◆03年4月上半期の抜粋日記◆

03年3月分下←*→4月分下 / 『最新の抜粋日記』

 4/1 鳥と一緒に飛ぶと、飛ぶということの自由さがあらためて解る

『WATARIDORI』のマスコミ試写。ただ渡り鳥渡りをするのを延々と映しているだけなのだが、これがすごい。観ながら、もしかしたら今年の、少なくとも今までに観た映画の中で1位ではないか、と思う。

ナレイションが少しだけかぶり、音楽が流れているだけ。人間は時おり出てくるが台詞の一つもない。鴨の脚に絡んだ網をはずす少年、手から穀物を与えようと近づくお婆ちゃん、そしてハンタたちくらいなものだ。メインは鳥で、鳥だけをずーっと追っている。しかしこの映像は、すさまじく凄い。

渡り鳥が群れをなして飛んでいる画を、真横から、鳥と並んで同じスピードで飛びながら撮っているのだ。もちよん撮っているのは人間、ってことは飛んでいるのは人間ってことだ。人類は、ついにこの画を撮れる域に、到ったのか。

あららこめプレス資料に軽く目を通し、鳥の飛行姿にはCG使っていないことは確認してあった<背景を変えているシーンはあるみたいだけど。だとしたら、これは、この画面に映っていない、カメラのこっち側で、どんなことが起こっているのだろう。画面を観ながらも、しかしこんなにも裏側を思い続けた映画ははぢめてだ。

そもそも込み入ったストーリィがある訳ではない。緊張を保ち続けなければついてゆけないなぁんて類いの展開をする映画ではない。だからいっそ、目はスクリィンを観つつ頭の中ではホカゴトを思ったりもできる。この映画の感想の、各種の言い回しも考えてました(笑)。上に書いたのもその一部だし、あと「空を自由に飛びたいな♪と『ドラえもん』の主題歌に歌われている夢は、ついに実現された。鳥とともに、一緒になって飛ぶ。これ以上に“自由に飛ぶ”に相応しい飛行があろうか」ってのもあるし「劇場の大画面で観る、そのことに価値があるというタイプの映画にたまに遭遇する(最近では『チョウユウの汽車』がそーだった)が、この作品もまさしくそれだ。とにかく、画を観て驚嘆する映画なのだ。逆に言えば、どんなにあらすじを聞いてもその魅力のすべてに触れることは決してできない」なんてのも準備できたよ(笑)。

あと、そうそう、“鳥が、あたかも、風の谷で舞い上がる”みたいなシーンもあったし、その直後に雲海の中を進むカメラから見た画は“ラピュタを探して飛行している”みたいだったし、ああ、宮崎駿頭の中にはこれがあったのか、とも思ったりもした。…って書いてもいーだろうとも考えましたね〜。

新しい渡り鳥が登場すると字幕スーパで紹介が出る。名前移動距離と、どっからどこまで飛ぶかが示されるのだ。「ハイイロガン:移動距離3000キロ」とか「クロツル:移動距離4000キロ」なんてのに、最初は驚いて観ているけどすぐ慣れる(笑)。名古屋―東京間が、そうか、400キロなんだ。渡り鳥ってーんだったらその10倍は飛んで頂かなきゃあ。なぁんて油断していると、「キョクアジサシ:移動距離20000キロ 北極―南極」なぁんてのがいてひっくり返ることになるのだった(笑)。ぎゃー。地球の円周の半分を、渡る鳥がいるのだ。

サイトの映画評のペヂーとか「招福!きねま猫」のペヂーとかには、こんな辺りのを切ったり貼ったりして文章を組もう。C2の依頼がこれで来た時にも、こいなけ用意しとけばどっかこっか使えるにちまいない。…ああ、早く、思いついた表現を忘れないうちにパソコに打ち込んでおきたいな、などと思いながら映画を観たことが君はあるかッ!?(笑)ってゆうか(いや、そんなにのある映画ってのは、どうよ)ってゆうか(暇ってゆーかさー、ストーリィに重きが置かれていない分、却って情報量たるやすさまぢーけどもね。ワンカットワンカットが全部勝負ってことだし。出てくるすべてをメモに採るのを、早々に諦めたもの)

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夕べの晩ごわんに引き続いて、店は違うけれども今日のおひゆごわんも中華で、餃子レバにら炒めを喰いましたね(にこにこくさっ)。そして思うことは、ビーユは餃子とレバにら炒めを喰う時のためにこそ存在している、である。今日はおひゆだったから呑まなかったけどもさ。くい〜ん。

あと、普段だったらプレーンのヴァニラこそが美味しいミニストップソフトだけど、中華を喰った食後に頂く時にはヴァニラといちごのハーフ&ハーフが合うね!ってことも発見。いかなるものの存在にも最適なシチュエイションってのがあるのだ。これこそが適材適所って奴であろう。うむ。

 4/2 いっそこの日記に出納を正直につければ青色申告の書類として機能するや?

番組の最中についに暇にあかせて確定申告書を書いてみた。どこの欄にどの数字を入れるか、捜しながら判った箇所から順に書き込むのはクロスワードパズルのようでとても楽しい(笑)。スタートしちゃえば、この作業は大好き。

不本意ながら青色申告になってしまっているので、経費を計上するには出納簿をつけて提出しないとなりません。そんな、365日に亘って出納を記し、しかもすべての貯蓄額をアカラサマにしなきゃならないなんて、馬鹿馬鹿しい限りだ。だれがするか。経費はゼロで出してやろうと思います。なんて男らしいのだろう!(うははうははは) とはゆーものの、せめて昨年3月13日に買ったG4パワァブクッのお金くないは経費で落としたい脳>40万円とか、してるはずだから脳>いったいどこが男らしいのか(笑)。だけれども、ネットで昨年の日記を開いてみても記述してありませんね(笑)。ぬかったり、書いておくべきだったか!(が〜ん)

失意の中、ふと思い立って自宅に電話をかけて確認してみると、やっぱき昨年から仕事を辞めた親父は、世帯主ををかべで提出したとゆーのだ。わ。世帯主だ世帯主だ。この年(2003年?)に到るまで、家に一銭も入れたことがないのが自慢だ(自慢だったのか)が、それでもなお世帯主だ。親父の名前を扶養家族の欄に書き込み、扶養控除の額を調べてみると、なんと58万円落ちるではないか。ぎゃー。ああ、だったら、パソコを買ったお金なんて、いいや(笑)。

来年悔やむのは厭だから今年は金額をここに書いておこう!(笑) 四文字熟語で言えば明朗会計って奴だ。昨年の年収は2473877円でした。そっから社会保険料控除で447260円、扶養控除で580000円、基礎控除で380000円が差し引かれて、“課税される所得金額”ってのは1066000円。えーと、今現在で、14万円が戻ってくる計算になっていますね(にこにこ)ってゆうか(にこにこでなくて!)。

たぶん、全然青色申告の体裁をとっていない(笑)けど、青色申告特別控除が効くかもしれない、効かないかもしれない、知ったことか。控除だの還付だのをもっとしたいのなら税務署で勝手にすればいい。これで送ろう。うはは。ってゆうか郵送する切手代が惜しくて堪らない(笑)。

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『コーリング』のマスコミ試写。上映中にいきなし場内の電気が点く。いかんやん<いや、本当にいかん。この試写室で、これは2回目です。前回は『名もなきアフリカの地で』でした。

試写室の外の部屋の出入り口際の壁に電気のスウィッチがあって、その部屋のと試写室のが並んでいる、それを誰かが入れたらしい。完全に、レイワウトってゆーか配線ってゆーか、配置のミスでしょう。この試写室を使用するさまざまな人々のうちのすべての粗忽者が全員こーゆー事故をやらかして思い知ったのちには、ついには解決する、のかもしれない。不幸なのは罪なき(笑)試写会の客である。

をかべ的にはね、今日に限って言えばね、あそこで、はぢまって45分とか経過した辺りだったろうか、電気が灯されたのはメザマシになってよかったです(笑)ってゆうか(ねぶかったのかコラッ)。

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別にPROJECTとかを展開している訳でもないのに毎日餃子を食べている。一昨日の夜ごわん(21時半に喰ったので「夜」ですね)は大文字飯店で{餃子,レバにら炒め,あんかけ焼きそば}だった。昨日の夕飯(16時半に喰ったからまさしく夕飯だろう)は来来軒で{餃子,レバにら炒め,ガーリーハン}だった。そして今日の晩ごわん(18時半に入店だ、晩ごわんだ)はポポロで{レバ刺し,モツ焼き,水餃子,モツ鍋}だ。これは、あれだ、無意識のうちに体が欲しているのだ、餃子的なものを。げに恐るべきはホメオスタシスか。

