『アイ・アム・ナンバー4』
- ただ「ちょっとすげい能力を持ってる子が襲われるので闘う」だけの話。味方はブルーの光、敵は赤い光だからバトルは判り易いよ。続きもんにする氣まんまんまんなので、つまりかなり「初期設定」然としてて観応えのないことといったら(笑)。
『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』
- 結局いっぺん精神病院に放り込まれたらなんだかんだで折伏されて、助からないって話だ。氣違い病院とキリスト教がタッグを組んだら、手強いなあ。ともに、てめえが正しいと信じてやまないからなあ。
『青空どろぼう』
- 問題だけ提起して結論は観た者に委ねてる。そおか、こおゆうスタンスもありかと思いました。でもこーゆーのってどーせ観にくる連中は全員“問題意識”を持ってる連中ばっっかしなんだろう、ってのが勿体ないなあと思う。ニウトラルに観ていろいろ言い合ったらいいドキュメンタリィだった。
『赤ずきん』
- ちっっとも赤ずきんぢゃねいぢゃん!とショックを受けたあまりに途中から、ちょっとでも原作に倣ったモッチーフがちら見えするたびに安堵する、なぁんて鑑賞をしてしまった(笑)。これに『赤ずきん』てタイトルつけて釣ったらいかんよ。赤ずきんが実は赤マントだった、とゆーのはかわゆすだから認めるけど。
『悪魔を見た』
- 『冷たい熱帯魚』を『完全なる報復』に応用した話だ! ブームかにゃ、スプラッタ復讐。「悪魔」呼ばわりしたらここまでの描写もオッケイ!ってエクスキューズになっている?
『アザー・ガイズ』
- 予期せぬ、「ホットな女にモテ」設定が映えてる(笑)。この手のバディ映画のパロディをフンダンにぶち込んで、楽しい♪ ららるる♪
『あしたのパスタはアルデンテ』
- 邦題がこーでなかったら設定がパスタ工場の相続だ、なんて氣づきも覚えもしないぞ(笑)。自分のゲーを父親にカミングワウトしたいんだけど心臓発作で死なれても困る、ってんでうだうだするコメディだ、そんなん!死なせ!と思う者には信じられない(笑)チューチョぐわいだった。でもチューチョしないとコメディとして成立しないんだよね〜。
『アジャストメント』
- まあ、フィリップ・K・ディックの未だ映画化されていない短編を発掘してきて映画にしたんだから、このくないが関の山で受け容れるしかないでしょう。どこでもドワの設定は映像化の価値があると思います。それが観せたいばっかしだろう。
『アジョシ』
- つおいは面白い。敵が、殺されて当然ってことをけろっとやるので、なんの(主人公に対する)嫌悪感も抱かずに応援できゆよう創ってあるし。敵の非道はテッテしていて、敵内部でも反逆が起きるほどだし(笑)。テッテしている!<2回言った!
『あなたの初恋探します』
- 韓国のラヴコメディの分際で、だいたい常に感じるイワカンとゆーか、あり得ない応対とゆーか氣に喰わない態度がほとんど出てこなかったのがよかった。そうして案の定早苗、『アメリ』でいう「ブルトドー捜し」では一人死んでる(笑)し<必ずか!! あとハリウッドミウヂカルおにゃのこ成り上がり映画のテーストまで含んでるし。フンダンでいいのか、若しくはメーンのラインが薄いからフンダンで水増ししたのか。やたら日本贔屓つーか、意識して創ってる?かなとも思います。チョッパーのぬいぐるみまで出てくるし。
『アニマル・キングダム』
- 怪物くんに於けるフランケンみたいなキャラクタが主人公だったら、っていう話だ。何考えてるか解らないんだ、外に表さないから。それが荒くれの家族に引き取られたからなお一層物語は迷走する、っていう、読めない、代わりになんでもあり、という諸刃の剣みたいなアイデワの映画。それに荒くれパートの部分だけクローズワップしたタイトルつけてるの。ふーん。
『アメイジング・グレイス』
- お歌がそんなには出てこないぞ。いーけど。奴隷売買を禁じる法案を遠そうと頑張る議員の話だけど、正義は正義!ってゆー綺麗事に描かれ過ぎてて氣持ち悪い(笑)。政敵がそんな爽やかな訳ない! 氣持ち悪ッ。
『アフロ田中』
- 松田翔太の眉間と鼻の上の皺が、アフロ田中だ! そしてよくぞ!佐々木希に「はめ撮り?」って言わせた!!(狂喜) ムハー!(萌!!)
『荒川アンダー ザ ブリッジ』
- 期待はしてたんだけど、ここまで“けったいなキャラクタ”をごちゃごちゃ出すと「単に出鱈目やっている」としか思えない。キャラクタごとに特徴があるように見えないんだ、これが漫画なら漫画家の奇抜なアイデワの発表会、って捉えるから個々の色分けがなくても面白いんだけど、人間が演じると差違が解らない、てか、ない。この人数を持て余していたと思います。桐谷美玲のヂャーヂかむるのはかわよい、片瀬那奈となっちは全部かわよい!
『アリス・クリードの失踪』
- タイトルの出るタイミングが凄まじい、ってゆーかこの邦訳をつけた時点でそこまで“解って”いる訳で、予期はできるんだけど、つまりは期待通りとはこーゆーことだ。3人しか出さないと決めたらテッテ的に守る、ってのは立派だなあ(感心)。
『アンダルシア 女神の報復』
- 黒木メイサを眺めているうちに「なるよーになって展開していく」ので観やすかった。外交官である必然性はよく解らないや。あと、アンダルシア州ロンダがパズーの村みたい。
『アンチクライスト』
- 本編が全部終わるや、タイトル“ANTICHRIS♀”がもっかい出る、のに意味がある! すげいな、そういう意味の映画だったのか。日本で観ゆ際の最大の欠点は女性器に充てられたぼかしと、監督の意図として女性の顔をマスクしたぼかしとが、観た感じ同じ効果になっちゃってたことだ。せっかく映像で魅せる監督なのにー。
『アントキノイノチ』
- 柄本明とかの辺りで「ええ話」になるのが、胸糞が悪い(笑)が、うるうるうるってくる(笑)。ああ、胸糞が悪い!!(笑) トラウマの解消の、治癒の、ひとつの解答の提示だ。別の解答が観たければ『ヒミズ』をどうぞ。これはちょっと、トラックに巧くひとりだけ撥ね飛ばされて綺麗に菜の花畑に着地するとか、演出しすぎてる。
『アンノウン』
- 巧いなあ。「4日間の昏睡から戻ったら他人が自分になりすましていた、しかも妻も他人の側についている」って状況をどーすんだ?と思っていたら。巧い。ラスト30分ほどで真相が判明し、その後がだれてない、ちゃんと真相解明以上の“すべきこと”があるってーのは、巧い。なにより、妻以外にきよく混濁の間に知りわったおにゃのこなぁんてのを登場させちゃって、ダブルヒロイン態勢にしちゃって、氣分よくこれを観終えることはできゆの?とふわんに思っていたけどその辺りの結末も巧い。上手なお話を創ったもんだなあ。
『アンフェア the answer』
- 『the movie』よりかは、まっったく知らなくても受け容れやすかった。ん?と思ったのは一箇所、なんでとっとこ篠原涼子を痛めつけたり殺したりしないのか?だけです。そうして、本当に、「警察の腐敗」ってのは映画が喜んで使うモッチーフだなあと思う。警察がまぢで怒らないのをいいことにし放題か。
『イースターラビットのキャンディ工場』
- タイトルはこーだけど実は「ヘタレな人間の男子(実写)がイースターバニィ」になる顛末を描いた話だった、ヘタレぐわいは『トランスフォーマ』の主人公並み。あれがステレヨタイプのヘタレってことなのね。日本でイースターとかってなぢみないだろ?と思って観ていると、案の定早苗、キリスト教国では3000年前から支持されてる!とかって言ってる、わはは。
『イヴ・サンローラン』
- ラストをこー終わらせるために、途中に「搬出」のカットが幾つも挿入されていたんか! ゲーのお相手の語りに映像を乗せる、ってだけでよくぞ一本の映画に仕立てわげたものだと感心する。たぶん、伝記物としても稀有な作り方だと言い切ってよいでしょう。
『生き残るための3つの取引』
- 警察と検察が各自、巨悪と癒着してうだうだ、ってゆー韓国映画だけど、検察とか検事って何? 何する人たち? 警察とどっちが偉いの?なぁんて辺りが一切解らないのでつまんないことこの上ない。ややこしすぎる。「権力の悪事」ものを観尽くした客向けのハイレヴェルな物語だったのであろう。どーなるのが正道なのかが解らない僕には、これは認められない。
『一枚のハガキ』
- 大竹しのぶにアラサーの役をやらせたらいかんだろう(笑)。だけどフツーに、誰が観ても綺麗で若い子に演じさせたらこーはならなかった氣もするし。いいのやら悪いのやら。
『一命』
- ぶっちゃけたこと言うと逆恨みやん(笑)、迷惑な。*タメイキ* 満島ひかりがすごく、いい。麻央ちゃんの旦那もいい役者だなあ。
『イップ・マン 葉問』
- ただ口を噤んで戦っているだけでつおそうだ。制作サイドも解っているからこそ、敵である西洋人に「連中は大声で力が出ると信じてる」なんて言わせているし。つーかボクサが意外とつおかったのでぴっくりです。ふぅん。
『犬の首輪とコロッケと』
- 在日のちんぴらが吉本に入る話、なんだけど事実を基にしているからってんで、トートツ過ぎ。こんなのドラマ化する意義ない。特別出演には驚いたけど。
『イリュージョニスト』
- ねヴくなるとこまで含めて(笑)この映画のテイストだ、価値だ。「肩ひもストラップが余りまくっている女性スティヂ歌手」のデザイン、萌え〜♥ 「後肢がタイアの犬」を登場させるセンスに奮える。「看板に彩色する」シーンは凄まじい!!
