◆02年05月下半期の抜粋日記◆

02年5月分上←*→6月分上 / 『最新の抜粋日記』

 5/16 独りでごわんに行って生中を呑むなんて、年に1回あるかないかのことですが

香港映画『ドリアン ドリアン』の試写にゆく。監督はフルーツ・チャンだ。“香港返還3部作”を撮り終えたフルーツ・チャンは、『ドリアン ドリアン』を機に今度は果物3部作を撮ればよい。と山のように言われているだろう、に3000光年。

それにしてもこの映画を観ゆとドリワンが食べたくなる人はだれ? かつて番組で取り上げた時に1個を取り寄せ、みんなでちょびっとずつ食べたことがあったけど、をかべはあのによいは全然平気でした。ドリワンがドリワンのによいがしていたり、にんにくがにんにくのによいがしていたり、納豆が納豆のによいがしているのは、平気なマンなのだった。保田圭がドリワンのによいがしていたら、嫌かもしれませんけど。ってことで、大部分食べ残されたドリワンはほぼ独りで喰い切ったのであった。きっと、平均的な日本人が一生に喰う分量以上のドリワンをあの時に消費したとは思うが、それでもこの映画で喰っているさまを観ると、また食指が動くよ。

試写室からの帰りに三越地下の果物売り場を覗いてみるがドリワンは置いてありませんでした。とほゲ。ってゆうか三越ともあろう百貨店が! 傷心で会社に戻り、プレス資料を改めて読んでみると、あ、この映画の協賛に「クレオンフレッシュフーズ」ってゆうドリワンの輸入販売をやっている会社がついているではないか(笑)。なんてゆうか、そおか。

ってゆうかドリワンを1個買っても困ろうので、『タンポポ』の時のよーにこの映画の上映館の外にドリワンの喰える屋台でも展開してみたらどおか。但し、周辺の地域くちゃいくちゃいでしょうが。

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夜は『ワンス・アンド・フォーエバー』の一般試写にゆきます。いつも思うし、以前も書いたかと思うけど、メル・ギブソンって女の子の名前みたいだ。メグ・ライアンと紛らわしいと思います。

映画は、観ていると無性にサバイバルゲームがしたくなるものでしたね。「人を撃ちたい」し「人に撃たれてかっちょよく死にたい」し「家で待っている人をはらはらさせておきながら、自分だけは無事に帰宅する」なんてのがやってみたい。自分が絶対に死なないと判っている戦争ほど面白いものはない、と解らせてくれる映画でした。いやー、これなら、戦争をしようと、思う訳だ。

あと、地上戦をしている最中に、空からいきなし戦闘ヘリの援軍が飛来して目の前の敵を機銃掃射で殲滅してくれるってのも凄い。「アメリカが原爆を使わないのは単に“原爆を使わなくても勝てるところが見せたい、そおゆう勝ち方の方がかっちょいい”からであって、ああ、こいつら、いざ自分たちが負けそうになったら原爆を使うんだ」って、そんなことまで思わせてくれる戦争映画なのであったよ(にっこり)。なるほどね。自分だけでも、こんな映画を観ても戦争とかを好きにならないように、気よつけようと思う。

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ゆきちゃんラーメンに寄ってにんにく味噌ラメーンと、大好きな酢いわしと、生中を呑んでご機嫌で会社に戻ります。と、ディレクタの高臣ちゃんが3拓のクイズを作っている。新聞記事をもとにしたもので、問題文はこうだ。

ドイツのアウトバーンで、毎年春になると大発生したひきがえるが道を歩き、それを踏みつけた車がスリップし衝突する事故がやたらと発生していた。そこで当局は、ある措置を執ってこの問題に対処したのだが、さて、それはいったい次の3つのうちのどれでしょう?

正解以外に、ダミーの答えをふたつ考えないといけないのだ。なんかアイデワはないか、訊かれたので酔った頭で考えてあげましょう(にっこり)ってゆうか(酔)。ああ、正解は教えないでおいてね。これが正しいのでは?なんてのを、しかも“これなら新聞記事になるだろう”ってレヴェルのを、さらには“新聞からこの記事を拾ってきてクイズを作ろうと思うだけのことはある程度に、けったいな事柄である”レヴェルのものを、想像して答えるから、それをダミーの参考にしてくれろよ。

思いつくままに答えてみる。

などです(にこにこ)。この中からふたつを選んで、ダミーの答えに作ると高臣は言ってくれましたね〜。メデタシ!

そもそも正解である答えには「新聞記事→選択肢のうちの一つ」とゆう要約が施されている。つーことで、ほかのふたつの選択肢を、よりもっともらしくするために、ダミーの答えを一旦新聞記事の形に書き表わし、それをまたもっかい選択肢に戻す…なぁんて手法を採ってみたらどおか。つまり、字数の限られた選択肢には表現され得ないディテールまでをも設定しておくのだ。上の例で言えば「スパイクタイヤを義務づけたを蔭で、ブリヂストンの株価が急上昇した」みたいな、その辺りまで実は記事に書かれていたんだよ、なんてのを仄めかすよーなことをすれば、より一層クイズの難易度が高まると思います。まぁ、そんな面倒くさいことやりっこないのですけどね(笑)。でもこれが、ああ、森さんの言う「小説を書く前に世界を築き上げる」って奴かなっと、ちょっと思った。

 5/17 「大勝利」と「大喜利」は似ている

神尾さんが出演しているCBC制作の全国番組「キューピィ3分クッキング」の今日の料理はスパゲティだ。観はぢめた時には既にパスタを茹でるところは終わっていて、フライパンの上で具とからめているシーンでした。ああ、スパゲッティ美味しそうだな、と思って観ていたが、しかし画面はフライパンの上での作業ばっかりだ。なんか、ぶっとい焼きそばを料理しているよーに見えますね。「ああ、焼きそば美味しそうだな」に、お詫びして訂正します<詫びんでも。焼きそば食べたいな。3月ごろはハンバーグハンバーグ言っていたけど、よし、今日からは焼きそばだ。いったい、焼きそばはどこへゆけば食べられるのか<「辛すぎない、ほどよいソース焼きそば」限定ですが。それを探究しようと誓う。

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邦画『陽はまた昇る』の試写会にゆく。劇場の入り口で、かつてCBCでバイトをしていた大野由加里ちゃんと遭遇。今はこの映画のプロモートのお仕事をしているのだ。大野ちゃんが出演し、この夏にリリース予定とゆうVシネマ『怪談・釘狂い』の話をちょっと尋く。「京極夏彦の…」とゆうフレィヅが大野ちゃんの口から発せられたと思ったけど曖昧にスルー(笑)<スルーするな! 期待はしてませんが楽しみです(にこにこ)。

『陽はまた昇る』は、ビクタVHSを開発し発売に到るまでを描いた“プロヂェクトX”(観たことないけど)的なテーマの邦画ですね。主演の西田敏行の顔がポスタの左肩にアップでどかんと載っている。なんか、タイトルに枕詞をつけて『釣りバカ日誌アネックス 陽はまた昇る』かなんかにしたらどおか、と思わせる主役だ。「西田敏行にサラリーマン役をやらせる」とゆう状況に伴うすべてを、当然覚悟した上での起用なのだろーけどもね。

映画のエンドテロップのラストに「協力者の皆様」なんてのが列挙されてます。ビクタだの松下電器だの並んでいる中についにSONYの名は見つかりませんでした(笑)。当たり前かな。一緒に観に来たアナウンサの中橋さんは「よくSONYがこの映画を作るのを許したなあ」なんて言っておられたけど、“開発して、ベータマックスに遅れをとりはしたが、しかしついにVHSを発売した”ってとこまでを映画にしているだけで、けっして“大勝利を納めた”だの“βを駆逐した(笑)”なんてことは一言も言ってないからオッケィってゆう判断なのでしょう(笑)。「でも映画の中で“VHSがβに劣っているところはどこもない”って言ってたけど、βの法がはるかに画質がいいからこそ、放送局とかで今なお使われ続けているんだよね」 そうでしょうけど、それをあの映画では、そりゃあ言わないでしょうね(笑)。“一般ユーザのニーズに応えるために、2時間録画できるヴィデヨデッキを開発するんだ!”ってテーマの映画の中に“そのためには画質を落としてもいいから”なぁんて台詞は、組み込めまい。映画の手法の一つ、「嘘はつかないけど言わないことはある」って奴だ。

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そののちアフタヌーンティで中橋さんとお茶。「高みに到っちゃった人には最短コースが見えてしまうから、教える時もそれを教えればいいと思うんだけど、教わる側はそれではついていけなくって放棄しちゃったりするんですよね」「“登山靴を履いてこの崖を登れば早い”ってのをパンプスの女の子に教えるみたいなもんですからね」なんてをかべの論に同意を頂いたりする(笑)。「中橋さんもホームペヂーを作りませんか?」に端を発した話なのですけど。