 4/3 湯の代わりにカレー汁をかけた茶漬、だとでも思って食べている訳か

『福耳』の試写に向かうのに、しかしおなへりで死んでしまうかもしれないと思った。13時半からの試写だから13時前には会社を出たい。だが、午前中のネタ会議が終わり、パソコをぱたぱたと叩いてひと区切りつけるともう12時50分だ。うう。でも喰う喰う。すべての文が逆接でつながるシリーズか。

6階のサロンでオムカレーを食べてからゆこうと決意。12時54分に入店する。単なるカレーだったら早かったのだろう、問題はオム部分だ。12時57分に卵を混ぜる音がかしゃかしゃと、厨房の方からする。待って待って待って、やっと来たのは12時59分過ぎであった。うはっ。喰う。きれいに喰う。

救いは、そんな熱くも辛くもないことであった(笑)>カレーとしてそれはどうかとゆー人もあろうが、この際辛さと熱さは求めていないからそれで構わない。喰い終えお金を払ってエレヴェータホールへ出て下向きのエレヴェータを呼ぶ。そこで時計を確認したら13時2分であった。駅のホームの立ち食いそばのスピードで、カレーを喰ったのだ。

サロンのカレーはがすべてペィスト状になっていて、固形分は肉のスジほどしかない。そして単品で、均質の柔らかさをもった食べ物であったことが咀嚼の速さを生んだのだ。急ぐ時は熱くも辛くもないカレーだ。

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10時半からスタートしたネタ会議の間中ずっと、「招福!きねま猫」に来週アップする分の『CQ』の紹介文を打っていた。のぢゃが、2時間の会議時間ではまとまりきりませんでした。きゃん。

昼から試写にゆき、戻ってもまた取りかかる。延々やる。結局完成させた、もーこんでいーやとゆー心に到ったのは21時半だったよ。11時間後かよ。ぎゃー。いやあ、面白い映画の紹介文はむづかしいよ(笑)。

箸にも棒にもかからない映画を褒めるのだったら、簡単だ。褒めドコロ一カ所に限られようからだ。しかし、好きな映画だと、そしてどんな映画を好きになるかとゆーと、こんな“面白さが複合している”よな作りのものこそヒットしてくるのだった、そんなさー、字数制限の中にまとめるなんて、困難だよね!<そんなミモフタモないことを言うな(笑) やれやれ。しかし続ければそのうち慣れるだろうぞ。再来週分の『過去のない男』は早く済ませられるよう頑張るよ。

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つーことで、いよいよ朝PONのサイト内に「招福!きねま猫」のペヂーができました。うひょー。嬉しいので(嬉しかったのか)、「日本最ぞうの映画評ペヂー」のトップにリンクを漲ったのみならず、自分で出すメーユ署名にもURLを書き加えました。標準署名にはもちよん、別署名って奴にもぢゃ。今までは「別署名」を選ぶとメーユのおけつに

> をかべまさゆき拝

ってつくよう設定してたのが、今後はこうなります。

> をかべまさゆき拝
>
> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
> 猫かむり褒め褒め映画紹介ペヂー「招福!きねま猫」はこちら
> http://hicbc.com/radio/kibun/kinema/new/index.htm
> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

だから、こんなURLを貼っても仕方がない相手、ケータイメーユに対するリプライなんかの場合には今後は別署名ではなく「署名なし」で発信しなければならないので注意するように>自分。「署名なし」を選択した上で、手動入力で文のおけつに

> をかべまさゆき拝

って打つように>自分。人生は複雑になる方向に進んでゆくらしいゲ。

 4/4 「女!キッドマンまつり」と「男!セガールまつり」の日

アカデミィ主演女優賞を獲った『めぐりあう時間たち』は、観ると判るけどヂュリヤン・ムーワの物語でした。ってゆうか、三人の女優が出てくる話で、みっつの時代が同時進行で語られてゆく作りになっていて、なんてゆーか、正直に書くけど、この三人が見分けがつきませんでした(笑)。いや、髪型が違うから、それで区別して観ていたのだけど、久ヴぃさに「外人はみんな一緒の顔に見える」って思ったよ。そんなとこで手間取ってるもんだから、もう、うとうとくるったらない(うとうと)。終わって、プレス資料を読んではぢめて、これは、各時代たった一日(どころかすべて昼間の話だから半日だ)のうちに起こった出来事を描いたものだと知ったくないだ。ぎゃー。一日だけだったらちゃんと起きて観てればよかった(笑)。

しかしまあ、1時間55分の上映時間のうち、1時間40分めにぱんっと面白くなる(笑)ので、そこを観れたのはよかったと思ったよ! ええとさ、場面の時代がばんばん飛ぶ物語って、やっぱ性に合っていないと、かつて『水車館の殺人』が読みづらくて難儀した(あれでヘタって、面白いと評判の次のをなかなか読み出せずにいるんだよね〜)ことまでをも思い出させてくれた、そんなアカデミィ賞映画でありました。

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試写室から出ると元レポドラ大林くんがいる。『めぐりあう時間たち』を観に来たのに時間を間違えたとゆーのだ。可哀想ね。しかし救いはある。この後、16時からも、映画は違うけどマスコミ試写があるのだ。それを観てゆくとよいよ。無駄わしにはならずに済んでよかったね。

その映画とゆーのはスティーヴン・セガール『奪還 DAKKAN ―アルカトラズ―』だ(笑)。来週の火曜日には、やはりセガール主演、製作年も同じ2002年、しかし監督が全然違うとゆー『撃鉄 GEKITETZ ―ワルシャワの標的―』のマスコミ試写も組まれている。ちらしを見ると両方ともに「キング・オブ・アクション只今降臨!」って煽りが入ってて、それぞれ「地獄を吹っ飛ばす最強シリーズ」の第1弾と第2弾なのだ(笑)。ステキー!

しかしステキはここに留まらない。プロモータさんに依ると、東京ではここまで止まりの企画らしいが、名古屋に限っては「男!セガールまつり」と銘打ってこの2本をセットにしてプロモートするのだそうだ! ぎゃー(笑)。

一緒に『奪還 DAKKAN ―アルカトラズ―』を観た大林くんは映画終了後一言も発さずに帰ってゆきました(笑)。ま、そりゃあ「女!キッドマンまつり」のつもりで観に来て「男!セガールまつり」ではね(笑)。それにしても、来週の火曜日までにこの『奪還 DAKKAN ―アルカトラズ―』の感想なりを確定させアップしておかないと、絶対に頭の中で『撃鉄 GEKITETZ ―ワルシャワの標的―』と混ざっちゃう!と戦々兢々としている人はだれ? ふるふる。

 4/5 ぶろおどばんどだったら、通常の遊び方でも難儀せんのぢゃが!<愚痴か

ずーっとにいて、双子の姉妹に煩わされることもなく、ギフトも来ないから返事をすることもなく、タマゴも喰われちゃうのでひよげクラブに怯えることすらなく、俳句も短歌も無縁で、がいなくなっちゃったけどそもそも羊を手に入れてからなにか起こったことが一度もないので不都合には感じず、たまーに贈れる状態になった時にタマゴを贈り、あとはアクセスするたびに出来ゆたけ回数JOHNJUNEに出入りしてトップを維持するよう心掛けるだけ。そんなガリレヨ遊び方もまた楽しい日々をここ一週間ほど送っています(笑)。なによりいいのは、数日遊ばなくってもJだからメッセィヂが溜まることすらもないのだ、楽ちんで心地よいです(にこにこ)。

このJ遊びをはぢめる前に凝ってたのは、EGGSに入った時にアルバムを開くって遊びでした(笑)。あれも楽しかった脳。何度も何度もやったものぢゃ(懐古)。やっぱき、人とコンタクトをとるってのはたとえネット上のゲムーと言えども、嫌なマンなのかもしれません>自分(苦笑)。ひきこもって遊ぶのこそよけれだ。

 4/6 そして見知らぬ一人こそがフクダアスカとかいう娘。である<『愛の種』より

会社にゆくと元レポドラ小倉がいる。今日から番組を担当するのだそうです。写真を撮ってあげましょう。コンプマートにゆくと元レポドラの土屋ナレータ・コンパニヨンをしている。ので休憩時間を待って一緒にお茶にゆきましょう。桜をバックに写真を撮る。

3月でアナウンサを辞めた大橋麻美子さんが、机を整理してたら新品の使い捨てカメラが出て来たって、最後に会った時にくれたのを持ちわるいているのが役にたっているのだった。CBCを辞めた人に頂いたカメラだから、CBCを辞めた人ばっかり撮ることに、今日決めた(笑)ってゆうか(辞)。つーことで次のターゲットは今度の日曜日に会う我山市川ちゃんペヤーですね。オー。

