…映画スケール99…
◆99年 超《を》流 劇場映画ランキング◆ 

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  1. 『白痴』:〈映像美! これが創れれば監督名利に尽きると言えましょう。画面の一つ一つが美しい。ラストの、爆撃シーンとBGMのセッションも素敵。LDを買って生涯観続けたい映画のひとつ
  2. 『ラン・ローラ・ラン』:〈イントロから10分が最高に秀逸!! こんなに最初っから引き込まれる映画はほかにない。これを観たあとではどんな映画の冒頭シーンも、すべて眠いぞ! これもLD組です
  3. 『愛のトリートメント』:〈娼館にいる3人の娼婦の物語。お客がヴァリエイションに富んでてとても楽しく面白い
  4. 『クジラの跳躍』他2編 :〈たむらしげるのアニメーションです。東京では98年秋に公開されていたので、名古屋でかかるのを心待ちにしていました。イラストレータとして、自分が創造した世界がここまで綺麗なアニメーションになるってのはすごい、幸せなことだよね〜
  5. 『運動靴と赤い金魚』:〈イラン映画。子供がすごく可愛いぞ! 妹がけなげでいい子だし。鉛筆を貰うとすぐ懐柔されるし(笑)。小さいくせに赤ちゃんを抱いて世話しているのもいと可愛いのだ。泣き顔も可愛い<可愛いばっかりかいっ! 「マラソン大会で3位にならないといけない」って設定を、ああゆうふうなレース展開にするとは読めなかったのだった
  6. 『スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』:〈宇宙人のデザインがとても気持ち善い。海中のでっかいでっかいお魚が好き
  7. 『1999年の夏休み』:〈美少女俳優を使った、萩尾望都の『トーマの心臓』をモチーフにした映画。11年前に作られたものだが当時からみて“未来”である99年に於ける各種電化製品などなどのデザインも楽しく(笑)、まさに1999年にこれを観ることが出来たのは悦びと言えるのでした
  8. 『八月のクリスマス』:〈プラトニックラヴここに極まれり!っていう映画。「韓国は純朴でいいねぇ」なんて思っていたら、この主演男優は『シュリ』〜70位〜にも出ていてびっくりだ。惜しむらくは、予告で割りといいシーンを一カ所、先に観てしまっていたのが残念だったけどね。でも好きな映画です
  9. 『富江』:〈菅野美穂が綺麗で怖い。映画として穴は多いけど、それを補って余りある“雰囲気”の完成度があるのだった。『時をかける少女』を褒めるように、これも褒めよう
  10. 『月とキャベツ』:〈何の前情報も入れずに、同じ監督の『洗濯機は俺にまかせろ』〜55位〜が面白かったので行った映画。山崎まさよしのあの歌、好きになってしまいました(笑)。何がイイって、ラストでヒバナの姿を消さなかったのは、偉い! ああ、本当に設定もなにも知らずに観て、幸せでした
  11. 『マトリックス』:〈2回観に行こうと思って前売りを2回分買ったのだけど結局1回しか行けなかったよう(ちょっと泣)。でもでもかっちょいいよ、この映像。問題は、予告編で全部観せちゃって、それ以上の映像がなかったことだ(笑)。ナニハトモアレ、この話ではほとんど何も解決していないので続編を待つしかなかろう
  12. 『ゴースト・ドッグ』:〈『葉隠』を愛読する黒人の殺し屋のお話。こうゆう日本趣味の映画、大好き。単なる“日本風味”ではなくって、「ギャングとアニメ」だったり「英語とフランス語」だったり、なんちゅーか“異文化の融合”なんかを楽しんでいるとおもうのであったよ
  13. 『ナビィの恋』:〈ナビィに捨てられるおじいの、ずれたボケが秀逸! おじいに救われている映画だ。セクハラまがいの歌が必聴だよ
  14. 『マーサ・ミーツ・ボーイズ』:〈「3人の男が女の子を取り合う」映画ですが、『メリーに首ったけ』〜72位〜よりよっぽど“女の子が好かれる理由”が描かれていて(ってゆうか女の子を好きになる男3人それぞれのココロの動き、かな)上等です。たぶん、ミステリィとして観ても充分に楽しめるのだった。そうか、そう持ってってそこでボケるか、みたいな…。構成も善く出来ております<偉そう?
  15. 『パラサイト』:〈これをこそB級SF映画というのでしょう! 小気味善いのであった。「んなバカな!」って変身はするし(笑)。楽しめる映画でシュ
  16. 『オースティン・パワーズ・デラックス』:〈第一作の方が、マニアックにレヴェルが高くて好ましいのだけど、こっちの方が単に下品で判り易いです。「日本語のつもり」ってのと「www.シッ.com」ってのが好き。あと「アラン・パーソンズ・プロジェクト」も好き(笑)
  17. 『視線のエロス』:〈発想ひとつの映画です。全編、恋愛状態にある男性側の視線からのみの映像で構成された映画なの。不倫の恋愛がスタートして、途中萎えかけて、揺り戻して、結局破局を迎えるまで…ってゆう話なのだけど、主人公(であろう)男性が全く(正しくは鏡に映った姿が一回だけ、映ります)画面に出て来ないってことでなんか、感情移入が逆にし易いってゆうか。楽しんで観ることが出来たのでした
  18. 『バッファロー’66』:〈この映画は上映方法を考えた方が、善かったですね。本編を上映する前に、ヴィンセント・ギャロのイメージフィルムっていうか、なんかサイレントのみぢかい奴をだらだら流したその後でこれに移ってゆく、ってゆう、まぁサーヴィスのつもりなんだろうけど、あのサイレントの短編でどれだけ眠かったことか!! いきなりこの映画を観せてくれよ! これは、面白いんだからさあ。そうして、クリスティーナ・リッチはみんなが褒めるように可愛いのだった。ボーリング場でタップを踏むのが、可愛いね。ラストでハートの形のクッキィをおごるのも、泣かせるね
  19. 『ホームドラマ』:〈シュールで素敵な映画です。おやぢはネズミ喰ってネズミになるし(笑)。なんだそれは。車椅子の娘が包丁持って階段を、へび女のようによじあがってゆくのも素敵
  20. 『カラー・オブ・ハート』:〈これも設定オンリィで好評価を下した映画でございます。エンディングで裁判所になる映画は、訴訟社会ではなくディベードを嫌う日本の風土には合わないと、つくづく思うのだ。なんでそんな映画のように、論客を言い負かすことができる訳? なぁんて欠点をも覆す、モノクロの世界に入り込んだカラーの世界の人間の困惑、って設定は楽しめたのだったよ
  21. 『ブレイド』:〈かっちょいー。もっとブレイドは無敵でもいいと思うのだけど、最近のこの手の映画は“やられっぱなしでいてラストでどんでん返す”ってのが定番になっているみたいで(『エンド・オブ・デイズ』〜54位〜とか『ゴージャス』〜110位〜とか『エネミ−・オブ・アメリカ』〜87位〜とかね)、だからこんなもんなのかなぁ
