◆04年08月上半期の抜粋日記◆

04年7月分下←*→8月分下 / 『最新の抜粋日記』

 8/1 もし50件とか、はてなに登録されるようになったらどおする気だろう(笑)

かつてこの「一部抜粋日記TODAY」はMOTOMACHI Radio Zondeにラインナップされていました。それが最近、「ZOO ZONE enterance」にとって替わられたのだ。うむ、日記以外にもワップした時にチェキって頂けるようになったのですね。済みませんねえ、しかしながら、トップペヂーは本当につまらない更新(笑)が施されることがありますよ、と心の中で思っていた。更新日時部に反映させぬまま「ご託」と「本日の予定」だけをこっそり書き換えたりとかね。でも、せっかくトップをセレクトして頂いたのだ、せいぜいまめに更新をしようと誓った。

今日見てみたら、MOTOMACHI Radio Zondeから「ZOO ZONE enterance」が消えているよ。そしてもちよん「一部抜粋日記TODAY」が復活している訳でもない。わあ。見切りをつけられたのだ。きゃん。愚にもつかない更新を繰り返したせいだわ。とほゲ。

と思い、しかし数時間後に見慣れないタイトルが台頭しているのに気づきました。え、「冒険者の宿」って、更新履歴のペヂーではないか。そおか、一番効率のよいところがついに選ばれたのですね。トップを経なくても、いきなしここに入った方が便利でしょう。よおし、では、お礼に逆リンしてやろう(笑)<それはお礼か。はてなアンテナからダイレクトに「冒険者の宿」に来た人は下の方に戻るリンクを漲ったので是非ご利用くざさい。

 8/2 エピソード3でチェックすべきはヨーダをどうやって怪物化させるのか、ですね

いつものように昨日の13時からずーと起きている。幸い今日のマスコミ試写16時からなのだ、来々軒カレーを喰い、三越のハロッヅでお茶をして会社に戻ったら、空きスタヂヨで仮眠を摂っておこうぞ。うははぐうぐう。

しかし、わあ、Gしょっくの電池が足りないのだ、暗がりのスタヂヨで時間を確認しようと思っても時計が見えないよ。アラームとかの機能はまだ動くし時も刻んでいるけれども、表示板のライトだけがもう弱い光になっちゃっています。うわー。寝過ごしたら死んぢゃう。

いや、目を覚ましてから時間をチェックする、その際に難儀をするだけで、時計が見えないのと寝過ごすのは関係ないし。そーと解りつつもなんかキガキじゃないナイーヴ魚座だったのでした。いや、神経質A型のせーか? ともあれ2時間ほどの仮眠で起きだし、なんだよ、それでも図太く寝てる人はだれ? さぁ、映画に行きますよお!

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今日の映画は曲者です<曲者言うな(笑)。昨年がーがー寝てしまった(コラッ)『インファナル・アフェア』の続編、『インファナル・アフェア 無間序曲』だ。

よい。いきなしこの『インファナル・アフェア 無間序曲』からこのシリィズを観はぢめる客もいるだろう、そんな客にも支持されうる出来になっているかどーかを、おいちゃんが確かめてあげよう<誰がおいちゃんか<てゆーかそんな宣言をするほどまでに第一作を覚えていないのか<寝てたからね(笑)。

“警察側に身分を隠したマフィアが潜入し、マフィア側にも警察が潜入している”とゆう設定の『インファナル・アフェア』の、エピソード1に当たる物語です。だから語られるのは潜入するきっかけと、その後『インファナル・アフェア』の物語に到るまでの顛末だ。…それにしても『すたーおず』のを蔭で、「エピソード1」って言えば通じるよーになったから、とても助かるなあ(笑)。たとい、「後から製作された“過去の物語”の方がヴィヂュワル的にも科学が発達している世界に描かれちゃってるのは、いーのか」などのそしりを受けようと、その功績は大きいよ<貶してる?

で、『無間序曲』だけど、解った。済まん、謝る。自分が悪いのだ。ええとね、そもそもこーゆー、やくざvs警察みたいな社会を描く男くさい物語ってのが、性に合わないのだ。やっぱ駄目。ガーリガーリィ言ってた時点で判ってたことだったんだなあ。

とにかくキャラの顔の区別がつかない。主人公である、お互いに潜入している若者ふたりが、並べてみたら全然違う顔なんだけど、ピンでスクリィンに登場すると今映っているのはどっちなのか、判らない。仕方がない、だから常々言っているけどもっと極端にキャラを変えろって。髪の色を変えるとかさ。{短髪,横分け,若い,痩せてる}まで一緒ぢゃーわかんねーっつーの!

ってことで、最も判った、どのシーンで登場してもすぐに本人の同定ができたのは前作にも登場していた(らしい。本当に忘れちゃっているのでプレスで読んで知ったのだが)サム役エリック・ツァンでしたね。エリック・ツァン好きー。小太りのおっちゃんで、見てすぐそれと知れるものー。

てゆーかはっきり、この作品はサムの物語だったぞ。潜入している双方は、実はこの話ではほとんど活躍してない。そらそーだ、こいつらが活躍する、設定が活きる話は第一作で展開するのだ。そのプレに当たるこの時点でそーは目立つことはさせられまい。なのでせっかくの“ならでは”の設定にもかかわらず、一番メインとなったのはその外側にいるサムの挙動であった。うわあ。サムは強いなあ、傍役かと思っていたら実はサムが主役だったって、『ろおどおぶざりんぐ』と一緒ではないか。ちょっと今後のあらゆる映画に於いて、サムは要チェックです。何を言うか。

 8/3 歴史ものは軽いに限る

『花咲ける騎士道』のマスコミ試写。50年前に公開になった同題の映画をリュック・ベッソンがリメイクしたもので、原題『ファンファン・ラ・チューリップ』といいます。そんなこったろうと思った通り、岡田真澄ニックネィムの元になった映画だそー。ほう。

舞台は7年戦争の頃で、よく知らないけど、いや、知らなくってちーともかまーないよ。台詞の中に「これは7年戦争だからあと3年で終わる」って出てきたからインプットしただけなのだ。そんな台詞が出てくるギャグ映画なのね。

メインで見せたいのは活劇、ストーリィはリュック・ベッソンらしいおふざけに徹していて、例えばフランス国王ルイはどうして今自分の兵が戦っているのか、戦争の理由を知らない。ね、そもそも登場人物が西洋史に疎いのだ。観ている側が知っててやる必要はないではないか。わっはっは。

さらにルイは自軍の兵の数が46962名と聞き、きりのいい47000人にするように命じる。そうして徴兵された中にファンファンが志願兵として入隊してくる、というオープニングだ。くっだらねー! でも、大すっき(笑)! 面白いなあ、合戦ものはこのくないすちゃらかぢゃなきゃ! 『きんぐわーさー』は見習うように(笑)ってゆうか(いや、本当に)。

