◆99年11月の抜粋日記◆

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(11/1)　朝、いつもの和定食をおかめで食べて味噌汁。昼、モスで六彩がんものセットを食べて豚汁。夜、串揚げの店で仕上げにまぜごはんをオーダしたら付いてきたのが貝の入ってない貝の香りの味噌汁。ってゆうトリプル味噌汁デーだったことだ。日本人しておりますです。

(11/2)　今月から、HPの張り方を変えて“上から下へ向かって日付が大きく”なってゆくようにしたコーナがちらほら。なのだけど、これって昇順？降順？　をかべは数字が大きくなって行くからテッキリ「降りて行く」方、「降順」だと、思っていたのだ。ってゆうか今でも思っている。そしていつまでも思いつづけることであろう…（早すぎた男の目）。…なんて日記を書いていて、もっこ理由を思いついた。下に向かって増やして行くでしょう？　だったら降順なのではないかな…。「伸びて行く方向」ってのは“順”には関係ないのかな…（曖昧な目）。

(11/3)　祝日である今日いちばん嬉しいことはね、映画の試写会がないこと（爆笑）。そんなに、重荷なのか!?をかべ。…そゆふに、ハマりはぢめたら全力で走り続けちゃうタイプだから、一回足を止めるとぱたっとやめちゃうんだよな〜。もースポーツクラブも全然行ってないや＜行けよ。“お金もったいない”から。う〜ん、そうね…。

(11/4)　池袋で鳩の爆撃を受けたスーツを、今日クリーニングに出しに行った。田代本通のクリーニング・ベルというお店です。もう、前はいつだったか思いだせないくらい昔（おそらく5年は前ではないかな）に行ったきりなのに、店のおばちゃんは預り証を書く時「岡部さんだったね？」って言い当てるのだ。スススゲエ！　よく、そんな、5年も覚えているにゃー！　をかべは見た目とか、変わっていないのか〜？　オー？

…のみならないのだ。一昨日『200本のたばこ』の試写に行って、プロモータの亀井美澄さんってお姉さんから名刺を頂きました。その時をかべは「未だ番組の名刺ができてきていない（当たり前。作ってもらっていないからだ。わっはっは。だって、人と会って取材をする仕事ではないから、必要ないとされているの）」ってへんぢをして、だから名刺も渡さず単に「CBCのをかべ」だって口で伝えて済ましたのね。たら今日、『海の上のピアニスト』の試写に行ったらその亀井さんがいて。試写が済んで出てきた時に『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のプレスを、“岡部様”って書かれた封筒に入れて渡してくれたのだ。めめめめ名刺も渡していないのに、よくをかべの名前を覚えているなぁ！（さすがにまさか“をかべ”とは思わなかったようだが）　をかべって、覚えられ易いの？もしかして。

(11/5)　久しヴいにラヂヨにて声の出演です。CBCで10月からはぢまっている深夜番組『本気汗（まじる）』のコーナのタイトルコールを録ったのだ。ウルフマン・ジャックみたいに読もうと思ったのだけど、やってみたらリングアナのようになったのであったよ。違いを述べよ。（5点）

(11/6)　犬の飯椀を足で引っ掛けてひっくり返す。幸い、煮干しとかかつをヴしとかの乾きモノしか入ってなかったのでカーペットに散らばるにとどまってちょっとラッキ。染み込む系だと後片付けがとてもオックーだからね。でも、いくら乾きモノでもお掃除は面倒なのだ。ので門のとこにいる犬を呼ぶ。うちの犬（柴で名前はジロ）は椀に入っているとなかなか喰いつきが悪いくせに、カーペット上で餌をやるとよく喰うのだ。掃除機代わりに、あかった餌を全部食べてもらう。一件落着だ（にっこり）。しかしまー、なんで通常ならざる状態の餌は、急いで喰うのだろう…。“レアなものほど価値がある”法則かな？（はい・いいえ）　いや、だとしたら、家へ帰ってご飯を食べるより外食をするという気持ちは、うちの犬と変わらないってこと？なの？　あと、ソフトクリームは歩きながら食べた方が美味しい、とか、海水浴で食べる焼きトオモロコシは旨い、とか。犬並み？っていうか、それこそが動物として望ましい欲求？だったりする訳？　どうよ。

(11/8)　送別会のプレゼントでgrateful deadの熊の縫いぐるみをあげたのだけど、さほど受けませんでした。理由を考えてみると、1；熊とか縫いぐるみとかが好きではないかもしれない。2；お店で渡すのを忘れていて、道に出て来てから歩きながら渡したので感慨も何もあったもんぢゃなかった。3；gratefuldeadの熊はいろいろカラフルな模様のが売ってるんだけど、その中から「できるたけ色を多く使っている奴がいい」とかっていう基準でウスラぼけたみたいな柄のを選んだのが、敗因。とほほ（にっこり）。送別会が楽しかったから、全然気にしてません（ぎゃはは）。