『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』
- よっく考えたら無理なローンで家を貸した訳だから、借りた側が破綻してもそれは自業自得だよね?としか思えません。金融不況で世界の破滅だ、ハルマゲドンだとか言う恐慌には以前から、一部の者が損をしただけぢゃん!と思っていたけど、その結果どいつらが「得をした」かを教えてくれてありがにょう! そうしてやっぱきつくづくと、リーマンショックに日本はまっったくカンケーなかったことも知れた。対岸の火事以上に、夢物語だ。
『陰謀の代償』
- すぐに「警察内部の腐敗」をテーマにしたがるけど、なんかもう本当にいいやと思う。しかも今回はなんかしらんみみっちいし。全部観終わると、ああ、なるほどこれを映画に組みたかったのかって解るけど、観ている最中はどーしたいのかなにがやりたいのかよく解らないの。ふわん感を演出しているんだろうけど判ったのは解りづらいってことだった。
『インモータルズ ―神々の戦い―』
- 色調と光線ぐわいがいかにもギリシャ時代!を思わせるのは『ベンハー』っぽいからぢゃ! ストーリィは例によって自分勝手の自己満足だ、なんだこの神の贔屓ぐわい。胸糞悪くね?
『ウィンターズ・ボーン』
- 導入は興味深かった。数珠つなぎで、一癖も二癖もありそうな連中を伝っていって親父の消息を捜す話か!?と楽しみにしてたら途中から、“さっき出てきたあのキャラクタ”が再度出てきて、もう誰が誰だか訳判りません!! 解った氣になって創らないで!! こっちは退屈したらいつでも寝るから!
『うさぎドロップ』
- いや、芦田愛菜は、可愛げがなくないから!(笑) 自分の子でもない子を育てる上で勃発するあらゆる問題が、すべてどれも松山ケンイチがちょっと困るレヴェルで、ほのぼの感満載だ!
『宇宙人ポール』
- 古きよきおっかけどたばた映画みたいで素敵ね。
『永遠の僕たち』
- 「日本人という民族は世界的にも稀有な、唯一、“自死”を象徴させることのできゆ集団である」との発見は凄まじい。具体的には「セプク」と「カミカゼ」ですが。それを用いて死生観を、各モッチーフをフンダンに導入して組みわげられた映画だ、素敵すぎる!! 日本人に生まれてよかった! 日本人には自死する自由がある!
『英国王のスピーチ』
- どもりが映画のテーマになるなんて、韓国か!と思ういきよいだ。史実だろうから治療にすげいもたついてて、退屈。引き延ばす場所をもしかしたら間違っているのでは?
『エクレール・お菓子放浪記』
- ちっっっっともお菓子放浪記ぢゃない。主役の子役が、いかにも演技演技した演技をしていて、舞台劇か!と思う。これを映画でやったら小芝居と呼ばれるものになるのだと知れ。それにしてもいしだあゆみがよかった、所謂宮崎駿の提唱する「働き者のいい人」だ。
『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』
- だ。
『エンジェル ウォーズ』
- 最初の「神社で鎧武者とのバトル」は日本テーストで喜ばしい! 「飛行船飛び交う戦場でのナチスとのバトル」はロボノイドだけが楽しみ。「古城でのゴブリン族とのバトル」は、まあ、そうだよね。「暴走列車内でガードロボットとのバトル」は『ワンピ』の海列車に及ばないわなあと思う。そうして。どっからどこまでが現実で何が妄想?って線引きが、期待ほどではなかったのが残念。まあ、“この監督の好きなこと”を映画にした訳だから。それがたまたま全部は僕の嗜好に合致しなかったってだけだから。
『エンディングノート』
- よくもまあ、他の親族が嘆き混乱している時に、そんな落ち着いてカメラまあしてるなあ!<まあ、たぶん、ちゃんと撮れてるとこだけ繋いだのかもしれないけど 「本当に人が死ぬ」様子を記録として遺した、ってのはすげい価値だ。人は(たといば)こーやって死ぬんだ、勉強になるなあ。医者の、本人告知の方法とか。孫に会うことがそんな嬉しいんか、とか。
『お家をさがそう』
- 所謂『家族八景』ものだ。転々と渡り歩く“理由”がいちようちゃんとしていて、夫婦ごとの落差もちゃあんと描かれていて、いい感じに巧い。この手のロードムーヴィにしてはだれずに観られたお薦めです。
『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』
- まるで『真夜中の弥次さん喜多さん』を観ゆかのようだ。設定の発想は面白い、あとは具体的に展開する小ねたがどこまで自分に合ってるかにとどめを刺す。僕的には、水川あさみだったからかなりを許すことが出来たヨ!
『小川の辺』
- 明かしちゃうけど、秘剣がでないんぢゃなー。がっかり期待外れだ! そーなると唯一の楽しみは菊地凛子なんだけどその出番もずうっっと、後の方だしなあ。
『鬼神伝』
- 天の邪鬼の顔のデザインがいかにもスタヂヨぴえろ風に、一箇所だけ崩れるって、どーゆー了見なんだろう。なんのための大友克洋リスペクトなのか。あと初登場のキャラクタなのに主人公が既に知己で名前も知っているって、どんな略し方だろう。とゆう二点から考えると、単に雑なんぢゃねーのか?
『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』
- わははわはははわはははは! よくぞ実写化した!>沼 そこに尽きる、演技とかシナリヨとか最早カンケーない、沼が観たかった!! このシステムと攻略法と対処法と勝ち方を考案した原作者の天才ぐわいに、全幅の支持を表明したい。
『怪物くん』
- 子供騙し、幼稚すぎる。ドラキュラと狼男とフランケンが何の能力も見せなかったのが最大にサイテーだった、要らねえぢゃん!! あと、大野の口調が「両津勘吉を演じる香取」とまっったく一緒だ、なんだそれ! 引き出し少ないのか!!
