「」なのね。邦題の読みこそ「あいをつづるうた」だけども、違う。「あいをつづるし」でいいと思います。そー思って観ると映像表現イメィヂ主体だし展開詩的なのだ。

長い長い、100分に及ぶ詩を、我々は観ているのだ。いつも採っている映画メモにあんまり意味がないなあと、途中で氣づく。簡単なこと言っちゃうと、『雨ニモ負ケズ』朗読を聴いていて途中のいくつかのフレィヅだけを氣に入ったからと切り取ってメモる、そんな行為に等しい無意味さではありましぇんか。わー。流れの全部をヒトカタマリとして捉えねばならぬ映画だったのね。面白い面白い。英語のヒヤリングの勉強にもなるやもしれぬので、オーストラリヤYeah!めっちゃワーキングホリディに行っている太田どんに勧めるのもいーかもねと思った。

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夜は『ステルス』の完成披露試写です。昨日の『トップガン』はちょっとヘタレだったけれども(ヘタレ言うな)、うあ。こっちはつげい。人工頭脳を搭載した無人ステルスが落雷に当たって暴走する物語なのだ。そもそも機内に人がいないので、そう、『ロボッツ』の時に「映画颱風」で指摘したのと同じよーに、乗り心地とか安全性無視した飛行が可能なのよ。横に有人のが併走(走?)してるからなおのことその差が強調されててとても素敵♪

具体的なこと言うとタイのシーンは無駄だったけれども、大部分は迫力満点で、プレスに書いてあることがまたつごいんだけど「格納庫のドワをミサイルでぶち破って飛び立つシーン」の爆発は本当に大がかりで大規模だったから「“映画撮影のため、宇宙から見えるような爆発が起こります”とNASAから各国政府に連絡してもらう必要があった」そーなのだ(笑)。ぎゃー。すげー! いいものを観せて頂きました(はぁと)。

 8/27 これ以外につボイさんのトークショウと24時間テレヴィの募金活動とアップルストワのライヴ演奏も観た日だけど割愛(笑)

昨日、中日新聞の記者さんからごっほ展のチケットを戴いたのだ。わあ、ありがにょうござりまシュー。ただで戴けるのでしたら行きます(笑)。レポドラ吉原とか橋本は身銭を切って券を購入したとゆーが、そこまではごっほに思い入れはないものなあ。ミュシャとかダリとかなら金を払ってでも観たいと思いますが。

てなことでごっほ展だ、なんでも、ひまーりが展示されるのは明日までだそー。別にひまーりが目的ではないってんなら会期は9月25日までだから、ゆうくり行けばよいとのことだ。我ながらどっちでもいー(そんな、ミモフタモナイ!)のですが、1枚でも余分に観られる(余分言うな)っつーんだったら今日行きましょうか。

チケットを戴いた際に「無茶苦茶な混みようだ」と忠告されてはいたのだけれど、16時に行ってみると、ぎゃー。なんてゆーかこれは、美術館の混み方ではない。

愛知県美術館っつーのは芸術文化センタとゆー建物の8階にあって、エレヴェータで上がることになる。その、エレヴェータに乗るのに、長蛇の列が出来ているのだ。並大抵の長蛇ではない、マンダ級である<判りづらいな、且つ喩えが古いな。ぎゃー。推定、エレヴェータに乗るだけで20分超は並んでないとならぬだろー。ぎゃー。ばっかみたい!!(嘲笑) こんなの絵を鑑賞する環境ではない。とっとと諦めて明朝出直すことにしました。

さー、では、口直し(笑)にフレイヴァで期間限定のネクタリンパイでも喰おうと行ってみると、ぎゃー。蛇の列(笑)。でもみぢかい、20分も待てば入って座れるって程度だ。ぢゃがしかし、ショウケースを確認すると、ぎゃー。ぎゃーばっかりか。お目わてのネクタリンパイがありません。きゃん。ネクタリンパイの切れたフレイヴァに用はないのよう<要らぬレトリックを遣わぬように<レトリック? 移動だ、移動。

移動する道すがら、観たくもない(笑)糞イヴェントであるところの「ど真ん中まつり」とかいう道を封鎖して展開される腐れ踊りを観る羽目に陥りました。踊らされてるなあ(文字通り!)。

ちょっと観察していて思うことは、ああ、野球留学って正しいなあ、です。各踊りのチームの中でまともに踊れているのは1人か2人、いるかいないかだ。人に観てもらおうという趣旨であるのなら、踊りの達者な連中だけを選抜して再編成すべきだろう。拙い、観るだけ無駄な踊りをだらりだらりと披露されてもなあ。