(11/9)　夜から『ファイト・クラブ』の試写に行って来ました。マスコミ・映画館関係者向け試写って奴です。が、4日の日記に書いた通りをかべはプロモータの人に“CBC”の名刺を渡していないので、をかべ宛てに試写状が来ることはないのね。ので、マスコミ試写ってのはすべて、誰か他の人に来た招待状から情報をもらって観に行っているのです。今回の試写では珍しく、終わってからアンケートを回収していました。当然アンケートには住所氏名を書く欄があるので、をかべとしてはここはなんとしてでもアンケートに“CBCのをかべ”って書いたのを提出したい。が、入場の時にをかべにはアンケート用紙は渡されなかった（笑）。「書くからくれ」って言うのも、ヤだ（＜しゃい）。「とほ」って思って1階に降りてみると、こうゆう場合にありがちなんだけど、プレスとアンケートが捨ててあるの発見！　うわーい！　早速拾って記入して、提出しに劇場へ戻ったのだった。うわーい。プロモータのおっちゃんも「アンケートを出し忘れたので戻って来た」って言ったらお礼を言ってくれたことだし〜。わーいわーい。こんで今後、をかべ宛てに試写状が来るようになりますよ〜に！　…あ、ちなみに、『ファイト・クラブ』はアンケートを出す価値のある、面白い映画だったのでそれも助かった要因の一つですね。「面白くなかった」に◯打ったのなんかを、戻ってまで提出したくはないよね（にこ）。

(11/10)　Ti-Haをふたつ買います（10月6日の「ご託」参照）。で、「どっちがいい？」っていっこ渡して、空いた手にもういっこを渡すのだけど、順番があって、必ず先に冷たい方、ののち熱い方を渡すようにします。レポドラの土屋くんに昨日これをやったら激しい反応を見せました（にこ）。ので今日はレポドラの我山くんにやってみた処、割りとおとなしい驚きを表現していました（にこ）。コツは、身構えないこと、かな（笑）。

ミステリィのトリックを思いついたの。小説を書く気とかないので、ここに書いちゃおウ（にこ）。殺人が行われた時、被害者の最期の言葉が目撃者に依って確認されている。その情報を元に捜査が進められていくのだけど、“最期の言葉”がダブルミーニングで、想定されていなかった人物が犯人だったっていうネタ（だいたいミステリィは想定されていない人物が犯人だけどさ）。で、ダブルミーニングの作り方ってのを、「読唇術で判断した時にふたつ意味を持つ並びの音」にするの。目撃者が確認した“最期の言葉”ってのが実は読唇術に依る読解だったってのを伏せておいてだなぁ…。っていうミステリィ作品って、今までにあった？

(11/11)　朝ごわんの時に思いついたのだけど（にこ）、腹話術と手話を習っておいて、聾の人と手話で話している時、相手に知られたくないこと（悪口とかさ）を周りには伝えたい際に唇を動かさずに話をするってのはどうよ？　昨日からそんなことばっかり考えているマンだなぁ！

(11/12)　松村邦洋の『本気汗』って番組の中で斉藤マッキーの話が出たので、ソッコー、マッキー情報をFAXしたら読まれたよ（笑）。6Fのラヂヨ編成制作のFAXで、7Fのスタヂヨに送ったのだ。わははわははわはははは。おニャン子に関しては生涯シロトのココロを持ち続けたいと、切に望むよ。

(11/13)　イタ飯屋でトイレに行ったら、“手を洗った後で温風で乾かすマッシーン”のスイッチが入っていなかったので自分で入れたよ。それが今日のレアな経験です。

(11/15)　13日の土曜日に「映画『将軍の娘』に行こう」って急に決めて、金券ショップで中日本興業の株主優待券を2枚買ったのね。平日のうちに行くことを決めていたら、（『将軍の娘』のチケットなら）CBCで1枚800円で買えるものを…って思ったのだけどまぁいいのだ。ところが、ごわんを食べているうちに映画もおどが薄れてしまい、延期になりました。ってことで、どうせ延期になったのだから『将軍の娘』は800円のを買い直すことにして、1300円で買った安売り券2枚は他の映画を観るのに使うことに決定。てんで今日、『ガラスの脳』の試写の後に『WHO AM I？』と『肉屋』を観る！という強行軍にでたのだ。

