◆01年04月上半期の抜粋日記◆

01年3月分下←*→4月分下 / 『最新の抜粋日記』

(4/1) 電撃ネットワークのライヴに行く。若い子たちにまぢって腕を振り上げるよ(笑)。最初は抵抗があるけど、ちょっと見ているとどの曲のどのタイミングで腕を振り上げればよいか覚わるので安心だ(笑)<“間違って腕を振り上げるのを極度に恐れる男”の中の男だ<これぞ、学歴社会の中で培われてきた「失敗を恥と思い、石橋を人が叩くのを見てからでないと渡らない」心理である<きっと今後も一生こうだし、この位置でこそ惑わずにいられる自分がいるのであった。わっはっは。なんてゆー楽しい時を過ごしていたのだが、もともと肩凝りがひどゲだったのに加えて、強制的に500円で買わされるワンドリンクでビーユを呑んだりしていたものだから、久ヴぃさに来ましたね〜、貧血(ふらふら〜)。おニャの解散後にあった新田ちゃんのソロコンサートでくらくらっときて以来ではないか>ライヴでの貧血症状。当時はしゃがみ込んでことなきを得たけど、今日はオールスタンディングのライヴなのでその場にしゃがんでなんておれませぬ。ひー。ってんで、ふらつきながらロビィを目指す。しかし、本当にぎりぎりまで耐えてた(<だってライヴ観たいぢゃん)ので、歩いていてもどんどん症状が悪化してゆくよ(笑)。もう、人と人の間を歩いていても目の前が真っ暗であとどのくないの距離なのか、本当に次に踏み出す一歩の位置に人がいないのか、判らないまま進むよ。我ながらスゲエな、と思いつつ、しかし倒れる前にちょっとしゃがんだ方がよかろうと判断し、会場内でしゃがみ込む。てゆーか正座して頭を低くする。ドゲザって奴ですね。うん、ちょびっと楽だ。と、お客さんのひとりが「大丈夫ですか?」って声をかけてくれる。ほう! 電撃ネットワークのライヴよりも、目の前でしゃがみ込んでいる気分の悪ゲな他人の方に気を回す人が、いるものなのだなあ!とプッチ驚きです。いや、をかべだったら絶対ほかっとくぞ>気分悪ゲでしゃがんでいる奴。だってライヴ観たいぢゃん〜。と思うのでその人には「単なる貧血ですから、出て横になってればすぐ治ります」とへんぢをしてまた移動開始だ(笑)。そしてロビィに出てへたっていると、今度はスタッフが来ましたね。ああ、ライヴスタッフはこうゆう客にも気を配らなきゃならないとは大変なのだ。同じよーに返答して、階段のとこで座ってばてるのであった。少し気分が治り見渡してみると、結構貧血になってる奴らが多いみたい(笑)で、座り込んでた階段のすぐ後ろの踊り場では女の子が寝っ転がって死んでいるぞ。うーむ。とにかく、ライヴを観に来て外に出ているほど馬鹿らしいことはないから、ちょっと治った時点でもっかい会場に入ってステーヂを観るのだ。そろそろ最後の芸らしいのだが、「お湯を張った上に立ち、体全体に大きなビニル袋をかぶせて、足元のお湯にドライアイスを投入し、ビニル袋内の空気を二酸化炭素ばっかりにする」ってのをやっていた。…気分悪いの再燃だ(笑)。電撃ネットワークのライヴは、よっぽど体調を整えて来ましょう! ってゆーかオールスタンディングって、どうよ、なのかもしれない。うーんうーん。新田ちゃんのコンサートの後では次回に備えて体力作りのため縄跳びをはぢめた(笑)のだが、21世紀になって縄跳びでもあるまいし…(笑)。

今日聞いた嘘の中で一番よかったのは、MUSIX!の中で石川梨華が言っていた「実はヘリュウムガス吸ってるんです」だ(笑)<アニメ声だから脳! そしてテロップでも、「ヘリウム」ではなく「ヘリュウム」って表記になっていたのが、とてもおしゃれでした(にこにこ)。言うぢゃんねえ、「ヘリュウム」って。今後は「アルミニュウム」「カドミュウム」って書くように、心掛けよう!(にっこり)


(4/2) レポドラの岸明子我山亜希子ダブル「アキコ」と一緒に三越9階の東洋軒でおひゆごわんです。先週はブラックカレーを食ったけど、今日はハヤシライスをオーダしたのだ。美味しい脳(にこにこ)。9階は見晴しがよく、岸くんが下を走るレインボーカーを発見。パブリ勤務が終わって戻ってきた土屋順子塩屋江里子ダブル「屋」チームが乗っている奴だ。なんでこんなに分け易くペワになっているのだ、君たちは。チョコエの動物の色違いか。さて、車が停まるのを見計らって我山くんが土屋くんのケータイに電話をして誘います。見事、ふたりを召還するのに成功だ。9階から見ていると電話を受けてこっちに向かってくるさまがよく判るよ。ああ、これこれ。“高いとこから指示を出して人を動かすために使う”って目的だったら、ケータイを持ってもいいと思った脳。ってゆーかそれはトランシーバ遊びだ。そうか。

朝日新聞夕刊の「ナゴヤマル」とゆー読者からの声を電話で受けるコーナに、神戸の六甲ライナーの話が載っていた。高架を走るため、マンションの窓が覗けるような場所に来ると窓ガラスが曇る仕組みになっているとゆー。電気を通すと曇るって奴かな?<うろおヴぉえだけど。瞬間曇りガラスって名前だそうだ。これは、使えそうだ脳(にこにこ)。例えば、夏でもラーメン屋に入ると眼鏡が曇るようにする、とか。

月はぢめはいろいろ(ネット関連で)やることがあって忙しいったらない。HPで更新しないと死んでしまうペヂーもまだまだ残っていて、そっちを全部済ませないと確定申告の続きに戻れません!(ズバッ) なんて方にばっかり気が行っていて、メーユの署名を書き換えるのを忘れていたよ。メーユの署名も毎月書き換えないと死んでしまうのだ。ぎゃー。“魚座のA型の自分ルール”ってのは、難儀だ脳。しかし、幸いなことには、4月になってからまる二日経つが、まだ一通もメーユを受け取っていなかったのだ。受け取っていなかったら出しもしない人は、だれ? うっはっは。セーフセーフ。4月になったにもかかわらず3月分の署名を受け取るなんて人がいなくって、本当に救われた思いです。ららら♪ ってゆーかメーユ来なさ過ぎ(笑)>あ、メーユが欲しいってことではないですので(笑)お気遣いなく。