  22. 『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』:〈これはいい映画です。原題を『マミィ』って言って、ミイラっていう意味なんだけど、つまり英語圏のみなさんはこれは「ミイラが出てくる映画だ〜」って観に行くものなのね。即ち、お子ちゃまが観るような映画なのだった。小ギャグも、お子ちゃま向けみたいなゆるいのが満載で、飽きさせないよ。小さい子向けだからといってCGにいっさいの手抜きをしていないってーのもいい感じだし
  23. 『黒い家』:〈森田芳光が「ホラーを撮ってみよう」って思い立った時、どんなことを考えてどんな演出を施すか、ってゆうのを楽しむ映画でした。おもっきし明度の低い真夏のビーチ、とかね。蝉の鳴き声や、セロテープを引っ張る音ですら、恐怖心を掻き立てる小道具として使う、とかね
  24. 『ガメラ3』:〈飛行時のガメラの回転の速さ! 焼けただれたギャオスの肉片が降り注ぐ渋谷! これらを観れれば、イリスがいかにもCGでございますよって絵づらで京都に降り立っても、許してやろうぞ
  25. 『ワイルド・ワイルド・ウエスト』:〈期待外れだったの(笑)。予告がすべてだった訳ですね。メカの造形なんか、素敵なのに、ストーリィがもたついてて新鮮味がなくって。もっともっと荒唐無稽な巨バカSFに仕上げれば、よかったろうにね
  26. 『地雷を踏んだらサヨウナラ』:〈地味ですけど、好きな話です。戦争の砲撃で死ぬ子供が、本当みたいな血糊でメイクしてもらってて、悲惨さが善く表れているよい映画です。戦争を描くのなら、悲惨だの嫌悪感だのをちゃんと表わさないとイケナイと思うので、これはとても好ましいのであったよ
  27. 『レッド・バイオリン』:〈こうゆうオムニバスみたいな編年体みたいな映画、大好きです。子供が物凄いスピードでヴァイヨリンが上達していくシーンが好きですね。あと現代のシーンも、ミステリィっぽくてかっちょよくって。“色が赤い秘密”にはそんなにショックは受けませんでしたけどもさ。…これはキリスト教国の人にはショッキングな、謎なのかしらね
  28. 『海の上のピアニスト』:〈設定勝ちの映画です。「生涯一度も船から下りたことがない」のを楽しむために、“船内に産み落とされた子供はウムを言わさずボイラー技士たちが育てる”ことになるし“はぢめて触ったピヤノを軽々と弾きこなす”ことになるし(笑)、結構はしょり方がゆるいです。でもこの映画はそれでいいのだ。苦言を呈するならば、ラストの“感動させようとして長々と行う語り”をみぢかくせろ
  29. 『I love ペッカー』:〈予告の出来が悪かったので(なんかチープそうだったの)全然期待をしてなかったのだけど、いい映画でした。万引きをする友達の写真を撮って、友達も撮られるのを楽しんでいたのに、ペッカーの写真が売れはぢめると「万引きが出来なくなった!」って不満が出てくる…ってゆうそうゆうゆるい映画なのだ(笑)。ただ楽しんで観るのがいいのだ。腹話術のマリヤさまを操るおばあちゃんが、ヒットですね
  30. 『こねこ』:〈迷子になったこねこがお家に戻るまでを描いた可愛い映画、だと思って観に行ったら、実は捨て猫をいっぱい世話しているバイト暮しのおっちゃんが主人公の切ない映画でした(笑)。でもいい感じ
  31. 『橋の上の娘』:〈ナイフ投げの芸人とナイフを投げられる女の子の恋物語です。自殺を考えて橋の上に立っている女の子を、ナイフ投げられにスカウトするのだ。そう思って観てみると、素晴らしい恋愛映画だよう。ナイフでココロが通じているくないなので、別れ別れになっても会話が通じたりするシーンがあるのです。すごい発見だよね〜(にっこり)。モノクロなのもいい雰囲気を出しております
  32. 『ジーンズ 世界は2人のために』:〈インド映画。の割りに設定が凝ってて、凝ってる設定を活かしたストーリィになってて大変おもしよいよ。クライマックスには世界各国に意味もなくダンスロケに出ているし(笑)。でもこーやって観てみると、インドの美人の女の子はどこの国の衣裳を着せても似合って、可愛いよね!
  33. 『御法度』:〈トミーズ雅!が拾い物です。邦画の時代劇にしては、まぁ観れる出来でしょう
  34. 『ファイト・クラブ』:〈ブラピが出る映画をはぢめて観たのです。試写会終了後にアンケートで「ブラピが悪役をやることについてどう感じましたか?」って訊かれたけど、はぢめて観る人なのでなんとも感じませんでした(笑)。この映画は、それよっか、途中からブラピが出て来なくなるのだけど、そっから先が!面白い
  35. 『π』:〈「難解」とかって前評判の割りには解りにくくない映画でした。出てくる大数学者が、日本の囲碁に造詣が深いってのも面白いのです。設定の解析は、よく解りません<いや、解るのか解らないのか、どっちやねん!(笑)
  36. 『ウェイクアップ! ネッド』:〈期待した、以上でも以下でもない映画でした。小さな村のぢいちゃんばあちゃんたちが、ロトくじが当って心臓マヒで死んだぢいちゃんの賞金をねこばばする、とゆう話。充分に面白く、適度に不満が残るが故にランキングでもこの辺りになるのでした。不満って言うのは、「例に依って演説しちゃってる」処と、「偏屈で嫌われ者のばばあの処理が直接的すぎる」処です
  37. 『ノッティングヒルの恋人』:〈楽しいねって言って観るのに適した映画。「そう簡単に恋に落ちんやろ」とか野暮は言いっこなし(にっこり)。こうゆう話の時に“腹立たしい存在”になりかねない「お喋りでお調子者の同居人」が、この映画に於いては巧いぐわいに“愛すべき人物”として描くのに成功しているのも、巧いと言えましょう
  38. 『ムトゥ 踊るマハラジャ』:〈2回観てしまいました(笑)。荒唐無稽でいいね〜。まぁ、ほかにもインド映画を何本か観てしまった今となっては、この辺りの評価に落ち着くんだけど、それにしてもダンスは流石に一級品ですわなぁ!
  39. 『エントラップメント』:〈最後の最後までタイトルの意味を忘れて観ててぇ、「おお」っていい感じのどんでんをくらって。ね(にっこり)。各種盗みのノウハウも、楽しめました
  40. 『恋におちたシェイクスピア』:〈この手のヨーロッパ時代劇を『エリザベス』〜104位〜『娼婦ベロニカ』〜91位〜と観たんだけど、これが最高です。西洋史の造詣におもっきり浅くっても、充分恋愛映画として楽しめたのだった。犬も、可愛い(笑)
  41. 『秘密』:〈思ったより、面白かった(笑)<なにを思っていたのか。岸本加世子のキャラっていうのは、広末がやっても簡単に真似が出来るのねって、思い知った映画でした<そうゆうことかっ! “途中で泣いた奴には、その涙を裏切る結末が待っている”ってストーリィもいいね〜<いぢわる?
  42. 『ロック、ストック&トゥ−・スモーキング・バレルズ』:〈3人組の若いお兄ちゃんが巧く立ち回って、結果オーライでお金をまんまとせしめるっていう小気味よい映画。問題は、外人さんって顔が似ているから(爆笑)ふた組出てくる3人組が、まさかふた組いるとは、途中まで気付かなかったのが大敗因です(ダメぢゃん!)
