◆04年05月下半期の抜粋日記◆

04年5月分上←*→6月分上 / 『最新の抜粋日記』

 5/16 ヒトサマのアンテナを利用して、自分では契約しない人はだれ?>だって事足りるしー

アンテナの上位にいるのがちょっとヤなのね、読みに来いって言ってるみたいで(笑)。だから日記を更新したら、とっとと「手動更新チェッカ」を使ってまず最上位にランクさせ、これはMOTOMACHI Radio Zondeに限る話なんだけど、アンテナに登録されている他のサイトを片っ端に開いてみては、まだロボットが到達してないところを探し、強制的に更新をチェキらせそれで埋める、なぁんてことを行うよう心がけております。うっはっは。しかし世に「一部抜粋日記TODAYを含む公開アンテナ」は今日現在で9つあるッ。他の8カ所のアンテナに対してもこれをせんでよいのかッ。なあ(笑)。

あと「ZOO ZONE enteranceを含む公開アンテナ」ってのも6つあって。こっちは、日記に限らずなんかかんか更新するたんびに上位に行きかねないので、敢えて手動更新チェックは施しませぬ。「わー、上の方に来ているよ」と訪問されて、ちぇーと思われるのもなあ、とゆう配慮だ<そんな配慮はどうか<すべてにエクセレントな更新をするよう、そっち方面の配慮をしたらどうか<なあ!

 5/17 「初日に来られましたよね」って、覚えてられちゃうんだよね〜>バーゲイン

CBCの公式サイトの神尾さんのペヂーを見ると、リスナからの質問に答える形でコキール男爵』の入手方法が書かれているよ! わあ。そねさんにお報せしたい。でも、そのためにわざわざクーリエルとかを出すのも、なんかやーらしいし。

つーことで、そうだ、昨日知ったのだ、「鉤屋のアンテナ」にZOO ZONE enteranceが含まれていたではないか。もしかしたら、トップペヂーを更新してランキングが上がれば、そねさんが訪問して読んでくざさるかもしれぬぞ、わーい。つーことで今日の「曜日の枕詞」は「CBCの神尾さんのペヂーで『コキール男爵』の入手法を発表中!(笑)」の月曜日に決定だ。ふっふっふ。そねさんがチェキってくざさるとよいな。

てゆーか、もし神尾さんのペヂーが更新されていることに気づいてなかったら、今日の枕詞は「おめめとー!<お城の誕生日だよ!」の月曜日であったものを! いや、ものを!って言われても。

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映画のお姉さん、松岡ひとみさんからサイトを開いたとのご連絡を頂きました。ソッコーで「日本最ぞうの映画評ペヂー♪」からリンクを張りましょう! 張ってから、落ち着いて読みに行きます。

今日の試写室」ってコンテンツがあって、公開前の映画の感想が書いてあるよ。コメントがつけられるシステムになってるので、こーゆーのにはすぐ書き込むタイプだ、書く。

えーっと、但し、この松岡さんのサイトは、きっとどー考えてもプロモータさんとかが読みに、いくわなあ。ってことはうちのサイトに書いてるみたいな悪質な感想悪質なネタばれではなく、オフィシャルなコメントをすべきでしょう(笑)。とゆー考えに到り、自分としてはおもっきし善意に基づいたカキコをして参りました。わはは。松岡さんのサイトが末永く、沢山更新されますよう!(南無南無)

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『テッセラクト』のマスコミ試写。どんな映画なのか全く知らぬまま行き、プレスシートを開いてはぢめて知った。テッセラクトって「四次元立方体」って意味だ。わっ。森博嗣さんガレーヂの梁ぢゃん! きゃー(嬉)。映画はね、終わってみたら簡単な話を解りづらく撮ったとゆーものでした…。どこが四次元立方体だったのだ…。ひー。

50分空くので、三越メンズバーゲインを覗きにゆく。カーユヘルムのコーナて、土曜日に入荷したとゆー花柄のアロハを2枚、白地のとピンク地のを色違いで買ったよ。バーゲイン期間中にバーゲイン用の商品を新たに仕入れたりするのか。初日と最終日に来るとゆー判断は正しかったのだ。

買い物を下げたまま試写室に戻り『箪笥』のマスコミ試写。韓国のホラーなんだけど、精神病院のシーンからはぢまり、回想に移ってゆく。登場人物のうちの誰かの気が狂っている設定なのかな、と見当をつけ、どいつだろうどいつだろうと予想を立てながら観る。でも、そうか、登場人物の複数人の気が狂っているミステリィ小説ってゆーのは新しくない? …えーと、『ドグラマグラ』がそうか、ちーとも新しくないや!(きゃん)

 5/18 “いろんな解釈が可能な、真相を明かさないで終わるミステリィ”ってのを、見返せない映画でやっちゃ絶対駄目!

今日のマスコミ試写も韓国のホラー映画だ。『4人の食卓』とゆー奴です。プレスシートのペヂーにが開いていたりして、凝ってる。こーゆーとこに力を入れてるってのは配給会社さんのプッシュの度わいが表れているってことで、ちょっと期待できますね。

ええとね、「何かが伏せられている」作りになっているのを否定しはしないけど、ここまで“”を前面に引っぱり続けられると、怖がってられません。どこがホラーかっつーと焼死体とか腐乱死体がちらりちらりと出てくる辺りだ。そーゆー映像をちょろっと見れば怖がれる人は、幸せだろうなあ、この映画をホラー映画として満喫しているんだろうなあと思います。

この映画をカテゴライズするなら「きもい映像トッピングミステリィ」ですね。これくないなら、ホラーを観るつもりなら、「虚仮威しびっくり箱ホラー」の方がよっぽど怖いであろう。そろそろ、ホラーと銘打たれているからつって、怖さを期待して臨むのはやめたほうがよいかも脳、とちょっと思わされました。むー。

