◆04年09月上半期の抜粋日記◆

04年8月分下←*→9月分下 / 『最新の抜粋日記』

 9/1 今日は14時15分の回で観ましたです

映画1000円デーで、マスコミ試写もない。こりゃあ『マインド・ゲーム』でしょう! 11時半に劇場へ行き、14時15分からの回の整理券をもらうと1番だ。うっはっは。

せっかくPARCOへ来たのだ、リブロブックスに寄って森博嗣さん『的を射る言葉』を買いたい。が、店頭の新刊台に平積みになっているのははりぽたの新しいのばっかしだ。げえ。はりぽたは、レポータ福岡に読んでもらっておいて、いつか映画化された時に省略されて意味が通じなくなっている箇所を教えてもらう、そのため以外の活用法はないとゆうに。

探しても探してもちーとも『的を射る言葉』が並んでない。いや、しかし発売日は今日のはずなのにと店員に訊いてみると、パソコンで検索をした揚げ句に奥へ走って行った。なんかごそごそしているなあと待っていると、一冊だけを掴んで走って戻ってきたよ。え。奥にあるの。奥にあるのに店頭に出さないの。なんでっ。渡された『的を射る言葉』は運よく美本であったのでそのまま購入したけど、腑にはちょっと落ちぬわ。リブロはちゃんと『的を射る言葉』をオオヤケに売るようにね。

今日は流石に1000円デーだ。『マインド・ゲーム』のお客が20人ほどもいるよ! ちゃんと数えてないけどそれくないはいる。わーい。しかも、でっかいスクリィンで観るのはこれで5度目、ヴィデヨでも5回ほど観ているはずなので10回目にもなろうとゆーのに、今日発見したことがあったし! あのね、やくざの兄貴は、じーさんの息子だったよ! うわあ。ここに到ってまだこんなことをチェキっているのか。うわあ。観るもんだなあ。まだまだ、観まっせー。とことん観てみまっせー。

 9/2 フィルムのかけ替えのたびに2分ほど待たされるなんて映画は初体験(映写機が一台ぶっ壊れたみたい)

『世界でいちばん不運で幸せな私』のマスコミ試写。フランス映画で、配給がアルバトロスフィルムで、ああ、『アメリ』を意識しているっぽいふうですね。ちょっといいオープニング。

幼なじみの男の子と女の子が「のる? のらない?」ゲームってのを成長した後もずーと続けているとゆう話で、なるほど、作中で言っているように子供の時分は相手にさせる行動が“悪戯”に準拠していたのが、大人になってからはそれが“悪趣味”と化している。“悪趣味”の定義もしていて、それは“好き嫌い”だ、って論じているのは納得がいくけど、でも自らがそう評しているようにたしかに大人になってからの“悪趣味”はちょっと度が過ぎている感じでした。うーんうーん。

例えばさ、「道の真ん中で抱き合って車を停めて、停まった車の屋根の上に登ってまた抱き合って…とかって行為が、観てて赦せんでなあ。うーんうーん。そおゆう時は運転手は上に乗ったと見るや急発進して落として主人公と言えど殺せ、とか思いつつ観てたよ(にっこり)。てとこから考えるに、ヒトサマにメーワクかけて、でも応報しないってのが我ながら嫌いみたい。

『アメリ』にも悪趣味なとこがあって、でもそれはスパイスとして巧く融和し完成度を高めていたって認識なんだけれども、この『世界でいちばん不運で幸せな私』の奴はちょっと引いちゃって観てたのでした。ラストはラストでまたよくなって終わるんだけどなー(笑)。こゆののさじ加減ってのはむづかしいものでございます。作り手側だけぢゃなくて観る側の意識レヴェルも、きっと関係してるしね。

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夜は『バイオハザードII アポカリプス』の完成披露試写。開場の45分前に到着しマスコミ用入口に1番に並んで森博嗣さん『的を射る言葉』を読み読み待つよ。なんと読了しました。うっはー! 明日にも土屋賢二本が発売になるのでその入手前に読み終えられたのはラッキィでございます。溜めまいぞ!っつーんだったら早く『工作少年の日々』を読み終えなさい>自分。

『バイオハザードII』はね、ぜんっぜんバイオハザードぢゃないッ! うーんうーん。しかし終わりがけになって解ったことには、これはバイオハザードぢゃない<それは今言った。前作ゲムーのバイオハザードを映画化した奴で、ゾンビィをばんばん撃ち倒してゆくのこそが楽しみな映画であった。今度のもそーかなと思ってたのが間違いだったのね、これは第一作で主役を張ったミラ・ヂョボビッチの物語でした。そおかー。視点を間違えて観ていたのかー。

ってことを、来週更新分の「招福!きねま猫」に書くことにしよう。そうそう、先に、これを、『スウィングガールズ』ではなくこっちの方こそをきねま猫にて採りわげると決めて臨んだもので、いいとこを捜すのに必死だ。とほゲ。まぁ、『スウィングガールズ』は「映画颱風」でも書くから、違うのがいいだろうしねという判断に依っているのでこれでよし。

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ねこたびさん『マインド・ゲーム』に関してクーリエルをばんばんやりとりする。昨日の日記に鬼の首を獲ったかのよーに書いたあの発見は、ねこたびさんは一回観ただけでちゃんとチェキっておられて、それどころか意味深に「では、やくざの兄貴を待っていたあの女性駅にいた理由は解ったか」と逆に問うてこられたよ。うっわ。そんなとこ、フツーに、単なる出来事として捉えていたけど、それだけぢゃいかんってこと?…だよねえ、そう訊いてこられるからには。

ええと、あり得る可能性は、ねこたびさんがわざわざ指摘してこられるってことは、あの女性はみょん母だ、ってこと? えー? そんなことどっかに描かれてたっけー? うう、今度の月曜日に観に行った時にはそのカットを発見せないかんなと強く思う。

つーか『マインド・ゲーム』が深いのは解っていたが、そこまでリレイションを張り巡らしてあった訳? それってやりすぎで、ちょっとご都合主義に過ぎるのでは…とすこぉし思わぬでもないけど、でも見つけられなかった者には見つけられなかったなりの感動で充分ヒットしてくるお話なんだから、いいのか。とにかくそこまで作り込んであるとゆーのなら、観た回数に比例して理解を深めてゆきたいぞエ。

 9/3 混ぜつつ飲まないと、最深部の苺味ばっかり先になくなるぞ!