が、ここまでは単なる前フリです（笑）。てなことで13時45分に家を出ました。試写会場に着き、14時半の映画スタートとともに靴を脱ぎます（にこ）。なんか、オヤヂ臭くってやなんだけど、10月30日の日記と同じ理由で、まぁ脱ぐのを自分に許している（わはは）。『ガラスの脳』終了が16時10分。靴を履きます。引き続きグランド6へ行って16時25分から『WHO AM I？』。また靴を脱いでいます。18時半の終了とともに靴を履いて、グランド5へ移り『肉屋』が上映されている18時55分から20時半まで、靴を脱いでいます。終わってからはとっととお家へ向かい、帰宅したのが21時5分。さて！　外出中に靴を脱いでいた時間は、靴を履いていた時間の何倍でしょう？

(11/16)　9日ぶいにスポーツクラブへ行ったのぢゃ。もう、最大級に体重が増えているね〜ん。きー（泣）。ほんでおふよに入ったのだけど、おふよ場がさぶいのだ。冷たい風が吹いていたよ（吹くなよう）。平日の真っ昼間の13時頃に、そんなスポーツクラブへ来ている男性なんてーのは少なくって、そのせーで寒風が吹いていたのかもしれん＜どんなせーやねん！　“スポーツクラブのおふよは、なんか循環させたお湯みたいで臭い”から湯舟には漬からない、のだけどさ、あの洗い場のさぶさには参ったのであった。ふるふる。

(11/17)　まだまだ増殖中のをかべのHP。今度は小説を書いて張ろうと目論む。試写会に行くじでん車の道すがら、アタマの中で内容を煮詰めて行きます。思いのほか小説ってゆるくって（笑）、小説一本と詩一編の企画がばりばり形になってゆく。ああ、ここにパソコがあれば今すぐにでも打ち込むのに、とじでん車の上で惜しがりつつ新しいペヂーの成功を確信する。…そうして試写会も終わり帰り来て、いざ、パソコに向かってサキホド考えた小説を文字にして行くと、驚愕すべき事実に直面する。なんと、フィクションを書くのは恥ずかしい（！）のだ。すっげー照れくさい！　何を、存在しない人物を描写して、ありえなかった行為を表現しているんだ、コイツは!!（嘲笑）　ぎゃー恥ずかしい!!　思い出した。漫画を書いていた時分も、決してストーリィ漫画を画くことが出来なかった自分の性格を。ダメだ。小説なんて書けない。モチーフとエピソードと小ギャグをあげるから、誰かをかべの発想を活かしてよ（笑）。

(11/18)　一緒に番組をやっているディレクタさんがiBookを買って来ました。ので、一歩乃至数歩先ゆくまっかぁである我々がいぢってあげることと言ったら！　初期設定なんかイワレルガママになさってたし（内証だけどさ、をかべだったら自分独りでやりたいって思うだろうなぁ）。をかべもね、クラリスとシンプルテキストのエイリアスをデスクトップ上に出してあげたりしたよ（笑）。ヨカレと思ってね。だってきっと、絶対便利だもん!

(11/19)　朝4時45分に家を出る時、「今日まで獅子座流星群が見れる」って言ってたのを思い出した。昨日は曇り空で星なんか全然ダメ虫だったけど、今日はどうだったんだろうって空を見上げたら、ちょうどオリオンに流れ星を見ることが出来ました！　わぁい！　をかべ、ココロガケいいぢゃん（はあと）！　その後もじでん車に乗りながら空を見上げてたけど結局見れたのはそれいっこでした。でもまあ、満足ぢゃよ。にこにこ。

(11/20)　NASでF.B.（脂肪燃焼を目的としたエアロビ）のレッスンを受けたら、郷ひろみの『ゴールドフィンガー'99』のもと歌（英語の奴）がかかったのだ。へー。いい曲ぢゃん（笑）。そうして、レッスンあと、ストレッチの際の腹筋のBGMに、今度は『WILD WILD WEST』がかかりました。わぁい。いい曲ぢゃん（笑）。腹筋が、そんなに苦でなかったよ。…つまり、多少なりとも興味のある曲をBGにして頂くと大層負荷が軽減する、若しくは、をかべは普段よっぽど英語の曲を聴かない生活をしているマンだ、ってことですかな。かっかっか。さすがAMラヂヨで仕事をしているだけのことは、（ある・ない）。

(11/22)　生まれてはぢめてチェキ！で写真を撮ってもらった。のだけど、やっぱり撮ってもらうんではなかった…。とほほ〜。持論である「フォトヂェニックでないマン（をかべ本人のことだ！）は、写真を撮ってもらうべからず」は、守るべきだ。つくづく〜ん。

