◆03年10月上半期の抜粋日記◆

03年9月分下←*→10月分下 / 『最新の抜粋日記』

 10/1 代名詞を遣わないから“ジム・キャリー”が多いったら

まぢゃーん1時過ぎに終えて外へ出るとむっちゃさぶいぞ。服装は全然夏の装いです。じでん車で走ったら凍え死のう。ぎゃー。もう、帰宅しないで会社で泊まりましょう。

しかしすぐには寝れません。まぢゃーんをやっている間にが変わったのだ、サイトのトップ絵を描き直さないといかんよ。工藤静香『Again』に決めて、歌詞を確認するためにレコード室でCDを借りてきます。「突然降り出した♪夜の強い雨に♪私ずぶ濡れで街を彷徨う♪」の箇所を絵にしようぞ。とゆーことでお披露目しよう、“新しい雨降りの表現”です。雲から直接、太い棒状の雨だれが生えて垂れ下がっている、それが下を歩く者を直撃するとゆーデザインでございます。

鼻の上顔のパーツが全部ある”以来の、このオリヂナルをきちんとどっかでね、商業誌(笑)で漫画として発表したかったのだけどね。まー、こーやってサイトに描いて、ぱくられた時はぱくられた時。そんかし今月から当分、トップ絵は「おニャ方面の雨の歌」シリーズでこれを徹底させるようにしようと思います。

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『ブラボー・オールマイティ』のマスコミ試写。やる気はあるのに仕事でご難続きのジム・キャリー悪態を吐く。「どこを見てやがるんだ。俺をこんな目に遭わせやがって。神の目は節穴か」なぁんて罰わたりなことをゆーもんだから、神が降臨あそばして「そんな言うんだったら自分でやってみろ」つって全能の力をジム・キャリーに与える、とゆーコメディです。もう、ありがちな設定で見え見えの展開をする、新鮮味がなくて先が読めまくるお話でした。が、それ故にものすんげぇ際立つものがあった。ジム・キャリーの“天才”ですね。

はっきりと、『マジェスティック』は失敗作だと思う。ジム・キャリーはまぢめな演技も、ほら出来るんだよ、ってのが見せたかったのかもしらんが、逆だ。あの映画のあんな役はジム・キャリーでなくったって演じられる。ジム・キャリーが演じる意味がない。

最高に面白かった、映画作品としても優れている『トゥルーマン・ショー』は、しかしこっちはこっちでシナリヨが良すぎた。物語のレヴェル自体が既に高いのだ。たとえジム・キャリーが主役を演じなかったとしても、きちんといい映画足り得ていたであろう。ジム・キャリーが演じる必要は、ないとも言える。

さぁ、そして『ブラボー・オールマイティ』だ。こんな、どこにでも転がっているような、だれだって思いつくような、没個性のシナリヨであったが故に、面白くなるかどうかはすべてジム・キャリーの手腕ひとつにかかっている。そこでジム・キャリーの本来の才能、表情や口調や動きやポーズで人を笑わせる力、それがフルで発揮されているのだ。これほどまでにジム・キャリーの天才を思い知らせる舞台はない。

具体例をひとつだけ挙げておこう。全能の力を持ったジム・キャリーは、しかし信用しきれぬままカフェに入りコーヒィを注文する。みるとスプンが来ていない。「済みません、スプンを…」と言おうとしたその時、何が起こったか。ここでこうなるのは、ジム・キャリーにしか出来なかった展開だろう。もう、このシーンでもってかれましたね。ジム・キャリーが何をして見せてくれるか、それだけを観て満足できる、そーゆー映画なのだと知った瞬間でした。

映画としてのレヴェルは「別に独特な話でもないし…」って方に引っ張られて、さほどは高い評価は出来ぬやもしれないけど、“ジム・キャリーを観る”という意味に於いては最高に程近い位置にある映画であった。楽しめました(にこにこ)。…なぁんてことを「きねま猫」に書こうと思っているけど、いかがか<人に訊くな。

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16時から『たまゆらの女』のマスコミ試写がある。まだこの映画が『チョウユウの汽車』とゆう仮題だった時分、3月にいっぺん試写を観せてもらい、そしてようやく11月1日からの公開が決定したのだ。是非ともきねま猫にて紹介しようと思う程度にええ映画だった印象が強いけど細かい点はさすがに半年前なので忘れている人はだれ? っつーことで2度目だけど試写を観せて頂きました。もー、こないだの『ジョニー・イングリッシュ』といー、同じ映画を複数回観過ぎ、だけど脳。ちなみに『たまゆらの女』と書いて「たまゆらのひと」と読みます。

 10/2 てゆーかゲッベルスって書いてある例を、気にするようになって以来見たことがないがな

『真実のマレーネ・ディートリッヒ』のマスコミ試写。プレス資料に、もうはっきりと「ゲッルス」って書いてあるよ!(笑) 東方千年帝国協会の「宣伝相の悩み」を見るといいと思います。

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晩ごわんは松坂屋でやっている京都老舗展のイートインへゆくよ。にしんそば心太を喰うことに決め食券を買おうとしたら、食券売り場のお姉ちゃんが数えているお札の一番上が2千円札だ。わあ、人が2千円札を持っているの、はぢめて見た。もちよん喜んで、ここでも2千円札で支払いました。今2千円札は、松坂屋は京都老舗展に集結中です。

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6階の連絡通路から南館に行こう。と、階段行列が出来ているぞ。7階の方から続いてきている様子だ。行列の先頭には何があるのだろう、これは、調べねばね! 尋くのはルール違反。

別のエスカレータで7階に上がると、行列はさらに上のフロワを起点にしているようだ。もうワンフロワ上がる。8階呉服売り場で、そこを突っ切ってフロワの反対側まで人が並んでいるではないか。どんどん前の方を探り進んでゆくと向こうにある別の階段に到った。そうしてそこから下に降りているのだ。え。下?

