◆05年11月上半期の抜粋日記◆

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 11/1 内臓脂肪レヴェル=1を目指せ!

予定していた通り、ちょび髭を剃った。ちょび髭PROJECTは10月いっぱいでおあったのだ。さらに今日は、アローズで昨日買った黒のタートルネックを着てきている。これまでの自分の装いと全然違うラインっぽくって嬉しい。我ながらアンディ・ウォーホールみたい(ぽゎん)。

クーリエル署名11月分に書き換えた。これも前から考えていた、今日からは「内臓脂肪減少ダイエット」に突入するのだ。ネットで内臓脂肪に関するペヂーを開いてプリントワウトして読もう。

とかしてたら、今朝のはなまるマーケットが、とくまるが、なんとテーマがまさにずばりと“内臓脂肪”だったではありましぇんか! うわあ。タニタの体重計が示す、見慣れた「内臓脂肪レヴェル」の数値がテレヴィに映ってるし。全世界を挙げて、をかべの「内臓脂肪減少ダイエット」をバックワップしてくれるショゾンか。ががが。僕、みんなのために、頑張るよ! はなまるに依ると、なんでも内臓脂肪は「無理なダイエットをするとつく」(ぎゃっ)、「つき易く落とし易い」のだそーだ。うおー。燃えるぜ。いや、君が燃えてないで内臓脂肪が燃えて頂きたい。

ダイエットシステムに新たに、「内臓脂肪減少ダイエット」用の項目が追加されるかと思っていたのだが、どーやらこれまでの96項目内で十分に機能するようではある。なんてゆーか、流石ダイエットシステム!とゆうのか。せーぜー自分で決めたシステムだ、守って、痩せちゃうもんね。うはうは。

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サーキットトレィニング様のものをせろ、とのお達しである<内臓脂肪減少。歩いて映画に行こう。今後は天気が悪くない限り歩いて赴くよう心がけよう。雨の日に限ってじでん車で行こう(笑)。おズボンの裾に泥が跳ねるのがイヤンだからね、かがとが宙に浮き続けているじでん車は雨天の移動手段にぴぃたしなのです。

てゆーかあんまき“徒歩”を信用し過ぎるのもいけない。相撲取りなんて、あいなけ動いていながらデブではないか。

つまり【ダイエットシステムNo.74】「じでん車はたいがい楽」だから【ダイエットシステムNo.40】「思い立ったら無駄に動け」に則って歩くようにはするけど【ダイエットシステムNo.63】「汗では痩せない」訳で、最も留意すべきは【ダイエットシステムNo.68】「下手な運動は喰う口実になること風の如し」だっちゅーことですな。まー本来は【ダイエットシステムNo.47】「部分痩せより全部痩せ」るべきなんだから、内臓脂肪だけ減らそうなぁんてのは邪道(笑)ではある。でもしかし、【ダイエットシステムNo.39】「新たにダイエットをはぢめる時には新しいアイディアを導入しろ」だからね、「内臓脂肪減少ダイエット」の導入にもちゃんと、モチベイションを揚げるという意味があるのよ。

ほらほらほらほら。既存のシステムだけで全部説明ができちゃうでしょうっ?(笑) 新たなシステムの発見はどっちだ?

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『ロバと王女』のマスコミ試写。カトリーヌ・ドヌーヴ主演の、'70年の映画のデジタルニューマスタ版です。事前にプレス資料を読むと、つごく可愛いっぽい。うはー(ぽゎん)。

各界有名人が推薦の言葉を寄せているちらしには小西康陽とか野宮真貴とかの名が並ぶ中で、嶽本野ばらまでもがちゃあんとあって!(笑) まんま引用すると「ヴィスコンティがロリータに目覚め、109の洗礼を受けたかの如きミラクルさ。」とのことだ。ぎゃははっ。素敵。つまりはそーゆーデザインの映画なのだ。楽しみに臨む。

楽しみではあったのだけど、しかし、まぁ、やっぱき35年前の映画だけあって、古いなあ。昔の映画を観ているみたい。仕方がないけど。デザイン的なミドコロだけは幾つかございました。

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『綴り字のシーズン』のマスコミ試写。原題を“BEE SEASON”といって、「綴り字」で「BEE」ってことは、これはつまりあの、大好きなドキュメンタリィ映画『チャレンジ・キッズ/未来に架ける子どもたち』で描かれていた「スペリング大会」を舞台にしたフィクションではないかっ。ぎゃっ。大期待(笑)。

でも『チャレンジ・キッズ』は8人の出場者にスポットを当てて追っていた。映画のラストシーンに到るまで、はたしてどいつが主人公なのか、判らない。そーゆー作りで観せていた秀作だったのだ。それをフィクションにしちゃあ、巧く盛りわげられるのかー?とふわんも多々ありました。

「スペリング大会で優勝するような実力を持った女の子」が主人公で、スペルを暗唱する際に神懸かり的な現象が起こるように見せていたのは面白かった。けど、他の競技者とをつけすぎる訳にはいくまい、そうそう超人に描いちゃうこともできないのだ。そこにはさほど重点が置けない。

っつーことで映像的に一番の見せ場に枷が嵌められ、いったいどうしたかっつーと障碍を発生させる方に話が進んだ。こんな力を持った少女なのに、スペリング大会にばっかしかまけてられない状況に追い込んだのだ。具体的には「家庭の崩壊」でした。わははっ。「スペリング大会に出場しなきゃならないデリケィトなこのタイミングで、お母さん精神病院にぶち込まれお兄ちゃんは新興宗教にどっぷり嵌る」映画だったのだ。うーむうーむ。

野球と一緒で、しわいを見せるって点に於いては現実にはかなわない、しわいを期待して来る客を満足させることは創作にはできない、という証明になっているのかもしれませんレヴェルでしたー。観るんだったら是非『チャレンジ・キッズ』の方をプリーズ。

 11/2 一日三食「ミルクジャムを塗った焼いてない食パン」で1カ月、でも可

今日のお取り寄せのコーナで紹介したのは「ミルクジャム」であった。トーストに塗ったのを食べさせてもらうと、つまりはこれは「キャラメルペースト」ぢゃん。ぎゃっ。あああ。甘くて旨ッ!(大歓喜)

トーストよりいっそ焼いてない食パンに塗った方のがいい。食パンは、焦げ目をつけるとしょっぱさが減るのだと、ビミョーなことを知った。こいなけ甘いペーストを塗るのならちょっとしよが感じられた方が旨い。ってんで、ミルクジャムには“しよ味”ってのもあって、ああ、こっちの方が好きだ。いっそ味わいは、そのしよ味に加えて食感のせいもあるだろうが味噌っぽい氣がする、それが香りだけは完璧にキャラメル。うわあ。お菓子ぢゃない、食事だよ、でもこの食事はキャラメルなんだ。うわあうわあ。

カラメルは大好きです。日常にキャラメルを食べる習慣がどうも生まれないのは、あれは歯にくっつくからだ。キャラメルに含まれる水飴成分が「甘味を摂る罪悪感」を、その「歯にひっつく」という物理的なアタックによって思い知らすのである。そうか、あのにちゃにちゃがなければ、カラメルの風味を味わうことは、これほどまでに喜ばしい快感であったのか! もう、朝から、食パンを3枚分くない喰う。喰うったら。もちよんたーっぷりとミルクジャムを載せて。うは。うは。

これはしかし今日のダイエットの破綻の、端緒でしかなかった。ぢゃーん。ってゆうか、え、今日って、ダイエットが破綻するのっ? うわああ。詳しくはこれ以下の項目にて!(予告か)

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招福!きねま猫」の原稿を打っていたのだ、映画に徒歩で行っていては間にわわない時間に出ざるを得なくなり、「内臓脂肪減少ダイエット」は早速二日目にして反動を迎えた(笑)。「あー、今日は、できなかったデーだ」とゆう挫折感に加え、一旦こっちに転がりはぢめたら理屈はいくらでもある、「献血をする日だから特別に栄養を摂ろうよ」の甘言(文字通り!)と「朝はミルクジャムをふんだんに喰っちまった」との自棄、「今週は金曜日歓送迎会があるから、どーせ体重をちゃんと減らせるのはそれ以降」とゆー言い逃れ間食を許すための言葉だったら100も思いつくわよ!(笑) まさに【ダイエットシステム】が暗黒面に発動したさまを、我々はマノアタリにしたのだった。ぢゃーん。ぢゃーんぢゃなく。

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『東京ゾンビ』のマスコミ試写。花くまゆうさく原作の漫画を実写映画にしたもので、おなぢみのアフロ禿が出てくる。それが、アフロ役が浅野忠信(!)、禿役が哀川翔(!!)なのだッ。ぎゃー! それだけで、この二人がスクリィンに映っただけで、すべてを認める、オールオッケィ! もう、全編が、楽しくってしょうがない。きい! きい!<昂奮している。

上映終了後、明るくなった試写室で、しかしをかべより年上のマスコミ関係者のおぢちゃんが解らない、と言っている。中日新聞の担当記者さんも微妙との感想を送ってこられた。えっ。だってさ。これはギャグ漫画の映画化なんだもの、「今観ているその瞬間が面白い」が積み重ねられただけって捉えればそれでいーんぢゃん。整合性とか理由とか、筋の通った展開とかもっともらしい教訓なんてまったき不要だ。

いっそ感動すら要らない。でも、あったんだ、この映画、感動(笑)。涙が出たよ(爆笑)。いやあ、ええ映画ぢゃん。みんな何を戸惑っているの?と考えていて氣づいた。あ。そっか、花くまゆうさくの作風を知っていたから。だからストーリィには一切の期待をしてなかったから。だから、観て、面白かったと感じたのだ。

花くまゆうさくって、別に好んで求めてまで読みたい漫画ではない。たまたま週刊現代を手にした時に載っていたら読む、ってゆう接し方をする対象だ。独特の雰囲気は面白いと思うけど、アフロと禿ってゆうキャラクタを創造した点では評価できるけど、新作が楽しみで仕方がないなぁんて思わせるほどの漫画ぢゃあない。それが解っていたからこそ、映画の語り口たらたらしていようと一向に苦にならなかったのか。ひゃあ。みんなさあ、きっと浅野忠信×哀川翔ってことで期待しすぎたのだ。可哀相に(笑)。ほんの少し立ち位置を、「この物語を観るものは一切の期待を棄てよ」って方に移動させてたら、とても楽しめたろうものを(笑)。