 5/19 竜ヶ崎桃子の髪はミルクティ

済んまへんなあ。伏せてましたんや。内証ゆわれてましたんでな。スタッフ側ではなく、客として入場した中で、事前に知ってたのはをかべと、一緒に行ったレポドラ北村だけ、だったことでしょう。

映画なんて最前列で観るもんぢゃない。だいたいスクリィンパースがついちゃうぢゃん。そんなことは誰もが知っている。なので、割りと後の方で入場したにもかかわらず、芸術創造センタ最前列にはまだ空席があった。あったからつって、いちよう関係者が、最前列のど真ん中に座るかなあ(笑)。をかべは座りました。座りましたとも! 知っていながら、しかも空席がありながら、わざわざ後ろの方に座るなんて、できようか。いや、できまい。

北村がエピローグまで読み進めていた『月は幽咽のデバイス』を読了するのを、横目で見ながら開映を待つ。予定時間を数分オーヴァして、ステーヂにアナウンサ青木まなさんが登場。本日の主催CBCだけど、協賛ロート製薬だ。入場の時、全員に紫外線を防ぐというリップクリィムをもらえた以外にも、帰る時に、ソフトハードかを申し出れば、もれなく深きょんがCMをしているCキューブって奴をひとり1本、もらえるんだそーだ。うわあ。なんか、そんなにサーヴィスしなくったっていいぢゃん、そもそも映画それ自体が面白いんだしさ、しかも特に今日なんかは。

スポンサの宣伝を終え、いよいよ今から上映する『下妻物語』の説明に移る訳なんだけど、ここで青木まなさんがおもっきし意味深なことを言ったよ。「ひとつお願いがあります。今からは、ケータイについているカメラデヂカメでの撮影はしないでくざさい」だ。異状なコメントにざわめく場内。そしてまさかもしやが入りまぢった期待が発生し拡がる。

「本日の特別ゲストです!」で怒濤のように沸き立つ歓声。「『下妻物語』監督の」わー! 叫ぶようにMCを続ける青木まなさんの声も客の声に消されて、監督の名前がなんてゆーのか聞き取れない(笑)。「…と、主演の深田恭子さんです!!」ぎゃー!!!! ああ、最前列に座っていたせいで、ステーヂに深きょんが登場した時に、2列目以降で客がどんなに狂乱しているかを見ることができなかったよ(笑)。

なんだか、すぐ後ろの席の女の子たちがきいきい、深きょんにずっと手を振っているらしく、時おり深きょんはこっちを見て微笑むのだ。うわーい(笑)。白いふりふりのベイビィ・ザ・スターズ・シャイン・ブライトの服で来てくれるかと思っていたけど、フリルのあんまりついていない黒いドレスだったのがちょっと残念と言えば残念(笑)ってゆうか(残念と言うな!)。

でも、無理言ってこんな女子高生が9割以上を占めるよーな一般試写に入れてもらったを蔭で、深きょんはこれまでに『下妻物語』を5回観た、とゆー情報も得たのだ、そおか、こんな、3回目で喜んでいる自分を恥じよう。あと少なくとも2回は観て、深きょんに追いつこう! ってゆーか、そうだ、「深きょんは5回観た」ってのは、「招福!きねま猫」のネタとして書いてやろう。それぞ、3度も同じ映画の試写を観せて頂いた恩返しである(笑)。

そして3回目となる『下妻物語』で、でもやっぱ笑い、泣きました〜。「泣き」の方は、事前に次がどうなるか知ってて、それで期待していて、で泣けるね。回数観るごとに泣く箇所が増えていく気がしています。いやー、ええ映画です(にこにこ)。北村も喜んでいたようで、誘ってよかったよかったよ。

 5/20 その後ネット上の動画で調べて、ハニーの髪はやっぱき赤くてみぢかい方らしいと判明(苦笑)

雨の中、『キューティーハニー』のマスコミ試写。2回目だし、颱風が近づいてるし、どーしようか迷いつつ、でも「映画颱風」で採りわげるのだ、もっかい観ておきたいからなあと赴くと、快く入場させてくざすったマスコミ試写室は結構な満員でした。人気あんぢゃん!>『ハニー』。

面白かったイメィヂだけを抱いて臨んだ『ハニー』は、ああああ、これは、たしかに面白く楽しい一方で、恥ずかしくて痛いぞ(苦笑)。そうだ、このやり口に慣れるまで、ノリに麻痺するまで、延々と、脳内でいい方に変換し、好意的に解釈し、許し認める心を持って、観続けなければならぬ時間を過ごしていたことを思い出したよ。わっはっは。

つーことでとっても取っつきが悪いなぢみにくいスタートを切る『ハニー』ですが、でも前回同様、終わってしまっちゃうと麻痺してから観たバトルが秀逸(笑)で、ミッチーとの戦闘シーンはもっかい確認したいななんて思ったりして、だから今日2回目を観に来ちゃった訳であったが<来ちゃった言うな。

それにしても、観て本当によかった。既に『ハニー』のイラストは画いてしまってあるのだ。“ハニーがけつで車のフロントガラスを割ると、中に乗っていたのは永井豪であった”ってシーンです。しかし、今日チェキったところ、わっ。間違って画いた箇所を発見したよ!