『バイオハザードII アポカリプス』のポヂを借りにゆき、プロモータさんから受け取る時に「どうでした?」とふわんゲに感想を尋かれましたので、ちょうど「招福!きねま猫」に書こうと思ってた内容、“ゲムーの映画化だと思って観ると、違う。アクションやシューティングを見せるのはもう第一作でやったから、二度やる必要はないとゆうスタンスなのだろう”って意味のことをお伝えしたら、ちーとも喜ばれないどころかご不満そうな表情をされてしまいました(笑)。わあ、できゆたけ、誉めているような口調で言ったにもかかわらずねっ! これは、実際にワップする紹介文を打つ時にも十分に言いまーしに留意せねばならぬと悟りました(笑)。

ええとね、目的は、紹介文を読んだ人が劇場へ足を運んだ上に、がっかりせず納得して帰ってくれる、とゆうそんな勧め方をすることです(笑)。この「納得して」の部分が「満足して」と書ける映画だったら苦労はない。そんなことを言うな(笑)。ガンバロー。

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『バレエ・カンパニー』のマスコミ試写。実際のバレエの舞台を各種流しながら、合間合間にレッスン風景だったり軋轢だったり挫折だったりの制作されていく模様を挿入した作りのフィクションです。最近観たバレエもの映画の中では舞台が格段に面白い。てゆーかこれはバレエなの? 創作ダンスとどこが違うの?とゆーノリだったから楽しめたのだと思いますが。いっそ最後の“お魚が人間に喰われるストーリィ”の出し物なんて、お遊戯だもの(笑)、そりゃあ楽しいって。

試写室に中日新聞担当記者の方が来ておられて久しヴいにじかにおわいしてごわいさつ。『スウィングガールズ』本文原稿が滞ってて未だに完成してないのだけど、いいよね、「映画なんか観に来てないで原稿をやってくざさい!」って叱られなくって(笑)。観てなんぼの仕事ならではの価値基準である。うっはっは。うっはっはとか言ってないで仕事をしなさい>自分。

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1日1アイスの誓いを守っているが、そうだな、今日はスタバクにしよう。レヂカウンタ上のメニュボードにはないが店員に尋いてみるとまだストロベリィフラペチーノはやっているそおです。トールをオーダ。じでん車で社に向かいつつ吸い、地下駐車場に入った時には飲み干しております。ふー。

てゆーかどーしてメニュに書かぬのだ。てゆーか、もしかしたらこーゆーメニュ外商品が、多々あるのやもしれません。うわあ。なんかテキトーなことを言ってオーダすると、しかしある材料で勘考して作ってくれるとゆうシステムのスタバクはどうか。そんな、馴染みの呑み屋で馴れ合い甘えて無理な注文をして作らせ、それ以降「なんとかさんのいつものヤツ」みたいなネィミングで定着して品書きに張り出されるってゆーノリのスタバクは嫌だ。嫌だったのか。

 9/4 地上波だけのテレヴィって本当に選択肢が少なすぎ

大矢博子さんが、探しておられた本を枚方市の古書店へネット注文したら、返ってきた注文確認のクーリエルに「本の雑誌、いつも楽しみに拝読してます」って書き添えられていたそおです。わあ。すごいすごい!(嬉) その古書店主さんが大矢さんのコラムの愛読者でいるのだったら、そりゃあ「煮くずれ本棚」が単行本になったアカツキには、その古書店でサイン会でしょう!とお伝えする。

でも売ってる本は古書なんだよね。だから、だれかがいっぺん買って、その古書店に売った『煮くずれ本棚』が山積みされてて、それを片っ端に売りさばきながらサインをしてゆくとゆーシステムになるのでしょうか、それは。何百冊も用意しなきゃならないとなると、古書店のねっとわあくを駆使して全国から取り寄せなきゃならないかも。新刊で揃えるより大変だ。うわあ。

でも、そおだ、大矢さんが書評で薦めておられる、古書店に並んでいる本にも大矢さんのサインをして売っちゃう、ってのはどうか。新刊書でやったらちょっと抵抗が(ってゆうか顰蹙が)あるかもしれないけど古書だったらさほど文句はないだろうよ(さほどて)。

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MOTOMACHI RADIO SHOWの9月3日付マメ君が「9月2日のアクセス数が少なくなった」理由について考察しています。え、そおなの? Read meの「登録情報の参照」を見てみると、あ、本当だ、9月1日に148ヒットしていたのが翌日は109ヒットになっています。翌3日には124ヒットに盛り返しているけれども。しかし毎日愛読している者からすると見たり見なかったりする理由がコンテンツにあるとは思えませんのですが。

つーことで着目したのがRead Meの順位。148ヒットの9月1日は1380位、109ヒットの2日は1418位、124ヒットの3日は1546位だそー。もーちょっと遡ると、例えば8月31日は125ヒットで1635位、30日は155ヒットで1422位、29日は129ヒットで1473位ですね。つまり、え、109は数字としては少ないけれども、順位的にはちーとも落ちてないではないですか。そおか、きっと9月2日には、全世界的にネットにアクセスする人数が減っていたのだ。そおゆう結論に達しましたがどうか。てゆーかヒトサマのサイトのアクセス数を肴に日記を書くとゆうスタンスはいかがなものか。きゃん。

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19時から2時間に亘ってクレヨンしんちゃんボーボボのアニメをやるとゆう。観よう観よう<観るのか! しかしクレヨンしんちゃんの方は、相変わらずぬるくてつまらない。これが1時間続くのか…。ソッコー飽きて、ボーボボを待つ間キッズステーションヒカ碁を観よう(笑)。アニメばっかか。

と、19時20分過ぎくないから画面にノイズが入る。わ。外は晩夏の雨、まだやーまぬ♪ てゆーか雷鳴轟く荒天です。衛星から受信するチャンネル(をケーブルテレヴィが受けて配信しているプログラム)だから、そおか、雷に弱いのね!(嬉) わーいわーい。やがて画面はブルー一色になり「ただいま受信していません」ってゆー表示に変わったよ。

喜んで他のチャンネルに替えてみる。と、軒並みダウンしているぞ! がさがさノイズが入りつつ、死んでゆくその瞬間を目撃できゆチャンネルもあって楽しい楽しい。それにしても地上波は元気だ、いささかの揺るぎもなくon airを続けているではないか。

ケーブルテレヴィのほとんどすべてのチャンネルがダウンし、残るはNHK衛星2局だけになり、しかしそれもやがてノイズとともに消えていきました。ちょーどやっていた気象情報はまったく同じものを地上波のNHKでも流しているのでそっちに替えて観られるっちゃー観られるんぢゃがね。この状態が30分ほど続き、また消えていった逆の順番で復帰してきたよ。ほう。アニメのチャンネルで言うとカートゥーン・ネットワークは雷に強く、アニマックスは真ん中で、一番弱いのがキッズステーションであると知った。ほほう。