岐阜県の田舎から参加した連中は(たまたま観た時に踊っていたのが岐阜県の奴らだったからこー書いているだけであって、岐阜だけを別段特別に貶している訳ではありません、この糞まつりに参加しているすべての連中を蔑んでいるのです。お間違えなきよう)、なるほど、自己満足のために踊っている。嬉しそうだ。こんな形での地域コミュニケイションが今なお存在しているとゆー事実が、おそらく今でも「村八分」を懼れつつい生活してゆかねばならないのであろう排他的な田舎ならではの強みとして、ここではチームワークという形を採って発揮されているのね。微笑ましいと思います。北朝鮮のマスゲームのように野蛮だけど(笑)。

翻って都会組の参加者を見ると、もー、はっきりと、企業売名のために踊っているのばっかりだ。こいつら、上から言われて踊らされているのだ。ハレの場に立って、テンションこそ上がっているんだろうけど、お義理でやっているのが見え見えです。よいものを創り上げようとゆう気概がまったく感じられない踊りぐわいだ。なんでもいーからやりゃあいいんだろう、参加さえすりゃ文句は出ないんだろうって氣持ちでやっているのでしょう。

だいたい、踊りの途中のほんのみぢかい休止で、溜息をつくか? 観られてるんだぞ。ってーか見せるためにやってんだろう。演舞中、一瞬たりとも氣を抜くべきではないってことすらも解らぬたわけが社内イヴェントの一環としてやらされてるのですね。やれやれ。腐れて死ねとの思いを新たにしました(にっこり)。こーゆー低い完成度の見せ物は文化の敵だから、本当に、今日のこの日に颱風が襲来してこんな連中を洗い流してくれたらよかったのに!と気象予報士を恨んだよ<いや、気象予報士を恨まないように。

口直し(笑)に松坂屋2階のサドゥに入って、おいちいおいちい抹茶ティラミスを頂きましたとさ。サドゥは本気で旨いなあ。ほかのどのカフェも超満員で客が行列を作っている中、エヤポケットになっているのか、待ち時間もなくすぐ入店できたし。今後もちょくちょく利用しようとオリオンに誓うよ♪

 8/28 ごっほを批判できゆとは、偉くなったもんぢゃ>自分(笑)

てんで開場が10時というごっほ展に、9時50分に行ってみた訳ぢゃが、済まぬ。昨日の内容に関しておわヴぃして訂正したい。「20分超も並んで入場する」なぞとのいい加減な憶測を書いたが、今日見たらヴぁ、もう、ちっとも、全然! 列の最後尾を示すお兄ちゃんが持ってうろうろしているプラカートには「入場まで50分待ち」との表示が書かれているのだ。ぎゃっ(笑)。ごごご。50分て。

それでもさすが朝早く、開場時だからなのか(つってもまだ10時前だとゆーのにどんどん客を入れていたぞ、10時オプーンを前倒ししている様子です)列が停まることなく流れてゆきますので、最後尾についても10分ちょっとでエレヴェータにまで達しました。ほう。まあ、10階に上がってから、さらに5分以上は待たねば会場には入れなかったけどもな。

さて。ごっほ展である。人は混んでいるけど、こちとら数多飾られているごっほ以外の絵をそんなに必死に観る氣はないので、人混みの後ろをスルーしどんどん先に進むよ。判りやすく、ごっほの絵だけ、説明パネルの上部が黄色く塗ってあるのだ、それを目印にして拾い観しよう。

1884年に描かれた「織工―窓のある部屋」を観て解った。ごっほは、売れる絵を描く氣がなかったのだ。こんな、機織りをしているさまを真横のアングルから、しかも暗い暗いトーンで描いた絵を、いったい誰が買ってどこに飾ろうと思うのか。ニーズとか考えてないのだ、ある意味めっちゃ芸術家なんだけど、だったらビンボを嘆いてはいかんよ(笑)。

さらには無茶苦茶ムラっ氣がある画家だな、こいつ。1887年の「レストランの内部」って絵なんか壁とか床は点描画で描いているのに、ティブルフツーにべたべたっと塗っているのだ。なんだよ、飽きたんぢゃん(笑)。