『海洋天堂』
- 無闇に死期を知らされるもんだから「やり残しのないように死のう!」とか頑張っちゃって、これは大変だ! 自閉症の息子とか抱えているからなお大変だ。大変だなあ、というお話でした。
『カウボーイ&エイリアン』
- 西部劇の舞台にエーリヤンが飛来したら、とゆー話だ、タイトルを裏切ってなくて宜しい♪
『カウントダウンZERO』
- 核ミサイルの脅威の警鐘を鳴らす映画なんだけど、まあ、ないわなと思って観ている。でも、定期的にこの手のが創られるのはいいことかもね。
『岳-ガク-』
- ここまであっけらかんと、脳足りんのよーに打算なく遭難者を救いに行く小栗旬、萌え〜。長澤まさみとはせっかくの共演だからチューぐらい見せねば!と山での遭難の分際で人工呼吸施すし! わはは。それは海だろう!(悲鳴)
『家族の庭』
- ホームパーティの会話だけで物語が綴られていく。最初は慣れなくてなぢまなくてうとうとうと寝てたけど、観はぢめると面白い。本当みたい。でもこれみんなシナリヨがあると思うと、みんな達者だなあ。そして、社交的で温厚な夫婦であっても目に余る友人に対して失望してもいいのだ、と教えられた! うろこ!
『かぞくはじめました』
- 「そりが合わない相手」とでも無理くそ一緒にいざるを得ない環境に置かれたら、どっかこっか好きになっていくわなあ、とゆー話だ。そりゃー最初がどマイナスだから、動ける方向は上だけだからぢゃろうと解釈。だからなんで一緒にいざるを得ないかってとこさえクリヤすれば成功したも同然で、そのひとつの遣り口がこれだつーこと!
『学校をつくろう』
- 専修大学を設立するまでの史実を映像化したものだけど、まさしく単に映像化しただけだ。説明をしているだけでこんなんいっちmmも映画と違う。お勉強ですらない。字で読んだ方がストレスにもならず手っ取り早いヨ!
『神々と男たち』
- アルヂェリアに残ったためにテロリストたちに拉致され殺されたフランス人の修道士のおぢいちゃんたとの実話を映画化したものだ。なんで残ったんやー、ってとこを理屈づけするのが肝でした。つまり一枚岩ではなかった訳ね、各自がそれぞれ納得して残った、までの流れが知れるのがポイント。つーかその小理屈を訴えるのだけがこの映画の唯一の目的だった。感想は、だから、「ふーん」だ。
『神様のカルテ』
- 御嶽旅館に住んでる連中の喋り方が氣持ち悪い(笑)。あとは単なる「腕のいい名医もの」でしょ?
『カメリア』
- タイの監督のは笑っていいのか、判らないのが残念すぎる。行定勲のはさすが、解るし面白い、吉高由里子はいいね♪ 韓国の監督のは、つまり『TIME/タイム』のラヴ版だ、ブームかにゃ?
『カリーナの林檎〜チェルノブイリの森〜』
- 観客の大多数が最早放射能禍とかに詳しくなった現状で、この「チェルノブイリを単に“家族を破綻させる”象徴としてだけ扱う」映画は、あり得ないわなあ。公開したいのなら創り直すしかないのでは?
『ガリバー旅行記』
- なるほど、「子供向け」に創れば現代人が小人の国に行っても物語が成立するのか。近視眼的に、目の前に現れた出来事にのみ対処し、権謀術数なんて一切企まず、すべての行動原理を小学生並みに抑えれば、いいのだと教えてもらった。そしてその役にジャック・ブラックは適任だった。「ロボに降参する」のと「リヴェンヂする」の箇所だけ、ちょっと浅すぎると思った以外は、まあ、認めれる。
『カルテット!』
- 主役に当たるであろう少年が、学芸会か!ってレヴェルの演技の拙さで、観ゆに耐えない。酷い。不良娘のJKが勝手に更正するし、都合よすぎ。観ゆ価値は皆無。つまんない映画だ。
『監督失格』
- 観終えてから、ちらしに書かれてある『何故、ここにカメラがあるのか?』の一文を見ると、戦慄する。そして監督合格だったのはペヤングだ。すべて、今書いたこの“箇所”を観るために、そこまでもそれ以降も、ある。
『カンパニー・メン』
- だからさ、会社馘になったら、大工をすればいいんだって。下見て生きろ、それのどこが悪い?と言いたい。なので救われる展開には腹が立つ(笑)。
『カンフー・パンダ2』
- かぶりものが好き。孔雀の、型のデザインとか映えてる。CGタッチと線画タッチの切り替えとかがスムースで美麗。ただ。このラストは!!! 確かにこれなら綺麗に話が収まるけど、しかし、しかしこれは…。
『黄色い星の子供たち』
- 環境にぶうぶうぶう垂れているけど、いや、あなた方、今後どんどんどん悪い方へ向かって挙げ句の果てにガス室で殺されますからね?と知って観ているので、なんてゆうか不平のレヴェルがちゃんちゃらおかしい。史実ものはこーゆー神の視点で観れちゃう、ってのは創作者にとっては不幸なことかもなあと認識しました。
『奇跡』
- 是枝はほんっっとうに、子供を描くのが達者だと思います。「本当みたい」だ。そーするためにどこにどんな配慮をしているかっつーと子供を取り巻く大人が「フツーに子供に接している」んだ、これも「本当みたい」! これを観ちゃうといかに他のすべての映画が作りもんであるか、ストーリィを展開させるために組まれた虚構であるか、発かれちゃう!!
『キック・アス』
- カノジョができちゃ、駄目だ(笑)。そうしてこの映画はキック・アスではなくヒット・ガールってタイトルこそ合っている。『ヒット・ガール』だったら評価がもーちょっと高かった、はず<そんなことで変わるものだったか。
『キッズ・オールライト』
- レズの2人の母親に育てられている子供2人が“精子の提供者”に会いたがる! アクセスする!話だ。こう終わるとは思わなかった。つーか、冷静になって考えれば、これがのんけの夫婦の話だったとしたらこの帰着が最善だと僕でも氣づくのに。レズって時点で色眼鏡で観ちゃっていた訳だ、失態失態。
『キツツキと雨』
- 映画を撮る映画って、自家撞着ってゆうか、なんか抵抗あるんだけど、これは面白いから構いませんよ? サイコーに痺れたのは「これさ、レール敷いて撮っていい?」です。
『きみはペット』
- 韓国映画だから許される(笑)と思う「編集長の横暴」だ。あの職場環境に耐える意味が解らない? つーことでたぶん一事が万事そーだと思って宜しい。何が起こっても「韓国映画だから仕方ない」ってこと。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
- 好戦的だなあ(笑)。クライマックスに出てくるギガントもどき、萌え〜。
『ギャルバサラ ―戦国時代は圏外です―』
- 歴史的なパートに一切の期待もしてないし楽しみにもしてないし知らないから、この程度で抑えてくれてんだったら、まあ、いいでしょ。それよっか現代のおにゃのこたちのシーン、萌え〜♡ そうして、あいなけのミニスカで動きまあっているっちゅーのに、テッテ的にぱんつを見せない(!)っていうのはポリシィを感じる!! 素敵!!<ぱんつ見えねーかとそればっっかしチェキって観ていたので、却って感心しきり!(笑)
『キラー・インサイド・ミー』
- 科学捜査が未だ稚拙な時代の殺人サスペンスだ、そんなとこに落ち度が!ってのを愉しめすぎる。頭脳パズルってゆーか、ストーリィは考えようだ!と思い知ったらいい。
『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』
- 憑き物・麒麟を落とす話だ、わははわはははわはははは。阿部寛@榎木津が加賀恭一郎だし、田中麗奈@敦子が看護婦さんだし。てゆうか労災隠しは発かれて可哀想>企業が。あと劇団ひとりがとばっちりで可哀想。
『くまのプーさん』
- 子供向けだ、もしかしたら子供騙しだ。観客のちいちゃい子に突っ込みを入れてほしいんだろう。ついでに、英文を構うネタがフンダンで、日本向けでないこと甚だしい。
『グリーン・ホーネット』
- 若社長がイヤな奴だ。その時点で引く。赦せん。
『グリーン・ランタン』
- 予告編で覚悟していたほどは、字幕版で観たせーもあろうけど、観れた(笑)。つってもやっぱ結局敵は「味方が敵と看做した相手」なんだなあ、と。単に、自分らに都合の悪い奴を叩いてるだけぢゃんね。
『クリスマスのその夜に』
- 暗くて重くて萌えない『ラブ・アクチュアリー』だなあ。我慢して観ゆと、得られるものが何も無いって訳ぢゃあないよ?ってレヴェルの価値。まあ、この映画を観ようと望んだ者はその時点で「我慢して観ゆ氣」まんまんまんなんだろうから適材適所か。
『クロエ』
- ジュリアン・ムーアの疑心暗鬼は厄介ごとを呼び寄せる魔力があるぞ。そんな役まーりばっかし演じているなあ!(感心)
『クロサワ映画2011 〜笑いにできない恋がある〜』
- 女芸人の恋物語だから、まぢめにやってもネタだし、落ちをつけてもネタだ。どっちに行く氣?っていう興味だけで引っ漲るので、つまり最後まで観てどっちか知れた時点ですべては「なぁんだ」に帰着する。仕方ないことだけど、その程度の映画。
『軽蔑』
- 熊野が舞台、ってのが興味深い。すぐにバカラで借金作るような男はそりゃあ軽蔑にちまいない、以外のナニモノでもなかろう。それを教えてもらったところで、別になあ。
『ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』
- 『若きウェルテルの悩み』が実体験を基に描かれていたら?という、たぶんどーやらフィクション。ドラマティックで面白くもあるけど、つまりはゲーテの想像力を馬鹿にしているに過ぎないことは否めまい。そもそも『ウェルテル』の話をちぃとも知らなかった(どころかゲーテが小説家だとも知らなかった!)僕には、興味深く、生涯にただ一度だけ、観られましたが。
『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』
- 秘技と、けったいなコートとの発表会だ。キャラクタを誰一人知らないので純粋に、アイデワの品評会として観て、オッケイでしょ?