 8/4 『打姫 オバカミ〜コ』の「現物理論」を今度実践で試そう(笑)

レポドラ橋本三越アフタヌーンティへ朝ごわんにゆく。と、予期せぬスヌーピィフェアをやっているぞ。橋本さんはうはうはです。

と、そうだ、バーゲインも同じフロワにて今日からだったのだと覗いてみましたらヴぁ、わあ、カーユヘルムトイプードル柄のぱっちわあくの黒いシャツが、定価23100円のところ6割引9240円になっているではないか。ぎゃー。予期せぬ安いぞ、買ってしまいました。うはは。

てゆーか安くないよ! 冷静になろうよ、安くなってもまだ十分高いよ。ああ、本当に、三越には浪費の魔物が棲んでいる。今度こそ惑わされず、今欲しいのはTしゃつであることを肝に銘じて臨もう。いや、まだバーゲイン期間中に買いに行くつもりなのか。いやあ、安いから脳。

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今日は試写会のトリプルヘッダです。まず1本目は『デビルズ・バックボーン』スペインホラー、だとばっかり思って観てみたら、ちーとも! いや、駄作な訳ではなくて、ホラーぢゃなかったとゆう意味でちーともです。

ただアイテムとしてホラーっぽいもの(アルコホル漬けの胎児とか、死んだ時の崩れた見た目のまま現れる幽霊とか)が出てくるだけで、そもそも怖がらそうと思って作ってはいないね、この映画。ミステリィサスペンススリラーって感じ<ホラー以外の3つそろい踏みかよ!<てゆーかアイテムが出てくるんだから、やっぱ4種そろい踏みかもしれません。

ただ一つ言いたいのは、悪魔の背骨は全然メインストーリィに関係なかったよ!(笑)<ネタばれか? てゆーかそーゆー、最後まで観ると実は無関係だったって判るとゆうアイテムも多々出てくる映画ではあったのだ。目くらましもいっぱいです。

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コンヴィニで少年マガヂン近代麻雀を読みクーリッシュのヴァニラを食べて戻ると『丹下左膳・百万両の壺』のマスコミ試写です。プレスの写真を見た時点で判る。子役ヅラが、いかにも作り物なのだ。本来剃り上げて頭頂部の地肌が見えているはずである部分が、ぼこぼこのもこもこのかぶり物然としていて修正しようともしない、そんな時代劇だった。ゆるいぞ!

猫の置物を回すとにゃーってSEが入ったり、効果音でまでもふざけている。つまりこれは学芸会のレヴェルってことだ。しかも小学校の。

一番許せないのが殺陣だ。北野武『座頭市』であそこまで発達させたちゃんばらを創り見せてくれたのに、全然参考にしてない。まったく舞台の上でやる、斬ったふりをしているちゃちな真似事に終始していた。うわあ、勘弁。なんで時代を逆行してへっきなんだろう、この映画創った人。

流石にかつて映画化されたもののリメイクだけのことはあったことには、シナリヨは面白かった。和久井映見とか麻生久美子はいいキャラを演じていたし田中千絵は可愛かったよ。あれだ、だから、映画は低刺激に限ると思っているよーな高齢の方々にはこれでいいのやもね〜。

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ミスタドでパイものを2つ喰ってから名鉄東宝1へ並びに行く。入場を待つ間に『ナ・バ・テア』を読み進めましょう。19時20分から『アイ,ロボット』の完成披露試写なのです。アシモフの原作と全然違うやん!との批判をネットで目にしていたのでどおなることかと身構えていたのでしたが、大丈夫、フツーに面白かった。原作なんて読んでなくて本当によかった。

ってゆーか読んでないまま言うけど、きっと活かしたのは「ロボット3原則」の部分だけではないかしら。このルールを遊ぶ、っていうアイデワを考えて映画にしたよな気が致しました。正しくは知らん。

 8/5 SAYAKAが予期せぬいい感じでした>『スクール・ウォーズ HERO』

昨日の日記に書いた『アイ,ロボット』だけど、原作を読んだことがないまま「活かしたのはロボット3原則の部分だけではないか」って評した点についてねこたびさんからクーリエルを頂きました。まさのその「ルールを遊ぶ」ってのを行っているのが原作なのだそうです。「ルールに従った揚げ句起こる論理的衝突の顛末」を描いているのだって。わあ、そおだったのですか。

てことはつまり、映画化に際して換骨奪胎の逆をやった訳やね。血と肉をすげ替え、見た目は今風にアレンヂしたけれども、骨子や肝となる部分は遵守しているってゆー。てことで“換骨奪胎の逆”を意味する熟語の必要に駆られた人はだれ?

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『歌え!ジャニス★ジョプリンのように』のマスコミ試写に向かってる時に限って一時的にがどしゃどしゃ降ってきてぎゃー。骨が1本折れた500円傘を持ってきてたので自らは濡れることないまま、雨に惑う人々を睥睨できていい気分<いい気分か。

骨が1本折れた傘はじでん車に乗っている時さすのに適していて、右手で傘を持つ場合には折れた側を右にすると不要な部分までも雨を避けずに済んでコンパクトでよい。最小の幅で歩行者とすれ違えるのだ。うはは。でも新しいの買わなきゃ。ほんの500円なのだ、早く買っておきなさい>自分>そのうちに。

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場所を移動して『スクール・ウォーズ HERO』のマスコミ試写。これは観る前に既にC2の9月号に紹介文を書くことが決定しているので、そのつもりで当たります。そのつもりとゆーのは褒めるよう、いい点を探すよう、好意的なスタンスに立って観賞するとゆーつもりのことぢゃがな。

えーと、C2には書かないことをここに記そう。なんだよ、これにも白血病が出てくるのかよ。大流行だな、白血病。流行性白血病か。「ペースメーカに悪影響があるといけないので、電車の中ではケータイを使わないようにしよう」とゆうのを聞くだに思っているのが、ペースメーカをしている奴なんてのが人知れずそんなに沢山いるのか?です。だから『ザ・コア』の冒頭、地磁気が狂ったシーンで、ぐるりと見回した範囲だけでもばたばた人が倒れるのを見せられて、すげえいるんだ!と思った、いや、それ以上に映画に登場する白血病患者って多いわよ! 方々の映画に出てきた白血病患者ばっかり集めたサナトリュームを舞台にした物語、って企画はどーだ。そんなことはC2には書けない。

タイトル通り、エンドテーマは『ヒーロー』だ。歌っていたのは大黒摩季だったよ。てゆーかいっそ妖精のゴッドマザーが歌えばよかったんだわ!って思った人はだれ? これもC2には書けまい。