てゆーかさ、名古屋の地上波ではブランクになっている6チャンネルにて、ケーブルテレヴィ局が独自の番組を流しているんだけど、地上波以外のあらゆるチャンネルがダウンしている間にも暢気に民謡かなんかの発表会の番組をだらだらと流し続けるだけで、エクスキューズってゆうか状況説明の一言もやらないって姿勢はいっそ清々しいほどでした。ふうん、ユーザがすべて大人で充分な判断能力を有していると看做しているケーブルテレヴィ局である訳だ。ステキー。今後もテレヴィになんか左右されない生活をこそ営まねばね、と思います。

 9/5 昭和区は午前8時半に火災の防災訓練をしてたけど、的はずれにもほどがある(笑)

CBCラヂヨまつりのデーなので日曜日なのに出社です。きゃん。7時15分にあまりの豪雨にメガ覚める。ぎゃー(笑)。社屋に沿って屋台を出して、我々はそのブースにてホットサンドを売るとゆうのに。1000個分用意したホットサンドの材料が残ったら泣いちゃいます。風呂に入ったり、もたりもたりと出発を引き延ばしているうちに、なんだか雨がやんだわ、隙を見てじでん車で走れ。ヴヂ、傘をさすこともなくCBCに9時に到着。

例年通り「ホットサンドは2種あってそれぞれ200円」だの「パンの耳は一袋で20円」だの「林檎と砂糖でアップルシュガー、キーマとカレーでキーマカレー」だの、看板を作る。6年ほど前に買ってもらって、年に一回、この日のこの時にしか使わないカラーペンが今なおかすれずに使えるよ。乾杯!

6階のロビィで作業をしつつ点いているテレヴィをちらり観していたら徳光なんたらいう人が「今度の直接対決で読売中日3連勝する方法」とかってのをフリップで論じていたよ。でも、それは簡単だ。3戦とも中日が朝倉先発させればよい。お願いしてみたら?

14時過ぎにちょっとざあと、雨が降りはしたけれども売りわげにはほとんど影響はなく、コンスタントに常にお客がたかってくざさって、15時には完売。今年もどーにか成功裏に終えることが出来たゲぢゃった。製菓専門学校の協力を得て、メヨンパンとかを売っていたレポドラたちは赤字を出したとか聞いたけど、こーゆーイヴェントではパーソナリティ目当てにたかった客には必ず買わせ、また商品だけとりわげても通りすがりにでも買いたくなるような品物を選択すべきであると、つくづく毎年思わされることだなあ。別に完売したり黒字を出したりするのが最終目的ではないから、かまーないんだけどもね。

しかし一日中気になっていたことには、久ヴぃさに会社にぞり履きで来たのだけども、わあ、靴下を脱ぐとなんて白っちい足! そーなんだよね、私、脱ぐと白いんです。ヤ〜ン。だれもそんな足元を見まいが、本人には重大事であった。ふう、指摘されずに過ぎていってよかったよ。

19時7分に地震が揺すった時には会社にいた。たまたまパソコに飽きて閉じていたので慌てることもなく、家の、自室に積み上げてあるモロモロのものが崩れてなければいいが脳、と思っていました。23時57分にまた揺すった時は自宅で、「映画颱風」の原稿を完成させたのでネットで遊んでいるところでした。こここここれはあむない! 急いでネット接続を切断し、パソコを終了させ、卓袱台の下に隠したよ! きっと卓袱台の下だったら、家が崩壊してもパソコはヴヂにちまいない。生憎家も壊れず、棚からなにも落ちてくることもなく、パソコはやめ損であったがな<生憎とか言うか。やれやれ、やはりパソコにとって怖いのはよりもよっぽど、地震であるわよ。

 9/6 でもたぶん、主役が大根だってとこは伏せて「招福!きねま猫」で紹介する予定(苦笑)

実は会社のデスクにはシレーヌの恰好をした冨永愛の写真が張ってあります。うははうはは。そしてついに今日は『デビルマン』のマスコミ試写だ。観る前に「あまり期待しないでくざさい」って聞いたので、楽しみにはして、しかし期待せずに臨もう。

CGは面白いね。べりべりって異形に変身する、それが観たくて観ているのだ。

バトルシーンは中途半端。かっちょいい箇所もあり、しかし下手に“画”を見せたがって、ハイスピィドのバトルであるべきシーンをストップさせて決めポーズを強調してるのが台無し。北村龍平を見習ったらよいのにと思う。

シナリヨは、許そう(笑)ってゆうか(ナニサマだ)。はっきり、展開や台詞臭すぎるけれども、いや、だって30年も前に画かれた『デビルマン』なのだ、70年代のテイストそのまんまでやれば臭いのは当然。てゆーかいっそここまで単純な善悪の描き分けは懐かしいぞ。これあってこその永井豪作品、『デビルマン』だと言えば言えよう。認める。

しかし、もう、最高に我慢できないことがあります。主役が大根過ぎる! ぎゃー! なんだこいつ。演技が出来ないんだったら引き受けるんぢゃねーよ。監督も、演技が出来てないのにオッケィを出したりすんぢゃねーよ。もう、不動明が出てくるすべてのシーンが、駄目。さっき赦した臭い台詞も、酒井彩名渋谷飛鳥が喋ればなんつーことなくドラマに入ってゆけるのに、なんだこの井崎央登って奴。普通の演技ですら覚束ない、タイミングのとれない、感情の込められないこいつが、臭い台詞を言うときの白けぐわいといったらどーだ。うっわー……。そおか、ゴーユデンラズベリィ賞ってのはこーゆー時にゆう言葉だったか。

主役のひどさに覆い隠されて気づかずにいたけど、終わってからよく思い返してみると、デーモン族が人類に徒なすシーンが少なすぎたね、この映画。もっと嫌われるべく活動するとか、もしくは見た目の気持ち悪さで忌まれるシーンをきちんと前半部で見せないと、あそこまで対立する図式にはもっていけまい。結構エピソードが盛り沢山ではあったけど、それはやって頂きたかったわ、但し主役の演技抜きで!(マスト)

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スターキャットシネクラブの会員証を持っているので月曜日男性は入場料が1000円だ、だから『マインド・ゲーム』を観るのだ、と思っていた。今日気づいたけど、金曜日も1000円になるではないか。うわ。今日で、でっかいスクリィンで観るのは最後かと覚悟していたのでしたが、こりゃあ金曜日にも来ちゃうかもだわ! うはは。