『劇場版テンペスト3D』
- はしょってる、ってか摘んでるなあと思う。風男塾なんて見ているとぢうヴんにおにゃのこが男装しても男にしか見えないように作れるもんだっちゅーのに、仲間由紀恵でそれをしちゃあ仲間由紀恵を起用した甲斐がない、と解って(笑)いるんだ、かわよい男役だこと!
『劇場版 笑ってさよなら』
- 自分で廃業を決めて、予定通り辞めて、次の仕事も性分に合っている。ってだけのドキュメンタリィで、訴えたいことは何? この、阿部サダヲの女装と古田新太の女装をかけ合わせたみたいなおばはんを有名にしたい以外の何かある?
『月光ノ仮面』
- 車夫の位置づけが未だ解らないし、ラストシーンの考え方も確立するに至ってない、けどまあ、板尾創路が「おもろい」と思って撮ったんだなあ、以上に解釈のしようはあるんかなあ?と思うと考察を抛棄したくなるね。
『源氏物語 千年の謎』
- 区別、つきませんから。物語世界と現実世界をごっちゃにして描くとかやられても、そんなに源氏物語が有名だと思い込まないで創った方がいいよ? 映画創り、下手なんぢゃ?
『恋谷橋』
- 過疎になった、けどどーしよーもない、という結論を映画にしてどーする? 誠実かもしらんが観甲斐がない。
『恋とニュースのつくり方』
- よく知ってる「早朝番組の制作風景」をコメディ映画化してくれると、デホルメとゆーものがどー施されるかとゆーシステムがよっっく知れるなあ、と。“あり得ない”まで含めて、ありだなあと。番組の打ち切りに関する交渉とか、あり得ないんだけどね、あり!
『恋の罪』
- 3人の女優のお裸になりぐわいが心地いい。ちゃんとした監督だとちゃんとこーやって脱いでくれる女優がいる、ってのは邦画界の至宝だ。あと、犯人と動機がアキラカになるまで被害者が判らないって作りは秀逸。巧いサスペンスミステリィたり得ているなあ。
『高校デビュー』
- うわ大野いとが最大級に大根! なんて台詞が下手なんだろう!(悲鳴) セットなんかはカラフルで統一されてて配慮されてるのにね! 惜しすぎるね! でもギャグが悉くぬるいから、まあ、そのレヴェルのセンスの制作サイドだったつーことか。
『孔子の教え』
- 孔子つってもキリストよりか何百年も前の人で、つまりは社会情勢がそんなんで、つまりは未開なんだ、そんな環境で教えを説くとか、そりゃあ難儀だったろうなと納得した。ただ、それ以上ではない。「今だったら、フツーのことやってるだけぢゃん」ってレヴェルかと知ったのみ。
『ゴーストライター』
- なんでどんどん首突っ込むかなあとしか思えない。
『コクリコ坂から』
- どこに萌えたらいい訳?
『ゴダール・ソシアリスム』
- 解らないなあ、自己満足ちゃうんかと訝しみつつ、観終わってからプレスを見てみたら出てくる言葉は「詩」だそうだ。詩か!! そりゃあ解らない!(爆笑)
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』
- こーなるべくしてなってる。これを映画にするかあ?という疑問はそのまんま、だったら寅さんはどーなんだ?と返したい。そーゆーもんでしょ。
『木洩れ日の家で』
- ぶうぶう文句垂れている方が91歳には生きる糧になるのだと知れよう。なるほどね、人間、現状に満足なんてしちゃいかんという教訓かも。頑固に我を通しましょう。
『婚前特急』
- そこにいくのか!!(悲鳴)>特急の行き先
『コンテイジョン』
- 思ったほど、ウイルスってみんなが死ぬ訳ぢゃないのね。『感染列島』の、きちんと作った版だ。
『再会の食卓』
- 一瞬、『ナビィの恋』かなって思う。なんだか長回しが巧く効果を発揮してないっぽくね?
『再生の朝に ―ある裁判官の選択―』
- なんだか狭いところを突いてきたなあ。現地の人が観たら興味深いのかしらと思う程度。人物の顔に陰影をおもっきしつける、って手法は評価できゆ、かも。
『さくら、さくら』
- 2時間13分もの長い映画を創っておきながらエンドロールでまだ、カットして使わなかったシーンを見せるて! もー少し企画段階で鋤いて、計算して撮りましょう。
『さすらいの女神たち』
- 期待したよりかショウのシーンが少なくて残念。もう、「離婚して妻に引き取られた子供に会いたい」話は沢山です(笑)。香具師をナリワイにしている分際で、もっとドライに生きろ!と説教したい。
『ザ・ファイター』
- 切ろうよ、厄介者の家族!キャンペイン中だ。日本でこれを、カメダ親子を主役に据えてリメークしてもいい!