昨日観た『丹下左然・百万両の壺』に引き続き、和久井映見が出演していたよ。まだ若いイメィヂでいたのだけど、こーやって2作続けておかみさんみたいな役をやっているのを観ると感無量だニャー。これはC2に書くかもしれないし書かないかもしれません。おかみさんでもいーから、劇中に出てきた和久井映見が作ったお弁当が喰いたい喰いたいよ、と思いました。いや、別に本当に作っている訳ではないし。そんなに和久井映見には萌えてないくせに<萌えてないくせに言うな。

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会社に戻ると聴取率調査V5記念パーティがやっている。知らない、偉そうなお客もいっぱい来ていて、だから宴たけなわの頃には絶対に近寄らないんだけど、もう片付けるから、残っているご馳走は棄てちゃうから、未だ晩ごわんを食べてない者は今のうちに喰いに来いと言われたら出張りましょう(にこにこ)。

余り物を片っ端に喰うよ。フルーツを喰い、サンドウィッチを食う。こっちに盛ってあるこれは、色が白っぽくてマッシュドポテトかしらと、スプンでごっそり取って口に入れましたところがわさびでした。ぎゃー。しかしここで騒いだら負けだ。何喰わぬ顔をして(いや、わさびを喰ったよ!)魚の切り身をばんばん口に放り込んで緩和しておっけぃ。

終いには紙皿に取り分けられている枝豆を3皿もらってきてデスクに戻り、一気に独りで全部喰ったよ。ふー。豆腹だ、おないぱです。とても賤しい晩ごわんでございました。うはは、よい。たまの祝いだ。賤しく振る舞っても可。可だったか。

 8/6 コミケに参加する連中がそんなにも傷つく可能性に無防備である訳がないぢゃん!>『恋の門』(笑)

三越東洋軒でのカレーバイキングが今日までだ。うう。11時から15時までとゆーから行くならおひゆごわんだが。ううう。でも夕べは2時間も寝てないのだ。悩んだ揚げ句、午前中は仮眠に充てました。きっと、5種類のカレーのバイキングなんて、そんな雑なごわんは美味しくないわい。

てゆーかカレーバイキングの期間が3日から6日までの4日間だけってどーゆー企画ぢゃ。レワにもほどがある。きっとお肉なんか生焼けにちまいないぞ。くわヴぁらくわヴぁら。

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羽生生純の漫画が原作、松尾スズキ初監督作品の『恋の門』のマスコミ試写。「で漫画を描く漫画芸術家松田龍平と、昼はOL夜はコスプレイヤのおたく同人漫画家・酒井若菜と、かつて漫画家としてヒット作をものしコミックスも出しているが今は筆を折っている漫画バーのマスタ松尾スズキ漫画賞入賞を競って漫画を画く」とゆー話だ。うわあ、これは、もの凄く好きな可能性があるわよ!

プレス資料を見ただけでも、傍役しりあがり寿庵野秀明安野モヨコ夫妻、河井克夫内田春菊山本直樹から塚本晋也三池崇史が出ているし、顔を知らないけどコスプレ界のアイドル・や、出ていることを先に知っておかないと判らない三輪ひとみ、どのキャラクタか確認してから観てもそうと認識できない相貌の尾美としのりなどなど、すごい固めぶりだし。これは覚悟して臨まねばなりません。

たしかに面白かった。プレスにて河合克夫が「地方のサブ・カルチャー高校生だったら、エンドロールを見て興奮する」って言っているように、たしかに情報量もいっぱいで、をかべ好み。でももっかい観て見落としを補填しようとまでは望まないなあ、これは。

宝探しが多すぎる。あと、深くて広すぎる。これは、作った松尾スズキ本人だったら嬉しいかもしれないけど、趣味がちょっとでもずれた者にとってはあまりに多くの“自分的には価値を感じない”ものが含まれてるのだ。ここに出てくるすべてをチェキって知っておかなきゃ!と思う人だけが嵌ると宜しいでしょう。

それにしても酒井若菜はいい女優だなあ。あと小島聖も。こーゆー壊れた演技を作中に使うことができゆシナリヨがあり、それをやらせる監督がいて、そして演じらえる女優がいる、とゆーコラボの賜ではあるのぢゃけどね〜。好き。

さて、そんでストーリィだけど、こちとら本気でもともと漫画家をやっていて今は開店休業中の身だ(笑)、漫画を画く内情を知っているだけに、この映画を観て漫画をもっかい画くぞとゆう思いには至りませんでした。「漫画を画くぞー」ってシーンを観ても創作に対する情熱に火は着かないのね。いっそ完成された高レヴェルの作品である『マインド・ゲーム』を観た時の方がよっぽど燃え滾ったよ。

まー、もちよんこの映画は漫画を描くことの素晴らしさを訴えるためのものなんかでは何て決してないから、別にそれはよいの。これは恋愛映画だったの。ただたまたま主人公たちの生きている環境が漫画界だったってだけのことなの。だからタイトルの『恋の門』ってのはまことに正しい訳であったのぢゃ。

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これも9月号のC2に紹介文を書くことが既に決まっている『ホストタウン/エイブル2』のマスコミ試写。ドキュメンタリィ映画ですらない、これは記録映画だった。2003年のスペシャルオリンピックスパラリンピックって、言わないの?)の開催国であるアイルランドの地方都市、日本選手ホストタウンになったニューブリッジに住むダウン症の女の子の家庭を撮ったものです。

まずプレス資料で「健常者と呼ばれる人々は特別に運動しなくても通勤や通学、さまざまな家の用事などで意外に体を動かしているが、障碍者の場合は運動量が不足しがちだから、生活習慣病にかかっている者が多い」と読んでうろこ。なるほどねー。

『HARUKO』の時にも書いたけど、在日朝鮮人とか障碍者とかが周囲にいない環境で暮らしているので、この映画はすべてがためになります。ダウン症のエイミーを出産したお母さんが生まれた我が子のを見て「他の子たちと似てない」とショックを受け一晩中泣いた、とかインタヴュに答えて言ってるけど、いや、エイミー可愛いぢゃん?と思うぞ。そんなに嫌なの?>ダウン症のルックス。本当にこの辺は個性だとつくづく思うんだけどニャー。ちなみに「障碍児を持つ人がいたら、私は自分が育った経験を話してあげたい」って言うエイミーの妹で脳性麻痺リンジーなんてとてつもない美少女です。この家族は子供が12人いて、うち2人が障碍者とゆう家庭なのです。

18歳のエイミーは将来秘書になりたいつって、トレーニングセンタの受付で電話を受ける訓練をしている。でもなかなか保留ができないし、電話を回すのにももたついたりしている。だけど先生は、本当に叱らないねー。根気よく幾度も繰り返して教え、励ましてる。日本人だったら怒るところだ、きっと。外人さんは萎縮させない教育ってのがデフォルトになっていて、見習うべきだと思います。