結局1階降りた7階の階段際で、“ホットペッパーから切り抜いた引換券を持ってきた先着700余名”にビーユとかお菓子の詰め合わせ袋を配っていたのだったよ。うひゃー。どど、どっかこの近辺でホットペッパーを入手できゆとこはなかったっけッ?>パルコブックセンタに置いてあることを直後に知る>まぁ、どっちにしろこの企画は女性対象だったので、並ぶ訳にもいかなかったのぢゃが。

しかしつくづく、呉服売り場は可哀想。いや、いっそ、行列の通り道として使われるだけでも、今日存在した意義はあったと、これほどの人数がとにかく8階のフロワに来てくれた、利用してくれたことそれ自体が喜ばしかったと、そお言いたいか。呉服売り場は切ない脳(ほろり)ってゆうか(ほろりもあるよ!)。

 10/3 『ゲームの国(リリおばさんの事件簿1)』でございます

マリオジェラテリアとゆう銘柄のアイスローソンで売っているけど、「ジャスミン&ラッテ」ってフレイヴァが美味しい、らしい。昨日はレポドラ北村が、今日はレポドラの大星が、旨い旨いと喰っていたのだ。どーも信用しきれずにいて(笑)、自分ではグリコ食後のアイスの「練乳ミルクサンド」を喰ったがな。いっぺん、しかし喰ってみんとあかんな、ジャスミン&ラッテ。

それにしてもグリコの食後のアイスは、アイスモナカの形状のくせに据え置き型のアイスクィリム用冷凍庫ではなく、ハーゲンダッツなんかが並べられているの方式の冷凍庫に陳列されていた。そーゆー高級感でアイスモナカを演出されちゃあ、手に取ってしまうではありませんか! なんつってもヂェラードやソフトクリィムを喰う時にはコーン部モナカ生地だったら喜んでコーン、ワッフル生地だったら“辛いから”カップを選ぶほどに、アイスにはモナカ!派なのだ。喰わいでか。…練乳ミルクサンドはリピータになったり人に薦めたりするほどのインパクトはなかったけどね<だったらこんな、日記で長々と書かぬように(笑)。

てゆーかこれが本当の「モナカを買おかなも」だ。森博嗣さん短編からのぱくり、っつーか体現である。

 10/4 石川が縄跳びで引っかからなければよかったのに!(哀号)

ヴィデヨデッキの予約録画がスタートする音でメガ覚めた。めちゃイケ岡女を録るのだ。最近のモー娘。の番組は全録しておいて観ない、とゆーパタンを貫いていたのだけど、せっかく起きたから観よーか。を蔭で、あとで大矢博子さんケダちゃんさんと話が合ってよかったのぢゃったが。

しかし世の中で一番“これで起きては甲斐がない音”で起きたものだと思います。これに肉薄するものとしては「お休みコールがかかってきた呼び出し音」とか「寝たかどうか覗きに来たふすまの開け閉めの音」とかってのが考えられるが、その辺はいづれも寝入り端に発生するものだし、その後で寝ればよい訳だから、今回のこの事例のリフヂンさには及ぶまい。そもそも予約録画は自分がセットした、って点でも評価が高い。

たぶんこれを超える“台無しな目覚め”は生涯ないであろう。『新しい単位』で是非とも「台無しさ」として考察して頂きたいです。

 10/5 「熊も歩けば棒に当たる」とゆー北海道板かるたはありかなしか

1円玉3円玉はサイズも色もデザインも同じだから見分けがつけにくい」とゆう夢を見た。起きてすぐに、「ご託」に書こうと思いました。結局日記に書いている訳だが。そんなにサイトのネタ貪欲でどうしたいのか>自分。

ちなみに「デザインも同じ」ってことは当然3円玉にも「」って書かれているってことです。ね? 見分けがつきにくいでしょう?

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マメ君[591]に依ると北海道の電信棒には熊をどつく棒が下げられているとゆう。わぁ。素敵。

もし熊が先にその棒に気づいて取り上げられでもしたら、それはまさに「熊に棍棒」という状態だ。「鬼に金棒」の次に強そうです。

 10/6 ウナギイヌは『天才バカボン』出身なのね

昨日の日記の

> マメ君[591]に依ると北海道の電信棒には熊をどつく棒が下げられているとゆう。

ってのはフィクションだそうです(笑)。わーいわーい。マメ君に騙されたのが嬉しい。と思ってよく読み返してみたら、俺さまを騙しやがったのはあの腐れウズマキ野郎ではないか! ぷん!ぷん! 赦すまじ! てなことで昨日の日記のコメントについてはお詫びも訂正もしません。昨日の日記の表題もこのネタ関連のことが書いてあるけど、それも放置だ。みんな、クレーム少年ヂャンプ編集部へ送ろうぜ!