(4/3) アナウンサの住田さんと一緒に仲良く献血ルームにゆきます。行くのと帰るのは仲良く一緒でも、献血時は別々だからそれは真の一緒と言えるや? さて、検査用の採血をした後で問診をするお医者が、前回3月17日の献血の結果を見て「前回の血は(ALTとかγ-GTPとかの)値が基準値を超えていたので使われることなく捨てられた」と言う。そんなことは初耳なのだ。前々回だってその前だって、超えてたのに言われなかったぞ。しかし、騙されてはいけない。今日のこの医者は、栄の献血ルームにたまに出没する“献血する気を削ぐぢぢい”なのだ。問診の仕事ってのは血液検査の結果を見ながら血圧を計り、採血に適しているかどうかを判断するとゆーものなのだが、このぢぢいは常に献血に来た人間を不愉快にさせることを心がけているぢぢいなのだ。そもそも献血ルームの問診ってのは、名大医学部の同級生がやっていたことがあるので知っているのだが大学病院の若いお医者がバイトとしてやる仕事で、こんなよぼぢいがやってるってこと自体怪しいと思っていた。値が落ち着いた今回も、なんとか献血をさせまいと難癖をつけてくるにちまいない、と思っていたら案の定「今日の検査結果は値が下がっているが、これは検査方法が違う」(だったらその検査になんの意味があるのだ)「だから今日も、採血した結果捨てることになるかもしれないが、それでも採るか?」だそーだ。ええとね、今回は“何故か献血者を敵視するぢぢい”が担当だったからそれに反発しているように思われるかもしれないけど、それを外したとしても、『献血ルームにまで献血に来た人間がそんな不確定な理由で献血をしない』などということが、あるか? はっきり言うと、こっちは血を採ってもらって500円の図書券がもらえれば、採った血をどうされようと(捨てようが売ろうが)知ったことではない。献血って、その程度の意識でやるから続けられるしリピータにもなるのではないのか? 「自分の体から採血した血は一滴たりとも無駄にしてもらっては困る!」なんて考えをみんなに持たれたら、困るのは血液センタの方ちゃうんか。と思う次第でした。もちよん、血漿成分献血をしてもらったよ(笑)。『ムトゥ 踊るマハラジャ』のヴィデヨを観つつ脳。

5月から名古屋シネマテークでロードショウ上映される映画『ツバル』の試写会にゆく。観終わってからプレス資料を見たらドイツ映画らしい。なんで観ている時に判らなかったかというと、字幕が一枚も出ない映画だからです。サイレントではないけど、「文章を発言する」ことが一切ない映画なのだ。相手の名を呼んだり、「インペーリアル!」(ボイラーエンジンの名前)とか「レジ・システム」とかの単語を発音するくないでしたね。あ、別れる時「チャオ」とか言っていたな。わざと無国籍にすることでどの国でも受け入れられるってのを狙ったのでしょう。画面も全編セピア調、のくせにカッとごとに茶色がかったり緑がかったりブルーがかったり、くるくる切り替わる。そんなんで話が解るのか、とゆうと、必死についてゆくと解る(笑)。そしてすっげー面白いのだ(にこにこ)。あー、みんながこれを観ればよいのに。

『ツバル』
Q:「ツバル」は南太平洋にある国の名前で、「8つの島」という意味である。(はい・いいえ)

上記の状況下で「献血をしないメリット」について考えてみた。献血ルームに来た、とゆう時点でそれなりの時間がかかる覚悟は出来ている。てゆーかそのつもりで時間を空けて来ている。ので、急に献血をしないことになってもそれは時間を得したとは思わない。どころか、今日に関して言えばふたりで連れ立って来ているので、独りだけ献血をやめにしたところで献血ルームからいなくなることはできません。さらには献血が終わってから試写会に行けるような時間組みで来たのだから、することもなく時間が空いた方が困るのだ。痛い思いをしなくて済むだの、血が減らなくて済むなんてのは問題外。通常の献血で行われることはすべて納得しているので、それを回避してもメリットだとは感じません。では「献血をしないデメリット」としては何があるか。まずそんなに不安な値を示す可能性があるとゆーのに、血液検査がなされないことになる。血漿成分献血を選択しているのは最大年間24回、2週間に1回の割合で献血ができるからなのだが、今日採血されないとこのローテーションが狂う。そして上にも書いた、図書券がもらえないではないか! 血液センタが「血を採った揚句に検査をしてその結果捨てなきゃならない」とゆー手間をデメリットと考えるのは、それはこっちの知ったことではない<献血に関してはいろいろ知ったことではないのだった。こっちは他のものでは代え難い血液を供出してやってんだから、それくないやりやがれ!ってのが本心ですね。…などと考えつつ帰ってくる途中で気づいた。献血ルームの問診ぢぢいも、ナイアルラトホテップではないか?(笑) そうか、ナイアルラトホテップ同士だったら、こうゆう応対になろう、と思うよ。うーむ(笑)。なんて難儀な。

とゆー日記の書き足しを自宅で打っていたら地震が揺すったよ。わー。マッサキにしたのは、パワァブックをスリープにして閉じました。開いている状態で上からものが落ちてきたら泣いちゃうのだ。雷の時と似たような反応をすることが判明したことだ脳。…次は火事の時か<ヤ〜ン。


(4/4) 今日から三越で“パティスリー&パティシエ フェスティバル”です。7階の催物会場に東京や神戸のケーキ屋さんがいっぱい来るのだ。ぎゃー。行かないと死んでしまいます! ってゆーか、こうゆうのに行かない人の気がしれない。三越も、常設でやればいいのに。こうゆう洋菓子屋さんばっかり集めた企画ってのは、よくある“イタリヤ物産展”とか“大北海道物産展”よりもスタンスが明確で居心地がいいよね。イタリヤのお菓子が欲しくてうろついている時に、くまのぬいぐるみを作るために日本に連れて来られて、でもお客が寄りつかなくって手持ち無沙汰にしているイタリヤ人のおばちゃんの怨めしゲな視線を浴びる、なんて思いをするのはヤぢゃ。ヂャンルがみんな一緒のケーキ屋さんってことなら、人気の差は実力の差ってことで少なくともこっちが納得できるので安心して見て廻れるのであった。うひょうひょ。