そー思って観ると、晩年にやたらやってる模写でも、なんだかアウトラインを太く描いちゃってて、雑とまでは言い過ぎでも楽をしている感は否めないぞと感じますね。一方で1890年の「糸杉と星の見える道」なんかは最後まで飽きずに描いてるよーで(笑)、ああ、さすがにこの絵だったらきちんと完成させれば受けるだろう、2005年に名古屋でごっほ展が開催された際にはグッズ売り場にて絵はがき会期半ばにして全部売り切れるほど人気が出るだろうと、自分でも解っていたのだ、だから熱心に描いた、んぢゃーねーのか?この親父(笑)。途中で、あ、これは駄目って氣づいた絵はぞんざいに仕わげていると思えてなりません(笑)。本当につくづく、絵ってのは画家の名前で評価するのではなくて一枚一枚の出来で判断すべきだと、自分のをこそ育まないといかんのだと、思い知らされたよ。わはは。

今、するっと「親父」とか言ったけども、年譜を見るとなんとごっほは享年37歳なのだ。ななな。なんですとー!? あんなおっさんみたいな自画像をしているくせに現在のをかべよりも遙かに若いと。そーおっさるか。ぎゃー(笑)。なぁんだ、だったらごっほが描いた程度の絵はすべてをかべにも描けるぞ<コラッ、それはどんな思考に基づいた結論なのかっ(笑)。

そして今回のごっほ展で最も驚いた発見は1888年の「ひまわり」につけられた説明文にあった。ごっほが描いたひまーりの絵は全部で5枚あり、ここに来ているのはそのうちの4枚目とのことぢゃが、これを描いた時にはひまーりの季節がおあっていた、つーことで、なんとこいつ(こいつ言うな)、それまでに自分が描いたひまーりの絵を見て描いた(!!)とゆーではありましぇんか! うわっ!! じじじ。ヒトサマの絵を模写するだけでは飽きたらず、自分の絵までも模写するか、こいつ。てゆーか絵を見て絵を描くって、それは画家のフルマイか?(笑) いーんだけどさ<いーのか。

いやあ、来てよかったよ、ごっほ展♪ こんなに実りが多いとは予想してませんでした(にこにこ)。

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日曜日なのに、『キャプテン・ウルフ』の完成披露試写です。ヴィン・ディーゼル主演のベビィシッターコメディで、だから子供向けの映画っつーことで、招待されたマスコミ関係者は4人まで子供を連れてこられるとゆーシステムになってたのも稀有だったし。

さらにはマスコミ向けのくせに吹き替え版であった。まあ、これは、子供に観せるためって意味でいーとは思うけども、問題なのは実際に劇場で公開になる、ガレッジセールのゴリがアテレコをしている版ではなく、それが間にわわなかったってんでフツーの声優さんが仮にアテレコをした「ゼロ號プリント」って奴を上映したのだ。うわー。稀有にもほどがあるぞっ(笑)。

ともあれそんな環境だったので、映画を観ていてもなんだかアテレコがやっつけだなあとか、こんなに体言止めばっかしの台詞回しは本当に公開になる時には修正されるんだろうかとか、そおんなことばっかし考えてしまいました。わはは。結果、低く評価されることを覚悟の上で試写会を催したんだろーので仕方ないですね。

つくづく創作ってのは未完成の段階で披露してはいかんのだと教えてくざさる出来事ではありました。ごっほもな。ごっほもな言うな(笑)。

 8/29 未だ封を切ってないので体のどんな組成がアカラサマにされるのやら、どっきどき

『ディア・ウェンディー』のマスコミ試写。12月公開の映画で、だからか未だプレス資料が間にわってないようだ。ポスタすらも張ってなく、久ヴぃさに上映がはぢまるまでどんな絵づらが展開するのかも判らない、知らないで観た映画でした。わー。こんな話だったのかー。なんだかやたらと古臭い西部劇風の雰囲気が演出されていて、でもストーリィはとてものめり込めて面白くて、そうね、もしこれを事前にスチールとかで写真を見ていたら、観る氣が削げていただろうと思います(笑)。

観たら面白いんだけど観る氣にならない絵づら」っていう映画は年に数本とゆー頻度で出現して、例えば最近ではジョン・トラボルタ主演の『BE COOL』がそーだった。幾度でも幾度でもトラボルタと聞く度に、今さらなにがトラボルタかって思うんだけど、でも観るとトラボルタの映画に外れはないんだよね〜(笑)。

だれか、トラボルタの現在の映画とかこの『ディア・ウェンディー』を、褒めて人に薦め、観たくさせる言いまーしの例を読ませてほちいよ。いったいどープロモートするとこれらの映画のよさが伝えられるのだろう。まだまだ文筆家として伸ばすスキルはめぢろおしなのであった。いつから文筆家を名乗るようになったのか(笑)。