なにより楽しみなのは名古屋での『東京ゾンビ』の公開はクリイヴからなのだ、劇場は名古屋地区で最高におされな、PARCO内にあるセンチュリィシネマ。ってんで、みんなこの映画に期待を抱きすぎて来て、脱力するといい氣味だと思います。ぎゃははっ。そう、脱力してこそ『東京ゾンビ』の真価が解るのだ、と尤もらしく締めてみました。

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通常午前中に行く献血に、今日は映画の後で行きました。名駅献血ルムーで、ここで毎回必ず観るDVDモー娘。の初期のヴィデヨクリップ集。そして中でも特に抱いてHOLD ON ME!だ。

つくづくヴィデヨクリップとしての出来がとてつもなくいい。いっそこの時代メンバにはちっとも萌えない。萌えてなかったし今も萌えてないし将来的にも萌えまい。楽曲と、ユニットとしての見た目のバランスと、映像の流れの構成が、本当に秀逸だと思います。当分は『抱いてHOLD ON ME!』を口ずさみながら肩を上げ下げしてリズムを刻む振りを練習するよう心がけたい。

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2週目を迎えた名鉄百貨店の「大北海道の物産と観光展」(2週も開催しておるのか)にはスプーカレーのイートインは来ておらぬのだ。胸を撫で下ろす。

しかしそれもツカノマ、ジェイアール名古屋タカシマヤで今日から「大北海道展」がはぢまっている。そして、来ている、来ているよ、「札幌カリーぱお」とゆうスプーカレーの店が。うわあ。行かざぁなるまい。

カウンタ席でチキン野菜カレーを食す。…。うーん。これはスプーカレーではないぞ。単なる緩いルウぢゃん。ぎゃふん。二度と来るまい。嗚呼、やっぱき「マヂックスパイス」以上のスプーカレーなぞ存在しないのだ。おそらく。

しかし君は知っているか、明日からは丸栄にて「北海道物産展」がはぢまる。そこにはスプーカレーの「南家」が出店するのだ。ぎゃー!(笑) 行くんだろうなあ>未来の自分。てゆーかさ。名古屋に5つあるおっきな百貨店の、3つが同時期に北海道展かよっ(笑)。氣違い、まさに北海道氣違いであるっ。キー!<発狂<発狂言うな。

 11/3 「アンチ・ダイエット・システム」フルスロットル

引き続き「アンチ・ダイエット・システム」です。イヤ〜ン。朝っぱらから東急ホテルモーニングブッフェを喰いに参る。やっぱね、こーゆーバイキング形式のごわんは、3食分以上喰っちゃうね。あー、そーだー、「ケーキバイキングダイエット」が禁忌とされる所以である。これだけ喰って今日ほかに何も喰わなければまだしもいんだけどね。いけないんだけど、まだしも。

会社―名駅間を1往復半、歩きました。「内臓脂肪減少ダイエット」を目論んでいるからだけど、なまじこー動くもんだから、ちょろりーんとお菓子を口にする口実が発生したりもするのです<駄目な人だ。

何をしに名駅まで行ったかとゆーと、ピカデリー5『ティム・バートンのコープス・ブライド』を観るのだ。上映開始は14時55分だけど全指定席です、事前に座席指定券に引き替えておきたいっつーことで12時15分頃に行ってみる。たらばさ! 並んでいるのだ。うあ。ささ。さすが、女性1000圓デーの木曜日祝日。上映の2時間半以上前だとゆーのに、3つ並んだ席は最後列の端っこしか空いていませんでした。きゃん。

一旦会社へ戻る途中でアップルストワに寄る。ぱわぁぶくっ17インチ購入の一周年記念である。「9800圓払っておくと、いざパソコがぶっ壊れた時に持ち込めば、翌日までに修理をして返してくれる」とゆーPro Careの期限が1年間なのよ。しかしさ。一度たりともこの恩恵に与ることはなかった。購入後1年以内にぶっ壊れてなんて欲しくないからかまーないといやーかまーないんだけど、問題はこれからぢゃ。たぶん今後2年以内には一回は不ぐわいが起こるにちまいないと予想される。今まで、壊れる確率が低い初年度に9800圓払っておいて、その後9800圓をけちってる時に壊れられようもんなら、最初の9800圓が泣いちゃうよ。9800圓9800圓煩いなあ(笑)、吝嗇か。ってんで更新に赴いたのです。

財布を見ると、おろした2000圓札が、しまった、未だ折ってない! きちんと自分的に折った2000圓札しか遣ってはならぬルールがある。「また手元に戻ってきた時にかつて自分が一度使用した札だと判るため」ですな(笑)>いや、銀行で2000圓札に両替する時、たまに使用された札が手に入ることがあって、そのペースで、年に2、3度は明らかに自分が折った札に巡りわうのよ(笑)、そのために守っている。悔しいなあ、歯噛みをしながらこの場は壱萬圓札で支払ってやろう。これで17インチは来年の文化の日までは安泰だ。また来年更新に参ろう。

レポドラ橋本と連れだって、連れのいる時に歩いてピカデリーまでなんて行けない、地下鉄で名駅へ。劇場前でレポドラの高橋と合流し、さぁ!『コープス・ブライド』ですよおッ(はぁと)。いやあ、しかしつくづくこの映画は本当にラヴい(にこにこ)。コープス・ブライドが地中から立ちわがってくるシーンはとてつもなく綺麗だし、教会での結婚式のシーンでは涙が出るよ(おろろんおろろん)。そうしてなによりスクラップスだ。犬好きの橋本と高橋と(順序を逆にするとしりとりになろうか)一緒に観る価値はここにもある、スクラップスは愛らしい脳。これと『50回目のファースト・キス』が今年のラヴストーリィの双璧ですね。生涯に亘り幾度も観たい。

ここで買ったキャラメル味のポップコーンが、終映後、残った。棄てようかとか言われたけど、棄てません。【ダイエットシステムNo.73】「食べ物に敬意を抱け」だ<都合のいい時だけダイエットシステムが出てくるなあ(笑)。座席の下にメグスリを落としちゃったから、先に出て待っててと高橋と橋本に(いっそ高橋本というキメラはどうか<勝手にキメラ化しないように)伝え、二人の姿が見えなくなったら劇場の端の席に座り直してざらざらと、残ったポップコーンを瞬食であるッ。うははうははは。ま、ポップコーンは、とうもろこしだし。その後行ったPapas Cafeでのお茶でも、ケキーは食べないで我慢したし。多少は許される行為ではなかろうか<だれに気兼ねしている?

「歩いて会社に戻るから」と地下鉄の改札で別れ、しかし頭を渦巻くのは「Papas Cafeでケキー食べなかったぢゃん」である、えーっと、栄のぉ、ミスタドに寄ってー、だってだってだって、ドーナツ100圓フェア中なんだものー(笑)ってゆうか(コラッ)。{じゃがまるこはちみつマロンクリームマロンクリームフレンチ}をカフェオレで美味しく頂きました。ほら、あれだよ、【ダイエットシステムNo.17】「生涯に数えるほどしか喰う機会のないものは常識の範囲内の分量、摂ってよし」ですから。

ってゆうか本当に、ダイエットシステムを「食べる」方向で悪用しているなあ(笑)。まさにアンチ・ダイエット・システムとはよく言ったものだ(感心)。

 11/4 “書く価値のあること”以上に書くのがむづかしーのは“書く意味のあること”だと知れる

もう、MORI LOG ACADEMYの掲示板「MLA掲示板」に書き込むのが嬉しくて仕方ない。絶対にこんな辺鄙な個人サイトで日記をワップしているより多くの目に晒されるだろう、そいなけの価値のあることを書かないとならない。自然と力も入る。日記なんてやってる場合ではない(笑)、あっちこそをメインの発表の場としたい、つーか思いたい。うははうはは。森博嗣さんにしてみたらええ迷惑だろうが。うはは<うははとか言ってるよ、この人。

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ディレクタの直子さんがパソコの上にコーヒィをぶちまけたと大騒ぎしている。直子さんのパソコはいっちばん初期の型のボンダイブルーのibookで、これまでは大した故障もせず連綿と使い続けてきたものです。それを、もうぼちぼち暇を出そうと、今週の水曜日にこともあろうにウィンドウズのノートパソコを新たに買ったというのだ。あ〜あ。そんな人のこれまでのデータは飛んでしまっても同情の余地はないと思います(かんらかんら)。

ともあれ、マッサキに直子さんに尋いたことは「そのこぼしたコーヒィって、僕が淹れたものですか?」だった。いや、どんなとばっちりで恨まれるか判ったもんぢゃないから、まずは身の安全を確認したのよ(笑)。たら、自販機で買った紙コップ入りの奴とのことでひとわんしん(笑)。

聞くと、パソコに詳しい人は口を揃えてまず第一声が「そのコーヒィに砂糖は入っていたか?」だったのだって。ふーん。ガソリンタンクに砂糖を入れると車が潰れるって、あれのことか。覚えておこう、いつの日か、パソコに疎い誰かがコーヒィをあからかいた名古屋弁)際にはこのフレィヅを遣いたい、「砂糖は入っていましたか?」。いや、入っていたら「もう駄目」って宣告するだけで別に何の甲斐もないのだけどさっ。

その後、今日は休みを取り、犬山の自宅でまーたりしていた制作技術の部署で最もパソコ扱いに詳しい社員の人を電話で呼びつけて(うわ)、直子さんのパソコは無事に起動するようになったそうです。やはり砂糖のことを尋かれ、ブラックだったと答えたのちに受けたアドヴァイスは「AC電源を一刻も早く抜きなさい」だったそうだ。来て、開けてもらったら、一部が焦げていたといいます。なるほど、熱源を外すのが肝要であるのか、めもめも。

それを、この人ならでは、水洗いして乾かしたら“直った”とゆーことでした。水洗いかー。覚えておいていつか言おう、「水洗いしたら?」。

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『ポビーとディンガン』のマスコミ試写。男の子とその妹が出てくるけど、この二人はポビーでもディンガンでもない。妹の想像上の友人がポビーとディンガンだとゆーお話でした。ファンタヂィに行くかと思っていたら、最終的な落としどころは“妹の想像上の友人を町中の人が認めてこそハートフル”という気持ち悪い(笑)物語だったのでがっかりでした(笑)。こーゆーのを観るとハートフルなんて死ねと思うなあ。

エンドクレヂットの際に、いろんな子供が描いたのだろうか、たぶん「想像上の友人」の落書きがいっぱい映るんだけど、各キャラクタに名前が添えてある。もちよん洋画だからほぼ全部が英語の名前、あるはべっと表記なのだけど、一匹だけ「雷徳」って奴がいたよ。その一枚だけ日本中国の子供が描いたものを混ぜたとは考えづらいので、つまりはきっとおそらく外人の子供が{雷}とか{徳}っていう表意文字を知った上でネィミングしたのだろうと思います。

