◆02年06月上半期の抜粋日記◆

02年5月分下←*→6月分下 / 『最新の抜粋日記』

 6/1 「6000円のを作ってくれろ」とゆー金額に依るオーダは花屋くないでしかしません

ヴィド・フランスでパンを三つ買い、新幹線に乗ってから車内販売のコーヒィと一緒に頂きます。大学時代の学科の同窓会東京であるのです。行きの車中では『朽ちる散る落ちる』を読み進める。

13時半に東京着。14時に銀座ソニービユで元レポドラの深見くんと待ちわわせ。昨日が誕生日だった深見くんのためにお花を買ったけれども、ぢゃまになる(笑)ので別れる時まで花屋さんにもっかい預けておくのだ。エルメスを見て、千疋屋で期間限定メニュの桃のパフェを食べて談笑(にっこり)。コーチは列が出来るほどの人気で、入場制限をしていたので諦める。銀座の、路面店街を散策して遊ぶ。銀座なんて、遊びに来たことがなかったけどブティックがいっぱいでなかなか楽しいねえ。

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深見くんとは16時半に別れ、歩いて八重洲へ向かう。有楽町駅の前に人がたかっていると思ったら猿回しをやっていた。ああ、同窓会がなければ猿を観たいところなのだが。場所も知らぬままテキトーに歩き、しかし最短コースで北海道とゆう居酒屋チェーン店に到着出来ました。集合時間より10分早いが既に3人が集まっていた。

名古屋大学理学部地球科学科の同窓会なのだが、同期の大半が東京にいるので場所も東京でセッティングされているのだった。最初にいた3人も、あとから来る連中も、をかべが赤い髪をしているのを見て驚いて下さいます(にこにこ)。「どうして?」と問われて、ああ、本当に、床屋でリハーサルをしておいてよかった、「ベルギー」と答えるよ(笑)。実際にはベルギーのサッカのチームのユニホームなんて見たこともない、しかしこの時期に“赤い理由”を尋かれたら「ベルギーのユニホーム」で納得(笑)してギャグとして認めてもらえる、ってゆうのは、ラクチンでよい。そして当然同期の皆にも「サッカなんかに全く興味ないし知らない」なんて余計なことは言いません(にっこり)。この場がしのげればそれに越したことはないのだ。

つくば地調で働いている水垣さんの話では、公務員だけに、フィールドにゆくのにも「行き過ぎて戻ってはいけない」とゆうタブーがあるそうです。阿蘇にゆくのに大分空港からならオッケィだけど熊本空港から行っては駄目、とか伊豆半島にゆくのに伊豆半島の付け根の西側の駅まで行っては怒られる、とゆうのだ。どんなにアクセスがそっちの方がリーズナブルでも、レンタカーを借りるのに便利でも、許されないのだそうだ。うわあ(笑)。君の職場は点と線か。ミステリィで「公務員トリック」とゆうのが書けそうないきよいです。

中国からの留学生で来ていたをかべより1歳年上の何くんは、昨年から老眼になったと言っているぞ。ぎゃー。「老」なんて、髪を赤く染めているマンにもっとも相応しくない文字だと思っていたのにぃ(笑)ってゆうか(老)。こーして顔を突き合わせてみると、みんな20年前とそんなに変わってないように見えるのだが、「老」のつく症状があらわれる年齢なのか。ぎゃー。

2時間の宴会コースでお店の予約を入れていたのだが、土曜のオフィス街の店、ってことで結局4時間近くい続けたのだ。美味しかったのは幸水サワーですね(にっこり)。白桃サワーはちょっと頂けませんでした>そんな甘いお酒ばっかり呑んでいる人はだれ?

参加費はまず全員から1万円ずつ徴集。遠方からの参加者に1万円を返す。残ったお金で支払いをし、お釣りは全員に頭割りで還元する、とゆうシステムだった。つまり一銭も払わなかったばかりか、お釣りの頭割り分のお金を貰ってしまうとゆう計算になったのだ。えっと、それって、いかんやん(笑)。と思うのだけど「昨年もこうだった」そうなので、そうか、だったら貰っちゃうのであったよ。なんか済まない脳。ってゆうか今後名古屋で同窓会が開かれたアカツキには、この“遠方からの参加者無料ルール”制度に則って、名古屋近郊在住者で折半で支払いすることになるのかもだ。ひゃあ。センセンキョーキョーですね。

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お開きになったのち有志4名で麻雀をすることに決定。しかし土曜日夜の八重洲で、果たしてやっている雀荘なんてあるのか。ちょっと道を入った所にいかにも高そうな怖そうな雀荘を見つけ、恐る恐る入ってみるよ。ってゆうか、まさか40過ぎても、こおゆう「高そうな雀荘は怖い」ってココロを持ち続けることになるとは、若い頃は思わなかったなあ。「20代だからまだ怖い」「オトナになれば入れるようになる」とばっかり思っていたが、そおか、免疫が形成されない限りいくつになったって、怖いものは怖いのだ。ぎゃー(笑)ってゆうか(弱虫)。

21時に「できますか?」と入った雀荘は23時までの営業だとのこと。半荘2回だけしたいね、と言っていたのでちょうどいいです、それで。個室に通され、席に着き打ちはぢめると、お茶を持ってきたおばちゃんが「うちは、高いよ」と言う(笑)。席に着く前に言ってくれよー(笑)ってゆうか(泣)。しかしまー、2時間麻雀しただけで何十万も取られはしまい。心の中で1万円くないは覚悟の上で、しかし絶対に23時を回らないように終えよう!と思いつつ麻雀を開始するのだ。

雀荘で麻雀をしていると普通お茶が出て来たり、お菓子がもらえたりします。それがこのお店では、お茶のあとにメヨンが出て来た(笑)。ぎゃー!(笑) 夕張メヨンだ。ぎゃー(笑)。いったいどんな場代設定か。もう、麻雀で勝つしかない<そんな、同級生が久ヴぃさに会った麻雀で、阿漕な闘志を!

半荘3回をやって、どうにか23時直前に終了。ふー。おばちゃんが、しかし一見さんってことで「普段の土曜日だったらフリータイムで5時間分を頂くところだけど、おまけして3時間分でいい」と、7600円を請求してくるよ。「…ひとり7600円ですか?」と訊くと4人で、だそうだ。うわー。そんな、覚悟したほど、高くなかったぢゃん!(ほっ) 2時間ちょっと遊んで1900円だ。をかべに関して言えば、さっきの呑み会がただになったことだし、この麻雀でも1万2千円くない勝った(うわ)ので、遊び賃としてはリーズナブルでございました(にっこり)ってゆうか(同級生相手に1万2千円も勝つ人はだれ?)ってゆうか(最初のうちは飛ばして、でも半荘の回数を重ねるごとにどんどん弱くなってゆくってタイプなので、半荘3回くないだと勝ったまま終了することが可能なマンなのだった)ってゆうか(1着1着2着、でした)ってゆうか(うはは)。遊んでくれてありがにょう!>斎田くん柴田くん塚本くん。またやろう!(にっこり)

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明日は朝から二子玉川へゆく予定になっているので、どっかアクセスがよい駅の、カプセルホテルに泊まりたい。東京駅でJRの路線図を見て品川に行くことにする。品川駅前の交番で訊いてみると、品川にはカプセルホテルなんてないそうだ。ぎゃー。「新橋にならあるよ」 戻るのかー。ちなみに、二子玉川に行きたいのですが、それはどう行くと一番よいでしょうか? お巡りさんは地図を見て「JRで大井町まで行って、東急大井町線に乗り換え」と教えてくれたよ。やっぱ、そのコースか。おとなしく新橋へ向かう。

新橋のカプセルホテルに入店する際に、フロントにいた愛想のいいおっちゃんに二子玉川にゆきたい旨を話すと「むにゃむにゃで地下鉄に乗って、表参道で乗り換えて行くのがいい」と、品川のお巡りさんとは全然違うルートを提示される。えっと。明日また出発の時に詳しく伺います。

前回3月に三鷹のカプセルホテルに泊まった時に、大浴場がなく、つまり湯舟すらなくシャワールームだけ、ってゆう設備で辟易したのだったが、新橋のカプセルホテルもそおであった。ああ、“シャワーだけ”ってのこそがカプセルホテルのデフォルトだったのか。大浴場とかサウナとかってのは、有り難い(文字どおりね)設備だったのだな、と思い知った。シャワーを浴びたのち、2時までかけて『朽ちる散る落ちる』を読み終えて寝るのであった。