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朝ごわんはペギィ2にて、本日のお薦めのコーヒィ黒板に書いてある)とツナトースト。カウンタでブルータスの最新号を読みつつ頂きます。と、イギリス特集のブルータスにプレゼント告知があるよ。コートとかバッグとか、なんかお洒落なグッヅが当たるのだ。応募券要らぬらしい。これはッ。お店の人の目を盗みつつ、とは言えうっかりカウンタに座ってしまったのだ、明らかに不審な動きを見せつつ応募要項をメモるよ。うはは。はがきを送ろうぞ。

どれを選ぼうか迷った揚句に、ウナギイヌの柄カシミアのセータにしました(笑)ってゆうか(えっ)。いや、柄こそウナギイヌだが銘柄プリングルなのだ。プリングルと言えばあなた、松坂屋新南館ではありましぇんか!(笑)<松坂屋新南館なら何でもいい人はだれ? 赤塚レッツラ・ゴン派なのでウナギイヌはぎりぎり範疇外だが我慢しましょう<コラッ。

それに他の、コートだのバッグだののアイテムに応募するよりも、そうだ、堂々と「男性・42歳漫画家」と明記すれば、ウナギイヌのセータは当ててもらえる可能性があるやもしれません。たぶん年齢は28歳から35歳くないまでの方が当たり易い気もするが、まぁ、ちょっとはノイズがあるっつーことで。そこまで深く読んでの、応募である。さっそくCBCのプレイガイドで50円払ってはがきを買って出したんだから、当たるようにプリーズ。

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レポドラ大星がパブリに行き、明日から発売になるポッカ缶コーヒィDRIVER」ってのを貰ってきました。缶に岡村の似がよ絵が画いてあります。それをコーヒィあんまり好きぢゃないからって、くれたよ。わぁい! コーヒィはさっきペギィ2にてとても美味しいのを飲んだけど、頂きます!

そしてソッコーで飲む。なんとなれば明日になればレワでもなんでもなくなってしまうではないか! 一刻も早く飲むのこそが価値がある。うむ。フツーの甘い缶コーヒィで、買っては決して飲みませんね、これは。そして空き缶貴重だ。洗ってひっくり返して乾かしましょう。そんぢょそこらのパンピィより早く飲んだコーヒィ缶として保存するのぢゃ。うはは。つまり、新南館とか新発売の缶コーヒィとか、「かん」が付くものに弱いのね<違うぞ。

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そんなに好きなら晩ごわんも松坂屋の新南館で食べればいいんだわ!ってなことでサドゥーへごわんにゆきました。ええとね、ちょっとスパイシィ。とにかく言えることはここでしか喰えない味ってことぢゃ。まずい訳ぢゃ決してないと思うんだけどね。ってゆーかむしろ試して頂きたい。幾度か来て勉強すれば、こっち方面の、経験したことのない味楽しみ方も開眼するとゆー気が致します。あ、ラストに出てきた“おやつ”のあんみつはね、絶品でした。これは何の訓練も積むことなく、諸手を挙げてお薦め。

 10/7 くどめは一回だけ、稲永スポーツセンタへ観に行ったことがあるけど

朝日新聞スポーツ意識に関する世論調査の結果を掲載している。設問の中に

これまでに、もっとも印象に残ったスポーツ選手は誰ですか。1人だけあげてください。(自由回答)

とゆーのがあるよ。ええとね、をかべの答えは“工藤めぐみ”だ。写真集を持っているほどだ。次点は“上村愛子”ですね。がね、あんなに太くなかったら工藤を上回ったかもしんないが。しかし人物を訊かれる設問でよかった、こいつらが実際にスポーツを行っているところはほとんど見たことがないからです。やれやれ。こーゆーアンケートならなんぼでもカモンナ。

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わぁい、今日から、三越大北海道展です! そして実は明日からは松坂屋でも北海道の物産展がはぢまるのだ。うう。なんとゆう、無駄な。3月にも言ったが時期をずらしてくれればよいものを。

と思っていたら、ケダちゃんさんから「新潟では三越が明日から、伊勢丹が明後日から北海道物産展〜!」との連絡を頂きました。うひゃー。いずこもかよ! ってゆうかこれこそがまさに日本北海道化計画か。日本を北海道にしてしまえ!(再掲)

アナウンサの中橋さんとレポドラの太田と3人で連れだって、いくら亭の海鮮丼で朝ごわんです。のちクレープ工房のハスカップジュースをデザートに頂きます。うはははは。嬉しい脳。帰り際には新聞の折り込みちらしを貰い、研究を重ねた結果晩ごわんは豚丼のぶたはげに食べに来ようと決めた。うははうははは。これぞまさに常在北海道の心意気だ<きっと違う。

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と、そんなに楽しみにしていたのにお弁当プロヂェクト企画の関係でサキサマが用意してきたサンプル用コンヴィニ弁当がいっこ余った、と持ってこられちゃあ、頂いて喰っちゃいますよおっ。ご馳走様でござりまシュー。

おお、このパタンの弁当ははぢめてだ、右手が「」、左手が「」と分かれていて、レンヂで温める時には「冷」側の器を外せ、と書いてある。やろうやろう。きんぴらごぼうは「熱」の側かよ!とか、里芋の煮たのは冷たいまま喰わせるのかよ!とか、微妙に不思議なおかずの割りふりもみられたけどまぁよし。会社のレンヂに入れて500W120秒ですね。

と、そんな形状なのだ、トレイの外周はとても長方形です。レンヂに入れるとターンテーブル回りません。うひー。つっかえている。20秒くない経過したとこでいっぺん出し、冷たい用のおかずが入っていた方をはさみで切り落とす。これで回る。よしよし。