(11/23)　いつも行くおかめが祝日で休みのため、今日の朝ごわんは東急ホテルのラウンジへ行ったのだった。セットは高いからばらんばらんに食べたいものを単品で頼むのだけど、をかべはレーズンブランとシナモントーストという選択です（にこ）。シナモントーストにはバタを塗ってその上に“使い放題”のジャムを塗って食べるのだ。わはは。ブラックチェリィ（ダークチェリィかもしれぬ）のジャムと、オレンジマーマレードと、苺ジャムがあって、全部試してみた結果、苺ジャム+バタ+シナモントーストの組み合わせが一番美味しかったぞえ。

(11/24)　ミキサーの岩室くんがをかべのじでん車に乗っている状態を「めっちゃ姿勢がいい」って言う。背中がまっすぐなのだって。え。そうか？　仮にそうだったとして、じでん車って、そんな猫背で乗るかー？　ってゆうかお買い物じでん車だし。ってゆうかをかべは靴下を履きたくない理由が“前屈みになりたくない”ってくないだから、普段からふんぞり返ってるマンだしさー（笑）。

(11/25)　荻野さんの『孔雀王』の文庫を1巻2巻と買いました。名大漫研の先輩なのだけど、作品を購入したのははぢめてでシュ。ってゆうか読んでもいなかったものねえ。思えば、同じく名大漫研の後輩である鷹岬諒氏の作品も、読んだことないなあ（にこ）。いっくら同じ漫研に所属していたことがあったってっても、趣味と違う漫画は、やっぱ読みませんことでございます。では、なんで今回荻野さんの文庫本を買ったかってーと、書きよろしのあとがきエッセィに名大漫研時代の話が連載されているから！なのでした。にっこり。そうゆう理由で本を買うことって、ある！（あるある・そうゆう時本文は読まなかったりするけど〜）

(11/26)　番組のノヴェルティのカレンダに使う写真の撮影がありました。カメラマンは（カメラレディか？）神尾さんなのです。出演者さんをいろんな背景で撮るのだけど、若狭さんで設定した背景というのが放送センタの屋上。…だけど、いつも開いていた屋上への扉の鍵が閉まっていたのだ（まぁ、ふつう閉めておいて当り前と思うけどね）。鍵を借りに行くと「なんで屋上に出たいのか」とか、絶対総務とかが煩いにちまいないから、ことは内密に運びたいマンだ（にやり）。ので神尾さんに“屋上への秘密の出口”を教えてあげました（にやにや）。あるんだなー、それが。「窓づたいに行く、なんてのはイヤよ」って神尾さんに釘刺されちゃったのだけど、そんなことしませんよ〜（わはは）。出口の存在は知っていたのだけど、をかべも実際にそんなとこ（いったい、どんなとこなのでしょう！）から出てみるのははぢめてだったので、なかなか新鮮でよかったよん。

(11/27)　スポーツクラブNASで、1リットルのバーモントドリンクを配っている。帰りにくれるのだ。で、今日も鍵を返しにフロントへ行った処、受付に「バーモントドリンクはひとり一本とさせて頂きます。ご了承下さい」と書いて張ってある。のを、直前に見ちゃったのが敗因だったよな〜（笑）。お姉ちゃんがバーモントドリンクを取り上げて「これは…？」って問うてくれたので、「一昨日頂きました」withこの上ない笑み、というへんぢを返してしまった。をかべのキャラクタからいって、こうゆう時はイケシャーシャーと頂いちまって「けけけ」と陰で笑う、ってのが合ってるのに〜。まではいかんでも「withこの上ない笑み」は余計やろ。もー。偽善者なんだからー。と思った次第。この例なんかは「善と偽善」の区別を的確に顕してると思うけど、いかが？

(11/29)　『ジーンズ　世界は2人のために』っていうインド映画のマスコミ試写会に行ってきたのだけど、これ、最初に届いた案内状で、会場の場所が間違って記されていましたね。のせいなのか、または同じ時間帯に他の会場にて『雨あがる』と『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の試写が行われていたせいなのか、『ジーンズ』を観に来たのは5人だけでした。うーん。面白い映画だったのに、惜しいことなのだ。

(11/30)　コイン落としをあんなに熱を入れてやったのは、生まれてはぢめてだ。ああ、面白いねえ！　しかしお金がどいなけでもなくなってゆく…。でも面白い。だが、お金を湯水のように…ってーかコインのように、遣ってしまう〜。きゃー。ぢゃらぢゃらざらざら。ああ、楽しい。