 6/2 ヨックモックのテラスでお茶をしていると歩道をゆく人がみんなこっちを見てゆくよ

「地下鉄の乗り換えは渋谷でもできるけど、表参道でだったら停まったホームのすぐ向かいが乗り換える電車のホームになるので、その方が便利」までフロントで改めて教えて頂き、8時45分にチェックアウトし二子玉川に向かう。電車の中で『世界は密室でできている。』を読みはぢめる。

二子玉川着が9時半。改札を出てすぐ目の前にベーグルの店があるので腹ごしらえをしよう。イートインで、アメリカンいちぢくベーグルをベースにした“ベーコン10枚とレタスがふんだんに挟まったベーグル”をオーダ。『世界は密室でできている。』を読み進めつつ、9時50分まで時間を潰す。

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今日の目的地【その1】のいぬたまに、開園5分前に到着。二子玉川駅から歩いて3分ほどにある、犬のテーマパークです。来るのをすごく楽しみにしてたのだけど、人に聞いたりネットで調べたりした限りでは「狭い」「長居ができるほど楽しいところではない」「そもそも犬や猫のグッズを扱っている業者が開いているところだから、敷地の3分の1以上はショップだ」などなど、悪口がいっぱい聞こえてくるのであった(笑)ってゆうか(きゃん)。萎えつつも、でも一縷の期待を持って入場する。

入ってすぐ左手に柵で仕切られたふれあいコーナがあって、20種ほどの犬と遊べるようになっている。わあい。小さい子供が犬を追ったりしているけど、そんな大人気ない真似は子供に任せ、こちらは悠然としゃがみ込み、目線を犬の高さに合わせて向こうからやってくる犬を待って触るよ(にこにこ)ってゆうか(なでなで)。元レポドラの我山くんが10分遅れ、CBC東京支社勤務の市川ちゃんが30分遅れで合流。とにかく犬を撫でて遊ぶのだ(なでなで)ってゆうか(わんわん)。

白い犬を撫でていると持田香織に似た係員のお姉さんが「何度か来られたことがありますか?」と尋いてきたよ。その白い犬がそんなになついて撫でられることは珍しい、と言われるのだった。ほほう! CBCで、朝のテレヴィ番組に出演している“よしび”を撫でて培ったテクニックが活かされているのだ(高笑)。ってゆうか犬がなついて撫でさせてくれたこと以上に、持田香織似のお姉さんに話しかけられたことの方が嬉しい人はだれ?(笑)

パグに手の平をやたら舐められ、ブルドッグも触り、さすがに11時半にもなると人出も多くなったしもう満足って感じです。もともとこっちが先に出来たのであろう、ねこたまには、猫を触れるコーナはないそうなので入場せずに、二子玉川をあとにするのであった。

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今日の目的地【その2】である表参道に移動。ヨックモックでひとり2つずつのケキーを食べ昼食に代えさせて頂きます(にっこり)。その後、昨日に引き続き路面店巡りをする。イデーとゆうインテリヤのお店でカタログの最新号と洋書のインテリヤの写真集を購入。16時半にスパゲティを喰って夕食に代えさせて頂き、表参道駅で二人と別れる。

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東京駅の大丸の地下でベルンのミルフィーユをお土産に買い、座るために一本遅らせた18時24分発の新幹線で名古屋に向かう。車中では『世界は密室でできている。』を読んだり、うとうとしたり。

読了していないので作品全体の感想は未だ書けないけれども、『世界は密室でできている。』を読みつつここまでの段階でいろいろ考えたことを記しておきましょう。

章ごとのトップペヂーに、作者の舞城王太郎が画いたペン画のイラストが使われている。イラストといってもコマに割られてストーリィらしきものが展開しているので、漫画のシーンという意味合いをもったものです。1枚め、第1章のイラストを見て違和感を感じたのだけど、コマの読み進め方が左上から右下に向かって、つまり洋書のコミックの読み方で表現されている漫画なのだった。たしかに漫画のペヂーに書かれている文字はタイトルの英語表記である「THE WORLD IS MADE OUT OF CLOSED ROOMS」だけであるので、“左から右に進む”ように指示していることにはなる。でもさ、小説の本文が縦書きになってて、つまり右から左に向かって読むようにレイワウトされている訳で、そこにところどころに逆流するペヂーが挿まるってゆうのは、どうなのだろうか、とちょっと感じる。

内容は、中学生の男の子が主人公で、そいつの一人称で書かれている。地の文で遊び過ぎたりして、でもそれは中学生の男の子らしいといえばらしかろう。読みにくくはない、むしろ読み易い文章です>をかべに合っている、とゆう意味ですけど。書かれているストーリィが、大人が読むに耐えうる展開で、しかし登場人物が中学生、文体も中学生、ってのはこれこそが“子供が読んで嬉しいと感じる本”だろうな、と想像する。いかにも子供向けに、極端な話“赤ちゃん言葉”で書かれたような本は子供には幼稚すぎると思うのだ。

かつて“コロコロコミックの編集さんが言っていた言葉”として教えてもらったものに、「ヂャンプで連載しているようなレヴェルの漫画こそが子供向けの漫画として、うちの雑誌に必要なのだ」とゆうのがある。コロコロに応募してくるような漫画は、どれも幼すぎるものばかりなのだそうだ。みんな、子供向けだから幼稚なものでいいだろうと思い込み過ぎ。大人の鑑賞にも耐えうる出来のもので、しかも子供が読んで面白がる作品こそが、正しい子供向けの創作である。この『世界は密室でできている。』はそれに相応しいものかな、と思う。

第5章のトップのイラスト(93ペヂー)を見ると、またちょっととてもひっかかることがある。“漫画のコマの読み進め方のルール”が著しく侵されているのだ。左上から右下にでも、右上から左下にでも、どちらの描かれ方がしようと、このペヂーのような(中身の絵を見てから読む順番を判断したのだけど)読み進め方が漫画で行われることはない。そんなふうに漫画が画かれることはないのだ。それほど変則的なコマ運びになっている。

ここに到って、悟った。ああ、作者は、好き勝手画いている。ついて来れるやつだけついてくればよい、と思っている。

語尾が長音になっている名詞の表記を、延ばす棒“ー”を書かずに表すのは違和感がある」なんてメーユが来た時に森さんがたまに表明している、「世の中にはあなたの気に入る表記の小説がいくらでも存在するのだからそちらをお読みなってはいかがでしょうか」ってのを思い出す。そうだ、創作者は、自分の好き勝手に書くものなのだ。それでこその創作だ。

舞城王太郎の、イラストでそれを再確認した。そしてイラストで好き勝手表現している作者は、当然文章に於いても思うがままに力を発揮していることだろう。なるほど、持ちうる力をすべて活用した上での創作だと、心して『世界は密室でできている。』を読み進めてゆこう。

 6/3 「判官贔屓」というだけの理由でコーモリ・ボスが好きだった中学時代

赤い髪で出社する(にこにこ)ってゆうか(赤)。「ベルギー」、「ラン・ローラ・ラン」、「ロンブーの敦」などを遣い分け、「どうしたの?」の返答に代えさせて頂いております。と、ディレクタの長谷川さんが新しいのを教えてくれたよ。「フィフス・エレメント」だそうだ。ああ!(ぽん) それだ。つまり即ち、ゴルチエを着てきのこ雲の写真に涙を流し口から光を発して星を一個壊すのだ。うおー。

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土曜日に『少林サッカー』が公開になった。そして、今日、月曜日を迎えたら会社で3人もの人に『少林サッカー』の話をされたぞ(笑)。いや、そんな、別に、観たことを報告してくれなくていいですし(笑)。ってゆうか、ああ、そんなにをかべは観ろ観ろ観ろ観ろ言っていたのかと、ヒトゴトのように思い知る。『少林サッカー』が面白かった人はもっかい観てね。もっかいは観なくてもいいや、と思う人は次には『愛しのローズマリー』を観てね(にっこり)。そして観たら観たって、また報告に来てね(笑)。なにもしないけど、“どこで泣いたか”をネタばれで教えてあげましょう(にっこり)。