ってゆうか使い捨てカメラで、こんな撮り方をしている限り写真の腕ってのは絶対に上がらないと思うよ。きっと、デヂカメでも手に入れれば、撮ってすぐに撮った写真を見返すようにできれば、上達するんぢゃろうが脳。世の“写真の巧い人”は、一日に何枚くない「これは!」と思ってシャッタを切って、そのうちのどのくないの割合が“よい写真”になっておるのか脳。

…なんて考えたけれども、ああ、漫画が上達するのと一緒かと気づくよ。とにかく触発されたら画けばいいのか。画くことが楽しくて繰り返しているうちに、センスさえあれば勝手に上達しちゃうのか。うーむうーむ。…その割りには毎日ひぃひぃ、しかし書き続けているこの日記の文章が上達しないってのは、それはどーゆー(あばば)。

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大名古屋ビルヂングの献血ルムーにゆく。なんと2年前の4月21日以来久ヴぃさに、肝臓の値がオッケィだったので採血してもらえました! うわあい。結局医者にもかからないで治しちゃったよ!>肝臓。これはきっと、レバにら炒めを連日喰ったのがよかったか、ケキーを一日平均5個喰ったのがよかったか、ダイエットをしなければ!とで思っただけで早速何もしないうちからリバウンド(笑)を起こして思いのままに栄養を摂っているのがよかったか、どれかだろう。うはは。

今、愛知県内で献血をするとビーニー・ベイビィズぬいぐるみをくれます。をかべが貰ったのは半身が黒、半身が赤茶のねこでした。Chipって名前ですね。DATE OF BIRTHが96年1月26日だそうだ<そんなの設定してあるのかとはぢめて知った。しかしつくづく、可愛くねえなー(笑)>ビーニー・ベイビィズ。石川梨華ファンにならない人間なんてのが存在することが観測の結果確認されている事実を厳粛に受けとめ、このビーニー・ベイビィズを可愛いと思う種族もきっといるのだろうと推測するから表立ってけなすことはやめるけど、よくこんな出来の悪いぬいぐるみを市販しているものだ。貰うけどね(笑)。誰か欲しい人にあげましょう。血漿成分献血をしたので、次回は2週間後にまた来れるから、その時にもぬいぐるみをくれるといいな(笑)。貰っても誰かにやるけどな!(ズバッ)

あとくれたのはモロゾフアルカディアってゆー焼き菓子だ。あ。これは嬉しいな(笑)<コラッ。非常用食糧として会社に置いておこう。かつては献血をすると500円の図書券をくれたものだったけど、今はこんなんか。てゆーか、献血ルムーに置いてあるお菓子にも言えることだけどさ、もっとなんてゆーか、こんなマカロンとかでなくって、いかにも血になりそうなお菓子をくれれば嬉しいのにね(笑)。ドリンクにも鉄骨飲料とかを常備するとかさ<古いな! といーつつ、レモンのヂュスーやポカリを飲み飲みせんべいだのクッキィだのをぼりぼり腹一杯喰わせてもらったがな。うはは。

しかし今日の献血で一番嬉しかったのはそんなことではない!(笑) 50分とかかかる成分献血なので、採血の間DVDを観て過ごすことになります。選んだのはモー娘。ヴィデヨクリップ集だ。シングルが10曲入っているのだ。ぎゃー(嬉)。いやぁ、はぢめて、『愛の種』をフルで聴いたよ(笑)。つくづくラヴマ以降のヲタだと思うね、その後6曲飛ばして(笑)ラヴマ、そしてダンスサイトを観たのちは、もう、ハピサマを何度も何度も、最後にはコマ送りにしていったいどこで石川が出現するのか、立ち位置はどこなのかを解析しつつ観たのであった! うははうはははは! ってゆうかそんな3年も前の曲で今頃なにをやっているのかーッ>自分。

そして献血ルムーの婆あ(敢えて婆あと呼ぶぞ)は、DVDから音が流れていないからといって話しかけてくるのはやめろ!(ぷん!) 音が出ていないのはコマ送りにしているからだ、そっちの方がよっぽど注視していることくない解らぬか!(キーッ) しかしそれにしてもハピサマの頃は、石川は既に可愛いくせに前に出てない脳。きゃん。あと3年すると、石川の時代が来ると教えてやりたい(ああやりたい)ってゆうか(笑)。

 4/7 悔しいので自然に目に入ってくるまで調べてやんない>『TAXi3』のハリウッド・スター

『TAXi3』のマスコミ試写です。今回の一番の見せ場である「スキィ上のゲレンデタクシィで走行する」ってシーンで登場した“キャタピラつきのタクシィ”が宣伝用に用意してあるそうで、プロモータさんに依ると名古屋にもお目見えするかも、だって! わぁ(はぁと)。ってゆうかそれって映画を観ちゃった我々は判って、面白いけど、未だ観てない人たちにどこまでアッピールするんかなぁ。と思わぬでもない。けどよく考えてみたら、そもそもそーゆーマシンに興味のある層が、観にくる映画なのかもね。そおか。

カメオ出演で「誰もが知っている、あの超有名なハリウッド・スター」が出ている、とプレス資料に書いてある。そうそう、あの人、見覚えがあると思ったんだよね!(ってゆうかいかにも風な出演の仕方をするから、きっとこれは名のある俳優にちまいない、と気づくんだけども) しかし生憎そっち方面(俳優の名前とか)にはとんと疎くって、誰だか判りません(ぎゃふん!)。ってゆーか、こーゆー時のために、誰が出ているかくない書いておくもんぢゃないのかよ!>プレス資料(笑)。こーして思うと『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』の親切だったこと!>トム・クルーズグゥイネス・パルトロウが登場するとちゃんと字幕スーパが出たものなあ(笑)。それくらいやるように>『TAXi3』。

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引き続き『サイドウォーク・オブ・ニューヨーク』のマスコミ試写です。原題は“SIDEWALKS OF NEW YORK”だから、ああ、つまり邦題にした時にだけ脚韻を踏む訳だ(笑)。やったぁ! ヘザー・グラハムブリタニー・マーフィーも、可愛いね〜(はぁと)。ってここに名前を、プレス資料を見つつ書いても、絶対に覚えっこないことは誓ってもよいけどなッ(にっこり)。

 4/8 身なりがきちっとしてたら「詐欺師」と呼んでさしわげるところだが

三越へ行ったら入り口際にお寺さんが出張してきていた。仏像甘茶をかけると、甘茶がふるまわれてお花が貰えるのです。ああ、花まつりなのだ。『黒のもんもん組』で「仏教のクリスマス」だって覚えたデーですね(笑)ってゆうか(懐)ってゆうか(フトコロ違うぞ)。しかしそこでうっかり、「仏さまの誕生日なんだよね」って言ってしまったぞ。それをゆーならお釈迦さまだろう。ぎゃー。仏になるのもお釈迦になるのも同じよーなもんだが、「さま」をつけた時には別物である。ぎゃー。

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アフタヌーンティでおひゆごわんを喰って外へ出ると春の嵐だ。大暴風雨ですね。きゃん。しかし、じでん車で、塚本晋也監督の『六月の蛇』のマスコミ試写に向かうよ。おずぼんの太もも前面部がべったべたになる。ぎゃー。しかし映画の内容は、梅雨時が舞台で全編雨が降り続いているシーンで構成されているのだ、タイムリィとであるとでも思ってやり過ごそうぞ。

ってことはつまり人生を揺るがす、生死にかかわるよーな忌むべきことが起きた場合には、タイムリィな映画を観れば納得がいく法則か。きゃん。『アレックス』とかかな。うわ。

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『六月の蛇』が終わり、次の「男!セガールまつり」第2弾であるところの『撃鉄 GEKITETZ ―ワルシャワの標的―』の試写まで1時間10分も空く。外へ出てみると雨がやんでいるぢゃん。ああ、だったらタワーズのスタバクへでも行って時間を潰そう。と思い、じでん車で軽快に走っていると呼び止められました。なんか、汚らしい大男が困っているふうだ。話を聞いてみると、なんと、アクティヴな乞食であった。うわあ。

日雇いの仕事をしに飛騨高山から出て来たけど帰る電車賃がない。千二、三百円要るので、通りがかった人に500円ずつでも貰って帰ろうと思う。のだそうだ。ほう。「交番に行って頼んでみたらどうか」と提案したら「みんな、警察と言うと勘違いしているようだけどねえ云々」と、諭されると言うぞ(笑)。