今日の日記は改行しても全部この話ですが(にこ)。来週の月曜までの会期中に、できゆたけいろんなケーキを試したい。さしあたって初日の今日は“イートインのみ”の『神戸・御影 御影高杉のミルフィーユ・紅茶セット』と“毎日2時より限定発売”の『神戸 エスト・ローヤルのシュー・ア・ラ・クレーム』を狙うのだ(笑)。こーゆー限定系の枕詞がつくのに弱い人は、だれ? 11時半過ぎに御影高杉のイートインコーナに並ぶ。昼飯どきのためか、思ったよりも列はみぢかい。10分も待たないで入店できます。催物会場の一角を仕切ったお店なので、ふたり席が12テーブル、全部でいっぺんには24人しか座れない広さです。ご相席をお願いされちゃっておばちゃんと一緒のテーブルに着き見回すと、えーと、男性客は一人もいませんね(笑)。うーんうーん(笑)。食べ終わって出てくるまでにはお母さんに連れられた子供が、男性として名乗りを上げていたが、そいだけでした。もっとみんな頑張ろうよ、って感じだ。こーゆー時に臆さないのは、作っているパティシエが男性なのに男が食って何が悪い!と考えることができるからですね(にっこり)。これは「画いている奴が大人なのに、大人が漫画を読んで何が悪い」「演じてる奴が40過ぎているのに、40で電撃ネットワーク観に行って何が悪い」と同じ理屈だ。悪いことは何もない法則だ。ミルフィーユは美味しかったよー。ミルフィーユの周りに配置されているカットフルーツの中に、ショウケースのサンプルにも広告写真にもあったバナナが入ってなかったけど、まぁ、バナナだから赦そう(笑)。キウイや苺だったら赦さんところだ<赦さんくっても何もしないけど。会期中にもっかい来て、今度は「アシェット・紅茶セット」を食べましょう(にこにこ)。

御影高杉を出て12時10分です。14時からのシュー・ア・ラ・クレームの限定発売のために並びたいのはやまやまなのですが、売り場を見に行ってもまだ全然列ができる気配はありませぬ…。うう…。みんな、ケーキを甘く見とるな。仕方ないので13時に戻ってくることにして本屋へ立ち読みにゆく。そして帰り際には、並んでいる間に読む用に山田風太郎のミステリー傑作選『十三角関係』を買ってきた。これで並ぶ態勢万全です。13時過ぎても列なんて全然存在しないけれども、とにかく精神的に並ぶ。独りで立っているように見えても列だし、並んでいるのだ。少し切ない思いのまま待つこと10分弱、子連れの若いお母さんふたり組が「これ、並んでいるんですか?」って訊いてきた。これを待っていた(大笑)。「はい」そして「こっちに並ぶみたいですよ」誰が決めたかと言ったら、俺さまだ(哄笑)。数分後、店の人たちが仕切り柵を持ってきて長く延びた列の整理にかかる。勝ちだ。うははうはは。すぐ後ろに並んでいる二人連れのガキが落ち着きがなく、店のディスプレイを剥がしたりレヂの内側へ入って行ったり大暴れをしているのが気に障るが、まぁ<何が「まぁ」か。そして解ったことには、前回シナボンを一番乗りで買った時もそーだったけど、最初の客に対応する時ってレヂの体系がまだ整っていないから、もたつくねー。「6個と8個を別々に包んでくざさい」ってだけでパニックを起こしていたよ<ひとり目からそーゆー手間なオーダをするから(笑)。お味はね、美味しかったけど、まぁ普通(にっこり)。明日は何を買いに来るかな(にこにこ)。


(4/5) ロバート・デ・ニーロの出ている映画『ザ・ダイバー』の試写会にゆきました。いつも映画がはぢまる前に、もらったプレス資料で俳優さんがこれまでに出演した映画をチェックします。デ・ニーロので観たのは『ディア・ハンター』(憶えてない)と『アナライズ・ミー』(ああ、あれか)でしたね。ああ、デ・ニーロって、あの人か、と思い出す。今回の登場人物の中ではデ・ニーロの奥さん役のシャーリズ・セロンって女優を一番観たことがあって、『セレブリティ』『マイティ・ジョー』『サイダーハウス・ルール』『ノイズ』『レインディア・ゲーム』『バガー・ヴァンスの伝説』に出ている娘だそーだ。ほう!ほう!“あんまり印象深くない”ってのを確認したよ<普通こんだけの本数観てたら憶えてそうなもんなのにね。お話は、アメリカ海軍初の黒人ダイバーになった男の実話に基づいたものでした。閉所恐怖とかがあって息苦しくなる人は、観る時要注意だよ(にっこり)。

『ザ・ダイバー』
Q:主人公が父親から譲り受けたラヂヨに書かれていたイニシャル“ASNF”とは「生涯忘れない息子」(A Son Never Forget)の略である。(はい・いいえ)

試写会が17時半終わりだったので、今日の三越詣では18時前になりました。目指すは新聞広告に一番でかでかと写真の載っていた『東京・深沢 ル パティシエ タカギのアルパジョン』です! チョコレイトのケーキなのだ。…が、こんな遅い時間まで残っている訳がありませぬ。とほほ〜。仕方がないので高木シェフのレシピの載った本「高木康政 四季の菓子」(PARCO出版・1600円)を買うぞ。綺麗なケーキの写真を見て満足しておこう。本を持って列に並ぶ。ショウケースに2種類だけ残っているケーキがばんばん売れてゆく。いちごの入った若草色のケーキと、桃の入ったカシス色のムースです。…レヂに到達する。「この本と、一個ずつ下さい」。ぎゃー。買っちゃった♪<タンポポ風味。2種類しかないのを一個ずつ下さい買いしたので名前も確認してないけど、すげー美味しかったよ(にこにこ)。よかったよかった。望むべくは、買って帰るのではなくその場で食えるようイートインにして頂きたいところですね。その場で食うんだったらどっちか一個で済んだところを<やっぱお持ち帰りで一個だけ、ってのには抵抗があったらしい。まあ、でもひとつ400円程度のケーキを売るのにそれでは、個数売れないし場所はとるし、いいとこないか。うーむむ。てなとこで、明日こそはアルパジョン狙いかにゃ〜(ららら♪)。新聞広告を見て(このためだけに3日の中日新聞夕刊が取ってある)決めましょう(にこにこ)。