野球選手がはぢめてゴユフをする時には、プロゴルファに2回ほど素振りをやって見せてもらい、ひと言ふた言“その時にはどこの筋肉に力が加わっているか”を質問するだけで、もうゴユフのスウィングが出来るようになるんだって」とゆう話を伺う。その人に合った文法ってのがあって、響く時にはイッパツで理解できるけど、同じことを言われても解らない表現の人の時には絶対解りませんからねー。つーことで“自分好みのレイワウトのサイトの、ペヂーのソースを読みそれを書き換えて作ってみる”なぁんて無理難題を勧めたりせず、「ホームペヂー作成ソフトを手に入れるといいですよ」とアドヴァイスするに留めたのであった(にっこり)。

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ソフトウェア・アップデートがまた起動した。ぎゃー。鬱陶しいったら! 腹が立ったのでディレクタの伊藤さんに「ソフトウェア・アップデートって、ゴミ箱へ捨てて消去しちゃっても問題ないですよねッ!?」と問う。「構わないと思うけど、コントロールパネルの中に項目があるんぢゃない?」 え。そおなんですか。あ。あったあった。ぎゃ。“自動的にソフトウェアをアップデートする”にまあくが付いてて、しかも予約設定が“毎週金曜日の21:09”だ(笑)。ぎゃー。なんだこれは! ソッコーでまあくを外す。そしてきっと一生これをオンにすることはないであろう(予言)。

出荷時からこっちに設定されていなかったら、こんな「ソフトウェア・アップデート」なんてプログラムがインストールされていることすら知らぬままであっただろーから、モチグサレるよりは存在を知り、設定をオフにする方がましだろう、とゆう考えなのであろうよ。…安全側

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レポドラの沓名大星と一緒にサクラメントへごわんにゆく。最近あんまきよく通うので、サクラメントのマスタが馴れ馴れしくして下さって喜ばしい限りです(笑)。今日は開発中とゆー“いちご味のフローズンカクテル”を試飲させて頂きました。「ほかにどんな味のがいいか、意見を訊きたくて」とおっしゃるので沓名さんと大星さんは口々にバナナだの桃だのさくらんぼうだのコーラだのカカオだのチョコレイトだの、好き勝手なことを言います。ドリワンとも言っていた(笑)。をかべはシャンパンがいいです。

フローズンカクテルの作り方も聞きました。いっぺん作った氷をクラッシュし、砕いたものを再度凍らせると固い氷ができるので、それをミキサにかける、のだそう。いつものよーに解ったような顔をして、大星たちに「だから、なかなか融けないでしょう?」などと補足をするけど、実はこれも曖昧にしか聞いていなかった人はだれ?(笑) まぁ、酒の席のことだ!(うはは) 次回来た時に新作のフローズンがお目見えしているとよい脳、と楽しみにしつつ帰ったのであった。

 5/18 TVを観ている子供が父親に「日本代表が発表になったよ」って教える、なんて思いもよらなかったのです

写真をクリックすると大きくなります」の逆はどうか。「写真をクリックすると小さくなります」だ。クリックすればクリックするほど小さくなる。サムネイルになってもまだまだ小さくなりますよお!

「写真をクリックすると●●●になります」を公募して、毎月写真をクリックした時のリンク先を変える、ってのはどおだろう。どうなったら、一番厭か<厭なの対決だったのか! 「写真をクリックすると絵になります」とかね。絵になってない写真を撮ってしまった時に有効だ。何を言うか。

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朝日新聞夕刊に連載されているしりあがり寿『地球防衛家のヒトビト』で、今日、「サッカーのワールドカプッ日本代表が発表になった」ネタを読んで、はぢめて知ったのだけど、それってそんなに大したニュースだったのか。もちよん毎朝新聞からネタを拾って多田さんに渡すとゆう仕事をしているから、そおゆう事実があったことは認識していたし、サッカー好きな人は騒ぐことだろうとは思っていたけど。

まだ決まってなかったの?」とも思う。「え、定員があったの?」とも思わないでもない。戦闘中に、いつだって、日本人選手だったら無限に入れ替え可かと思っていたらしい>自分。だって、日本で試合するんだから、すぐに替えが利くだろう、とオボロに判断していたようだ。そおか、オリンピクッ並みに、選別されたヒトニギリの人しか、ワールドカプッに参加させてもらえないのか。ふーん。「巧い人から順に11人選ぶ訳ではないのか」とも思う。出場資格が、公式に発表されるまで誰になるか判らないほども曖昧に定められているとは思っていなかった。ちょっと嘘を書きました(笑)。そんなことすら思いもしなかった。

そうだな、“紅白歌合戦を白組だけで催す”みたいなものかな。興味は「モー娘。が出演するか」「もとおニャが選ばれているか」にしかないから、男で誰が入り誰が落ちようが、知ったことぢゃないのだ。そおか、でも、その場合でも、一般的には“そんなに大したニュスー”にはなる訳なのだね。ふーん。紅白になぞらえることで、やっとちょっとだけワールドカプッ出場者発表のニュスーの重要さが、判ったよ。興味は依然ないけど。

 5/19 こっちもい続けるのに飽きる、そのタイムリミットが3時間なのだ

なんか、首から肩、背中にかけてがだるい。土日に沢山寝れば治るかと思ったけど改善しない風味だ。ボキボキッていい音で鳴らしたいけど鳴らない。を蔭でか、頭まで痛い気がする。ああ、運動不足だからなのだ、と看做すことですべてが許される状態ってのはきっと望ましいのでしょう。

周りの人の話を聞くと「最近風邪が流行っている」らしい。もしかしたら、このだるさと頭の痛さは風邪に由来するのかもしれぬ。が、認めまい。これは、運動不足です! だれが、風邪になど罹患するものか。

運動不足のいいところは運動をすれば治るところだ。「治せるのに治そうとしない“簡単な治し方が解っている症状”」は「治そうにも治せない“安静にしているしか治る術がない症状”」に勝る。自発的に、この、ぐわいの悪い状態を、黙認しているのです。決して体調不良などにいいようにやられている訳ではありましぇん。うう。

そして鳴らない首を曲げひねりつつ、が来るのを待つのだった。時ってのは、風邪が完治する時ですが<結局風邪だと思っとるのかいっ。

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最近ちょくちょく方々でディナのコースを喰って、だいたい判明してきたのだけど「ふたりでディナコースを喰うと3時間かかる」ようです。経験則だけどそおゆうものらしい。こないだはイタリヤンで、今日は中華で、そおだったから、この数値はヂャンルにかかわらず普遍のものでありゲだと思う。

この話を「今後、食事時間の単位として“ディナコス”とゆうのを制定する」とまとめるのは容易いが、すぐ飽きることも自明だ。ってゆうかひと単位が3時間もするのを基準にすると小数点とか分数ばっかり出てきて実用性がないことこの上なしだ。ってゆうか実用性を考えて昔「パルハバ」とか言っていたとは我ながら驚いた。

 5/20 “4コマ漫画”だとオチを考えなきゃならなかったとこだが、絵だけなら楽でよいわい(ららら♪)

首だけで振り返ると、首がすこぶる痛い。そんな動きを普段しないからだ。常に前だけを見て生きているマンだ、とゆう証明がこの首の痛さなのだろう。車を運転する人は発進する時とかバックで駐車する時とかに後ろを振り返ることもあろうが、ついぞそんな動作を必要としない生活を送っている。そのを蔭で気持ちが悪くなるほど首が凝るのではどもならんので、せいぜい首のストレッチをしましょう。

そしてもう一方向判明したが、斜め上を見上げると、見上げた側の首が痛い痛い。斜め上も見ない人生らしい。常に踏みしめる足場をしっかと見つめるマンだ。勝手なことばかり言っていればいい。今日から一日に50回以上は斜め上を見上げるマンになろう。涙がこぼれないように。ってゆうか泣くな。

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ラグビィの起源」を4枚の絵で表してくれ、とゆうお仕事の依頼が来ました。グッディCBCとゆうテレヴィ番組の「今日は何の日?」とゆうコーナで使われるものだ。その4枚とは、

  1. イギリスの、その名もラグビィ高校で金髪の少年たちがサッカをやっている。
  2. 興奮したエリス少年がボーユを抱えてやおら走り出す。
  3. ボーユを掴んだまま、そのままゴーユに飛び込むエリス少年。
  4. ラグビィ発祥の記念の石碑と肩を組み並んでいるエリス少年。

です。うん、面白そうだからお受けするのだった。

アナウンサさんに、紙芝居のようにめくらせるつもりだとゆう。ええと、どんな紙に描きましょうか。フリップだと、通常テレヴィで使用しているフリップって美術さんが綺麗にしわげたものだから、いきなしそのイメィヂのあるそこに、手描きのイラスト然とした絵なんかが出てきちゃうと違和感ってゆうか安っぽさが強調されちゃいませんか? っつーことで「いつもここから」方式に決定だ。リング穴で綴じられたスケッチブクッに、描くのだ。うん、チープっぽくって責任感が薄まる感じで、好き(笑)。

明日が試写会がないデーなので、明日の昼間に描くことにしよう。楽しみだな。サッカの絵だから足が3本ある奴(笑)とか、目が互い違いのちんばになっている奴(笑)とか、異形を描けたら嬉しいな。やる気満々だからさぞやいい絵が出来ゆことであろう!(にっこり)

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ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の映画『ファイナル・レジェンド ―呪われたソロモン―』のマスコミ試写にゆく。アクションシーン以外の、追っかけの部分とかがとてもコミカルです。ああ、「西洋のヂャッキィ・チェン」か、と悟る。肉体派で“アチョー系”(<神尾さんの造語)の俳優は、ストーリィの間隙をギャグで埋めたくなる心の働きを持つものなのだろうか。ま、ギャグを挿めば、アクションと毛色を違えることができるので緩急がつけ易いってゆう効果を狙っているのだろうけどさ。

なにはともあれ、この映画は映画館で「ばっかでー」とか「くっだらねー」とか、げらげら笑いつつ観るのが正しいでしょう。少なくともお利口に、静かに、周りを気づかいつつ観賞せねばならないマスコミ試写会で観る映画でないことは確かだと思います。

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引き続き同じ試写室で『暗い日曜日』の試写を観たのち、もとレポドラの大林くんと一緒に西原珈琲店へ入り映画談義をしました(にこにこ)。例によって『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』を勧め(笑)、『ラン・ローラ・ラン』を観るように言い、『愛しのローズマリー』では泣いたことを告白し、『アナトミー』の見せ場を全部教えてあげる(笑)<いかんがや!

