合掌の作法について

左右の手の平を合わせ、合わせた両手の手首をみぞおちあたりに置きます。肩や肘に無理な力を入れず、指先はまっすぐにのばし、指の間・手のひらの間共に隙間をつくらず、ぴったり合わせます。横から見ると、手の指の角度は、だいたい45度ぐらいの角度のなります。
合掌のまま、頭礼(軽く頭を下げること)はしません。

念珠の作法について

念珠には、二輪のものと一輪のものがあります。

一輪のときは、親玉(房の付け根)を下にしてかけます。(図イ参考)

二輪で長房のときは、二つの親玉(房の付け根)を親指ではさみ、房は左側に下げてかけます。(図ロ参考)  手に持っているときは、左手あるいは左手首にかけておきます。

置くときは、畳の上に直に置かず、膝の上や鞄の上に置きます。

お焼香の作法について

まずご本尊(阿弥陀如来)を仰ぎみて、身を正して頭礼(軽く頭を下げること)します。(図1参考)

次に左手を軽く焼香台の上に置き、右手で香を取り、焼香を二回します。そのときに香を頭に近づけたり、頂いたりはしません。(図2参考)

そして、右手の指先で香盒の中の香の乱れを直し、念珠に両手を通して合掌をします。(図3参考)

合掌を解き、頭礼(軽く頭を下げること)をします。(図4参考)

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