◆04年07月下半期の抜粋日記◆
「不治の病に冒されたプロレスラがパキスタンに山ごもりに行き、いかに姿を変えて復帰する」とゆー設定だ。監督本人が「『ウルトラQ』で言えばカネゴン」と言っているように、そう、これは『ウルトラQ』テイスト満載の映画だったよ! 今アニマックスでやってる『ウルトラQ dark fantagy』は、説明しよう、辻褄を合わせよう、説得しようと思うあまりに却って不自然さだけが強調されちゃっているけど、そっちではない。昔の『ウルトラQ』の方です。もー理屈や根拠はカンケーない。「煩悩を制御することで人間がいかに進化する」って台詞が出てきても展開は全く足を停めない。そんなとこを掘り下げるための物語ではないことが解って創っているのだ、偉いなあ!
もちよん古い古い『ウルトラQ』テイストなので、映画のレヴェルとしては最高とは言えないけれど、それを判った上で観れば充分に楽しめる上級のものであったよ。どこまでテッテーして古いテイストだったかっつーと、せっかく特別出演した白石美帆が可愛く撮れてないってとこまで模していたぞ(笑)。そーだ、『ウルトラQ』を撮る監督にガーリーな才は不要なのだ。わはは。両雄並び立たずってことね。
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今池国際劇場さんから封筒が届きました。試写の案内と入場券とちらしが幾枚か入っています。そん中のね、『らくだの涙』って映画のちらしのらくだの写真が可愛いよ! うわあ。「大自然に生きる遊牧民一家が子育てできない母らくだの心を癒す奇跡のドキュメンタリー」だって。楽しみだなあ(はぁと)。公開が10月2日からで、だからまだ全然試写の予定も決まってないみたいだけど、早く観たい観たいよおん。
ちらしには椎名誠の推薦の言葉も載っていて「素直で優しい気持ちのいい映画です。」だそーだよ。こゆのってワンコメントで、映画を紹介して推薦して、しかも作家としての自分の色も守らなきゃならないから大変だろうって思います。宣伝会社側はモンゴルを舞台にした映画だから、椎名誠の読者層だったら観に来るかなとゆー期待で名前を借りたってだけに過ぎないんだろーけどね。この映画を自分が推す場合には文字数がもっと要るとか、創作ってそーゆーことまで考慮されるべきだとも思うわ。…んーなこと言ったらテレヴィの30分番組を制作しましょうとか24ペヂーの読み切り漫画を画きましょうとか、尺の決まった依頼なんか受けられないことになる訳か。そうか。
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ねこたびさんから『キング・アーサー』の予告にエクスカリバーを抜く映像が流れているが、とのクーリエルを頂く。えっ。そおなのっ? 松岡ひとみさんに訊いて確認してみたところ「父が亡くなった時の回想シーンがあって、泣きながら父の墓に走り寄り、刺さっていたエクスカリバーを叫びながら引っこ抜く」そおだ。うわあ。あったんだ。ってことはつまりそのシーンでは寝ていた訳か(笑)ってゆうか(寝)。
てゆーか実は『キング・アーサー』はその前半部をほとんど寝ていたのです。わっはっはーのぐうぐうぐー。寝てて観てなかったのを「なかった」と書いて評価しちゃあいかんとゆうことだ。寝るような映画を作る方が悪いと思うので反省はしませんがな。うっはっは。つーことで一昨日の日記を直す気はないが、せめて間違ったことを書いた箇所から今日の日記にリンクを漲っておきましょう。なぁんて誠実な僕。
タイの「ザ・ホイール」は単にレヴェルが低い。ルール設定が甘いのだ。「呪われた人形を手に入れようとした者には不幸な死が訪れる」っていうけど、死は嫌なことではあるけどそれだけでは怖いことではないぢゃん。死ぬ前にどんな嫌な怖いことがあるかってことこそ表現されるべきであってさ、ただ事故に遭って死ぬっていうだけではホラーとして機能してないよ。だいたい、いくら真夜中に観てたからつってもホラー映画観ててねぶくなっちゃーいかんだろ(笑)ってゆうか(眠)。これ、「招福!きねま猫」で紹介することに決まってるんだよねー。どーしよー。
と思っていたら、香港の「ゴーイング・ホーム」! これが最高の出来だった! うわあ。そうそうそうそう、3つもあれば1つくない高レヴェルのが入ってるだろうと予想したのがビンゴりましたね〜(はぁと)。
実は、ホラーの衣をかむってはいるけれども、「ゴーイング・ホーム」はどっちかつったらホラーではない。これはラヴストーリィだ。しかもかなりの上質の。“今年公開になった”とゆー括りで今のところこれより上位に行くラヴストーリィは『ラブ・アクチュアリー』と『ジョゼと虎と魚たち』の2本、そして同等のレヴェルなのが『ラブストーリー』『永遠の片想い』って辺りだ。うわ、暫定的且つ同率で3作品あるけどベスト3に入ってるんぢゃん!