つごいなあ>表意文字。いけいけ>表意文字。世界を席巻しろ! それにしてもいきなし{徳}が認識されているとは、だれが予想できただろう。{雷}はぴかちゅうで、あり得そうだけど。

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番組の歓送迎会のデーです。前回から幹事をやってくざさっているのはアナウンサ中橋さん。畏れ多い脳、中橋さんのコンセプトは「一度行ってみたい新たな有名店を開拓する」にあるので、ナニハトモアレお店に行くのが楽しみでとても喜ばしいです(にこにこ)。今日の店は10月末にオープンしたばっかりの、周富徳の広東料理の店“神龍”でした。

ファーストドリンクっつーことでみんなが生ビーユをオーダする中、をかべは一人だけライチシャンパンだ。ぎゃははっ。その後杏露酒のロック>ライチシャンパン>杏露酒のソーダ割りと呑み進めたのち、皆が紹興酒を呑んでいる時分に到ってオーダしたのがようやく生ビーユでしたね〜。だってだってだって、生ビーユとか呑むと、おないぱになるんですものー。もー呑めなくなって、勿体ないんですものー(笑)。そしてお酒は嫌いだから、甘いのしか呑まないの。周富徳の写真入りラヴェルの紹興酒のには惹かれたけど、瓶だけ。中味になんて決して萌えませんから。甘いお酒だけを呑んで生きたいと、桃子@『下妻物語』のよーな嗜好を、こぉんな親睦の席でも枉げない、信念の人であった。うっはっは。

ともあれ神龍は美味しかったのでまた今度来よう、ランチもやってるみたいだからいっぺん試そう、と自分的には充分に収穫があった会合でござりました。にこにこ。本当に協調性がないったら(笑)。

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元人妻エディターのシングルダイアリー」で有名(笑)なふかみんさん五十代以上向けの情報誌の立ちわげの仕事に携わっておられるとゆーのだ。イラストの発注を頼みたいとのクーリエルを頂いていたので「最近はホトショップで描いたのを主に納品しています」とリプライしたところ「イラストレータは使わないのか?」と痛いところを突かれちゃったよ(笑)。きゃんきゃいんきゃいん。

いちようどんな絵を描いているのか、サンプルとしてパソコ内に残してあったここ3回分の「映画颱風」の絵を送りました。Web用に変換してあって軽いのでクーリエルに添付できます。どーだどーだ、ここ3回つったら{シン・シティ蝋人形の館亀も空を飛ぶ}である。すなーち{四肢が切り落とされている,左手人差し指がちょん切られている,左脚を地雷で吹っ飛ばされている}(笑)だ。思い知れ、迂闊にイラストを依頼するとこーゆー絵を描くぞ、との牽制であった(笑)<そんな、友達に対してその態度は何だ(笑)。

たらさ。返ってきたおへんぢのサブヂェクトが「かわいい♪」だ。んー?(笑) 本文にも「プリントアウトして皆に見せたら、社内では大好評です!」って書いてあるよ。うはー。東京もんのセンスは解らん脳。このままではイラストの仕事を請け負ってしまういきよいです。ふるふる…。

絵を発表する場を与えてもらえるのは嬉しいんだけど、忙しくなるのと、収入が増えて確定申告が一層うざくなるのは、本当に厭なんだけどにゃー。どーなる!?

 11/5 猫は犬のようになぶっても喜ばないと知ったわよ

久ヴぃさに出がけなくてよい、在宅で過ごせる土日です。よっしゃ、「摂るのは納豆低温殺菌牛乳だけダイエット」を敢行しよう♪

クリィニングを引き取りにナフコへ徒歩で向かう。途中に黒猫がいる。ちょっと足を停めると向こうから近寄ってきた。わあ。猫を触るのは久しヴいだなあ、本当にを突き出してるとによいを嗅ぎに来るのか試したいと思っていたのだ。慌てて左手の人差し指を出してやる。指の有無にかかわらず猫はこっちに来るつもりだったようだ、指をちょいちょいっと嗅いだら体の側面をこちらに向けてにゃあと鳴く。ああ、触って欲しいのかな。左手でわしわしと、撫でてやると、フーと威嚇してきた。触って欲しくなかったのかー?(惑)

ともあれ今からスーパへ食品を買いに行こうと思ってるところなのだ、両手で猫に触ることは避けたい。ちょーど今日読んだMORI LOG ACADEMYにも「動物を見たら怖いと感じる。臭いと思う。それが自然である。」って書いてあったし! 左手を匂ってみると、可愛い首輪をつけた、飼い猫だったからか、別段匂わない。いや、しかし、油断は禁物です。早々に立ち去ろう。猫は車道の真ん中で伏せてしまいましたが。またいつかね。

できて来てた分だけクリィニングをもらい、しかしナフコには低温殺菌牛乳がない。小さい字のプレィト表示だけはあるが、1本も残っていないのぢゃ。「フレッシュフーズのナフコ」が片腹痛いわ(嘲笑)。早晩潰れるであろう。

仕方なくヤマナカまで歩く。ヤマナカには、低温殺菌牛乳が2銘柄、それも売るほどあるよ! わぁい。2本買います。納豆も6個買います。今日と明日でこれを摂るのだ。【ダイエットシステムNo.22】「土日の2日間で2kg減量しろ」が、はたして発動するか!? 頑張れ>自分。

 11/6 納豆をあと2個と、低温殺菌牛乳をあと1リッター、買っておけばよかった…

大喰いテレヴィで観ちゃったのも原因のひとつだけどなー(笑)。夜中に到って菓子を喰った人はだれっ? ぎゃー(笑)。まあ、急にダイエットに戻る(戻るて、今までのは何だった?)のも体に悪かろう(爆笑)。徐々にね。てゆーか【ダイエットシステムNo.2】「出し抜いて始めろ」だから、そんな徐々とかいつからはぢめるとか決めては本当はいかんのだ、いきなしスタートしなきゃ。「やるなら今から」こそが正しいダイエット道であるッ。

あと例えば【ダイエットシステムNo.28】「に喰わせろ」ってのを応用できれば、テレヴィで大喰いを観たくないで心が折れたりはせぬのやもしれぬが、でもNo.28が意味するところは本来「一緒に飯を喰いに行って奢ってやり、所持金を減らして自分が喰うことができないようにしろ」(笑)、ひいてはそれで「疑似食事を満喫せよ」にあるんだから、なかなかに人が喰うさまだけを観て満足する域には達せなゲです。せめて、大好き(笑)な大喰い番組を観た折りの制御には【ダイエットシステムNo.27】「喰いたいなら明日喰え」でも効かせるしかないのだ。

いっそ最近体重減を怠けているのは現在の目標が“10kg落とす”になっていて、それくないなら可能だろうと、すぐに出来ゆだろうと、甘く見ている節があるからでしょう。【ダイエットシステムNo.25】「達成できない目標を目指せ」が効いていないのだ、減らせるぢゃん、10kgくない、すぐに、と心の底で思っているのだ。いかんなあ。こーなってはちょっとてこ入れをするべきだろうか。まぁ、まだ発動してないてこはいっぱいあって、例えば忌むべきだけど「ダウナー系ダイエット」なんてのも最後の手段としては使えようし。

そでなくても、そうね、【ダイエットシステムNo.79】「期限を区切るのは両刃の剣」と解った上で、目標と釣るためのを設定する方向もある。食べたいのに我慢しているものを喰ってよいデーを定めて、それを励みにダイエットを敢行するのぢゃ。具体的に今決めよう、来年の誕生日、3月17日に、今一番食べたくて我慢しているもの、サッポロ一番味噌ラメーン袋麺を2つ(ふふ2つか)、喰ってよしッ! そんかしそれまで頑張れ。

わぁ(ぽゎん)。来年のお誕生日にはインスタントラメーンが2つも喰えるよ、喰えるよ! 嬉しいなあ(にこにこ)。iCalに書き込んどいてやろうかしゃん<やめなさい。

 11/7 “Mina-Miya.”ってゆうコカコラーにインスパイアされたロゴが、壁に

コーヒィをぶちまけたボンダイブルーibookがどうにか起動するようになった、これまでのデータ検索用に使いたい。でも、コーヒィまみれになっていた時に焦って動転してて、キィの部分をごーしごしとこすっていたらヴぁキィがめくれ上がって(ぎゃははっ)その揚げ句、aとsが入力しなくなったとゆうのだ。わはは。うちの番組のタイトルは略称で「朝PON」といいます、それが打つと「PON」しか反映しないそうだ。ぎゃはははっ。人の不幸は味噌の味 by 安永航一郎先生。そのディレクタの直子さんが、外付けのキィボードを買いたいのでついてこいとゆう。ああ、アップルストワに行くのですね。ゆきましょう♪ゆきましょう♪

直子さんがキィボードにマウスも合わせて買おうか悩んでいる間、見ていて、そうだな、誕プレにはnanoがいいかなと思う。女の子だったら白の方だろうか。2GBだと2,1800圓、4GBだと2,7800圓だけど、2GBの方をあげてみた結果、6000圓払うだけで容量になるんだったら出したのにー!なんて言われる危険性を考慮すると、これは4GBを選ぶべきだろう、当然。

などなどと計画しました。買うのはもーちょっと、お誕生日が近づいたら、ね。

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結局キィボードだけを買った直子さんとはここで別れ、丸栄北海道物産展へ赴こうぞ。南家スプーカレーを食べるのですッ。11時50分に入店すると26席ある椅子が5つしか埋まってない。だだだ。駄目ぢゃんっ>名古屋のスプーカレーシーン

メニュの中で一番何でもぶちこんだ、チーズチキンベジタブルをチョイス。うん、ぱおみたいに「緩いルウ」ではなく、ちゃんとスプーっぽい。しかし、嗚呼、やっぱきチキンは鬼門である。今日も骨から肉を外す際にお洋服にはねが飛んだよ(涙色)ってゆうか(子供か)。今後、スプーカレーでチキン喰うの禁止ぢゃ>自分。

もーちょっと辛かったら最後まで美味しかったかな。ひとまず喰いおあって店を後にする12時10分には、結構な混みぐわいになって、よかったよかった。よかったんだ。

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スプーカレーの食後の常だ、ソフトクリィムを食べます。旨!旨!! ああ、もう、今日はこれで何も食べまい(笑)。【ダイエットシステムN0.59】「最高に旨いものを喰った日はそれで打ち止め」が発動したのでは、ないッ。実は、こんな効果があるとは思ってなかった、昨日の日記に書いた「来年の誕生日サッポロ一番味噌ラメーンを2つ喰う」が作用しているのだ。