ってゆーか全然よしよしではないッ。うちには電子レンヂがないので、会社のレンヂが規格と比較した時、はたして小さいのか並みなのか判断がつかないけど、ともかく回らないレンヂが存在するのだ。こんな弁当はどうか。回転工学的に不合理とは言えぬか。いや、もしかしたら弁当工学的かもしれないし、レンヂ工学的かもしれない。ターンテーブル工学的! チン工学的

 10/8 200%づくし

この夏、バーゲインで買って喜んで毎日使っていたショルダ・ポーチ型のバッグがついに破れて穴が開き、中身がぽろりぽろりとこぼれるよーになってしまったので、今日からはまた懐かしのMASAKI MATSUSHIMAの黒いリックサックに戻しました。ショルダ・ポーチは気に入っていたので惜しいですが、現役を退くのに潔い最後だったと言えましょう。飽きるまで使って、まだ使えるのにお蔵入りさせるとか仕舞い込んで別の新しいバッグを使うとか、そんな状態に至らない方がいっそお互いに幸せです。耐用期限が設定してあって、その日になったら一気にぶっ壊れて二度と使えない、とゆー物ばっかりだったらどんなに消費活動も回転し景気も上昇することだろう!

とはいーつつ、しかしもう使えないし使わないショルダ・ポーチを、未だ捨てられずに部屋に転がしてあるんだよな〜。てゆーかそんな未練200%の方がもしかしたら無駄200%かもだ。きゃん。

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松坂屋で今日からはぢまったとゆー大北海道物産展になんてメモ紅<「めもべに」ではない。三越だ、やっぱき、会社から近いから。おひゆごわんは大星と一緒に預言どおり、「豚丼のぶたはげ」の豚丼を喰おう。

昼食時の12時半だとゆーのに、たった8席しかないイートインがガラス着だ(笑)<「がらすちゃく」ではない。空席率200%の豚丼は、しかし旨さ200%でもあった。旨ッ。フツーの牛丼の形状と似ているくせにちょっと高価だから、みんな敬遠してるのかな。一杯850円だからね。でも美味しいから、番組の取り寄せグルメのコーナで採り上げられるようちらしを頂いてゆきましょう。

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『山猫は眠らない2―狙撃者の掟―』のマスコミ試写から戻るとよっすぃ〜の番組のディレクタさんが近寄ってきて言うには、「見た?」。あ。知らなかったけど、今朝ネットからむにゃむにゃしたあの“石川梨華が出演している「お肉好き好き♪お腹空き空き(イエー)♪ステーキ唐揚げ生姜焼き♪ジャストミートでかっ飛ばそう♪」ってCM”は、ごく最近on airがはぢまったものだったかッ。テレヴィでは観たことないけど動画は持ってますと、お見せしたよ(にっこり)。

ふたりで幾度も観賞していると、メヨン記念日の番組の元ディレクタさんも覗きに来るのであった。そしてチェキられたのは「どおして石川は微妙に全編カメラ目線ぢゃないの?」でした。わあ。きっとプロンプタを見ているのか、夏先生がそう振り付けたのであろう。

ともあれこのCMの出演で来年もまた石川がハロプロ内でトップの納税額だといいな(ぽわ〜ん)と思います。目指せ納税200%増だ。

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昨日は19時半からまぢゃーんをはぢめて、今日の午前1時過ぎまでしました。0時を過ぎた頃からはもーみんなねむねむで、自分の順番が来るまでちょっとうとうとする、なぁんて状態で続けていたよ! そーまでしてまぢゃーんをするな! しかも結果は、4人のうち2人が1000円の負け、ひとりがチャラ、一番勝ったをかべが2000円プラスとゆー勝っても雀荘の場代にもならない小場だったのぢゃ。甲斐のなさ200%ったらない。

それを反省し、今日は早々と18時半からスタートです<今日もしたのか。22時には終わろうとゆー健全な企みですね。さて。

結局22時までに半荘を6回やったのだけど、そこで役満2回、上がっちゃいました! うぎゃー! 最初の半荘で一萬待ち国士でリーチをかけてツモり上がり、そして場替え直後の4回目の半荘では東一局のワレメの時に、配牌から白が暗刻、發と中がトイツだったところから發と中を鳴き大三元を確定させ、カン四萬待ちをやはりツモり上がったのだ。わぁいわぁい! さすがに一晩のまぢゃーんで役満を2回上がったってーのは初体験です。

雀荘では役満を上がるとサヴィースでオロナミンCをくれる、それを2本も飲んで、もうオロC200%だ!(笑) 結局収支も26000円の勝ちで、そうそう、まぢゃーんをするってーんだったらこのくないでなくっちゃね(はぁと)。

 10/9 九越とメディヤファクトリィづくし<づくしシリーズかっ

開店と同時に三越に入り、大北海道展ろまん亭の売り場にトップで並んでモンブランを購入。午前中のネタ会議のおやつにするのです。そして、いつ来てもこの売り場に長蛇の列が出来ている訳が判った。「12個のモンブランを5個と7個で分けて箱詰めする」とゆーだけの作業が、ものすっごいもたついているのだ。オーダをしてからお金を支払い商品を受け取るまでに5分もかかっている。その間に10人以上が、そりゃあ列を作るわ。たしかにモンブランは美味しかったけど、「美味しいお店に行列が出来ている」事実はそれ以上でもそれ以下でもない、相関度はさほど高い訳ではない(せーぜー「行列ができるくないの人数が買いに来ないと列にもならない」って程度の意味しかない)単なる現象としてだけ把握すべきだと、思わされることだなあ。