(4/6) うちには超音波洗浄器がある。家族の誰かが通販で買ったものだ(それが誰かは詮索しない性格をしている人は、だれ?)。朝の番組のメインパーソナリティの多田さんが超音波洗浄器を見たことがないと言うので、会社に持ってゆく。視力がよく、眼鏡をかける習慣のない人は、考えてみたらこんな機械に触れる機会もないのだろう。番組が終わってからみんなを集めて超音波洗浄器を始動します。洗う対象はをかべが普段かけている眼鏡です。本当は、ヒトサマが見ている前で「をかべの眼鏡、汚〜い」ってのを示したくない脳。こーゆーことから「ぶんじょうけん鍵きった」ってイヂメが産まれてくるのだ<子供か。でもせっかくのパフォーマンスなんだから、眼鏡は汚い方が活きるしね。つうことで半年以上超音波洗浄をかけてない眼鏡を投入しました。おお!と挙がる感嘆の声。さぞや、もやのよーなけむりのよーな汚れがいっぱい滲み出てきているのだろう。ここで救われたことには、をかべは眼鏡を外すと視力が0.01になるマンなので、自分の眼鏡がどれほど汚らしい存在であるかをみなさまに披露しているさまを、自ら確認することが出来ないのだ。“あたかもヒトゴトのよーに、何が起こっているか見えないから純粋に単なる物理現象に立ち会っているかのよーに、ふるまっていた男”の中の男だった。「自分がひき起こしたことでも視野に入らないものは自分の責任ではない法則」ですね<境界性人格障害

三越9階の東洋軒でおひゆごわんです。今日はこのあと7階に下り“パティスリー&パティシエ フェスティバル”でケーキを食べないと死んでしまうので、軽く済ませるのだ。てことでカニクリームコロッケとライス単品、って組み合わせにします<どこが軽いかと言うとスープもサラダもデザートもコーヒィも取らない辺りだ。食い終わりレヂにゆくと、向こうの方にいたお姉ちゃんがわざわざレヂのとこまで「毎度有難うございます」って言いに来た(笑)。ぎゃー。先週の月曜日と今週の月曜日に来て、今日でたったの3回目だとゆーのに、もうはい憶えたか!>お店のお姉ちゃん。ぎゃー。憶えてもいいけど、言うかなあとは毎度思うことだ。ぎゃー。どうしよう。;もう行かない。;まだ行く。

今日はこのあと(<「今日はこのあと」ツー)試写会にゆくので、ケーキはテイクアウトではなく喫茶コーナで食べることにしたのだ。並んでいる間に持ち歩いている新聞広告のコピィを出してショウケースの中と見比べ、「やっぱ名古屋では易々と食べられないのをメインに食べよう」「残ってる個数が少ないのって、そそるよね」「ぢゃあ『神戸 パティスリー・トゥストゥースのタルトフレーズ』と『名古屋 カフェタナカのモンブラン』にしようか、どっちも2個ずつしか残ってないし」「うん」なんて話していたのがすぐ前に並んでいる2人組の女の子たちにきっと聞こえていたのであろう、目の前で取られた(笑)。ぎゃー。仕切り直しぢゃー。ええと、ショウケースにまだ沢山残ってはいるけど、『銀座 ダロワイヨのオペラ』『神戸 菓子sパトリーのお母さんが作ったクレームカラメル』『カフェタナカのベリィのタルト』にしました。うん、どれも美味しいし満足。でも、こいなけ食べてみて解ったことなのだけど、ル パティシエ タカギのケーキが優れているのは“食うまで味が判らない”点にあるのだ。今日のみっつはチョコケーキはチョコの(美味しい)味だしプリンはプリンの(美味しい)味だしベリィタルトはベリィの味(が濃厚にする新鮮なケーキ)だったけれども、外側の様子から味が予想できる<“予想線上の美味しい奴”ね。タカギのは、カシスかなと思って食うと桃味だったりするから侮れない。うーむ。やっぱ明日は、タカギシェフのお菓子の実演を見に来ないと死んでしまうにちまいないのだった。

『ジュエルに気をつけろ!』の試写会です。ジュエルって女の子に振り回される3人の男たちの話で、『メリーに首ったけ』『マーサ・ミーツ・ボーイズ』と同じ作りですね。特筆すべきはラストの男たちによる銃撃戦のBGMにヴィレッヂ・ピープルの『YMCA』ががんがんかかること。森奈津子の『西城秀樹のおかげです』を読んでいて、本当によかったと思う(おそらく唯一の)デキゴトだったのだ。にっこり。

『ジュエルに気をつけろ!』
Q:ジュエルの夢は“庭に噴水のある家”である。(はい・いいえ)

『ジュエル』を観に行ったら「このあとで引き続き『恋はハッケヨイ!』の業務試写も行いますので、宜しかったら…」と教えられる。おお、『恋はハッケヨイ!』と言えば以前この日記でも触れた『SECRET SOCIETY』ではありましぇんか! でぶちんのイギリスの女の子が相撲で救われる、って映画だ(笑)。観せて頂きますとも!

『恋はハッケヨイ!』
Q:この映画の字幕のしこ名監修をしているのは明石家さんまである。(はい・いいえ)

夜はラヂヨ編成制作部の呑み会です。これがなかったら映画のあとにもケーキを食べに行ったのに!と何度口に出して言ったことか<5回は言った。毎朝ヘリコプタに乗って上空から交通情報をレポートしてくれている小川砂織さんと話しました。ここ2週ほどは中継のたびに「満開の桜の上を飛んでいます」って話題が出るので「空からお花見が出来ていいですね」と言ったら「実は、上から見る桜はそんなに綺麗ではない」とゆー。「地面が透けて見えてしまう」のだそうだ。そうか、目の高さから見る桜並木は、花が重なりあってピンクで覆い尽くしているけど、一本だけの木を見上げると空が透けて見える。その空色が地面の色になったと考えればいー訳か。「だったら空から見て一番綺麗な、好きなものは何ですか?」と訊いたら「木曽川は綺麗な時がありますね」だそう。「濁っている時もあるけど、夏場なんかは緑色で綺麗」なのだって。この話を聞けたのが今日の呑み会の最大の収穫でした(にこにこ)。


(4/7) 朝起きてばたばたっと日記だけ更新し、地下鉄で三越へゆきます。もちよん喫茶コーナでアルパジョンを食うのが目的だ。わっはっは。その結果判ったことがいくつか。

  1. さすがに開店15分後の10時15分にゆけば、喫茶コーナのアルパジョンはまだ残っている。
  2. しかしそれから15分もしないうちにル パティシエ タカギのケーキは喫茶コーナから姿を消す。
  3. ル パティシエ タカギのモンブランは、モンブランって名前ではなく「チョモランマ」だ。
  4. チョモランマのてっぺんには栗の代わりにタカギのロゴのカードが刺さっているが、裏に「※食べられません。」って印刷してある。
  5. アルパジョンとチョモランマと、あとベルフールってゆーチョコレイトのケーキの3個を食べたのだが、いくら美味しいタカギのケーキとは言え3個いっぺんに食べると気持ち悪くなる。