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『うつつ』のマスコミ試写にゆく。連城三紀彦原作の邦画で、宮沢りえ大塚寧々天海祐希小島聖といったキレードコロがふんだんに出るよ。嬉しいな。

連城ってことは、ミステリィだよね。ってことは話の途中で出てくる仮説はすべて間違っていて、ラストに真実がアキラカになるってことだよね、とココロして観る。なるほど、「ミステリィ」の定義ってのはそおゆうことだ。ってことは「これはミステリィです」と表明しない方がいいって場合があるだろうなんて思う。だって、疑惑に巻き込まれている主人公が話の途中に考えたことは、すべて正しくないんだよ! 受け取るにもオロソカになろうというものだ(わっはっは)ってゆうか(駄目ぢゃん)ってゆうか(その点上手に作れ)。

ってことで微妙な、精神的に近すぎず遠すぎずのスタンスで映画を観賞した訳だが、一番考えていたことは「小島聖の肌が荒れているなあ」であった。可愛いのに〜。胃を治そう!>小島聖。

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Comp Martへゆくと、DVDのワゴンセールが拡張しているぞ。これを待っていた!(うははうははは!) この店はたまに、在庫整理のためにこれをやってくれるのだ。『そうだ!We're ALIVE』が600円、『ミニモニ。ひなまつり!』が900円だ。ぎゃー(嬉)。ゲット。伊藤英明主演の映画『LOVE SONG』は、ちょっと考えた末に買わず。1980円だったのでね。これが1500円に下がったら、買ってもいいかなって思います。

しかしこの店は在庫整理用のワゴンに入っているのと同じ商品が、定価売りの棚にも並んでいるのだ。レヂのお兄ちゃんはDVDのバーコードで価格を読み込むので、油断していると定価で打たれちゃうよ!(笑) 「それ、600円と900円ですよ」と指摘してコトナキを得たのだが。ふー。二重価格が設定してあるお店ならではのスリルですね(にこ)。 

『そうだ!We're ALIVE』のDVDを観つつつくづく思う。モー娘。も、13人もいると、チキチキマシン猛レースクロイツェル・スポーツみたいな扱いになるメンバが出てくるのは仕方がないことなのだなあ。頑張れ。

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レポドラの高見と一緒にモスバーガへゆき2時間ほどおさべり。レポドラの、一番歳の上の子と一番歳の下の子チーム内ユニットを組んだらどうか、とゆうアイデワに思い到る。ユニット名は「バンズ」だ。上と下から挟むからね。モー娘。で言えば圭ちゃん新垣のユニットになるのだが。うわ。

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ついにレンタルヴィデヨ屋GEOの会員になりました。『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を借りるよ。見ると、5本あるうちの2本が借り出されているではないか。うわあ。危機一髪だったのかもしれない。「モーレツ!あららこめ祭り」は明後日だから、明日の夜に観よう(にこにこ)。2002年6月4日18時に、をかべ宅で『FIFAクレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』キックオフだ。わははわはは。面白いとよい脳。

 6/4 スペルで憶えよう!>Piper Perabo

カナダ映画『翼をください』の試写会にゆく。場内が暗くなり、まずスクリィンに映るのは「アルバトロス・フィルム」のロゴだ。わぁ。アルバトロスか(笑)。あの、『アメリ』を“人肉を喰らう少女の物語”だと思って買い付け、アルバトロスが買い付けるような映画なのか…ってことで他の配給会社が手を引いたとゆう、あの。『キラー・コンドーム』を配給し、こないだはいわゆる“韓国版パンツの穴”であるところの『プライベートレッスン 青い体験』の試写会を催した、あの。そんな会社が買い付ける映画なのか>『翼をください』。

ええとね、カナダの寄宿制の女子高の、レズの話でした(れ)ってゆうか(「れ」って言っても『贋作ひでお八犬伝』読んでないと解らないし)。ちゃんと性的なシーンがあって、アルバトロスの魂は健在でっせって感じ。

主役の女の子を演じている女優の名前がパイパー・ペラーボとゆうそおだ。うう。なんだその名前は(笑)。漢字でどう書けというのか>漢字で書かないように。最後の一文字が「ポ」でなくて「ボ」なのが、なんか惜しい。しかし半濁音全盛の名前にあって、一文字、半濁音も可能な文字をわざと濁音にして終わらせる。このノイズこそが美学なのかもしれない。

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Comp Martに寄ると昨日は2枚あったワゴン内の『LOVE SONG』のDVDが1枚になっている。わあ。1500円を待たずして売り切れんばかりのいきよいだ。善き哉。そんな「残り1枚ッスよ〜」なんて脅迫に屈するをかべではない。

それにしてもパソコのバッグに『そうだ!We're ALIVE』を入れてパソコと一緒に持ちわるいている。家でも観たい、会社でも観たいのだ。そんなに好きなら、たかだか600円のことだし、もう1枚買って会社と家とにそれぞれ置いておくとゆうのはどうだろうか。外付けのキィボードや電源アダプタで採っている措置と同じことをDVDソフトで展開するのだ。うーんうーん(笑)。もちよん、そんなことをしたら人間としてお終いだとゆーことも解っているのでしませんが(笑)。

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16時をまあったので今日はとっとと帰宅するぞ。こんなに早い時間に帰るのは久ヴぃさだ。18時から、「モーレツ!あららこめ祭り」のためのヴィデヨ観賞を執り行うのです。絶対に途中でヴィデヨを停めない、いかなるぢゃまもさせない、テープをスタートさせたら映画が終わるまで決して目を離すことなく観る、と決め、そのようにした。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を観終わり、感想をアップするためのペヂーを作りつつ考えることは「自分が観ていない映画を人に観ろと薦める功罪」です(笑)ってゆうか(苦笑)。

例えばその揚句に「むっちゃくちゃ面白かった!」とはしゃいだ感想をアップしたとする。結果として面白いと感じる映画を薦めたことにはなるのだが、観てみてつまらないと思った人には無責任であると映らないか。

そして今回のように(笑)「観ていたらこの映画は人には薦めなかった」(ぎゃー)なんてことをアップしちまうってのは、それは口車に乗って観て頂いてしまった人には申し訳なくてしょーがないぞ(笑)。唯一、救いがあるとすれば「前評判通り面白く観られた」との感想を持って下さった方の存在に於いてのみ、だろう。なむなむ<なむなむ言うな。

とにかくこの企画は心臓に悪いことが、これで判りましたね(笑)。次回の開催が楽しみです(笑)ってゆうか(まだ何かやるのかよ!)ってゆうか(やってみて判った一番面倒くさいことは、新しいペヂーを作らなきゃならないってことだったから、それをクリヤしたいものですね)。

 6/5 最初の半荘がマイナ54で飛んで、よくその後の5回の半荘で取り戻したものだ!

で今日から第16回大江戸夏まつりです。お台場ビストロ喜楽亭かれーパンを買いにゆくぞ! 10時5分に到着するとすでに列が出来ている。しかも「お一人さま5個まで」だそうだ。わあ。“辛いかれーパン”を5つ買うけど、全部受付のお姉ちゃんに差し入れしましょう(にっこり)>理由は「受付のお姉ちゃんは全部で5人いるから」だ。自分で喰う分はまた来て買えばよい。つまりもし「お一人さま4個まで」だったら、そもそも受付のお姉ちゃんに差し入れをしようと思わない方向に考えを切り替えるってことだ。「お一人さま13個まで」だった場合にはモー娘。に差し入れしてやりたい。ってゆうか差し入れさせろプリーズ。

自分の分までかれーパンを買えないことになったので、イートインで親子丼とかあんみつとかを喰って帰ろうかと思う。が、イートインが未だオープンしていないでかんてー。10時半開店と言われそれまで待てないのですごすご帰りましょう。また来ればよいのだ。イタリヤフェアとかパティスリーフェスティヴァルと違って冷めゲな人はだれ?(にっこり)

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松田龍平主演の『青い春』のマスコミ試写にゆく。これも『ピンポン』と同じく、松本大洋の漫画が原作のものです。短編集の話を幾つか集めて映画に仕立ててあり、高校の不良の話だったのだ。なるほどね、この映画のような「痛い」ストーリィの物語は、敬遠するよう生きてきているので、松本大洋を読まない所以だと知る。『ピンポン』は「愉快だね」でまだしも済んだレヴェルでしたけどもね。