このあとでインスタントラメーンを2つ喰うのかー」と思うと、ダイエッタたるもの、さすがに罪悪感で胸が焼けて(笑)食慾が減退するのよ。国語的になにも間違ってはおるまい、たとい4カ月以上ののちとは言えどもたしかに「このあと」だ。そうして、そんなレトリックに、まんまとやられる性格だと判ったのです。ほう。なんでも試してみるものだなあ(感心)。今後は、来年の誕生日までは、お菓子がつまみたくなったらサッポロ一番味噌ラメーンと2度唱えるのだ。さすればタチドコロに喰う氣がなくなるという寸法であるッ。

ああ、これも、ダイエットシステムに加えられないかな。もっと一般性を持たせないと無理だけどもさ<今までのダイエットシステムはいずれも一般性があるのだと思い込んでいる人はだれッ!?(笑)

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『ジョージ・マイケル〜素顔の告白』のマスコミ試写。試写室の椅子に座り、もらったプレス資料を開くまで、ジョージ・マイケルとゆー人がワム!の一人であると、ちいとも知らなかった。そんな知識量で観たのだ、もう酷いもんだ(笑)。いろんな人のインタヴュヴィデヨクリップとを繋ぎ合わせたとゆー構成のドキュメンタリィで、興味がないこと夥しい。エルトン・ジョンが出てくるけど字幕で名前が示されるまで見ても判らない。『グリッター きらめきの向こうに』主演の女の子も出てくるけど、別になんとも思わない。

いやあ、これは、映画にして公開してはいかんだろう、せーぜ「知ってるつもり?!」レヴェルの内容で、しかも「知ってるつもり?!」だったらそれまで興味を抱いていなかった者をも惹きつけるよう作られるところを、完全に、ファン以外は放置するとゆースタンスであったのだ。やれやれ。いっこも面白くなくても仕方あるまい。てか、マスコミ関係者としてマスコミ試写で観る以外の接し方はありえない対象だから、そーゆー観方をする映画の中にはそりゃあ趣味に合わぬのもあるのだ、まさにそれでした。

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ジェイアール名古屋タカシマヤティファニィに行く。女の赤ちゃんが生まれたお祝いを贈るのです! 生まれたばっかしの時に一回下見に来て、ティファニィのがらがらティファニィラトルというらしい)にはハート形林檎型があり、売り子のお姉さんに振ってみてもらったところハート型の方が可愛い音がした、ってのを確認してある。

再訪だ。たらばさ。ハートも林檎もないよ。うはっ。「なくなっちゃいますよう」と脅されてたのは、あれは脅しではなく予言であったのか。かありに、鯨の形の豚の形のが並んでいました。ああ。ああああああ。こっちの方がいいやん(はぁと)ってゆうか(くぢら)。やはり振ってもらい、鯨型に決めます。

郵送して頂けますか。ティファニィの名が圧されたメッセィヂカドーも同封してもらい、2000圓札ばっかしで支払いました。うはは。タカシマヤのポイントカドーは、流石にこんな宝飾店で加算されてはあっつー間にがんがん割引が発生しちゃうのだ、扱っておらぬとのおへんぢでした。くい〜ん。ちなみに価格はね、地下1階のグラマシィ・ニューヨークベリィホールケキー(30cm)と同額だったよ! それは、どっちを買うべきだったのか(笑)。二択だったのか。

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エイデンに寄り道し、やっぱき思い直す。nanoぢゃなくて、誕プレはニンテンドーDSにしようかしら。女の子だから赤い奴で。犬を可愛がるソフトをつけて。

だいたいさあ(ため口か)、自分もそーだし、もう一人プレゼントでもらったってゆう知りわいもそーだって知ってるんだけど、携帯用の音楽再生メディワで曲を聴く習慣を持たない者がiPodを手に入れても、使わない(断言)。持ち腐れるだけだ(ズバズバッ)。いー大人なんだからさぁ、iPodを必要とする者はもう買って持っているだろう、今の段階で持ってない奴らは全員iPodを使わないタイプの人間だ、きっと。

誕プレなんてあげることが嬉しくて、先方が使おうが持て余そうが知ったことではない、とは認識していても、でもやっぱき多少は使いそうな可能性のあるものをあげるに越したことはなかろうとも思う。そーだそーだ。決して価格的にnano>ニンテンドーDS+犬を可愛がるソフト、だからではないぞ。ないぞと目を見て主張したい。

 11/8 『博士の愛した数式』の予告の音ばっかり、厭っつーほど聞かされちゃった

『アメノナカノ青空』のマスコミ試写。ありがち(笑)な「死別する韓流の恋愛映画」でした。この手のはちりばめられた“ならでは”のアイテム次第でいい感じにもなるし月並み以下にもなる。この映画に関しては「ピンクのハート」「母親を名前で呼ぶ娘」「2匹でいないと死ぬ」「内側に青空が描かれた黒い傘」なんて辺りが独特で、印象づけるのに役だっておったよ。しかし「左手の畸形」は、物語上要ったのかどーなのか。やはりこれも韓流にありがちなんだけど、思いついたネタは全部ぶち込むってのが作用しておるのだろうぞ。そゆことするもんだから、どの映画にどのエピソードが入っていたか、ごちゃ混ぜになるのぢゃけどなあ。ま、これは、このヂャンルものの中ではまだしもちょっと観られるレヴェルだったかな、とは思いました。

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16時からの、ウッチャンの初監督作『ピーナッツ』の試写に行くと、18時半からの『プライドと偏見』の完成披露試写が観られなくなる。うーんうーん。『ピーナッツ』の出演者のラインナップは{三村マサカズ,大竹一樹,ゴルゴ松本,レッド吉田,ふかわりょう}だ。うう。内Pぢゃん! 観たい、けど一方で『プライドと偏見』の売りは「『ラブ・アクチュアリー』の制作者によるキーラ・ナイトレイ主演作」です。そりゃああんた、『プライドと偏見』だろう(ズバッ)ってゆうか(即答!)ってゆうか(笑)。ってんで、だとするとちょっと時間が空くの。空いた時間を有効に活用しようとパソコを背負ってきました。

マリオットアソシア15階のパーゴラに入りマリオットバーガをオーダ。ウエイトレスのお姉ちゃんはなにか飲み物は一緒に要らないかと問うてくる。そうね、食後にちょっと長居してパソコを打つつもりだ、たしかお代わりがもらえるはずだったコーヒィにします。たら、ウエイトレスはコーラを勧めてくるよ。ああ、ハンバーガだから、アメリカナイズドとかってことでか。うーんうーん。いや、ダイエットコーラならともかく。コーヒィをホットで、ハンバーガと一緒に持ってきてくざさいな。

喰い終え、30分だけ打ってる時間がある。17インチをティブルに開いて今観た映画のめもをパソコに写そう。ばたばたり。マッキントは、きっと傍目にもパーゴラのティブルに似わうだろう、このよーな行いにもクレィムをつけられることもなく、コーヒィも勝手に2回も注ぎに来てくざさいました。うん、居心地はよいね。コーヒィとか水とかこぼすことがおそがかったけど、これだったらまた来ようかしらとちょっと思う。コーヒィだけでもいいかしら。それでも700圓すんだけどもさ。吝嗇か。

TOHOシネマズ名古屋ベイシティに移動して招待券を指定席券と引き替え、しかしそれから開映までまたもや1時間半ある(笑)。3階にティブルと椅子があるからまたもやコーヒィを買って席に着きパソコを開こう。ここが、そもそもそんな作業用に開放されている訳ではないからだろう、とっっても薄暗いわ。めもとか資料とかがちいとも見えません。うう。難儀をしながら1時間ちょっとを過ごし、さあ。『プライドと偏見』の完成披露試写ですよう!

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キーラ・ナイトレイは可愛いなあ(ぽゎん)。本気で美人だ、こーゆーお姫さまつーかお嬢さまつーか、こんな役ばっかりやってた方がいいと思います。本人はなんだか暴れる系を好んでいるのか、今公開してる『ドミノ』なんてーのを演じたりすることも多いゲだけど、しかし『ドミノ』は寝たからなあ(笑)ってゆうか(ぐう)。やっぱき本人の好悪に関わらず、アミダラの影武者みたいなのばっかしを可愛く演じて頂きたいと思うよ。顎長いけどな。受け口だけどな。胸ないけどな。三重苦か。三重苦言うな。顎長くて受け口で胸がなくても美人だから。いいではないか!と強く主張したい。

えっと、物語はねー(笑)、「母親と妹たちが下品である家庭に育った、賢い方向で期待が持てる美人は、いろいろ難儀をする」って話でした(笑)。まあね、原作が1797年に書かれたものだからね、古いっちゃー古いのだ。人物造型も、登場する全員が判り易く単純に作られてたし。でもそのを蔭でキーラ・ナイトレイの美人さを安心して堪能できる訳だから。いっか。ってゆー映画だ。うむ。

 11/9 『ガラスのうさぎ』はC2で紹介を書くよう、依頼を受けました(後日談)

周富徳の広東料理の店「紳龍」へランチに行ってみる。開店の11時半に到着すると1時間待ちだそーだ。ぎゃん! らら。ランチなのに、最安値1000圓のを喰おうと(高いのは高いのがあるのよ、7品で2500圓だとか7品で3500圓だとか8品で5000圓だとかさ)思って来たのに、予約が要るとゆうのだ。そっかー。11時半の1時間後っつーことで、なんだったら12時半には飯にありつけるんだから、別にこれでもありだとも思うけど今日は諦めよう。

地下に降りてキムカツにも寄ってみる。10分待ちだと言われました。やめよう(笑)。ってんで今日のおひゆごわんは金太銀太まで、会社方向へ戻ってきました。

黒板に書かれた今日のお勧めの中から牡蠣のクリィムスプーパスタをオーダ。牡蠣なんて、山本屋本店牡蠣オイル以外旨いと思うことなんて一切ない、ちいとも好みではないグロテスクな食べ物だけど、クリィムスプースパに紛れ込んでいるのならあの食感が楽しいかも。

しっかしそれにしてもスプースパは冷めないなあ(熱)ってゆうか(熱々)。猫舌なもんで往生こきながらひぃひぃ食べたよ。あと、隣のサラリィマンどもが煙草を吸いやがって、煙が全部こっちに流れてくるから、悔しい。帰りがけに、そいつらが喰ってる鼻先でくっちゃいくっちゃい屁を垂れてやりたいと望んだが、そうは腸が卸さないのであったのが残念至極でした。くすんすん。プー。プーいうな。いいませんでしたし。