3つのお話を合わせて127分って尺で、計ってなかったけど、だからきっと1作品が40分って計算になるんだろう。ところが「ゴーイング・ホーム」は、最初に引き金になったホラー的な事件が、単に後半部の出来事につなぐための前振りでしかないのだ。え、あの話はどうなったの、と気になりつつも、全然違う次元の問題が展開していく。たった40分の中でこのコペルニクス的転回。何を言うか。
そうして終わってみると、これはラヴストーリィになっているってゆーさー。ああああ、畜生(笑)、ホラーファンしかこの映画を観ないんだろうな。惜しいなー。でもいくら惜しくても、前の2本も含めて観ろと薦める訳にもいかぬしねー。この「ゴーイング・ホーム」だけ独立して観られればいいとにねー<熊本弁。
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床屋に行きミルクティにしてくだちゃいと頼む。男でミルクティはどうよ、と指摘される前に「長髪で黒いのは重たいから」と理由を明確にし、「でも髪がミルクティだとオヒゲが黒いのと合わないかもしれないから、いっそオヒゲを剃っちゃう方向も考えているんだけど…」と問題点をオヒゲ方面にずらす。さらに追い打ちをかけるように「髪の色が薄くてオヒゲが真っ黒ってーんだと上田馬之介ですもんね」と続ければ、もう誰もミルクティを阻止することは、床屋さんと言えどできないのだ。うっはっは。まさか『下妻物語』で深きょんがミルクティにしていたから、とゆーのが本当の理由とは思うまい。床屋さんで、自分の望みを通すノウハウをようやく身につけたと言えるやもしれません。
しかし思わぬ伏兵が。所持金が足りないのだ。ぎゃっ(笑)。長髪をブリーチしてカラーリングすると、持っている15000円をオーヴァすると言われたよ。ひゃー。本来は散髪代は12000円以内に抑えて3000円を残し、明日のBBフェスタにてデイリーポータルZのTしゃつを買う予定だったのにい。とほゲ。
やむを得ず、すべてを中途半端にして頂こう。ブリーチはせず、出来ゆたけミルクティに近づけるも出来わがりはなぁんとなく栗色、ここまでで14700円でした。うーん。深きょんとはほど遠い(笑)が仕方ない。そして明日のお小遣いは祝日のATMで手数料を払っておろすことにします。うう。次回床屋に来る時にはもっとお金を持ってこようね>自分。
とゆーではありましぇんか! うわあ。あの「ゴーイング・ホーム」が独立した映画になって存在するのですねッ。うわあうわあ。これをこそ、日本で公開してほすいよおん。いや、しかし、昨日の日記から、いったい「ゴーイング・ホーム」のどこがそんなに良くて騒いでいるのか、明かせないのが歯痒いわよ! 下手に言うと簡単にネタばれるしなあ。てゆーか本来はラヴストーリィであるつった時点で、実は重大なネタばれをしている訳なのぢゃがなー。うう。
しかしここで疑問に思うのはレオン・ライって、あの物語の中のどの役の奴かってことだ。ええと、資料としてもらったコピィに書かれたプロフィールの年齢で照らし合わせると、あっちのあいつ役だと思うんだけど、えっ、そーすると、昨日の日記で書いた「途中から物語の中心点がズレる」って部分、あそこは、レオン・ライとゆービッグネームで売ろうとしてる映画だっつーんなら当然そう展開すべきなんぢゃん。ずらした結果レオン・ライにスポットが、やっと当たるんだし。
なるほど、例えば映画の冒頭から登場しているキャラではないところに工藤静香の旦那が出演していたら、みんなそっちに話が移るのを期待するわなあ。つーことは、香港の観客は全員、もちよんこうなっていくことを予想しつつこの映画を観るのか。それもすげーなー。いっそ、知らずに観られたことはしわわせであったぞよ。
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出がけに乗ったエレヴェータで蘭那さんと一緒になる。どこへ行くんですかと問われ「ナディヤぱあくでやっている、にふてぃのBBフェスタです」と答え、続けざまに口をついて出たのが「ブロードバンドフェスタですね」であった。わっ。自分で発声するまで気づいてなかったぞ。BBってブロードバンドの略か。ぎゃー。そんなことに全く興味を持たずにゆこうとしている人はだれッ?
到着するやソッコーでデイリーポータルZのブースを目指す。赤いTしゃつを買う気まんまんだったのが、「大阪限定」との紙が貼られてオレンヂのTしゃつも売っているよ。うわあ。限定ものには、たとえ売れ残りだとしても弱いなあ(笑)、オレンヂのMを購入。胸の部分にチュッパチャップスのロゴ(designed byサルバドール・ダリ)みたいなまあくがついてて素敵。
『おとなの自由研究』も買ったら、みんな林さんにサインをしてもらうために並んでいるのだ、列の最後尾につこう。林さんではない、女性の方がZくんをかむって愛想を振りまいてくざさるのだけど、あまりに至近距離でどう反応してよいのか困りますね(笑)。
待っている間に、住さんが「もちあるける携帯版 デイリーポータルZ モバイル! Vol.1 2004年7月19日号」ってゆーA4の紙を配っているのでもらう。特集あり、裏話あり、「きょうのZくん」ってゆー4こま漫画ありとゆー内容盛り沢山のちらしです。嬉しいなあ。このイヴェントに来てよかったなあ(にこにこ)。
『おとなの自由研究』は7ペヂーめにちょうどサインをしてもらえるスペースがあり、そこに「をかべの“を”は、わゐうゑをの“を”です」と伝えて名前入り、Zくんのイラスト入りでサインをして頂きました。抽選の結果はオレンヂのZくんで、「気にしてないから」の缶バッヂをもらってご機嫌です。わーいわーい。
一斗缶の缶ぽっくりはフローラン・ダバディー氏のトークショウがおあるまでは自粛中だそーで、時間を潰して待ちましょう。その間に写真と、だれも撮られていないのに率先して申し出て「チャー」の動画も撮ってもらい、スケヂュル帳に貼る予定シールをもらって(いろいろもらっとるなあ!)、スタンプラリィをしてました。
トークショウが終わるや幾人もが缶ぽっくりにたかるのでまたもや少し待ち、やっと念願の缶ぽっくりにチャレンヂだ。ああ、まったくね、一斗缶の缶ぽっくりなんていくら可能でも自分では絶対に作ろうとは思わないから、これは人生唯一のチャンスだろう。南紀白浜のライド・オン・サイに次ぐ乗りたかったものです。嬉しいな。
もーこれで思い残すことはありましぇん。スタンプラリィの7等の賞品のメモホルダをもらって(まだもらうか!)帰ろう。帰って、おそらく手作業で帯つけをしたのだろう、間違って小さめに折られた痕が残っている帯のついた『おとなの自由研究』を読もう。わーいわーい。よいイヴェントでござりました(にこにこ)。
多田さんが初公開当時に観た時には、スーパスターがバックスティヂで緊張している様子だったり、曲作りをしているさまだったりを見せてくれるなんて当時ではなかったから、すごく新鮮だったと教えてくれたよ。そおか、そおゆう目もあるのだと意識して臨みましょう。