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フレイヴァへ懸案のネクタリンパイを食べに行ったよ! うはうは。

ほう、ネクタリンとは、のチームかと思っていたが、桃より黄色く紅い。そしてピーチパイより酸味が多いよ。ほう。トッピングのヴァニラアイスに、この酸っぱさはマッチしていておいちいのだけれど、しかしパイ単体で考えるとやっぱきピーチパイの方がスウィートで(ぽゎん)好みですね〜。ほら、甘み至上主義者だから。いつからそんな肩書きが。

ネクタリンパイは9月20日までの限定商品だけど、もういいかなって感じです(笑)。それより今度来た時には、今日橋本が食べていたいちぢくトッピングのシフォンケーキか、諸戸が食べていたブルーベリィチーズケキーを試したい。まだまだフレイヴァに食べるべきケキーはめぢろおしなのであった。今日の日記のフォーマットか。

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体組成計をもらいました。ありがにょう!ありがにょう! 嬉しいけど今計っては駄目だ。9月の1日から計って記録を採ろう。ぐいぐい痩せていく様が展開するであろう(預言)。そのためにも8月31日には摂生するのだ。もうこの企画の落としどころはお解りですね? 暴食の限りを尽くすのは明日、8月30日中までだ、せいぜい残された生を謳歌しようではないか。謳歌してはいかんと思います。自らに間食を許すためだったらどんな理屈でも弄す人はだれ?

 8/30 今回叩く対象はシェイクスビヤであるッ(爆笑)

ボリショイサーカスだ! わっほー♪ いろいろ時間を調整した結果、今日の朝10時半開演の回になりました。きゃん。午后からはマスコミ試写が2つあるとゆーのにー。ゆんべはまぢゃーんをして(5000圓負けて<きゃん!)、睡眠時間2時間だとゆーのに。でもいい。年に一度のボリショイサーカスである。うはうは。前のめりに行こう(はぁと)。

愛知県体育館に入場するや、席に鞄を置き、ソッコーでくまと写真を撮る列に並びにゆく。これが楽しみなんだよおん。おお、今年はくまとの距離がみぢかい。くまが手をかけているに腰掛けて撮る、とゆー近さだ。うはー(くまーん)。嬉しい(ぽゎん)。

他の、と撮るのとか着ぐるみと撮るのとかと違い、くまだけ後ろに白いカーテンが用意されているよ。?なんだろうと思ったが、一昨年に太田と一緒に来た時に撮った写真と見比べて解った、くまが黒いから、白いカーテンでエッヂを際だたせているのだ。うはー。進化してるぢゃん>ボリショイサーカス。こんなふーに毎年シチュエイションが変わるってんだったら永遠に毎年楽しみです(にこにこ)。また来年も、くまと写真を撮りに来よう。是非来よう。

スティヂは、うむ、やはり一昨年思ったのと同じですね、人間の試技は、いったいどこで拍手をすればいいのかタイミングがとりづらいよ(笑)。せっかくロシヤから楽しませに来てくざさっているのだ、お互い氣分よく参りましょうと本当に思う、せーぜー頻繁に拍手を致しました(笑)。

空中ぶらんこがはぢまり、一緒に行ったレポドラ吉原はもともと体操少女だったのだ、やってみたいやってみたいを連発しております。ふるふる…。そんな、おそがい。そうして解説してくれるには、振り子最上点に到った時にはスピィドがゼロになりバランスがとれるので「どんな動きでも出来る」のだって。おお、なんだか説得力があるではありましぇんか!(笑) そーゆー専門家と一緒に観に来るとためになるなあ。

一昨年は来なかった象も今年は2頭来てて、左前脚一本で体を支えたりして、なんてお利口さん! どーだ、きだむだのさるてんばんこだのなんかよりもこっちのがいいだろうと加護ちゃんに教えてやりたい(笑)。

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昼からは『ヴェニスの商人』のマスコミ試写です。シャイロックが裁判所で「肉を1ポンド取るのはいーが、を一滴たりとも流すことは許さん」と言われるシーンで思う、ああ、キリスト教至上主義嫌らしい話だ(笑)。プレス資料で知ったのだけど「キリスト教徒間では、同信者への有利子貸し付け禁止されていたから、金融業ユダヤ人の独占的な職種となった」そーではないか。てめーらで決めたルールだ、そんな、ユダヤ人を逆恨みしてどおするのだ。だいたい金を借りておいて返せないと、そんな不誠実な行いをする奴を護る物語なぞ噴飯ものであろう。めっちゃ偏ってるぢゃん。ニーチェキリスト教は邪教です!を早く読了しなきゃとの思いに駆られるよ!