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会社にいたら麻雀のお誘いが突然入る。急ですね。明日も朝4時半起きなので、23時を過ぎて新しい半荘に入らないとゆう取り決めでよいならやりましょう!<やるのかよ<18時半スタートね。

アナウンサさん、構成作家さん、ディレクタさんとの対戦です。今日のごわんの出前はお寿司屋さんでちらし寿司を取ったのだが、アナウンサさんはお寿司の後にビーユを何本も呑みカップ麺を作ってもらって喰いコーラを飲んでいる。うわあ(笑)。麻雀をしている時にそんなに飲食して満腹になるなんて考えられません。をかべ以外の3人はみんなビーユを呑みつつ打っているけど、酒を呑んでなお判断力が鈍らないとゆうのは驚異的です。みんな、お酒をなんだと思っているのか。そして麻雀をなんだと思っているのだろう。なんと思っていてもいいのだけど、をかべには両立は不可能なふたつなのであった。

結局23時過ぎてから最後の半荘に入りました(笑)。0時20分に終了、マイナ5でちゃらでした(にこにこ)。5時間50分の場代2400円とちらし寿司代金1100円を払って遊んだ、とゆうことだ。うむ。明日に響くにちまいないが、我慢しよう!

 6/6 翻訳の小説はよほどのことがないと読まないのですけどもね

ネタ会のおやつにと、10時の開店とともに三越に入り、7階催事場の大江戸夏まつりでかれーパン、そしてテイクワウトのあんみつを買う。

浅草・梅園のあんみつは、本気で旨い。豆がしょっぱくて旨いのだった。みつ豆の豆なんて、商品名に冠されているくせに甘い訳でもなく、なんら魅力を感じたことがなかった。それが、このあんみつの豆は違う。塩っからいのだ。

ほかの、寒天とか牛皮とか餡とか蜜とか、ミカンや杏なんかが美味しいのは当たり前。ここのあんみつの旨さを際立たせているのは豆です。よくぞ、豆にこの塩辛さを許した。仮定の話をひとつするが、もし、つんく♂新垣の処置(処置言うな)に悩んでいるのだったら、梅園のあんみつを参考にしてみてはいかがか?<そんなことを言うな!(笑)

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アセトアルデヒドって体内でアルコールを分解する時に聞く名前だよな。そんな物質が、香料として使えるものなんだなあ」
「青酸カリはアーモンドの香りがするっていいますし、体に有害かどうかいいによいかどうかは、関係ないってことがあるんですね」

喩えて言えば、保田に実際に遭ってみたらいいによいがした、みたいなものか<そんなことばっかり書いているから伏せ字ばっかりになる人はだれ?(笑)

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アカデミィ賞の外国語映画賞だのカンヌの脚本賞だのを獲ったとゆう『ノー・マンズ・ランド』のマスコミ試写にゆく。今週観る6本の映画のうち、これが一番面白いだろうと予想していたのだが、どーもそのとおりって風味です。

しかし原題“NO MAN'S LAND”を片仮名表記にするのはいいけど、この「ノー・マンズ・ランド」って区切りはどおよ、って思う。盲牌で判りづらい種類がないのならこれ幸いか。三色は望むべくもないが。って、そっちの話にもってゆくのか。

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映画『サウンド・オブ・サイレンス』の原作であるアンドリュー・クラヴァンの小説『秘密の友人』のストーリィを細かく聞く。流れを全部知っても、とゆうか読みどころを全部教えてもらったからこそ、読みたいと思わされる話だ。ぎゃー。映画と、全然違うー。ってゆうかあの映画から、こんな緻密な設定が原作ではなされていたなんて、だれが予想しえよう!

聞いたところに依ると、この手の誘拐を扱った創作に接する時にいつも感じる「なんで犯人は人質をとっとと殺さないのだ!」とゆう不満(笑)が、原作の『秘密の友人』ではきちんと理由がついてそれがとてもリーズナブルに説得力を持っている、というのだ。うわあ。それだけでも評価するよ!(にこにこ)

きっとあれだ、『吼えろペン』4巻の「第16話 15年目の企画」に出てくる“絵も描けないストーリーも作れない者だけが使用可能な”“未熟な新人の時だけ、許される大技”ってのが、この小説の映画化の時に機能したのだろう(笑)。…あ、もしかして、『模倣犯』も原作を読まぬまま映画を観に行ったけど、いっそ映画で楽しめた際にはあとからそれを読んで映画の評価を貶めるような原作には、あたらない方がよいかも〜、とちょっと思った<後ろ向きですけど。まぁ、この場合は『秘密の友人』を教えて頂いてよかったのですけどもね。舞城さん読んで、黒田さん読んだら、読んでみようかなと思う(にっこり)。

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夜、じでん車で帰る途中でわらび餅屋の車を見る。ああ、わらび餅食べたいな。モナカ生地の食べられる舟に載ったのだったら欲しいな。などと考えてて思う。もし『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』に、アイテムとして「モナカ生地の食べられる舟に載ったわらび餅」が出ていたら、懐かしさで泣いたかもしれません(笑)<笑ってるし。やっぱね、“昭和40年代の町並”ってのは既にあまりに定番になり過ぎて、郷愁を感じさせる以前に他の創作での扱われ方との比較、なぁんてのを想起させたりしちゃうので、それだけを呈示して懐かしがってね、ってーのはどうよ、などと思う今日この頃。まだ『オトナ帝国の逆襲』批評が続いているのかよっ。

 6/7 売り切れない食べ物、ってのは本来不自然なんだよなぁ

出社の途中に『クレしん』のヴィデヨを返却にゆく。午前4時45分です。24時間営業のレンタルヴィデヨ屋ならではですね。なるほどね、これが便利というものだ。

電話はすでに不自由なツールである。もう、鳴ったって絶対に出ません。そもそも誰からかかって来たのかが判らないような通信手段がよくもこんなに使用されているものだと思う。そんなに人を信用してどうするのだろう。その、信用している相手は、手前の都合のよい時間に、こちらの都合も知らずにかけてくるのだ。かけてくるのは勝手、だったら取らないのも勝手だ。こちらの都合で取りたい時にだけメッセイヂを受けてやろうと思う。それを実現したのがメーユですね。

そのメーユと同じ便利さにあるのが24時間営業って奴だ、とつくづく思うよ。水道とかガスとか電気とかでとっくに実現されていた24時間営業の便利さを、やっと思い知ったのだった。このレンタルヴィデヨ屋だったら通ってもいいかな、と思わぬでもない。沢山いろいろ思うのであった。

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銀座・木村屋総本店銀座メヨンパンを2個と、浅草・梅園心太が今日の朝ごわんです(にこにこ)。ちなみにアナウンサの神尾さんの朝ごわんは日本橋・たいめいけんオムライスで、デザートは吉祥寺・多奈加亭焼きなこロールです(笑)。そんな、大江戸夏まつりな食事ばっかりしていればよいのだ!(笑)

銀座メヨンパンは、中身に夕張メヨンクリィムが入っていたよ。なるほど、年に一回、三越の物産展に出店した時にだけ食べるに相応しい御馳走ですね(にっこり)。きっと、もう、早くても来年までは食べないでしょう。甘過ぎたのか? いや、それは判らない<何故判らない!? メヨンのによいは、そばを通った者をして指摘させるに足る強さではあったのだったが、喰ってみると「ふ〜ん」です。悪くはないのだけどもねー。

これらを買って来た理由はただひとつ、物産展初日の夕方に三越に行ってみたら銀座メヨンパンと焼きなこロールは売り切れていた、からだ。売り切れるものに弱いらしい心の弱さを露呈した人はだれ?