ケーサツが貸さないよーな金を、乞食に恵んでやる了見は持ち合わせておらぬわ、離脱する。ってゆうかとりあえず歩けよ、1時間くないで千種駅に着くだろう。中央線沿いに歩きながら物乞いをするのが、まだしも誠意を見せていることになろうよ。なぁんて、金をたかる方便にまぢめに答えてどーするとも思うので言わなかったけどもさ。ああ、やだやだ。日記のネタにして忘れよう(笑)。

ってゆーかさー、以前からタイミングが合うと立て続けに、道を尋かれたりすることがあるから、話しかけ易い隙を見せているマンだと自覚することはあったけど、まさか他に道を歩いている人たちがいる中でじでん車で走っているのを停められ、金をねだられるほども、そんななめられて見られているとはねっ(笑)。外面如菩薩内面如夜叉なのか>自分。きっと絶対に、その逆、外面如夜叉で内面如菩薩の方が、いー人っぽくて好ましかろうにねえ(苦笑)。

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神尾さん福岡と呑み会を催す。てゆーか催したのは福岡で、「18時半に集合」とのメーユが10時半に届き、しかし場所は未定だとゆー。ええと。

ふたつの試写会を終えて18時過ぎにメルチェをすると、やっともたもたと、店を決めつつあるふうだ。結局いろりの炉端焼きの店、りゅうに決定し予約を入れたのは18時20分。そそ、そんなん、18時半に、集れるのか君たち!と思ったら案の定、一番に店に到着したをかべが18時45分。おふたりは、揃って55分に現れたのであった。それは、ケータイで示し合わせて合流して来たねッ!? きい。「だからケータイを持てって言っているでしょう?」ぢゃないッ(笑)。ケータイがないと出来ないような、ってゆーかケータイがあると出来るような、そんな雑な約束は今後もしまいぞと強く思おうと思う。幾重にも思い、思おう。

 4/9 そうまでして映画を観たいか!>自分

13時半から試写室“プレシネ60”にて『あずみ』の試写、そして16時からは1キロほど離れた“NAGOYA試写室”にて『メイド・イン・マンハッタン』のマスコミ試写があるのだ。『あずみ』の上映時間がもっとみぢかかったらなんの支障もなかった。しかし、2時間22分もあるのだ。『あずみ』が終わって『メイド・イン・マンハッタン』がはぢまるまで、8分でこの距離を移動しないと死んでしまいます。

外に出れば足はじでん車だ、5分もあれば着くだろう。本当は、映画の前には少なくとも10分以上の余裕をみて(理想は上映開始の15分以上前に席を確保することであるが)ゆうたりと、プレス資料を眺めたりしたいのだが、今日に限ってはそれは無理だと知ろう。問題は、残りの3分で、ビユの地下4階(!)にあるプレシネ60から地上へ上がり、向こうへ着いてからは地下1階のNAGOYA試写室まで下りなければならないとゆーことだ。うわあ。

プレシネ60に降りるエレヴェータ1基しかない。しかも、非常用のエレヴェータらしく、スピィドがのろい。『あずみ』を観終わったミナサマがのろのろと試写室から出て来てエレヴェータに乗り込んでくる、最後の一人が乗ってくるまで待ち、それからゆうくりと1階に向かう、なんてことをしてたらここで3分とかを無駄に過ごしかねない。うわあ。どうしよう、階段を駆け上がろうか。地下4階から地上までって、普通のビユの4階分に相当するぢゃん!<当たり前。きゃん。

まぁ、もしかしたら、マスコミ試写だからってことでゆるいことが行われ、フィルムとフィルムの繋ぎ部分を、少ぉしずつ早め早めに次の巻に行っちゃったりなんかして、つまんでつまんで結局オフィシャルな上映時間より、例えば2分とか、早く終わるなぁんてことを期待出来ゆ可能性だって残っているのだ(笑)。もう、なんでも、そんなでもいい、向こうに間にわうように、両方を観たいと望むよ。

確かにマスコミ試写だけあったってことだろう、とてもゆるかった。しかし最悪の方向でのゆるさだ、なんと、『あずみ』の上映が、定刻の13時半になってもはぢまんないではないか! ななななななにやっとるんだーッ! いらいら待つこと4分(!)、やっとMCされ、はぢまったのだった。

映画を観ながら頭の中で計算する、ええと、4分遅れてはぢまった訳だ、1キロ先のNAGOYA試写室までを、4分で移動しないとならなくなったのか…。『あずみ』の最中に、決意し、覚悟を固める。

映画が終わりエンドロールが流れてくると、数席隣で観ていたC2発行人の方は、早々に出てゆかれた。ああ、『メイド・イン・マンハッタン』に向かわれるのだ。そうだよね、エンドロールって、4〜5分はかかるものね。しかし、をかべは席を立つまい。ちゃんと、上映される以上はエンドロールが終わるまでは全部観るのだ。ここで「今日は、まぁ」で許してしまうと、もう一生そおゆう生き方しか出来なくなる自分を知っているのです。敢えて、最後までスクリィンを観続けよう。

しかーし! コトハキューを要しているのだ、ただ安寧とエンドロールの流れに身を任せている訳にもゆかぬ(笑)ってゆうか(どっちだよ、観るのか観ないのか)。ごーそごそと、暗闇の中で、しかし他の人の迷惑に出来ゆたけならぬよう音を立てぬよう気遣いつつ、帰り支度をする。採っていたメモクリヤファイルにしまう。そうだ、『メイド・イン・マンハッタン』に、ぎりぎりで飛び込むことになった場合、上映前に新品のメモ用紙を準備するなんて暇がないかもしれない、今のうちにそれを用意しておこうと、今度はクリヤファイルから白い紙を手探りで引っぱり出して折り畳みポケットにしまう(笑)。がーさがさ煩いよ>自分!(笑)

座ったままで頭の位置を低く低くし、ほぼアオムケに近い体勢で(でも前の椅子の背ぎりぎりで、スクリィンは1ミリも欠けることなく見えるよな目線は維持しております)上着のGヂャンも着ておいてやろう。…と、ちょびっと焦ったので左腕が吊っちゃったよ(笑)ってゆうか(痛い痛いよ)ってゆうか(まだ『あずみ』の上映時間中に何を、心ここにないフルマイをしているか!)。これで、万全だ。今出来ゆことはすべてやった。場内が明るくなるのを待つのみである。

照明が点くや、リックを背負い一番で試写室を後にする。ちらりと確認したエレヴェータは地下4階に来ておらず、躊躇なく階段に向かうよ。この年(2003年?)になって、ビユの4階分の階段を駆け上り、息は切れているが止まってはいられない、じでん車のチェインロックを外してNAGOYA試写室へ向かう! あと3分くないしかないのだ、ここで一カ所でも信号で停められたら、もう間にわわない。つーことで、信号無視3つしましたね(高笑)ってゆうか(いや、それは高笑いしてる場合ぢゃないだろう!)。

NAGOYA試写室のあるビユの前にじでん車を停め鍵をかい、階段を駆け下りる。試写室入り口からはドワを閉めようとするようなが聞こえてくる。ぎゃー。飛び込んで、ああっ、間にわってしまった!(笑) ベストとは言えない席に着いてしまったがそれもやむなし、ポケットからメモ用紙を出すと同時に場内は暗くなり、製作会社のロゴを観ながらGぢゃんを脱ぐよ。ふー。

ところが全然「ふー」では、ないッ! 明るいうちにはとても荒い息をしていたが、流石に上映がはぢまってしまって「はあはあはあはあぜいぜいぜいぜい」とは、音を立てられません! 意識はすべて「とても息苦しいが音をしないように呼吸をするよう心掛ける」方向に向いている。その状態で20分もすると、やれやれ、どうにか息も落ち着いて来たようだ。

しかし、今度は咳払いがしたくてたまらないぞ!(笑) 「げぅんげぅん!」とやらかしたら、どんなにか喉が楽になるだろう!(ぽわ〜ん) だが、映画の邪魔をしてはイケナイ。そのまま、「咳がしたいしたいよ!」と、そればっかり気にしたままで残りの1時間20分超を過ごしたのであった(笑)。

そんな状態で映画を観て、解るのか?とか面白いのか?とゆー疑問も湧こうかと思う(笑)ってゆうか(湧くかな?)。もちよん、平常心では全然ないのだ、普通にアタマに映画がインプットされよう訳がない!(うっはっは)ってゆうか(うっはっはでなくて!) しかし、それでもこんな状態ですら、映画を観る意味は、価値はあるのだ。