フツーのオリンピックなんて糞喰らえばいーし、あらゆるスポーツはやりたい奴だけで勝手にやってりゃいいぢゃんと思う。でもこの映画で出てきた障碍者の人たちがするスポーツは、観た甲斐があったよ。なによりスペシャルオリンピックスの開会式で、会場を満員にした10万人の観客が誰一人として自国の旗を振らないってところで持ってかれましたね。緑だったり、赤だったりの単色の旗を座っているエリヤごとに振っているのみ。純粋に、ここまで頑張ってきたアスリートに敬意を表しているとゆうのだ。凄いなあ。あらゆるスポーツがこーゆースタンスだったら見直してやるのに。

日本の選手を受け入れるためにニューブリッジの町では日本語講座が開かれて、「困った時はとりあえず日本語風に発音してみて」っつーのには笑った。町中に日の丸が飾られ、町の皆がにこにこと日本人の障碍者の選手を歓迎してくれるさまには嬉しくて涙が出ますね(涙色)。なんか、すげー観てよかったと思った映画でありました。

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夜は明日から公開になる『誰も知らない』宣伝会社さん事務所にて暑気払い&『誰も知らない』大ヒット祈願(笑)パーティ。予告したとおりアポロチョコを19個、差し入れに持ってゆく。

呑みはぢめちゃえば別段『誰も知らない』の話に限らずいろいろすることになるのですが、最初はBGMにボサノヴァがかかっていたのが途中からジョニ・ミッチェルライヴヴィデヨが流されることになり、それが気になって仕方がない。これって、あの、『ラヴ・アクチュアリー』で、スネイプ先生役の旦那占い学の眼鏡の先生役の奥さんに送ったCDの、あのアーティストではない?<まありくどいな。でも、集まった名古屋地区の映画関係者の方々のどなたに伺っても判りません(笑)。そおか、やっぱきミクロチェックはをかべの役目であるのだ、それがあるが故に、映画もの方面の末席を汚すことを許されているのですね。徹して、精進しよう。オー。

 8/7 FLAVORの表記を統一する気はないのか>自分

お酒を呑んで、午前1時過ぎに会社に戻ってきては、それはそのまま寝るよ。パソコをしまって肩から掛けてじでん車で20分の道のりを帰り着きクーラのない暑い自宅で寝るよりも、ラヂヨ制作部で横になった方が心地よいもの。

5時に目覚め、いかんいかん、ここで寝ていると土曜日の番組の方々が出社してこられる5秒前だ、DS5だと、河岸を変え、いつもの空きスタヂヨ(この曜日のこの時間だ、もちよん空いている)に移動し本格的に寝る<コラッ。

10時に起きました。おはにょう!おはにょう! ここまで来たら、今日は土曜日だけど新聞からネタを拾う仕事を済ませちまおうではないか。てんでずーと、いる。

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レポドラ高橋フレイヴァにおやつにゆきましょう>全然会社にずーとはいない人はだれッ!? さすがにシフォンケーキのトッピング、はもうない。代わって登場したのはいちぢくのトッピングです。うう。いちぢく、旨そうだよおん。

しかしそこをぐっと堪えて(何故堪える?)、高橋さんはブルーベリィのトッピングをオーダ。をかべは、こっちは保存食だ、まだあるのだ、もちよんピーチパイを食べました。うははうはは。わーい。シフォンケーキが売りの店だとゆうのにここまでピーチパイに固執するとは、まさにピーチパイ気違いですね(はぁと)。ピーチパイに刃物。

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地下鉄駅でも街でも浴衣の人を多数見かける。今日は花火大会の特異日なのだ。いいなあ。矢田川の花火は10000発岡崎の花火は30000発だとゆうよ。見たいなあ。でも、行きませんけど。

雲行きは怪しかったけどまさかね、と思っていたら、なんと19時半過ぎに土砂降りになったよ。うわ。サイトの更新を終えたら帰ろうと思っていたのに、この雨では外に出られません。上がるのを待つために『ボボボーボ・ボーボボ』を観よう。めちゃイケはちょっと観はぢめたけどつまらないのでやめよう。ラヂヨでは野球をやっているけど中日ボロ負けしててつまらないので消そう。

雷鳴が轟くのが室内にまで聞こえてくるよ。稲光が見たいなあ。窓にへばりつくけど、外を見ている時には巧いぐわいには光ってくれません。ちぇー。

会社のテレヴィには1チャンネル、10分ごとに更新される雨域の図を見せてくれるチャンネルがあって、19時過ぎには豪雨域は愛知と岐阜の県境だったのにニャー。どんどん南下しているのだ。たぶん1時間ちょっともすれば雨も上がりそうだと思われます。腰を落ち着けて社内でおとなしくしていよう。

しかし花火大会だ。今の時期の日没は19時ちょっと前。花火なんて20時過ぎてもどんどん上げていたら近隣のお宅に迷惑千万だろう、だから上げられるのは19時から20時までの1時間が勝負だと思われます。それが、19時半から出鱈目な土砂降りになったのだ。わはは。さぞや矢田川に集った浴衣の方々は、すぐには屋根のある場所まで移動できずに酷い目に遭ったことだろう! 見たかったニャー、阿鼻叫喚の地獄絵図(笑)。

空に花火が上がり、それが稲妻に変わったのちは、地上では人々が逃げまどっているのだ。うひゃー。トリプルで、全部見たぁい。そもそも火薬を空にぶち上げて火を放ち撒き散らすのを楽しむ心根なのだ、大雨洪水による水害も観て満喫しなきゃあねっ! それがバランスとゆーもの。

 8/8 戸川純が創作でやっていることを現実に落としたみたい?ってゆーか>『MAY―メイ―』

やっと『MAY―メイ―』を借りていたヴィデヨで観る。『マインド・ゲーム』の公開初日が21日に決定し、14日公開の映画がこれか、『エルヴィス・オン・ステージ』かの二択になったので、だったらもう、観てもいない『MAY―メイ―』をきねま猫で紹介すると決定したがためでございます、観て、紹介文を書かなきゃ。

ホラー映画なんだけど、ああ、これってやっぱきぎりぎりでネタばれぬよう、何も言ってはいけない脳と思うなあ。すごく具体的に例えば、お母さんが子供の時に造ったという不気味なお人形を、主人公の女の子・メイはもらうんだけど、果たしてこの人形が動くのか、動かないのか。動いてもホラー、動かなくてもホラーが成立するんだけど、でも動くか動かないかで物語のルール方向性が全然変わるでしょう? だから観る前にはこの件に関しては知らない方がよいだろう。つーことで“お母さんから不気味なお人形をもらう”ことに意味はすごくあるんだけど、それ以上詳しくは語れない。

うわ、そーなってくると何を言って何を言わないで、これを紹介したらいいのか、すげぇ困るぞー。一挙手一投足のすべてに、この判断を下さないとならないぢゃん。下しますけどね、そりゃね。ぶう<ぶう言うな。なんか、こりゃあ紹介文が簡単に書けるぢゃん!って映画はどんなもんなのか、教えて頂きたいッ。ぶう。独りスランプ?