キルフェボンいちぢくのタルトを喰って時間を潰したのち、レポドラ橋本と一緒に『マインド・ゲーム』の観賞です(にこにこ)。18時20分の回でお客は12人ほどでした。うむ。が。しかし、今回はちょっと問題がありました。冒頭からピントが合っていないのだ。うわあ。西がみょんに出したクーリエルの文面が読めないほどぼけています。ひゃあ。先読みして、文字の出てくるカット前には果たして次のあの字は読めるだろうか、キリドキリドしつつ観ました(笑)ってゆうか(笑いごとぢゃなくて!)。

をかべは、おっきいスクリィンで観るのは6度目だから、まぁ脳内で修正補完しつつ観られたけれども、生涯に一度、この回だけで『マインド・ゲーム』を観たお客さんたちはちょっと可哀想。退場の際に出口で劇場の人がお詫びですつってスターキャット直営館の入場券を一人一枚ずつくれましたけどもね。お。これは、金曜日の1000円の日以外にも、もっかい来れるってことかー?(笑)

前回予告したとおり、今回のチェックポイントは「あれはみょん母であるか」の確認です。なるほど、そう思ってキャラの動きを追っていると、たしかにそのようです。ただなあ、あのルックスは、内田家の女の子としてはどうか、とゆー点でちょっとひっかかるのですが(笑)。…あ、この段落は『マインド・ゲーム』を未見の人には訳解らないでしょーので読み飛ばしてくざさって可(笑)。それにしてもここに到ってついに、解らないところ判ってきたよ。今までは解らないことすら判らずに観ていたのだ、ちゃんと理解を進めてるぢゃん!>自分。つーことで、今日観終わってそれでもなお残った解らないシーンは以下の二つ。

  1. せんだく物を干しているこっちで三輪車に乗っているのはだれ?:牛乳をシンクに捨てるシーンでは西の母はベランダにせんだく物を干していた。自宅の新築はその後だと考えると、三輪車に乗っているのは西ではない。せんだく物を干している母は(みょんを表す記号である)もでかくないし、室内にいる父親は(じーさんを表す記号である)鼻もでかくない。では、あの家族は、だれ?
  2. 入店しようとして刺青を入れた兄ちゃんにを掴まれとめられる、あれはだれとだれで何のシーン?:あの時点で成人しているのはじーさんか、やくざのボスってところだろーけど、両者の記号がどちらもついていない(と思う)。

五右衛門パスタを食べて橋本と別れてから、もっかい劇場にとって返して、ついに!Tしゃつを買いました。うははうははは。『下妻物語』のTしゃつは買えなかったので、嬉しいな(ぽわ〜ん)。3500円L寸。大切に着よう。

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昨日の日記の朝倉の記述に関連して、大矢博子さん落合監督は絶対に選手を責めない、負けを選手のせいにしないのだと教えてくざさったよ。うわあ、それって、すごいいい監督ぢゃん。てゆーか監督の仕事ってそーゆーことだろうとうろこの思いです。偉いなあ、落合。偉いなあと思うだけで別に何らかの行動に移す訳ではないけど、ここに書いて讃えてあげましょう。偉い偉い。

 9/7 発行部数が知りたい脳>リアルロボット

ネットにワップされている小説をよく読んでいます」旨のクーリエル番組で採りわげるにあたって、多田さんがとんでもないことを言ってきた。ネット上で発表されている小説って何編あるか調べろ、だそーだ。そんなの判りませんッ! 何万編とあるだろ。そうお答えしても(当然口調はマイルドにしましたが)なにか数字を出せ、と食い下がられます<敬語の方の「られる」。

いろいろ試み考えてみた揚げ句、Googleキィワード検索をして{ネット小説}が7650件、{ウェブ小説}が891件、{オリジナル小説}が58000件、ヒットしてくるとゆうデータをお渡ししたのであった。それでいーみたい。内情を知ってたらとても「これほど沢山ヒットしてくるんだから、中にはお気に入りのもあるかもしれません、探してみたら」なんてまとめられんと思いますが、まーAMラヂヨの朝の情報番組っぽいからいっか。

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つボイさんのデスクにリアルロボットの66號が届いている。各號にパーツがついてくる組み立てロボットも、もーええ加減完成するんではと思っていたら、なんだか今號はヴわついぞ。裏表紙の内容を見てみたら「いよいよ今号からサイボットのパートナートムの製作が始まる!」だそーだ! ぎゃー(笑)。気違いめ!(笑) つーことでトムだけ欲しい人は今號から買いだ。

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颱風だから誘われたまぢゃーんも断って18時に帰宅。大風だもんだからただでさえ1本折れていた傘の骨が、もっぽん折れちゃいましたが。

家についてパソコで遊び、でもせっかく早く帰宅したんだからと20時には床に就いたのだったぞ。はやっ。窓を開けて寝ていると大風が入ってきて心地よいのですがたまに水滴が襲う。ぎゃー。やむを得ず、蒸す中窓をしめてまた寝る。

ふと思い出す。今朝は、番組中にちょっと寝てやれと椅子を3脚並べて横になっていた8時半に、そーだ、地震で揺り起こされたのだった。そーだそーだ、地震が揺するのがデフォルトの昨今だった。パソコは。階下で卓袱台の上に出しっぱにしてある。閉じてこそいたけど、熱暴走を避けるために少年サデー左右に2冊敷いて持ちわげて使っていた、そのままにしてあるぞ。わ。寝ている時に大地震が揺すってパソコの上に物が落ちてきたら、それは瓦割り宜しく折れと言わんばかりではありましぇんか。ぎゃー。慌てて起き出しパソコをクッション入りのにしまい、やれやれやっと寝られます。

そして夜中に起きてサイトの更新でもしようと思っていたのはもちよん不可能ぢゃ。翌3時までぐーすりと寝たのであった。うっはっはのぐうぐう。

 9/8 13.5kg増やした田口トモロヲ(in『MASK DE 41』)といい、なあ

番組中にブルース・ウィリスの似がよ絵を練習する。なかなか巧く描けない。そのパーツは使うけど、そう並べたら他の別の人だと言っても通るね、ってレヴェルにまでしか近づけません。うう。むづかしいおっちゃんだ。

『隣のヒットマンズ 全弾発射』共演であるマシュー・ベリーも同時に練習し、そーだね、二人並べれば『隣のヒットマンズ 全弾発射』の絵だといくらなんでも判るだろう、その効果を期待することにしようか。

となればあとは構図だ。本当はブルース・ウィリスが派手なエプヨンをつけている絵が描きたかったのだが生憎プレスにその写真がない。「映画颱風」の絵はカラーで描くから、資料がないとちと困る。しょーがない、カラー写真のある服装でいたシーンの中からワンカットを選び、キャラクタを配置してみたら、うん、絵的にいいんぢゃない?ってのができわがったよ。わあ、これ、早く描きたい描きたい(笑)。