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『ガラスのうさぎ』のマスコミ試写。邦画のアニメィションです。とてつもなく絵が稚拙だ。こんなの劇場のスクリィンサイズに拡大してみるレヴェルぢゃ全然ないや。なんでも絵が動いていれば有難いと思うような連中をターゲットにした映画なのでしょう。内容が反戦だから、絵柄の贅沢は敵だとでも思っているのだ、笑止千万。

ってゆうかはっきり眠止千万であった、寝た寝た。プロモータさんはこの手の「教育映画」をば熱心にプロモートしたい方で、おあって出てきた時に「どうでしたかっ!?」と目をきらきらさせて問うてこられた。ふぎゃー。しょしょ。正直に答えては申し訳ないし、嘘を言うには忍びないと、瞬時に考えた結果出たのは、寝覚めである、だ。鼻水だ。すすれッ、ずずっ。これでオッケィ。先方はきっと勘違いをしてくれたことだろう。

プライド的にはこんな低刺激の映画で感銘を受けたと思われることは許し難い屈辱でもあるが、面倒なのはもっと嫌いよ(笑)。まんまと抜け出したわよ。ほほ。よくぞ出た。屁は出ぬが洟は出るマンか。イヤ〜ン。

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『ダブルマックス』のマスコミ試写。タイのアクション映画です。アクションさえ見せれば、あとは面白おかしく作るのが正しいと考えているようだ、くだらなくつまらないギャグが満載されている。つまり、アクションを適度にちゃんと見せる長い長いコントであった。

ああ、道理で。この試写に来た時、待ちかまえていたプロモータさんら3人が来た来たとげらげら笑い、こんな映画を観るのは我々とをかべさん4人だけではないかって話をしてたとこだ、とおっさっただけのことがあるレヴェルだったよ(笑)。結局観たのは全員で6人だったがな<2人増えたよ!

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『少林キョンシー』のマスコミ試写。キョンシーが少林寺と闘うシーンは一瞬だけど、でもまあ、タイトルにするに値するインパクトだ、売りになると看做されているのだろうってネイミングを持つ香港映画です。上映がはぢまるや否や、もうはい話がはぢまっている。いや、フツーだろうと思えるかもしんないけど、せせっこましいの。最初っからフルスロットルっつーか、喩えて言うと吉本新喜劇みたいないきなしなはぢまり方をするっつーか。122分もあるのにぎっちぎちに詰まっておったよ。

それでいて終わりも唐突なの。言いたいこと言い切って、出したいとこ出しきったら、ズバッと終わる。ごのぎゅうぎゅう詰めでひぃひぃ言い終わって、しかし実はこの映画、製作された香港他国や、販売されているDVDでは94分ヴァーヂョンのところを、この日本公開分でだけは世界初のオリヂナル完全版つって28分長くしたとゆーぞ。長くしておいてなお余裕のみられない語り口だったのだ。うはー。増量しても増量してもどいなけでも言うことがあるなんて。もしかしたらこれは、単位時間当たりで考えたらお得な映画なのか?

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ともかく映画の試写が多い。今週もさることながら、来週なんか、今決まっているだけで平日の5日間で13本を観る予定です。ぎゃー!

こーまで忙しいってゆーんなら【ダイエットシステムNo.19】「食事を忘れて没頭しろ」でも発動させるべきなんだろーが、いやー。このシステムに限っては、これは森博嗣さん著作から得たヴィヂョンであるのだ、未だかつてこんな氣分を体験したことがにゃいぞ。どっちかっつーと逆ね。忙しいと口にものを入れるタイプなの。きゃんきゃいんきゃいん。だからこそ太っているのですが。食べることで精神的な安定を求める人なのぢゃ。うう。ううう。

なにを前置きしているかっつーと、映画を3本観て社に戻ってきて、いろいろこまごまと作業をしていたらさ。もう。菓子は喰う。パンは喰う。ぎゃー。【ダイエットシステムNo.13】は「自棄になるを与えるな」ぢゃが、ああ。与えてしまったよ。

いかんなあ、ここ最近で思い知ったけど、ちゃんとおないぱになるよう昼間のごわんを摂ると「飯で満腹になっておきながら甘味を摂らないでいい、なんて理屈が通ろうか」と思う思考をしているらしい(笑)。甘味至上主義者なのね。つまりは、甘くないものでおないぱになることは決して食慾のハドメにはならぬ性格を有しておるのだ。うわあ。【ダイエットシステムNo.54】「中枢中、最も当てにならないのは満腹」とはよく言ったものだ。

いい。明日から痩せよう! 【ダイエットシステムNo.24】「暴食の直後こそ心がチャーヂされている」を明日からやろう(笑)。こんなのを先取りして導入して、今は喰うと決めている奴だ。黒い。黒よのう。

 11/10 もらい物を食べるという行為の最大のメリット

昨日のあいなけの暴飲暴食の末、今朝量った体重は64.9kgであった。よっっしゃ!(よよよっっしゃ?) 好き放題摂って、しかしなお65kgをオーヴァせぬのだ。これをまんま10kg下で行っていれば、それがまさしく【ダイエットシステムNo.85】「喰いきれないほど満腹になるまで喰った状態で体重を量った時が自分の理想の体重になるよう、それより低い体重まで痩せておけ」である。やはり目指すは平常時52kgであると知れる。

しっかし「あと10kg痩せる」と言いはぢめてから半年が経つがちいとも減らないなあ(笑)<笑ってないでさ。これからさぶくなってきて、痩せには辛い季節がやってくるのぢゃが、しかしまあ【ダイエットシステムNo.70】「夏場より、気温の低い時期の方がダイエットは巧くいく」のだ、気合い入れていきまっしょい。ひとまずは今日は、昨日の大喰らいを受けて何も喰うまい。と思ってはいたのね(笑)ってゆうか(また言い訳か!)。

朝。中橋さんが、買い過ぎたのでと、ミスタドをひとつくざさいました。うわあうわあ。ココナツチョコレートだ! 自分では決して選ばないドーナツをこーして食べられる幸せ!! 嬉しい。ソッコーで喰う。ああ、至福(ぽゎん)。もう喰わない、今日は喰わない。

と思ったのもツカノマ<ツカノマなんだ。ネタ会議では東急ホテルのフルーツのホールケーキが振る舞われたのです♪ 8分の1カットを頂きました。うわあうわあ。嬉しい。しかも嬉しいことに、会議に出席しているメンバは7人。ってんで、をかべさん、もう一切れどーぞだって!(笑) ぎゃー。喰うわさ<いや、喰うわさかよっ。今日はもう何も喰わない(笑)<煩いよ。

しかしつくづく思う。【ダイエットシステムNo.49】「ホメオスタシスに従え」に本当に忠実であるなら、こいなけ甘味が欲しくて、しかし主食を摂らずとも一向に飢餓を感じないっつーんだったら、いーぢゃん。今はそーゆー年頃なのだ(笑)。これでローカロリィを保って痩せさらばえてゆこうではないか。【ダイエットシステムNo.52】「他人が眉を顰める方法こそがマイウェイ」とはこのことだ。恥じずに歩もう。

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『二人日和』のマスコミ試写。ぢぢぃばばぁの夫婦がメインの邦画だ。観る前に思ったのは、うわ辛気くさ、であった。

観ると、ものつんごい台詞が少ない。そしてワンカットがみぢかい。みぢかい奴なんか10秒もない。映像の切り替えでストーリィを語るのだ。舞台は京都で、物静かにお話が進む。とてもねぶ氣を誘います(笑)。

しかしおあってみて判る、これは、とてもよい雰囲気でした。しまったなあ、寝なければよかったよ(笑)。こーゆー語り口の映画だと最初から知って、その心づもりで、前のめりになって観るべきだった。

とにかく台詞が極端に少ないのだ、起きて(笑)採っていた部分だけの映画めもでも、すごく少ない。映画を観ている時に採るめもの大部分は台詞若しくは字幕なの。喋ってもらわないと、後から読み返してここで何が起こっていたか判らないよーな記録しか残らないの(笑)。つまり文字で表現することを拒む映画だ。まさに雰囲気を味わう作品であったのよ。あー、こーゆーのが一番、評が書きづらいぞ、きっと。この映画のような雰囲気を愉しみたい人はこの映画を観るといいとしか言えないぢゃんねえ。この映画のような雰囲気が好きな人には、お薦めです(笑)。

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仲村トオルチャン・ツィイーが主演であるところの『パープル・バタフライ』のマスコミ試写。これ、注意してないと「バイオレット・バタフライだっけ?」とか思ったりするので間違えぬよう<余計なことを言わぬよう。

満州事変の頃の満州とか上海とかを舞台にした日本人男性と中国人娘の悲恋物語だそーで、観てぴっくりだ、こここ。これは。なんて、台詞の少ない!(笑) ぎゃっ。これもかっ。しかしこれはたちが悪い(笑)、時間軸がいぢってあったりする。先に結論を見せて、どーしてそーなったかを後から説明したりする。「問題点を棚上げにしてストーリィを進める」タイプの創作なのだ、それを「台詞を喋らせずに表現」されては、これは解らんよ。つーか解りづらすぎるあまりに寝るよアゲーン(爆笑)。うっわー。こっちに関しては同情の余地はない(笑)、寝るよう作った方が悪い。

これまた、やたら情報量が少なく、書いてある内容の捉えられない映画めもが終映後に遺ったのでした。やれやれ。この映画のような雰囲気に寝てしまう人には薦められません。お。楽でいいな>評。

 11/11 イッセー尾形のように痩せていたい(ぽゎん)

深夜のテレヴィ番組『ノブナガ』のワンコーナである「ムッチーの体重占い」が本になって今日が発売日だ、ってんでCBCラヂヨは全番組を挙げて宣伝をするもおどに入っています。つボイさんの番組以降のワイドにはムッチーこと小笠原まさやさん本人が生出演をする。うちの番組はつボイさんとこよりも早い朝7時から9時とゆー時間帯で、想定される方向性は情報番組だ、ゲストを招いてパーソナリティの占いをしてもらうなぁんてのはそぐわないとの考えに依ります、せーぜーアシスタントの占部さんが自らのコーナ「沙矢香の小骨」にて書籍を紹介するという形を採ってバックワップしたのです。