気持ち悪くなったので一旦帰ります(笑)。13時からのタカギシェフのお菓子の実演には、またあらためて出直すことにするのだった(とほ)。うーんうーん、昔だったらトップスのチョコレイトケーキをへっきで1本の4分の3くない、一気に食っていたのになあ! 体力がなくなったってこと?<ケーキを食べるのにも体力が必要だとゆうことか。きゃん。

12時10分に会場へ来てみると、もう最前列は全部埋まっている。ぎゃー。しかし2列めの最左翼なれど手元やお菓子を映すモニタの真ん前の席がとれる。うははうはは。50分間、山田風太郎を読んで時間を潰し、いよいよクッキングステージのスタートです! メモを採りながら苺のケーキ「エリゼ」の作り方を観るのだ(笑)<何故、自分で作る訳でもないのにそこまで熱心なのか、をかべ。終了後高木康政氏の共著の「シェフのフランス地方菓子」(PARCO出版・1400円)を買ってサインをもらいます(笑)。並んでいる女の子はみんな、サインをしてもらっている時にお菓子作りに関する質問をしているけど、をかべは喋ることはありません(笑)。黙ってサインをして頂くのみだ。うはは。くい〜ん。

昼ごわんも当然ケーキにしようと思っていたのだが、合流した高見くんが二日酔いでケーキは食べたくないと言うので買って帰ることにします。カフェ タナカのモンブランとカフェ・マカロンと黒ごまのブランマンジュのみっつです(またみっつか!)。それを持って山本屋本店へ味噌煮込みを食べにゆくのだ。たら、山本屋本店の店員さんが親切で、荷物がケーキだと判ると冷蔵庫に入れておいてくれるのであった。ありがにょう!>店員の兄ちゃん。帰りにレヂで「ケーキを預けてある」と言ったら、どっから出してくるかと思ったら持ち帰り用うどんが陳列してあるショウケースの中でした。うわー。売れたら、どうするつもりだったのだ。

今日も小ずるいことを思いついた(笑)。スタバクでスタンプカードを配っている。期間中に来店しドリンクを買った人に渡され、なくなり次第配付終了。スタンプを12個貯めるとワンドリンクもらえるとゆうシステムだ。噂には聞いていたが、もらったのは今回はぢめてです。今回の配付期間が4月8日までで、スタンプ押捺とドリンクの引き換えの期限が6月末になっています。昨日2ドリンク買ってスタンプをふたつ捺したカードをもらいました。しかし、今日またコーヒィを買いに行った時にはカードのことを完全に失念しており持っていきませんでした。レヂのお姉ちゃんが「カードはお持ちですか?」。ここで「忘れた」と言わずに「持っていません」と答えます。と、新しいカードを一枚くれるのだ。押捺期間がこれからまだ3カ月もあるのなら、その間に24ドリンクくない飲む可能性があるのなら、少なくとも12ドリンク以上飲むのだったら一縷の望みにかけてでも、配付期間中には新しいカードをもらっておくにこしたことがないことに、その時気づいたよ。ほう! 「そーゆーことをする奴がいるから配付期間の途中でカードがなくなってもらえない人が出てくるのだ」「ひとりで複数枚のカードをもらうのはずるい」などの文句には「システムがそーなっている」と答えましょう。


(4/8) テレヴィで「惑星beaubeau」ってゆー新番組がやっていた。タレントが50の質問に答えると、その人の恋愛価値を判定しお金に換算するとゆー番組です。一回目のゲストがアンナちゃんだもの、観ますってば〜。アンナちゃんの恋愛は850万64beauで「交換日記級」だったよ。恋愛が達者だと自認していたアンナちゃんはこの結果がショックだった模様(笑)。こいつぁはやらねばね(笑)。この“恋愛価値鑑定”がネットにない訳がなく、早速やってみたのだ。ええとね、1984万9869beauで20段階中9番目の「少女漫画恋愛級」でした。ほう。総合評価を読んでみると「良い恋愛感覚をもっているといえます。最も人間味のある値段に落ち着いたのではないでしょうか」なんて書いてある。しかし、ならせば平均値なのかもしれないのだが、バランスは決してよくないゲだ。恋愛要素ごとの評価を見ると「恋人;A」「結婚;S」「環境;A」まではよいのだが「エッチ;E」「ルックス;E」「包容力;D」「過去;D」「テクニック;E」だそうだ。きゃん。そして気になるのが“恋愛寿命”です。もう恋愛ができなくなるまであと何日か、が判るそうだ(笑)。これには最長と最短が書いてあり、最長で30年83日、最短で1年39日だそうです。うーんうーん(笑)。自分のデータを入力する時に入れたのは性別と名前だけで、年齢を打ち込む欄はなかった。ので、だからこそこーゆー、十代のコがやっても「ああ、あと30年もしたら、そりゃあね」と思わせ得る、むちゃんむちゃん幅のある数値が示されるのであろう! ってゆーかさ、根本からひっくり返すことを言うとさ、意味あるのか?(うわ)

イッセー尾形の名古屋公演のチケット発売日です。いつものよーにローソンへゆき、ロッピィに取りつくのだ。今回の公演は5月9日水曜日から13日日曜日までの5日間あるのだけど、チケットマッシーンの前に立ってもなお、何日めの公演を取るか決めていません。一緒に行く人の当てがないのだった。まぁ、取れたチケットで誘う相手を決めようと思っているのであろう<ヒトゴトか。そんな状態だから、まず朝10時の受付開始とともに打ち込んだのは“10日木曜日19時からのチケット希望”であった。ホストコンピュータに接続している間、木曜では翌朝の勤務に差し支えるかな…などと反省しています。2分後、「只今混み合っているから操作し直せ」との表示が出る。とほゲ! てことで、2度目のアクセスでは“13日日曜日のチケット希望”に変更した(笑)。これは「楽日は、やっぱりテンションが違うかもね」ってのが狙いです。「でもやはり月曜の勤務に差し支えたらどうしよう」とも考えている。と、見事に繋がり、2枚購入に成功しました。うわーい。出てきたチケット引き換え券を見て驚いたことには、日曜日は昼間の公演ではありましぇんか!>14時スタートだ。ぎゃー<「ぎゃー」でなくそれくない確認してから取れ(笑)。即座に“11日金曜日19時スタートのチケット”も取りにかかる。巧くアクセスでき、こっちも2枚買うことが出来ました。ふー(笑)。ただでさえ誘う相手に困っているのに、二日分もペアチケットを取ってしまった。うーむうーむ。しかし今回は結構早めに繋がったので、このどっちかは(もしかしたら両方とも)かなり前の方のよい席、かもしれませぬ。引き換え券をレヂに出し、お金を払わないと席順は判らないのでナニハトモアレ購入することにはなるのだけども脳。ちょびっとわくわくしつつ打ち出されるチケットを待つ。えーと、11日金曜日ぶんがI列(アイなので9列目、でしょう)17番と18番。13日日曜日ぶんがI列15番と16番。………。………………………。……誰と行こうかな………。