試写室のおぢさん率がかつてなく高い(笑)。この場合おぢさんとゆーのは六十代以降ってことであるが。そっか、おニャン子クラブのヴィデヨのドルビィ・デヂタル・リマスタ版が出来たら、行くもんなあ、そんなノリでマスコミ者の方々も集ってこられたのだ、きっと。
後半部はコンサートヴィデヨになっていて(てゆーかそここそがメインなのか)、あららこめ字幕で「これは6回あった公演をミックスして編集したものです」と出るだけのことがあった。一曲の歌の最中に衣裳がころころ変わるのだ(笑)。えーと、そんな繋ぎ方はどうか。っつーか同じ内容の公演なら、同じ歌は同じ衣裳で歌ったらどうか。
んなこたどーでもいい。一番興味深かったのは前半部、レコーディング中の風景でしたね。自慢ぢゃないがプレスリィの曲なんてちーとも知らない。この映画で歌っているところを観てもその曲がいい曲なのかどうか、そもそも歌が巧いのかどうかも判らない。せーぜー、下手ぢゃあないってことがおヴぉろに判るって程度の音楽的素養で観ているのだ。するとこの映画がどう映るかっつーと、「よく知らないけど設定上スーパスターとされている男が、レコーディング中にどんな偉そうなフルマイをするのか」の実録カタログなんだなー、って。
映画内でこっちに与えられていないのは、この主人公の男がスーパスターであるという証明部分なのです。創作上のキャラクタだった場合には、微に入り細を穿ち、いかに主役にカリスマ性があるかが表現されるであろう、そこがぼっこりと略されている。前提がなくいきなし途中から見せられちゃったよーなもんなのだ。全然知らない、魅力も感じない人が、堂々と振る舞っているの。いやあ、これは、なるほどねー。こんなに偉そうなんだから、こいつにはなんかしらあるにちまいない、ってゆー真逆の方向からの判断が下されるよ。面白いねえ(笑)。
そして知ったことには、なるほど、あの『ラヴ・アクチュアリー』で「クリスマスがすぐそこに」を歌った元スーパースタのキャラクタ設定は、結構このプレスリィから引用されているんちゃうかなーって思いました。たといそうではなかったとしても、所謂スーパースタのフルマイの実例を純粋に切り取るとこーゆー方向になるってのを観られたのは収穫だったのです。ああ、これで、楽曲が『ロッカーズ』の歌のレヴェルだったら、どんなに感動したことだったろうか(笑)<そんなことをプレスリィに対して言うな。なんでラスベガスの連中がそれほどまでにプレスリィを信奉してるのかって点は、理解は出来なかったけど、ともかく一大ムーヴメントがあったことは思い知れたので甲斐はあったろう。よしッ。
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夜はゴールド劇場にて『サンダーバード』の完成披露試写。ストーリィが一言で書ける、「出来の悪い五男が家族の危機を救って一人前と認められる」ってだけの話だ。うわあ。そしてこの場合、最も肝心となる五男が、すげぇ嫌な奴でした(笑)。やることなすこと、出来が悪いのは自分のせいぢゃん、こいつ。それでたまたま救える立場にあったってだけでノリといきよいだけでやりこなして、誉められてんぢゃねーっつーの。
つーことでこの映画のミドコロは唯一、あんなデザイン重視のカラフルなだけのメカを現代のCG技術でばんばん飛ばすってゆー痛快さにあるのでした。
あとね、あの懐かしのテーマソングは当然のようにオープニングなんかで流れる際には今風にアレンヂされちゃってて、え、こんなんだったっけ?ってちょっとイワカンであった。だから一番ベイシックにあのメロディラインを満喫できたのは“おとっつぁんであるジェフ・トレイシィとペネロープのケータイの着メロ”として流れたシーンでしたね(笑)。わははっ。しかも和音の数が少ないのか、本当に素朴っぽい音で、ああ、サンダーバード観てるんだニャーって感じが強くしたのです。とても下らないのでミナサマお楽しみにね(笑)。
しかしはぢまってみたら『WATARIDORI』や『ディープ・ブルー』《04》とは決定的に違う点があった。喋り過ぎるのだ。
「こいつは事故で下半身不随になってなおサーフィンを続けている」「彼女は未だ女性サーファが一般的ではなかった頃に先駆けとなった」「未だ無冠だけれども、それは一本の波に乗った時に、前人が誰もやったことがないほど多くの技を入れちゃってて審査員が評点出来ないからであり、今後サーフィンを新しい域へと導いてゆくのはこいつだ」などなどなどなど、もうずーっっっっとインタヴュが流れ続け! 煩いよ。映像で訴えられないってゆーんだったらこんな見せ方をする映画を作ってはいけません。
なんだよ、つまりこれはサーファーカタログだったとゆーことだ。具体的なスポーツマンには一切の興味がない者にとっては苦痛でございました。ぶう。
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中継先で頂いてきたとゆうんなぎの白焼きを一本と、肝の焼いたのをいくつも頂きましたが、それはごわんではない。ただ喰ったのみ。かっちょうよく言うとプロローグに過ぎなかった<かっちょうよかったとは。晩ごわんには、昨日オープンしたデニーズに行きましょう。
ファミレスに行く習慣なんてないので新鮮と言えば新鮮。なんと、喫煙席の方が禁煙席より座席数が多いぢゃん。わあ。野蛮な店だなあ。
ビピンバの中にはんばぁぐが入っているまぜまぜビビンバーグをオーダ。うわ、美味しいぢゃん。喩えて言うと松屋のよおに美味しい。なぁんだ、松屋並みなんだ>デニーズ。金太銀太が開いている時にはもちよん当然金太銀太でパスタを喰えば超おいちいが、閉まっている時間帯だったら、パスタの味も松屋レヴェルだってゆんならデニーズに来れる。ほう。
デザートはピーチメルバ。わあ、これもおいちい。なんだよ、ファミレスごときの飯を旨いと感じる味覚だったことに自分でがっかりだ。でもまー、今まで伏せていたが松屋のココナッツカレーにも満足をしていたのです、実は。“なかなか二度目に来ようとまでは思わない程度に美味しい”とゆうカテゴリィを自分の中に築こうと思う。人に薦める際にはそれがどの括りにある美味しいであるのかを、少なくとも自分では明確に認識した上でしましょう。オー。
そうか、アニメだからかー。ポケモンやハム太郎を例に挙げるまでもなく、フツーの認識ではアニメは観る奴は黙ってても観るけど、観ない奴にはどんな宣伝をしようと観ないんだった、そうだった、これはアニメィションだったのだ。映像表現の最高峰を目指すとアニメになる、とゆー真理はこの映画を観ると解るだろうにニャー。
ひとまずプロモータさんには、ねこたびさんのサイトで知った「ミニストップで使われる割り箸の袋に『マインド・ゲーム』の広告が印刷されてて、それを持ってゆくと東京・渋谷のシネクイントで入場料の割引サヴィースが受けられる」とゆーのをお報せしたのでしたが。釈迦に説法であったか?