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韓国映画のマスコミ試写を2本立て続けに観る。『春の日は過ぎゆく』『銀杏のベッド』でした。シネマスコーレが、7月に韓国映画の特集上映をするそうだし、うちの番組でも2週間後の金曜日に韓国映画をテーマにしたコーナをon airするのだ。「今、韓国映画が熱い!」とかってノリのようだけど、たぶん一般的にはそんなことないよなあ(笑)<をかべの立場でそれを言うなよ。面白いと思った韓国映画は観に行ってあげてね、でいいと思う<言うなよ。

さすがに“日本で公開になる韓国映画”ってレヴェルになると、やはり限られてくるのだろう。見知った顔ばっかりいっぱい出てくる。『春の日は過ぎゆく』の主役は『リベラ・メ』の人だしヒロインは『JSA』の人だし、『銀杏のベッド』の主役は『八月のクリスマス』の人で、ヒロインは『プライベート・レッスン 青い体験』の人だ。究極のプラトニックラヴ映画『八月のクリスマス』の男優が、韓国版パンツの穴(またそれか)で乳を露出する女優とチューをするのだった。うーんうーん。いーんだけどね(にっこり)。ここに名前を挙げた中では『八月のクリスマス』は必見ですね(にっこり)。

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派遣会社に勤めている女の子の彼氏の愚痴を聞く。「派遣社員だから、ボーナスが出ない」って話を3月にしたのに、こないだ聞いてみたら全然覚えてないことが判明した。きー!だそうだ(笑)。どう思う?と言われるけど思った通りのことを言ったら怒るに決まっているので、さぁ、返答の考えどころです(にっこり)。

「ぱっと思いついただけで5つのパタンは考えられる」とまず答える。4つは、1つめを言っている間に考えればよいのだ。1つめとして一番簡単なのをまず披露。「君の言うことなんて聞いてないんじゃない?」 「そーでしょー! 友達もみんなそう言った」と息巻きはぢめるぞ(笑)。

だれが考えてもそう思うへんぢなんてつまらないので、ならば違うのを教えてやろう。「重要度を正確に測って、覚えておくべきこととそうでないことを分けているのではないか」だ。「例えば君の家族が病気になった、とかっていう内容だったら心配だから忘れることはない。しかし、“ボーナスが出ないんだよー”程度のことだったら、二人で遊ぶ時には当然彼氏がお金を出す訳だろうし、君に金の心配をさせる気はない、って考えているのだったらそれは覚えておかないで済ますってことはあり得るかもだね」などと、喋りながら論を構築してゆく。結論は「本当に君の親身になっていなければ重要度を判断できない訳だから、それはラヴい証なのでは」です(笑)。何を言っているのか>自分(笑)。

これで言いくるめられたのでほかの3つは考えずに済みました(笑)。うはは。やれやれ。なんてゆうか、独りディベートか。

 6/8 中国人の女の子、うっかり「大丈夫です」なんて日本語喋ってるし…ってとこは面白かったかな(笑)

99全然好きではないです。99の番組の企画の一部は、面白いと思う、ことがある<正確なことを書こうとしている人はだれ? だからそもそもをかべのDNAには、めちゃイケを観る遺伝子は組み込まれていないのだった。土屋くんがレポドラだった時分に、めちゃイケの話をしてくるのに合わせるために、幾度か観て、やはり面白いと思わない(コラッ)のだけど、まぁ、空いている時間の潰し方のひとつにはできるかもって程度に認識を変えたってゆー状態です。

久ヴぃさに土曜の夜8時に自宅でパソコを叩いていたので東海テレヴィを点けてみた。なんだか、案の定、下手なシナリヨ通りの小芝居ものとかをやっている。ナレイションとかスーパで煽って、面白い“ような”雰囲気に仕立て上げているなぁと、思いつつしかし他に観るものもなく点けておく。

その中で、白衣を着た中国人の女の子が男性タレントにマッサーヂをしに来るとゆうコーナのゲストが稲垣吾郎だった。これも、受ける側の男性タレントがどう反応すればよいのか、そんなスキルまで測られて厭だろうなぁといつも思う。かたや99ははっきり、そいつの反応にツッこむだけで、まったく能力を必要とされていない訳だし。

さて、で、稲垣吾郎のロケはTBSで行われていた。『ヨイショの男』とゆうドラマの楽屋にめちゃイケの連中がやってきて撮ったものだ。ふうん、他局なのにね、よくぞフヂテレヴィがそんな余裕を見せたもんだね、と思ったら、「日曜夜にTBSでon airの『ヨイショの男』は、明日は視聴率60%以上は確実と言われるワールドカップサッカ“日本対ロシヤ”戦の裏番組となるが、頑張って欲しい!」とかってナレイションがつけられているぞ。うわ。

もちよん当然“日本対ロシヤ”戦の中継はフヂテレヴィがやるのだ(笑)。なんてゆうか、そーだよね、そーでもなきゃこーはならないよね。いやらしいよね(笑)。もちよんをかべはドラマも嫌いだしスポーツは興味がないので、そーだなー、その時間はテレヴィの前にいたらカートゥーン・ネットワークの『デクスターズ・ラボ』を観たいと思います(にっこり)。

 6/9 なぞなぞの答えはね、「馬に乗った丹下左膳」です

20時15分に思い出しカートゥーン・ネットワークを点ける。なんか、変な日本のアニメをやっている。あれ? プログラムを1日見間違えていたのだ。『デクスターズ・ラボ』は21時からだった。ぎゃー。どお過ごそう。どのチャンネルも、面白そうではありません。とても珍しくスペースシャワーTVに合わせてみる。20時半から『梁山泊』をやっているよ。ああ、これ観よう。ちゃんと観たことないけど、いとうせいこう司会の音楽クイズヴァラエティ番組です。

アシスタント役の乙葉を観るために観たのでした(にこにこ)。乙葉は可愛いね(にこにこにこ)。あごにほくろのある女性芸能人が多いのは何故なのだろう。南野さん真中瞳圭ちゃんとか数ある中で、乙葉が一番好きです(ぽわ〜ん)。

あごほくろ組がこいなけ出て来てしまうと元祖であろう南野さんも安寧としてられまい(あ、ちなみに広田玲央名のはあれは書いているのでノーカウント)。その点、頬ほくろ組はなんと言っても深津絵里の独走が続いており、当分その地位は揺るぎないものと思われますね(にっこり)。可愛いね、深津絵里(ぽわ〜ん)。

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『世界は密室でできている。』読了。途中で読み方を転換したのがよかった。これは、ミステリィではない。

密室殺人が提示され、読者が考えて、その読者の考えを凌駕するトリックが明らかにされる。それがミステリィだと思う。だから読む側は考え考え読まなきゃならない。しかしこの『世界は密室でできている。』はそうではなかった。

なぞなぞです。目が3つ、脚が6本、腕が1本、なぁに?」と訊かれた答えが「お化け」だったようなもんだ、この本(笑)。お化けって答えたらなんでもありやろ!…なぁんて怒ってはいけないのだ。そおではない。そもそも、読者が考えること自体が間違いなのだ。

漫才とかコントとかのお笑い番組を初見で観ている時に、そのオチだのボケだのを予想する客はいるだろうか(いるかもしれないけど普通はそんな楽しみ方はしないよね?)。『世界は密室でできている。』はまさにお笑い番組と同じ楽しみ方をするべき小説であった。作者がこんな面白いことを考えた、それをそのまま面白がって読む、そおゆうヂャンルの本だ。トリックだの謎解きだのを読者が考えるように書かれたものでは決してない。

遅まきながら「ピングゥ」(97ペヂー)に到ってそれを悟った。あ、この小説を読む時には、考えるんぢゃない、登場人物の言動をこそ楽しもう。作者が思いついた面白いことをそのまま受け入れ読もう。…それからあとの楽なことと言ったら!(笑)

今までミステリィで、どうにか謎を解いてやろうと一語も洩らさず読み進め頭を働かせ続けていたのが、はっきり言って重荷であったことがよく判ったよ(笑)ってゆうか(またとんでもないことを言い出したな!)ってゆうか(笑)。いやー、この『世界は密室でできている。』は、読み易いわ。考えなくていいし<ただの怠け者かよ!(笑) そしてそんな話なのに(そんな話言うな)、感動的に構成されていることが読み終わると解るし。

人に貸してあげようと思うレヴェルの小説でした(にこにこ)。あ、但し、舞城王太郎の他の本を、では読んでみようかなという気にはならなかったんだなー(笑)。これは面白かったんだけど、これはこれで完結しちゃってるしね。てゆーか「他のもこの調子だったらちょっとなー(いや、どっちだ、誉めてるのかけなしてるのか!)」って思いもあるしねー(笑)。ってことで、明日からは黒田さん『嘘つきパズル』を読みはぢめることにしよう! オー!