  • 車の色はであった。
  • しかも外車だ。
  • 永井豪のスーツは黒だった。
  • ハニーの髪型は、キューティーハニーに変身しているくせに、如月ハニーの時の長さのままだった。

って辺りです。ぎゃっ。画き直さなきゃ(笑)。てゆーか毎回毎回こんな、イラストを画いた後に映画をもっかい観せてもらい修正を施す、なぁんてことをやっていてはどもならんなあ! つーか2度観たくなるよーな映画ばっかりを採りわげればよいのか。そうか。

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夜は、急遽決まったと連絡を頂いた『トスカーナの休日』のマスコミ試写。“浮気をした旦那と離婚をしたら、そもそも自分の収入の方が多いからってことで財産分与させられ、家も取られちゃったダイアン・レインが傷心旅行でイタリヤのトスカーナに行き、そこに家を買って住まっちゃう”とゆうお話でした。ところどころ確かに面白いし、面白くしようと作っている、しかし、でも、どーしてもイタリックの部分が赦せないんだよね〜(怒)。なんで、浮気をした側がいい目を見るのだ! ぷん!ぷん! 赦せんなあ。発端が嫌いだと、その後でいろいろ工夫して楽しませてくれようとしても、どーもねー。

大矢博子さんが5月16日付のなまもの日記にて、をかべの映画評を指して「映画なら何でも来い」だからスゴいって書いてくざさっているのですけど、でもこーやってさー、出来善し悪しでなくて自分の好悪で評価を下しちゃったりしますのでねえ(苦笑)。『キューティーハニー』なんて、映画としての完成度を言いはぢめたら、むにゃ!むにゃ!<むにゃむにゃ言うな!(笑)だけど褒めたり、紹介したりしてる訳だ。うう。な男ね<自分だ。

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ねこたびさんから「コンブ科」が閉鎖間近だと、クーリエルでお報せ頂く。わあ。「あららこめPROJECT関連リンクしゅー」がいつの間にやら閉じてしまったのに続き、あららこめの眷属がこれでまたひとつ、終わるのだ。切ない脳。メモリワルのために、ペヂーがなくなった後もリンクは漲り続けておこうと思っております。そうそう、そんで思いついたんだけどさー、あららこめPROJECT3周年記念企画は、『コンブ科読もうぜ!』ってのはどうか。いや、だから、なくなるっちゅーの(パイレーツ)。

 5/21 “チェ・ミンシク”だ<憶えよう

『オールド・ボーイ』のマスコミ試写。いつもの如く、事前に内容をまったく知らされぬまま来てみたら、カンヌに出品している韓国映画だそう。ふうん。ああ、だから、今秋公開としか決まっていない今の段階で、試写をかけることにした訳か。映画賞とかにはなんら価値だの権威だのを感じないので、ふうん以上になんとも思いません。自分が観て面白いかどうかが問題なのです。

そしてこれは、いや、すんげぇ面白いよっ! うわあ。「15年間監禁されていた男が、解放後自分を監禁したのは誰なのか、その真相に迫る」とゆうお話なんだけど、完璧にミステリィだ、これ。ここまできちんと成立するミステリィを映画で観たのははぢめてぢゃないかなあ。すごいすごい。『パイラン』でも主役をやってたこの男優さん(例によって人名はそう易々とはインプットしないので覚えていませんけど)は、いい映画に出るなあ。ご褒美に、今度名前を覚えてあげよう(笑)<ナニサマか。

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夜は名鉄東宝1にて『デイ・アフター・トゥモロー』の完成披露試写。6月5日公開の映画はほかには{『天国の本屋〜恋火』,『エル・コロナド 秘境の神殿』,『シルミド/SILMIDO』}って辺りなので、これが面白かったら是非「招福!きねま猫」用にポヂを借りていかないとなりません、っつーか頼むから面白くあってくれと願いながら観るよ(苦笑)。

冒頭の20世紀フォックスのロゴのバックが早速雷鳴轟くものになってて、天災パニック映画を予感させます。最近多いんだけどね、この手法ね。はぢまってみると、フェーン現象を真っ向から否定するよーな設定が出てきたりしてとても愉快(笑)。そもそもアメリカ人が天災に翻弄されるさまを観て楽しむための映画なのだ、なんでもありでオッケィ!

そしてニューヨークが雪に閉ざされると今度は遠方からお父ちゃんが助けに来てくれるってゆー展開になります。うわあ。なんでこーゆー、「来るのが難儀な行程歩いて会いにやって来る」ってのがそんなに好きか。いっそ『コールドカントリィ』とかってタイトルにしたらどうか(笑)。

それにしても、人が不幸になる話は観ていて面白いなあ。これ、もっと楽しむためには舞台を日本で作って欲しいなあ。「ゴヂラに、うちの町を壊しに来て欲しい」ってのと同じだ。名古屋に大津波が来て水没してくれたら、どんなに、見知っている土地だけに、楽しめるだろー。と考えていて思い出した、そうか、30年もの昔にあった『日本沈没』ってのがそれぢゃん。そっかー

などなど、結構、褒めてるんだかなんだか判らない(笑)けど「言えること」は沢山あると判りました。よーし、ポヂをデータの形でクーリエルで送って頂けるようお願いして帰りましょう!

夕方からずっと空けていた会社に戻るとGAGAさんからの案内が届いていて、『21グラム』の公開日が6月5日に決定したとゆーよ。ぎゃっ。それを『コールドカントリィ』(そんなタイトル違うぞ!)を観る前に知っていたら、きねま猫は『21グラム』にしたのにー。もうポヂを頼んでしまった以上引けませぬ。ひゃあ。まぁ、こーゆータイミングもあるっちゅーの(パイレーツ)ってゆーか(何故今パイレーツ?)。

 5/22 ニュスーは新聞で結構

4時に帰宅、4時半に寝る。15時半に起きてごわんを喰ったりネットに入ったりした後、16時半からまた寝る。21時に起床。

テレヴィを点けると拉致被害者の家族がどーたらで首相が北朝鮮になんたらとかってゆー報道特別番組なんてーものをやっている。げっ。16時間も寝てるもんに言われるのは心外かもしんないけど、テレヴィ番組って棲み分けるべきだ。もう、『ノブナガ』が何時からやるのか、何分遅れになるのかが心配でならない。カートゥーンネットワークは偉いなあ、ちゃんとプログラム通りのアニメィションを放送している。『ノブナガ』がケーブルテレヴィヴァラエティチャンネルかなんかでやっている番組だったら、どんなに安心していられるか、定時ごとCBCに合わせては「何分遅れで放送しているか」のスーパが出ないかチェキらずに済んだことか>しかも結局一度もそのスーパを見ることはなかったしさぁ。なんでもかんでも、スポーツでもヴァラエティでもニュスーでも、全部のヂャンルを一局でやるとゆーシステムは変えたらどーか>テレヴィ。そーなったらニュスーなんて一生、大橋麻美子さん海保知里(但し眼鏡をかけている時)の奴しか観ないから。

 5/23 イラストの方も、ちゃんと車と永井豪のスーツを黒に変えました!