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かき氷を食べに池下のフルーツのゴトウへゆくけど、店の外にまでセーラ服の子たちが並んでいるので断念。覚王山の製氷問屋がやっているかき氷屋に目的地を変更。きめの細かいかき氷を頂きました。
帰り道、池下のモスの前を通ってショックを受ける。たたたたたた匠味を、やってるぢゃん、この店舗! うぎゃー。かき氷を喰ったばっかりですが止まりません。匠味610円と、匠味レタス610円をイートインするッ。
作るのに10分くないかかるがいいかと尋かれるのも聞き知っていたこと。なぁに、こちとら11カ月半も待ったのだ。それが11カ月半10分になったところで痒くもないわ。かんらかんら。
モスの池下店ってば店内が分煙されていて、つまり煙草を吸うような輩にも門戸を開けているという野蛮な経営方針であり、それがテッテーしていることには“喫煙席はソファ、禁煙席は木の椅子”という差別化からも解る。煙草を吸わない者の居心地を悪くしているのだ、喰い終わったら煙草を吸わないような客はとっとと帰れと言っているのだ。解りやすい、喫煙天国ぐわいです。思わず「お婆ちゃんは落として割るから、陶器ではなく木の食器を使わせる」とゆう寓話が頭に浮かんだよ。ぐう。
さぁ、到着です。たったハンバーガ2個で1220円もするのだ、どんな美味しいかと思ったら見てぴっくりよ! でかいのだ。うわ。でかいから高いのか。てゆーかでかいのを2個も頼んぢゃった人はだれッ? ぎゃー。味は、ああなるほど、マリヨットバーガの簡易版ってみたいな感じです。美味しいね。でも2個はいっぺんに要らんなあ。しかもおなへりでもないっつー時にはねー。今度はチーズの挟まった奴を食べよう。
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空きスタヂヨに籠もり、石川のラヂヨまで寝ようと横になっていたら館内放送が流れはぢめた。6階で火事が発生したから避難しろとか言っているよ。
まあ、絶対にとりかえしがつくとは思っている、そもそも未だ無人になる時間帯ぢゃないんだし、大事には決して到らないだろう。でも、機械は非情だから、転ばぬ先のスプリンクラが作動でもしてデスクの上に出しっぱにしてあるパソコがやられちゃったら泣いちゃう。慌てこそしないが起きだしてきて制作部に戻りました。
やっぱき、ちーとも大したことはありませんでした。最初の警告を無視して焼き肉を決行したばかディレクタのせーでいいによいが漂い、その煙に火災報知器が反応したとゆう顛末であった。つか、火災の避難勧告で目覚めるなんて人生の中でそうそう出来ゆもんではあるまい。珍しい経験をしました。日記に書いて忘れぬようにしよう。
山形弁ばりばりの、なんだかやる気のない女子高生たちがヂャズのビッグバンドを結成してヂャズ演奏をするよーになる話、っつー、もちよん『ウォーターボーイズ』の種目と性別を替えたってゆー、まさにあのとーりの構成の物語で。しかし『ウォーターボーイズ』では実際に見せてくれるシンクロはさすがに自分たちでやらないといけないから、見るからに“頑張って出来ゆようになったね”感が醸し出せるんだけど、ヂャズ演奏ってポーズだけつけて音を別に録って乗っけるなぁんて手法が使えるから、だからちらしにもプレス資料にもきっちりと「演奏は、すべて吹き替えなしです!!」って書きたくなるんだろうなあ、ほりゃ。
アテレコってのも映画のテクニックのひとつなんだから、「この映画は映画のテクニックを使わずに撮ってますよ」って宣伝しなきゃならぬとゆーのも変な話だ。だって戦争や殺人の映画で「これは本当に人を殺してますよ、演技ではないですよ」って言わない訳だし。そんなに本人たちが演奏したってことに価値をおかなくってもいいと思うんぢゃが脳。本当に自らやってないと台無しになるっつーよーではそれは物語として脆弱すぎるし。だったらドキュメンタリィにすればいんだし。やっぱこれは『あいのり』なんかで偽装現実恋愛ものを作りヒットさせているフヂテレヴィ製作ってだけのことがある配慮、売りの方向だっつーことか。
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『スチームボーイ』を嫌々紹介した(笑)映画颱風が中日新聞夕刊に載りました。京極夏彦みたいってほどのつおい思い入れではなく、せめてただ天声人語のように、与えられた行数のラスト1文字に到るまできっちりぴったり文字で埋めたってゆー見た目の文章を発表したいとゆう思いで送った本文が、今回の掲載分では2文字、はみ出しているよ。ぎゃっ。
どこで失敗したのだろうとチェキったところ{標榜}だ。これにルビを振るものだから、なんやかきっと「ルビの振られた熟語はその途中で改行すること能わず」かなんか、禁則が発生したみたい。{標}を次の行の1文字目に送ったから、はみ出すのはラストの行の句点だ。句点だけをそんな目には遭わせないよ!とゆうさらなる禁則を受け、最後の行も文字間をちょびっとずつ拡げて{だ。}の2文字を溢れさせたとゆう次第でございました。ほう。覚えておこう。
覚えた結果何を考えているかとゆうと、1行の文字数、10文字以上で一つの熟語たる、長い長いルビ打ちを必要とする文字列をあちこちに発生させた文章を書くことは、どーにかできぬものか、ではあるが(笑)。またすぐそーゆー楯突くようなことを!