いろんな仕事の〆切が波のように絶え間なく打ち寄せてくるので最近はちょっとめげていたのだけど、いっここーやって自分が気に入る絵を思いつけば、なんだかすべてが巧くいく気がしてきたぞ。本当に、人生は起こった出来事にかかわらず心の持ちようひとつでどーにでもなると思いますね。

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三越が今日から大九州展です。わぁい、イートイン長浜ラメーンが喰いたい喰いたい。しかし今回出店しているのは長浜ラメーンではなかった。どとんこつラメーンとゆうところだ。店内に入るや、臭い。臭っ。うう。たまらん。

来たラメーンももちよん臭い。喰ってるうちに気にならなくなるとは言うが、一口だけ喰って慣れぬうちに席を立つ奴がいてもおかしくない代物だと思います。臭く、そして決して美味しいと思わない。勿体ないのですり胡麻紅ショガーをふんだんに載せて喰いきりはしましたが。こんな臭ラメーンでも入店するや「いいによい〜♪」と言っている女がいたのにはちょっとぴっくりよ。いやあ、これは、今回の物産展のイートインは失敗でしょう。会期中に二度と来るまい。

口直しにソフト栗夢とゆうソフトクリィムを買い喰いしたのぢゃが、これも作る親父が

  1. ソフトクリィム機から出る最初のひと垂れを捨てずにコーンに受けてしまっている
  2. そもそもとぐろが不均一でいびつ

とゆー慣れてなさで、それで300円取るとは言語道断である。本当に、今回の三越の物産展には二度と来ない。

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シルバー劇場『モンスター』の完成披露試写。『人間は考えるFになる』を読んで開場を待とうと思っていたのに、着くやすぐにプレス資料を頂けたのでそれで時間が潰れてしまいました。

シャーリーズ・セロン13kg太って連続殺人犯の役に臨んだとゆうアカデミィ賞受賞映画で、いやあ、あの下っ腹のたるみぐわいはすげぇ。ちーとも美人女優ぢゃねーぞ。見習いたい。ってゆうかそこからまた13kg痩せればナイスバディになれるのだ、見習いたいのはそっちですが。資料には「ドーナツヂャンクフードをひたすら食べ続けること」とかって、太る秘訣が書いてあるけど、そっから元に戻す方法をこそ教えられたし。世界中の下っ腹のだらしなく出ている人(自分含む)は真似るがよい。

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殊能さんサイトによると、今日の『金持ちA様×貧乏B様』ワッキーが出て地名しりとりの話をするとゆうぞ。ダッシュで帰途につく。はぢめて観る番組だけど新聞で調べると23時40分スタートだそーだ。しかーし、家に着いた時には23時42分。きゃん。観るんだったらちゃんとアタマっから欠けることなく観たかったよおん。そおゆう性格です。

が、テレヴィを点けたらやきうで遅れて23時55分はぢまりだとテロップが出ているではないか。うっはっはー! いいぞやきう! を蔭さまで、番組も観られた上に、今日の方の日記に顛末を書けることになりましたとさ。

そして番組では案の定、中京テレヴィだとゆーのにCBCテレヴィの番組映像が流れてとても素敵でした。あと、そおか、でワッキーが人だかりに取り巻かれているのを目撃したことがあって、ああ、あの日だ、ニフティのBBフェスタ。あれでてっきり、ああ、あそこでしりとりをしたら100%三重県の地名を言ってもらえるだろう、もうゴーユしちゃうんだと思っていた、思ってはいたけどサイトには敢えて書かないよう気遣っていた、あれは『ノブナガ』の地名しりとりのロケではなくて、この、中京テレヴィの番組のロケであったことを今知ったぞ。うひゃー。だったら、なに、まだ終わらないの?>地名しりとり>CBCで働いている人間が人に訊かないように。

 9/9 女の子に限られた人気のある女の子を複数人見たデー

午前中のネタ会議が延び、ごわんなんて喰ってられない時間になってしまいました。ひもぢいまま『沈黙の聖戦』のマスコミ試写にゆく。しかしセガールの映画はタイトルを聞いただけでセガールの映画って判るのが偉い。偉いかなあ。偉いんだかなんなんだか。

そんなこったろうと思って帰りにも何も喰わずに会社に戻ってよかった、レポドラ北村丸栄PARCOにゆくとゆーのでついて行くよ。会社の近くでタコライスを食べてから出発です。北村が好きなブランド『下妻物語』に傾倒するものとしてはメゾンと称するべき?)がオプーンしたそうだげなで、まず丸栄にゆくと女子高生たちがたかって、ケータイで写真を撮っている。雑誌モデルの女の子が来店しているのだ。ふうん。北村さんは人が一杯いて落ち着いて商品が見られないとぷんぷんしています。いや、そんな無理を言っても! 開店したばっかしで、人寄せに雑誌モデルをゲストに呼んで、それでも閑散としている店なんて、どうよ。

松坂屋キキララのカレンダを買ったのち、北村はPARCOに行きキャップを買っていましたが、店を出るや嬉々として「今、レヂの中にいた左側の女の人が、大好きなデザイナの人!」と教えてくれました。ふうん、先に言ってくれておけば、まぢまぢと見たものを。フツーのショップの綺麗なお姉ちゃんと、別段変わるところがないとゆー印象しかないわよ。てゆーかそれは桃子ベイビィ・ザ・スターズ・シャイン・ブライト社長に会ったのと同じよーな反応であるのか。洋服のショップのデザイナ侮りがたしである。

 9/10 「降らぬ先の傘」って諺は、フツーだなあ

天気予報に依ると今日はが降るだげなだ。サカエチカで525円傘を買おう。今日こそ、まさに傘を買うのにウッテツケの日だ。今現在降っていなくても、傘を持って歩いていて恥ずかしくない天気ですから。しめしめ。今日の映画にはこれを持って出かけましょうぞ。

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13時半から『堕天使のパスポート』のマスコミ試写。オドレイ・トトゥが出るそうだよ、オドレイ・トトゥ好き。嬉しいな(ぽわ〜ん)。と、プロモータさんが、やっと届いたと『オールド・ボーイ』プレスもくざさいました。うわ! チェ・ミンシク好き。嬉しいな(ぽわ〜ん)。今日はいいことが起こる予感です。てゆーか既にいいことは起こっていて、それ以上でも以下でもない。そんな冷めたことを言うな。