映画颱風」用の『キューティーハニー』の原稿の直しをする。中日新聞の記者さんは、“”も“”も改行の禁則には全く関係ないので気にしないで遣ってくざさい、とおっさるのですが、いや、だってだって、あっぷるわあくすで打ってると、その辺りは全部禁則るんだもの。てゆーかそもそも読み苦しくないよう、とゆー主旨で禁則なるもんが決められているとしたら、改行した一文字目が“ュ”や“ー”ぢゃあ駄目でしょう。と自分に課して文章を打つ。

タイトルである“キューティーハニー”なんて、そーするととても文中に出せません(笑)。自分ルールで区切れる箇所は“キュー/ティー/ハ/ニー/”しかないものね。ぎゃー。つーことでタイトルは一切挙げない。

それでもまだ難儀が残る。このサイトでも幾度も書いている、映画冒頭のハニーの台詞、「やっぱお風呂はいーよニャー。生きてるって感じがするよニャー」は是非入れたいのです。そーすると、“ニャー。”若しくは“ニャー」”が、引っかかってくる引っかかってくる(苦笑)。句点カギカッコの閉じるかのいずれかを含むこの4文字が、ヒトカタマリで一行のうちに収まっていないとなんないのだ。しかもその一行ってのが10字だし。そこに到るまでの、語尾とか接続詞とか、必死に入れ換えて字数を合わせるよ。気分は京極夏彦だ、ぎゃはは。

 5/23 脱退した3人が集って「矢口抜きの旧タンポポ」ってのを結成しても可

出社して新聞をチェキると、石川モー娘。脱退するそーだ。やほー! 沈みゆく船から、どーにか脱出できたってとこかにゃ。セーフだ。ここで気になるのはCBCラヂヨ石川の番組だけど、かつてモー娘。ではなかった頃にはぢめたみきていの番組も、モー娘。入りした後、今なお続いている訳だから、その逆パタンっつーことで続くと読んだがどうか<いや、そんな、人に訊いても。

そして今回の発表で判ったことには、来年早々に飯田さん、そして春に石川と辞めてゆく。つーことはすなーち「ラヴマの法則」に続く次の脱退ルールは、五十音順だ。だから最後まで残るのは矢口よっすぃ〜である。どうか。どうかと言われても。

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『ベジャール、バレエ、リュミエール』のマスコミ試写に行って、今週金曜日の『誰も知らない』の試写の案内状を頂きました。わーいわーい。カンヌ最優秀男優賞を獲ったばっかしの映画だよ! 嬉しいな。但し上映時間が141分もある。長ッ!

明日観るつもりの『ワイルド・レンジ』も2時間20分あるし、来週月曜日に観る予定の『茶の味』も2時間23分あるし、流行りか>140分台の映画。てゆーかこの3本の上映時間をよっく睨んでいると、142分の上映時間を持つ映画の存在が予言されるが、どうか。どうかと言われてもツー。

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モスバーガで遅いおひゆごわん。“ニッポンのバーガ「かつを穂先筍マリネのせ”を喰うのだ。

生来、いわしハンバーグが大好きなので、きっと悦んで喰えると思ったら、うーんと、あんまき魚らしさを強く感じないわ。もちよんお肉らしさは全く感じないので、これは魚に決まっているのだけど、それよりもトッピングのが「噛め」つって前面に躍り出てきますね。“同時に口に入った時には飛び抜けて噛まなきゃならないものが主役になる”法則だ。

つまりこれは“ニッポンのバーガ「たけのこかつをパティ敷き”である。美味しいからどっちでもいいや。いいのか。

 5/24 なりふり構わずオマール海老を、お下品に汚く食べたかったよ(苦笑)

今日の夜は中日新聞の部長さんたちとごわん会です。担当の記者さんにどこがいいか尋かれ、何軒か挙げた中でもトップクラスの、キハチにして頂けました。わぁいわぁい。最大のパフォーマンスを引き出すためにも、朝から何も食べずに19時を迎えたいところ。

でも、喰っちゃうんだよな〜。番組で毎朝用意されてるお菓子をつまみ、中橋さんにはレイズンパンを頂いちゃいました。早々に、朝7時台にして方針を変換。「今日は自分が食べるためにはお金を遣わまい」です。頂いたりして、ただで喰う分にはオッケィ。なんてゆーかせこいルールか。

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つーことで朝、お菓子をちょぼっと喰ったのみで13時半から『ディープ・ブルー』のマスコミ試写。これは『WATARIDORI』お魚版でした。

棚氷に飛び上がってくるぺんぎんが、水中のあんな深くからあれほどのスピィドで上がってくるなんて! 群れたいわし蚊柱のようにコロニィを形成してるなんて! 仔くじらを狙い、仕留めたシャチが、しかし喰うのは下顎と舌だけだなんて! などなどなどなど、ちーとも飽きません!