23時35分に自分のサイトのトップペヂーにアクセスしてみたら、カウンタが38000だったよ。うわ。キリ番?<訊くかなあ。これは工藤静香の会員番号の1000倍だから、オヴォシメシにちまいないぞ! ありがにょう!ありがにょう!<誰に、何を?


(4/9) 朝ごわんはコーヒィ豆を買いに行ったついでにペギー2にてツナトーストを食べます。おひゆごわんは「一緒に三越でケーキを(ごわん代わりに)食べよう」と約束をしていた相手の子が「いっぺん行きたかった」(「でもあそこは何を食べても量が多いよ」「いい。いっぺん行きたかった」)とゆうので行き先をMID WEST CAFEに変更し、分けて食べるつもりで巨大オムレツサンドをオーダした処、その子が「なんか油がまずい」と一口しか食わず、無理くそほぼ全部を独りで食べる。その後試写会にゆき、帰ってくる途中で今日が最終日の“パティシエ&パティスリー フェスティバル”に寄り、最後のチャンスだからと無理して『銀座 ダロワイヨのいちごのコンフィチュールを使った半球形のケーキ』と『南青山 ルコントのクレープ』を食べる。げーぷ。会社に来ると、レポドラの塩屋が明日の仕事のためにシナボンの味を知っておきたいので買ってきてくれと言う。再度三越へ戻ると、22日まで限定販売のアップルボンが未だ売り切れずに残っていると知る。これは、限定だし、死んでも食わねば死んでしまいますね(にっこり)。塩屋用のはテイクアウトにして、アップルボンをいっこ、イートインする。ぐええーぷぷ。…2時間後には呑み会があるというのに、この「腹の減る間もない状態」ってのは、どうよ。てゆーかチョコエッグの時もそうだったし、今回のケーキフェアでもそうだけど、なんで楽しくて嬉しくて好きなことを自ら苦役にしないと気が済まないのだ!<いや、怒っても。

今日観に行った試写会は中村錦之助主演の『家光と彦左と一心太助』(1961年作品)です。シネマスコーレで5月に「東映黄金時代劇 沢島忠の世界」とゆー特集上映がある、その中の一本です。「リバイバルかー」と、90%期待せずに行った(<コラッ)のですが、むむむむむむっちゃんくっちゃん面白いがやっ! なんだこれはっ! クライマックスのチャンバラのシーンこそ、斬っても血が出ないし、今のテレヴィの時代劇レヴェル程度ではあったけれども、もう小ギャグとかシナリヨの出来のよいことと言ったら! をかべの生まれた年にこんなおもろい映画を作っていたとは脳。CGを使わなくってもこんなにいい映画が、とはこうゆうのを観た時ゆう言葉だ。

『家光と彦左と一心太助』
Q:この映画で中村錦之助は、家光と一心太助の一人二役を演じている。(はい・いいえ)

そして太助の奥さんのお仲役の女優さんが可愛くて(笑)、試写会場でもらったちらしにはそれが誰であるか書いてないもんだからどうにかして調べようとネットで検索しているうちに、なんと!をかべがどえらい好きな漫画家、中田雅喜さんが開いているサイトに行きついた! ぎゃー! お元気でらっしたんですね!<をかべにだけは言われたくないせりふだろう(笑)<漫画画けよ、をかべ<きゃん。

名古屋の映画業界の方々のパーティに出席してまいりました。プロモータさんとかライタさんとか大勢来ておられます。椅子取りゲームとかりんごの早すりおろしゲームとかに参加して楽しかった脳(にこにこ)。をかべは、呼ばれたはいいがお話をする相手もいないので(笑)ふちの方でにこにこしている、とゆう技を駆使しておりました(笑)。普通の人はここで自己紹介をして回るとかなさるのでしょうが、をかべはシャイなのでそんなこたぁ、出来やせん<一心太助か。たら、みなさまの方から名刺を持ってごわいさつに来て下さる方々が、何名か>そーやってふんぞり返って人が訪れてくるのを待つ方が、失礼だって>解ってるよ〜>解ってるのか。有難いことでござりまシュー。今後ともよろみく、とごわいさつしつつ名刺の裏に「実はHPを持っていて、映画の評とかアップしているのです」とURLを書き込んでお渡ししたりもしました(あんまきプロモータさんに見られちゃうと、悪口書いている映画もあるのでやヴぁいのだけどさ)。で、おふたりに配ってから気づいた。「このURLがトップペヂーなのですが、ええと、その中の『吾輩はをクリック!』ってのが映画評にリンクしてますので、猫をクリックしてくざさい」と言わなければならないではないか(笑)。誰がこんな入り口を。「そんなふうに判りづらい入り口になっているから、ちょっと覗きに来た人でも二度と来なくなったりします(笑)」なんて自分を卑下したことも言った呑み会の夜でした。わっはっは<なんだ、笑ってるよ。


(4/10) ヨーロッパで話題集中とゆう韓国映画『LIES/嘘』の試写会にゆきました。どんな話題かとゆうと、セックスシーンばりばりのSMシーンまぢりの映画なのです。現代版『愛のコリーダ』でしょう>「愛を肉体関係で表現する」ってことだし、そのヒートアップの形としてSMに至っているし。さらにこのチャン・ソヌ監督は、前作の『バッドムービー』でもやっていたのだけど“演じている俳優の、役柄に対する感想インタヴュ”なんてものも映画の中に挿入したりする。人間を描くのを本当に楽しんでるのだなーと思うよ。但し、「セックスシーン満載の映画」に「役者の素のインタヴュ」なんてのが入ると、これはあなた、アダルトヴィデヨではないですか(笑)。そのせいか、観ている時は面白い映画だったのだけど、二回観たいとは思わないのでした(笑)。

『LIES/嘘』
Q:主人公の女の子、Yの通っていた高校の制服はセーラー服である。

ケーキのフェアが終わって人生の目的を失ったようです。これからは何を追及してゆけばよいのか。ひとまず、なんか夏日とかいってるので、試写会のあと名駅から栄まで歩いて戻る道すがら、マクドのソフトクリームとコンヴィニで売っている「森永ミルクキャラメルモナカ」ってゆーアイスを買い食いしてみた。“「今後一生、二種類の食べ物しか食べてはいけません」って言われたらチョコレイトとアイスクリィムを選ぶ男”の中の男にとって、1時間にふたアイスくない朝飯前だ。なんだったら晩飯代わりでもかまいませんよう(にっこり)。さぁ、アイス地獄に果たして足を踏み入れるや?