ブリトニー・スピアーズの、あれ、私は駄目だったなあ。観続けるのが辛かった
「だってあれはアイドル映画だから。日本人の30代や40代の人間が観る映画ではなくて、アメリカの女子中学生や高校生が喜んで観るための映画だからね」
あ。ヂャニーズ映画みたいなものだったのかー
「そうそう。僕なんかあの映画の主役の女の子3人を、ブリトニーはゴマキ、妊娠してた背のちいちゃい元気そうな子は矢口、黒人で背の高い遊び人の子は飯田圭織、ってゆうふうに対応させつつ観てたもの。ああ、これはいかにも矢口だったら言いそうだよねー、とか」
しまったー
「だから映画を評価する時も、自分が観たらってのだけではなくて、想定されている観客層から観た時の出来は、ってとこまで考慮すべきなのかもしんないよね」

 5/21 エクスプローラも消去したくて仕方ないが我慢している<何故ッ!?(笑)

シネプラザ50『アメリ』が上映されるのは今週の金曜日までです。そして、今週試写会がないのは今日だけだ。大スクリィンで観る、10回目にして最後の『アメリ』を今日観にゆこうと思っていた。そして今後は8月2日のDVD発売を待つ計画だ。ららら♪

たら、ぴわを見てみて驚いた。なんと、シネプラザ50での上映が終わるや、翌土曜日からは今池の国際シネマで続映するではないか>『アメリ』。ぎゃー(無間地獄の悲鳴)ってゆうか(笑)。ああ。だったら急ぐことはないです。今日は映画に行くことを考えないで“ラグビィ発祥のイラスト”に精を出そう(にっこり)。

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「いつもここから」方式でスケッチブクッにカラーのイラストを4枚描く。もっとも気よつけなきゃならないのは、1枚目と3枚目と4枚目が上手に描けて、しかし2枚目が失敗する、なぁんて場合だ。ペン入れの段階にしろ色塗りの段階にしろ、修正不能な失敗をした時点で、そっから後ろの紙に描いた絵はすべて描き直しになるのだ(笑)ってゆうか(ぎゃー)。

そうやって考えてみると「いつもここから」があの絵づらでこの手法を選択したのは正しいと思う。はっきり言って絵が巧くはないから、たとえ途中の一枚を描き損じても“そもそもこのレヴェルの絵しか描けないのではないか”って思ってもらえるだろう。失敗作と成功作の差がはっきりしないレヴェルの絵なのだ。そおゆう、微妙なバランスの力量(若しくは完全にレヴェルが高く、けっして描き損じることはあり得ない巧さを持っているかのどちらか)故に可能な、そんな芸であったのだ。うわあ。偉いな、「いつもここから」(にっこり)。

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下書きとマヂックによるペン入れが終わり、地下倉庫の鍵を借りてリキテックスを出してきたのが11時ちょうど。4枚の色塗りが終わり、やはり地下倉庫の鍵を借りてリキテックスを片づけたのが16時45分でした。永ッ!ってゆうか遅ッ!ってゆうかのろッ! きっとホトショップで彩色していたら30分もかからないであろう。ちょっと塗ってはふらふら立ち歩き遊び、おひゆごわんにラメーンを喰いにゆき、などをした以外に、今回は特にスケッチブクッの形のままの紙に描いたってことで塗った色が乾くまで次の紙に彩色できないとゆう「乾き待ち」の時間がふんだんにとられたせーもあったのだが。それにしてものろいよ(にっこり)。一日は、こゆふに使いたいものですね(うはは)。

そして完成したからといってすぐには納品しまい。明日の番組で必要だから、「明日の早朝までに」とゆう依頼なのだ。こーゆーのは早く持って行っても別にいいことはない。下手すると直しが入って戻されちゃうかもだわ!(きゃー) ってことで、あと数時間は手元に置いておこう(にこ)。中継に出ているレポドラたちが戻ってきたら見せてやることもできるし(笑)<そんな価値のあるものか。

と思い、デスクの上のホルダに立ててリキテックスをしまいに行き戻ってきた。ら、ラヂヨ局から出てくるテレヴィの人とすれ違った。にこにこして、手にはスケッチブクッを持っているではないか! 「あ、をかべさん、有難うございました! 受け取りました」なんて言っているぞ! ぎゃー。取られたー。そおか、17時になったから様子を見に来られてしまったのだ。ぎゃー。

別に、on airで使ったあと絵を返してくれと言えばくれるのだろうけど、はっきり言ってぢゃまなだけだし要りません(笑)。からこそ、納品前に出来わがった奴をレポドラに見せてやろうと思っていたのにな〜<そこばっかしかい。もうちょっと渡すのを待ってくれとも、あとで取りに来いとも、言えませぬので(言えるか)「それで、よろしかったですか?」とこちらもにこやかに見送るのみであった。うう(笑)。

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今日新たに、Tommy february6『Bloomin'』と、Nicole Emanuel『悲しい色やね』mp3にしたよ。あと今考えているのは椎名林檎『ストイシズム』が入れたいな(にこ)。こないだ、絶対一生使わないアウトルックの、なんだか10メガだかあるよーなフォルダを消去したとこなので、きっとそのメモリの分もパソコにお歌がいっぱい憶えさせられゲです。嬉しい脳(にこにこ)。

 5/22 「観た者同士で語るネタにし易いもの」をちりばめることも、観客に対するサーヴィスのひとつ

会社の近所のファミマ強盗が入り、30万円だか300万円だか、昨日の売り上げが盗まれたとゆう<金額とかうろ覚えの人はだれ? ああ、そのファミマは、昨日パピコを買った所だ。パピコは美味しいからね。そおゆう問題ではない。

パピコを買い、払った100円が、強盗に盗られるためだったと思うとちょっと悔しい。それくないならただでパピコをくれればよかったのに。そおすれば盗られる金額も100円安くて済む、こちらはパピコを手に入れつつも100円遣わずに済む、強盗も100円分罪が軽くなる。現代の大岡裁きとはこのことだ。今後、その日のうちに強盗に入られそうなコンヴィニは、をかべに無条件にパピコを一本くれくれプリーズ。

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昨日描いた“ラグビィの発祥”イラストをon airで観る。一枚目の、校名が書いてある箇所に上から紙が貼ってあるぞ。「ラグビィ高校」って書いた部分が「ラグビィ中学」に、修正されているのだ。ぎゃっ!? 頂いた資料をもっかい引っぱり出して読み返すと、うわ、中学校やんか。ぎゃっ(笑)ってゆうか(駄目ぢゃん)。よく、直せとかって差し戻されなかったものだ。そして昨日言っていた、よりによって一枚目なのだ。ここを描き損じるとそのあとの全枚数をすべて描き直さないといけない、しょっぱなだったのだった。ぎゃー。

ってゆうか、直させてくれろ。なんだよ、あの不調法な貼り紙は(苦笑)。あの箇所なら、間違っといて言うのもなんだけど、もっと綺麗に修正が判らないように直せたのに。悔しい脳(笑)。「どうせ1枚当たりテレヴィに映っている時間は10秒もない」と思われているのだろうし、をかべも思っている(笑)から、まぁ、いんだけどね。そんなミクロチェックは描いた本人くないしか気に留めまいしね。

なぁんてゆう、この心のすさみ(笑)こそが、絵で金を貰う仕事を続けてきて育んだプロの対応なのであったよ。「描いた者の思惑通りに提示されること」なんてのは金を貰う以上は望んではいけないのでした。売った絵は、どう扱われようと、もう描いた者の知ったことではない、こそが正しいのです。対偶はね、「金は要らん代わりに、口は出させない」ですけどね(にっこり)。

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『模倣犯』の試写会にゆく。明日、多田さん森田芳光監督のインタヴュを録るので、わざわざ催してもらった試写会だ。昨日の完成披露を観た中橋さんがなにか言いたゲだったので、覚悟半分(笑)で観るのです。

ああ、これは、まさしく「森田芳光の映画」でした。ものすごく、観客にサーヴィスしている。あらゆるすべてが「観客に対するサーヴィス」「楽しませてやろうとゆう心」で説明できる、そんな映画なのだった。