『ザ・ライト ―エクソシストの真実―』
- 宗教がすべて言葉を介している、と思い知らされる。悪魔ですら聞く耳を持って、返答をするルールなんだもの。つまり論理戦に過ぎず、だから逆に却って非キリスト教徒でも理解できゆ内容になっているってのは、これは怪我の功名?ってUの?(笑)
『サラリーマンNEO劇場版(笑)』
- テレヴィ番組だった時点では「落ちの読めるコント」でしかなかったけど、この『ブラック会社』は出来がいい。悪のりし過ぎだと思ったのは欧愛留夜叉くないでした。悪のりはするけどやり過ぎずにとめるので不完全燃焼なんだよね〜、サラリーマンNEO。
『さや侍』
- 松本人志はこれが面白いと思って創ったんだろうな、と捉えるべき映画なのかなと思います。細かいこと言ったら穴がありすぎる。部分を抽出して観ゆと、血塗れの刀をさやに収めるなぁんてのはモッチーフとしてすげいかっちょうよいけど、それですらもたぶん理詰めで考えたらおかしいだろう。読んでるうちにメロディがアタックしてくるのも感動的に観ちゃう者と笑う者がいるだろうとの計算の上かな、と、僕はそのどちらでもなく解釈する者です。
『サラの鍵』
- いいタイトルだなあ(笑)。最初の1時間と、その後とで、がらりと視点人物が変わる。巧い構成だなあ! こーなるとは予期しなかった、その理由の最たるもんがこのタイトルにあるんだ。そうして『黄色い星の子供たち』よりか遙かに、物語として成立していて、巧いよい映画だ。『黄色い星の子供たち』が単なる脊髄反射で上っ滑りなのがこれで解る(笑)<そこまで言うか。
『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』
- サルトルがいかにだめんずで鬼畜かが語られるだけの映画(笑)。
『猿の惑星:創世記』
- つまり『アルジャーノンに花束を』と、「アナキンがダークサイドに堕ちる」とをかけ合わせた訳で、そりゃあ面白い。人間には代わりに滅亡してもらわないと困るんだ、大変だ(笑)。
『サンクタム』
- 驚くべきは「さあ、最後まで生き残るのは?」って部分のみ。3Dで観たけど最初のでかい穴以外には別段活きていないし。狭い水路を潜水していくのにも、そこが拓けて地下の巨大ドームが出現しても、どっちも3D向きではないなあ(笑)。
『サンザシの樹の下で』
- プラトニックラヴの神様(笑)であるチャン・イーモウがやってくれました♪ 今回は、さすがにここまでものを知らない社会として描くことは不可能と思ったんだろう、やる子はやっている。主役の子だけがかまととだ、と設定されていたけどいづれにしてもプラトニックラヴを観せてくれるんなら文句はありません! ただ、主演女優の子がどーしても吹越満に見えてしょーがなかったことだけは記しておく(笑)。
『三銃士 女王の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』
- 「どーせみんな三銃士知ってるでしょ?」と言いたいのだろう、説明不足の独り善がり。キャラクタになんの思い入れも抱けないまま勝手に物語が進む。酷い。ミラ・ジョヴォヴィッチだけは、峰不二子みたいだったけど他の連中はね…。映画はもっと丁寧に創りましょう。
『幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSION〜』
- ここまで達者に太鼓を叩くとどこが知的障碍者なんだよ、と思う。つまり知的障碍者が頑張っているドキュメンタリィとしては大失敗だ、単に「プロの和太鼓奏者の公演ドキュメンタリィ」に過ぎない。
『幸せの始まりは』
- 会社社長の男の窮地がよく解らない。もちよん最後まで観ればどんな選択肢があってなんで困っていたのか知れるんだけど。つまり本編中大部分はただ提供される現象だけを丸飲みして受け容れることしか許されない、そんな鑑賞を強いられる物語でした。
『しあわせのパン』
- た。たるい。こんな人間関係キモチ悪い。最悪なのは近所が列をなして、食材を持って訪れるシーンだ。ゲーゲ吐く。あと、一番喰いたくなったのはカップ麺だった、って時点で「喰い方」を見せるのが下手な役者ばっかしだってことだ、ちょっとは『聯合艦隊総司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』の役所広司を見習ったらいい。
『幸せパズル』
- フツーの50歳のおばはんの、プッチノイズですね、巧いフツーぐわいの表現だなあ。リズムボックスに合わせてけつをぶりんぶりん振りながら接近していく、なんて凄まじい見事だ。
『死にゆく妻との旅路』
- 石田ゆり子が演じているから綺麗で済んでいるがこれが本当だったらもんのすんげい汚らしくてξ婆あを車に積んで引き連れているんだろうと、ちょっと想像力を働かせると観れたもんぢゃねーよね。「なんでこんな馬鹿な選択をしたのか」の一点は「だって実話だもん」でクリヤさせてやってもいいんだけどもさ。
『灼熱の魂』
- もっとつまんねえ“真相”の話かと思って観ていたが、これはラストまで観ゆと、面白いわ。できゆたけ何も知らずに観ゆのが吉。
『ジャッカス 3D』
- これを笑って観られる人と一緒に観ゆとゆー環境こそが幸せでしょう。いっちばん飛び出てくるのが吹き戻しだなんて!!
『シャンハイ』
- 解りづらいよ。どーしたいのか、どーなったらミッションコンプリィトなのか、どーゆ人間関係なのか、何一つ解らない。終わってみゆと、ああ、ここが終着点かと知れるだけで。「死んだから」「戦争がはぢまったから」お終いにしただけで。解決とか一切できてないよね?この話
『ジュリエットからの手紙』
- アマンダ・セイフライドかわよいなあ。やってるメーンは『アメリ』のブルトドー捜しだ。面白くない訳がない。そうしてラストは望んだとおりの画を観せてくれるし。異質な恋愛観をも展開してくれて、それも観た甲斐にはなった。なんだか腑には落ちないけど(笑)。
『少女たちの羅針盤』
- こいなけ“少女たち”を集合させておいてそんなに萌え要素がない…。4人は役割分担のために配置された、って感じ。ただ、男子を完璧に排斥したのは◎。あと、ミステリィにする必要性を感じない。なんで4年後? そしてこの方法? 『リンダ リンダ リンダ』にも『花とアリス』にも、いっそ『スウィングガールズ』にも、そして『輪廻』にも、達せてないなあ。
『処刑剣』
- 人物紹介の部分は要らない(笑)なあ。こんなに、剣でも槍でも貫通する映画はぢめてだ! 貫通イーコール確実な死、だから、どーせ死なすことに決めてるキャラクタに施される分には衝撃的で効果的な表現であろう。脱脱の、残像を使った技も凄いが、それを偶然破る技も凄い(笑)。よくこんなくだらねー、∩映像化して効果的なことを思いつくもんだ! そうして砂漠の判事がかっちょうよい! おにゃのこは砂漠の判事に萌えたらいいのでは?