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『LOVERS』の完成披露試写。やっとここへきて『ナ・バ・テア』を読みはぢめました! そうそう、開場の1時間前に行って並ばなきゃならないよーな完成披露試写がもっと方々で勃発すれば、読書も捗ろうというもの。
チャン・ツィイーは動いていると井上和香のイメィヂ、プレスの写真で見ると酒井美紀のイメィヂ、でも原則ちゅうかな系だからベースはマルシアのイメィヂ、って面相をしていると気づいた。この3人とも(ご本人含めて4人ですが)、ちーとも好きなタイプの顔ではないって括りで統一されている。似がよを描くとどーなることやら。
にしても映画颱風で描きたいと思うような画がばんばん出てくる映画ではあった。“仙人指路”なんてすんげぇ絵師心を刺激するよ!(そうそう、しつこいよーだけどこの技も「チャン・ツィイーは練習した揚げ句、本当に出来るようになりました!」なんて訳ないでしょう?) 公開日が8月28日だから描くなら9月10日掲載分かな。『マインド・ゲーム』の公開日が8月28日にずれてこぬよう、オイノリして待とう。
最初に日記に打ち込んだ時にこの子の名前はのちのちよく出てくるかもしれない、名前の読みを辞書登録しておいたよ。これで今後、ひともぢずつの変換なぁんてことをせずともイッパツでワープヨで出てくるのだ。わぁい。と思っていたのぢゃったが、ええと、読みを忘れた。きゃん。正確には憶えてなかった訳だがな。いくつか、あり得そうな「ぬきちや」だの「かんちや」だの入れてみるが変換しません。くい〜ん。しょーがなくプレスシートで再確認しました。かんじや・しほりです。今ここでみんな覚えておこう!
事務所のサイトの写真を見ると平山あや+乙葉ぢゃあ、ちょっとないね(笑)。きっと乙葉っぽいと思ったのは『スウィングガールズ』での髪型のせーだったからかもしれないし、そもそも女の子の顔のカテゴライズに変なフィルタがかかっているのかもしれません。うう。あんまきをかべの言う女の子の顔の評価をミナサマ真に受けないでね<そんなことを言うな。
あと、やっぱき『スウィングガールズ』に出てくる眼鏡っこキャラの可愛い子は本仮屋ユイカと書いてもとかりや・ゆいかです(事務所のサイトの写真より映画での見た目の方が遙かに可愛いけどね)。これも辞書登録したのだ、憶えなさい>自分。
雷なんて怖くもなんともないけど、ぱわぁぶくっが、スリィプ状態で、しかし電源を刺したままにしてあるのだ。停電は平気だけど電線に落雷でもして高電圧がパソコの中を通るなぁんてことがあるのかないのか、もと理系のくせにちーとも判らないが、あったらとてもおそがい。パソコがこあれたら泣いちゃう。などなど考えはぢめて寝ていられなくなりました(笑)。おはにょう! 13時に起きちゃったよ。
22日の火災警報に依る目覚めに次ぐ、尋常ならざる起床ではある。あと地震で起きて、親父に起こされたらグランドスラムか。いや、親父に起こされるってのはどうか。どうかっていうのは尋常ぢゃんという意味だが。
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テレヴィ愛知が『お菓子な大冒険!』をon airするので、はぢめて観た。ああ、今ごろ気づいているけど、ミニモニ。カフェがガスパビリオンを模しているのにはちゃぁんと前振りがあって、近所の街には太陽の塔を模した金色のタワーが建っているんぢゃん。そーか、大阪万博にノスタルヂィを感じる世代が作ったアニメィションだったっちゅー訳やね。
それにしてもこっからミカちゃんがいなくなっちゃったし、このアニメィションに結成のきっかけが描かれているという体のぢっくすもどーかなっちゃったし、月日の流れは無情であると知れるよ。おろろんおろろん。ミニモニ。に合掌。
小説は個人的な才能の発露であり得るけど、映画は共同作業を必要とする創作だ。そのイニシヤチヴも責任もすべて監督が負っていて、それは原作の選択、俳優のキャスティングからはぢまり、すべての取捨選択に及んでいる。だから映画内で表現されたことについてはすべて、手綱を持っている監督に尋くというスタンスのインタヴュは間違ってはいない…。
などなどと自分の考えをお伝えして、でもなんかまだちょっと我ながら掘り下げが足らない脳と思いつつも出社時間になりましたのでご無礼させて頂いたのでした。そしてじでん車で走りながら続きを考える。
そおだ、別に大矢さんの言っておられることに楯突く気はないのでした。てゆーか自分でもそーだと思う。例えば北村龍平を例に挙げよう、これまでに何本もの北村龍平監督作品を観てきて、だから北村龍平独自のやり方、得意技、やりたいことってのは判っている。「かっちょうよいヴァイオレンスシーンを見せること」に一番の重きを置いているのだ。そこまで認識した上でなら、北村龍平の新作を観た際に北村龍平インタヴュは、出来ゆよ。監督の色が解っているのなら聞き方はある。
しかし、それを分析できていないままで作品だけ観て、監督に「原作にも出てくるあの台詞がよかったですね」なんてレヴェルのインタヴュをするなんて、それは単なる自分の感想の発表かおべっか使いだ。そーゆーことをこそ知りたがる客が大多数であるってゆーんだったら別にやりゃいーけど、をかべはそれは要りません。ってゆーか本当によい映画を観た時には、その作品だけで世界は完成され完結している訳だから、いかなるインタビュも不要だと思うマンなのであった。以前も書いたけど監督インタヴュとか出演者インタヴュが出来ない所以です。くい〜ん。
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『父、帰る』のマスコミ試写。ロシヤ映画なんだけど、主人公の少年・イワンが、まだちーちゃいっつーのにおぢいちゃんのような顔をしている。こあいよ。ふるふる…。