もう、これ観ちゃうと、『ファインディング・ニモ』つまらなく思えますね(笑)。そうそう、やっぱき“実写に近づこうとしているCGアニメィション”ってのは、もし同じ映像を実写で撮れた場合にはそれには勝てないのだ。アニメィションは、『MIND GAME』がそうであるように、でほるめを武器にしないと。

あと、ひとつ言いたいのは、なんでこんなタイトルをつけたのかってーこと。まったくこれと同じ邦題で「海中の施設にいる人々が賢い鮫に襲われる」ってゆー内容の映画が、1999年にあるのだ。いやん。わんこめ映画評にラインナップする際には、なんか勘考しないとなんないわ。くい〜ん。

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次の『ワイルド・レンジ/最後の銃撃』の試写まで1時間近く空くので、十六銀行に記帳に行ったついでに、そうだ、ミスタド全品105円セールが今日までだ、寄ろうと思います(笑)ってゆうか(朝の「自分で金を払っては今日はものを喰わないデー」の誓いはどおした)ってゆうか(おなへりだし、今だったら、キハチ前3時間半ってとこなので、喰っちゃっとく最後のチャンスとみたがどうか)。

栄のダイエー向かいのミスタドは、いや、しかし、ショウケースの中のドーナツが、どれも147円以下のものばかりだ、ひとっつも、157円超のドーナツが並んでいないぞ。うわあ。「105円セールの時は157円以上のドーナツしか食べてはいけません」とゆう自分ルールがある以上、ここで喰う訳にはいくまい。どーしても147円以下の価格のドーナツが食べたいってゆーんだったら、明日になれば今度は30%OFFのクーポンが使えるのだ、明日喰うが宜しい。そーゆー価格による棲み分けを実践しているのですね。そのままキヴィスを返して店を後にするよ。よかった!「キハチの誓い」が守られて!(笑) てゆーかまたもやせこいな!

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オーソドックスな西部劇だった『ワイルド・レンジ/最後の銃撃』を観終えると18時20分です。キハチのあるタワーズに着いたのが18時半。本屋さんで野性時代6月號「どきどきフェノメノン」を立ち読みして時間を潰し、待ちわわせの5分前にキハチに移動。中日新聞の担当の記者さん、部長さん、デスクさんと合流して入店です。わーい。ごわんだ。

こーゆー会食の際の応答のお手本森博嗣さんです。森さんみたい振る舞えたらどんなにいいかと思いますねー。今日の集まりは「映画颱風」の連載スタートにあたっての顔合わせ会だったのですが、幸いなことに部長さんとはじでん車の話題、デスクさんとは読み手の立場になった時、映画の何が紹介してあれば読む気になるかとゆー話題でちゃんと話をすることが出来たので、よかったよかった(笑)。ふう。「映画颱風」の掲載ペヂーがカラーで発行されている地区がある、とゆうことも教えて頂き、次に取りかかるイラストからはカラーで描いて、モノクロ版と2点、納品することも決まったし、なかなかに有意義な会合でした。

でも、あれだ、意識はしてなかったけど、喋るのと、あとティブルを挟んで向かいに座った部長さんの声を聞き取るの神経を使っていたのだ、振り返ってみるとあんまきキハチのごわんの味を堪能してなかったよ! わあ。はぢめての方とのごわんの際にも、もっと冷静でいられるよう、まだまだ精進が必要とゆうことであったか。ってゆーかキハチには、喰う方に専念するあまりに礼を失しても構わない(笑)相手と行くのがよいのだ。覚えておきましょう!

 5/26 「日々の更新ペヂー」の更新にかかる時間は、だいたい30分(ささ30ぷんッ!?)

ここひと月以上の間、我がZOO ZONE史上最大の遅れを見せていた日々の更新ペヂーが、やっと今日、日付に追いつきました! ふー。一時は10日も遅れていたのでどーなるかと思ったよ。「どーなるか」とゆーのは、もう更新をやめちゃおうかな(笑)ってゆー。

そもそも、毎日いろんなパタンのギャグを考えて、常に頭を臨戦態勢に置こうとゆー目的ではぢめたのだ。そーすればいつ何時お仕事が舞い込んできても対応できゆだろう。そのために、まだギャグとゆーには粗削りでもいい、素材みたいな位置づけのもんでかまーないから、とにかく「発表する」ことを自分に強いて継続を義務づけよう、とゆーのが主旨だったのでござりまシュー。だから本来は、貼っているすべては製品として完成したものとは思っていなくて、言わヴぁネタ帳を公開しているみたいなものなのよ。

だったら、それを、履歴のペヂーなんかを作っていつまでも遺してるのって、いやらしいよねっ。あれみたい、タイトルだけ決めて、オーザッパな概略だけ思いついて、とりあえず特許を押さえちゃっておくドクター中松。後からきちんと使える、役立つものを発明した人に向かって「それは俺がもう考えていた」って言うために。うわ。そんなのと同類かよ>自分。いやだいやだ。ってことで、本当ならこのサイトでオープンにしているすべては、自分の中に留めておくべきものであろうのだ。うう。いつかは、ちゃんとした作品の形にして、もとネタは閉じなきゃあね。それが今か。

しかし、理由が「更新が覚束なくなったから」では目的が逆だ。「もう、いつナンドキでも、おもろいことは当意即妙に思いつくことができゆ」マンになったアカツキには、そうだ、これまでの履歴を全部消すことを自らに許そう。こんな程度のこんなレヴェルのこんな量の更新を、10日も溜めてるうちは駄目だ。ぎゃー。つーことで追いつかせました。もうちょっとだけ、続くんぢゃ(定番)。

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『HAZAN』のマスコミ試写。1872年生まれの実在の陶芸家板谷波山を描いた映画です。観ていて、ああ、これは、絵にしたいようなシーンが方々にあるよ! 「映画颱風」で採りわげる候補に挙げておきましょう(にこにこ)。プレス資料が、紙一枚を折っただけの4ペヂーのものなので、資料写真がちょびっと少なめだけど、描くことになったアカツキにはがんばろー。オー。