  43. 『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』:〈『ラン・ローラ・ラン』〜2位〜のマニが、やはり同じようなちんぴら役で出ているのだ。前評判が高くって、すごく楽しみにして行ったのだけど、まぁ、普通に面白い映画でした。期待度をマイナスしてランクはこの辺です
  44. 『アドレナリンドライブ』:〈この、石田ひかりが演じているみたいなヒロインこそが好ましいのです>『逢いたくてヴェニス』〜106位〜参照。悪もんにおもっきし殴られたりするしね。裸足でバスを追って走ってったりするしね。見どころは、ホテルにチェックインして部屋に入るやベッドからベッドへ跳び廻る(文字どおり!)石田ひかりのフットワークの軽さ!
  45. 『のど自慢』:〈歌っていうのは歌詞がついてて、さらに愛唱されているほど有名なものだと人々のアタマに既に刷り込まれているから、感情移入させるのにはウッテツケで、卑怯な技だよね(笑)。面白くなるに決まっている映画が現に面白かった、という例です。もちよん当然、続編なんて観ませんよ〜(にっこり)
  46. 『双生児』:〈観ている内に眉毛のないりょうが、どんどん可愛くなってくるのだ! 「眉毛をなしにする」とゆう手段がモノスゴイ大成功を収めている映画です。こんなスパイスの付け方もあるのだなぁ! “フツーの映画”に収まってしまいかねない処を、「眉毛」でおもっきし飛び越えきって“名作”に仕上がった、と言えましょう
  47. 『シックス・ストリング・サムライ』:〈かっちょいいぞ! なんか出鱈目な映画だけど、かっちょいい! 恰好がカッコ悪いけど、アイテムもぼろぼろでみっともないけど、かっちょいい! 話もこんでいいのか、疑問が残るところ(笑)だが、ああ、かっちょいいよ。こんなに好き勝手に映画が撮れれば幸せだ
  48. 『シックス・センス』:〈ブルース・ウィリスのメッセージを、上映前に出さない方がよいのではないかしら…。をかべはを蔭で、途中で判ったのだけど。ヴィデヨを撮っていた女の子が泣かせる
  49. 『バニラ・フォグ』:〈試写会に行く時にも、前情報を全く貰ってなくって、「もしかしてプロモータさんもあんまり推してないのではない?」って不安になって行った映画でしたが、面白かったのでした! 恋する女の子の料理人が、食べるとラヴラヴになるお料理を作っちゃって、きゃあ(はあと)!っていう、おそらくアメリカの中学生くらいの女の子が観て楽しい、可愛い映画(笑)。ハッピィでとてもよろしい
  50. 『ターザン』:〈せっかく描いた背景を、あんなスピードですっとばしちゃぁイヤ〜ンとゆうアニメータの悲鳴が聞こえるかの如き、スピード感あふれる迫力で魅せるターザンです。子供のゴリラの成長が遅いとか、仔象とのトリオ編成はいかにもディズニーっぽくって…とか、まぁ細かい文句もありましょうが、みぢかい映画で楽しいのでこれでよいことにしましょう
  51. 『WHO AM I?』:〈アクションが気持ちいいですね。『ゴージャス』〜110位〜を観た後で観たので、その落差も手伝ってこの位置にランクインしました。傭兵が用いる最新機器(っぽいメカ)の設定も、かっちょいいのだ。訳の判らないエネルギィ源を取り合う、って『シュリ』〜70位〜と似たような設定があったりする(別にどっちがどっちを真似したという訳でもないけど)のは、“そうゆう高エネルギィを発するアイテム”をCGで表現するのが楽しいから、なのでしょうね〜(にこ)。と、好意的に捉えましょう。苦言を呈すれば、アフリカの踊りのシーンはちょっとしつこ過ぎかな
  52. 『シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦』:〈誠実なんだけど、誠実故に「ちゃんとお父さんの許しを得ないと結婚できない」ってコトで自ら枷を嵌める主人公が窮地に陥るってゆう映画です。インド映画だからそれなりに楽しいです
  53. 『ウィズアウト・ユー』:〈このタイトルはU2の曲名から来ているようです。U2の人が出演しているのね。それは置いといてぇ、猫が急に喋ったり、行きずりの女の子といきなりラスベガスに行って挙式したりとかチープげなストーリィで、アタマを空にして楽しめば面白い映画だったのです
  54. 『エンド・オブ・デイズ』:〈シュワちゃんは“強い”イメーヂをどう用いているかっていうと“やられてもやられてもやられませんよ〜”ってゆう、痛い痛い役柄です。『ブレイド』〜21位〜に通じるやり方ですね。ラストの悪魔の映像は『ホーンティング』〜96位〜のそれが『キャスパー』になっていたのと対照的に、まぁ怖く出来ていて可。それにしても主役は、流石に他の連中が片っ端に息の根をとめられてゆく中、生かされ残されていくのね。ご都合主義って、こうゆうこと? これがあんまりひどくなると『ゴジラ』〜135位〜って呼んぢゃうよ(笑)
  55. 『洗濯機は俺にまかせろ』:〈あんまり洗濯機をまかせているシーンがないよ(笑)。冨田靖子も、パン屋の女の子も可愛いから、いいけど(にっこり)
  56. 『学校の怪談4』:〈思いもよらず、いい話だったのだ! 「成仏をさせてあげる」話なの。『シックス・センス』〜48位〜と一緒でしょう? 試写会でもないと観なかったのだけど、観てよかった映画です。大人の人も偏見を捨てて観て欲しいなぁ…ってってももし自分だったらどんなこと言われても絶対観ない、ってことも判ってるからなぁ…。こうゆう映画の、サダメなんだろうなぁ…
  57. 『ヴァイラス』:〈事件が起こっているのがひとつのお船の上だけで、結構落ち着いて考えるとみみっちい話なのだ(笑)。でも宇宙から電気生命体がやってくるシーンとかかっこいいし〜。機械でどんどん自分の身体を組み上げていくのもかっこいいし〜。つまり映像的には見どころ満載、ってことですかな
  58. 『催眠』:〈『富江』〜9位〜の菅野美穂を期待して行ったのだけど、レヴェルが違いましたね(もちよんこっちが下)。どうして、“力を限度以上出して走った揚句に脚の骨がぼっきぼきに折れて死”んだ、その脚が「いかにも作り物」なのを許すかなぁ! もっと、本当みたいな死体を作っておくれよ。これは『ガメラ3』〜24位〜の“血を吸われてひからびてミイラ化した死体”にも言えるのだ。醒めちゃうんだよねー、そうゆうシーンでおもちゃ出されると。菅野が振り返るシーンで、身体が異様に捩じ曲がる、って処も雑な映像処理でよしとしているしさー。「これならテレヴィで観れば充分」って思われては、イヤでしょう?