『堕天使のパスポート』とゆうタイトルのうち“パスポート”部は、たしかに劇中にパスポートが出てくるのだ、具体的なことを表現している。しかしここで注目したいのは“堕天使”の部分でした。

たしかに台詞中に「天使」という単語は出てくる。しかしそれだけでは、実はない。このイギリス映画原題“DIRTY PRETTY THINGS”っていう。つまり即ち、想像ではあるけどこれは、「ダーティ」とゆうと「堕天使」とゆう単語の音の類似性をも見越した邦題であると考えられるのです。はぁはぁ。うわあ、すごいすごいよ。タイトルをつけた奴も凄ければそれにソッコーで気づいた自分も誉めてやろう(笑)。てゆーか「招福!きねま猫」でも「映画颱風」でも、紹介文を書くことがあったら是非とも触れてやろう。うははうははは。

ちなみに主役はオドレイ・トトゥではなく、『ラブ・アクチュアリー』でモテないからとアメリカに渡った男のイギリスでの友人役をやっていた黒人俳優さんでございました。のでちうい。

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16時から、これはC2の10月號で紹介文を担当することが既に決まっている『スクービー・ドゥー2 モンスター パニック』のマスコミ試写。つーことでとにかく全編に亘って好意的な角度から観るつもりで臨む。

うん、物語はともかく(笑)、アメリカ映画であるにもかかわらずエンドテーマパフィーが歌っているではないか。但しエンドテーマが3曲あって、その3曲目、エンドロールで言うとエクゼクティヴ・プロデューサが出てきた頃から流れはぢめる奴がそれだから、パフィーを聴きたい人はそこまで席を立っちゃ駄目です。これだ、これをひとネタにしよう(笑)。

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名古屋では今日で公開が終了する『マインド・ゲーム』を観にゆく。当然、外から見ても判らないだろうが『マインド・ゲーム』Tしゃつを着てきています(笑)<判らなくてどーするよ。18時20分の回で、なんとお客が29人だったよ。わあ! こいなけの多人数で一緒に『マインド・ゲーム』を観るのははぢめてです、嬉しいな。他の28人も喜ぶといいな。

今日確認したことは、

  1. みょん父がみょん母をナンパした時の車のボンネットマスコットと、やくざの兄貴が乗っている若向けの車のボンネットマスコットが一緒。
  2. みょん母が選ぶ“くらげのモチーフ”はやくざの兄貴のキィホルダ、みょんとヤン宛の封書とともにポストに入っていた缶、脱出するみょんが上を乗り越える巨大弁当箱(?)以外にも、中1のみょんが西からのラヴレターを開いた時、机の上の缶に見られる。
  3. 運河を船で上ってゆく生まれたばかりのじーさんが見上げる塔に書かれている文字は「蓬莱」。

そして前回から懸案となっている“西と同じ髪型をしている三輪車の子供問題”であるが、母の髪型は西母ではなくみょんと同じ髪型であったこと、あのエピソードはその後に立て続けに提示されるあらゆる違った未来のパタンの先陣を切って出されたものであること、などなどから、もしかしたら母は乳がしぼんだみょんかも、とちょっと思うに到りましたとさ! あー面白かった(にこにこ)。

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会社に戻ると明日明後日のプロ野球のスト回避されていた。ふうん、よかったぢゃん。もし、今日のナイタが延長して延長して、万が一日付をまたいだら、その瞬間にストがはぢまったことだろう! わあ、そいつぁ見たかった!<見たかった人はだれッ!?

 9/11 あんな狭い施設だとは知らなかったよ>動物愛護センタ

はぢめて動物愛護センタまで行ってみたけど、遠いね! 新しくできた地下鉄の自由ヶ丘駅から歩いても遠いと思う。なぁるほど、をもらいに来る人たちがで来る訳だ。仔犬をもらったらリードをつけて家まで歩いて連れて帰ろうかと思っていたけど、それは仔犬には酷かもと思うほどの距離でした。なんつっても一緒に行った70超の親父がへたって、帰宅するや寝込んでしまったほどです(わあ)。かくいう43(ギガトン?)のをかべも、腰が痛いです(情けなっ)。とほゲ。こんなテータラクでは、仔犬を手に入れてもその運動量につき合ってやることは出来ぬかもだわ。精進しておきましょう!

つっても、仔犬がもらえる抽籤日は毎月末の日曜日で、事前に希望者は登録をしなくちゃならなくて、それも先着50組で締め切られる、その9月分はもう既に定員が満タンだそーなのだ。ケージの中で愛想を振りまいていた仔犬たちは、もちよん50匹に満たないので9月末のその譲渡会ですべてもらわれてゆき、愛護センタでもらえる犬は生後3カ月まで健康捨て犬に限られている訳だから、係員さんによると「10月末には5匹くないしか、いないかもしれない」とのことなのだ。うーんうーん、仔犬の捨て犬が余すことなくもらわれてゆくのは喜ばしいことだけど、これは仔犬を飼うのは前途多難かもしれませぬ。

なぞとゆーことが今日見に行って判っただけでも収穫でございましたがな。

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じでん車でギガスカンサイへぴーって行って、ヴィデヨテプーを10本購入。ふう、明日のハロモニを録画するテプーがもうないのです。

こないだ白木が来名した時に、まだヴィデヨテプーなんて使ってるのか!と蔑まれました(笑)が、いやあ、そんなにブラウン管を観る習慣がないし。録ってるのは週に一本、ハロモニだけだし。なにより、DVDデッキを買ったとすると、ヴィデヨデッキを引っ張り出して、テレヴィを裏返して、ケーブルテレヴィからの配線を繋ぎ替えて、あーもー思っただけでキー!