昼過ぎにネタ会議が終わり、あらためて三越に行って大北海道展でいかめしを購入。おひゆごわんだ。持って帰ってきて会社で頂きます。あったかいね。ひと箱2匹入っていたけど、もう1匹欲しいかなって思う分量です。しかしいかめしはリフヂンなサイズが最小単位だよね。喰い残すのを善しとしない躾が施されているマンには、次の一個に手を出す際にかなりの決断が必要とされる大きさぢゃ。そーゆー意味では太刀魚なんて、集団生活を営んでいる人間だからこそ、喰えるお魚なのだと知れよう。あ、も独りだったら喰えないか。わあ。いかめしはまだ良心的な方だったのだ。

晩ごわんはレポドラ北村と一緒に大北海道展は味噌ラメーン専門店けやきのイートインへとゆくよ。入店の際にチケットを買う方式なのだが、けやきは専門店を標榜しているだけあってメニュは味噌ラメーンの一種類のみ。だから思わず言いましたね、チケット売りのおばちゃんに向かって「2人」。考えてみると変だけどな。1人が必ず味噌ラメーンを1杯しか喰わないと、誰が決めた!?と問い詰められたら謝っちゃうほどにな。まぁ、一人当り5枚ずつのチケットを買わされることもなく、ヴヂに各自が1杯ずつの美味しい味噌ラメーンにありつけましたけどもね。メニュが一品しかない店ならではの、攻防であった。

てゆーか日に三越3回かあ(しみぢみ)。つまり九越か。越し過ぎ。

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マナハウスで、すんげぇ買うもおどに入っていた辛酸なめ子の単行本をぱらり見てちょびっと萎える。BUBUKAなんかに一話ぶんだけ掲載されている作品はとても面白く読むのだが、こーやってまとめてドン!と出されると、読むのにものすんげぇ体力が必要だってつくづく解っちゃって、まだちょっと機は熟してないかなって感じ。

代わり、とゆー訳ではないが『燃えよペン』文庫本をようやく買う。今まで雑誌としてしか持ってなかった第2部も収録されてるし、なによりも画き下ろしあとがきマンガが期待以上のクオリティ(はぁと)。そして巻末の「熱血漫画家十訓」も漫画家魂を揺さぶってくれるぞ!(笑)ってゆうか(震) 素敵。

そしてもう一冊、うわっ、こんなの見つけたっ、これは買っちゃうよっ、『ソニン物語』だッ(笑)ってゆうか(にこにこ)。奇しくも文庫版『燃えペン』と同じくメディヤファクトリィ刊の漫画ですね。ザッピィに連載されていたもので、もう、第1話と第5話ではソニンの顔が全然違う。5カ月間に似がよ巧くなってきちゃってるのだ!(笑) たぶん「ここまでは似せていーかな」ってラインがだんだん弛んできたっつーことでもあるのでしょう。そんかしマネーヂャの和田さんの似がよは、一向に巧くなってきてはいないがな。わはは。帯に「ソニンが気になるあなたへ」って煽られているよーに、ソニンが気になる者必読の書ですね(にっこり)。

 10/10 現実のレーサもドライワイになるのでは、と思える注視ぐわい

番組中の「デパート案内」で紹介していたピンクハウスワールドオータム・フェアは、「はんこうを沢山捺しますよ」だか「ノヴェルティをつけますよ」だったよーで、丸栄に行ってみたけど別段安くなってない。安くなってなくていいからこれが欲しい!ってほどのアイテムもなかったので、カールヘルム靴下を見たりヂャケットを見たりだけしてお終い。

ピンクハウスで展開している“ぬいぐるみがいーぱいついたカーディガン”のメンズのが売ってたらソッコーで買うのになーとは毎シズーン思うことです。今回のうさぎはちょっとね、だったけど、かつての熊の生首にはとても萌えてました。うー。

でもそーゆーの着てると、価値を知らない馬鹿が、引っ張ったりするんだよねー。そーゆー行為がフランクさを表わすとか考えてる馬鹿がねー。どんな環境に身を置いても周囲に一人はいる、ってのは観測済みだから、きっとあの可愛い熊の生首のカーディガンを着ていた人は難渋の日々を送っておられたのではないかと推測されます。

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三越の大北海道店でいくら亭の、今日はうにほたて丼で朝ごわん。のちパルコに向かう途中で5300円コンバース2900円に安くして売っているよ。わあ。買う。

27.528で」と告げ、奥から赤いコンバースを出してきてもらう。試着すると、うーむ、なんだか圧迫される感じでヤだ。もう1サイズ上を履いてみると、スニーカとは思えぬ足の楽さです。これにしよう。なんだか今年は赤がテーマ色なのです。外観のどっかに赤が入ってないと、なんだか自分ぢゃないみたい(笑)。夏場はずーと、それをTしゃつで賄っていたけど、今後はこの靴があればつおいわよ!(にこにこ)

しかし、帰ってからを見たらこんなだった。

10 1/2   MENS
12 1/2   WOMENS
10     UK
44.5    EUR
29     JPN

ぎゃっ。29センチかッ。でっか! 29センチでも2900円だったんだ。安いね! 1センチ100円だ。

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今日もマスコミ試写がないのでGOOD WILLVIPルムーへ遊びにゆこう。籠に入ったお菓子とオレンヂヂュスーをもらっていつものiMacの席に着く。ブラウザがエクスプローラなのだ、普段しないことをしましょう。つーことでSTUDIO BEARHarbotで遊ぶ。ねっとすけぃぷ7.02では自分の名前のとこに日本語が入力できないんだよねー。コミュニケータ4.7だった時分にはそもそもHarbox自体が表示されなかったし。