(4/11) 夕方の番組がいまさらチョコエを取りわげるとゆー。つきましては、をかべのコレクシオンを貸して欲しいげなだ。貸すのにはやぶさかでないが、演出上、ラヂヨ番組なんだから音を立てたくならないとも限らまい。チョコエの動物たちが入った容器をまるっと貸して、on airでがさがさ振られては死んでしまいます!(ぎゃー) 何が厭って、塗装が禿げるかもしれないのが一番恐ろしい。つーことで全動物が収容されているボックスから、ダブっているのでまぁこれならたとえ乱暴に扱われても諦めがつく子たちを選抜して箱に移します<全然貸すのにやぶさかありまくりマンボな人はだれ? 理屈としては、「ごちゃごちゃ放り込んだまんまのを貸すより、ちゃんと立てて並べた状態のの方が見易くていいでしょ?」だ(笑)。つーことで机の上に動物たちをどんどん広げ、番組に出演するオーディションを開催していたら、通りがかった部長が「気持ち悪っ」と言うのだ。「気持ち悪くないですよー。可愛いですよー」と(持ってる中で一番可愛い)セキセイインコのブルーを見せたら、そうではなく“そーゆーのを集めているのが気持ち悪い”のだそうです。ああ、そうかっ。でもでもふたつ横の席のディレクタさんはペプシについてるスヌーピィキャップを集めてるし営業部方面にはポッキィのモー娘。シールを集めてる人とかいるしみんな大人買いとかしてグッズこそよく集まるのだけど消費をどーやってしようか困ってるしそーゆーのと比べればチョコを食べないとカプセルを開けないってちゃんと節度を持っている訳だしでも気持ち悪いですかとほほ。

敗戦後も駐屯地のインドネシヤに残った日本軍が、今度は独立を目指して連合軍と戦うインドネシヤ側について戦争を続けたとゆー史実に基づいているらしい映画『ムルデカ17805』の試写会でした。これとか『チンパオ』とかばっかり観ていると「戦争とか軍隊とかって、別にいいぢゃん」なんて思えてきてしまいかねませぬので、戦争シーンなら『スターリングラード』、日本軍の違う面を観るなら『息づかい』、なんてのをバランスよく観た方がいいかもしんない。舞台がね、宇宙でね、異星人の独立を助けるみたいな設定になってたならそんな余計なこと考えないで“戦闘映画としてのストーリィ”を楽しめるのかもだね>それは『ギャラクシー・クエスト』ってことか。

『ムルデカ17805』
Q:「ムルデカ」とはインドネシヤ語で「独立」のことである。(はい・いいえ)


(4/12) 今朝の新聞に「SME・ビジュアルワークスが、映画監督やプロデューサ、脚本家を目指す学生のためのサイバー映画学校ネット上に開く」って記事が載っていた。映画監督になれるのか。うわー。習いたい脳。何を教えて欲しいかと言うと、一番には「どうやったら俳優が監督の思った通りに動いてくれるのか」、二番は「どうやったらカメラマンに監督の納得のいく絵を撮らせることができるのか」です。そもそも他人を信頼していないので、「任せる」とゆう行為ができないのです。この“人を遣うことができない”性格はおやぢ譲りなのだった。だから映画学校に入ったらとにかく「いかに人に言うことを聞かせるか」を是非学びたいと思うよ。そのスキルを身につけなければディレクタにも映画監督にも、きっとなれないことでしょう。まぁ、アシスタントを一人も遣わない漫画家にだったらなれる、ってゆーか現にそれでやってきたとゆーことなのぢゃが。

贔屓のサッカーチームのシーズンチケットを手に入れるために苦心する少年ふたりの1年間を描いたイギリス映画『シーズンチケット』の試写を観てきたのだ。万引きとか空き巣とかの悪いこともするけど憎めない、ってのが上手に演出してあります。単にどじで失敗をするばかりではなく、例えばスター選手の車を盗むけどそれは換金するのが目的ではなくって「孫に聞かせる話が手に入った」と考える奴らだったりとか、銀行強盗に入っても武器は鉄砲を持ってない手に布を巻き付けたもの、要求金額はふたり分のチケット代金きっかりだけだったりとか。ちょこっとアウトローを描きはするけど、観客に嫌悪感を持たせては失敗だ、と考える監督なのであった。

『シーズンチケット』
Q:ニューカッスル・ユナイテッドのシーズンチケットの代金は一枚1300ポンドである。(はい・いいえ)


(4/13) 夕べっからかかりっきりでやっていた“公開済みも含めた全劇場映画の寸評ペヂー”をやっと昼前にアップしたよ。ふー。ご覧のとおり(トップで猫をクリックして入ってね)、タイトルの五十音順に並べてみました。検索のことを考慮した当然の選択なのだけど、「映画のタイトルを五十音順に並べる」ことがどいなけむづかしいかを思い知ることになったのぢゃ。手が止まった箇所だけでも

  1. 102』は「ワンオーツー」って読みだから“”に入れるのか、それとも“数字”ってカテゴリィを設けるべきか。
  2. 同じく『U−571』は“”なのか、“アルファベット”とゆうカテゴリィなのか。
  3. “数字”と“アルファベット”ってのを作ることに決めたのだが『ekiden』は“”なのか“アルファベット”なのか。
  4. 『ekiden』は“アルファベット”に入れることになりました(笑)。「読み」よりも「表記」重視、ってことなのか?<誰に訊いている? ところで“か”に入れられている『榕樹の丘へ』は「がじゅまるのおかへ」って読むし、『玻璃の城』は「はりのしろ」ではなく「ガラスのしろ」ってルビが振ってあったので、だから何が何でも“か”に入れるけれどもそれは「読み」重視になっていますが、よろしいか?
  5. もっと極端なのが、『弱虫(チンピラ)』は当然のように“ち”に入れてありますが、みんなついてきている?
  6. 長音をどうするか。つまり『アート・オブ・ウォー』の最初の二文字は「ああ」なのか「あと」なのか。「ああ」なら『アイアンジャイアント』の前になるし、「あと」なら『アシッド・ハウス』の後に持って行かないといけない。「長音の後には母音が一文字来ている」と看做すことにしました。ふー(笑)。
  7. こんでもういいかと思ったら、最後の問題。『タイタンA.E.』と『タイタンズを忘れない』はどっちが先に来る? つまり「A」と「ズ」はどっちが先? 仕方がないので前者を「たいたんええいい」と読み、「え」と「ず」の比較にしました。ふー!