『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』
- 志村けんっぽい動きをするとこは面白いんだけど。ミスタービーンよりかまだしもよかったのは、人に迷惑をかけて笑わせるってのがなかった点だ。
『ショパン 愛と哀しみの旋律』
- 我が儘で悲観症だな、ショパン。それでも天才だもんね、環境を整えてもらってよかったね。でもちぃとも「愛と哀しみの」ぢゃねえだろ、これ。
『新少林寺/SHAOLIN』
- おんまをへっきですっ転ばせるのには驚いた! 「おんまを使い捨てできゆだけの金がある」って意味だと捉えましたがどうか。
『人生、ここにあり!』
- 『幸せの太鼓を響かせて』のイタリヤ版、寄木張り版だ。演じているのが俳優さんだから、ドキュメンタリィと違くて(違くて言うな)ずばりずばりと望んだ描きたいことに切り込めている。訴えたいことがあるんだったらノイズが多くて濃度の低い事実よりか、濃縮され抽出された創作の方が手っ取り早い所以だと知れます。
『人生はビギナーズ』
- おやぢがゲーだったとか、宣伝ではプッシュされているけれども観てみたらそんな重きを置いてないぢゃんね。単に、ええ歳したけど今からカノジョができゆってだけの話だ。そんなこと映画で言われてもなあ。
『水曜日のエミリア』
- まあ、仕方ない(笑)わなあ。綺麗なのに不倫することないのにに帰結するしかあるまい。この性格つーか人づきわいぐわいでは不倫でなくても破綻はするやもしれないけどもさ。
『スカイライン―征服―』
- 怪獣映画だ、きゃっほー。はぢめの一回、地下駐車場から逃げ出すところこそぴっくりされられたが、ああ、これありなのね!と知った以降はぜぇんぶ、身構えて観たので意外性なんて二度とない(笑)。なんで首を刎ねられると蛍光ブルーに光るのかは知らんが(笑)。
『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』
- もう冒頭のユニヴァーサルのロゴからサイコー! 1UPとか信じられん。「どーせゲムーのパロだから」ってことで、意味不明の箇所のすべてを赦せる(笑)。そんないんちきな作り方があるか!(笑)
『ステイ・フレンズ』
- この手のコメディでいかに小ネタとか台詞まーしとかのセンスが大事で重要かってのがよっっく判る、これは面白い♪
『ステキな金縛り』
- 作りが「見えちゃう」のが、僕の三谷幸喜が嫌いな所以だ。でも、誰が幽霊を見られる体質に設定するかつーのを「その方が面白いから」って理由で決めたと思しき点は、さすがだ。深津絵里と西田敏行と阿部寛、さすがだ。
『ストリートダンス/TOP OF UK』
- 異質なものを融合させて化学反応が起こるさまを見せる、とゆう王道のパッターンだけど、完成品に観るべき価値があったので、これは成功でしょ。
『スノーフレーク』
- やっっすい真相だなあ! まあ尺も74分って、みぢかいからこんなもん?って許していいんか? 10年前の事件にみるみる目撃者が現れるて。氣の長いミステリィですこと。
『スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション』
- ジェシカ・アルバの臨月アクション!ですべて心を持って行かれる! その後は何をやっても全部認めるぞ(笑)。さらに、ええ話だなんて!ヒキョーだ!!(笑)
『スマーフ』
- 『イースターラビットのキャンディ工場』と一緒。こっちの方が、無理矢理周囲に“認めさせている”分、無理があると思いましたが。キティちゃんが支持されているのはナイス、そして地面から出てくる蒸気好きには萌える。
『スマグラー おまえの未来を運べ』
- 巻き込まれ型としても秀でているし、やくざの抗争ものとしても解り易く受け容れやすい。なにより女性陣がサイコーだ、松雪泰子も満島ひかりも腰が引けることなく、いかなる事態にも逆に一歩前に進み出て窮地を脱している訳だ、美しいなあ! てか一番のミドコロはやっぱき高嶋政伸の拷問シーンですがな♪
『スリーデイズ』
- なんで、どこがどースリィデイズやねん?と思えるけどもさ。いろいろ上手にはらはらはらさせてくれて、観ている間ははらはらはらできたので、宜しいんぢゃないでしょうか。
『セイジ―陸の魚―』
- セイジが採った結論、療法は意外、だからこそ映画にする意味はあるのだろうけど。旅人が巻き込まれる以上でも以下でもない話。こんなコミュニティがあったら覗き見してみたい、って程度。
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
- こんな訳の判らないもんに襲われて、よくぞ反撃しようとか思うもんだなと思った。銃器に効果があるなんてどーして信じられるんだろう。
『セカンドバージン』
- 浮気をする理由が知れない。深きょんでいいぢゃん?
『戦火のナージャ』
- 16年前の前作の続き、みたいだ。そうしてこの続きを作る氣もまんまんまんのような終わり方をする、ぎゃふん!!(笑) 個々のエピソードには観るものがあるけど、第2次大戦中のソ連なんて、とっつきが悪すぎて基本データが無さ過ぎ。起こっていることを認識(理解に至る遙か前段階)するのにも時間を要するほど。
『戦火の中へ』
- 朝鮮戦争は言葉の通じる、同一言語を遣う国民同士の戦争だって、言われてみたらそうかと。日本の無国籍アニメイションみたいであり、内戦みたいでありかなあ、と。もちよん映画創りの常套としてコトサラに韓国側が残虐に殺されたりしてるよ、本当?って思った。あと北朝鮮側の上官が恰好よく、余裕かましてて、後との対比のせいだろうけど、演出しすぎてんぢゃね?と思った。いろいろ思う。眉唾眉唾。
『ソウル・キッチン』
- なぢみのないハンブルクでの出来事が、こんなに解り易く面白いなんて! つまりストーリィテリングとして巧く、人類に共通の反応で構成してあるつーことだ、いい映画!!
『孫文の義士団』
- 孫文が誰で義士ってどーゆー意味か解らないのでこの邦題は大失敗かも。あと、人物の紹介部分は全部要らないのでは? 1時間を持たせるってとこだけでぢうヴん。
『ダーク・フェアリー』
- アリエッティの暗黒面、ってことね。
『大地の詩-留岡幸助物語-』
- 「大地の詩」ってタイトルはなんにも言っていないなあ。この人のしたことは時代が進む中でどっかで起こらないとならないことだと思うけど、そんな大層なことかなあと観終わってなお思う。つーか、仕事にかまけて奥さんナイガシロにしたつってるけど、子供6人も作ってるぢゃん! やることやってるぢゃん!!
『第7鉱区』
- 理屈の通らない連中ばっかり出てくるのは韓国映画のお家芸だ、もっとまぢめに、賢い奴が映画を創ってはどうか?
『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』
- どこがどう奇跡? 親日のキャップテンが嘘っぽい。
『抱きたいカンケイ』
- ナタリー・ポートマンなんて綺麗に決まっているから、こゆふに「性格的思考的に異常」でもないとラヴが思い通りにいくに決まっているから、だから単に厄介な女として設定されているよ。それを越えてアプローチしてくる男だけがゴーユに至れるのは当然で、だからすべては予定調和の物語ですな。ナタリー・ポートマンが綺麗だから許されるとUだけのお話でした。
『ダンシング・チャップリン』
- バレエに「物語」があるなんて、これで知った。ただ踊ってるだけちゃうんかったんか。なるほど、ストーリィを知って観ればバレイにも意味を与えられるのか。そうして「美と知性を併せ持つ」って言ーまーしも覚えた! 作者が拒む演出を、映画監督は強行して公開しちゃっていいんかと思ったよ。
『タンタンの冒険 ★ユニコーン号の秘密★』
- こんな独り善がりな展開はない!とぷんぷん観はぢめたけど、でも悟った、冒険って、こーゆー無謀な無茶な選択しないような道を選ばないと、体験できないんだ!! だったら。タイトルに「冒険」を謳っている以上はこれが正解だ。クレーン同士のどつき合いは、実写でも迫力が削がれようし、線画アニメイションでもしょぼくなろうから、この表現にマッチしてベスト!だと思う。
『探偵はBARにいる』
- こんな「調子よく情報が入ってくる」時点で僕は白けるんだなあ、と確認。
『だんらんにっぽん』
- 生協いっそ要らないね? カンケーないね? 医療と患者を撮ったドキュメンタリィだよね、公開できゆレヴェルの「善」だけで構成されているので氣分だけは宜しい。
『ちいさな哲学者たち』
- フランス語は日常遣う単語がそもそも哲学用語になってると『春のソナタ』で学んだので、つまりは4歳児や5歳児にでも哲学をさせることができゆ所以だ。それにしてももう、この年齢で、口で勝てなかったら手を出すとかするんだなあ>男の子。おにゃのこは、成長著しいなあ。
『チェルノブイリ・ハート』
- 放射能の影響下にあると思われる畸形児をがんがん見せてくれる。子供の方が影響を受けやすいこと、畸形は大人になるまで生き延びられないので子供しか被写体がいないこと、なぁんて理由だ、きっと。2003年に観ても今観ても、いづれにせよヒトゴトなんだけど、それでも今は深刻に捉えられるんだから、今観たらいい。
『ツーリスト』
- 登場人物が、怪しい奴が極端に少ないから、この落ちは読めちゃう。落ちを期待して観てはけっしていけないヨ!(笑)つーこと。それ以外に楽しみを見出して楽しむべき。
『津軽百年食堂』
- 100年前、要らないよネ! 「屋台に電気が来るのがお祭りの2日目からになる」からって行でようようカンケーしてくる訳だけど、そのために100年前の映像を撮影する必要なかったよ!と思う僕だ。
『冷たい熱帯魚』
- 弱味は、持ったり悟られたりしちゃあ駄目だと教えてくれる。いい氣味なビッチな終わり方してくれて萌える!!