例えば、『家族ゲーム』の時。おそらくシナリヨ上は“家族団欒の食卓に招かれた家庭教師が、いきなし料理をめちゃくちゃにし、家長を殴って去る”とでも書かれるであろうクライマックスシーンを、森田芳光は“全員が横一列に並ぶ形状のテーブル”を導入することで異質な空間っぽく仕上げた。それを、この『模倣犯』のクライマックスシーンでも行っている。それだけのことです。いかにも森田芳光らしい演出だねと思う。

たぶんあのクライマックス・シーンの演出は賛否両論、呼ぶであろう。ここには具体的には書かないが“夢オチよりももっとすごいこと”が起こるのだ(笑)。実際、中橋さんが訴えたがっていたのもここの話だった。でも、をかべ的には、あれはあり。「ああ、この映画を、全然受け入れられない人たちはいるだろうな」と思った瞬間に、逆に「この映画は嫌いではない」に昇格していたので、目先の表現(横一列のテーブル、みたいなの)に惑わされずに、純粋にこのシーンで言いたいことは何であるのか(家庭教師が団欒を破壊する)だけを抽出、理解するよう努めて観ることが出来たのでした(笑)。

あ、ちなみにをかべは原作の宮部みゆきの『模倣犯』を読んでいませんが、もし原作を読んで期待している人がいたら、それは捨てた方がいいのではないかと、解らぬままに感じますです(にっこり)。森田芳光の映画を観にゆくつもりの人オンリィで観るのがよいのではないかな。

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夜、アニメ映画『アイス・エイジ』の試写会ののち会社に戻る。メーユをチェックしたり、夕刊からネタを拾ったりしていると食事に行ったプロデューサさんらが帰ってきた。食事の席で話題に上ったのであろうか、いきなし「をかべ君は、手塚治虫と言えば?」と尋かれる。え。手塚ですか。手塚なら『アトム』でしょう。そう答えたけどなにか違和感がある。…もしかして、連想ゲムーではなくって、“僕が一番好きな手塚作品は何か?”とゆう質問ですか? ああ、だったら『アトム』では、ないです。

なんだろう。「手塚には、そんなに思い入れはないんです」と答えるのは容易いけど、この場ではそのへんぢを期待されている訳ではなかろう。ちゃんと、一番好きな漫画を考えて答えよう。『ブラック・ヂャック』もいい話があるし、『アトム』も確かにちいちゃい頃から読んでいた。『アドルフに告ぐ』を挙げてもいいのかもしれない。しかし、どれも弱い。あの、テレヴィ雑誌に連載していた1ペヂーのギャグ漫画は好きかもしれないけど、それもちょっと違う…。こおゆう質問の時に答えるのだったら、“雑誌で発表された時、リワルタイムで読んでいた”ってのを選びたいのだ。『ブラック・ヂャック』も『アドルフ』も単行本派なのです。ちょっと、それを好きと言っては名折れゲって感じ。

と、5秒ほど考えた末に閃いた。『ガムガムパンチ』だ。そう、『ガムガムパンチ』が好きなのだ。膨らますといろんな物の形になる魔法のガムを貰った兄妹の漫画です(にっこり)。初期の設定の、“ガムによって膨らまして変わる形が決まっている”時の方が、やがてなし崩しに“「なになにになあれ」との掛け声とともに膨らまかして思い通りの物を作る”ようになっていったのちの話よりか、好きでしたね、子供心にもね(笑)ってゆうか(そのくないの縛りがあった方がハプニングが面白くなるだろう、と思っていた子供だった訳だ)。よかった、『ガムガムパンチ』って答えられて(にっこり)。

 5/23 一本スパ企画に具材は考慮されていないが、炭水化物好きの人にはそれでオッケィだろうと思う

珍しく、午前中のネタ会前に放送センタ6階のサンクへ行き朝ごわんを食べました。モーニングなんかではなくカレーライスにしたよ。一緒に行ったレポドラ野原が「朝からカレー?」と驚いていたが、え、そんなおかしな選択ではないでしょう?

そーゆー野原さんはモーニングの、トーストサンドのセットかなんかを食べていたが、そんな、よく噛まなきゃならないものをこそ朝から喰いたくないぞ。サンクのカレーは軟らかい肉片が数切れ入っているだけで、ほとんど噛まなくても喰うことが可能だ。なんて、けだるい朝飯に最適な食べ物だろうと思う。噛む飯は、午後だよね(にっこり)。

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13時半からの『ブレイド2』の試写を観て会社に戻る。と、アナウンサの神尾さんが何か書いている。番組タイワップで出す、コンヴィニ弁当の企画案だそーです。ほう! をかべも何か考えてあげましょう!(にっこり)

神尾さんが考えていたのはサラダスパみたいな奴だった。ああ、ならば、「手を汚さずに食べられるスパゲッティ」はどう? 容器に開けた穴から一本だけ出ているスパを吸って喰い進めるのだ。容器の中では、スパゲッティがもちゃからないように、そうだな、ハンダみたいにドラムに巻かれていることにしてはいかがか。あ。ゴミを少なくするためにも、その容器ってのはレトルトのパックのままでもいい訳だ。あれに吸い出し口をつける。ウィダ・イン・ゼリィのスパゲッティ版だと思って頂きたい!

そんな、容器から開発しなきゃならないようなアイデワが採用されるはずはありませぬ(笑)ってゆうか(採用されないのはそれだけの理由ではないと思う人はだれ?)ってゆうか(頼まれてもいないのにをかべくんは考えなくて宜しい)ってゆうか(なあ)。

 5/24 プレステ2をいくらにまけてくれるか、たしかめにゆきたい人はだれ?

人の買ってきたお菓子がちょっと好きです(笑)>けちで言っているのではない。自分では絶対に選ばないようなお菓子を食べられるからだ。今朝のディレクタさんが買ってきたのはプリングルスのカレー味のポテトと、ベリィ味の小枝でした。美味しいね。

プリングルスは、日本に入ってきたばっかりの時分のテレヴィCMがものすごく嫌いで、特に“2枚のポテチを鳥のくちばしのようにくわえて遊んでいる黒人の女”ってのがすっっっごく嫌いで!(はぁはぁ)ってゆうか(食べ物をおもちゃにするな!と言いたい)ってゆうか(笑) 決して一生プリングルスだけは買うまいと誓った、その呪いが今もなお有効なのです。はぁはぁ(笑)。でもこのカレー味のは美味しい。でも自分では買わないけど。

お弁当を作ってきて交換して食べる、とゆうのを(創作でだったかな)聞いたことがあるけど、それみたいなものでしょう。お金を渡して、人にお菓子を買ってきてもらう、とゆう試みは、たまにやってみると地平が拡がると思います。買いに行きたいばっかりの側であるをかべなんかは、特にね。

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ラメーンのチェイン店、異人館が新作ラメーンの半額フェアをしているので朝昼兼用のごわんを喰いにゆく。カウンタ席に座るが、店員のおっちゃんが“厭な感じ”です。すべての立ち居振る舞いが、能力の限界ぎりぎりでやってますよ、って感じ。いっぱいっぱい感でいっぱいです。考えると不快になるので、この店員が何をやろうと気にしないことに決める。

喰い終わりレヂにゆくと、レヂのためだけにひとりお兄ちゃんが立っている。ああ、こいつも、マニュアル以外のへんぢが出来ない風味だ。「441円です」に451円出したら「ちょうど頂きます」 おいおい、違うって、よく見ろって。「451円」と言うと、それに対するへんぢがない。「すいません」かなんか、言えよ。ってゆうか表情を変えろよ。なんで愛想笑いすらも、しないんだ。些細なミステイクに対処するマニュアルがないためだろうか。「10円のお返しです」 それは言えるのか。

異人館って店は、出来たばっかりの時には美味しくて、よく通ったものだったけど、最近足が遠のいていたのはこの理由が大きいのだ。遣っている店員が全員こんな奴らばっかりなのですね。チェイン店展開をしていて、そしてどこの店鋪に行ってもすべてこんな調子なのだった。選んで採用しているとしか思えません。徹底して“貧乏脱出大作戦”に出てくるような、そもそも接客のセンスが欠如している人間ばっかり集めてどおするつもりなのだろう。

たしかに、今でも味は悪くないと思うからたまにこーやって喰いに来る。チェイン店も、会社の近辺に何軒も何軒も出来ている。もしかしたら壮大な実験なのかもしれない。この店が成功を収めたら、「店員の教育をしなくても味だけで商売ってやってゆける」証明になるのだ。

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藤原紀香が出演している香港映画『SPY_N』のマスコミ試写にゆく。終わって、会場の建物の外に出てから「…スタントシーンを吹き替えなしで藤原紀香がやっている、ってとこだけがミドコロでしたね」と言ったら一緒に行った人の感想は「スタントマン遣ってでももっとちゃんとしたものを見せろ」でした(にっこり)。ああ、価値観って、違うものだなあ(にこにこ)。

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ハローネとゆう高級家具店のあった場所に安売り家電のヤマダ電器が出店した、とゆう話をアナウンサの多田さんにしたところ、ハローネのおおもとである服部家具の業績が悪化しているらしく、方々の服部家具の店鋪がどんどんヤマダ電器に貸し出されていると教えて頂いたよ。「不況だから」とのことだ。普段不況なんて感じてもいないし、物が売れないというのは売る側の企業努力が足りないからだろう、今の消費者のニーズに合ったものを開発しているところは売れているぢゃん、としか思っていなかったけれども、そおか、家具って生活必需品でも消耗品でもないから、まさに「不況の時には売れない」筆頭なのだったか。