その後、男装して法学博士に扮した奥さん(<ヒゲを生やしているではないか、頭の中に「おーいおーい♪おいおいおいおい♪花魁だ〜♪」のメロディが鳴り響くよ!)に騙し取られた指環を巡ってバッサーニオが奥さんになじられるシーンに到り、つくづく、シェイクスピヤ悪趣味(笑)であると知った。なんて根性悪の奥さんか。とても下品な笑いだ。

いや、でもしかし、きっと当時の劇作家にしてみたらこれは劇的な(お、文字通り)ストーリィ運びであったんだろう。このひねくれぐわいは、少なくともフツーの、文化的に未成熟な時代の善良な者が思いつくもんではあるまい。突出した天才であり、しかしシェイクスピヤは限度が判らなかったのだ、パイヨニヤにありがちの、やり過ぎを披露したのだ。その後何百年という時の流れの中で、文化的にも人道的にも人間が洗練され、そんな中でセンスなるものが育まれて、今の所謂エスプリとかウィットとかいういいぐわいにやり過ぎないぎりぎりのおしゃれな笑いが完成されたってことなんだろうよ。

つまり結論から言えば、今やシェイクスピヤに読む価値はない(ズバッ)ってことですね(笑)。あまりに野蛮直接的過ぎる。せーぜー研究者か、共通に認識されるべき基礎知識を得ておきたい者に限って読めば宜しい。もっと上手な語り口の現代の作品こそ、触れるメリットが大きいと思いますがどうか。

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颱風が来た時にも降らなかった雨がざあざあと降る中、一旦社に戻って出直して、夜は『この胸いっぱいの愛を』の完成披露試写です。そーだ、しまった、昨日はついに「4こま漫画のネタ」を1本も考えなかった。いかんいかん。だいたい床に就いて、なぜだか寝つけない時に考えるとゆう仕組みにしているんだから、うっかり寝付きがいいとそのまま日中を過ごしてしまい、0時をまあってから氣づいてももう取り返しがつかない、なんてことが起こり得るのだ。うわっ。いかん、今日は、『この胸いっぱいの愛を』の上映を待つ時間に考えておくことにしよう。帳面にメモを採りつつ、どーにか1ネタ、4こまにして2本分考えつきました。ふー。隙あらば脳はこっちの方向に思考を働かせるように>自分。

そうしてまで待った『この胸いっぱいの愛を』は、浅いシナリヨの映画でした(苦笑)。もー、善人しか出てこない時点で駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目だ。

物語にすべて決着がついた後、ラストに用意されているオールキャストに依るカーテンコールは他の映画に類を見ない企画なので、ちょっと押さえておく必要はあるかも。映画史に残る愚行として後々まで語り種になるのでは、と思います。

 8/31 1462かあ<そこが一番興味深いとこです

今朝の番組のお取り寄せのコーナで紹介するのはアイスブレッドです。なんだそりゃと思っていたら、さん『焼きたて!!ジャぱん』コミックスを持って現れたよ。え、どしたんですかそれ。

なんと、このアイスブレッドを作っているのは『ジャぱん』の“取材協力”に名を連ねている「パンの耳」の内村浩一氏であり、12巻の171ペヂーにアイスブレッドが登場しているとゆうではにゃいか! ぎゃっ。そそそそ。このコーナはぢまって以来はぢめて、それはむっちゃ嬉しい! 『ジャぱん』に出てきたパンが、そんぢょそこらでは手に入らない奴が、味わえるなんてっ(笑)ってゆうか(スタッフが味わうとか大きいフォントで書かないように)。うわーいうわーい。

でも、『ジャぱん』は欠かさず読んでいるのに、アイスブレッドなんて覚えてないなあ。本を見せてもらうと、うあ。一瞬話の中に出てくるだけの扱いで、なるほど、これはきよくに残らない紹介の仕方がされたパンであったことだ。ともあれ多田さん中橋さんon airで喰う分がスタヂヨに入ってしまったら、残ってる奴はちょろ〜んと喰っちゃいましょう(はぁと)。

生地の中にアイスクリィムを練り込んで焼いたパンだとゆうのだ、それを冷やして喰うとなお一層旨いそうです。どらどら。うむ、ぼろぼろ崩れない、もっちりと固まったデニッシュのパンですね。アイスクリィムの旨みと思しきそれは、甘いかなって方向で主張をしている。ふーん。ふーん。