なんてゆーか、マモーってゆーかヨーダってゆうか、そんなふーに皺しわな訳ではないんだけど、顔面の骨格からして既におっさんなのだ、十代前半なのに。あ、そうそう、マメ山田。そっち方面だ。そんなことばっかり考えつつ考えさせる映画を観たのであった(笑)ってゆうか(考)。
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松屋で牛ごぼう飯を喰ったのち、場所を移動して『下弦の月〜ラスト・クォーター』のマスコミ試写。これまではあまり思わなかったけど、栗山千明って鼻でけえな!(笑) 高いと表現すべきなのかもしれないけど、いや、あれはでかいよでかい。つけ鼻のようにでかいと確認しました。いやあ、観た甲斐があった(笑)。
松岡ひとみさんが原作の漫画本を貸してくざさったのですが、なんつーか映画を観た後で読むと、とても難解です。ああ、きっと映画が流れるペースで読もうと思うからだ。そーぢゃない、漫画はどいなけでも時間を使って、自分のペースで読んで理解すればいいよう画かれている。映画は違う。限られた時間内に言いたいことをすべて入れて、しかも観客全員に理解してもらわないとならない。だから噛み砕き、解り易いように変換されているのですね。なるほどね。
てゆーかただ単に矢沢あいの漫画が合わなかっただけかもしれぬが。うっはっは。どおしよ。明日返しちゃおっかニャー<コラッ。
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こないだ出席した結婚パーティの内祝として、そうめんが送られてきているのだ。25把も入っているよ。こいつぁ喰わなきゃね!
ってんで帰宅途中でヤマナカに寄りました。本来なら醤油とみりんと日本酒と削り節から、自分でつゆを作るべきなんだけど、今は料理は全然してないのだ、そんな状況で新品の醤油だのみりんだの買う訳にはいきません。無駄になるからね。つーことで生まれてはぢめて、自ら進んで出来わいのつゆを買うのです。
売り場に来てはたと困る。えーと、送られてきているのは冷や麦だっけ、そうめんだっけ。冷や麦つゆとそうめんつゆは、違うよ。ちらりと中を見たところ赤いのや緑のは入っていなかった、はず。つーきよくを辿って、そうめんだったことにする。あとで確認したら、推論はどうであれ正しい結論に到達していたことが判明したよ。うはは。やる脳>自分。
そもそも出来わいのそうめんつゆを嫌う最大の理由は「だってあれ味の素入ってるから」であった。が、売り場に並んでいるどのボトルにも「化学調味料無添加」の文字が躍っているぞ。ふぅん。すべてが気に入った訳ではないが、まぁ認めてやろうかと思う。
さらに、よほど認めて欲しいのだろうか、気になって手にした銘柄のそうめんつゆには「保存料は使用していない」とも記されているよ。ああ、これもいいこと。できゆたけそうゆう方向性の奴を選んで買おう。ところが、そんなとこに価値を見出しているから仕方ないのぢゃけど、保存料を使用していない奴は軒並み、ラベルに「開封後は冷蔵庫に入れ、3日で使い切れ」って書いてあるぢゃん! ぎゃっ。みみみみみみみ3日ッ!? 今日喰って明日喰って明後日喰って明々後日喰って、それでボトルのそうめんつゆを使い切っちゃわなきゃならないのか。ぎゃー。
しかしやらねばなるまい。大原則、喰えても毎日夕食として家で喰うってだけだが、でも一日一食ペースだとしたら4回で、25把のそうめんは喰えないよ。きっと。一回あたり6把強ぢゃん。うわあうわあ。そんなには食べれません。せいぜい、一食には5把がいいとこだろー。試してみよう。ってーんで5把を茹でました。
多っ。人が一食で喰う分量ぢゃないね>5把。おないぱになりました<喰い切ったのか! 早く明日の夜にならないかな。明日は何把茹でようかな。
儒教の国ならでは、なのかもしれません。いや、別に冗談抜きで(笑)<いや、笑ってるよ! 下の者は上の者を敬いましょうって部分だけがクローズワップされているから盲点になっていたけど、逆に言えば上位の者は下位の者を足蹴にしても構わないしいっそ当然だ、ってゆう教えだった訳、かもしれぬ。ひゃー。
ズバッと言い切らないで「なのかも」だの「かもしれぬ」だの、オブラートにくるもうと腰が引けるくないだったら、書くな。なあ。
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『僕はラジオ』のマスコミ試写。障碍者の黒人男性が高校のアメフト部のコーチに見出され、手伝いをはぢめてやがてみんなとなぢんでゆく…とゆー実話に基づいた物語だ。上映前に隣に座った加藤千佳さんが「泣く話かなあ?」と尋いてこられるので、「僕は泣きませんけどね」と答えたよ(笑)。おあってみると加藤千佳さんは「いい話だった」とばあばあ泣いておられたけど、をかべは1ミリも、予告通り泣きませんでした。わっはっは。ええ話だから笑っていたけどね。
“普通の人より頭の回転がちょっと遅い”とゆう“医者にも原因が解らない”障碍を持った黒人が主人公で、だから心ない周囲からはいろいろ嫌ないぢわるもされる。でも本人はとても善い奴で、そのピュワさでまありの心をほぐしてゆくという展開なんだけど、こいつが本当にピュワなの。まあ、実話なんだし、たまたまそーゆー奴がいてこーゆー出来事があったから映画にもなった。それは解る。
それにしても破壊衝動と性衝動がなさ過ぎ。もうテッテーテキに。まるで作り事みたい。つーか創作でこんなキャラクタ出したらリワリティがないって言われちゃいそーなほど。でも、事実なんだよね〜。そんなことばーかし考えてたので、そりゃあ泣きません(笑)。でも笑ってました。優しい気持ちになって笑って観ればよしッ。
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森博嗣さんの『工作少年の日々』を購入。本文部分は雑誌連載時にほぼ読んでいるはず、だから、ヒトマズあとがきを読もう。と、編集さんの名前が出てくるよ。そのうちの一人が遅塚久美子さんとゆうのだ。え。この文字列には見覚えがある。