『ツリー・オブ・ライフ』
- フツーにしたらフツーの「反抗期の少年」と「横暴な父親」の胸糞の悪い物語なんだけど、意味深に「地球創世」と「生命の連鎖」なんかを挿入して、ねヴくしてる(笑)。なにがしたい?
『ツレがうつになりまして。』
- 存外、鬱が、切実ぢゃないと思う。「なんだよ、会社辞めれば治る類いのもんかよ」と思う。ついでに漫画の仕事も簡単にもらえてるし。この世は安氣に乗り越えられるものなんだなあ。
『テイカーズ』
- 頭を使った悪事は成功する物語が観たいんだようん。それにしてもジェイクの逃げっぷりは、無駄が多くて、でも映画としてはあり。派手で宜しい♪
『デビル』
- せっかくのエレヴェータ内での惨劇なのに、閉塞感も密室感も全然ない! 異常も怪異も、ちぃとも怖くない。たぶん“解り易く観せよう”とした揚げ句に怖がらせをどっか置いてきちゃったのだ。怖いのを楽しみに行くともんのすっげい肩透かしに遭うぞ!! (警告)
『デビルズ・ダブル』
- このタイトルにしても、金ぴかに塗られたポスタにしても、「フセインの息子の影武者の話」だって伝わってこない。そして内容は、これは単に『モンスター上司』ではにゃいか。フセインイーコール悪、っていう前提で作られている、予断に充ち満ちたスタンスで不快でした。
『天国からのエール』
- リワルな『恋しくて』は、こうか。いっくら沖縄でもこれが現実なのなと思う。しかし今際の際のシーンは、ドラマティックに演出されている(笑)、『エンディングノート』と比較して。つまり歴とした作り物だ、ってこと。僕が好きなのは両方とも、逆だ。
『デンデラ』
- 冬のシーンしかないのが解せない。回想で「冬ぢゃない」シーンが出てくるけど、家を建てるとことか収穫シーンとか、どーして観せないのかと思う。つまりはどさくさに紛れて煙に巻いているとしか思えない訳です。
『テンペスト』
- なるほどね、シェイクスピアの時代の“読者”は「裏読み」とかしないから、登場人物は自分の考えをすべて口に出して言っているのか!と氣づいた。そしてその台詞を「詩的」にすることに力を費やしているのかまで解った。ほんなんだったら「話せば解る」だろうに、なんでこんなごたつく? あと、魔法の効く範囲が、テキトーではないか? 人心くない操ればいいぢゃん?としか思えないんですが?
『とある飛空士への追憶』
- 舞台設定ややこしすぎる。面倒くさい、とっとと飛べ。ファナー!は予定調和で意外ではないし。砂金だけは、変だなと思ったら、そーゆーことだったか。でも変だ。
『東京オアシス』
- どこが東京?とか言わないのー@姫ちゃん。この、小林聡美×もたいまさこ×加瀬亮×市川実日子×光石研ものは定番、つーか膠着状態になってきているためだろうか、てこ入れが行われて、今回は3話のオムニバス。この手のに珍しく小林聡美が「走る」シーンが含まれてた。あとは、いつもながら。
『唐山大地震』
- 地震版の『愛する人』だ。地震の描写は甘い。これって「唐山建物大崩壊」ぢゃね? 再会の部分は、もう会う、今会う、すぐ会うと思わせといてちぃとも会わない! なんて引っ張り!! そして会うタイミングを知った時、英題の訳が「余震」である意味も知れよう!
『豆富小僧』
- 輪郭にアウトラインの黒線が引かれ、でも鼻は陰影で表現したい、ってゆーのがいかに見苦しいかをまだ氣づいてなかったか。おはスタでやってるショートアニメイションにも劣る見た目だなあ。ほら、動かせるんですよ?ってのが観せたくて仕方なくてキャラクタがふらふらふらふら動いているってーのもいい加減鬱陶しいと認識してはいかがか。
『トゥルー・グリット』
- 正統派の西部劇だ、寝ずに観てれば面白い。ただ、氣のつおいおにゃのこのキャラを“すぐに弁護士に言うって言い出す”ことで表していたけど、「弁護士に言われる」ことがそんな大層なことである社会だつー状況説明がない、つーか観客の認識を必要としている訳で、つまりは我々はただ与えられるものを無批判でまず受け容れ、過ぎ去ってからそうかと後づけで解釈してあげて納得する以外に捉える術はないのだ、そんな、勝手に決めたルールを観客に丸投げされてもね。
『ドライブ・アングリー3D』
- わははわはは。途中から「なんでもあり」になってくるこの構成はいっそ潔く面白いので認める!! マスコミ試写室だから2Dで観たんだけど2Dで結構だ(笑)、3Dとして造った映画を2Dで観ゆっていうだけでぢうヴんな迫力だ。
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
- 文句はない。期待に応えている。ただ、期待どおりすぎる(笑)。想像の範囲を超えてないんだなあ<むづかしい客だな! まあ、尺が長いので「安心して観られる」安定感は要るかも。いちーちはらはらしてたら疲れちゃう(笑)だろうし!
『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』
- 子供向けだー。吹き替え版だったし。方々に散見する子供騙し、しかし。脚本がエマ・トンプソンだけあって、「ちゃんとしてる」! 驚くほど。いい映画たり得ている。
『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』
- “これまでにおなぢみのキャラクタ”が絞ってあるを蔭でとっつき易かろう。冒険も、航海しつつ島から島へ渡る、ってシステムだから双六的にとっつき易い。この話だけ一話観ても大ぢょヴなんぢゃ?と思うとっつき易さだ。コンジョ悪のいとこの更生のきっかけも、ここまでやって見せてくれたら巧いと言おう。そこに至るまでよくぞみんな、我慢してつきわってたもんだなあと思うが。
『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』
- モーツァルトの一家がサーカスの巡業のように転々と各地を旅して何年も演奏旅行を続けている、とゆー事実にぴっくり。まあ、当時、音楽を楽しむってそーゆ手段しかないのかとうろこもんでした。そのおねいちゃんのナンネルがどーであってもどーでもいいや(笑)。
『日輪の遺産』
- 山下財宝の話だ。日本軍とかって、映画にされてもねと思って臨んだけど、メーンがJCだったので予想外に観られたヨ!
『日本列島 いきものたちの物語』
- 世界的なネイチャものを観ゆ時って、日本の動物はどれどれ?って期待して待つ訳で、そー思えばこれは全編日本のだ! うっはうはでしょ! そうして、カクレクマノミに声を当てている長澤まさみ萌える♡
『ニューイヤーズ・イブ』
- 結局『ラブ・アクチュアリー』を超えることはなんぴとたりともできぬのだ。大晦日のニウヨークで「ボーユ・ドロップ」ってイヴェントがある、と知れたのだけが収穫。
『忍たま乱太郎』
- 三池崇史は「ごった煮」が巧いから、膨大な原作の数多のキャラクタの多彩な持ちねたを観やすく構成するのにこんな向いている監督はない!ってことだったか! 惜しむらくは杏をドロンジョ様だのゼブラクイーンだのみたいに描けなかったって点だけだ(笑)が想定される観客層のことを考えたらサモアリナンってことなのでしょう。
『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』
- よくこんな込み入った話を子供に観せるなあと思ったがおそらくは僕の知らないところで、「おなぢみのキャラクタ故の行動」ってのが沢山導入されているのではないかな。子供向けのぬるい事件をわざわざ映画にして僕らーに観せる、ってーのにも常時辟易している僕ですが、だからつってここまで大人にも理解しづらく創るってーのもどうか!と思う。下手なんぢゃねえか?ストーリィテリング
『ハートブレイカー』
- 不幸なおにゃのこを救うためでは、いっこもないな! 単なる横恋慕だな! だから胸糞が悪いな! そしてヴァネッサ・パラディはすきっ歯だな!