  59. 『ライフ・イズ・ビューティフル』:〈まぁ、面白いです。最高なのは「ゲームのルールを説明に来たので通訳する」ってシーン。この人が『ナイト・オン・ザ・プラネット』のイタリヤの運転手だって、後から教えてもらったよ。ふーん。もう全然、『ナイト・オン・ザ・プラネット』忘れているをかべだ<ダメぢゃん! 『ゴースト・ドッグ』〜12位〜のアイス売りが『ナイト・オン・ザ・プラネット』のフランスの運転手、って聞いても、実はそっちの方がイタリヤよりももっと覚えてなくって〜<全然ダメ! そうそう、これといい、『ラン・ローラ・ラン』〜2位〜といい、英語の映画ではないのにどうしてタイトルが英語なのかっていうのを今年はぢめて認識、そして判明させたのだけどさ、英語圏で公開された時のタイトルをカタカナに直して邦題にしている訳ですね、なるほどね〜
  60. 『トーマス・クラウン・アフェア−』:〈おしゃれでゴージャスで、素敵な映画ですね〜。ラストの“絵を返すトリック”も楽しめましたし〜。お金持ちが道楽で泥棒をすると、こんなにスマートってゆう、「やっぱお金はあるに越したことがないね」って思い知らされる映画だよ(笑)
  61. 『ストーリー・オブ・ラブ』:〈恋愛は出会ってからよりも継続させ続けるのがむづかしいのよ、っていうとっても正しい映画(<『ワンダ−ランド駅で』〜108位〜に観せてやりたいものだ)。結婚して15年経って、大倦怠期に陥った夫婦のお話です。それにしても描かれる“恋愛・新婚時代”のエピソードの可愛いことよ!(はあと)
  62. 『アンナと王様』:〈“期待していなかった”より、よいお話でした。ここまでのランクくらいだったら、「観ようかな」って思っている人には諸手を挙げてお薦めしますね。『王様とわたし』の作者の、実録映画なのです。チョウ・ユンファが、“加納典明”や“伊武雅刀”や“チョコボール向井”に見えるのも、親近感(って言うのか!?)
  63. 『妖婆・死棺の呪い』:〈綺麗なお姉ちゃんが妖婆で、夜な夜な襲ってくるのだ(笑)。ロシヤの映画なんだけど、お祓いをした円の中にいると妖怪どもには見つからないのだ。そこで妖婆は何でも見通すことが出来る化け物を連れてきて、そんで発見されてしまう…ってゆう、水木しげるの漫画にあったのと同じお話になってゆく…。きっと40年近く前に、水木しげるもこの映画を観るかなんかして漫画を画いたのかもしれない〜。結構ロシヤの妖怪話としては有名だそうだから、映画とは関係ないのかもしれない〜。ともあれこの映画は観る価値は、あったのだった
  64. 『メッセンジャー』:〈意外と面白かったの。にっこり。もっとゆるいと思っていたのですね。確かにゆるいけどぉ、まぁこれくないなら許してあげましょう。あ、飯島直子の歌はいただけません(爆笑)。ってゆうか恥ずかしいぞ
  65. 『黒猫・白猫』:〈予想に反して面白かったのだ! 予告が悪すぎたのですね。「ニャにがニャンでも結婚!?」なんて聞いたら、観る気が萎えますって〜。でも観ると流石に面白いです。ジプシーの恋愛は気持ちがよいね〜。ラヴラヴなハッピィエンドが待っているしね
  66. 『大阪物語』:〈本当に1年かけて撮っている映画ですね。冒頭の女の子が、エンディングでどう見ても育っているものね。沢田研二と田中裕子の夫婦漫才師の話…なんだけどメインはその娘の成長譚なのであった。可愛いからいいよね
  67. 『プラクティカル・マジック』:〈眠かったのだけど(笑)、ちゃんと観ていると面白い話だったのだ〜<褒めていいのか? 魔女の話だって聞いて行って、期待が大き過ぎたのですね。派手な魔法があんまり出ないもんでねぇ。でも、細かく面白いからまぁ、ほどほどにいい映画ってことで
  68. 『迷宮のレンブラント』:〈レンブラントの贋作を描きあげるシーンが必見! あいなけ苦労すれば、価値があるというものだ。逃亡シーンとかはどうでもいいや…あ、車のナンバープレートを書いたり、途中でお金が必要になって子供の落書きに手を加えて画商に売ったり、贋作師としての能力をフルに発揮している処は見どころだね
  69. 『エイミー』:〈設定を聞いて、うはうは言って観に行った映画です。歌手であるお父さんが舞台で事故死して、そのショックで耳が聞こえなくなったエイミーは、実は歌だけは聞き取り、そして言いたいことをメロディに乗せれば喋ることが出来る! そんなエイミーが行方不明になって、捜索隊はみんな歌を歌いながら探す…って聞いたら行きたくなるでしょう? で、半分くない観るまで舞台がオーストラリヤだと判りませんでした(笑)<ダメ! オチはそんなに引っ張るほどの意外性もないものだったのでランキング的にはこの辺りなのです
  70. 『シュリ』:〈『八月のクリスマス』〜8位〜の主役の人が、こんなアクションものをするとは〜! 韓国映画も普通なんだと、思い知らされました。北朝鮮の工作員の特訓風景はかっちょいいぞ。まぁ、途中で“血を連想させるケチャップ(チリソースかな)”をのちに凶弾に倒れるキャラの背広の心臓の辺りに飛ばす、とか細かい(必要とは思えない)暗示を交ぜたりしているのが結構ご愛嬌でした
  71. 『タイムトラベラー きのうから来た恋人』:〈地下核シェルタに30年に亘って潜んで育ってきて、ついに地上に出てきた男性の物語です。ごみ同然かと思われた株券にものすごい価値が出ている、とか判り易いズレを楽しむ映画なのですね。そういう意味では期待以下にはならないし、でも期待を遥かに越えてバカ面白という訳にもなっていない…というそうゆう作品です。どーせハッピィエンドに決まっているしね
  72. 『メリーに首ったけ』:〈“下品なギャグ”“お色気ギャグ”満載!っていうポスタとかの売りが嫌いで(笑)観に行くのにだいぶん抵抗があったのだけど、まぁ観たら観たで面白い映画でございました。問題は「そんなにみんなしてメリーを好きになるかぁ?」って処にあります。あと、言い寄る男がみんな姑息過ぎ。あれだったらちょっと誠実な男が出てきたらころっと、メリーはそっち行くでしょう? 映画だから面白くさえすればいいでしょって、思ってる節はない?