そのヤマダ電器は「安くしてくれる」とも聞いた。ほかの家電屋との手前、正札こそは他店とさほど変わらない価格で書かれているが、店員に「…で、これはいくらになるの?」と聞けば5分から1割はまけてくれるのだそうだ。うわあ。そんな、値段を交渉して買うなんて、大嫌いです(笑)。「まけてよ」なんて、キリドキリドして言えません。と思っていたが、その言い回しならできそうだ。「これはいくらになるんですか?」か。うう。キリドキリドするが、今度ヤマダ電器に行ってやってみよう。恥をかいたら二度と行かなければよいだけの話だ(笑)<そおゆう根性だから、値段交渉が嫌いなのですね(にこりん)。

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19時から、CBCの人とは久ヴぃさ(4年ヴいくないか)に麻雀です。楽しいな。雀荘で食べる出前のごわんも嬉しいな。今日はメンツの皆が中華にするとゆうので、麻婆飯にしました。美味しいねえ(にこにこ)。何がいいって、麻婆飯はごわんの上に豆腐がかかっている喰いものなので、噛まなくていいのが一番いい(笑)ってゆうか(また噛まずに喰えるもんの話か)ってゆうか(ちょっと最近解ってきたけど、森さんが「室温が一定に保たれている部屋にずっといれば健康に過ごせる」と言っているよーに、をかべも「噛まずに喰えるものばっかり喰っているのは体にいい」と表明してもよいかもしれぬが、いかがか)。

そして麻雀は翌日の午前3時まで続くのであった。4000円負けちゃったけどね(へへ)。ごわんを食べに行ったと思ったらどーちことないのだ(負け惜しんでいる人はだれ?)。

 5/25 やっぱきアカデミィ賞=駄目、って思いがさらに強化されたのでした(にっこり)

18時半からの『I am Sam』の一般試写会にゆく。「泣く」と聞いているが、アカデミィ賞にノミネイトされるよーな作品なんでしょう? きっと泣かないと思う(笑)。

会場は中小企業センタです。いつものとおり、2階最前列の関係者席に座らせて頂きます(にこにこ)。2時間ちょいある映画なのでトイレに行っておきましょう。2階のトイレにゆくとスーツ姿の係員のお兄ちゃんが立っていて「1階を使ってくざさい」とゆう。男性用トイレをも、あまりに行列を作っている女性に開放しているのだ。わあ。1階の男性用トイレはがら空きでした。そしてもちよん、1階の女性用トイレには、みんな2階のトイレが両性用とも女性に開放されていることを知らないのか、若しくは2階にまで上がるのがぢゃまくさいのか、すげえ長蛇の列ができていました。なるほどね。是非とも試しに、しかし「好んで」ではなく「余儀なくされ」を装って、男性用トイレを使ってみたい女性には今回の措置は朗報だったことだろう!

トイレのついでに1階でプロモータさんにごわいさつをする。「こないだあったCBC主催の試写会でも、事業部の男性の皆さんが終わったら泣いてましたよ」と教えてくれた。そんなに泣くのか、この映画。泣くのなら泣かしてもらおう、と楽しみに思う。

設定はちょっとだけ知っていた。“7歳児ほどの知能しかない父親が、養育者として不適格だと看做され娘を取り上げられる話”だと聞いているのだ。マッサキに、映画を観る前にとにかく設定だけ聞いて思うことには「7歳児ほどの知能しかない男がセックスして子供作ってんぢゃねえよ」です(にっこり)。なんで、そおゆう、責任がとれないようなことをするのだろう。許せんな、とゆうココロで映画に臨む。

そして、映画がはぢまる前のMCを聴いていると“親権を取り戻すために裁判で闘う話”だそうだ。うわっ。をかべの二大嫌いなテーマである「親子愛もの(いつまで経っても親離れ出来ずに、お父ちゃんが兄弟ばっかり可愛がるから俺はグレたんだ、みたいなことをしゃあしゃあと恥ずかしげもなく言う『エデンの東』みたいな映画)」と「法廷もの(とにかく映画のラストで演説をして、それで周囲の全員が感動の涙を流し主人公の行いがすべて認められるとゆー展開の、真実がどうであれ口が達者な者こそが正義であると標榜してやまない『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』みたいな映画)」の融合かよ! 泣けるかな〜?(笑)

結論を書くと、泣けませんでしたね(笑)。こんなをかべでも泣けた、ってゆうか不覚にも目にね(笑)ってゆうか(涙)、とゆう『愛しのローズマリー』との比較をしてみて解ったのだけど、どうやら「その状況でスクリィンに映っている誰に感情移入しても泣ける」場合でないと泣けないようです。『I am Sam』は、サムの弁護を請け負った女性弁護士に感情移入して観てしまうと、これは『エリン・ブロコビッチ』なのだ。“難儀な依頼人の訴訟を請け負っちゃってえらい目に遭う話”だなーと思いながらずーと観ていたのです(笑)。これでは泣けませんし、泣いたとしたら違う意味だ(笑)。

泣ける映画がいい映画だと言っているのではないです。泣けなかったから映画の出来が悪かったと、もちよん言っている訳でもない。ただ、泣けると聞いていたからこうやって書いているのだが。

無闇に「泣ける映画ですよ」なんて、プロモータさんは言わない方がいいかもしれません。個人的な感想ですが。映画が、あと30分ほどで終わる頃合になって、しかしまだ全然泣けなかったので、もしかしたらこっから急転直下、泣ける展開になるのでは!?とゆうことを考えはぢめてしまったのです。30分で泣くためには思いきったストーリィが必要だ。そこで想像したのは次の3つ。

  1. 主人公か、幼い娘かのどっちかが死ぬ
  2. 訴訟に負け親子は引き裂かれ、しかし別れさせられた娘はコドモだからすぐに新しい環境に慣れちゃってサムのことを忘れる。そして20年が経過する。
  3. 幼い娘が夜、セヴンイレヴンの前を歩いているシーンが出てくるが、このセヴンイレヴンの中にたむろしている若者に襲われレイプされる。

こんな「酷い展開」ばっかり予想して残りの30分を観ちゃったのだった(笑)。駄目ぢゃんねえ。

それにしても『ブレイド2』ではパワー・パフ・ガールズが、この『I am Sam』ではジョニー・ブラボーデクスターズ・ラボが、それぞれ映画の中のテレヴィ画面に映っていたのが印象深いですね〜。みんなカートゥーン・ネットワーク好きか。そしてもうひとつのミドコロは、娘役の女の子が可愛かったことです(にこにこ)。ええとね、幼い頃の安達祐実のように可愛い(笑)。ダコタ・ファニングとゆう子ですね。ええとね、だから、「親子愛もの」と「法廷もの」と安達祐実好きの人は、『I am Sam』を観てもよいと思います(にこ)。

 5/26 リサイクルの頂点に君臨したいマン

6月5日に全国で一斉に蜂起予定のテロリズム「モーレツ!あららこめ祭り」のまわしをしないと死んでしまいます。とりあえず、リンクペヂーを整理してカテゴリィの中に“テロリズム(笑)もの”とゆうのを加えました。「モーレツ!あららこめ祭り」の要項をアップし次第、ここに足すショゾンです。

そして、自分でも『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を観ておかねばなりません。自宅の最寄りのレンタルヴィデヨ屋に赴く。はたして、借り出されちゃってはいまいか。首謀者が「観れませんでした」で当日を迎えてはいかんと思う。キリドキリドしつつ、アニメの棚を探そう。

そもそも「映画をレンタルヴィデヨで観る」とゆうことは未だかつてしたことがない。要るものは買って手に入れる。借りるなんてゆう中途半端な必要性は持ち合わせていない、すべてに於いてそおゆう主義で生きてきた。だから、自宅から一番近いレンタルヴィデヨ屋が、まさかこんなに映画やアニメの棚が少ないとは知らなかったよ。店鋪の半分以上アダルトヴィデヨではないか、ここ(笑)。レンタルの映画があるのは4面だけ。アニメに至ってはひと棚だけしか置いていない。それに引き換えレンタルのAVは7面、そしてセルAVは広く1面、とってあるよ。うわあ(笑)。なんてゆう、そおか。この店の客層は、そおだったのか。

当然とゆうかなんとゆうか、『クレヨンしんちゃん』は古い古い映画作品が2本あったのみ。セル映画の棚3つもチェックしたけれども端っから入荷していない風味でした。とほゲ。さぁて、どおにかしないとなりませぬ。通勤途中に24時間営業のレンタルヴィデヨ屋があるので、明日にでもそこを見にゆこうと思う。ああ、身分証明書として機能させるための保険証を携帯していかないとね(笑)。