それが“映画の最中に採っているメモ”である。すでに、このメモが習慣になって幾年も経っているのだ。この習慣は、体調や精神状態が多少どーなっていようとお構いなしに、常に最適なキィワードを拾うことが出来ゆほども身に染みついたスキル足り得ているのであった。つまり、目で観た字幕なり画面なりを、そのまま録画するように文字に置き換えて手が筆記しているとゆーシステムになっているのだ。頭に残っておらずとも、後でこのメモを観れば、それはヴィデヨ録画を観るかのよう(笑)に、展開した映画が頭の中に再現される仕組みなのだ。うははうははは、そんなふーだったのか、知らなかったぞ(笑)<いや、だって、今日みたいな極限状況になんて、そんななるもんぢゃないから、リミッタの値を確認することもなかったから脳。

但し、こーゆー自動書記に任せると、録るメモの量が多くなるんだよねー。いつもなら、あとでパソコに打ち移すのが面倒、とゆう一番大きな理由故に、脳に覚えさせられる内容は手にストップを出して書き留めぬよう、気を配っている<映画の最中にそんなことばっかりに気を取られているのか! それを今日は、脳がそんな落ち着いた状態ぢゃないから、全然信用できなくなっちゃってるので、とにかく手が書きたがるものは出来ゆたけすべて書かせることにしちゃったのだった。ああ、あとで、パソコに打ち直すのが今からユーツです。きゃん。

なぁんて我慢を重ねて『メイド・イン・マンハッタン』を観終え、場内の電気が点くや、もー心置きなく咳をしたのでした〜。ふー。ってゆうかげぉんげぉん! そうそう、C2の発行人さんも、当然先に到着しておられて(たぶんタクシィで来たのでしょう)、よく間にわったと感心されましたとさ(にっこり)。映画は、いろんな挑戦をさせてくれるものだと(こないだの「1日に4本」とか)、自分の能力値を思い知らせてくせるものだと、有難いと思わなきゃねっ。

 4/10 うなぎに普段と違う調理が施されると、なにが生臭いのかがよく判る

『ナショナル・セキュリティ』のマスコミ試写の後、東急ハンヅに向かう。赤い紙を買うのだ。

昨夜、森ぱふぇ掲示板に出任せで「赤い名刺大作戦」とゆー企画を書いた、それを実行するのです(にっこり)。今度の土曜日に池袋ジュンク堂である森さん名刺交換会で、有志で“赤い名刺を渡そう”とゆうプロヂェクトである。ううむ。これまで、幾度もある名刺交換会で、しかし自作の名刺を用意するでもなくいっつも同じ名刺を森さんに渡していて、ちょびっと心が痛んでいたのだ<痛んでいたとは!(笑)ってゆうか(言葉のあやだがな!) 思いついて言い出しっぺで書き込んだからには、ちゃんと実行しますよう!

てゆーかそー言えばかつてはよく掲示板に、こんなふーに突発的且つ無責任な企画を書き込んでいたものだった(笑)。ちょびっとだけ落ち着きが出て来た(えー?)のと、あとそもそもあの掲示板ってのは「森さんに向けてのメッセイヂのうち多くの人にもオープンにして構わない」類いのものを書き込む場所なのだ(と自分では看做している)から、それなりに読む価値のあることを書き込まなきゃならないってことを学習した(笑)ために最近は鳴りを潜めていたのだったが。ちょっと久ヴぃさにやらかさせて頂きました(ぺこり)。

てことで赤い紙です。所謂「じゅ♪ん♪け♪つの嗚呼、赤い名刺〜♪」用だから、それなりにちょっと厚いのにしないとなりません。ええと、A4サイズで20円ってのがいいかな。はっきり、森さんのための一枚だけを作ればよいのだが、まぁ、大量に作れば出来も揃ってちょっとレヴェルが上がる法則だ、少し多めに作るに越したことはなかろう。つーてもA4一枚から、名刺なんて8枚とか10枚とか取れるぞ。そんなには要らない。

が、ここでさらに考えなきゃならないのは、ハンヅで使える50円文具チケットを幾枚か持っている、それで紙を買おうと思っているってことだ。つまり、総額の一部をチケットで補う訳ではなく、全額をチケットだけで払い、お金を遣わずに紙を貰っちゃうって形になるのだ。わあ。それは、ちょっと、ハンヅの店員さんに申し訳ないって思っちゃったりする。そーゆー性格なのですね。

ってことで10枚、購入しました。200円を文具チケットで、そして消費税分10円現金でズバッと支払ったぞ。うははうははは。

会社のパソコで文面を作り手差しでコピィをします。倍率とかを何も考えずにレイワウトしたので、紙の中で名前の位置が違う名刺が4種出来ちゃったけど「みんな違って、みんないい」by金子みすゞって奴だな、これはな。完成した37枚を持って、東京にゆくぞ。オー。

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レポドラ北村が、中継で紹介した西尾の季節料理「山味」ってお店から、うなぎ入りのコロッケと豚肉の代わりにうなぎで作った酢豚を貰って来たのでゴショーヴァンに与りましたところ、これが、旨っ!>うなぎの酢豚の方。パイナップルとか玉ねぎは添えられていないけど、申し訳程度にへっついている松の実もナイス。豚肉の酢豚って、肉部分が均質ではないけれども、それが2〜3センチに切ったうなぎに代えることで、どの一切れを喰っても同じ食感に揃うのであった。ナイス! なんで方々の店でこれを出さないかね。きっと、一旦蒸すだか白焼きにするだかしたうなぎをさらに酢豚化するってゆー、手数がかかるからだろーか。ううむ。珍しくて美味しいとゆう、いいものを頂きました。ありがにょう!>北村。

 4/11 「日光の下でミドリと判るミドリ」にしました>髪

床屋にゆく。おりしも明日は池袋ジュンク堂森博嗣さんの名刺交換会がある。ってゆうか、前回の散髪は1月31日、「京都光華女子大学での森さんの講演会の前日」であった。そして次回床屋にゆくのは、もー「名大祭での森さんの講演会」の直前辺りと決まっている。なんてゆーか、床屋と結託しているのかもしれぬ(<なにが、だれが、何のためにッ!?)。よかった、毎日森さんの講演会だの名刺交換会だのが開かれてなくって。日替わりで髪型や髪の色が変わってしまうところだった。そーは、床屋の思い通りにいってなるものか(高笑)。

ちなみに、会期があって、その期間中ずーと毎日催されている講演会、なんてのが実現したらそれは公演会と呼ばれるべきかもしれぬ。

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知らずにマスコミ試写に行ったら、『ドリームキャッチャー』の前に11分の短編映画『ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス』ってのが上映された。『マトリックス』サイドストーリィで、『リローデッド』を観る前に観ておくとよい(とゆーフレコミだし実際に観たらそう思いました)とゆーものです。劇場での公開も『ドリームキャッチャー』と同時上映されるシステムになっているので観せてくださったのだろーけど、いや、事前に言ってくれないと(笑)。たぶん試写に来た多くの人は、この後の予定が11分押したにちまいありません。個人的には、『ドリームキャッチャー』のためにスタンバっていたメモ用紙のうち、最初の2面が『ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス』に取られちゃったので、暗がりで上映中にごそがさがさと、新しいメモ用紙をクリヤファイルから引き抜かざるをえない羽目に陥ったしね。きぃ。

あと、『…・オシリス』ではないのか。“ジ・アルフィー”は結局、日本人に「母音の前の定冠詞の発音の変化」を徹底させる役にはたたなかった、とゆうことが証明されちゃった瞬間である。

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その『ドリームキャッチャー』だけど、いや、知らなかったんだけど(今日の試写はいろいろ知らないのだ)、SFサスペンスぢゃねえか、これ。てっきりタイトルとポスタを見て心理サスペンスだと想像していたので途中からの展開にぴっくりです。好きだけどね。いや、本当に、一瞬先の展開が読めないのだ。いつか地に足が着く(笑)だろうと思って観ていたら、どんどんものすんげぇ方向に話が発展してゆき、最後まで足が離れっ放しのままだからなぁ(笑)。書いちゃうと多少ネタばれる可能性があるからあまり触れたくはないんだけども、“心を支配された男の、その内面描写”を映像にするにあたって採られた「記憶倉庫」とゆー表現方法は、とても素敵。この手があるか、といろいろためになった映画でした。

まぁ、この映画、オープニングの製作会社配給会社ロゴの時点から、ワーナーブラザーズのロゴもキャッスル・ロックのロゴも雪の降る中だし、ビレッジ・ロードショウ・ピクチャーズのロゴに到ってはつららまで下がっちゃってるくないだから、そもそもふざけて楽しんで作っているって、気づくべきだったんだけどねー(笑)。途中からのあまりのSFさ加減に、スティーヴン・キング作風って西澤保彦とかぶってんのかよ!って思っちゃいました>かぶんない(双方とも読んでないから知らないけど)んだろうけどね、そもそもミステリィぢゃなかったことだしね。

 4/12 ヂュンク堂もマナハウスみたいに、レヂが各フロワにはないシステムでした

16時から池袋ジュンク堂森博嗣さんの名刺交換会なのぢゃが、家を出たのは11時45分。外は雨だ。うう。明日は“ヂブリ美術館で遊ぶ”予定なので、雨が明日まで残ってもらっては困る。雨が当然やむのを前提として行動したい。つーことで持ってゆく傘はビニル傘だ。やんだら東京で捨てて来てしまう計画です。うおー。の部分に親父が「岡部」なんてシールを貼っているが、こんなのは剥がしてしまえ。うははうははは。地下鉄で半分剥がし、新幹線で綺麗に剥がす。さぁ、いつでも捨ててやるぞ!