  73. 『鉄道員』:〈志村けんがいいね。あと一番小さい時の娘。可愛いね。ストーリィがどうも、許せないのでランク的にはこの位置だ。だって、「娘が死ぬ時も」「奥さんが死ぬ時も」仕事をしていました、って、もしこれ普通のサラリーマンだったら赦されると思う? 大バッシングされるっしょ? 雪深いJRの終着駅の駅員だったらオッケィでサラリーマンだったらダメって、職業に貴賎があるとでも言いたい訳? あと、見た目が高倉健だから「不器用ですから」で赦されているでしょう。そうゆう時は仕事を替わってもらいなさい! もしこの役が坂田利夫だったりしたら、みんな認めるかー? アホの坂田も結構不器用そうだぞ。…などと考えつつ観ていました(笑)
  74. 『パッチ・アダムス』:〈“善意のお調子者”を描く時はどうやっても周囲を“頭ガチガチの判らず屋”で固めなければならないっていうのが映画界の定番ですね。ご多聞に漏れずこれもそーです。こんなに判り易く判らず屋が揃っているって処も、そうそうあるまいにね。でもこれ実話を元にしていて、エンドタイトルで今現在パッチアダムスがどうしているか、こいつがはぢめたこのシステムは今どう機能しているか、とか出てくれるのは、ちょっといい感じですね>だったら『Born to be ワイルド』〜95位〜も実話で、ラストで同じ様に出るのだが、それはどうよ>それはね〜、まぁ(笑)
  75. 『コキーユ 貝殻』:〈風吹ジュンは、40越えても綺麗で可愛いねえ。同窓会で再会して不倫の関係に陥るっていう話です。きっと男から見て、ものすごい都合のいい恋愛をしてくれる女性って役だから、女の人が観たらこの話、ちょっと嫌なんではないかしら。ネタバレですが、最後であっさり風吹ジュンは死んでしまいますので(トラックに巻き込まれるという死因だ)そうゆう意味でもこの不倫は後腐れなくって、とっても勝手のいいストーリィに仕上がっております。女の人はこの映画観て怒ってもいいよ。男の人は「よいお伽噺だね」って、夢見て観るがよいよ
  76. 『アルナーチャラム 踊るスーパースター』:〈ラジニカーントだからって楽しみに観に行ったのだけど、やっぱり『ムトゥ』がまずまっ先に公開になっただけのコトはあるんだなあって、思い知らされる結果になりました。「30日間でお金を余すことなく遣い切る」って設定は面白いのに、遣い道に意外性がないのだった
  77. 『葡萄酒色の人生 ロートレック』:〈この映画を観てきて、帰ってからロートレックの写真を見てみたら、なぁぁぁぁんてそっくりなんでしょう! あと、「ちゃんとしているなぁ」って思ったのは“ロートレックが描いている途中で破棄した絵”を絶対に画面に映さないっていう点。画面に出すのは本当にロートレックが描いたものだけ、っていうのは誠実だよね。フレンチカンカンとかのシステムも判るし、とてもためになる映画です。ためになるばかりでなく面白いし、よかったよかった
  78. 『あつもの』:〈小島聖が、全裸で。あらあらまあまあ。いいものを観せて下さって(にっこり)。肉付きがよくって、可愛いね(褒めている)。菊作りのお話で、結構(ってゆうか予想通り)地味なんだけど面白く観れました。「邦画」っていうんだったらこうゆうのを、みんな観ればいいのになぁ
  79. 『トゥルー・クライム』:〈12時間で無実を晴らす、そうでないと死刑になっちゃうんだもん、ってゆう無理のある映画。こんな調子よく行く訳ないよねって誰もが思いながら観ているぞ。「隠された真実」が、なんで今まで判明しなかったのに12時間弱で明らかになるかなぁ。警察は何をしていたの?っていうお話ですね
  80. 『スパイシー・ラブスープ』:〈予告を観た限りでは『アドレナリン・ドライブ』〜44位〜と『八月のクリスマス』〜8位〜を足したみたいな話かなって思ったのだったけど、10代、20代、30代、40代、50代それぞれの恋愛を描いてゆくって映画なのだった。まぁ、予想できる範囲の出来の、映画です。「韓国の風習を楽しんで観ましょう」っていうお薦め言葉が相応しい、ってくらいの評価ですね
  81. 『チンパオ』:〈第二次大戦中の日本軍と中国の少年との交流(いがみあっているけどね)を描いた映画。「こんなの絶対つまんない」って思って試写会に行ったら、そうでもなく観られるレヴェルだったのでした。一般試写だったのだけど、さすがに観に来ていた人は少なかったぞえ(笑)。でもね、“桂林で戦争をしている”っていう絵づらは見ものでしたね。「中国に於ける日本軍」の描き方も、酷すぎずもなく、甘過ぎずもなく…だったからまぁ、なのでした
  82. 『春のソナタ』:〈フランスの、とってもいい感じの春の過ごし方…の映画(って言っていいのか?)。フランス人はご飯の時にも哲学談義をするんだねぇって、この映画で知ったよ(ってこの映画だけか?)。いや、『哲学者の密室』を読んだ後だったのでねぇ…
  83. 『オフィスキラー』:〈シリアル・キラーとして目覚める発端が、『黒い家』〜23位〜の大竹しのぶほども狂気を感じさせる描かれ方をしていないってのが弱い。“ひょんなことで死体を手に入れて”そっから地下室に死体を収集しはぢめているってのは、どうよ
  84. 『ハイ・アート』:〈女の子同士の、まぁ、肉体も含めた恋愛のお話です。片っぽがカメラマン、片っぽが被写体です。ので、いい感じのショットとか出てくるので絵づら的には綺麗なとこもある映画なんだけど、期待したほども“芸術”に傾倒していなかったのが残念だったのでした
  85. 『カラオケ』:〈『のど自慢』〜45位〜みたいに、定番で盛り上がる映画かなって思ったらやっぱりカラヨケだけあって、せまっくるしくてミミッチイ話でした(笑)。クラス会の二次会でカラヨケボックスに行って、でも人それぞれ、ひとネタあって…っていう映画。『のど自慢』〜45位〜ほども歌とネタがシンクロしていないのが、敗因かな…
  86. 『プリティ・ブライド』:〈結婚式場から逃げ出す新婦の話。何度結婚式を挙げようとしても逃げ出す新婦役がジュリア・ロバーツ、それを回避して結婚に至ろうと挑戦する新郎役がリチャード・ギア。ってことでみなさん『プリティ・ウーマン』を期待して観に行ってがっかりして出てくる、とゆうパタンらしいのだけど、をかべは『プリティ・ウーマン』観てないので全然平気だぞ(笑)。「なんで式場から逃げ出すのか」のネタ明かしなんか、どーでもいいよーな理由で、そうしてみると“なんか変な性癖のある女の人の話”ってどまりな映画だ
  87. 『エネミ−・オブ・アメリカ』:〈人工衛星で位置をキャッチされる、なんて映像はかっちょいいのだけど、落ち着いて考えてみるとそう大したことはしていないねえ。“コンヴィニで公衆電話を使”ったから、再発見されちゃったりしているだけで、ちょっと考えればまんまと逃げおおせたでしょう? なに、あのゆるいの? 肝心カナメの証拠物件も失うし。で口八丁で、解決するし。そんな行き当たりばったりな(笑)。実際には「そんなまさか、あり得ない」っていう(袋の中に何か落とし込んだから、ほら、袋が膨らんだでしょう?みたいな)解析機器が楽しいね。『WHO AM I?』〜51位〜のそれに通じるものがあるね
  88. 『キラーコンドーム』:〈期待が大きすぎました! “コンドーム型の肉食の生き物”って、ものすごく楽しみぢゃん? そうしたら、造型がちゃちちゃち! もうちょっとなんとかさぁ、そんないい加減なことしないでさぁ…って残念に思うのであったよ。本当に、もう少し制作費をかけてあげてね
  89. 『ベンヤメンタ学院』:〈ヘンチクリンな全寮制の、執事養成学院の話です。入学してきた男がひっかきまわす…と書いてしまうと判り易い映画って気が致しますが、とんでもなく判りづらいお話です。…って、ここまで知ったうえで観れば覚悟が出来ているので多少は理解できることでしょう…かな?