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ついに『シュレック2』テレヴィCMに「シュレックが魔法の薬を飲んで変身した人間の姿」が出てしまったよ! うわあ、今までそれだけは伏せられていたものが、ここへ来てオープンにされたか。ジャンボもそうだけど、それは絶対に知らないで観たいだろうに。

てーか、公開されて2週間経つのに、まだ観てない方が悪いという判断なんだろう(笑)。強い注射を射っちゃう訳だ。ネタばれようが構うまい、劇場に足を運ばせるほどインパクトのある映像を見せちゃえってゆう宣伝法なのだ。すげえなあ(笑)。よかったよ、未だシュレックが人間の姿になることも、巨大なヂンヂャブレッドマンであるところのジャンボが登場することも、知らないうちに観られて! 自分の幸福な境遇に乾杯! 乾杯しないように。

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松岡ひとみさんのブログのコメント欄が荒れているみたい(笑)。英文美辞麗句は並べられているけれどもその内容はなく、目的としているのは投稿者名からリンクされているサイトを訪問させることであろう。ヒトサマのサイトとはいえ、気に入らないわよ!

ってーことで、コメントを送りまくって荒らし“最近のコメント”リストから駆逐するのぢゃ。うははうははは。てゆーかそーゆー押し出すことを目的としたコメントを多数投稿するのって、こっちこそが荒らしと看做されはせぬか心配ではある。かっかっか。気にしない気にしない。いや、気にしようよ! できゆたけためになることをコメントしよう。いや、できゆたけかよ!

 8/9 祝!鎌倉山のチーズケーキ復活in西原珈琲店

ディレクタ直子さんに御注進です。ロト6キャリィオーヴァが発生しております。同じ数字で2枚買いましょう。やっと聞く耳を持った人が周囲に現れてわしゃ嬉しいよ。
  1. 同じ確率で当籤するんだったら、最高金額200000000円までしか当たらないキャリィオーヴァのない回より、最高400000000円当たるキャリィオーヴァが発生している時にこそロト6は買うべき。
  2. 1枚200円で最高400000000円当たるんだから、1枚300円で最高200000000円しか当たらない通常のヂャンボ宝くじより遙かに倍率が高く割がいい
  3. 1枚しか購入しないと、もう1人誰かが1枚買っていた場合に折半になってしまうから、必ず2枚買う。そうすれば敵が1人いたとしても3分の2の額を獲得することができゆ。
  4. また、自分しか当たらなかったとしても、1等に割り当てられる賞金が400000000円を超えていた場合、余った金額は繰り越されちゃう。だったらそれも頂いてしまおうとゆう魂胆まで含めて、2枚買うのはマスト。

とゆう筋の通ったロト6の購入理論だ。そもそも宝くじを買う習慣のないマンに勧める気はないけど、どーせ宝くじを買うんだったらこの方法が一番ましでしょう。をかべが買うナンバと一緒にならない限り、売り上げ金額が増えるってゆうメリットもあるから、みんなこの買い方で買えプリーズと思ってやみません。

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『でらしね』のマスコミ試写。奥田瑛二演じる浮浪者に天才的な絵の才能があることを見抜いたバイヤの女性が絵を依頼したら、やっぱき奥田瑛二が出てくる映画だけのことはある、案の定ヌドーに剥かれて描かれちゃったよ!って話<いや、違うよ(笑)<いや、そうなんだけどもさ(笑)。

観ていて絵を描く衝動に駆られました。同じように芸術家を採りわげたものでも、創作意欲を励起させる映画と、ちーともそーはならない映画とあるけど、これは前者ですね。何をモチーフに描くかを模索するシーンが表現されている方が創作欲を刺激するみたい。描き方のノウハウとかテクニックが重視されるものではそっち方面に火は着かないニャー。頭の中の作業の方こそがメインであることを、さすがにこの年(2004年?)にもなると解っているせーかもね。でもだからつって創作に走ったりはしねーけどもな。うっはっは。走れよ。

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次の試写まで1時間半近くあるのだ、西原珈琲店に入り特別なアイスコーヒィ鎌倉山のチーズケーキで時間を潰そう。うわあ。とても旨い。ブラックで飲んで旨いアイスコーヒィなんて貴重だ。贔屓にしてやりましょう。具体的には日記に書くってことなのだけどもね。

ゆうたりと『ナ・バ・テア』を、45分ほどで75ペヂー読み進めました。頑張れ頑張れ。

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『SURVIVE STYLE5+』のマスコミ試写。ちらしに貫地谷しほりの名前があるよ! 岸部一徳の娘役で出ているそおだ。うわあ、うわあ。楽しみです(わく!わく!)。

CM界最強コンビが放つ、日本映画じゃないニホンエイガ”って煽りが書いてあるけど、嗚呼、これはオープニングからエンディングまで全編、ずーっと単に奇を衒い続けてるだけだった。緩急がなく、ただ全部をずらしてみましたってゆー映画だ。たまーに含まれるセンスの閃きも、あまりに多くの予想内のずらしに慣れちゃった目には輝いて映らない。やり過ぎでしたね。惜しいなあ。残念っ(笑)。

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ディレクタの高臣ちゃんがくれたファイバーサプリが何袋か、会社の机の上に放置してある。この粉末を食事の時に汁物に溶いて摂れと聞いたけど、いまいち解ってない。に影響はないのか、外食時にそんなのを振りかけてもお店的にオッケィなのか、そもそも何に効くのか、疑問点がいーぱいです。

と思っていたら今日のすますまテレヴィCMを観たよ。若いお姉ちゃんが自室でカップ麺を喰っている。そのスプーに溶かすと、野菜の繊維質摂れる!とゆうことが一見に如かずである。わあ、そおか、そおゆう食生活の際に使うものであったか。

いや、しかし、でもこのCMの通りにするっつーことは、カップ麺のスプーを全部飲まなきゃならないのでは。うわ。それは、繊維質を摂る以上に体に悪そうだわ!

とゆーことで今なお、どの食事のどのタイミングでファイバーサプリを使えばよいのか不明なままである。野菜を摂らない食事内容で、でも汁物があって、それを全部飲み干す、とゆうケースなんて、とってもレワなんですけどー。ぶうぶう<太る音<イヤーン。

 8/10 高臣が要らんと言ったらまんだらけに売りに行こう<売れるかな?