ムッチーを呼ばなくてよかったと思うのにはもいっこ理由があって、メインパーソナリティの多田さんが、占いをまっったき信じない人なのです。この、『ムッチーの恋する体重占い』を紹介し推すべきコーナに於いてすら、on airで明言したもの、信じてないって(笑)。そこはそれ、きちっとしたプロのアナウンサさん同士でやっている番組だから、その後の流れでは占部さんが「占いっていうのは信じるとか当たるとかではなくって、活力の元にしたり当然氣をつけるべきことに改めて注意を払ったりする、そーゆー読まれ方がされている」か何か言って巧く(笑)まとめたなぁんて構成にしてましたが。これぢゃあ占い師をゲストに入れるなんてことは決してすべきぢゃあない受け皿ぐわいの番組だってことなのです(笑)。

てーのをふまえて、番組終了後に占部さんには、かつての多田さんの番組にてをかべが作っていた“心理学(笑)占い”のファイルを貸してあげました。番組内に占いのコーナを作ろうとゆう企画が上がり、信じないとゆー多田さんでも、リスナにそれだけのニーズがある、皆が興味を持って聴くっていうのならやってみる価値は、情報番組としてはあるかも、とちょっと考えた、そんな時期があったのです。

しかし星座占いはラヂヨ的には無駄が多すぎる、リスナが聴きたいのはon airにかかるすべての時間の12分の1自分の星座のパートだけだ。テレヴィだったらいっぺんに6星座とかを文字で画面に並べることもできようから、“自分の星座が出てくるまで待たせる”ことも“自分の星座が出ちゃった後に不要な情報を無為に受け続けてなきゃいけない”ことも多少は回避できる。いくら聴く人が喜ぶといってもラヂヨでこれは、しかもとにかくメインパーソナリティが端っから信じてないことだし、やるべきこっちゃない、ってのがスタンスだった。だからつって血液型の4種にするのも、なお一層、多田さん的には嘘吐け感が強まる(笑)。

そこで考えられたのが「をかべ、作れ」でした(笑)。名の知れた占い師ギャランティを払って占ってもらうと、on airではっきりとは悪口が言えない。だったら。をかべに作らせれば、メインパーソナリティがくさそうが貶そうが、いっそずばり当たってないと断言したってどこにも失礼に当たらない。どーだ、出来るか?とネタ会議の席で問われて、即座に出た返答が「やったことはないですが、それ、きっと得意だと思います」だった。うははうははは。占いなんて口八丁が武器だ、きっとできる。

ある出鱈目シチュエイションを想定し(例えば「名古屋の街を壊滅させた、あなたはゴヂラです。次は東京に向かおうと思います」)、4択を考え(「東京へはどんな出現の仕方をしますか? 1:海から上陸する。2:東海道を順繰りに潰しながら陸路で行く。3:地中を潜って進み、いきなし新都心に姿を現す。4:を飛んでいく」)、さて、この4つの場合のどれを選んだらどんな性格であるのか、理屈を考えないといけない。ここまで作った時点で周りの何人かに選ばせてみる。あの人とあの子が同じ1を選んだ、としたら、だったらその二人に共通する性格は?ってふーに考えるのだ。

こーやって一週間にひとつずつ作ってたことがあって(笑)、実はそれはこのZOO ZONEの開設当初のコンテンツの一つとして毎週1こずつ、ワップしていたのだけど、今日のon airで体重占いの本を紹介したって流れを受けて、そのかつてのファイルを占部さんに見せてさしわげたのでしたー。わはは。戻ってきた時の占部さんの感想は「当たってるのもあるけど、うーん、これはどう?ってのもある」でした。いや、当たってるんですよう、これ(笑)。作るのがとても大変だったけど面白かったから、またやりたい氣もするけど面倒なのでやりません<お前はAB型か!<いいえ、A型です。

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『博士の愛した数式』のマスコミ試写。これは、こここ。これは(「これは」はさっき言った)森博嗣さん愛読者なら絶対に観るべきだ。いや、それは自分のことなんだけど。こむづかしくなりそうな数学の話が、映画になってなお、とても解りやすく面白い。わあうわあ。

数学教師になったルートの受け持つ生徒たちがとても素直で、まるで『時かけ』の生徒たちみたいに上品で従順気持ち悪い、とか、美しい数字の話に阪神だの村山だの、下世話なファクタを加味してきちゃ台無しぢゃん、とか不満もあるけど、まぁ全体として充分にレヴェルの高い映画たり得ていました(にこにこ)。ああ、本当に、原作を未読で観てよかったとつくづく思う。この映画に満足できたことが嬉しいです。

なによりもまず持って行かれたのが冒頭のシーンだ。ルートが教壇に上がる始業前、学生たちがおのおの黒板に落書きをして喋っている。ところどころ聞き取れるとこで言っていることが「にすりゃあいいのに」「でも3にするとじゃなくて、こう、正六角形になっちゃうじゃん」、そして黒板には円に内接する正六角形が書いてある、ってゆー(笑)。なな。なんて、物語の本筋にはこの後まったく出てこないのに、雑談部分なのに、雰囲気作りとして的確で、簡潔に正しく解りやすく、しかし学生の時間潰しとしてはありえねー(笑)会話だ。やるなあ。これ、原作の小説にもあるオープニングなんだろうか。もし映画のオリヂナルの演出だとしたらとても凄いシナリヨだと思います(笑)。いやあ、いい映画を観たよ(にこにこ)。

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フランス映画『灯台守の恋』のマスコミ試写。行き場を失い最果ての島に流れてきて(『ホテル ビーナス』か)、よそ者に排他的なその島で灯台守の職に就き(ああ、あるある、似た映画)、考えがシンクロする人妻と不倫とかいたして(あるあるあるある、よくある)、そこにいられなくなり、ある事件がきっかけで映画はエンディングを迎えるってゆー。あれとあれとあれとあれとあれとあれとあれとあれを足したみたいな映画でした(笑)。冒頭から3分の、島に上陸すると軽トラが迎えに来ているなぁんてシーンは『ナビィの恋』風だった訳だし。却ってちょっとばかり変わったシチュエイションを築くと、既存の作品に片っ端に抵触するとゆう好例(“好”?)であったよ。

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レポドラの諸戸と待ちわわせ、金太銀太パスタを喰ったのちに、今日はイッセー尾形ですよお(ぽゎん)。観慣れている、遣り口が事前に解っている、をかべにはなんのふわんもないが、果たして初イッセーに臨む諸戸さんが、どのくないのスピードでノリについてこられるのか、少しどきどきしてました。早く判って、早く愉しんで頂きたい。

でも、今回の公演は、出来がよかった<偉そうな!(笑) 1本目から諸戸さんは喜んで観ていたみたいだし。リピータの客向けのサヴィースもケワされていて、あの“ひとみちゃん”は定年でホステスを馘になっていたし、あの“子沢山の親父”の子供らは成長して大人びちゃっていたし。あー。満足の一夜だったのであった。

そして降りだした雨の中、明日が早いという諸戸を地下鉄の駅まで見送って会社に戻り、雨に足留めされて社で夜を明かすことになるのだった。ぢゃーん。

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ここんとこやたらとイラストの依頼が来る。「テレヴィCMを絵で作りたい」という話は、しかし「打合せがあるので来い」と言われ「今週も来週もマスコミ試写がぎゅうぎゅうに詰まっていて平日の昼間になんか一瞬も時間が割けない、決定した内容の資料を送ってくれればラフを、睡眠時間を削って画いて提出することはできる」と答えたら「今回はなかったことに」って流れたし。

「新創刊するフリーペーパ表紙のイラストを頼みたい」という東京の友人からの依頼には、まずはだったらきちんとした一流のプロであり、雑誌の表紙にもウッテツケのタッチが描けるであろう、東京在住青木俊直さんを紹介しようかと答えたら「どーしても、をかべがいい」と言い張られる。ラフをFAXで送ったら「社長大絶賛してる」「すごい、天才」とかゆークーリエルが返ってくる。ああ、そんなに喜んでくれるんだったらってんで「最終〆切20日だ」と聞きつつも、ペンタブレットで絵を描く時間なんて土日しか取れないのでラフが通り次第、この週末に完成させちゃって〆切の一週間前に納品してしまおうと計画をしていたら、24時間ヴいに届いた今日のクーリエルでは急転直下、「期日の都合でをかべには依頼できなくなった」って書かれてきたし。いや、だって、最終〆切をこっちは知っている。期日の都合っていうのは100%だ。嘘っつーか、これは友人からの依頼だったから、方便って奴だろう。

深くも追及せず、そもそもこの2つの仕事とも飛び込みで入ってきたもので、できることならやりたくなかったとホムペでも表明していたものだ(笑)、なぁんだ、願いは叶うもんなんぢゃん!と自分の思いのパワァに驚きを隠せないをかべだ(笑)。こんなに叶うんなら、キャリィオーヴァ5,0000,0000圓を超えているってんで今日3口買ったロト6が、すべて4,0000,0000圓ずつ当たって頂きたい。この願いも叶えプリーズ(プリーズ<リフレイン)。

やれやれ、週末は地獄のように忙しくなると覚悟していたのに、一氣に予定が空いた(とは言えC2の〆切もあるし映画颱風もやらなきゃならないから、忙しいのには変わりないが)と喜んでいたら今日はさらに別口で、番組の旅行企画「多田さんと行くスペイン・ポルトガルの旅」のイラストの発注が来ちゃったよ。わー。これは、どー転んでも話がなくなることはない、恒例の依頼だ。

なに?この流れ。時代はをかべにイラストを描かせたがっているのか? ぢゃーん。

 11/12 お好み焼きに、刷毛で塗るとよいや?>スウィートヴィネガー

革のぱんつを穿いてきちゃっている、雨の中をじでん車で帰ったらびったんこになって、きっと革的に悪かろうと思う。ってゆー言い訳を思いつき、ずうと会社にいる。

会社のテレヴィで10チャンネルを点けると雨域の図が見られるのだ、10分毎に更新され、今どこいら辺りに雨が降っているか判る。どーやら近畿地方から雨が上がってきていることが知れるのも敗因の一つだ。そのうち、待ってれば、絶対に、近々やみそうだと思っちゃうもの。

1時をまあった時分に一旦、この名古屋辺りがズバッと雨のやんでいる表示になった。あー、今帰れば、雨にあたらずに帰宅できそう。しかーし。こんなに早くやむと思ってなかったので、遊んでて(笑)全然金曜日の夕刊からネタを拾う仕事とかしてねーよ。もたりもたりと作業をしているうちに、またざあざあと、嵌め殺しの窓を通して音が聞こえるほども雨脚が強くなったりする。うう。結局土曜日の朝刊が届くのも待ち、ネタを拾う仕事を済ませ、帰途についたのはもう完璧に晴天となった朝9時過ぎでした。