  90. 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』:〈映画を作った側の思考が楽しめました。これを映画作品としてだけ観た場合は、この辺りの評価になります。どころか「ホラーだよ、怖いよ」とだけインプットして観に行って「?」となった知り合いを少なくとも3人知っています。この映画の楽しみ方は、観る前に出来る限り情報をインプットする、それに尽きます。この映画がどう作られたかを解った上で観ると、きっとすごく面白いでしょう。または、きちんと(この映画に沿ってきちんと、の意)想像力を働かせることが出来る人だったら、充分に怖さを楽しむことができると思うのだったよ。ちなみにこの映画を観てだいぶん経ってから朝4時前に歯を磨いている時、“テントの外で子供の笑い声がする”ってシーンを思い出したら物凄く怖くなったのだった(笑)。小さい子かっ!
  91. 『娼婦ベロニカ』:〈ラストが例によって裁判ざたで終わる映画なので、それでをかべ的な評価はかなり落ちるのです。で、ここ。結構いい映画なんだけどねー。情に訴えるラストは、この話の場合、ダメでしょう。せっかくかっこいい娼婦だったのに他からの力に頼ってしまってはね…>まぁ、裁判ざたになった時点で自力ではどうしようもないのだろうけど、だからこそ裁判ものの映画がダメだと言っている訳なのです
  92. 『ノイズ』:〈ミステリィ・SF・ホラー仕立て(なにそれ)でどきどきします。が、ラストのクライマックスシーンで“敵”を画像として見せてしまっては、もう!興醒め!! CGが使えるんだよ〜って誇りたがる時代でもなかろうに…、ってひとつ穴を見つけると、それまでは目を瞑っていた“この敵は、『ヴァイラス』〜57位〜の敵みたいに宇宙空間で待つ必要性ってのは、どこにあった訳?”とかいっぱいいっぱい、不満が露出してくる…ってゆう悪循環を以て、ランクがここまで下がる訳なのでした。この手の(『ヴァイラス』〜57位〜とか『パラサイト』〜15位〜みたいな)が当然のように「ハッピィ・エンド」に終わるものなのに反し、せっかく「バッド・エンド」が用意されているというのに、惜しいの
  93. 『ガラスの脳』:〈生まれてこの方、ずーっと昏睡状態にあったのが、17年めに7日間だけ目覚めることを(神様からね)許された女の子の話。手塚の漫画が原作です。をかべはこの原作を雑誌発表時に読んでいるんだよなー。こうゆう話だから7日間で、這う→立つ→歩くのみならず、読み書き喋りが充分に達者にならないといけないっていう設定なのです。が、なんで“もう充分成熟した状態になっていい”日を迎えても17歳の年相応の喋り方よりも幼い口調を演じるのだろう…って不思議に思っていたら、こないだポカリスエットのCMを観て解った! ヒロイン役の後藤理沙は、普通に喋っても舌っ足らずだったのか! が〜ん!! そんなトリックが、あったとは!
  94. 『200本のたばこ』:〈クリスマスに何人もの男の子と女の子がうろうろうろうろパートナーを探して動き回った揚句、最後に全員が辿り着き集まったパーティ会場でそれまで目当てにしていた相手以外の相手とそれぞれ関係を持ってハッピ〜(おっきいはあと)って映画。ってのが途中で読める(最初で読める)ので、観続けているのが辛かった。それぞれそんなに魅力的なキャラでも、エピソードでもないんだもの
  95. 『Born to be ワイルド』:〈アメリカの、ジャニーズ映画、なのかな。人気子役たち演じる三兄弟が、アメリカの野生動物をカメラに収めるために冒険旅行に出る、って話なんだけど適度に幼稚でさぁ。でもテキトーに流して観ていれば、それなりに楽しめる出来にはなっている…と言ってもいいかもね〜
  96. 『ホーンティング』:〈これはダメだ。お屋敷の彫刻が動いたら怖いでしょう?って考えてCG使ってがんがんぐるんぐるん動かすんだけど、それぢゃあ『キャスパー』だよ。“滑稽なだけのホラー映画”に成り下がっております
  97. 『ブロークダウン・パレス』:〈高校の卒業旅行でフィリピンに遊びに行ったアメリカの女の子ふたりが、麻薬の運び人に騙されて、荷物の中に麻薬を忍ばされ空港でダミーとして捕まり(その隙に本当の運び人はまんまと出国してゆく)、投獄されて30年にも及ぶ刑を喰らいました、どうしましょう、っていう映画。いたいけな高校生の女の子が悪夢のようなフィリピンの刑務所に入れられてしまった〜しかもハメられて〜っていう悲劇を描きたいらしいのだが、このフィリピンの刑務所っていうのがとっても牧歌的で(笑)山羊を飼ってたりニワトリが遊んでたしするし、主人公の女の子たちは刑務所の中で使役をさせられる訳でもなく、ただごろごろしてご飯だけは満足に食べさせてもらって…ってゆう失敗作。こんな映画を観た人はご愁傷さまだ
  98. 『裸の銃を持つ逃亡者』:〈ギャグにギャグを塗り込めたパロディ映画。ヒットした映画のパロディをつないでストーリィにしているようだけど、をかべが観たことのあるのはせいぜい『スター・ウォーズ』くらいだったのだ。さて、元ネタをそこまで知らずに観た場合、この映画はどうかっていうと、やっぱ流石にきついでしょう…ってゆうかきっと元ネタを知っていたとしてもどうかと思うけどね…。こうゆうのは好き嫌いでしょうし、をかべははっきし言って嫌いだからね<嫌いなの?