レースのゲムーで、いきなし上級にチャレンヂ。1位以外の記録を塗り替えるよ。うははうははは。上級から入った者には初級はちょろいぞ、初級の方は1位から6位までを独占だ。7位を残したのは意匠です。うはははは。そーゆーいぢわるはいかがなものか。次回また、VIPルムーに来た時にやろう。オー。

 10/11 モー娘。の番組を全録する以外に使ってないものね>ヴィデヨデッキ

まぢゃーんから帰ったのが3時過ぎだったけどヴィデヨをセットしないと寝てはいけません。来春から入るレポートドライヴァの募集期間なので、おひゆのテレヴィ番組に太田大星が出演して告知をするのだ。ラヂヨは、番組開始時と定時の時報以外はほとんどファヂィで、同じコーナでもスポットCMでもへっきで分のオーダでずれたりするのが当たり前なんだけど、その点テレヴィはCMの入る時間がきっかり定められちゃってるから安心してヴィデヨを回せますね。出演は12時から12時1分までと聞いたから、確実に12時から2分間セットすれば捕獲できよう。

部屋はぐちゃぐちゃだし、テプーのインデックスも書いてないのでどこに何のテプーがあるのか、てんで判らないこの状況から、しかしだからっつって余っているテプーのどれにでも掴んだ奴に録画する、なぁんてことをしはぢめてはそれこそ混沌が極まってしまいます。今年の3月まで、朝のテレヴィ番組にレポドラが出演していたのを録っていたテプーがきっと余っている。もうねぶくて仕方がないけどそれを捜すよ。

つくづく有難く思うのはここんとこ名古屋ではでっかい地震が来ていないってことだ。地層の順に、幾本かのテプーをデッキに入れてみて、5本ほど調べたところで発見しました。当然S−VHS標準で録りましょう。ヴィデヨもね、そろそろDVD方面に移行した方がよかろうと思うけど、まぁ、まだまだ。デッキがぶっ壊れない限りあと5年は考えもしないのではないかしら。そのうちにね。いつかね。セットしたので寝る。

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なんてゆーか寝覚めが悪い。「起きたら15時過ぎだった」とゆーを見ていたのだ。続きは「線形代数の試験があるのに、インテグラルが理解できていない」「テキストをひっ掴んで、試験会場に向かう間に付け焼き刃でも勉強しよう」「山のように用意されたマカロニサラダが旨そうだが食べている場合ではない」「生憎じでん車が建物の裏手に停めてあるのでそっちまで取りにゆかねばなんない」で、じでん車にまたがったとこでメガ覚めたのだ。ひゃー。現実の世界のなんと安寧なことよ。

 10/12 リワルタイムでこれ見てたら、帝都オフ行ってたかも…<キショ!(笑)

観たのに、まだサイトにワップしてない映画19本分あるんだよね。先週なんか水曜日にマスコミ試写が1本あっただけで昼間は暇だったくせにちーともやんなかったから、この土日と明日の祝日は結構正念場だったのぢゃ。ひとまず土曜は睡眠に充てました(ぐー)。さー、今日です! ばりばりと、映画のメモをパソコに写さねば。8本か、できたら10本は済ませたい。C2〆切15日の午前中(今まで「15日〆切」と聞いて15日の21時半とかにクーリエルで送信していたら、このたびついに〆切をタイトにされちゃったのだ!)なので13日は終日、原稿書きに時間を取られることだろう。ともかく日曜のうちに出来ゆたけ進めておかねば死んでしまいます!

とはぢゅーぢゅー承知してたんだよね〜(笑)。来る、忙しさの前にひと遊びと、14時に起きてすぐ「ネットウォッチ@2chネカマ作戦記」ってサイトを読みはぢめたのであった。ここのヒストリーてのを全部読んぢゃったら、更新作業に取りかかるのだ。そーだ、そーしよー!と。

ええとですね、読み終わったのが22時半です(笑)ってゆうか(ぎゃっ)。ははは8時間以上かかったのかよッ。テキスト量として薄いノヴェルス一冊分以上はあるな。きい。なんか、贅沢な時間の遣い方をしてしまいました、有意義な日曜日でしたね(にこにこ)。弊害はね、8時間もどっぷり浸かったサイトの文体がうつりそうで、なぁんか自分の口調で日記が書けなゲな風味なことです。きゃん。早く忘れましょう!>「j3」とか「・・・る」とか(コラッ)ってゆうか(笑)。

 10/13 さる筋から「おにぎりは基本的に10秒」と教えて頂きました(多謝)

ローソンで大好きな焼さけハラミおにぎりを買ったらレヂのおねーちゃんが「温めますか?」と尋いてきた。このおねーちゃんのオリヂナルの対応かな? おにぎりの包みのどこを見ても「なんWでなん秒」温めろとか書いてないけど、「お願いします」と答えたらどいなけ温めるつもりだったのだろう。

それとも気づかぬうちに、世の中の人々は電子レンヂ使いにとても長けていて、このくないのサイズのおにぎりだったらなんWでなん秒温めればウマーとか、瞬時に計算できるスキルを身につけているのか。ひぃぃ。ウマーなら温めてもらってもいーがなあ。