きっと、フツーのデニッシュに、ヴァニラアイスをトッピングして喰った方が旨い氣がちょっとしました(笑)。フレイヴァは偉大だなあってことかしら。ぎゃふん。まあそう言ってやるな<ナニサマか。

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招福!きねま猫」の原稿が、こんな、水曜になっても納品できてないなんて空前の遅さです。これはいかん。つーことでパソコを背負ってマスコミ試写室に赴こう。2本ある試写の合間に打つのだ。なんていっぱいいっぱいの人になってしまったのか。嗚呼。

ってんで1本目の試写は『空中庭園』。あれだ、監督豊田利晃覚醒剤所持で逮捕されたと話題になった奴だ。お蔵入りになることなく公開が決定したそーで、喜ばしい限り。

かつて杉浦太陽が主演した『ウルトラマンなんたら』が、逮捕された云々でお蔵入りしかけ、予定されていたマスコミ試写も中止となり、しかしあれよあれよとゆーうちにその事件自体が実は被害者とされる男の捏造であったと。そー判明して一転、当初の予定通りの日程で映画は劇場公開されたってゆう事件があったのぢゃ。2002年のことぢゃった。

あの時は悲しかったわ、だって、結局つーことでマスコミ試写はもう間にわわず、観せてもらうこともないまま一般公開がはぢまってしまったのですもの! 誤解を恐れずに直接的なこと言うと「映画1本損した」のだ(うわ)。もうあんな思いを、誰にもさせたくない! ノーモアお蔵入り<そっちか。

ってんでヴヂに観た『空中庭園』は、ほう。途中までは出てくるキャラクタ嫌な奴らばっかしで、胸くそが悪くなる映画だにゃーと辟易していたのですが、きょんきょんがあけすけに「死ね」(ネタばれっぽいキィワードなのでちょっと背景色)と言い放ち始める辺りに到って、なるほどと。決して嫌な人間を描くのだけが目的の映画ではないのだと解る。面白い面白い(はぁと)。実は周囲は何一つかあっていない、すべて氣の持ちようひとつで劇的に変化する、とゆーこの物語はちょっと素敵。観られてよかったよかった(にこにこ)。

『ターネーション』のマスコミ試写までに35分ある。パソコを開いて、20文字オーヴァしている文章を推敲しあと3文字削るだけってところまで進めました。ふう。「きねま猫」といい「映画颱風」といい、文字数の上限が定められている原稿に於いてこそ、最高のパフォーマンスを発揮できるマンなのだ。うははうははは。いぢればいぢっただけ、文章が研ぎ澄まされていく氣がするよ! 俳句芸術として確立された所以であろうか。対極にあるのがいつまでもだらだらと垂れ流され綴られるこの日記だがな(笑)。

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明日から9月だ、体組成計で体重を管理するわよ!(はぁと) 毎日同じ状態で計り続けるのがいーことくない解る。そうね、一日のうちでもっとも体重が軽いであろう、寝起きに計ることにしよう。メガ覚めたらトイレにゆき、その後で計るのよ。うはうは。

スタートは明日だけど念のため使い方を習得しておかないといかんぞ、包みを開けましょう。見ると、ほう、{体重体脂肪率基礎代謝量体内年齢筋肉量推定骨量}なんかが計れるとゆうよ。わあ。これらが、どすどす減ってゆくのだ、素敵ー(ぽゎん)。

ひとまず基本データを採るために乗ってみると、それぞれが{65.9kg,19.2%,1462kcal/日,31歳,50.4kg,2.8kg}だったよ! そんな個人情報なんか、果たしてオープンにして面白いものなのか不明だけど、ともあれここからはぢまります。

そうね、今回は久ヴぃさに本気もおどだ(笑)、19時を過ぎたらカロリィのあるものは摂らぬようにしよう。そしてさらに自分を追い込みましょう、日々のデータをサイトで明かすことにします(笑)。なんつーか、露出狂か。ってゆうか悪趣味かも。とのりを免れるため(笑)、内証で公開すればよかろう。なんだその「内証∩公開」って。

ま、当分はね。はてなアンテナとかにZOO ZONEを加えてくざさっておられる方には、ああ、更新されたかなと見に来た揚げ句にただ体組成の数字が書き変わっていただけだったってゆーがっかり(笑)が今後は増えると思いますが、覚悟しろ。覚悟しろ言うな。


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