  99. 『シンプル・プラン』:〈犯罪をする時は潔く! 肉親といえども可能な限り共犯者は作らない方がイイ。特に、あとからビビる仲間なんていうのはもー殺すしかない…ってことを教えてくれる映画
  100. 『交渉人』:〈かなり楽しみにして行ってみたら、舞台が立てこもったオフィスから全然動かないんだもの。つまんないや(笑)。映像的にも楽しませてくれよ
  101. 『セカンドチャンス』:〈結婚と、不倫と、離婚の、みっつの話のオムニバスです。これこそ“映画館で観る意味”を考えさせてくれますね。逆に考えたら、これをテレヴィドラマとして1回こっきり放映したら、全然視聴率が取れないで消えてゆく…ってのの典型になりそうな、そんな作品ですかね。ってことで、金を取って劇場の椅子に縛り付けて観せる、という方法を選択したのはこの場合正しいと言えましょう。そうまでしてこれを観る意味というものを考えさえしなければ、ですが
  102. 『ディープ・ブルー』:〈深海に閉じ込められて、アタマのいいサメが襲い来る恐怖におののく…っていうのを演出したかったらしい映画。失敗しているのは“サメのスピードが速すぎてどきどきとか全然しないうちにぱくって喰われちゃうから怖くない”のと“深海に閉じ込められている割りに閉塞感とか息苦しさとかを全く感じさせない”ことです。面白かったのは敬虔なキリスト教徒の黒人のキャラです。このキャラクタを観られたのだけが唯一この映画の価値でした
  103. 『無問題』:〈佐藤康恵可愛いねえ(笑)。さておき、これは香港映画らしくないですねー。まぁ、日本映画でないだけ岡村扱いがまだましだとも思えます。もし日本映画だったら、きっともっと岡村のおふざけが強烈に出てストーリィをぶち壊していたのではないかしら。ってゆうことで“中途半端”がコーをソ−しているという希有な例でしょう(笑)。岡村のお母さん役の役者は、なぜああもアフレコが下手なのでしょうか<オールナイトニッポンの特番で岡村自身も先回りをして指摘していたくらい、気になるのだ
  104. 『エリザベス』:〈人物関係が途中で解らなくなるよ。それが最大の問題です。西洋史とキリスト教史と国ごとの立場・カンケーを頭にたたっ込んでから観ないとね…ってゆうかそんなお勉強してからなんて映画観たくないし…って、きっと来年世界各国で『御法度』〜33位〜を観た一部の人々は思うのだろうなあって予感がします。こうしてみると『恋におちたシェイクスピア』〜40位〜の、「前情報をほとんど何も必要としない語り口」のなんと高度なことか!というのがよく判りますね
  105. 『LISA』:〈山登り(ちゃんと、『クライマー列伝』みたいに登るのだ。まぁ、シェルパは要らないみたいだけど)をしに行っているうちに彼氏が女を連れ込んで、怒って追い出すのだけどこの彼氏は浮気をしていた内にエイズに感染していて、LISAもHIV陽性。ショックのあまり新しい恋人を置いて前回は頂上を極められなかった山にもっかい登りにゆく。新しい恋人はLISAを追って山に…っていう映画。“山登り”がああゆうふうになされるっていうのを見せてくれる、その点ではお勉強になる映画です。教訓はね、“誰かれ構わずやりまくっている人はエイズになるよ”ってことかな。“山に登ってもエイズは治りません”かもしれない
  106. 『逢いたくてヴェニス』:〈紳士(女を殴らないような男)だけを相手に傍若無人に振る舞う女の話で、こういう女は大っ嫌いです。にっこり。殴られるかもしれないシチュエイションでそれでも闘う女っていうのなら共感を持つのだけどなぁ
  107. 『将軍の娘 エリザベス・キャンベル』:〈「レイプよりも悪い罪がある」ってキャッチコピィを見た時に「そんなことあるかい! そりゃ女性に対して失礼やろ!」って憤慨して、そのまま観に行きました。ああ、死体が発見されて、誰が殺したでしょうかっていうミステリィを作っているつもりだったのですね。ところが犯人だった人物が、をかべは同定出来てなくって(ほら、外人さんって似た顔しているでしょう? のみならず軍隊の中の話だけあって、みんな着ている服が軍服で一緒ぢゃん。区別つかないって!)「あ、あそことあそこで出てきたあの人なの、フーン」ってなもんだ。全然ダメな映画でした。わはは
  108. 『ワンダーランド駅で』:〈恋愛に至る男女が、それまですれ違いつつもなかなか出会えない、ハラハラドキドキしますね、ってのを楽しむ映画。を作ったそうなのですけど、別にハラハラしないぞ(笑)。盛り上げ方を間違えているのではないか? 観終わってから「恋愛って、はぢめるまでより継続させるのがむづかしいんちゃうか?」なんて感想を持たせては、失敗でしょう>つまり『ストーリー・オブ・ラブ』〜61位〜は、成功でしょう
  109. 『アナライズ・ミ−』:〈マフィアの親分が気が弱くなって精神分析医にかかる…って設定を知った時は面白そうだって、すごく楽しみにしたのだけど、全然(笑)。もっともっと無茶をしたり落差をつけたりすると期待したのにね。“普通の、ちょっと困った映画”どまりでした
  110. 『ゴージャス』:〈チープ! 話が小さいぜ! アクションがみみっちいぜ! 何も期待しないで観に行くと面白いかもよ(笑)。何年かあとに、訳の判らないチャンネルでテレヴィでやったのを観るくらいで、充分過ぎます
  111. 『雨あがる』:〈老いてからの黒澤によい作品なし!を標榜して憚らないをかべだが、その黒澤が作らなかった映画を作ってどうすんねん、って思って観にゆきました<行くかなあ(笑)。なんでキィとなる殿様とかそのお小姓が、科白棒読みの大根な訳? あと、本当に寺尾聰って、ちゃんばら強いのか〜? もっとそこを魅せてくれなきゃね
  112. 『パッション・フィッシュ』:〈「捕まえたお魚の腹を割いて中から小さいお魚が出てきたらそれは“パッション・フィッシュ”っていって、握って願い事を唱えると叶う…という言い伝えがある」ってのがタイトルの由来。だけどストーリィ本編には全く関係ないのみならず、この言い伝えもこの映画用に監督が考えたとゆうから噴飯ものだ(爆笑)。ストーリィはね、車椅子生活になった女優が田舎にひっこんで、お手伝いに来る女の子を片っ端に辞めさせてきたのだけどやっと気の合うお手伝いが見つかりましたよ、って話。地味です。面白い話でもありません
  113. 『Mr.Pのダンシングスシバー』:〈黒人の寿司バーのシェフの話。腕はいいのだけど黒人だからってコトでなかなか就職先がないのだ。そうこうしていると、かつてベトナム戦争に従軍していた時分のトラウマをほぢくり返したりして、ベトナムに贖罪の旅に出る…ってゆうピントの位置がよく判らない映画。観客を置き去りにして話は進んでゆくのです
  114. 『メッセージ・イン・ア・ボトル』:〈ボトルに入ったおてまみの差出人を調査して、いらんことをほぢくりかえした揚句にヒトサマにメーワクをかける女性記者のお話です。行き違いがふんだんに盛り込まれていて、なかなかココロが通わないと思ったら男の側が死ぬことで決着がつくの。全然、気持ちのよくない映画です
  115. 『マイティ・ジョー』:〈でっかいでっかいゴリラがデズニーの動物園に連れて来られて、でも悪者の悪巧みで逃げ出しちゃって、遊園地へ行って観覧車の上に取り残されたコドモを救出して「なぁんだ、いいゴリラだったんぢゃん」って判った時には観覧車から落下したことで死んだ…と思ったら実は生きていた、とゆうデズニ−らしい映画。実写になっても悪者は悪者然としているのだなあって、感心したものです。まぁ、つまりは子供向けなのでしょう
  116. 『梟の城』:〈映画館の大画面で(といいつつ試写室で観ましたが)「時代劇だから、ヅラをかむってますよーほらほら〜被りめの境目が、はっきりと判るでしょう〜」ってのはなんとかできんか。“作り物”の“お芝居”なんだねえって、つくづく冷めるよ。CGで忍者がお城の屋根の上を走るとこを作る余裕があるってんならそのヅラの境目をどうにかしなさい、時代劇! あと、凝った血の吹き出し方を演出するあまりに滑稽になっていますのでそこも注意
  117. 『ホーホケキョ となりの山田くん』:〈売れないと思ったら案の定だ。テレヴィで昔やっていた『おじゃまんが山田くん』ほどのレヴェルすらも、ないのではない? まだしも、大昔映画でやっていた『がんばれタブチくん』の方がテンポが善かったでしょう? いったいターゲットは、どこよ?このアニメ。…ってっても、どこだったとしても失敗しているのだけどね。制作現場でみんなで「ケセラセラ」を合唱しながら作った、というのはしゃれのつもりかもしれないけど、涙を誘うよ
  118. 『サイモン・バーチ』:〈無理に、殺してないか? いい話にしようとしたのは判るけどさ
  119. 『アイズ・ワイド・シャット』:〈これはレヴェルが低い。背徳の館が、全然蠱惑的でないのだ。なにが言いたい映画なの?
