一人富良野に残った五郎は、こごみの勤める駒草というスナックに顔を出した。そこで、中畑和夫が「悲劇さん」というあだ名が付いていて、そのわけを聞いて五郎は驚く。その夜、酒に酔った五郎が中畑を訪れ、こごみから聞いた話をし始めたので和夫は狼狽し、五郎を家から出した。
そりから2日が経ち、本校の先生が二人が突然家へやって来た。先生たちは、あの晩のことを蛍に聞きに来たのだった。純は、自分がしゃべったことで凉子先生が問題にされていることを知り愕然とする。その晩、五郎が暗い顔で帰ってきた。純は、その原因が自分にあると思っていた。それで、夕食の時に五郎に打ち明けた。しかし、五郎は「しゃべっちまったことはしかたがない。」とひとこと言って外へ出ていった。実は、令子から送られてきた離婚届に五郎はくさっていたのだった。
五郎は、こごみに会いに富良野の町へ出かけた。五郎は、こごみに令子から届いた離婚届を見せ、中畑が話していたことは自分のことだと言った。そんな五郎にこごみは同情し、自分のアパートに誘った。朝帰りをした五郎を蛍と雪子が寝ないで待っていた。蛍は、五郎に抱き上げられたとき、ラベンダーの香りに気づく。翌日、新聞に凉子先生の記事が載った。
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