 6/10 首からサッカボーユを下げていると受付のお姉ちゃんとかが指摘してくれる、とゆう思わぬ効用が!

木曜日に韓国でサッカを観てきた福岡由美が、芸能コーナで喋るネタがないと困っている。新聞がサッカ一色だからだ。だったら韓国でサッカ観てきた話をレポートすればいいぢゃん。

ケミストリィって韓国で全然人気なかったよ」「え、ケミストリィ来て歌ったの?」「ううん。開会式に歌った時のヴィデヨが流れたんだけど、みんな“誰あれ?”って感じで興味なさゲだった」「その話したら?」「それだけで終わっちゃうでしょう」

「あとね、韓国は今犬飼うのがブームなんだって」「なんだそれ」「今までは犬は食べるものだから、飼う奴は阿呆だってみられてたんだって。それがここにきて犬食がバッシング受けたりしたもんで、犬を可愛がるのが流行りになって、みぃんな犬抱いてた」「サッカ場で?」「さすがにサッカ場にはいないけど、街なかで」「へー」「レトリヴァとかは赤犬だから、赤犬は食べると美味しいから、やっぱき飼わないみたいだけどね」「赤犬ってどうやって見分けるの?」「毛並みが茶色い奴が赤犬」「え、だったら抱いてるのってスピッツとかの白い犬ばっかり?」「そう、白い犬か、黒い犬、かな。抱けるくないのサイズの奴ね」「その話したら?」

結局取りわげたのは週刊現代に載ってた“飯島直子バリの男性に婚約不履行で訴えられた”とゆうネタでした。あーもー。木曜日で韓国でサッカ観て来て仕入れたネタなんて、今日しか喋れないのにー。

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福岡くんが韓国みあげに首から下げる銀色のサッカボーユをくれました<物をくれたので敬称つき。直径が10センチくないのプラスチックス製で、真ん中でふたつに割れてオペラグラスになるのだ。“スタヂヤムでみんなしてた”“日本円で1000円”“FIFAの公式認定グッヅ”だそうだ。もらった時にはどうせいっちゅうねん(笑)ってゆうか(失礼)って思ったけど、下げているとなんとなく素敵な感じ。

そもそもこーゆーぢゃまくさいのをぢゃらぢゃらつけるファッションは萌えのマンであったことを思い出したよ(笑)。ああ、をかべのDNAにはサイケでポップでチープな小物ぢゃらぢゃらファッションが刷り込まれているのだった。この手の細かなごちゃごちゃしたものの集合体好きであるところから、おニャだのモー娘。だのに傾倒しているのかもしれない。ぽわ〜ん。

そして今の時期に限っていえばサッカボーユを首から下げていても許されよう世の風潮っぽいので、これ幸いと、そうだな、試写会にゆく時以外は身につけていることにしよう(にこにこ)。ってことでぢゃまな(ぢゃま言うな)もの下げて、大江戸夏祭りのイートインへ行き鳥つね特選親子丼梅園くず餅を喰うのであった。案の定ボーユに親子丼の汁がとんでいたのを後で発見しちゃった(ダメぢゃん)けど、ひとまず6月はこの恰好でいよう(にこ)。

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首からサッカボーユを外し、ドイツ映画『トンネル』のマスコミ試写にゆく。上映時間が2時間47分もある。わあ。インド映画並みだ。大丈夫かなあと思ったら、大丈夫でしたね(笑)<何がっ。楽しめました。

会社に戻ってディレクタの伊藤さんに早速ご報告だ。「どうだった?」「面白かったですよ。ベルリンの壁が造られた1961年が舞台で、西ベルリンから東ベルリンへトンネルを掘るってゆう話でした」「…え?」「え?」「…ぢゃない?」「逆?」

あ。

そおか、映画を観ている時には何も疑問に思わなかった、人にこおゆう伝え方をすると、逆だと思われるのか。

東ベルリンの人間が西ベルリンへゆきたいのだ。だからトンネルは東から西に向かって掘られる、と考えるのが普通だろう。しかし実際問題として、東ベルリン側で穴を掘り進めた場合、出た大量の土をどこへやればいいのか。穴を掘るために何日も何週間も、その場所に出入りするとゆうのは危険ではないか。即ち監視の厳しい東ベルリン側から穴を掘るとゆうのは現実的ではないのだ。

この映画『トンネル』は、つーことで、東ベルリンに留まっている家族やつれあいを西ベルリンに救い出すために、西ベルリン側からトンネルを掘り進めるとゆー話でしたね。“掘りはぢめた場所ゴール”とゆうトリックだった訳だ。

 6/11 マンション住まいをしたくない所以です

コーヒィ・メーカで湯を沸かし、おみあげに頂いたヂャスミンティを作る。給湯室の、蛇口をひねると出てくるお湯を信用していないのだ。建物の屋上の貯水タンクにいっぺんプーユしたお水を沸かしたものでしょう? そんな出所のはっきりしたお水は嫌です。ってことで、朝のコーヒィ用に買い置いてある南アルプスの天然水を使って、コーヒィ・メーカを通したお湯を、お茶の玉を放り込んでおいたガラス容器に受け淹れるのだ。

頂いたのは、ヂャスミンの中に薔薇の花を包み込んだ玉状のもので、お湯の中で開いて咲いたようになるお茶です。それをコーヒィ用のガラス器に4つ入れたのだ。なんてゆうか四花繚乱ってゆうか、モルボルって感じ?

この「モルボル」を思い出すのにネット検索をした訳だが(笑)、検索キィワードは{FF,モンスター,くさいいき}でした。間違えて最初「あまいいき」って入れたらドラクエのモンスタばっかりヒットして辟易したことといったら! ってゆうかよくぞ「くさいいき」を思い出した! 偉いぞ!自分!!

モルボルたゆたい咲き乱れるお茶を紙コップに注ぐ。「少し置いた方がいいのでは」との意見も出たが、そもそもお湯を注ぐのにコーヒィを淹れる時間だけ、5分以上かかっているんだからそれで充分であろう。人にふるまっていたら自分で飲む分がなくなってしまいましたが、まぁ、これで「コーヒィ・メーカでヂャスミンティを淹れるノウハウ」は修得した。今度またやった時に飲もうと思うよ。

 6/12 宮澤里惠は口ぱくでらっしゃいましたご様子です<『華の愛』<中国語だからね

走り去っていったごみ収集車の後ろのナンバプレイトの上にミニィマウスのぬいぐるみが挟んであった。ああ、ごみに出されていたのを、収集のおっちゃんが救い出したのだろう。可愛く捨てられてよかった脳、と思いつつ見ていた後ろから、もう1台ごみ収集車が走って行った。今度は運転席と後ろのタンクの隙間に、高さ50センチはあろうドラえもんが挟まっていたよ(笑)。なんてゆうか、そおか。そんなのを捨てる人は心して、収集の際に選別され車に挟まれ易いように綺麗な状態で捨てるとよい、ということが言えゲかもね。

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宮沢りえが出演している中国映画『華の愛』の試写にゆく。出演者テロップによると宮沢りえは“宮澤里惠”と表記されているよ。そおかっ。こんなの、本人サイドに問い合わせずに書いちゃうとは思えないので(その可能性もあるけどもさ)、宮沢りえ側としては「りえ」を漢字で書く場合には「里惠」だと、認めたと知れよう。平仮名の名前を持つミナサマは、こーゆー事態に備えて、自分の名を漢字で書かないと死んぢゃう折にはどんな字を宛てるかを、考えておくがよいぞ。をかべはもう決めている。“岡部正幸”だ<普通やん!<ってゆうか、もともとそれそのまんまだし。

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『アメリ』のDVDが8月2日に発売になる。「予約した?」と訊かれたが、予約なんてしませんよ〜。限定版でもあるまいに、そんなことしなくても買えるだろうし、なんだったら売れ残って安くなってくれるに越したことはない、って考えをしているので発売日に買う予定ではいません。

「でも、予約特典がつくかもしれないよ」 いやー、要らないです、予約特典なんか(ズバ)。『アメリ』で欲しいグッヅはもう入手した。現在唯一欲しいのは映画本編のDVDだけだ。それ以外の何も要らないから、映画本編だけを売ってくれろよプリーズ。2枚組との噂も聞くが、1枚で結構だ。特典映像ですら要らない。完成作品そのものオンリィが欲しい。