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どーせだから、ヤマナカに寄ってバケットを買って帰ろー。9時半の開店と同時にベィカリィにゆくと、バタールと名づけられた、冷え切ったバケットが3本、累々してる。ルイルイしてるて。ああ、開店と同時に来ても焼きたてにはありつけぬシステムだったか。いいの。美味しく食べようと思って来た訳ではないから。

イタリヤ旅行のおみあげだと戴いた、スウィートヴィネガーってのがある。これをどー喰っていいのか判らない。箱には、用法5カ国語ほどで書かれている。日本語はない。なんてゆーかロゼッタストーン気取り? 英語パートを読むと、サラダにかけたりアイスクリィムにかけたりして喰え、と書いてあるみたい。パンに合うとはどっこにもない。それを、自分判断で、オリーヴオイル代わりにパンに付けて喰ってみてやろうと考案したのです。うはは、旨いとよいのだが(ふわん)。

バケットをむしり、瓶からとくとくと、スウィートヴィネガーを注ぎかけて喰ってみる。…えっとー。アレだ、パンに、ソースかけたみたいな味だ。うわあ…。1日かけてバケットを1本、ソース味で喰いきっちゃいました。きゃんきゃいんきゃいん。苦行、まさしく苦行である(笑)。

まだスウィートヴィネガーは半分くない残っておるぞ<小瓶なのでバケット1本で半分ほどまでは使ったのね。ソース味であることが判った今、さあ、なににつけて喰うか!? 今後の工夫が期待されるわよ! 問題は、開封しちまったけど、どー保存しておけばいいのか。冷蔵すべきか常温でかまーないのか。いったいいつまで変質せずにもつものなのか。そこいらは英語による表記がないので皆目判らない。ふるふる…。次回に使う時まで、傷んだり腐ったりしませんように(オイノリ)。ってゆうかせっかくのイタリヤのおみあげを、台無しに消費してはいまいか>自分。考えない考えない<考えないんだ。

 11/13 身近などんな生身の女の子より、ヂャケ写のhitomi(はぁと)<そゆことをいうから

起きてたの。ずうと。てゆーか昨日の睡眠時間帯はがーたがたで、どっからどこまで何時間寝たのかサダカぢゃなかったりする。そんなで今日の午前3時を迎えた。

うーんと一瞬考え、日曜日だけど、今日は明治村イヴェントがあって多田さんが出社するデーだ、朝刊からネタを拾ってデスクに置いておけば、作業なさるやもしれない。やろっか。出社しよっかと決心する。ってんで会社に行ったのだ。未明に。日曜日に。

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hitomi『Love Angel』エーベックスだ、当然コピィコントロールCDって奴だ(ろう)。「ろう」がついてるのは、ラヂヨ制作部で手に入ったCDは開封されていて、いつものコピィコントロールシールの有無が不明だから、です。

これまでにコピィコントロールと銘打たれたCDをマッキントに挿入したことはない。んな、パソコがどーにかなったら、泣いちゃうもん。決してしまい。と心に決めておったのだが、しかし『Love Angel』のヂャケ写のhitomiはとてつもなく素敵ー(素敵ー<リフレイン)。この歌をレパートリィに加えたい<じじ、自分で歌う氣かッ(笑)。

日曜マヂックで心も大きくなっていた、17インチに入れてネットに繋ぎ情報取得してみると、うあ。mp3に変換できんぢゃん! ほう。ヴヂに、取り込んぢゃったよ。うわあ。うわあい。

聴こう。せいぜい聴こう。hitomiのウエストを目指そう。いや、そんなボディラインは目指せないから。なんだし。

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出社した最大の過ちはが近いことだ。おひゆごわんを食べに、中日ビユ地下の山本屋本店に行ってしまったではないかー。いつものよーに薩摩黒豚の味噌煮込みうどんと、当然この季節です、牡蠣オイルをオーダ。

独りで来てよかった。人と口を利かず、コミュニケィションを取らず、喰うペースの配分にすべての神経を使うことができる。本日ついに、「薩摩黒豚の味噌煮込みうどんと牡蠣オイルをオーダした場合の最適な喰い方」を完成することができた。まず出てくる漬け物と牡蠣オイルを、一心不乱に喰う。白菜の浅漬けにぺたぺたと、皿に溜まったオイルを塗りつけ、ばくばくと喰う。漬け物のお代わりをもらってまでオイルを使いきる。とにかくダッシュで牡蠣オイルを消費するのだ。

充分に味わいつつも猛スピィドで喰い終わるその時分に、そう! 味噌煮込みが出来わがってくるとゆうタイミングなのです! これまでは味噌煮込みの食後にも、あの旨い旨い牡蠣オイルをひと粒残しておいて食べたいと、そんな邪心を抱いていた。今思う、そんな、下品な! かような計算はあまりにビンボ臭いぞ。その時にあるものを全力で喰う。それこそがベストにして最大の満喫を得られる極意だったのである。もう迷わない。今後はこれを踏襲し突き進もうと思う。とても満足のゆくおひゆごわんでした。独りで一食で3000圓超を喰って、満足いかんかったら暴れてもよいと思うが。

さー。ラシック4階のアンジェリーナに向かう(笑)<コラッ。月がかあったのだ、10月の限定品だった“パンプキンのモンブラン”はもう姿を消している。代わりにお目見えしたのは“くるみのモンブラン”だったよ! うはっ。コーヒィと共に頂きます(にこにこにこ)。あー。つくづく、アンジェリーナのモンブランってば、美味しい。おいちい。

そして実は味噌煮込みでおないぱであるのだ(実はぢゃなくって、みんな知ってるぞ!)、それ故に氣づくこともある。アンジェリーナのコーヒィって、灯油みたいな味がするよ(笑)ってゆうか(ぎゃふん!)。ああ、本当に、コーヒィを好まない嗜好をしているのだと思い知らされる、今日の「コーヒィの要らなさ加減」であった。まずいコーヒィは灯油の味、と判明したのは収穫だったから、なぁに、ダメィヂなぞは皆無でした(にこにこ)。ソムリエがワインを表現するように、詩的に、まずいものも喩えよう。

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旭屋書店に寄る。メンズノンノ12月號と西原理恵子『営業ものがたり』を買いましょう。レポドラの高橋は西原理恵子が好きなのだ、一刻も早く読んで貸してあげることにしよう。うかうかしてると買われてしまう(笑)<それはどんな先んじたいマンなのか。

平積みの台を捜すと、清涼院流水『ぶらんでぃっしゅ?』が一山だけ、売るほどあった。に、おお、教えられたとーり「森博嗣、(中略)スペシャルゲストで参戦!」なんて書いてあるわよ。かかか。買わなきゃ!

それにしても“参戦”って何だ? どこに森さんは寄稿しているのだ? ぱらぱらと中を見るが、すぐには判らない。下手に、こんな書店の店頭でペヂーを繰っていて、いったいどんな出現の仕方をするのか知らないけど、うっかりと「森さんのオチ」でも先に目にしてしまおーもんなら泣いちゃう。ともかく、判らぬまま、森さんがなにかしら書いた箇所があるよーなのは確かっぽい<「ぽい」時点でそれは「確か」ぢゃないのでは? 買う。買って兜の緒を締めよう。

別段清涼院流水の小説を読む趣味はない。これまでも、今後も。だいたい小説読みの人ではないのだ、をかべはよ。森さんと、あと数人の作品があれば一生を過ごせよう。だから『ぶらんでぃっしゅ?』のトリックが事前に知れようが、展開を先に見ちゃおうが、ちぃともかまーない。例えばD[di:]ってゆう人の漫画単行本も購入し帯に書かれた森さんの推薦文は読んだけど、本そのものは読みづらく趣味ではないので結局ちっとも、1ペヂーたりとも読んでないままだ。そんでいーし。

ってんでとにかく暇を見つけては『ぶらんでぃっしゅ?』を眺める。幾度かアクセスし、帯の表現を丹念に分析し、作者のあとがきも参考にして、だいたい出現の仕方の見当がついた(笑)<とにかく本文を順に読み進めるのだけは無駄だと考えているよーだ(笑)。結果。見つけた、見つけたよ! 要るのは340ペヂーから342ペヂーまでの3ペヂー分だけであることが判明した。時は既に購入の8時間後、であった。ふー。

しかし思う。これを、森ぱふぇ資料室に挙げる際に、この内容に関し、なにをどこまで書くのだろう(笑)。スタッフさんの手腕のミセドコローって奴かもしれません(にこにこ)<ヒトゴトか。

 11/14 「じかに振り込む」ことをテッテ的に避ければ、少なくとも負けないってことは知ってるんだけどなあ

会社に、自由に食べてよいと、が置いてあると、必ずいっぺんに4個食べる。柿ってさあ(ため口か)、4切れくらい喰うぢゃない?(ここまでだったら同意を歩み寄ってもらえると思っている様子) 会社の柿を喰う時には給湯室の包丁で丸剥きにするのだ。すなーち一個1切れに相当する、集合論的に。だいたい4つ喰うと、もういいかなと思う。3つだとあとひとつ喰いたいなと思う。そう出来ている。

ああ、今朝も、番組の最中に抜け出しては柿を剥いて独り給湯室で喰ったわさ、4個。柿とゆーか餓鬼道か。巧いんだか旨いんだか。

かりそめにもダイエッタだ(「かりそめ」だったのーッ?)、ちょっといかんかな、果糖とかがふんだんに含まれているかもなと、ネットで柿のカロリィを調べてみると「中1個当たり120Kcal」と出たよ。ふぅん、4つ喰って500なら、これ以外に何も喰わなければ充分に【ダイエットシステムNo.15】「日に一食だけ、とかいう単純な方法を採れ」、すなーち「唯一食」の教えに従ってダイエットを遂行することができるぢゃん。ほう。柿だ柿だ。この季節柿喰わずにどーする。

なあに、柿休業という言葉もある、このせーでダイエットを休んでしまったとしても、紛れとして許されるかもしれない。そんな理屈はダイエットシステムにはないが。ともあれ、今日は朝から早々と柿を4個喰ったのだ、せいぜい他の誘惑に負けぬよう過ごし生きてゆきたい。

番組で淹れるコーヒィ豆が切れました、ペギィ2へいつものキリマンヂャロを買いに行く。時は既におひゆの12時半。町は昼食を求めて彷徨い出てきたサラリィマン諸氏らで溢れている。柿を4つ喰った負い目で【ダイエットシステムNo.40】「思い立ったら無駄に動け」を発動させた、歩いてペギィ2までを往復する。

と、帰途。モヨリのフルーツショップの前にさしかかったら、うぎゃっ。ややや。やきーもが! やきーもが、今日から? 今日からなのか、はぢまっているよッ! 1本350圓です。ふぎゃー!! 初物だよ、ない嫁質に入れてでも喰いますってば。