そうね、ロト68億円当たったら、一気に今住んでる家を丸ごと廃棄してすべてが新しい物で構成された別の家を建てて、そこでDVD生活をスタートすればいいから。まだそんな、急いでDVDに移行することはないから。つーことで当分は、3倍速で録画して6週間で1本ずつ録画済みテプーが増えてゆく、ヴィデヨとともに暮らしてゆこうと思っている次第でござりまシュー。

 9/12 TextEditにコピペして読んでやろうかと思うくないです

〆切がメヂロ押しですのでまぢめに仕事もおどに入っています。起きたらとにかく仕事、仕事がヒトダンラクしたらとにかく寝れる時に寝る、とゆう健全な生活。

健全すぎて、そおだ、土日の新聞からネタを拾う仕事を、日曜の今日のうちにやっておこうと思う。いつもは月曜の午前2時とかに出社して、土日月分をいっぺんに済ますスケヂュルでいるのだけど、月曜の未明にはCBC停電をするのだ。停電からの復旧は午前4時予定とのことなので、うーん、それまでコピィ機が使えないよーでは土日の新聞を見きれないだろうよ。

パソコで行う仕事も家でやっていると30分も叩かぬうちにアイスノンが要りようになるんだけど、会社だったら空調が効いていよう、もーちょっと長いこと打ち続けられそうだ。出社だ出社。

つって、会社に来てみたら解った。会社にいるとねぶくなるよ。うう。なんでやー。条件反射か。家でパソコ仕事をしていた時にはあんなに元気だったのにー。ねぶさと戦うために、カップヂュスーの自販機で最近お気にーりのマンゴオレ70円を買って飲み飲みお仕事をするのであった。うう、頑張る自分。

つーことで新聞からのネタ拾いがおあったので、そーだね、「招福!きねま猫」の『アイ,ロボット』の原稿を完成させてから帰ろうか。「招福!きねま猫」と中日新聞の「映画颱風」とでは、書く内容を微妙に変えています。「C2」も加えて比較すると、いずれも嘘は書かないし、わざわざ採りわげてまでけなさないように心がけているけれども、「C2」は完全に宣伝用の文章。「招福!きねま猫」は自分の好みを前面に押し出した紹介文。そして「映画颱風」は具体的な映画を肴に一般論を展開する読み物。と、そぉんなふうに、書いてる本人は棲み分けをしているのであった。気づかなかったでしょう?(笑)

で、『アイ,ロボット』は、日記にも書いたよおに「映画颱風」用の展開を考えてしまっていた。でも「映画颱風」では採りわげないんだよねー。この日記だけにしか活用できぬのも惜しい(つっても、もしかしたらCBCの「朝PON」のサイトよりもこっちの方がヒット数が多いかもしれませんが<コラッ)と思い、上記の如くヂャンル違いであるにもかかわらず、その論を「招福!きねま猫」用の原稿にて披露してしまいました。うわあ。我ながら、読み返してみるとイワカンだ(笑)。でもいいや。こーゆー回もある、っつーことで!

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Webやぎの目webやぎの目に引っ越ししたよ。リンクペヂーも張り替えて、今後は新しい方を定期的に覗こうと思います。が、ええと、新しい方は文字がおもっくそ読みづらいよ(涙色)。薄くてちーさいのです。おろろんおろろん。マッキントネットスケィプだから仕方ないってことだろうと諦めて、元気な時に訪れるようにしよう。そおしよお。

 9/13 やっぱきつくづく、我が血には『時かけ』が流れているのだ(落涙)

一日にマスコミ試写が3本あるデーです。昼に一旦会社を出たら戻ってこられるのは21時とかです。気張っていこー。

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13時半から『感染』のマスコミ試写。Jホラーシアターとゆう括りで、東宝6作品を公開する第一弾。プロモータさんに「怖いですか?」と伺ったら、へんぢは「怖いと言うより気持ち悪い」でした。うわー、そっちのホラーか。てゆーかそれはホラーではないし。

例えて言うと『天国の青い蝶』なんて、アマゾンに棲息する昆虫たちがスクリィン一杯のサイズで撮られている、とても綺麗な映画なのだけど、虫嫌いの人はさぞや辛かろうし気持ち悪かろう。でもそんなのちーともホラーちゃうもん。

そおかー、気持ち悪いのかーと、楽しみの方向を修正して臨む。展開する物語は、経営が悪化した病院を舞台に、医者も看護婦も技術が未熟で人員が足りず、人間関係も苛めあり逆恨みありで捩れきっていて、抱えている入院患者は異常なのばかりで手に負えず、お金がなくて補充できない医療器具は底をつきかけ、起こった医療ミスは隠蔽しようと躍起になる、とゆう出鱈目ぐわいがまず提示される。ぎゃははは。おもれーぢゃん。そこに、未知のウイルスに冒されたと思しき救急患者が搬送されてくることでホラーのファクタが加味されるのであった。

これさあ、上手に作ったらとても上質なパニック映画になっていただろうなー。決してホラーにすべきではなかったんぢゃないかしら、と思うほどです。患者の腕の血管が見つけられず採血の際に注射針をぶすぶすぶすぶす幾度も刺しまくる低レヴェルな看護婦役の星野真里がかあいいです(ぽわ〜ん)。ああ、ちらしでチェキると、星野真里がヒロイン役だったのか(笑)。そいつぁ知らなかった。

ラストに種明かしがついてて、つまりはミステリィとして謎を解くように観ろってことを言ってるんだろーけど、いーやー(笑)、ホラーにしたいんだったらそんな辻褄を合わせようとしちゃ駄目。ミステリィにしたいんだったらヒントがなさ過ぎ。あとづけやん、の誹りは免れ得まいて。

つーことで、そうね、タイトルを『パニック医院』かなんかにして、単に酷い様を見せてくれた方がきっと面白かったよ。…そんな映画は(どっかからクレームがつきそうで)創れないか、そおか。

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50分空くのでコンヴィニで少年ヂャンプを立ち読みし、ヂャイヤントコーンを買い喰いして16時から『プリンス&プリンセス』のマスコミ試写に赴く。『キリクと魔女』を創った人の影絵アニメ作品で、なんでも1989年テレヴィアニメのシリィズとして創られた1本12分の短編を6本まとめて映画にしたものだそー。上映時間は70分です。

フランス映画なんだけど上映は吹き替え版で、女声を担当している原田知世がとてつもなく!よかった! うわ。この映画は凄い。12分だもんだから1本1本のお話は単純で、でも面白く、飽きる前に終わるし、先が読めても影絵を見ているだけで楽しい。それよりなにより、やっぱき賞賛すべきは原田知世だ。すっげぇ可愛いぞ。

そおか、解った。原田知世は顔出ししては駄目だ<コラッ、何を言うか。影絵アニメの声優だから、こっちはルックス『時をかける少女』の当時の原田知世で想像しつつ観たのだ。うわあ、それって、最高ぢゃん! 普通のアニメだったらキャラクタに大仰な表情がついちゃってるからこうはいかなかったろう。うわあ、いいものを観せて頂きました! これは是非とも、「招福!きねま猫」でも「映画颱風」でも紹介しようと思います。…果たしてどっちかに“原田知世は顔出しNG”なんて、書けるかな?(笑)

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1時間20分空く(笑)のでヴィド・フランスでパンを喰いつつ森博嗣さん『φは壊れたね』を読む。50分で91ペヂー読みました。

18時半から『トリコロールに燃えて』のマスコミ試写。第二次大戦中に上手に立ち回りながら生きていくシャーリーズ・セロンのことを、十年以上に亘って延々と好き続ける男の物語、ですね、これ。

だからつまり生きざま『カルメン』で、表現形態『マレーナ』で、実情『シャーロット・グレイ』だ、とゆう映画であったぞ。わあ、この辺り、全部人名のタイトルかあ。これを全部足してラヴを加味したとゆー作りであった。むーん。

 9/14 ギャランティで比較したら「映画颱風」には14時間くないかけないと!