自分が買った本は包んでもらいりっくさっくに入れちゃった、だからマナハウスにて平積みになっている奴を立ち読みしていた、それがコーをソーしたよ。『どすこい(安)』にソッコーで当たれるんだもの。家ぢゃすぐには出てきませんからね〜。「ウロボロスの基礎代謝」で確認し、ああ、やっぱき『どすこい(仮)』の担当さんと同一人物であることを確認しました。わあ。こんな、シリィズの枠を超えて登場するなんて(どころか作者の枠も超えているよ)、遅塚久美子さんこそが真賀田四季博士か<コラッ。
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帰宅し、そうめんを4把茹でる。喰い終わるや、もう4把茹でる。
これらをもとに考察し出した結論です。「夜のうちに茹でておいて、朝出社前に食べる」だ。
朝4時に起きるや、冷蔵庫にラップして保存してある4把のそうめんを手繰ろうとゆう寸法ぢゃよ。これなら今晩、明朝、明晩、明後朝、明後晩、の5食で麺はなくなるしつゆの消費期限的にもセーフだし、最善手ぢゃなーい? そして伊達に喰いしん坊として生きていないのだ、きっと寝起きでもへっきで4把のそうめんなんて喰っちゃえるにちまいないて。うははうははは。馬鹿よ、まさにそうめん馬鹿よ! かんらかんら。
7/28 そーいや飼っていた柴犬ですら名前で呼ばなかったもの<自分 |
茹でたのを水にさらし、皿に取る時に、一箸ぶんずつ分けるようにしたのだけど、それが6時間の放置によりヒトカタマリになっている。もつれてはいないから一箸ぶんをつまみ上げるが、それもかわいいカタマリだ。市販のそうめんつゆは味が濃い。その中で多少ほぐし、口に運ぶ。もちゃもちゃもちゃ。うう。ううう。拷問である。それが4把ぶん、続くのだ。
ああ。薬味が欲しいな。おろし生姜を入れたらきっと美味しく頂けるだろう。茗荷を刻んで入れたら、たといそうめんがカタマリになっていても苦にはなるまい。でも、生姜も茗荷も使い切れないだろうもの、買えません。
カタマリになっているそうめんには水をぶっかけてやるとほぐれる。そんなことは解っている。でも寝起きにそれは、たったのそんなことが面倒臭い。水道の蛇口を開け、30秒以上水を出し、手で触ってみていかにも冷えたお水が出はぢめたら、そっからの水道水は飲用に向いているのだ。それを、この、午前4時に、やれと? きい。
つうことでとにかく課せられたそうめんを嚥下し、すごく嫌な気分で出社をいたします(笑)。ああああ。今後、どおしよお。
とはいーつつ、寝起きにそうめんを喰ったを蔭でいつもみたいにはおなかが減らないよ! ふぅん。やっぱき無理してでも朝はなにか腹に入れた方がよいということかにゃ。ひとまず明日の朝は3把にしてみようか(笑)。最適な把数を、こーやって幾度か試行実践して導き出すのだ。オー。
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昨日の日記を打つのに3時間かかった。ぎゃー。誰がそんなことに精を出せと言った? を蔭で睡眠時間は2時間だったのぢゃ。きゃん。目覚めた直後からもう既にねぶいったらない。幸い、今日はマスコミ試写がないので、番組がおあったらソッコーで空きスタヂヨに入ってお昼寝を敢行しました。
途中で3回ほど、人が入ろうとしてきて起こされました(笑)が、9時半に寝て、結局起きたのは13時半だったよ。うははうははは。おはにょう! 平日昼間に、キャスタつきの椅子を並べてその上で寝た時間の記録更新です。ああ、体は睡眠を欲していたのだニャーって思った次第。
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来週の「招福!きねま猫」で紹介する映画を『誰も知らない』とどっちにしようか、ちょっと迷った揚げ句『茶の味』でフィックス。今日は暇なので宣伝会社さんへポジを借りにゆきましょう。
マンションの一室にある事務所を訪れると、わあ、シーズーが出迎えてくれたよ! 可愛いねえ。久ヴぃさに犬を触りました。あとで手のによいを嗅いだら、懐かしい、犬のによいだ(笑)。犬ってこーゆーによいがするんだよねー。
犬フレグランスってゆう、犬が飼いたいけど飼えない人がせめてによいだけでもと手首なんかにしゅっしゅってかける用の、香水を発売してみたらどうか。って思うくない、どの犬でも同じようなによいがするのだなあ。ふーん。てゆーかぷーん。ぷーん言うな。
ヴヂにポジをお借りしてマンションを後にしつつ、ふと思ったのだけど、あれだけ撫でさせてもらった犬の名前を尋いてないや。ええと。これって飼ってる方からみたら、犬好きそうなのに名前尋かないの?って思ったりする、そんなフルマイではないかと思えてきた。うわあ、ええと、だって、名前に興味ないもの。その場で犬を撫でられたらそれでいいもの。わあ、なんか自分が無慈悲だって気がしてきたぞお(笑)。竜ヶ崎桃子の若い時と一緒ぢゃん! ひゃっほー<ひゃっほーか。
てゆーか、そうだ、犬好きを標榜するのならこれは改めないとならないですね。いぬたまに行った時にも、犬を触る時にはその子の名前を呼んであげてくざさいって、注意書きがあった、そー言えヴぁ。そおだ、今後はそうしよう。今からでも行動を改めよう。犬に、誠実に接するマンになろう。なるぞ。オー。ワン。
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今日はとてつもなく暑いデーだった。こんな日の晩ごわんは、そおだ、モツ鍋に行きましょう(笑)。わっはっは。店は、さすがに冬場よりは空いていたよ。冷房ががんがん効いている店内で美味しいレバ刺しに水餃子、モツ鍋とその後の雑炊を喰いました。おないぱです。うむ、やはり夏にモツ鍋はありだと身を以て証明できたのでした。わっほー。
しかしこんな飯をこの期に及んで喰ってしまって、今晩のそうめんはキャンセルなの? もうそうめんシリーズは再開しないの? 真実は明日の日記にて明らかに。期待して待て!!