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昨日の約束どおり、30%OFFクーポンを持ってミスタドへ<誰と約束したのか。ほらっ。案の定、105円セールがおあったら、157円パイものが沢山お目見えしたよ(笑)。をかべに言われたくないだろーが、なんてせこい(笑)。もちよんそんなのには目もくれず、欲しいのはただでさえ安いドーナツ類だ。が。うわ、ポン・デ・リングはあるけど、ポン・デ・醤油がないッ。キー。仕方なく、甘いのばっかしになっちゃうけど{ポン・デ・リング,ハニーチュロ,ハニーオールドファッション}の3点を喰うぞ。うはは。

生憎と、今なおミスタドは完全禁煙になってないので、喰いおあったら長居は無用でごんす。けむが流れてきてヤな思いをする前に去ろうよ。そしてまた来よう。30%OFFクーポンは、あと8枚持っている、実は(笑)。

 5/27 蝶も蛾も一緒くたかよ

『パピヨンの贈りもの』のマスコミ試写。“頑固そうに見えるぢぢい”が、“無邪気で人怖じしない子供”と接しているうちに“心が通い合うようになる”とゆー、とてもよくある(笑)パタンのお話ですね(笑)。ええ話だけどな<フォロゥか。

まあ、評価を下す際には、これはこーゆーひとつのヂャンルを形成しているのだと看做した上で完成度を論じるべきであろうよ。つーことで評価はのちほど、「わんこめ映画評」なぞにて。

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1時間空いたのでココイチまぐろカツカレーを喰ってきてから、『草の乱』業務試写。テッテーテキに業務試写なのだ、プレスもなければポスタもない。上映前のプロモータさんによるMCすらない。だから内容を知らないだけに留まらない、すらも判らぬまま観はぢめたのであったよ。

冒頭、「秩父事件120周年記念作品」ってゆースーパが出る。ふうん。北海道に住むぢぢいが臨終に際して告白をする、わしは東京に戻ったら死刑を執行される身なのだ。ああ、クライムムーヴィか? えーと、秩父事件って、どゆのだったっけ。平沢A液を飲んだ後でB液を飲ませたってゆー、あれかな?

それは帝銀事件であった。そおか。秩父事件は、困窮した百姓たちが蜂起して高利貸しの屋敷を打ち壊しにかかるって奴でした。ほう。しかし、映画を観ていて、ちーとも百姓側に肩入れが出来ない。だって、高利だろうがなんだろーが借りた金を返すのは当たり前だろー。それを革命とか言ってちゃらにするとは何ごと。返せない金を借りる時点で、こいつら全員頭が悪いのだ。無学の故だか何だか知らないけど、何にせよやってることのレヴェルが低いぞ。

まだ人間が野蛮だった頃の、なんでも腕力で解決しようとしていた時分の物語なのだ。うわあ。体力バカが良い目をみるお話は、大嫌い(笑)。つーことでほぼ全編に亘る顛末をすべて、思い入れのないまま観ましたとさ。もーちょっとね、語り口を上手にしてくざされば、こうは捉えなかったであろうがな。

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まずいと聞くベトナム蓮花茶ってゆーのを飲んでみました。うわ。本当、まず。っつーか、なんだこのによい。味わったことがあるぞこれ。なんだろう、これが確かに口に入ったことが、かつてある。うーんうーん、なんだろう。

ディレクタの高臣は「アールグレー?」とか言うが、違う、ドリンクではない。なんか、固形だよ。しかもきっとお菓子だ。ちんすこう? 違う。八つ橋? ニッキでもないんだよなー。でもちんすこうや八つ橋を想起したってことは、そう易々と口に入らない、めったに手に入らない遠方のお菓子ぢゃないかな。なぁんとなくそんなイメィヂを抱かせるによいです。

ちびりちびりと口に含みつつ考えるが、今度はなんだか餡こものが頭に浮かんでくるぞ。お茶の味は渋いばっかりなのだ、によいだけで餡こっぽさを感じるけど、なかなか特定が出来ない。

ちなみにラヴェルの原材料の欄に書かれているのは{緑茶,ハス花,ビタミンC,香料}です。この「香料」を当てるのだ。うーんうーん。

そして、最後の一口、底に残ったほんの少しのお茶を口にした時、解った。あ。このによいって、桜餅のそれだ。うっわー。そおか、たしかに「滅多に口に入らない」が、それは遠隔地だからではなくて季節のせいであったか。そして餡こもの。なるほどね。やれやれ、飲み終える直前に解明できて、本当によかったよ! 二度と飲まないし、これ(ズバッ)。

とゆー真実に到る道筋を、もっと巧く描写できれば、それこそがミステリィ作家としてのスキルということになるだろう。キィは{滅多に口にしないお菓子、餡こもの}であり、ミスリードは{遠方のお菓子}だ(笑)。…手を染めぬが花、でしょう>ミステリィ小説執筆。わはは。

 5/28 ショウケースになかったから選択肢に入らなかったが、チョコカスタードって可能性もあるか?

東京のマスコミ試写では上映の45分前にはもう席がなかったと聞いたので、普段より30分早く『誰も知らない』のマスコミ試写に行ったのです。ヴヂ、いつもの席を確保。流石に結構な満席になったのでしたが、補助椅子が出るほどではなかったよ。もっと混むと覚悟していたのでしたけどね。

物語は「母親に置き去りにされた、父親の違う4人の兄弟姉妹が、人知れずアパートで暮らす」とゆー実話に基づいたもの。とてつもなくよかったのが、母親役のYOUでしたね! このYOUは、理想的な母親だ! うわあ。子供に接する時にも、あのYOUのままだよ。浜ちゃんとかマシューに対するのと、子供に対するのと、一緒なのだ。凄いなあ。こんな母親だったらどんなにいいだろう。子供たちがものすんげぇ懐く訳だ。

映画を観る前にプレスシートを読んでおいたのだけどYOUは事前に台本を覚えないのだとゆー。この監督の手法で、子役には台本は渡さず、撮影現場でその時に口頭で台詞を伝え演じさせるって撮り方をしたのだそーだけど、YOUにも同じようにやったのだ。だもんで展開や対応が本当に自然。こんな楽しいお母さんはいねーぞ。凄い子供を可愛がっているし。ひとつだけ、問題があったのが、義務感が欠如していて子供を置き去りにしたっつー点だけだ(笑)。