10月1日に掲載される分の「映画颱風」の『隣のヒットマンズ 全弾発射』の本文原稿とイラストも夕べのうちに発信したので、先週末からきゅうきゅういっていた〆切攻勢はこれでヒトダンラクしたと言えます。うっはっは。すこぉし楽になったよ!

なぁんて暢気に構えていたらC2の発行人さんからクーリエルが来た。『トルク』は観たか?だそー。えっと、それは3月8日に観ました。ふふふ古ッ。観たんだったら、急遽、C2用に原稿を書けとのご依頼です。うわあ、そんな、半年も昔に観た映画を。プレス資料も貰ったんだったかなくしたんだか知らないが(<つまりは貰っているのか?)すぐには出ない、ってゆうか手元に見あたらない、ってゆうかうわあうわあ。〆切は15日の17時だ、むう、急いでプレス資料を捜し出し原稿を書かなきゃ。まぁ、今日も明日もマスコミ試写があるとはいえ、『トルク』だったらなんとか書けるだろう、お受けする旨のリプライを12時15分に送る。

さて、ミドコロは覚えているけど、どんな話だったか、自分で採った映画メモを見て思い出しておこう。…うむ、そっか、そうだ、ミドコロは、2箇所しかないのだった(笑)。だったら、C2のシステムとして“本文”とゆう項目で140字、“作品紹介&提案”とゆう項目で70字、紹介を書かなきゃならないのだから、その2箇所をこの2項目に割り振ろう。ぱたりぱたりと、上っ滑りな推薦文を打つ(笑)。上っ滑りなのは思い入れがないからです。

わはは。ええとね、なんとゆーか、12時55分には完成して送信しちゃいました。うわっ。なんだよ、この仕事、ゼロからはぢめても40分で書ける作業量だったのかよっ。そおかー。ええと、この日記よりも、簡単ね(笑)<コラッ!

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つーことでヒトシゴト終え、『透光の樹』のマスコミ試写。この邦画は、ぢぢい向けエロ映画であった。秋吉久美子永島敏行濡れ場が、これでもかーこれでもかーと出てくるぞ。うわー。

なにもこんなおばはんおっさんの裸がもつれ合う映像を延々と見せんでも、と若いもんは(誰が若いもんて?)思うけども、そうね、50代とか60代のぢぢいどもがこれを観て、永島敏行に自分を投影するための、その目的で作られたエロ映画な訳だ。うー。

まー、年老いても若い女の子と寝るよーな物語よりは誠意あるリワリティってことなのかもしれぬが、観たいものでもないのであった。きゃん。

 9/15 うまトマハンバーグ定食の方が遙かに旨かったと懐古

午前9時半におにぎり肉団子を喰うと、その後の食事のペースにとても困るのね。11時半だとか12時半だとか、通常のおひゆごわん時にまたも食べ物を摂取しては、ちょっと近すぎる。しかも今日は夜の試写会終わりが21時半とゆう長丁場だ、微妙にちゃんとごわん間のインターヴァルを空けないと、きっと性格上延々と隙あらば喰い続ける方に走るであろう。気よつけようと思う。

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つーことでおひゆごわんは摂らずに13時半から『ターミナル』のマスコミ試写。スピルバーグで、トム・ハンクスで、キャサリン・ゼタ・ジョーンズなんだもの、爆発的に面白いとまではいかなかったとしても、上質のエンタテインメントとしての出来は十分保証されていよう。そして予想したとおりのレヴェルだった。善き哉。

しかしここまで手堅く面白いと、わざわざ採りわげて紹介するかって考えるに、ちょびっと躊躇するね。思いもかけず面白いものの方をこそ、人々にケーモーしてやりたい欲求がございますのです。おほほほほ。口調が丁寧な時は尊大なことを言っているカモフラーヂュ。ちっともカモフラってない人はだれ?

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夜の試写の開映まで4時間あるんだもの、一旦会社に戻る、ここだ! ここで飯だ! 松屋に寄って、わあ、そっか、今は定食の白ごわんお代わりし放題期間中ではないか。デミたまハンバーグ定食を喰いました。先に出てきた赤だしだけでごわんを一杯喰い、お代わりで遅れて出てきたはんばあぐを喰ったよ。いや、そうまでして、無理に2杯喰わいでも。

てゆーか思ったのだが、なんだかお代わりし放題になった今、丼へのごわんの盛り少ないぞ。2杯喰ってもせーぜ1.25杯ほどの分量しか喰った気がしませんが、どうか。まぁ少食の人は1杯でいいし、沢山喰いたい人は延々とお代わりし続ければいいんだから、通常で1杯が少なく通常でお代わり自由ってーんだったら何一つ文句はないのですけどもね。てゆーか飯の話になるとせこい話題ばっかり展開してしまう人はだれッ? きゃん。

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19時20分開場、19時45分開映で『キャットウーマン』の完成披露試写。当然開場の1時間前に到着し、ちえー、『φは壊れたね』は夕べのうちに読了しちゃったんだよなー!<全然ちえーではない。つーことで『人間は考えるFになる』を持ってきたよ! 読もう読もう、読んで待とう。つーても森博嗣さん土屋賢二の対談部分はすべて「IN★POCKET」掲載時に読んぢゃってるんで、書き下ろしの短編小説を狙え。『消えたボールペンの謎』を一回、『そこに論点があるか、あるいは何もないか』二回(笑)読みました。

そして『キャットウーマン』のはぢまりはぢまりぃ。知らないんだけど、キャットウーマンの物語が今後シリィズになった場合には、キャットウーマンが倒す相手はもしかしたら女性の悪者に限る? 黒幕が女性ってゆうネタは、男性が主人公のヒーロものではやりづらかろう、きっと。殴れなさそうだもの。ってことで、そうゆう棲み分けなのかしらんとちょっと思った。

あとね、ハル・ベリーがキャットウーマンになる過程で、一瞬だけ、例の猫の帽子をかむらないで短髪を丸見せにしたまま目にマスクだけしてるって扮装のシーンがあるんだけど、それがすごいとっても研ナオコだったよ! ぎゃー(笑)。仕方ないよね、あのマスクをすると鼻の穴が強調されるからね。てゆーか台無し。


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