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ヂュンク堂の場所はネットで地図を見て「なんか、JR池袋駅の、新宿寄り側の左方向にある」ってことだけを覚えて来た。自分のいる位置と方角さえ判っていれば必ず着くのだ。そう信じて、改札を出たら頭の上を線路が当然新宿に向かって延びているであろう方向に、地下街を歩く歩く。なかなか地上への出口がない。そのまま行く先にある西武に入ってゆくと、衣が抹茶色のたい焼きを焼いているよ! わあ(笑)ってゆうか(わあかよ!)。ちょっと並んで、衣が抹茶であんこと一緒に白玉がふたつ入っているたい焼きを買い食いしました(にこにこ)。満たされたぞ。なおもヂュンク堂への道を進もう。

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西武の行きついた先から地上へ出ると、向こうの方にヂュンク堂が確認できた。よっしゃ! 体内コンパスは池袋に於いても健在である。生憎、今なお雨が降っているのでビニル傘を手放せない。ヂュンク堂の店鋪に入ったのは14時55分。ちょっと早すぎるけど、大型書店だ、時間を潰すのに苦労はしまい。

名刺交換会の会場である3階にあがるとソッコーでしばしんさんを発見。その後、森さんが座るであろう席を見にゆき、飾ってある花籠をチェキる。ベリィ色のトーンで、とても綺麗ですね。よーく見ると包まれたビニルと籠の間に、がひと粒、花束からこぼれて落ちている。そんなことばっかり探していればいいのだ!(にっこり)。しばしんさんに「この、落ちて引っかかっている豆が判るように、写真を撮るとよいですよ」とお伝えします。そんな要らんことばっかり言っていればいいのだ!(にっこり)

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『半落ち』ラストシーンだけを立ち読みしたり(コラッ)、辛酸なめ子の著書のモー娘。関連のペヂーを拾い読みしたり、『呪い亀』は手に取ったけれどもあまりにヴワツイのでどこを立ち読みしてよいか判らずすぐ戻したり、舞城王太郎『九十九十九』清涼院涼水を全くも読んでいないにもかかわらず無性に読みたくなったり、そーこーしているうちに16時ちょびっと前に名刺交換会の、スタートです!(ぱちぱちぱち)ってゆうか(こおゆう際には森さんのそばで拍手をするために、未だ列に並ばずにたむろしているよう、心がけております)

拍手をしちゃったら、もう、見ていても、見ているだけだ(笑)。列に並びに行こう。非常階段に並ばされていて、行ってみて驚いたことにはその列が6階にまで達しているではありましぇんか! 即ち、3階から6階まで階段を上らされる羽目に陥ったのぢゃ。ぎゃー。

をかべはまだいい、5階と6階の間の踊り場が最後尾であったから。マーヤさんは、をかべの3人後に着いて階段を上がって来たので、をかべよりもさらに6段、余分に上らねばならなかったのだ<1段おきに立っているのね、みんなね、テリトリィがあるみたいでね。マーヤさんは到着するや、階段にへたり込んでおられました。お疲れさまです(にっこり)。

5階と6階の間の踊り場にいたをかべが、4階と5階の間の踊り場まで列が進むのに20分かかった。数えてみると階段には、半階分に10人が並んでいる。踊り場には5人いる。つまりワンフロワ30人が並んでいる勘定になる。うむ、20分で30人か。先は永い脳。非常階段には、1時間はいることになっている訳であった。うう。いーけどね。

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非常階段部分が終わってからも、3階のフロワに十数人の列があるため、結局順番が回って来たのは17時15分を過ぎた時分でございました。コピィで作った「赤い名刺」は、実はトナー部分がこすると取れます(笑)ってゆうか(いかんがや!)。束で持って行った中から今はまだ文字に消えた部分がないものを選び出し、森さんと名刺交換。

名刺をお渡しするや「赤いね」と言われたのち、をかべが着ていたの柄のピンクのシャツを指して「古いカールヘルムだね。5年くらい前の?」と指摘される。ぎゃー(笑)。だってだって、このシャツの猫の絵が、可愛いのだから〜。ピンクのシャツはこれしか持っていなくて、いい色で春っぽいし好きだから〜。などとこのシャツを着て来た理由はいくつあろうと、たしかに古いっちゃー古い。きゃん。失敗失敗(笑)ってゆうか(失敗だったのか!)。せーぜー森さんのイヴェントには、前年までくないのカールヘルムで、今後は臨みたい!とちょびっと思わされたわんこなのでした〜。

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終わってからうろちょろしていたら赤目さんお人形の写真集を作ったのを見せてくれました。方々にお人形を連れて行っては写真を撮っておられるのだ。可愛い可愛い。お人形とゆー趣味と写真とゆー趣味のコラボレイションだ。いいなあ。こっちも何か負けずに、とんでもないアンサンブルを奏でるとゆーのはどうか。

お人形縛りかよ。ってゆうか髪ばっかりかよ。

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その後またうろついていると、今度はコジマケンくんがいる。をかべの様子をみて開口一番「猫かぶってますね!」とゆうので「大人になったのだ」とおへんぢをします(笑)。いやー、そりゃー、森さんのファンのミナサマの前で、同人誌をやっていた頃のようにはふるまえませんって〜(笑)。

なぁんて立ち話をしていたらぱふぇら〜の方たちが集まっている一群が騒がしい。をかべさんと話しているあの人はコジマケン先生ではないかしら!と噂になっているのだ(笑)。そうだった、コジマくんは森さんの本の表紙や挿画を描いているので、そお言われれば先生なのだ。すいとさんりとさんがやってきてコジマくんと名刺を交換してもらったりしておられました(にこにこ)。

冬のガリレヨぬらぬらが、探査場所を選ぶ画面の時にだけ丁寧な口調になる」謎なんかをコジマくんから聞いたりしているうちに終わりが近づきます。最後も、やっぱき拍手をしに森さんに接近し、無事本懐を遂げて終了。結局、トナーの取れる「赤い名刺」はぱふぇら〜のミナサマにも貰って頂いて、19枚を配ることが出来たのでした。ふー。次回は、トナーの取れない紙で、の名刺を作ろう!と提唱したい。

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一旦はぐれたコジマくんを捜しにゆくと森さんの控え室に辿り着くぞ。わあ(はぁと)。そのままお誘い頂いた打ちわげの、中華のお店にお呼ばれしてしまうのであった。ありがにょうござりまシュー。ってゆうか済みません〜。ってゆうか昨年7月27日と同じメンバのでございました。

ええとね、ラストのお茶とともに出て来た豆のお皿にドライフルーツいちぢくが含まれてて、食べたすばるさんが、これは森さんは嫌いであろうと予言されたので森さんは食べられませんでしたが、をかべはふた粒喰い、帰り際にみんなが部屋を出て行くタイミングを見計らってもー一個口に入れたぞ! うはは<うははではなくって! おいしゅうござりました(ぺこり)。

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ここ最近は三鷹だの新橋だのの、しょぼくれたカプセルホテルにばっかし泊まっているので今日はフンパツして新宿のにしよう! スタヂヨアルタの西の道を北上し最初に発見したカプセルホテルに入ります。

新宿のカプセルホテルのいいところはおふよが大浴場サウナもあるとゆー点ですね。ちーさい町のカプセルホテルなんかだと定員一名シャワルームだけだったりするからおふよの甲斐がないのだ。早速ミストルームとサウナに入ります。嬉しいな。いちぢくのドライフルーツといい、日常から逸脱したものが好きなのだ。うははうははは。