今季初のやきーもは、おう、ほどよい太さですらっとストレィトに長い、でか目のを選んで頂けました。社に戻りデスクで、飲み物を一切摂らずにもさもさと喰う。うんまい。うんまいよ(うんまい)。

本当はさあ(ため口IIか)、【ダイエットシステムNo.10】「カロリィは面倒なのでほどほどに」と謳っているように、あまり氣にし過ぎない方がいい。いっそそんなカロリィよりも遙かに下方で闘うべきだ。でもでも、知識だけは、一度どっかで得ておいて損はない。

やきーものカロリィも調べてみました。らヴぁ。「中1本250Kcal」だって。ほう、菓子パン一個よりよっぽど腹が膨れてロウ・カロリィであると知れたぞ。これだ。やはり戦後の非常食として代用されみんな痩せさらばえていただけのことがある食品であったか、この冬にも幾度か、日にやきーも一本だけしか喰わないデーを設けたいと、オリオンに誓うよ song by 渡辺美奈代

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『ミリオンズ』のマスコミ試写。「線路際に段ボールで秘密基地を造って遊んでいた子供の上に、ポンド札満載したバッグが降ってきた。しかしポンド札はユーロとの切り替えで間もなくすべて無価値になる。それまでに全額を遣い切らないと!」って設定のイギリス映画でした。プレス資料によると、実際にはイギリスがポンドを手放す予定はないそうで、このシチュエイションはそこまで徹底してのフィクションだったのです。

ってとこだけ聞いて既に面白そうだ、期待が持てる。あとは味のつけ方だけど、この映画では主人公の少年を“お利口な子”に据えた。賢いとゆう意味ではなく正しいという意味でです。キリスト教的に正しい道を知っている主人公は、すぐに貧しい人に分け与えようとする。画面には順繰りに、過去の有名な聖人たちが出現しては主人公に道を示す。頭上にリングが光を発しているから、ああ、こいつも殉教した聖人なのだなと知れる仕組みになっています。この演出が、やたらと活きていた。

観終わった後で思った、この物語の場合、主役がなんらかのお宅であれば、この方法は成立するのだ。別に「正しいこと」に遣おうと砕身したから聖人が、本を読み主人公の頭にインプットされた彼らが登場したのだ、出てくるのはフィギュワの有名モデラでも、著名な漫画家でも、なんだって面白くなりそうです。天国から召喚されて金の遣い方に指針を示してくれればよいのよ。ほう! アイデワの発想がすべてで、思いつきさえすればどー作っても面白くなる映画だったっつーことぢゃね(にこにこ)。

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場所を移動して『単騎、千里を走る。』のマスコミ試写。監督がチャン・イーモウです、大好き(ぽゎん)。主演が高倉健だ、うーんうーん、それはどうか(笑)。

高倉健の出演作って、共演者がみんな高倉健に氣を遣っているのがすこぶる嫌だ。どんな話題でいかなる議論が展開していようと、高倉健がひと言ぼそっと言うと、それが最大の力を持ち正論だとされる。誰ひとりとしてそれには異を唱えない、逆らえない。そぉんな映画が大嫌いッ(笑)。せっかくのチャン・イーモウだけど、期待薄で臨む。

たらばさ。最初の日本でのシーンこそ流石にちょっと寝ちゃった(笑)が、高倉健が中国に渡ってからはとてつもなく面白かったよ! 中国に日本人は高倉健一人だけ、周囲は全員中国人。言葉は通じず、話をするには間に通訳を2人(!)挟まないとならないって環境だ、そこでは高倉健の威光なんて、スカだ(笑)。単なる仏頂面でいつも機嫌が悪そうなだけの、寡黙とゆーより口下手なおぢいちゃん、但し口を開くといちよう正しいことを言うよ、ってキャラクタにしかみえない。周りもそうとしか扱わない。そーそーそーそー! 何を偉そうな、高倉健だつっても一介の俳優に過ぎないのだと、海外の監督が撮った映画故にそれがアカラサマになっていて、いやあ、面白く観られた、観られたよ! わははわはは。今日観た2本の映画はともにお薦めだ、よかったよかったよ♪

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『はりぽた』一般試写があるデーだった。強く望み、方々に必死に働きかけ、頭を下げて、頭を下げて、平身低頭懇願し、下手に出て媚びを売ったりなぞなぞすれば、おそらくはチケットを1枚、もらうことも出来たやもしれません。が。そーまでして『はりぽた』でも、ないわなあ(笑)。黙っていてもご厚意で贈って頂ける試写にこそ赴き、映画が面白かった折りには喜んでヒトサマに勧めたい。

だいたい今週はそーでなくとも13本も映画を観る予定になっておるのだ。いーや、いい。『はりぽた』の新作は、観まい、観たいと望むまい。観なくても感想は言える(笑)、「あの長い原作を映画化したのではしょりまくっていた」だ。どーせこれだ。毎回こーだから。「原作を読んだファンに向けての映像化サーヴィス」でもいい。次の話はともかく、第4作へのアクセスはこれで完了にします。

いちよう体は空けてあった。今日になって、18時半以降の予定が消えると確定した訳です。ふむ。まぢゃーんをやるなら今週は今日を除いてはない、ってことだ(爆笑)。明日の午前中に納品しなければならないイラストの仕事が手つかずだとゆーのに! 当然平日だから、明日も朝4時に起きて出社しなければいけないとゆーのに! 1時過ぎまでやって(うはうは)1,0000圓勝ちました。けけ。けけけけ。勝てば官軍。寝ヴそく何するものぞ。

 11/15 史上最短睡眠時間ののちの出社(当分破られまいレコード)

担当している朝のラヂヨ番組は情報番組を標榜しておるので、番組のオープニングにてニュースの音声を流す構成を採っている。音源は、JNN系列だから、さらに早朝にやっているTBSのテレヴィのものを流用することが多い。そのためにラヂヨのon airに耐えうる音質の録音を、テレヴィのon airから録っておく必要がある。翌日の朝のために、前の晩にMDタイマをセットして帰らなきゃならないのだ。

夕べ、まぢゃーんに出掛ける前に、そのセットを依頼された。オッケィと引き受け、しかしその時すぐにやっておけばよかったものを(笑)けろっと忘れ、思い出したのは帰宅しておふよに浸かっていた時だ。うあ。今が3時で。タイマのスタート時刻4時半です。どどど。選択の余地はそんなにはない、どーしよー。

結局、3時10分に就寝し、起きたのは3時50分でした(笑)ってゆうか(これでも目覚ましをかけた予定時刻より5分余分に寝ているのだ!)。着替え、ばたばたと、体組成計にも乗り、流石に寝てカロリィを燃焼させる時間すらもなかったのだ、最近稀に見るウェイトの重さではあった、家を出てじでん車を駆って会社に着き、スタヂヨに飛び込んだのは4時28分でした(笑)。せせ。セーフである。

斯くして史上最短睡眠時間による出社が達成されたよ!<「ゼロで出社」は「睡眠時間がみぢかい」のとは違うので勘定に入れません。あー、もー。今日も映画の試写3つあるというのにー! きゃんきゃいんきゃいん。

こんなねぶい状態でも番組のon air時間中、2時間もあればふぉとしょを使って依頼されていたイラスト原稿くない完成させられる。うはは、プロよ脳。本当のプロはそんなやっつけの絵を納品したりしませんがな(笑)ってゆうか(ぎゃふん!)。ふう。ひとまず今日はこれさえ出来ていればいい。空きスタヂヨで2時間寝て、少しねヴ氣解消司光でヒレカツの定食を食べてねヴ氣復活だ(笑)。さあ、試写に赴こうぞ!

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『歓びを歌にのせて』のマスコミ試写。故郷の村で酷いいぢめに遭って引っ越した男の子が長じて世界的に著名なコンダクタになり、しかし心臓に不調を訴えたためすべての仕事をキャンセルして休暇に出る。

ここで、不快な思い出しかないはずの故郷の村に足が向く、その理由が解らないッ!! 観ていてブレィキがかかったのはその一点だった。その後の展開はいい感じ。読めるけど、氣持ちのいい、村人たちを音楽に向き合わせることで片っ端に救ってゆく。ありがちの感動ものだけど、にこにこ観ることができた。

だがしかし、この立脚点だけはどーにも解せないんだよなー。たしかに物語の終わりには、彼自身も過去の忌まわしい呪縛から解放されるって話になるベタさ加減なんだけどもさ、これ、救われなかったらどーするつもりだったのか。

ミモフタモナイことを言えば、ちゃんと筋は通っていて、徹底して「とにかく人間関係がウェット」なのだ。だからこそがちんこでぶつかって、わだかまっていたすべての問題が暴露され解消される所以なんだろーけども。ううむ。自分だったら絶対にしない選択のその上に構築された、まさに夢物語のようなええ話の映画でありました。

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『銀色の髪のアギト』のマスコミ試写。このアニメィションは、なんなのだ。『ナウシカ』にインスパイヤされまくっているではないか(笑)。さらには諸星大二郎『生物都市』だし。これを新たに作る意味も、観る意義もない。

つまり「清浄な水を産んでくれるが地球を侵食してきて、人間までをもその中に取り込んでしまう。しかし実際に取り込まれてみて解ったけど、森も人間も同じ生き物なのだ、これだってあり得るひとつのの形態なんだ!」って話だった。ひと言で言うと植物人間こそが理想だとゆー物語ですね(笑)。ああ。中日新聞とかで紹介は決してできない単語出現! ぎゃははっ。

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西原珈琲店でコーヒィとシナモントーストをオーダし、次の試写まで時間があるのだ、50分ほどを持ち込んだパソコを打って過ごす。試写が3本あるデーはパソコを持ちわるこう、隙あらば打とう。主には、直前に観た映画のめもをパソコに写すとか、日記を打つとかしたい。なんてゆーか、勤勉なのか。

『レジェンド・オブ・ゾロ』の完成披露試写。ああ、これは駄目。全編がご都合主義に過ぎる。「殺せる時に殺さずに駆け引きをする」こんな馬鹿話を観るだに、つくづくたけしは正しいなあと思い知る。を向けたら言葉なんて交わしてないで即、撃て。子供とか、弱い者から先に殺せ。子供の目の前で親父を惨殺しろ。「たまたま敵が殺すのを躊躇してくれた故に生き延びて、終いには正義が勝った」なんて間抜けな映画は腐って死ねばいいと思います(嘲笑)。つまらないことこの上なかったよ。やれやれ。


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