「AVの品揃えが充実している」かどうかは判りません(笑)。本数だけは、“店鋪の半分以上を占めている”って意味では多いと思います。だからAVに主力を注ぎ、ほかのがおざなりになっている…かと思ったのだけど、棚を見ていると映画の新作ヴィデヨのパッケィヂにはそれぞれ手書きでコメントが貼られている。『メメント』『エボリューション』なんかはわざわざポップが作ってあるほどの宣伝のしようだ>を蔭でか、この2作品は在庫数のすべてが借り出されていた>つっても2本ずつしか入荷してないみたいだけどね>少なっ。もしかしたらお店をやっているお兄ちゃんは、本当はきちんと映画好きなのかもしれぬ脳、と思わせる状況でした。AVで稼ぎ、自分は好きな映画のヴィデヨを裏で観てコメントをつける、とゆうお仕事だ。なんてゆうか、思ったのは、きっとAVの一本一本に手書きのコメントがつけられていたら煩くて鬱陶しいだろうな、であった(笑)<そんなことを思ったのか! お店のお兄ちゃんが入荷した新作のAVをいちーち観て、コメントを考えているところを想像するだにね(うわあ)。それは、仕事としてやったら羨ましいことなのだろうか(うわあ)。

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レンタルヴィデヨ屋の方面へは、いくら家から歩いて5分の距離とはいえ、行かないことこの上ない。ので、今日まで気づかなかったのだけど、そのはす向かいにある潰れた釣り具屋の店鋪が、BOOK OFFになっていたよ。うわあ。こんな近所にBOOK OFFが出来るなんて! 5月31日オープンだそうです。うわあ。

思ったのはね、「どーせ出店するなら新刊書店にして頂きたかったプリーズ」ですね(にっこり)。レンタルヴィデヨを借りない理由と同じで、古本は買わないのだ。「要るなら買う、買うなら新品」なマンだ。文字どおり「人の手垢のついたもの」が嫌いなのでしょう(笑)>自分で思ったけど、お金は人の手垢がついていても許しちゃってるなあ!>お金は創作物ではないからねえ。

そう言えば思い出したけど、NTT株を2株、持っているのですが、それを山一証券が潰れる前に「株券は自分で保管したいからよこせ」つって貰ってきて手元に置いてある<そんなことをネット日記に明かすな(笑)。通常は“証券会社に預けておくとゆうシステム”とゆう名を借りて、おそらくは文書上だけのやりとりが行われるだけで現実に株券とゆうペーパが動くなんてことは想定されていないのだろう。それを手にしてみて知ったことには、株券って裏に所有者の名前が書き込まれているのであった。所有者の欄が印刷されていて、これまでにその株券がどことどこを経由して今「岡部正幸」さんの名義になっているかが判る仕組みになっているのだ。てっきり、新品の株券を買ったとばかり思っていたのが、自分のものになる前にいくつかの証券会社を転々としてきていることを知ってちょっとかなり悲しかった脳(笑)と思ったことだなあ。株券は創作物ではないのだけど、やっぱ新品がよかったなあ(笑)。

最近面倒くさがってやってないけど「銀行で新札の2千円札」をおろしてきて遣う、とゆうのはやっぱき性分に合っているのかもしれない。

 5/27 5サイトかな、と予想を(少なめに)している人はだれ?(笑)>参加サイト

試写会もないのに用もないのに永いこと会社にいた。教えて頂いたサイト「1,2,3!ヨッスィ〜」を会社のウィンドウズぶっくまぁくして、皆さんにやってもらったりしていたよ(笑)。「辻加護判別ゲームver1.1」もさることながら、ナニハトモアレ「闘え!保田さん」ゲムーでしょう、ここは(笑)。

スタートすると、保田のところにまず石川梨華がやってくる。ソロデビューを懸けて戦いを挑んできたのだ。わあ。一番手が石川だとは、嬉しい。見ていると、保田が一方的にやられている(笑)ってゆうか(いいぞいいぞ)。ついに保田が倒れた! これでこのゲムーの主役は石川だ! と思う間もなくゲムーオーヴァの文字が現れる。うわ。なんだ、プレイヤは保田になって石川を蹴らなければならないってことか! ぎゃー(悲鳴)。

辻、矢口、よっすぃ〜、加護、なっちと続き、ごっちん強敵です。リトライを何度か繰り返してやっと勝ち進む。そおだな、このまま進んで、ラスボスは「一番に倒した石川がパワァアップして登場!」か「最初に殺された石川がゾンビとなって最強の敵となって再戦!」だったらいいな、と思う<石川だったらゾンビでもいい人はだれ?

まぁ、もちよんそうはならないのだが、…ええと、ラスボスに勝てません。勝てないくせにゲムーは終わるよ。勝てないように出来ているのか、それともやはり勝つ方法があって、勝った場合には違うエンディングが見れるのか、とても気になります(笑)。そんなことをして会社にいた。

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19時からSledge Hammer WebYaKuさんが出演するラヂヨ特番「金太のDNA」を聴きました。つボイさんが作った曲『金太の大冒険』が歩んできた数奇な運命を描いた、“ナイタ中継がない月曜日に流す用”の番組ですね(にっこり)。2002/5/26 15:50付のコラム雅叙園CBCに出演する旨のことが書いてあるので、ディレクタさんにペヂーを開いて見せてあげました。ディレクタのへんぢは「え、この人、ネットではそんな、をかべさんが知っているほども有名な人なの?」でした。うわ。

放送で言っていた通り、“{金太}でネット検索したら「KINTA2001」がヒットしてきたので連絡をとってみた”とゆう顛末だったらしい。こんな身近なをかべが、リンクペヂーに入れているほどメヂャなサイトだとは思わなかったそうです。うわあ。

カウンタを見れば、開設以来2年ちょっとで47万ヒットするサイトっていえば、どいなけ人気サイトか判りそうなもの…とゆうのはサイトを開いている人間が言うことでしょう。普通の、自分のホムペを持たない人には、そうそうアクセスカウンタで数を稼ぐことがどんな大したことなのかは、解らないんだろうなと思わされる出来事ではあったよ。

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そして会社にいるうちに、ついに「モーレツ!あららこめ祭り」の実施要項のペヂーを作る。今までのZOO ZONEにはなかったようなレイワウトにしようと思ったのですが、あんなもんですわ(笑)ってゆうか(とほゲ)。

濃いバックに白抜きの文字、そしてところどころ色をつけよう、きっと綺麗だろう。と考えたのだけど、慣れないことはできません(ひー)。どうも、メガちかちかするか、若しくは読みづらいかのどっちか(または両方)になってしまう。仕方ない、お手本を見つつ作るのだ。なまもの!と、待魂ですね(笑)ってゆうか(コラッ!)。ああ、なるほど、文字につける色数は、無尽蔵ではないのか(うろこ)。ほんの、3〜4色だけなのだ。ふぅぅん。やってみる。

赤い文字に設定するのに、最初{色相:0° 彩度:100% 数値:100%}にしたのだが、暗いバックにこれはダークすぎる。彩度を90%に落として確定。その他の色も、明るくて綺麗だと思う色より、すべて彩度を落として読み易さをかもし出すのだった。ほう。

不満はありますが(笑)どうにか3時間かけて完成だ<3時間もかけたのか! ってゆうか、なんか、このあとでまた「モーレツ!あららこめ祭りりんくシュー」とかってペヂーを作らなきゃならないことを思うと、かなり後悔気味な人はだれ?(笑)

そうそう、ちなみに、「モーレツ!あららこめ祭り」とゆう名称も、本当なら三人祭に倣って「モーレツ!あららこめ祭」にしたかったところだが、うっかりと「り」を振ったままでアップして放置して定着させちゃった手前、もう後には戻れないのでした(笑)。なかなか、思うようには行かぬ箇所満載の企画だ。

帰宅途中に24時間営業のでっかいレンタルヴィデヨ屋に寄ってみる。ああ、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』は、5本もあって全部残っているよ! しかも7泊8日ってシールも貼ってある。よおし。まだ借りない(にっこり)。そおだな、金曜日にでも借りて、一回観ようかと思う。こうしていよいよ「モーレツ!あららこめ祭り」は本格的に始動したと言えるのであった。うははうはは。何人踊って下さるかな(笑)ってゆうか(踊)。

 5/28 宝くじを買う人は「楽しみ」を買うと知ったデー

多田さんに映画のDVDソフトを貸すことになりました。お渡しした、をかべの持っているソフトのリストは以下の通り(『ラン・ローラ・ラン』は長期貸し出し中)。

『うずまき』『M:I-2』『ミラクル・ペティント』『時をかける少女』『悪いことしましョ!』『ファイナル・ディスティネーション』『ゴースト・ドッグ』『さくや 妖怪伝』『ムトゥ 踊るマハラジャ』『恋に落ちたシェイクスピア』

選別するにあたって、多田さんが1本1本の内容を尋いてくる。ので、一言でコメントをしたのであった。

「えーと。バカホラーです(ズバッ)」(『うずまき』)、「バカSFです(ズバ)。目の見えない老婆と健常の老人との夫婦がいて、子供の作り方が判らないので子供が出来なくて、そこへ宇宙人が出てきて…」(『ミラクル・ペティント』)、「女の子の悪魔が魂とひきかえに7つの願いごとを叶えてくれるって話」(『悪いことしましョ!』)、「本来乗るはずだった飛行機に乗り損ねて、その飛行機が事故を起こして命拾いしたけど、結局次々と災いが降りかかってくるってゆー」(『ファイナル・ディスティネーション』)、「英訳の『葉隠』を愛読している一匹狼の黒人の殺し屋の話」(『ゴースト・ドッグ』)、「ラスボスが女郎蜘蛛なんですけど演じているのが松坂慶子で、最後にそのままの姿で巨大化して襲ってくるんです」(『さくや 妖怪伝』)、「3時間くないあるマサラムーヴィで、途中でちょっとでも早送りしたりするとイッキに興味が失せますよ」(『ムトゥ 踊るマハラジャ』)ってなぐわいでした。