今朝の朝刊の、朝日読売毎日産経日経に、それぞれ違うキャラクタで、スラムダンクの全面広告が掲載されているよ! わあ! 新聞を各紙とっている我が番組ならではの感動であるッ。

惜しむらくはそもそも『スラムダンク』を読んだことがないのでキャラクタが判りませんが。わっはっはー。そんなマンが所持していても、真珠ぢゃ真珠ぢゃ、豚に。身のまありで一番スラムダンク好きなディレクタ高臣ちゃんにワンセットにしてあげました。価値を知る者にこそ相応しかろうぞ。

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スティーヴン・キング原作、ジョニー・デップ主演の『シークレット・ウインドウ』のマスコミ試写。いかにもスティーヴン・キング的な種明かしがラストに待っているだろうと信じて観続けたのだけれども、それにしてもジョニー・デップ演じる主人公が嫌で嫌で仕方がない。そうはしないだろうとゆう反応や行動をしまくるのだ。

終わってしまえばすべてのもやもやは雲散霧消する。ついでに“どーして帰宅するとタイミングよく電話がかかってくるの?”とか“トムぢいさんがストーカ男に挨拶をした理由は?”とかも最後まで観れば筋が通っている。スティーヴン・キングなんだから当たり前なんだけどね。そのついでに、主人公を好きになれない理由までもが明らかになるエンディングを迎えるのだ。

もう、このパタンには慣れちゃって(笑)、種明かし前に見抜けなくても悔しくもないし知ったところでふぅんとしか思いません(笑)。ただあるがままに受け入れるのみ。ただ、だから、そこに到るまでのジョニー・デップが嫌いでたまらなかった、その嫌な気持ちだけが残るのでした。ううー。ヤーン。

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晩ごわんはデニーズビビンバーグ。このデニーズが出来て、来店するのは3回目だけど3度ともビビンバーグを喰っている。ビピンバお肉部はんばあぐになっている、それとライスがセットになってくるものなんだけど、今回ははんばあぐに添えられた温泉玉子をそこでは割らないで、ごわんの上に移して卵ごわんにしたよ。ビピンバのソースは充分に辛いから、すべてを摂取することはむづかしいだろう、そこで黄身を割ってしまっては味わいきれない分勿体ないと考える卵好きならではの心が作用したのだ。

いや、しかしこれは失敗だった。卵ごわんは確かに美味しいけど、そこにビピンバソースのついたはんばあぐを一緒に喰うと、卵の優しい風味が全部掻き消されてしまうではないか。うひゃー。やっぱき、ごわんに絡めなんてしてないで、ダイレクトにビピンバソースをマイルドにする方向で黄身は活躍させるべきであった。反省し、改めよう。次回からはけして温泉玉子だけを隔離するなんてことはしないよ。

食後のデザートミニストップ白桃ピーチパフェです。わあい。いや、しかし、これは。桃の季節だからつい喰いついてしまった。フレイヴァ生桃を使ったデザートの旨いのを提供しているから、ついそのつもりで引っかかってしまった。白桃ピーチパフェに使われている桃ってば、シロップ漬けの桃ではないか。

わあ、でも冷静になればそりゃそうだ、300円未満で喰えるコンヴィニのパフェに、誰が生桃を期待するというのか。うう。だって、桃の季節なんだもの。シロップ漬けだったら年中提供できるぢゃん。この時期に出さんだって。くそー。ミニストップは好きだけど、白桃ピーチパフェは二度とは喰いません。

…まずくはなかったんだけどね、でもシロップ漬けの桃を喰いたいと思うほども、そっち方向にまでは桃好きな訳ではないと自らを確認したのでした。…え、だったら、フレイヴァのピーチパイに入っている桃は、もともとは生だったろーけど、火が通っちゃっているけど、あれは…。えっ。

 8/11 だって内容的に一瞬たりとも「ハマちゃんに明日はない!?」ぢゃなかったし

『釣りバカ日誌15』のマスコミ試写。プレスにはここに「ハマちゃんに明日はない!?」とゆーサブタイトルがついているけど、映画内に出てくるタイトルにはないので、『14』の時にそーしたようにフィルムでの表記を重視して『釣りバカ日誌15』とだけ記そうと思います。…なぁんてことに拘り続けてると例えば『下弦の月〜ラスト・クォーター』はフィルムでのタイトルは『Last Quarter』だったはずだが、自分的に許せるのか。むー。いったい何を信じたらよいのッ!?

前作から釣りバカの監督朝原雄三とゆー人になったんだけど、それでやっと映画として観られる出来になったのだ。わあ。とても初期の、ハマちゃんの同僚として戸川純が出ていた頃のを除けば最近は『12』以降のを観ているんだけど、つくづく『12』と『13』は酷かった。「お馴染みの登場人物」が動いているということだけに重点が置かれ、その回のゲストキャラとの絡みテキトーならば展開する物語手抜き放題。映画として観るに耐えない。予定調和をだけ求める観客を対象に作られた駄作でした。

『14』からの、朝原雄三は違う。「釣り好きの平社員が社長とため口を利く仲」という設定をきちんと押さえたまま、即ちそれを活かした上で、ゲストキャラに起きる事件観る価値のあるレヴェルで構築するのだ。すごいな。シリィズもの鮮度を褪せさせぬまま新しい話を作るなんて、原作者みたいぢゃん。偉いと思います。

あと、今回の話では小津安二郎『麦秋』へのオマーヂュを行っているのにも感心しました。そおか、こんなふざけたキャラクタを使っていながら、こうもってこれるのかとうろこです。『麦秋』を知らなくてもだいぢょうぶ、肝心のシーンは映画中にちゃんと出てくるからね。なんか、自分の好きなことをやりたいようにやって作って、結果を出しているのだ。立派ですね。

これで劇場公開時に入場料1000円つーんだから。1000円だったらね。その価値は十分にある映画でしょう。ちなみにキャラクタ設定は固定だけど、毎回ハマちゃんが住んでいる家の設定は変わっていて、前作ではマンション住まいだったのに今回は一軒家でした(笑)。シリーズのくせにすげぇ自由度だなあ。

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1日1アイスは守らねばなりません。それは1日2アイスや3アイスにならぬよう気をつけろというのと同義であるが。

昨日はミニストップ白桃ピーチパフェで失敗したから、今日はリヴェンヂしなきゃ。確実に美味しいハーゲンダッツオレンヂアイスを食べるよ。わあい。

オレンヂ味って、粉末のオレンヂヂュスーだったりファンタオレンヂだったりで幼少の頃からそのチープさに親しんでしまっているが故に、大きくなってからはそんなにちーとも萌えません。これがオレンヂシャーベットだったら決して喰わなかったろうよ。