満ち足りてカプセルに入りテレヴィを点けると、うわ、ミニモニ。が出ている。ayu ready?とゆー番組のゲストなのだ。ぎゃー。よかった、こんなの、東京に来てカプセルホテルに泊まらない限り決して観なかったよ! なかなか嬉しいことまれけの一日ではあった。唯一、捨てるつもりだった傘だけは予定外にロッカにまだ入っているのだけれども。

 4/13 東京在住だったらこんなスケヂュルで3軒を一日に回ることはあるまいぞ

明けるとよい天気です。が、ぢゃまだけど、こーなるとまだ使えるのに捨てるのはしのびないビニル傘を結局持ったまま、ヂブリ美術館の開館は10時だとゆーのに新宿のカプセルホテルを7時45分にチェックワウトしました。早過ぎっ。どのくない早いかとゆーとマクドナで59円ハンバーガをオーダしたら「それは10時からしか作らん」と断られたほどだ。きゃん。JRで吉祥寺へ。駅ビユの中のカレー屋で朝メニュのコロッケカレーを喰って朝ごわんに代えさせて頂きます。ぺこり<腹が減った音ではない。

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井の頭公園を通り抜けるとドクタ中松のポスタが貼ってあるよ。うわあ、都知事選に出馬しているのか(笑)。ってゆうかその他の候補者って石原慎太郎と、知らないおぢちゃんと、知らないおばちゃんだ。…石原慎太郎以外の誰が都知事になると、誰が考えようかってゆーラインナップぢゃん。もっとさ、せっかく東京都なんだからさ、つんく♂とかコムロとかアムロとか宇多田とか、そうだ、現12人のモー娘。が全員出馬するとか、そんな有名人な面子を揃えてはどうか。きっと石川のポスタばっかり公職選挙法違反もものともせず、剥がされるだろうがなっ。ってゆうかそんな結論か!(が〜ん)

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ヂブリ美術館には8時50分に着く。どこが開く入り口であるかは昨年来て知っているのでそのまま門の前に独り陣取っていると、従業員のお兄ちゃんが来てそんなに早く並ぶ必要はないと言う。うう。お前に何が解るかと言いたいのを我慢し(笑)、ちょっと離れたベンチに移動して陽の当たる中で『美濃牛』を読み進めつつもキガキではない、バスが着くたびに親子連れが降りては来ないか目を凝らす。決して先んじられ出し抜かれないよう留意せねばならない。なんのためにこんなに早く来たのか判らなくなってしまうからだ。そして9時10分にもなると、ああ、やっぱきライヴァルっぽい連中が現れるので慌ててバッグを持ち傘を持ちまた門にへばりつきに戻るよ! はぁはぁ。

9時半過ぎには開門し、従業員のお兄ちゃんは「まだ開園までに20分以上ありますから、あちらにあるトトロの入り口とか見て来てからお並び頂いても充分ですよう」などとアナウンスしているが聞くまい(大笑)。そのまんま、最前列をキィプしたままドワの前に移動する。楽しむのは中に入ってからでよい。入場は、闘いなのだ。ふむっ。

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『美濃牛』を読みながら待っていると、お客のお姉ちゃんたち2人組と従業員のお兄ちゃんが喋っているのが聞こえてくる。お姉ちゃんたちが、それぞれ京都仙台に住んでおり、落ち合ってヂブリ美術館に来たと言うとお兄ちゃんはいたく喜んで(笑)「昨年の秋に社員旅行で、スタッフ300人くらいで京都に行った、もちよん宮崎監督も来た」話とか、「今やってる『天空の城ラピュタ』の企画展で、入り口入ってすぐのところにあるヂヨラマを見る時には、子供の目線になってしゃがんで見ると、下の方に隠しヒキダシがあるのでそれを開けてみるといい、ヒキダシの把手はアンモナイトになっている」とか、「部屋に入ってすぐのところにある宝箱が開くことを、みんな知らないのだけど、あれは開けて構わないので是非開けてみるといい」とか、いろいろ教えてあげているぞ! うわあ!なんてゆうか、ありがにょう!>京都と仙台のお姉ちゃんら! 是非、教えられた二人を出し抜いてでも開けてやろうとゆう気が満々です!(笑)

開場とともにソッコーで、『天空の城ラピュタと空想科学の機械達展』の会場へゆく(笑)。 何も周りの展示を見ぬまま隠しヒキダシを開けるよ。うはは。開けた時には意味が解らなかったが落ち着いて周りを見回すと、解る。そおか、そおゆう遊びがしつらえてあるのか。そのまま企画展用の5分ほどのアニメを観賞し、宮崎駿直筆(であろう)の『ラピュタ』のストーリィボードをぱらぱらと見ているうちに、ああ、15分アニメ『めいとこねこバス』開始の時間だ、慌てて地下1階に降りて、満席だったので階段に座って観賞。こ!れ!が!観たかったのです!(ぎゃー)ってゆうか(歓喜) 入り口のお兄ちゃんが「人気が高いから会期を半年に延ばしたのだけど、5月5日までの上映です」って言ってたが、本当に、これが観れてよかった!(にこにこにこ)

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もっと、狂喜しながら再訪を満喫するかと思っていたのだが、意外と我ながら冷めている感じ(苦笑)。もたりもたりと他の展示を観つつ、そうだ、さっき入場口でお兄ちゃんが言っていた“宝箱”を捜すけど判らない(笑)。ここで合流しようと約束していた市川ちゃんにも我山くんにも会えないし、まぁ、カフェ麦わらぼうしに行って甘いものでも摂ってこようかと思う。

カフェで例に依って並んでいると市川&我山ペワの登場です。なんでも「開場の10時から30分以内に入館しなければならないチケット」で、遅刻をしたらしい。ダメだ!(ズバッ) バチが当たってだろう、市川ちゃんの入館証は、なんだか判らないアニメの、脇役であろう男たちが4人写っているだけとゆー地味さ加減であった(笑)。ほら、トップで入館したをかべのは、『魔女の宅急便』キキだもの(高笑)。やっぱきやる気に応じて、こーやって主役の写っているフィルムが割り振られるのだ。うはは。ちなみに遅刻をしておきながら入館時に「電車が遅れた」と嘘の理由を申告した我山くんのは『トトロ』の、メイとサツキがお婆ちゃんと一緒に木の下に小さく写っている、とゆうデザインのものでした。たとえ嘘でも理由を言った者が勝つ世界であったか!

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市川&我山ペワに“宝箱”が見つからない話をしたら「尋く!」と言い出した。わあ。尋くのか。なかった選択肢だ。二人して、モノオジせず受付のお姉ちゃんに尋きにゆくよ。ひゃあ。離れて見ていると受付のお姉ちゃんはなにか冊子を出して調べはぢめた。ほら、むづかしいことを尋いてしまったのだ。うわあ。

二人が教えてもらってきた部屋にゆき、早速宝箱を開ける(笑)。うっはっは。ありがにょう!>二人。ってゆーか、お姉ちゃんが見ていたあの冊子は何なのだ。スタッフUSE ONLYの、隠しアイテムガイドブックなのではないか? うわー。チョー見たい(笑)。

つーか、そんなのが存在しているってことは、ここで知った情報はネットとかに(こーやって)オープンにすべきだろう! そーやってシェアしながらお客が知識を殖やしてゆくのだ。このシステムは冬のガリレヨで学んだ方式ですね(にっこり)。

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さすがに2回目ともなると、前回ほど遊ぶこともないと知った。昨年は15時までいたのに、今回は14時に帰ったよ(笑)ってゆうか(10時に入って14時まで遊べれば十分な人はだれッ!?) 次の目的地はJRで移動して、荻窪はちみつ専門店ラベイユ」です。市川ちゃんが駅前の交番で場所を尋き、教会通りを北上する。

いろんな花のはちみつが、勝手にテイスティング出来ゆように並んでいる。レヴァを握るとボトルのけつの口からはちみつが垂れてくるのでプラスティックスのスプンに取り、嘗めるのぢゃ。番組へのおみあげに10種のセットを買ったのち、いろいろ味見をして遊びます。我山くんと市川ちゃんは花粉を買っていたよ。なかなか楽しい。狭い店鋪だけど結構お客が入れ替わり来て、ほんの20分ほどいただけの間にお店への道のりを尋く電話が2本もかかってきて、かなりの人気みたいでしたね〜。なんてゆーか、やぎの目林さん選択眼は、正しい。

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なんだか判んない線の地下鉄銀座へ。もう、この頃になると3人ともねぶいです(眠)。しかし気力をふりしぼり、本日の最後の目的であるピエール・マルコリーニカフェにゆくのだ!