しかし、その特典映像ってのが『アメリ』のNG集だったらどおだろうか。こんな感じだ。

わあ(笑)。『アメリ』のストーリィ全編すべてに亘って、こんな調子のサイド撮影ストーリィがあり、それが「もう1枚」のDVDに収められている特典映像であった、としたら、欲しいぞ!それ!(笑)ってゆうか(ぽわ〜ん) 誰か、作らないかな、そんな映画。もちよんターゲットは“『アメリ』を10回も観てディテールに到るまで全部憶えているマン”向けってことになるが。

 6/13 アメリが最後に作っていたお菓子は涙入りの「甘み饅頭」か

レポドラの野原太田と一緒に東急ホテルモーニング・ビュッフェを食べにゆく。バイキング方式になっているので、まずは好きな、美味しそうなものを食べれそうな量取ってくる。{チェリィのデニッシュ,ベリィのデニッシュ,ハム,ソーセイヂ,ベイコン,スクランブルエッグ,フライドエッグ}類と、{筑前煮,さやいんげん,納豆,塩鮭,焼きたらこ,焼き海苔,味噌汁,ごわん}類です(にこにこ)ってゆうか(2食分かよ!)。デザートにブルーベリィのヨーグルトも食べておないぱです(にこにこ)。

しかし、野原がお代わりに行き2杯も食べたかぼちゃのスプーに惹かれる。そんな、2杯も喰うほど旨いのだろうか。太田も野原もお代わりに行け行けと勧める。えー。おないぱなのにー。

結論を言うと、お代わりは、行ってはいかんと思う。さっきの分量で自分のおないぱをきちんと計っていたのだ。さらには、食べたい美味しそうなものはさっきのディッシュですべて網羅していたのだ。

お代わりにゆき(行ったのか!)取ってきたものは{パンプキンスプー,こふきいも,オートミール,ハム,ソーセイヂ,アイスミルク}だった(うわ)。オートミールって食べたことがなかったのでちょっと萌えて。…ええとね、「モーニング・ビュッフェは10時半までですので…」と言われ10時25分に取りに行った時点で、鍋に湯せんで保温され続けていたオートミールは全然手つかずであった、だけのことはある馴染みのなさ、って味でした。きっと東急ホテルに外人さんが泊まり、朝モーニング・ビュッフェを喰いに来た、とゆう稀有な日のために、しかし毎日用意はなされているのだろう。

おないぱな上に、“空腹時にすらマッサキに取ったりはしない”メニュを喰った訳だ(笑)。ぎゃー。そう、10時25分までに喰ったものは朝食だ。そして、10時25分以降に喰った、この二度目のディッシュは、これは昼食だと看做そう。量はともかく(<多いってゆう意味だが)味もまぁよく、種類も豊富なので、またいつか来ようかなと思います。

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『アメリ』の劇場上映は明日までです。さぁ、10回目の『アメリ』を観にゆこう! 東海ウォーカの最新号を見せると入場料が300円引きになるそうなので(ちなみにぴわの最新号だと200円引きだ。うわあ)番組で定期購読している東海ウォーカをちょろまかして持ってゆくよ(にっこり)。

今池の国際シネマってあまり来ないけど、客席数106席のこぎれいな劇場でした。木曜日は女性に限り映画1000円デーなので、30人ほどいるお客の大半が女性客でしたね。それにしても“アメリは豆袋に手を入れるのが好き”ってゆう途中のシーンで入場してきて2列目に座り、エンドロール前に立って帰っていったおばはんがいたが、それは『アメリ』を堪能したのだろうか。うーむ。初見だったらそんなことをしてスクリィン前を横切られたら激怒、なのだが10回目ともなると、とても寛容な気持ちで赦してしまったけれどもね。

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帰宅途中にらくだ書店に寄る。ここはインターネットが出来ゆ新進の本屋さんだけあって、並べてある書籍のラインナップは「今売れそうなもの」に限られているのだ。本来そーゆースタンスの書店って嫌い(にっこり)なのですが、今日に限ってはその特徴を活用させてもらおう。映画『サウンド・オブ・サイレンス』の原作本『秘密の友人』を探すのだ。今公開中の映画の原作本を、こーゆー本屋が平積みにしない訳がないだろう。

出版社とか、何も判らぬまま棚を探して、角川文庫で発見。おっきい映画の宣伝の帯がついているよ。奥付を見ると“平成六年初版発行”ですね。平成六年が何年前か判らないが。

ひとまず買おう。買うと決めて、しかし賭けてもいいが、この本は読まないだろう(笑)。手に取った時点で判る。厚いのだ(ぎゃー)。540ペヂーもあるぞ。200ペヂーの『インディヴィジュアル・プロジェクション』(またそれか)も、450ペヂーの『戻り川心中』も、どちらも20ペヂー読んだところでストップしている(うわ)とゆーのに、こんな厚い文庫を読み通すとは思えません(笑)>すべての文庫が20ペヂーで完結していたら、読了するのにね!>そおゆう問題か。

しかし、買う(笑)。買っても「読まない」かもしれないが、買わなかったら「読めない」だ。手元に置いておくことで、少ない可能性にかけるのだ(にっこり)。面白いといいな、『秘密の友人』<いや、読むのか読まないのか。

 6/14 アンチサッカ一色のデー(笑)

6食でA定食を喰っているとテレヴィの善ちゃんが同じティブルに来た。善ちゃんは普通にサッカに興味があるようで、否応もなくサッカの話題になる(笑)ってゆうか(蹴)。そこでをかべが展開した論は以下のとおり。

豊田スタヂヤムのでっかい画面でサッカを中継するってのが中止になったけど、あれは、サッカ好きが空のサッカコートを前にしてサッカの映像観たら、それはグラウンドに降りるだろうと思うぞ。どんなに禁じられたって降りる。芝が傷むと言われたって知ったことではない、解っていても降りて走り回る。対処するんなら、芝の上を走り回れぬよう、グラウンドにもみっちり客を入れるとか椅子席で埋めるとかするしかないだろう。それか、今回の措置のよーにやめるか。

今朝のスポーツ新聞に載っていたが、豊田スタヂヤムに「どうにかサッカの中継をでっかい画面でやってくれないか」とゆう電話が150本だか入ったらしい。中には「俺は前回降りて走り回ったが、悪かった。もうしないからやってくれ」とゆうのまであったとゆう(笑)。当然、豊田スタヂヤム側は「善意のファンには申し訳ないが警備の自信がないのでしません」と答えている。正しいでしょう。もしここで「そんなに言うんなら」とかって、やはり開場しようものなら、今度こそは我々サッカに全く興味のない連中で大挙して押し寄せて、ゴユフシューズとかスパイクシューズを履いてグラウンドに降りて走り回ってやろう!(ぎゃはは!) こっちはサッカを観る気はないから、一心不乱に走ることに専念できるぞ。

どうせだったら栄の輸入自動車展示場・ヂェトロの上にある大画面でサッカの中継をすればいいのに、と言ったら善ちゃんのへんぢは「道路にある巨大モニタでは、気を取られるとあむないのでそおゆうテレヴィ中継とかは流してはいけないことになっているのでは」だった。そおか、つまり、“誰も観たがらない、観ようとしない内容”のものばっかししか流せないのか。例えば次のようなプログラムが考えられる。

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我がZOO ZONEはアクセス解析の必要を感じない程度のサイズのサイトですが、今日に限ってはアクセス解析をつけておけばよかったかな、とちょっと思う。果たして15時半から2時間のアクセス数は、普段と変わるだろうか、ちょっと興味がある。激減したら大笑いだよね(笑)。そんなことが起ころうものなら、その時間帯だけ、とっても不謹慎なものをアップするってゆー企画だって、考えてもいーんだけどな〜(にやりん)。

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『新・仁義の墓場』のマスコミ試写には6人しか来ませんでした。13時半スタートで2時間11分の映画なので、上映が終わった時点ですでにサッカがはぢまっているからだろう、とプロモータさんも嘆いておられました(にっこり)。ああ、そんなに本当にそんなことにみんながかまけていると言うのなら、これは本気でネット企画を考えた方がよいかもしれない。