その揚句に、多田さんが選んだのはリストの中のボールドの、でしたね〜(にっこり)。そおかぁ、『さくや』を、ご覧になるとゆうのかあ(笑)。怒られませんように(にこにこ)ってゆうか(オイノリ)。

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昼ごわんを喰おうと、しかし混む前にと思い11時に金太銀太にゆく。まだ開いていない。11時半開店なのだ。ぎゃー。スパゲティはやめて、だったらシティ・カフェ&パイでハンバーグのランチを喰いましょう。11時7分に到着する。開いてない。11時半開店なのかも、だ。ぎゃー。

だったら丼ものにしよう。丼のかとうへゆく。11時10分に着くと準備中だ。11時半開店って感じだ。ぎゃー。オムライスか、ハヤシライスに変更しよう。ケチャップ屋さんのカゴメがやっているお店、籠目屋に向かう。11時15分に「11時半開店」と書かれたボードを確認する。ぎゃー(笑)。

結局、11時20分に、三越9階の東洋軒に入ったのであったよ。ここは11時からやっているのです。ふー(笑)ってゆうか(ふーぢゃないッ!)ってゆうか(ああ、こーゆーお店のターゲットの外に生きていると、改めて思い知った人はだれ?)。

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『ザ・プロフェッショナル』のマスコミ試写を観たのちに、宝くじ売り場に寄ります。昨日CBCのプレイガイドで買ったロト6を、今日は別の売り場でもう一枚、買うのです(にこにこ)。キャリィオーヴァが2億円以上あるので、2枚は買っておかないとあとできっと悔やむ法則だ>1枚だとたかだか4億円しか貰えないのだ(高笑)。もちよん、いつも買っているあの6つの数字を、ここでも選んで買うのであった。

と、いつもと違う売り場のおばちゃんの反応に遭遇した。ロト6を手渡される時に「お楽しみに」と声を掛けられたのだ。うわあ! ロト6を買って、そんなことを言われたのははぢめてです!

普通の宝くじだったら「お楽しみにね」は、理に適っているかもしれない。「当たるかどうか、お楽しみにね」という意味に捉えるのだ。しかし、今買ったのはロト6だ。これは、自分で6つの数字を選んで購入するシステムのくじであり、ってことは、当然その時には自分的に当たっている数字を選んでいるのだ。いっそ、こんなくじを渡すなんてまだるっこしいことをしないで、いきなし4億円を、現金でくれてもいいのにと思っている。当選数字の発表なんて、何一つ「お楽しみにね」ではない。当たり前の結果を楽しみになんてできないよ!

失敗したね、宝くじ売り場のおばちゃん。いいことを教えよう、今度をかべがロト6を買いに来たアカツキには、「お楽しみに」ではなく「おめめとう!」と言ってくじを渡しなさい。「当たりの数字を選んで買って、おめめとう!」の意味だ。

しかし「今度をかべがロト6を買いに来た」時点で、今日買った分のロト6は、外れているとゆうことにはならんか。はぁはぁ(笑)。ああ、そんな、おばちゃんを啓蒙するために、夢のようなことを想像してしまったぞ(にっこり)。この“外れている”とゆう夢が、現実にならねばよいが。

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久ヴぃさにマナハウスにゆきました。舞城王太郎『世界は密室でできている。』を、微妙な薦められ方(笑)をしたので読んでみようと思うのだ。柴犬の雑誌とうさぎの雑誌とともに購入する。

ああ、『世界は密室でできている。』は講談社ノヴェルスの、しかも密室本か。封がしてある。でもカヴァの紙の手触りは、これは好き。指紋の痕がつかなさそうなのが気持ちよいです(にこにこ)。あと、この薄さも素敵だ。薄くて面白い本はすぐに読めるので大好きですね(にっこり)。といーつつ、『インディヴィジュアル・プロジェクション』の文庫本は、何度チャレンヂしても20ペヂーまでも到らずに挫折してしまう人はだれ?(ぎゃー) でもきっと『世界は密室でできている。』は読むであろう!(予言) 但し、森さんの『朽ちる散る落ちる』を読み終わったあとでねっ。ってゆうか黒田さん『嘘つきパズル』とかも、まだ手をつけていないし。ひゃあ。

ってことで、すぐには読みはぢめられないけれどもとにかく買って手元に置いておきましょう>『世界は密室でできている。』。会社へ戻り、カッタナイフと定規を用意し、廃棄ボックスのコピィ用紙を一枚、折って折って折って折って封の下に差し入れて下敷にし、キリトリセンに沿ってカッタで綺麗に封を切る。すぐに読みもしないくせに開けておくのだ!(うははうはは) 準備は万端整った。しかし、すぐには読むまいぞ(うははうはは)。これこそが、イニシアチヴと言えよう! 総統! 今私はイニシアチヴを執っています!! ええと、たぶん、週末に東京へゆくので、その行き帰りの新幹線の中とかで読もうかなと思っています>薦めてくだすった方。舞城作品ははぢめてなので楽しみです(にこりん)。

 5/29 正直なところ「金払ってまでスタウォズを観たいとは思わない」側の人

人間はたまには箸も手も遣わずに、皿からものを喰うのがいい。今朝の番組の取り寄せグルメのコーナで取り上げた冷麺を、ひと皿だけオコヴォレに与ったのだが、割り箸がすぐにはなかったのでお皿に口をつけて喰いましたね。生半可ではない、真実の犬喰いとはこれを言うのだろう。

お箸だのフォークだの、硬質な食器の触感が口に触れない、いきなしダイレクトに冷麺が口に入ってくるのは新鮮でしたね。なんか美味しい感じがする。バナナを、箸で喰うと旨い気分がするのの、ちょうど逆だろう。「予期せぬ食べ方」もソースのうちに勘定してよいと思います。

映画の『模倣犯』で、中居くんに監禁されていた女の子が手錠で縛られて皿から直接ものを、汚らしく喰っていたシーンがあったけど、あれって存外、たまにやる分には旨いかもしれないぞ。たまに、って言うのは40年に1回くないの頻度で、って意味ですけど。

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『スタウォズ エピソド2』のマスコミ試写の案内状が来たが、上映時間が平日の午前8時スタートだ(笑)ってゆうか(早っ)ってゆうか(ぎゃー)ってゆうか(多くのディレクタさんたちは「そんな早く起きれん」って言うが、こちとら本番中で観れんのぢゃ!)ってゆうか(ぎゃー)。『エピソド1』の時もこんな時間帯にやったと聞いている。きっと、夜の、みんなが来易い時間に上映すると、マスコミの方々がお友達をわんさと連れて来かねないかも判らない、とゆうのを懸念しての措置かも判らない。判らないばっかりの人はだれ?(にっこり) ってことでともあれ、ゆけません。きゃん。

失意のまま今日の試写会、『海辺の家』のマスコミ試写に赴く。あ。ケビン・クライン演じる主人公の息子役が、ヘイデン・クリステンセンとゆって、こいつがエピソド2と3のアナキン役だそうではないか! よおし。『海辺の家』を観てスタウォズを観たつもりになる作戦だ。うははうはは。

『海辺の家』は、ポスタを見てもプレス資料を見ても「父と息子の間の愛情」ものである、とゆうによいがぷんぷんしている(笑)。ぎゃっ。観るんですけどね。観るんですけど覚悟して、一歩引いた位置から眺めようと思う。

結果、ああ、この映画の「父子愛」に限り、オッケィでした(笑)。ってゆうか嫌いなテーマとか言っていても、やっぱき問題はシナリヨ、演出、見せ方次第だってことだが(まぁ当たり前だよねえ)。

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Comp Martへワゴン売りのDVDソフトを見に行ってみるが、そうそういいのがない風味です。このお店のワゴンセールは波があるから、懲りずに定期的にちょくちょく通いましょう。

ワゴンではないところで、新作の『メメント』のDVDが売っているよ。ちょっと欲しいけど、安くならなければ買いません(にこ)。と、パッケィヂに煽り文句が印刷してある。「リバース・シークエンス再生」とかいう名称で、なんと、あの『メメント』を、「各シーンが起きた順に並べ替え」て観ることができるのだそうだ! うわッ。それって、駄目!(笑) 『メメント』はあの構成だから『メメント』なんだい! 時間軸の順に観たら、あんなの「ただの忘れっぽい人の話」ぢゃんか(笑)。技術の革新はたまにこんな残酷を平気でするのであった。

 5/30 “手元にある雑誌”に漫画が載るような漫画家を目指す、って考えって正しいのだ

『ピンポン』のマスコミ試写にゆく。通常、試写室で催されるマスコミ試写って13時半からスタートすることが多い。それがこの『ピンポン』の案内状には「13時開演」と書いてあったのだ。…たぶん誤植であろう。でも、変なけつかっちんになっていて今日だけ30分早く執り行うってことだったら死んぢゃうのだ。12時55分に到着するようゆこう。