案の定店の外にまで列が出来ている。店の外で20分、店に入ってから十数分、並んでやっとカフェに入れました(にこにこ)ってゆうか(へとへと)。市川&我山ペワはホットチョコレィトを、をかべはチョコレィトのシェイクをオーダする。ほかにもケキーを2種頼んで、とても美味しく頂きます(にこにこにこ)。チョコレィトのケキーが、甘さが抑えてあって、チョコレィトのドリンクとともに食べても合いますね(にこにこにこにこ)。

但しここで誤算があったのだ。をかべが誘って来た店だから、お茶代はをかべが奢るつもりでいたのに、お財布を見るともーお金がありません(ぎゃー)。涙を飲んで自分の分だけ支払い(涙を飲んだのはだれ?)、決して遣ってはいけない自分ルールが設定されている500円玉までをも動員しておみあげを予定より少量買い、ようよう東京を後にしたのであった。うおー。長かった脳!<日記がな!

そうして家に着いた時には所持金の残金数百円であった。うう、結局こないだの月曜日に10万円おろしたのは、ほぼ全額遣い切っちゃったとゆーことだ。ぎゃー(笑)ってゆうか(金遣い荒っ!)。そうそう、ちなみにビニルの傘は、市川ちゃんに預けて持って行ってもらいましたとさ。やっぱき、「岡部」の名前シールを剥がした甲斐だけはあったとゆー訳だ。うむ。

 4/14 もちよんメラニーがこの結論ではない方を選択した場合には、今度は『船を降りたら彼女の島』になる訳だが

『魔界転生』のマスコミ試写ののち、タレントの松岡ひとみさん長谷川巧さんと一緒にお茶にゆきます。映画談義を繰り広げるのだ。

こんなことしか言わないので、監督にインタヴュをしなければならない松岡さんは困っていました(笑)。こん中のどれひとつも、監督には言えないからねっ!(にっこり)

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夜はシネプラザ2にて『メラニーは行く!』の完成披露試写。プレスシートの煽り文句にも「女性共感度=100%! 男性不満度=100%?」とか「女性だけに支持されて全米No.1大ヒット」とか書かれているラヴストーリィだそうなので、覚悟してかかろう(笑)。

簡単に言ってしまえば「ふたりの男性のどちらを選ぶか」とゆう物語だった訳だが、観ていて、結局“そっちは選ばないだろう”って方に落ち着くので、そこが解せなかった。いや、これぢゃあ、男性とか女性とか関係なく、物語として認められない展開だとは言えないのか。以下、考察にあたって完璧にネタがばれますので背景色にて。

そのふたりというのは“ニューヨークの女性市長の息子”と“田舎の幼なじみ”だ。しかも主人公のメラニーは、実は“田舎の幼なじみ”と既に結婚していて、嫌気がさして家を出てニューヨークに移り住み、ファッションデザイナとして大成功をおさめる。そこで市長の息子からプロポーズされたので、離婚を成立させるために7年ぶりに田舎に戻ってくる…とゆう設定です。

田舎で、高校生の当時に触れあった人々と再会し、そのフランクさにほだされ、さらには自分の“夫”はガラス工房の経営者として成功していることを知る。一方、市長の息子は、最初は既婚者であったことにショックを受け、一旦は去ろうとするが思い直し、「そんな田舎者と!」と反対する母親を説得する。さて、メラニーは、どっちと結婚をするのがよいでしょうか?(笑)

てっきり、当然、「ニューヨークで大成しているデザイナなんだから、それは自分の力で切り開いた、自分の才能を最大限に活かした結果であるのだから、それをこそ大切にするべき」と思ったのだ。しかし映画は、田舎でガラス工房を経営する幼なじみの夫とよりを戻して終わるよ。えー? それって、えーと、「男性不満度=100%」とかでなくって、女性は自分の可能性を活かして進むよりも、レヴェルを下げてでも昔からの自分を好いてくれている相手と一緒になれ!って言っている訳で、なんてゆーか女性を馬鹿にした話になってはいない?って感じました。これが「女性共感度=100%」?

確かにこんなふーに結果に不満を抱いたのだからプレスシートの煽りは間違ってはいなかったのだ。でも、なんで、こんな終わり方の映画を作ったのだろう。作り手側が想定した価値は、いったいどこにあったのだろうか。

エンドロールを観ながら考えていて、解った。男女を逆にしてみるとよく見える。「努力した結果、自力で成功者になった男性が、富も家柄もある美貌の女性と結婚することになる、しかし田舎には、冴えないけれども昔からの自分を知ってくれている素朴な女性がいる」場合と同じことだ。この物語だったら、そりゃあ男性は素朴な方を選ぶだろう。理由は「富と家柄の女性にはたとえ自分がいなくったって幸福な人生を歩むだろう、しかし素朴な方を選べば、自分が幸せにしてやった!とゆう満足感をも得られるではないか」とゆう思考に依る。これの、男女が逆のヴァーヂョンだ。うわっ。才ある女性が、その才を、しょぼくれた男を幸せにしてやる方向に使う話であったのか! これって、新しいのではッ!?って、ここに到ってやっと思ったのでした(笑)。なるほどねー。…しかし、この映画のテーマを語るにはこーやってオチに到るまでのお話を全部明かさなきゃなんないってーのが、宣伝が困難な所以だよね〜。ううむ。

 4/15 『アトランティス/失われた帝国』も、そーいやー“向こうに到着するまでを盛り上げなさ過ぎ”だった

おひゆごわんに、レポドラ北村と一緒にべりわんへカレーを喰いにゆきます。店に入るとディレクタ菅ちゃんがカウンタに座っているよ。挟むように席に着いてあげる。と、菅ちゃんは「月火水お肉のカレーで、木金シーフード」とゆう呪文を唱えた。なんだなんだそれは。それが、最初べりわんに来た時には“イカしめじのカレー”だったのが、最近はとんとイカにお目にかかれぬ理由だったというのか。うわあ。そんな、ルールがあるとは! ってゆーかそんな重要な情報口コミで拡がるに任せないで、店内のどっかに書いて張っておけよ!>べりわん。

社に戻り、大星に会った時に、べりわんでカレーを喰ってきたことを教えてあげると「月火水はお肉、木金はシーフード」と唱えやがる! ぎゃー。なんだ、それって、そんなに有名なのかッ!? 「あのね、をかべさんがいない時にべりわんに行った時にね、お客が私たちだけだったので、お店のおばちゃんが話しかけてきて教えてくれた」とゆうぞ。ぎゃー(笑)。なんてゆーか、そうか、お店のおばちゃんはをかべが話しかけられるのを極度に嫌うことを察しでもしたのだ、それで、そんな重要な秘密を、をかべには直接伝えられずに、ディレクタの菅ちゃんとかレポドラの大星を介して伝えてきてくれたのか。VIVA! 思慮深いべりわんのおばちゃん! 今度は是非シーフードを喰いにゆこう。

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韓国映画『二重スパイ』のマスコミ試写。観ていると、スパイの定義が、ひとえなのかふたえなのか、混乱してくるよ(苦笑)。

終わってからピカデリー2に移動してディズニィアニメ『トレジャー・プラネット』の完成披露試写。冒険譚なのに、初手から全然はらはらもどきどきもしない。クライマックスまで観続けるとさすがにすげぇな、と思うよーな画を見せてくれるので、力はあるのだろう(<偉そう)、とにかく導入部が下手だってことだ。ちょっとは宮崎駿組み上げ方を見習うとよいと思いました>だって、たった15分に満たない『めいとこねこバス』ですら、端っからものすごい引き込まれるのだもの>つーか15分のアニメで最初から引き込まないってんだったらその方が困るだろうけどもさ。

あと、主人公のルックスに魅力がない。「絵にして動かして効果的デザイン」の顔をしてないのだ。よっぽど、ギルバート・ドップラー博士の造作を持ったキャラクタを主役に据えた方が面白かっただろう。ほかにデザインで褒められるべきレヴェルだったのはシルバー義手ですね。あんなに漫画的に面白い工夫が凝らされていながら、お話がこれでは惜しいです。

トリックスターとして、いたずらもののスライム“モーフ”と、人懐っこい古ロボット“ベン”の2キャラクタが出てくるけど、どちらもあまりに鬱陶しい。ミッションを遂行するにあたってここまで邪魔になるメンバは、とっとと切り捨てろ!と、こいつらの存在を許す主人公に憤りながら観ていたのでした(笑)。子供には受ける悪ふざけキャラなかもしれんが、目に余る。宮崎駿先生だったら決してこんな方向のノイズは、認められませんと存じますことですわよ!<誰だよ<ってゆうか急遽宮崎駿至上主義者かよ(笑)。


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