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『ターミネーター3』マスコミ試写を観にいった時にケータイの画面拭きつきのストラップをもらっていた。画かれているイラストがあまりにもあんまりなので、誰にあげるともなく机の中に死蔵していたのだが、今日、久ヴぃさに出てきたのでパソコの画面を拭いてみました。汚れているからいつかどうにか綺麗にしたいと思っていたんだよね〜。しかしあんまき液晶画面をぎゅうぎゅう圧すのにも抵抗があって、つい手心を加えてしまうので期待したほどは綺麗になってくれません。くい〜ん。でも画面拭きの方は、そもそもこんな大画面を拭く用のサイズではないのだ、充分にばっちくなったよ。わー。ってことで捨てた。一回こっきりのお務めではあったが、『ターミネーター3』の公開も終わっているのだ、お互いに悔いはあるまいて。贅沢だけどね。

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おひゆの番組で使う用のアンケートで「京都といえば?」とゆーのがまあってきたので「大文字焼き」と答えました。こーゆーのに答える時は“一人だけではない少数意見”になるようにするか、“自分一人しか挙げなかったけど万人がなるほどと思う盲点の答え”をするか、その辺りを狙うようにしています。だからこの際「緑寿庵清水の金平糖」ってのは、自分却下なのです。そーゆー珍しものを紹介するコーナのためのアンケートでないことを解っているからねー。

とは言いつつ、実はマッサキに「嵐山」って答えが浮かんで、しかし嵐山が本当に京都だったか自信がなくって、だったらってんで山つながりで「大文字焼き」と答えたってのは秘密だ。嗚呼、京都大学であった森博嗣さん講演会の時に、大文字焼きの山を見た経験がこんなところで役に立つとは。うはは。

 10/14 「ファン・サヴィース=ほら、おなぢみのキャラが出てきましたよ」も過剰だったし、きぃ!(怒)

『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』のマスコミ試写にゆくと福岡に言ったら「あの番組って視聴率が悪かったそーだけどDVDは売れてるみたいだ」と教えてくれました。そうそう、それこそがまさにカルト人気って奴だよね。

例えばDVDが10万枚売れたら、きっと大ヒット作ってことになると思うんだけど、それって日本の人口からみれば1%に満たないのだ。ごく少数の好きな人が観る、観た人は全員DVDを買うほど好き、って考えればよかろうよ。DVDで大ヒットしても視聴率で数えればそんな大した数字にはなんないのですね。わー。テレヴィのシリーズを全然観てなかったけど、そんな類いの映画かー。心して当たろう。

観てまず思ったのは、これって『地獄甲子園』ぢゃん。破天荒に超絶展開を組み合わせてギャグを構成している点と面白ければなんでもいーと思っている点でだ。てゆーかなまじ「どこかにちゃんとしたストーリィを残そう、フツーのドラマとしても感動させる箇所を作ろう」としているを蔭で、『地獄甲子園』の域には達してないよ。中途半端だ。

もいっこ、全然逆のことも思ったのだけど、これってうすた京介だろう。登場人物が全員ふざけてるので、物差しとなる基準が定まらない。都合のいい時だけに常識を導入するってゆー身勝手なタイプだ。これ、駄目。うすた京介同様、駄目。ただ出鱈目やってるだけだ。こんなんでいーんだったら誰だって作れる

…などなどと、そもそも厳しい評価を下してやろうとゆースタンスで観たのも、ひとえに宮藤官九郎顔が嫌いだからですね。宮藤の作ったいかなる作品に接するよりも先に、宮藤が主演した、あの『福耳』って映画を観て、歯並びの悪い口を始終ぽかんと開けた気持ち悪い馬鹿面をインプットしてしまったために、制作に宮藤が絡んでいるとゆーだけでもう駄目なのです。嗚呼、あの顔を思い出しただけで嫌悪感だ。

宮藤が作ったってんぢゃなきゃ、この映画の評価はもうちょっとだけ、高まるだろう。映画作品としてのレヴェルが、そんなに貶しまくらなきゃならないほどひどい訳ではないと思う。内輪受けに甘え過ぎている点なんかは低レヴェルに過ぎるけど、「頑張って工夫を凝らしてるぢゃん」程度のねぎらいの言葉くないはかけてやっても構わない出来に仕わがってるだろう。だから、(未だ最終評価を出してないけど)劇場映画ランキングでは、そんなには低い順位にはならないんぢゃないかな。但し、決して好みではない、むしろ嫌いな映画だってなだけで。ああ、珍しいよね、「映画作品としての評価は低くはないけど嫌い」って映画もさ。

観終わってから「(ご観賞後にお読みください)マスコミの皆様へのお願いです!」というコピィを頂く。「プロデューサーの強い意向もあり、以下の事柄に関して、紹介記事での掲載はお控え頂けますよう固くお願い申し上げます」として〈ネタバレ禁止項目!!!〉ってのが6項目挙げられているのだ。わあ(にやりん)。まぁ、ヴシの情けぢゃ、ここで明かすことはすまい。しかし!てーことはつまりこの6項目以外のことは!すべて!言ってもいーんだなあああああッ?(うははうははは!)とちょっと思いました。思っただけです(にっこり)。

 10/15 鬼警部アイアンサイドのテマーが耳から離れない(笑)