同じような考えの人が10名弱おられ、既に試写室の席は結構埋まっております。13時をまあっても映画がはぢまるような動きはみられませぬ。ぎゃふん(笑)。ぼつりぼつりと、まだ人がやってきます。やはり13時半だと確信し『朽ちる散る落ちる』を読みつつ待ちましょう。結局、開演までに、この試写室はぢまって1、2を争うのではないか、とゆう多人数が集まったのであった。期待されてるぢゃん>『ピンポン』。

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松本大洋の漫画は一作も読んだことがないです。絵がね(にっこり)。ウェブの日記に悪口を書いて、あとから気が変わって好きになったりすると、しかし最初に表明したスタンスのイメィヂはなかなか払拭しづらかろうし、若しくは消し去ることが仮に出来たとしてもその場合は今度は「こいつが今書いていることは明日には考えが変わるかもしれぬ」などと思われる危険性も孕んでしまうが故に、特に嫌いとゆう方向の嗜好(変な日本語)ってのは曖昧にしておいた方が身のためなのだと、そこまで解っているけれども、少なくとも今の今までは松本大洋の絵は嫌い。だけど、松本大洋を読んだことがないとゆうのはその理由が最大ではない。

「漫画を読む」うちの一番大きな理由は「手元にある本に載っている」です。「この漫画が読みたいんだよう!」って買った雑誌に一緒に掲載されている、から、長時間手の届くところに置いてあるものだから、ぱらぱらといつの間にか読んでしまう。こうやって読む作品こそが一番多いでしょう。で、松本大洋は、それが載っている雑誌が手元に(少なくとも松本大洋の作品にまで読み到るほどの長期間)あった経験が、ない。絵に抵抗があるから読むとしても収録されている漫画の中でもより最後の方、よっぽど永い時間を一緒に過ごすことが必要で、そんなことが今までの人生でなかった訳だ。

ので映画『ピンポン』を観た場合に、その出来のどこまでが漫画の手柄なのかは判りませんでした。映画は、最初やたらとテンポが速くてちょっとついていけないかも…と思ったけれど、あとから訊いてみたらやはり単行本5冊分をこなすために、頭の部分はかなりのはしょりぐわいだったようです。でも、主人公のペコが試合に負けてやさぐれたあとくないからは、面白く楽しめましたね〜。

本当に、『少林サッカー』といいこれといい、球技を映画にするのにCG技術の進歩ってゆうのはとっても有り難いものだ脳!と思えてなりませぬ(にこにこ)。漫画を映画にできるんだから、全然卓球ができない俳優でもポーズさえ決めればそこに球を飛んでこさせることができるんだから、CGってこおゆうことにこそ使えぞかし、と主張したいですね(にっこり)。さぁ、いよいよスポーツに長ける意義がなくなってまいりました!(ぎゃはは)

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FMたじみ木下さち子さんと一緒にタワーズ15階のパーゴラへゆく。木下さんの番組で『少林サッカー』を紹介する、をかべのコメントを録音するのだ(笑)。「それいつ流れる奴ですか」「今日」 今日かよ!(笑) をかべがあんまりにも『少林サッカー』『少林サッカー』言っていたので、リスナにアッピールできることが言えようと思って依頼して下さったのだ。ぎゃー(笑)。「いくら静かそうなお店に入ったと言っても、ここでMDで録音するってんだとノイズが入っちゃいますけど…」「大丈夫大丈夫」「なに喋りましょう、観るまで知らない方がいいこととか、ありますよね」「あとで編集できるから、大丈夫大丈夫」「じゃあ、試しにやってみましょうか」 大丈夫かなあ(笑)。

大丈夫ではなかった(笑)。MDを8分ほど回し、ああ、でもこの中でon airに使えそうな箇所はほんの少しだよなあと思っていたら木下さんは「ちょうどいい尺なのでこのまま全部放送で流します」とゆうのだ。なにー!(笑)ってゆうか(困惑) そんな、まとまってない、言い淀んでいる、さらに言い間違えて言い直したりしている、そんなテプーを放送に! ぎゃー!

考えてみれば、毎日のようにラヂヨで喋りの仕事をしているレポート・ドライヴァたちですら、自分が言う内容はきちんと事前にノートに書いて構成を立て、準備をしてから臨んでいるとゆうのに、シロトがだらだらっと後先考えずに喋って聞くに耐えうるものができようはずがないではないか! きゃん。思い知ったよ。今度はちゃんとやろう<今度なんてあるのか!(笑)

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帰りがけにタワーズ内のCD屋を覗いてみる。と、『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』のヴィデヨが売っているではないか! しかもセル・オンリィで3800円だそうではないか! ぎゃっ。もう、こうなったら、3800円でDVDで売ってたら、買うぞ! レヂのお姉ちゃんに聞いたところ「ない」と言われました。ぎゃふん。そおか。しかし信じないも〜ん。どっかよそにはあるかもしれん(にやりん)。土日に、上京するので東京で探してみようと思う。オー!

 5/31 喰ったものと髪の色が補色の関係にある人生

本館の6食の今日のAランチは“グリーンカレー”だ。わあい。カレー好き。11時半を待って喰いにゆく。つけあわせとともに出て来たカレーは、しかしそんな思ったほど緑色ではない。インド料理店で出てくるほうれんそうのカレーみたいなのを想像していたのだ。たしかに、まっ黄っきいからは離れているかもしれんが、これ、グリーンかな。

もしかしたら色を表現した名前ではなく、“傭兵部隊御用達のカレー”とかってゆう、別の意味があるネイミングだったのかもしれない。

色でこのカレーに名前をつけるとしたら「変な色カレー」だ。そんな名前はどうか。「なんてゆうか、黄緑っぽいけどくすんでいて、言うなればオリィヴグリーンに近いと言えようが、それよりはまだしもカレーの黄色をよほど思わせる色カレー」とゆう正確な表記はどうか。

しかしきっと、『ニッポンの色図鑑』みたいな本を持って来て照らし合わせれば、おそらくこのカレーのこの色にぴったりと合った色にも、名前がつけられていることに驚くであろう。昔の人は恒河沙だの那由他だのみたいな数の単位とか多すぎる色の名前とか、現実にそこまで遣わねーだろ、みたいなものを考えるのが好きだったのであろう。もし昔の人が今生きていたら約1670万色カラーすべてに名前をつけかねないいきよいだと思わされることだなあ。

悪口を言っているのではない、カレーは美味しくおないぱに喰わせて頂きました(にっこり)。これを機に、6食は「色のカレー」ランチシリーズをはぢめてはどうか。月曜日は紫カレーだ。火曜日はピンクカレーだ。水曜日は蛍光カレーだ。木曜日はパステルカレーだ。金曜日はモノクロカレーだ。うわ。ピンクカレーだけは作り方も書いておこう。ターメリックの代わりにさくらでんぶを入れればよい。うわ。

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明日は東京で、大学時代の同窓会があるので上京するよ。みんなと会うのは何年ヴいだろうか。ここは、床屋にいっておされをしてかないといけません! いわゆるびびらすってゆうか「え、41にもなって、そんな!」ってゆうか、そっち方向の髪にしておきたい。CBCを出るときに受付のお姉ちゃんと相談して赤にすることに決定>ってゆうかなんでそんなことを受付のお姉ちゃんに相談するのか。赤いもひかんにしてもらおう。

一番の懸案事項は、今日からサッカのワールドカプッがはぢまるってことだ。床屋さんからワールドカプッネタとか振られたら、どお応えよう。ちょっとキリドキリドする。たぶん自分の性格からゆくと、「サッカ興味ないです」なんて正直に言わずに、その場をしのぐだけのものすげー適当な応えをするにちまいないのだ。そしてそもそも知識がないのでその場をしのいでいるのかどうかすらも判らないだろう。うう。床屋さんとの会話は、お互いに、興味がない話題でも面白そうに聞きあう(笑)ってゆう礼儀を重んぢたものであるだけに、いつも緊張感が漲っているよ(笑)。

幸い、をかべの髪をやってくださった床屋のお兄ちゃんはサッカの話題を一切なさいませんでした。した話はね、「スジャータの副社長が斉藤満喜子の旦那さん」とか「生稲晃子は事務所を辞めたので、昨年からはマネーヂャもいないまま全部自分でスケヂュル管理とか自分のマネーヂメントとかをこなしつつ芸能活動をしている」とかだ(笑)。何故、今、うしろ髪ひかれ隊!?

仰向けにされて髪染め剤を洗い流してもらい、起きわがって鏡を見ると驚愕!するような、そんな赤い髪になりました(にこにこ)。床屋のお兄ちゃんが「ベルギーのユニホームの色ですね」と言ったのが唯一の、サッカネタだったのです。そんなことを言われても判らないので、テキトーに返答しよう、「開会式に出にゆかないとね」だ(笑)。

さぁ、この、ラン・ローラ・ランロンブーの敦がもひかんになったような、そんな頭で東京へゆくのだ。何を着ると似わうのかが思案のシドコロです。にっこり。


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