それが、オレンヂの、アイスなのだ。え。なにそれ。そんなのこの夏まで喰ったことなかった。とても美味しいです(にこにこ)。季節限定って書いてあるのは、あとわぢが爽やかだから夏向けだ、とゆう意味なのだろう、別に穫れたて生オレンヂを使ってある訳でもあるまいが旨いのだから構いませんぞ。そうね、10日にいっぺんくらいのペースで、店頭にあるうちは今後も喰おうと誓う。誓わなくても。

 8/12 「石川梨園」

多田さんに「日航機墜落事故ってたしか8月12日だったけど、何年だったか調べてくれ」と言われネットで検索をする。以前も書いたと思うけど、未だにあの山が「おすたか」なのか「みすたか」なのか判らない人はだれ? 判らずとも{日航機墜落事故}をごーぐるに代入して検索はできゆ。ああ、1985年だ。

用事は済んだけどそのまま「日航機墜落事故 東京−大阪123便 新聞見出しに見る15年間の記録」とゆうサイトに入り「生存者の一人、落合由美さんによる証言」ってペヂーに読み入るよ。本番中なのにプリントワウトを多田さんに渡しちゃったりもしちゃう。あー、これは、読み応えがあるねえ。

内容は神妙に捉え、しかし考えるのは文体のことです。この内容を表現するのに語り口調であるこの文体はよくマッチしていると思います。でもそれって作文のテクニックが凝らされているんだよねー。いんだけどね、発表して訴えることが目的で書かれてるんだから。別にこの「証言」を貶す気はないのよ。逆に、ああ、これを伝える時にはこの書き方が有効なのだねって確認したっつーか

電波少年でやってた“後から書いたくせに現在まさに起こっているようにものを言う日記”ってので臨場感いんちきさを思い知っているので、そうそう、これを書いている時にはこいつはこれを体験している訳では決してないぞ、あとから粉飾しつつ話し聞かせてくれているのだぞ、ってことをどーしても考えちゃうのですねー。そー心に留めながら読むと、すげぇよくまとまっています、やっぱね>「証言」。もちよんイッパツでこのとおり語られたものではあるまい、きっと聞き取ったノンフィクション作家の人が再構成・再構築したのだ。すなーち証言といいながらその口調は作家さんの掌の上にあるのだ。そーそー、そこがねー、なんてゆーかねー。

逆に、だったらこの事故に遭遇して生還したのがプロの作家だったりしたらヴぁ、その場合の「証言」はその作家の文体で書かれる訳なの? または、オフの時にでもキャラが特異であるタレントがこーゆー目に遭った時、そいつはキャラのイメィヂを壊さぬよう、まったきこれと同じ内容であっても自分が売っている口調で語ったりして、それを書き留めるインタヴュワはちゃんとそれを正しく写すものなの? それとも、本人がどんな喋り方をする人物でも、この「証言」にはここで遣われている口調こそが効果的だから、体験者の言い方の如何に問わずこう出来わがるものだったりする訳? ぢゃあ、ここのこれも、かなりの演出が施されているかもしれん訳だ。…いや、別にこの「証言」を貶してる訳ではないんですけどねってば(笑)。

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『インストール』のマスコミ試写。綿矢りさ原作で上戸彩主演とゆーのだ、そんなの今公開したっていいのに!と誰もが思うけど、正月映画だそうです。今観れて嬉しいな。でも公開日が近づきオフィシャルに紹介することになったアカツキには、きっと多くを忘れイメィヂの残滓をヨリドコロに書くことになるんだろな、とも思う(笑)。善し悪し。

監督の片岡Kって、知らないけど、わあ、『文學ト云フ事』の演出をしてた人かあ。井出薫が好きだったんぢゃあ!!<過去形で言ってますが今なお好きです(萌え〜)。あとテーマ曲の『T'EN VA PAS』も好きぢゃあ! よいセンスの映画だといい脳と期待して臨もう。

映像は綺麗でした。画面構成がちゃんと考えられてる風。上戸彩は可愛いし、こいつらの程度の演技で構わない内容の話だからその点も充分に及第点をクリヤ。オチに到る辺りの説得力が究極弱かったけど、まぁこれも目を瞑ろう。え?もう終わるの?と思うくない、よく言えば楽しんで観られて時間が経つのが速かった、つーかなんにもしないうちに物語にきりがついちゃうんだけどね、悪く言えば物足りない気がする訳だがそれもよし。

ただ一つ、本当に許せないことがあります。コミカルに過ぎるのだ。まさにヴァラエティドラマのノリの音がうざいほどつけられていて、マヂ鬱陶しい。センスがないこと夥しかったよ。ああ、この映画、音だけを全部録音し直してリメイクしたら、もっとかなりいい出来になるだろうにニャー。惜しいニャー。

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そりゃああるだろう。しかも地元、安城だ。かつてレポドラ太田中継で行ったことがあるそうだし、今度宇梶も行くよーなことを言っていた。それにしても一文字違いだもの。萌える〜。何が萌えるかって、葉っぱとかね。いや、もうを出荷している季節なのに!

 8/13 映画だけは余裕をもってセーフなの、偉いなあ>自分

10時半から、やっと公開一週間前になってプリントが間にわったとゆう『華氏911』のマスコミ試写です。今日はあと13時半からと19時半からの2回まあるのだけど、こちとら9時に番組がおあって体が空いているのだ。午前中の回に伺わせて頂きます。

たらヴぁ。定員60名の試写室が、びっちり満員になったよ! うわ。空前絶後でしょう。これだけで映画の紹介文2行書けるぞ(笑)。てゆーかこれの公開日の8月21日には『マインド・ゲーム』がぶつかっているので、残念ながら紹介する場所を持たないのですが。済まん脳。をかべが紹介するまでもなく客は入るのでごわんしんくざさいな<コラッ。

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気づいたら15時1分前でした。あ、そだ、財布の中に1000円札が貯まっているんだ、2000円札に両替しなければならなかったぢゃん! らいふわあくなのにぃ。銀行の窓口両替機も、タイムリミットは15時です。ぎゃー。

しかし。UFJ銀行栄支店の両替機ってば、混んでいる時には15時の時点でまだ20人くない並んでいることもある。それって、最後尾の人が両替機に辿り着くのはきっと15時半頃になっているにちまいないのだ。行ってみよう。じでん車を駆って向かうよ。

15時10分に到着すると、おお。列こそないけど今なお両替機にとりついている人が一人いる。後ろに着くと行員のお姉ちゃんが来て言う、もちよん「15時までに並んだ人に限っているんですが…」だ。それは俺様にここで、今までの10分間を無為に過ごせとゆーことか、なぞと憤慨してもしょんがない。両替機がシャッタの外にあるからこそつけいれるかにゃって思って来ただけなんだからね。

