2015年に読んだ本々

『英語の害毒』永井忠孝/新潮新書〔2015年6月20日発行〕
 極論を弄するのに資料をようこんなけ、自分の都合のいいように、集めたもんだなあ!と感心する。でもここまでやらないと訴えられない、届かない、との判断に拠るのだろうなあとも思う。結果、差し当たっては、僕がやってきた英語の学習法のレヴェルが「認められている」ので、ちょうぜつ受け容れ易いが!! 支持し易いが!15.09.14
『おとなになるってどんなこと?』吉本ばなな/ちくまプリマー新書〔2015年7月10日初版第一刷発行〕
 口調も、タイトルすらも氣に掛けず(しかし引っかかりつつ)読んで、なんだこれは??と思って(笑)いたが、そうか子供向けの本だったか!!(笑) 根本的な考え方、思考の志向の多くで、僕とは違うなあ?というイワカンや抵抗を感じる箇所が仰山あった。ああ、エッセーの時点でここまで齟齬がある、っていうんだったら、そりゃあ僕がよしもとばななの小説を読める訳がないのかと思い知った。ためになったなーと思わされたのは、だから、この手の新書的な判型で、語り口がですますで言い含めるように噛み砕いてある、っていうのは、なるほどね、ターゲットが子供という意味か!と知れた点ですな。つまり森博嗣さんの新書のシリィズとか、石井ゆかりさんのご本とかは、そうか僕向けに書かれている訳ではない可能性がおっきい(笑)訳かユスリカ!!<このお二方の著作は苦もなく受け容れられためになったと思えていたのでそんなことに氣づいてなかったよ!15.07.31
『彼女は一人で歩くのか?』森博嗣/講談社タイガ〔2015年10月20日第1刷発行〕
 あああああまたこーゆー主要キャラクタがラストで変わるみたいな(ウワー)『黒三』みたいな、映像化が発生したときに困るような(笑)森さんならでは!の、展開が、ウワー(笑)<喜んでいる。森さんが温暖化とか長命とかにどんな考えを持っておられるのかを知って読んでいるので、ちょうぜつ興味深い!15.10.28
『黒猫の三角』森博嗣/講談社文庫〔2015年1月22日第24刷発行〕
 メーンの事件のトリックと犯人とトリック発きは、覚えていた!ので、すいすいすい読めるし先が解っているので表現に氣を配りつつにやにやにや文章を楽しめて宜しい。にしてもそれ以外の事件の理由とかはけろけろけろっぴ!と忘れていたので、それはそれで、初読のように楽しい(笑)。僕は、ああ、十数年とか間を空けて、ニド読んだりするべき!と今日も思い知る。そうして425ペヂー7行目のじょうごはじょうろですよね?<誰に尋いている?15.02.05
『作家の収支』民俗学的にちょうぜつ貴重な資料たり得る!!ご本だよなあ?と思いつつ読み進め、ぽんわりと、ああ、なったら、僕も小説的なものを書いたりクリエイテヴ的な活動を行ったり、したらいいよなあ?と(収入面とゆーよりかは森博嗣さんの生き様に触れて)少しく思ってラストまできて驚愕した、けど、そもそもそも読者が「小説家を目標にする可能性がある」ことを、ちゃあんと解って終わっている、なんて!! 作者の思うがままの読者か!!@僕 寧ろいっそ潔いわ!!15.12.09
『常識外の一手』谷川浩司/新潮新書〔2015年6月20日発行〕
 タイトルで期待される内容はしかしほとんど書かれていない。まさに!「当然、タイトルに合った本だろうという常識」を覆すとんでもない手法であった。この本の価値はだからタイトルと帯の煽りだけに留まる。それ以上得られるものはない(コンピュータに棋士が勝つ方法、とかなら書いてある<でもそれも一部だし)。15.08.25
『その女アレックス』ピエール・ルメートル(橘明美 訳)/文春文庫〔2014年12月5日第6刷〕
 第6刷にもなって「手を大きく降りながら」(343ペヂー)て!直せよ!?(悲鳴) はっっきしって、ピカレスク小説だ。つまりすなーち、推理ものでもないし、捜査もの?とも思ってもいたが、ちゃんと冷静になって考えたら捜査陣にここまでの細かい設定は要らないよね?<読み終わったならではの感想!!<まあ、それも含めてーの、ミスディレクシオンこそがこの小説の肝かもしんないけどもさ とりま(とりま言うな)、アレックス役はざわちんで。15.01.19
『本質を見通す100の講義』森博嗣/大和書房〔2015年7月25日第1刷発行〕
 具体的に書くと61講だ、絶対にこれ、「走らなくてもいいぢゃん」みたいな落としどころになるんぢゃね?と予想して、ひっくり返されるのを身構えて、今読み進めている箇所は文字通り捉えちゃ駄目だとか思いながら用心して覚悟して臨んで、結果がこうなのでぴっっくりした、てゆうか僕の「理解」や「納得」は全部覆されたんだ、ぎゃー。という、アイロニカルを期待するあまりの先走った誤読を僕はするのか!と知れた、そんな態度でよくぞ誤読トリックを誘発しかねないミステリィ小説とか、僕は読んだもんだな!<だから今や離れいてるのか!?(ひー)15.07.26
『マインド・クァンチャ』森博嗣/中央公論新社〔2015年4月25日初版発行〕
 こんなに完結完結しているストーリィだとは予想外だった<「あれでもう完結なんですか?」という質問が届いたりしていたそうだげなだったので! これの続きが読みたい、というのは『刀之津』の続きが読みたいと望むような、野暮だ。エピローグに到る前までも、双六でいうこれは「あがり」だし、そうしてなにより『スカイクロラ』を思わせたのは、この物語の設定上、これを第1話としてこっから読みはぢめてなんら支障がない!お話だったことだ、凄いなあ。なったら!『スカイイクリプス』みたいに、サブキャラクタのスピンオフ短編を書いてくざさっても、宜しくってよ!?<わあ あと、「穴の老人」のあの術は、赤目姫がやってた奴だし! 一月の間につおくなったのは、サイヤ人がやってた奴(!)だし!15.08.15
『夢の旅』たむらしげる/静山社〔2014年11月28日初版第1刷〕
 扉があって、見開き2ペヂーの本文を読み進むと見開きのカラーイラストがあって、めくって次の1ペヂーで終わる、という1編が6ペヂー構成で15編が収められた短編集で、ちょう!分量が僕に合ってる! 発想もさることながら、終わり方が、ほんっとうに読めない!<まあ、ルールも「読み進む」以外に想像のしようがない訳で、すべて委ねて読むんだけれども つまり、全部が思いもよらないのだ、これってすなーちミステリィ小説でしょう!? こーゆーのを慾していた! 読むと、調査と旅がしたくなる。そー思わせるわくわくわくに充ちている。こんなご本、ちょっと今時、ないよ!?15.01.23

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