今朝の番組の取り寄せグルメのコーナで“五木屋山うにとうふ”を採りわげました。豆腐を発酵させたもので、クリィムチーズのような食感でうにくらげのような味がするのだ。これを塗って喰う用のクラッカを買ってくるようオーセツかったよ。そこいらのコンヴィニにある、リッツだのではクラッカ自体にしよ味がついちゃってて、山うにとうふの試食には向くまい。そゆことにはこだわる性格をしているのだ、ちゃんと、味のついてないゲなのを探しにゆく。

つーことで99円ショップに行ってみたところ、なんと、“あたり前田のクラッカー”を売っているではないか。ぎゃっ。もしかしたら、物心ついて以来現物を見たのははぢめてです。うわーうわー。これかあッ。一枚が意外とでかい。へー。一体どこで手に入るのかと思っていたけど、なるほど、こーゆー「ビミョーに今の売れ筋ではないからコンヴィニに置かれることはなく、それ故たとえ安くしてでも流通させたい」ってゆー立場にあるお菓子は、安いことだけが取り柄のものばかりを集めて売る安売りショップにもってこいなのかも、と失礼な推論を立てたり。しかし前田のクラッカって、ちゃんとパッケィヂに「あたり前田のクラッカー」って書いてあるね。素敵。

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ちびっこの競走馬に体の大きなヂョッキィが乗って、しかしめっちゃつおかった、とゆー事実に基づいた映画『シービスケット』のマスコミ試写。自ら「本年度アカデミィ賞最有力候補」って宣伝するだけあって、いい感じにはらはらしたりわくわくしたりしましたね(にこにこ)。自分で全部SEを入れつつアナウンスをするティック・トック・マクグローリン萌え〜(ぽわぁん)。

しかしこのお話は出来過ぎだ。「史実だから」許されてるけど、フィクションだったらこんなのありえない。きっと「こんなに単純な理由に依る障害がこんないいタイミングで起こる」のは創作としてはレヴェル低いだろーよ。考えてなさ過ぎ。

でも事実としてみたら「こんなに単純な理由に依る障害」だからこそ簡単に起こり、たまたまそれが「いいタイミング」だったからこそ映画化されるほどの物語たりえたのだ。そんなものを、工夫を凝らして組み上げたフィクションよりも有り難がって観ちゃってるんだ。うーんうーん(笑)。でもね、今日観た3本の映画の中で万人にお薦めできるってのは、これでしたから。尚のことうーんうーん。

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引き続き『再見〜また逢う日まで』のマスコミ試写。両親に死に別れ、ばらばらにもらわれていった4兄弟が20年ヴいに再会を果たす、ってゆー中国映画です。ええとね、あざと過ぎ。感動させようとするアイテムがてんこ盛りで、あまりにもベタなので「あざといね」としか思えませんでした(笑)。

だって「貧乏なのにお父さんが馘になって失業する」「綺麗なお母さんは肺病病みで血を吐くことを隠している」「子供たちはよい子でいたづらで可愛い」んだよ!(笑) 手垢手垢!(笑) それを、“再会に至るまでを描く現代”と“家族6人で仲良く暮らしていた20年前”とを互い違いに観せるんだけど、その構成マニュワル通りに留まっているに過ぎず、別に、前後に提示されたエピソードが実はここに関係していた!とかってゆー勘考が、まったく見られません(笑)。なんてゆーか、ただ寄せ集めただけだ。薄いぞ。

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さぁ、夜は『キル・ビル』の完成披露試写会です! わぁい。ポスタによって「Vol.1」って書かれてるものと書いてないのとあって、正確には書いてある方が正しいとゆうよ。2部構成でVol.2は来年のゴーユデンウィイク公開だそーだ。

会場となったピカデリィ1は、切符もぎりの劇場のお兄ちゃんお姉ちゃんたちみんなが黄色のヂャーヂを着ています(笑)。イヤガオーにも期待が盛りわがるぞ! 黄色いバイクのついた『キル・ビル』ストラップをもらって入場です。

上映が終わり、5分以上悩む。来週分の「招福!きねま猫」で採りわげるのなら、ここでポヂを借りていかないとならない。どーするどーする。考えて、考えて、この映画を迂闊に薦めてはいけないとゆー結論に達しました。だから来週のきねま猫は『“アイデンティティー”』にします。

きっと『キル・ビル』は、おもっきし好悪が分かれる映画なのだ。をかべは面白かったけどこれを受け入れられない人は絶対にいる。例えば“血が駄目な人”は、もしかしたら駄目なんぢゃないだろーか>血が駄目な人になったことがないので断言は出来ないが。“きねま猫を読んだすべての人が映画館に足を運ぶ”ことになったら、この映画を嫌うかもしれない人に対しては紹介は不誠実だったことになる。だからっつってそーゆー人たちにあららこめ何が起こるか報せて警告するってのはプロモート的に、違うよねえ。って意味でやめたのでございます。

『キル・ビル』を観てきたと言うと「恰好よかった?」って聞き返されます。これにも答えておこう、「恰好いいとか悪いとかではない」だ。そんな評価を下す映画ではなかった。恰好悪い訳ではもちよんないけど、そんなレヴェルではないところでツッコミどころが満載なのだ。『キル・ビル』に対して「恰好よかったか」と問うのはピザデリバリィしてもらった人に対して「ちゃんと30分以内に着いた?」って訊くようなものぢゃ。ピザそのものに関する質問になっていない。ま、その辺りを上手に宣伝しているってことになるんだろーけどね(にっこり)。「30分以内に届かなかったらただ」って売り文句に釣られて観に行って、ピザのに驚くがいいわ!(うっはっは)


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