2016年に読んだ本々

『χの悲劇』森博嗣/講談社ノベルス〔2015年5月6日第一刷発行〕
 直前に『魔法の色を知っているか?』を読了しておいてほんっっとうによかった!! そうして、時制が、ああああああああ、そおかあああああ(しみぢみ)。登場人物紹介になぢみの名前が?と思っていたら<コラッ。そーして、メーンとなる事件の「作者が設定した解答」が、ちゃんと明示される、というのは読んでやはり嬉しくなるものだなあ(しみぢみII)。あとはハッキングの文学的表現! 剣豪小説といいパイロット小説といい、森博嗣さんのこれは醍醐味だ。いいものを読ませて頂いた!ので買って2日で読了しちゃった!16.05.08
『風は青海を渡るのか?』森博嗣/講談社タイガ〔2016年6月20日第1刷発行〕
 島田さん出てこなかったなあ(笑)<コラッ。造型的にはブライスを想像しています私。敵対組織がフレンドリィ、っていうのは新しいと思う。今回は大怪我的な体の損傷が描かれることがなかった、のでスリリング的におとなしめ?と捉えています。田中一家もヴぢでよかったよかったよね〜。16.06.22
『正直に語る100の講義』森博嗣/大和書房〔2016年8月15日第1刷発行〕
 MORIpagosを読んでいるかのよーにみぢかくてヴァラエティに富んでてとっっても僕得。54講めはほんっとうに、うろこものとゆーか、知識ではない観点で人を評価する55講めとか、この視点は貴重だなああと思い知ったのが最大の収穫だったよ、いいものを読んだ。16.08.10
『人生を危険にさらせ!』須藤凜々花/幻冬舎〔2016年3月30日第1刷発行〕
 森博嗣さんにだいたいある(笑)>「自律」は「自在」だし、暗記教育に対する懐疑は『道なき未知』第19回だし。ので、読んでて、理解の一助になったので、とても好ましい。対話篇は僕にとってはすっっげいとっっつき易い描写法であるとよっっく思い知った、ストーリィまでちゃあんとあるし。これが、ト書きとゆーか情景描写まで含まれて書かれていたらこんなに早くは読了できなかったろう(笑)。タイトルの引用元は165ペヂーに到って出てくる、けど、これはやっぱり改題前の『ドリアンと哲学』でよかったんぢゃないかなーと思えてならない。16.07.26
『つぼみ茸ムース』森博嗣/講談社文庫〔2016年12月15日第1刷発行〕
 僕は具体的な話題が好きなのだと自覚した<74を僕は読んだのか!?(悲鳴) てゆうか80の素晴らしさ!! あとねえ(ため口か)、羽海野チカさんのあとがきがちっっともどっっこもあとがきではないッ。これまでのパティーンで次作も羽海野チカさんだと思う、ので、どー出るかがミモノ。16.12.21
『ツンドラモンスーン』森博嗣/講談社文庫〔2015年12月15日第1刷発行〕
 振り幅とはこの本のことだ。そうして珠玉のワンフレィズがあちらこちらにきらきらきらと。いっこ挙げると213ペヂーの「戦争は単純で、平和は複雑だ。」なんて!すげい!!16.01.19
『デボラ、眠っているのか?』森博嗣/講談社タイガ〔2016年10月18日第1刷発行〕
 わあ、次回作のタイトルが184ペヂー5行目に出てくるなあ、ほう。まあ、サリノがリセットされた訳で、本当に、次回作のタイトルが意味を持ってくる所以だ。トランスファてのはウォーカロンに続く、森さんならではの「発明」だから、今後にちょうぜつ期待。心に遺ったのはフォワグラと、べろ出すシーン。16.10.28
『日本人の甘え』曽野綾子/新潮新書〔2016年9月20日発行〕
 言い放題、というか、この人でないと言えないこと、を仰山持っているのだなあと思う。読んだら、まあ、そうだよねと答えるしかあるまいし、反論するようなら読まなきゃいいのだ。「こうゆうメニ遭った」には素直に情報として受け取り、「こう考えた」にはそう考えていいのかーと捉えて読めば宜しい。中にはそうそうそうと思う点も多々々あるし<ラストの項の死を待つばっっかし的な内容なんて特にそうそうそうだったし。海外での体験談がどれも読んで面白い、ってのはすげいなあと感心<偉そう!?16.11.23
『魔法の色を知っているか?』森博嗣/講談社タイガ〔2016年1月18日第1刷発行〕
 前作の終いの方で、今回の帯にも書いてる、チベットに行く、っていうのを読んだ時点で、どこへ行くのかを氣づくべきだった(笑)<氣づいたのは55ペヂーを読んだ辺りでだ、遅い僕! そうして魔法の色の、もんのすごい偶然性!! 好き。森博嗣さんには204ペヂー1行目の漢字は、違っていませんか?とクーリエルを出したヨ!16.05.05
『無理難題が多すぎる』土屋賢二/文春文庫〔2016年9月10日第1刷〕
 これまでの土屋本と同じように、こうゆうレトリックを弄するか!!とかを楽しみ感心しつつ読んでいて、でも。割れながらぴっっくりしたのは、「ためになった」「我が身に翻って振り返って省みたら、指針となった」みたいな感想を抱く奴があったことだ、わあ<主に「思い通り」系の奴だったけど。森博嗣さんのエッセイ的なシリィズでは、ためになるとか役に立つってレヴェルではなくって、ああ、こう考えなきゃなんないんだなあ!と、浅薄な自身を反省し鼓舞し奮起しまんま全部受け容れて個人的な思想を上書きする、よーな読み方をしている僕だが、土屋本で、そこまでは到らなくても、目を覚まされることがあるなんて!! 病んでたのか@僕、と捉えざるを得ないではないか、ぎゃー。なんでもいいや、読んだ甲斐があった。また今後も読もう。16.09.18

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