そして全25把中、16把を喰い終わった今、とんでもないことが発生した。ストレートタイプのめんつゆ、300mlが、なくなっちゃったのだ。ぎゃ。いや、消費期限的にはオッケィ、ちゃんと封を切ってから3日、72時間以内に使い切ったんだから。でもしかし、そうめんはあと9把残っているぞ。うう。そうめん消費プログラムは暗礁に乗りわげたのだ。いーや、暗礁上等。てかいっそラッキィ。辟易していたところだったのです<辟易していたのか!(が〜ん)<それはマックスを遙かに超える分量を毎食喰っていたからだろう。ここで小休止だ。しばし暗礁に遊び、やがてまた来る“麺の3日間”に備えて計画を練り直そうと思います。今度こそ、巧くやってみせるわよ!
まずは以下の連立方程式を解かなきゃね。
求めるべきは、何把を買い足し、何日から何日までの間にどんなペースでそうめんを消費するか、だ。自分にしか解けない。
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『テイキング ライブス』のマスコミ試写。自分と同じ背格好の人物を次々と殺し、順送りにその被害者になりすまして暮らすとゆうやどかりみたいな殺人鬼をFBI捜査官のアンヂェリーナ・ヂョリィが追う、ってゆーお話でした。うわ、発想はすんげぇ面白い、のに、実際に映画で観ると方々で引っかかるんだよねー。
なりすます相手を殺害前に観察して、口ずさんでいる自作の曲を歌えるようにし、煙草の吸い方も忠実に模写する。でも犯人本人は、実の母親に目撃されると身元がばれるのだ。ええと、それは、整形までもを施してルックスをそっくりにしている訳ぢゃあない、ってーことだよね? だったら被害者をよく知る者の前には出られないよね? なら、形態模写までもする必要はどこにあるの? IDカドーを勝手に使っているだけってのとの違いは?などなどなどぢゃあ。惜しいなあ。
もしかしたら『サウンド・オブ・サイレンス』がそーであったよーに、原作の『人生を盗む男』はちゃんと筋が通っているのかもしれない。けど読まないけど。
てゆーか、この件から学ぶべきは、ラストに翌日の予告がある日記ってどうよ、とゆう企画である。せっかくこーして項目別に区切っているのだ、明日ワップされる3つの項目を、毎日予告するのです。さーて、明日の日記は?とかつって。うわあ。読みたあい<書きたあいぢゃないのかよ。
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中京大中京って、変だろう。なんでみんな指摘しないんだろう。最初の{中京}と2番目の{中京}でイントネィションが変化するのも変だし。
A群B群のどちらにも含まれないってのも明らかに変だ。そおか、
に漂うよーなイワカンを感じるからかもしれません。いや、違うよ。ともかく変だぞ。
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『16歳の合衆国』のマスコミ試写。16歳の少年が、可愛がっていた知的障碍の子を殺したとゆー事件を描いた映画。本当に最後の最後のオチの部分でその理由が明かされる、その理由はとても説得力があって、でもそれはその前5分に満たないシーンを観てれば理解できるんだよねー。ではそこまでは何をやっているかっつーと周囲の人々の反応と行動を延々と。うーんうーん。
をかべ的にはこの映画は種明かしの部分5分間だけでいいです。それで充分だし、いっそ16歳に設定しなくてもいい。5分でものすごく綺麗に説明できるネタを思いついちゃったことが不幸、だったのかもねー(笑)。
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ル・セルクルにて番組の歓送迎会。こーゆー閉鎖された少人数の呑み会では下ねたを聞いて笑えるってのが新鮮でいいね。通常、下ねたを聞く機会なんてものを持ち合わせない人生を歩んでいるから脳。
もちよんインプットをすることがないんだから、いったいどんな話が下ねたとして提供して面白いかって判断を育むことも、そんな経験を積むこともないまま今まで生きてきた。ので、こっちから話題を出すことはできません。ただ聞くだけ。
そっか、原則、呑み会が嫌いな理由はここにもあるからかもしれぬ。不得意分野なのね、呑み会。下ねたを語る方向のスキルを上げる気もないし、聞き手一方でかまーない場合にだけ喜んで呑み会に参加しようぞと思います。
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19時からテレヴィ愛知で『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』がやるではないか! うっひー。ゴヂラ映画の最高峰です。これは観なきゃあ!
何度でも書こう、ギドラが、千年竜王・キングギドラになるシーンが好き(萌え〜)。前田愛、前田亜季の双美人も好き(萌え〜)。何度観ても涙が出るよね。
そして今回ついに、最後にキングギドラに力を与えた石の欠片がどうゆう流れで移送されてきたかをついに確認できたよ。やったあ! 誰も興味がないだろうけど(笑)書いておくと、
であったか。4だけがやたら印象強く描かれるので、え、いったいいつ小林正寛は石を手に入れてたんだっけ?とゆーのが積年の疑問であった。解消解消。次回観る時には、天本英世が手に入れた欠片がバラゴンを封じていたものである確認を、ちゃんとしないとね。たぶんそれで間違いないはずなんだけどね。