プロモータさんも言っていたけど、この事件に於いて母親を悪者に描けばその時点で結論が出てしまい、それだけの話に落ち着いてしまっただろう。きっと、もの凄い陰々滅々とした、胸くその悪い物語にしかならなかった。YOUのキャスティングがこの映画の成功に繋がったのだ。うわあ。

でもなあ、カンヌの連中はもちよんYOUのキャラを知らないからなあ、あの自然体の演技を、演じているとってつけたものとでも捉えるしかなかったのね(笑)。本当に凄い、賞賛されるべきはYOUなのにね。

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マナハウスに寄って集英社文庫『墜ちていく僕たち』解説を立ち読み(サトエリだからね)した後に購入(買うんかい!)。森博嗣さんの集英社文庫ですね。背表紙のナンバが「も-21-1」だ。もう今となっては、講談社文庫をどこまで買ったのか判らない現状ですが、『墜ちていく僕たち』の文庫は確実に持ってないと断言できゆ。安心して買えました(にこにこ)。

それを持ってミスタドへ。実は『誰も知らない』の中に、カンヌの最優秀男優賞を獲った、奴が(奴言うな)、ミスタドを喰うシーンがあったのだ。これは喰わなきゃね! 観たところ喰ってたのはエンゼルクリームカスタードクリームかのどっちかであろう。今日のところはエンゼルクリームを食べておきましょう。

他にはポン・デ・リングを注文。ポン・デ・醤油も欲しいんだけど、しかしこないだからこの栄ショップには並んでないみたい。尋いてみると、なんと「うちの店では、終わりました」とのことぢゃ。ぎゃっ。あれって終わるのか!>ポン・デ・醤油 うわあ…。今後、ポン・デ・醤油がある店舗に行った時には、マストですね。

新聞の折り込みのちらしには30%OFFクーポンが3枚ついています。もちよん今日もそっから切り取ったクーポンを使った訳ぢゃが、お釣りと一緒に、またもや折り込みちらしをもらっちゃったぞ。わあ。手持ちのクーポンを1枚減らしたつもりだったのに2枚増えてしまったことになる。ひいぃ。ミスタドの、クーポン無間地獄であるか。こんなに踊らされて通ってると、欲しくもないキャンペィングッズがはぢめて手に入ってしまうやもしれません。恐るべし、カンヌの力<違う。

 5/29 今回の作品は“描きたい絵がある”って視点で選んだものです

映画颱風」用に『ドラムライン』を描かないと死んでしまいます。6月19日公開のこの映画をマスコミ試写で観たのは昨年の9月9日で(ぎゃっ)、当時はプレス資料なんてまだなかったのであった。似がよ絵を描くために昨日、宣伝会社さんへもらいに行ってきたら『ドラムライン』のプレス資料はなんとCDロムでした。パソコで開いて資料を見ながら同じ画面の隣でふぉとしょで絵を描く訳ですね。わあ。平均7メガある写真を10枚もいっぺんに開いたらどんなことが起こるか、考えるだに恐ろしい。ふるふる。要りそうな写真の要りそうなパーツだけを切り取り、解像度を下げ、さらにGIFに変換して軽くしましょう。せこせこ。

今回のこの絵から、地区によってはカラーペヂーに掲載されている(名古屋市内は全域モノクロのはずですが)っつーのに対応させてカラーの絵とモノクロの絵と2点、納品しないとなりません。やり方はね、カラーで描き進めていき、新しい色を乗せるたびにグレースケールに変換しては明度的にバランスがよいかどーか確かめるのだ。ふー。思いのほか山吹色が濃く紺色が薄かったけど、まあよし。

完成した2枚をクーリエルに添付して納品しましょう。送信ぼたんを押すと「重さが2メガを超すがいいか」と訊かれるよ。いい。送る。電話回線で11分かかりました。わっはっは。送ったらソッコーでゆうどらアタッチメントフォルダ内のデータを棄てて、これで一連の作業はお終いでござりまシュー。本文は今度書きますです。オー。

 5/30 カイゾードってのを300ぴくせる×300ぴくせるにして、と…

大矢博子さんが5月28日付のなまもの日記にて「映画颱風」に言及してくざさっています。前回の『フォーチュン・クッキー』と同様、今回の『ロスト・イン・トランスレーション』でも、をかべの評だけから「その話はこの小説同じではないか」と推測してくざさって、とても楽しい楽しい(にこにこ)ってゆーか(『フォーチュン・クッキー』の時は大島弓子でしたが)。膨大な知識の蓄積があるからこそなせる技ですね。凄いなあ。

映画だけしか観てない人にも、小説の方だけしか読んでない人にも、両方を知ってる人にも、きっと両方知らない人にも大矢さんのあの日記は読んで面白いと思います。あと、映画颱風をたとい読んでなくても、大矢さんの推測を見ていったいその映画のどこをクローズワップしてをかべが紹介したかを想像することも出来そう。わー。深いとは、こーゆーことを言うのだ。ありがにょう!>大矢さぁん。

そしてそーだ、本当ならもうぢきに6月期のトップ絵を描かないと死んでしまう日がやってくるけど、せっかく手元に原画がデータの形であるんだから、これを貼ることにしようか。掲載から2週間経って次のが載っちゃったら、前の奴は使ってもよかろう!と自分判断をしよう(笑)。中日新聞さんから叱られたら外そう。つーことで今日からトップ絵は映画颱風で画いたイラストにしました。連載が続く限りこれで参りましょう。

サイトのトップに絵を貼るようになって、ほぼずっと、テーマは「おニャン子クラブの曲」でやってきたのぢゃったが。まぁ、映画颱風がおあったらまたおニャに戻るっつーことで!<戻るのか。今回から3回分はモノクロです。6週後からはカラーの絵になります。誰が楽しいのかちーとも判らないまま、オタノシミニー♪