  120. 『恋は嵐のように』:〈ポスターがとってもかっこよかったのにぃ(向き合うふたりの背景に大風が吹いていていろいろモノが飛んでいるのだ!)。“なかなか結婚式場に辿り着けない新郎”っていうけど、ここで降りかかるどんな災難も全部、回避可能でしょう? ゆる過ぎ
  121. 『セレブリティ』:〈モノクロで描かれる、ハイソ(この場合セレブリティって言うべき?)な人たちの生活、並びに女癖が悪くなかなか這い上がれないアンラッキィな男と、その男と別れたことで成り上がることに成功した女の物語…です。ウディ・アレンの作品だってことで期待して行ったのだけど、別にそんな…。これ、面白いかぁ? 毒が強い訳でもないし、ねえ
  122. 『ラスベガスをやっつけろ』:〈ドラッグをキメて、幻覚をばんばん見ながらラスベガス取材を敢行するゴンゾ・ジャーナリストの話。そうと知らずに観始めると、「これはなに?何が言いたい訳?」って戸惑っている内に訳の判らぬまま話が進んでゆき、ついには観続けることを放棄して映画館で寝る…羽目に陥りますね(断言!)。きっともう一回観ると、初見よりは楽しめることでしょう。が、一回観ただけの評価は“最低ランクの内のひとつ”なのだった。判りづら過ぎるわ、この映画
  123. 『金融腐蝕列島 呪縛』:〈日本の企業ってめんどうくさいのねって思った<子供の感想か。株主総会と総会屋っていうのは、そんなに嫌なことならなしにすればいいのにって思いました。現場のおっちゃんとかが観るとなんかきっと感想があるのだろうけど、こうゆう世界とは全然カンケーない者にとっては面白くもおかしくもなんともない映画です
  124. 『肉屋』:〈精力絶倫の肉屋さんと不倫をする(不倫と言っても旦那の出張旅行中に肉体関係を持ちまくる、だけ)映画。なんかベストセラー小説の映画化らしい。でも見るべきものは、ない。配給会社もやる気がないのか、パンフレットも作っていないというテータラクです。推して知るべし
  125. 『ポーラX』:〈『ポンヌフの恋人』を作ったあの!監督の最新作!…って売り方をされる時点で、この作品自体に華がないというのは察知していただけるでしょうか? ふたまたをかけている青年が苦悩する話。自分が悪いんやんか! ばかちゃう?(嘲笑)
  126. 『モーテルカクタス』:〈韓国の、モーテルの一室に泊まるカップルたちを描いた映画…だそうです。例によってカップルたちの区別がつきません(笑)。視点が移動しないので退屈です<「視点が移動しないから退屈」というのは、本来違うんだけどね
  127. 『ハイローカントリー』:〈第二次大戦後まで残った西部男魂のお話、だそうです。女を取り合って諍いを起こして結局撃ち殺されて…って、な〜にやってんだか。喧嘩するな!
  128. 『グロリア』:〈ギャングから子供を護る気丈な女性の話。どいなけ気丈かっていうと、刑務所帰りなくらい気丈。でも、妹を頼って行って断わられて怒ったりとか。って、自分の生活を改めなさい! 最後の決着もね、駆け引きの材料のフロッピィを簡単に渡して、交換条件に見逃してもらう…ってそれでいいのか? ギャングとしてのオトシマエって、それでオッケィなの?
  129. 『黄昏に瞳やさしく』:〈76年にあった学生運動に巻き込まれてゆく(ってゆうか自らそっちへ入ってゆく)女の人とその小さい娘の話…で、義理のおぢいちゃんとのココロの交流を描いている。小さい娘は「自分がふたりいる」と思っている。おぢいちゃんは大学の先生…だっけ。設定だけ書くと面白そうに見える? でもつまらないよ。盛り上がりに欠けるし退屈だし
  130. 『ボンベイtoナゴヤ』:〈これは商業映画ではない。金を採って観せるレヴェルの映画ではありません。撮影も、編集も。20年前の高校生でももっと“ヒトサマに観て頂く”誠意を持った映画を作っていました。画面にカメラのクレーンの影が映り込んだら撮り直せよ。「はしょった部分は観てる側で埋めてくれるだろう」でなくってちゃんとストーリィが判るように場面を繋げよ
  131. 『サラリーマン金太郎』:〈なんで裁判所から金太郎が出て来ると、パンピーが大挙して押しかけて、喝采するかなあ! そんなにアカラサマに金太郎を支持できるようなニュースソースを、みなさんどっから得たの? そんなマスコミはいる訳? そうそう、テレヴィシリーズも漫画も、一切観たことがないまま観に行ったのだけど、それは関係ないみたい。どっちにしてもこうゆう“独りよがりの一方的に勝ち名乗り”話は大嫌いですので
  132. 『ドリームメーカー』:〈出てくる大人がばか過ぎ。なんでコドモが考えた“お店を流行らす方法”なんてのが活きて、大人はただ単に「もうこの店はダメだ〜」なんて言っているかなぁ。あと、金策に困っているというのに休みの日にふたりで沖縄行ってんぢゃねえよ(笑)。暴走族は集団走行はしているけど決して暴走しないし。それを官憲はヘリからネットを落として確保するっていう危険きわまりない方法を採る悪者として描いているし。「大人は解っちゃいねえ」を演出しているのでしょうね。観る価値はないです
  133. 『レザレクション』:〈聖書に則って殺人を犯していく犯人を追い詰める話。まず聖書に興味のない民族には面白くもなんともない。そして、この犯人は警察よりも先回りをして“午前0時前後に男の子を出産するマリアという名前の女性”がいる産院を見つけてその産んだ子をさらうことが出来るというのに、どうしてのこのこと自分が犯人ですよと言わんばかりに警察近辺に出没するのかなぁ。何がしたいのだ? 捕まりたいのか? ゆる過ぎ
  134. 『グレイスランド』:〈プレスリーがどんなに偉大か知らないが、プレスリーがどんなに偉大か知らない人には何の価値もない映画です。何が言いたい?
  135. 『ゴジラ2000-ミレニアム-』:〈電車から浮遊飛行する岩を目撃する安斎肇らの役は、要らんだろう。なんでああゆう子供すら騙せないコドモダマシを挿入するかなぁ。今回はゴジラの出現理由を一切解析しない(ゴジラは出て当然の存在であって、どこに出るかを予測し対策をいち早く採るべし、ってものになっている。台風か)世界が描かれているし。あと、ラストで死ぬ阿部寛ってのは、きっと『ガメラ3』〜24位〜を観て「ああゆう死に方をするキャラクタをひとり、作りましょう」って言って設定されたものとしか思えない死に方だぞ。ぱくぱく

赤字の映画はリヴァイバル作品※


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