こんなに苦労したのに、実はまだ不満だった。映画ごとに製作年製作国上映時間をつけたい(笑)。日記に書いてしまえば、不承不承であれきっとそのうちやるだろうとゆう魂胆だ。やるかな?(やる・そのうちやる)

地下鉄に乗ったらルノワール展車輛だったよ。車内広告がすべてルノワール展だ。女性を描いた絵の横に「モデルは親友モネの妻 これぞ印象派、これぞルノワール」って書いてある。そうか印象派か<“絵の派閥に疎い男”の中の男だ。静物画の横のコピィはもっとすごいぞ。「人物だけじゃありません 果物だってうまいルノワール」だ。うわっ。この年(<21世紀)になって、ルノワールの絵を巧いと評するのを聞けるとは思わなんだ。これはあれだろう、“鳥山明がサイン会の時に色紙にアラレちゃんを描いてるのを見て「上手に描くねえ」っていうババア”ってのと同じノリなのだろう。てゆーか是非見てみたいのは、人物は巧いけど果物を描かせると下手なルノワール、若しくは、左向きの顔は上手に描くが右向きの顔を描かせるとデッサンが狂うルノワールだ。見てー!

林真理子原作、田中麗奈主演の『東京マリーゴールド』の試写に行ってきました。事件を観せるのではなく日常を観せるのを目的とした映画なので、田中麗奈が好きな人は大喜びで観れるけれども、田中麗奈の顔が嫌いな人には耐えられない97分と言えよう。あ、あとね、特別協賛として味の素株式会社が加わっており、映画のはぢまる前、最初のスーパーで“「ほんだし」発売30周年記念作品”ってのが出るとゆーのはいかがなものか(笑)。

『東京マリーゴールド』
Q:映画の中で作られるCMに出演する時の田中麗奈の服装はセーラー服だ。(はい・いいえ)


(4/14) 北海道乳業株式会社の製品で「北海道れん乳オレ」ってのを見つけた。内容量200ミリリットルで、原材料は「生乳、加糖れん乳、脱脂粉乳、クリーム、香料」です。つまりコンデンスミルクを牛乳で割った飲み物だ。うわ。美味しいのか? 美味しいのかどうか判断するために今日はこれをふたつ飲みました。うーんうーん。お砂糖入りの牛乳と、どう違うのだろう、って味ですな。とゆーかそうか、牛乳にコンデンスミルクを入れて飲むと旨い訳か<旨かったのか! しかし一番着目すべきは「練乳オレ」とゆーネーミングでしょう。この調子で名前をつけられたら、いつか「オロナミンCオレ」とか「トマトオレ」とかを騙されて飲む日が来るかもしれぬ。クワヴァラクワヴァラ。若しくは「これを牛乳で割ってみる! そして飲む!!」とゆうホームペヂー企画はどうか>をかべはしません。ホムペヂのタイトルは『オレ様のペヂー』だ>しません。
(4/15) CBCで「ノブナガ」って番組を観ていたので名古屋テレヴィの「惑星beaubeau」を観逃してしまった。「ノブナガ」終わりでチャンネルを変えてみたらもーエンディング間近だったのだが、今週のゲストは雛形あきこで「恋愛階級は15段階中8番目」だとか言っていた。…え? 先週は恋愛階級は全部で20段階に分かれていたのではないか?>4月8日分の日記参照。番組2回目にして、もうはい占いの内容を変更したのか?<よくあること。もしかして毎週変えるつもりか?<それはよくはないゲ。とにかくこれはもっかいやってみななるまい!ってことでやってみた<やるかなあ。ええと、先週どゆふに答えたか、憶えてない設問がいくつかあります(笑)。まぁ、今の気持ちで答えてゆく。と、今回は2316万9953beauで20段階中8番目の「フツーの高校生恋愛級」でした。なんだ、サイトでは今でも20段階かい。てゆーか先週よりワンランク上がっているし>自分。わーい<嬉しいのか? ちなみに「恋人:S」「結婚:S」「環境:A」「エッチ:E」「ルックス:E」「包容力:B」「過去:E」「テクニック:D」と、恋人が1ランク、包容力が2ランク、テクニックが1ランク上がって過去が1ランク下がっている。過去が下がるって、どうよ<ちゃんと答えましょう<てゆーかまだやる気か。

床屋へ行って、生まれてはぢめて額を出す髪型にしてきた。歳くって見えるや?(キリドキリド) 最後、床屋のお兄ちゃんにセットしてもらう時に後ろ髪をちょっと撥ねるよーにされて「ここをただ後ろへ持ってきているだけにすると関取みたいになりますからね」と言われる(笑)。ううう。そーゆー髪型です<それでいいのか!? ここ最近カラーリングだのパーマだのを常にしていたので一回あたりの床屋代が1万超いっていたのが、今日はカットだけにしてもらい4500円で収めました。なんだ、切ってもらうだけだったらこんな安いのか、と再認識。しかし頭皮マッサーヂメニュとか顔剃りメニュを持ってこられ、3000円プラスだの5000円プラスだのの説明を延々されている間中「どーせどっちも一番安い500円プラスメニュにするつもりなんだけど、なんて言えば角が立たないか」ばっかり気にしているって、あの時間は嫌だね〜(笑)。あと、今日のカット中にお兄ちゃんとした話は「中澤、今日で卒業ですねー」とかの楽しい話(笑)でよかったのぢゃが、いっこだけ、顔を剃っている時に「ボードで足首を骨折しちゃいまして〜」ってゆー痛い系の話をするのはちょっと勘弁でした〜。目に剃刀が来ないか、ひやひやだったのだ〜<来ないけどさ。


01年
3月分下←*→4月分下 / 『最新の抜粋日記』へ