これまでの日本の試合中の時間は「寝ていた」「『クレしん』のヴィデヨを観ていた」「試写会に行った後、書店でヂャーロ森さんの新作を立ち読みした(<これは今日)」とゆう有意義な過ごし方をしてきた。サッカに興味がないくせに意識はしているのだ(笑)。今後もこーゆースタンスは守りたい。

そこで考えたのは、「サッカの試合の時間中、10分おきくないのペースで、上書きして履歴の残らないペヂーの更新をし続ける」ってのはどーだろうか。具体的にはZOO ZONE ANNEXひみつ日記のペヂーとかがいいかな、と思う。サッカなんかを気にしていないで、常時チェックしないと読み落としてしまうのだ、とゆう状況に追い込んでやりたい。

もちよん、読んで面白いものを準備する必要がある。どーせ、限られた人間だけしか読まないんだろうとゆうことを見越し「とても貼り続けていてはいかん内容」のいわゆる暴露話を、約2時間だから12本くない、考えておきたい。今度日本の試合があった時には、パソコに取りついていることが可能な状況なら、挑戦してみたい思いでいっぱいです(にっこり)。

と書いておいて、日本の試合の最中に「いきなし更新とかされてないかしら」なぁんて気にしてアクセスしてもらえさえすれば、それで目的は達成されたことになる。となれば別段、更新する必要もないんだよね(笑)<コラッ<鬼畜生か。さぁ、次回のサッカの試合の時、をかべはどうするであろうか!(ぢゃーん)

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ヂャーロを立ち読みするなどして時間を潰したにもかかわらず、CBCに戻った時間は17時でした。サッカの終わりがけの、みんなが一番ぢゃかましい時間帯だ。ぎゃー。と、サッカを全然観る気がなさそうなプロデューサさんから似顔絵イラストの発注を受けました。ああ、ありがにょうござりまシュー。でもやりたくありません(笑)ってゆうか(やりたくないなんてへんぢはしないけどもさ)ってゆうか(孤高の漫画家やな、自分)。

そおゆう仕事を引き受けずに済む一番の方法は、代役を紹介することだ。大久保に回してみよう。そして、普段自分が請け負う場合には絶対にこんなことをこの段階で話題に上らせたりはしない性格をしているんだけど(どころか仕事を完成させ納品が終わってすらも、未だ訊こうなんて思わないけどね)、ヒトサマに譲る仕事だったらこの条件は大事です、「ギャラは幾ら出るんですか?」を問うよ。5万円とのお答えをもらう。わぁ。5万円かぁ。いいなあ<いいとは思うけど自分でやろうとは思いませんが(にっこり)。

さぁ、大久保くんに連絡をしよう。ケータイにかけるのをちょっと躊躇する17時5分です。サッカを観てたらこのタイミングで電話をしたら怒るだろう。繋がるや、今なにしてるかを訊く。「じでん車に乗っている」そおだ。わぁ(歓喜)。さすがだ。サッカを観ない人間を信用するよ(笑)ってゆうか(そこまで言うか)。連絡を、以降はメーユで行うことに決定し、発注はヴヂ受理されたのでした。よかったよかった。サッカを観ないすべての人に幸せが降りますよう(なむなむ)ってゆうか(何教だ)。

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夜は18時半から『スコーピオン』の一般試写です。CBCと名古屋テレヴィの共同主催で、上映前のMC丸山蘭那さんが出てきたよ。「サッカ、日本代表が勝ったことを知っている人ー」って会場に訊いている。ぱらぱらと拍手があり「やっぱり皆さん、チェックしてから来られたんですねー」と続けるのだが、お客のノリは悪いことこの上ない。最初に蘭那さんが出てきた時に起こった拍手とは比べ物にならない冷め度だ(笑)。「トップの成績で決勝進出が決まった」と発表しても反応が全然ないので、「皆さん、サッカ、あまり嬉しくないですかぁ」なんて言ってしまう蘭那さんであった(にこにこ)。まぁ、サッカが本当にそんなに嬉しい連中はこんな試写会なんて来ないで外で暴れているにちまいなかろう。

 6/15 日記に書こうと思いコーヒィ屋できょろきょろ店名を捜して、大矢さんに不審がられた人はだれ?

もし人類という種が、すべて聴力を持たない、つまりつんぼだけで構成される生物であったとしたら、実際に起こったどんな出来事もあらゆることが全部「前代未聞」と称されることになる。こんな不謹慎なギャグは自分の日記以外のどこで発表すればよいのか。〈答〉ヒトサマに当てたメーユ内。

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沖縄料理の店「えん」でおひゆごわん。土曜日の昼間にえんに来るのははぢめてなのだが、とても混んでいる。きっと、あれだ。勝ったからだろう。

えんのおばちゃんはランチメニュを勧めるが、済みませんねえ、こちらは喰いたいものがあって来ているので、割安だとゆうくないの理由でセットメニュをオーダはしないのだ。単品でタコライス島らっきょうとラフティ、そして一緒に行った大久保くんが豆腐チャンプルその他を頼む。島らっきょうを食べる時にオリオンビーユの生を呑まない訳には、いかない(うっはっは)。昼間っからビーユを呑み、とても昼食とは思えぬ充実したごわんを食べました(にこにこ)。ま、勝ったからね(笑)。いいよね。

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16時から丸善黒田研二さんサイン会があります。しかし1階入り口にはそれらしき掲示は見当たらない。張ってあるポスタとゆえば「テディベヤ・フェア」とかくないなもんだ。ちょっとふわんになりながら、小説の売り場は2階なので上がってみる。

階段を上がってすぐのとこに黒田さんの著作が沢山積んだ台が出来ている。ああ、あるんだサイン会。今日のサイン会は『笑殺魔』『ふたり探偵』の両方の発売を記念して催されるもので、ここで2冊とも買いましょう。ちょうどそこへ大矢さんが来られた。お久しヴいです〜(にこにこ)。ええと、大矢さんに見られていては上から3冊目を選ぶとか本の角が傷んでない奴を選るとか、出来ません(笑)。一番上のをレヂに持ってゆくのであった。

サインは『笑殺魔』の方にして頂きました(にこにこ)。黒田さんは水性ボーユペンで筆圧高く、楷書体でサインをなさいます。これを1時間続けると、かなり腕が疲れるだろうなと思われるしっかりした筆跡なのです。黒田さんとおわいするのははぢめてなのですが、をかべの名前を見てすぐ判ってくざさり有り難いことしきりです。作家さんにおわいした時って何を話せばよいのだろうか、ギャグで「サインの宛名は“石川梨華さんへ”にしてくざさい」とか言おうか、いろいろ考えた揚句、大勢のファンの方の応対をなさらねばならないところへそんなぢゃまくさいことをしては、とゆう心が働き、結局したお話とゆーのは「今度、是非一緒にカラヨケに行ってメヨン記念日を歌いましょう」でしたね(笑)ってゆうか(めろんぱ)。

サインを頂いたあとは、同じフロワにある理文路とゆう喫茶コーナで大矢さんとお茶をする。サイン会場が見えるロケイションなので、次から次から他の人も合流してこられます。太田忠司さんにも紹介して頂きました。

大矢さんがお友達にをかべを紹介してくざさる際には「なまもの日記に名前が出てくる」とゆう枕詞つきで、皆さんに納得して頂けるのです(笑)。そして、そんなスタンスの方がもうお一人。「八事でエイリヤンを見た」(昨年10月28日付のなまもの日記参照)Yりちゃんさんですね(笑)。大矢さんは方々へ出向いていっては「八事でエイリヤンを見た」とゆう枕詞つきでYりちゃんさんを紹介して回っておられたのだった。ううむ。そうして考えてみるとをかべは単に「日記に名前が出てくる」ってだけで、インパクトに全く欠けているぞ(笑)ってゆうか(欠)。もっと精進して、エイリヤンくない見ておかなきゃあねっ!

それにしても、これは大矢さんの旦那さんと見解の一致をみたのですが、この理文路のコーヒィは熱すぎる。普通コーヒィって、ドリップする過程でどうやっても熱湯が冷めて多少は飲みごろの湯温に下がるであろうに、ここのはちんちんだ。ってゆうかちんちこちんだ。世の中にこれよりも熱いコーヒィは存在するまい。皆さま、丸善に来た折には試してみて頂きたいと思います。


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