それでもちょっと押してみよう。駄目もとで「一つだけですから、どうかなにゆえ」(<それはイチゴだ)ってゆうか(一つって何だ)と言ってみたところ、行員のお姉ちゃんは引き下がったよ! ほう。ごり押してみるものだ。ヴヂ、8000円分を2000円札に両替できました。うっほっほ。これで週明けまでは安泰ぢゃ。せいぜい世に放とうぞ。

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招福!きねま猫」用の『マインド・ゲーム』の紹介文をようやく打ちはぢめる。抽象的な誉め言葉だったら100も思いつく。けど〜♪<『MAY』か<映画の方ぢゃないよ。「ここ6年で最高の完成度」とか「創作を生業にする者の心に火を着ける」とか、そーゆー言葉を並べても、だったら観に行こうかという思いに至ってはもらえまい。うう。悩ましいよおん。

どーせこの後で中日新聞の「映画颱風」用の紹介文も書くのだ、思うがままに幾つか、したためてみよう。ええとね、違う方向からクローズワップした文章を都合4パタンくない書きました。そのうちの2つを足しわわせて文字数を揃え「きねま猫」の原稿は完成ですふう。

使わなかった2つと、もう少しなんか考えて「映画颱風」の本文も完成させましょう。今回に限っては、とにかく読んだ者が劇場に足を運ぶよう書くのがマイ至上命令ですね。文章としての綺麗さ洗練さは二の次だ(笑)、却ってそーゆーなりふりを構わない方が尋常ではない映画に当たってしまった感がつおく表現できゆ、とも言えなくもないかも〜<逃げ? がんばろーぞ。オー。

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日記を打っていたら会社を出るのが21時17分になっちった。じでん車でぴーて走ってヤマナカに着いたのが21時31分。営業時間は21時半までだけど中を覗くとまだカートを押している客が何人か見える。じでん車に鍵もかわず出口から入店しました。セーフ。今日はそおゆうタイミングのデーなのですね。うっはっは。

天井の電気が徐々に消えゆく中、調味料売り場へ急げ。ストレートタイプのそうめんつゆと5把入りの伊保乃糸を買うよ。そーです、今夜の晩ごわんから、麺の3日間の再開である!

帰宅して早速3把を茹で、食べるよ。嗚呼、久ヴぃさだから、3把がぺろりと入る(笑)。なぁんだ、やっぱき一食で3把くない食えるマンであったか。明日喰う予定の二食も、明後日の二食も、すべてそうめんを頂きましょう。丸二日で前回残してあった9把+今日買った5把の14把を喰いきろうとゆうプログラムである。今日3把を喰って残りは11把。

 8/14 2把×3食より、3把×2食だね!

14時そうめん3把茹でて喰う。23時にそうめんを3把茹でて喰う。今日もノルマを達成したよ。残りは5把だ。明日喰いきろう。

そうだ、土日は外出しないからこれができるんだった、主食をそうめんに限るのだ。平日は昼間にどーしても会社の近辺でなんか飯を喰ってしまう。そこへ加えてそうめんを朝晩で6把も喰っていては、そりゃー嫌気がさすのは必定。なるほど、これが独りでそうめんつゆ消費期限中に使い切る秘策であったか。

もちよん栄養バランスは大事だ。そうめんの食後にヨーグルト食べたりプリン食べたり6Pチズー食べたりせんべい喰ったりあられ喰ったりタピオカ入りココナッツミルク飲んだり、間食はちゃんと十二分に摂っているのでごわんしん。ふー。

もう今年はそうめんを喰うことはないし、こんな思いをすると知った以上は来年以降もそうめんには手を出すまい。いつの日か、また自宅で料理をフツーにする日々を迎え、醤油だの削り節だのみりんだのが常備してある状況になったアカツキには、そうめんつゆの消費期限なんぞに振り回されず好きな時に好きな分量だけそうめんを茹で、食したい。それまではしばしの、そうめんとの別れである。明日の5把は心して喰おうぞ。

 8/15 モンターヂュで描かれる過去映像の中にまだまだ見落としがあるぞっ

昨日と今日で『マインド・ゲーム』のヴィデヨをさらに2回観た。これで都合6回り観たことになるかにゃ。テレヴィサイズでなんて観てはいかん!と鼻息荒く主張していたくせに、しかし「映画颱風」のイラストを描くためでもあるのだ、つってデッキにテプーを入れてしまったら、いや、そりゃあ、観ますわさ!(うっはっは) ああ、マスコミ用のサンプルヴィデヨを借りていてよかったよ!

いや、しかし、これをちーちゃい画面で観るのはやっぱき惜しくてたまりません。劇場公開されたら絶対に絶対に、でっかいスクリィンで幾度も観よう、あらためて固く思う。

なぁんて文句を垂れつつもしかし、6度目にして、しかも忌むべきテレヴィサイズであるとゆーのに(忌むべき言うな)、新発見を致しました(笑)。いや、それって、試写会で観た時に気づいとこうよ>自分。あのね、「鳥居の向かって左側に、ちゃんとアツがいる」から。そーゆー展開なんだから、そんなところでぬかってなんぞいないから。うう。まだまだあるぞ、きっと何かな。嬉しいな。どんどん観よう。オー。

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『オギー&コックローチ』が面白い。『おしゃれカンケイ』に出てたさまぁ〜ずも面白い。くだんねースポーツの番組の合間を縫ってテレヴィを選んで観ております。

たらば、避けていたにもかかわらず、やっぱき見知っているとチャンネルを変える手が止まるのか、赤いユニフォームの方の子供になぢみがあったのだ、女子卓球のしわいをつい観ちゃいました。「あと1セット」ってとこからです。

ふぅん、あれが少年サデーに載ってた漫画で知った王子サーヴって奴かあ。サーヴが秘密兵器ってことは一撃必殺を狙っている訳で、だから打ち返された時点で兵器としての威力はゼロになるんぢゃねーの?とか思いながら観る。猫だましみたいな位置づけの技なのかニャー。

しかし、対戦相手の名前が可愛い。ミャオ・ミャオっていうのだ。うわーなんだそりゃ。見た目は双方とも、未だルックスで採ってはいなかった時分のモー娘。以下ってレヴェル(メンバを採用する際にルックスも加味するようになったのは後藤か、若しくは石川以降です)だけど、名前だけだったら充分にアイドルぢゃん(笑)。いっそ足したらどうだ。福原ミャオ・ミャオ。いや、福原ってゆー苗字はちーとも可愛くなんかない(笑)から、ミャオ・ミャオ愛。若しくは、愛ミャオ・ミャオ。嗚呼、美空先生に歌って頂きたい>『愛ミャオ・ミャオ』。何を言うか。


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