 5/31 監督的には、サザエさんかちびまる子ちゃんを撮ろうと考えたって書いてあったよ>『茶の味』

ミニコミ誌「ZAMDA」第12號の表紙イラストを依頼されていたのでぼちぼち描かないと死んでしまいます。「近未来のアイドル像」を描いて欲しいという指定で“モー娘。の『恋レヴォ』のコスチュームみたいなの”、“可愛いサイバーパンク”、なぁんて文字がクーリエルには並んでいたのだった。しかし! 言うことを聞きませんよお!(高笑) そゆことを言われると、わざと外す裏切るタイプなのだ。うっはっは。てゆーか“サイバーパンク”を調べるのが面倒だったとゆーのが本心であるが<コラッ。

ひとまずぐりぐりと女の子の落書きをする。最初に考えたのは「ボンデーヂで覆われた女の子」でした。でもこれは、顔の半分を隠してしまったりするので描くのは楽でも出来わがりがあまり萌えません

次に「髪の毛の量がやたらと多い女の子」をいろいろ描いてみる。近未来ではエクステンションが大流行し、限度を超えて付けられる、とかなんとかって設定だ。でもこれだと島本和彦さんアニメ店長に出てくる星井ラミカではないか。うむむ。いかんいかん。

で、「変な、なめなめしたのに乗っている女の子」にしました。でんでん虫に乗らせるといい感じなんだけど、それは数年前にVOGUEの広告で見たことがあるので避けよう。てんで、なめくぢみたいな象に乗っている女の子を描きましたとさ! 衣裳は緑のワンピースで、ちーとも近未来ちゃうぞ! 気にしないけど<気にしよう。

日付が変わって今日になった頃、やっと描きわがり、クーリエルに貼って送る。そもそもイラストだけで3.9メガあるのだ、「5メガを超えるがいいか」と警告される(笑)けどいい。送る。こんなのがうちに届いたら発狂するところぢゃが、自分が送る分には、そもそも請われて送信しているのだ、構うまい。臆することなく送ろう。予想どおり25分かかりました。わっはっは。

トリミング位置について、ちょっとだけ直すよう指示されましたが、どうにか気に入って採用して頂ける様子です。没になったらサイトに貼ろうと思っていたのぢゃったが(笑)。まぁ、また、第13號が出た時分にでも貼ろうかとモクロミ中でござりまシュー。

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『PARTY7』石井克人監督『茶の味』のマスコミ試写。相変わらず、やりたいこと面白いことをふんだんに詰め込んであります。これが駄目な人もいるのだろう、現に試写の途中で一人帰って行ったのだが、をかべにはこれはぎりぎりでセーフ。楽しんで観られました。

出てくるキャラクタ全員がひとくせあって、キャラクタの視点を変えるだけで物語の様相ががらりと違ってくる映画だったのだけど、“転校してきた土屋アンナに恋する男の子”ってのがねー。をかべ的にはいろいろ考えさせられました(笑)ねー。この手の青春もの映画で、男女が逆のものってないなあと思った。「不細工な女の子色男に恋をして、結局巧くいく訳がなくしょぼくれて苦く終わる」って物語だ、聞いたことないでしょう? なんでだろう。なんで作られないんだろう。ニーズがないのか?

学校帰りにになるので、男の子が持っている傘に土屋アンナも入り相合い傘で歩いてゆく。バスが来るので土屋アンナは駆け出し、傘をさしかけようと男の子は必死に追い、無事土屋アンナはバスに乗り込む。電車で帰る男の子はそしてドワが閉まる瞬間に、閉じた傘をバス内に放り込むのだ。これ!(ズバッ) 経験上すごく解るもてない男の子はこれをやらなきゃ駄目! ってゆーかこれくないやってやっとニュートラルだから。そしてこんなことをするからこそもてないのだ、そんなことも解っているけど、これを、このスタンスを守り続けなきゃ駄目。うわあ。解るなあ。この犠牲精神に則った自己満足こそが、もてない男の子の生きてゆく糧となるのだよ(笑)。

なぁんて解析が、登場人物全員に対して出来ゆ、そんな映画であったよ。深いといえば深い、のかもしれないけど、そーはシリワスに考えないで、面白いことを繋いでった結果こんなふになったって捉えるのがきっと一番宜しい。

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次の『セイブ・ザ・ワールド』の試写まで2時間半空くのだ。ぎゃっ。荒天との予報だったのでそもそも会社に戻ることを想定していない。パソコを持ってきたよ、どっかで打ちつつ2時間半を潰そう。30%OFFクーポンがあるミスタドか、全席禁煙スタバクか、と思っていたが、そおだ、せっかく名駅の近辺で体が空いたのだから、タワーズにオープンした資生堂パーラへ行ってみようと思い立つ。

16時過ぎに入店し椿プレートとゆうごわんものをオーダ。食後のコーヒィが出てきたところでパソコを開く。うはは。…でもやっぱコーヒィ1杯だけでそれから1時間半は居座り続けられません、性格的に。つーことで10分もせぬうちに閉じて退散しちゃいました。とんだチキン野郎だ。

幸いタワーズの11階には休憩用の椅子とティブルがある。そこに陣取って時間が来るまでパソコを打ちましょう。…って、この日記のこの文章を打ってたんだけどもね〜。

でもその後結局映画の時間になっても雨は降らず、どころか映画がおあって出てきた時も、夜中に帰宅するために会社を後にした時も、地面はからっからに乾いていましたとさ! なんだよ、会社まで戻ったところでちーとも難儀ぢゃなかったんぢゃん。きゃん。

天気予報がここまでまるっきり外れることも珍しいってくない、この3日間はおお外れであったことだなあ。降らない方に外れたから赦す。


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