『ハードロマンチッカー』
- この手の、乱暴者が鉄パイプで人をぶん殴る系の話は、僕には「限度」が判らないのでけっして創れない物語だ。創りたいとも観たいとも思わないけど。そして僕にしては珍しく中村獅童がよかった<俳優として、竹内結子扱いに関してだっっ嫌いなのでね(笑)。
『ハウスメイド』
- こんな、終わってみたら簡単な話で、こんなにぐいぐいと惹きつけられて観るなんて! 不安定感の醸し出し方がとても巧いってことだ。何が起こってもいいのに、よりによってこうなる?ってのはオープニングから仄めかされている訳だし。こーゆー演出、むづかしいのよ?(笑)
『幕末太陽傳 デジタル修復版』
- 男衆にスポットをいっぱい当てた『さくらん』だと思って頂けば宜しい。ここまで面白いとは期待してなかった、これはいいね♪ あれが岡田眞澄だとあとで知ってぴっくりだよ!
『蜂蜜』
- 子供映画はいいなあと、久ヴぃさに思わされた。喋らせないってーのは正解だ。行動で解らせてる訳だ、舟とかね、巧い巧い。
『ハッピーフィート2 踊るペンギン レスキュー隊』
- 鳥たちの台詞に方言を導入した吹き替えは、ナイス! 山ちゃんの琉球弁が萌える。あと、描きたかっただけ(笑)にちまいないオキアミが、描きたかっただけのことのある絵だ、素晴らしい。ストーリィ的には完全に無用なだけのことはある(笑)。
『バビロンの陽光』
- 子供は、大ぢょヴ、やっていける!ってのをちゃあんと描いているのが救いだ。それにしても強く主張すればバス賃を返してくれるもんだとは思わなかった、あの社会で。
『はやぶさ/HAYABUSA』
- 秋の『』を出してあげてよ!って思う(笑)。こんなんだったんかあ、ロストした時にもそんなには危機的状況ぢゃなかったのかーと知れた。ふうん。
『はやぶさ 遙かなる帰還』
- 『/HAYABUSA』と比較して、エンタテインメント性にテッテ的に劣る。企業ものを観ているようだ、これは、誠実かもしらんけど、つまらんよ(笑)。誰一人として「はやぶさが好き」なよーに映らないし。
『ハラがコレなんで』
- 「待つ」だけで行動を変更したり決めたりする訳でもないのに、それっぽく描いているだけで、つまりは「考えてない」以外のナニモノでもない。唯一、凄くはらはらはらしたのは、舞台となっている時期と場所が今年2月末以降の福島(!)に到る物語で、『リメンバー・ミー』みたいなラストだったらどおしよう!と期待したくない。折角仲里依紗を起用してこの出来は、酷い。
『パラダイス・キス』
- 頭のいい進学校に通っている子や教師の理屈の達者さを甘くみてる。たぶん作者が体験してないから想像もできないんだろう、知能って上位互換なんだなあと思わされた。漫画家は学歴があるに越したことはない。
『パラノーマル・アクティビティ2』
- 監視カメラのどこにどんな怖い画が映るかな?とわくわく、楽しみに観る映画だから、氣が抜けない(笑)。前のめりになって観ゆのが当然で、その上で期待に応えている訳で、 偉い。2作目だから落ちとゆーか原因は判ってるので、だからいっそがっかりしないで済んだとゆうメリットまでもあったよ!
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
- 落ち、とゆうか「最大のネタ」まで至ってやっと、なんでこんなことを延々とやり続けてきたのか、その真意が解った!! 解った上で言うと、こんなことは本一冊で全部語れ、と思う。メクラマシが長すぎて。ネタはなるほどと思ったのに。
『ハローキティとオズの魔法の国』
- 顔出ししているダンサの皆さんも口ぱくだ! 考えてみたらそりゃそーで、キティちゃんたちがかぶりもんで、声も歌も口ぱくなんだから、人間だけ自声で歌わせてもその方がおかしい訳だから。そうして、そのを蔭で、ダンサに中国人を起用できているんだ、ルックス重視、ダンス重視で、歌も喋りもできなくても使えるつーことで、これってwinwin? そうしてついでに、3Dである意味は何もなかった!!
『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』
- 一作目を踏襲している。もーちょっと、なんとか面白くできゆんぢゃ?ってのも、こんな奴とは縁を切れ!とゆーむかつきも、踏襲している。踏襲するあまりに「実は、居場所はこれまでに出たヒントで解ける」ってことも踏襲していたのには、しまった!と悔しく思った(笑)。
『阪急電車』
- 季節が10月では原作にあった傘の出番はないわなあ。谷村美月が、友達に担がれすぎ!ってゆーかあの“ゲーム”が判ってて出したとしたらしたたか過ぎ(笑)。相武紗季は首が長くてかっちょういい。
『ハンター』
- タスマニアデビル可愛い。まあ、後は、なあ。「タスマニアタイガーがいる」体で話が進むんだけど、そんなこと前提にされても、なあ。
『ハンナ』
- おにゃのこがアサシンとして育てられるもの、萌え〜♥ バトルフィールドも遊園地だったり、遊んでる遊んでる。こゆのにイメィヂとしてありがちの、短髪女子ぢゃないのが却って好感が持てます。
『ピアノマニア』
- ピヤノの調律師にスポット当てられてもね。ピヤノの調律師も結構メロディを弾けるのね、以外のいかなる感想も持てない。
『光のほうへ』
- つまりは今は真っ暗闇だ、って意味のタイトルだ。最初の、赤ちゃんを殺しちゃったトラウマは要るの? ま、テッテ的に「子育てができない異常な大人」ばっかしで揃えている訳だからその一環ってことで、ありなのかしらね。
『ピザボーイ 史上最凶のご注文』
- ピザがあっちゅー間にカンケーなくなる。なんだか、華のないコメディだ。ただむさ苦しいばかり。
『ヒマラヤ 運命の山』
- 無理な雪山に登って無理だった、って、なんか、それストレートだよね?と思います、萌えない。実話ならいいって話ぢゃない。
『ヒミズ』
- 冒頭の、津波で壊滅した見渡す限り瓦礫の風景がすげい、よくぞこの画を使って映画を撮ろうと思ったもんだ!と衝撃。そうして。ストーリィが進んでいくと、やがて大震災も放射能もまっったくカンケーない「卑近な問題」ばっっかしが綴られて、真逆に凄い。大震災も放射能も「ただ、実際にある」風景のひとつに過ぎないって解釈だ。これをもう伝えちゃうって、さすがだと思う。ただ、だからこそ、ここで問題視される問題は、この解決法ではちょっとなー、甘いよなー、と思う。それにしてもでんでんはいいキャラクタだなあ!
『ピラニア3D』
- なんで!手の届くところに生のおっぱおがごろんごろんあるッちゅーのにッ!! 「濡れた透け透けTシャツ」にそんなに萌える!?(爆笑)
『ピラミッド 5000年の嘘』
- 中二か!(笑)
『ファースター 怒りの銃弾』
- 終わってみたらなるほど、そりゃこーゆーことだわな!と思うけど、観てる最中は頑張って殺せーって思ってるので読めなかった! 復讐のために片っ端にぶち殺す話、萌え〜♥
『ファイナル・デッドブリッジ』
- わはは。そーゆー設定か、わはは。道理で、前作では自分たちの置かれている立場をインターネットで検索して過去の事例に当たっていたのに、今回はやんねえなあと思った訳だ! とにかくねぢの緩みと漏電にちうい!!<簡単か!
『ファンタスティック Mr.FOX』
- お目目が◎になったり*になったり愉快でとぼけている。思ったよりかはピュワでも上質でもなかったけど、愉快だからいいか。
『フェア・ゲーム』
- ショーン・ペンは、映画に出る以上は「自分が納得できゆキャラクタ」しか、最早演じられないんだろう。と、少なくとも観客は信じているし実際に裏切らないんだ、テッテ的にショーン・ペン側に立って観て、どんな結末でも受け容れたらいい。
『復讐捜査線』
- レイ・ウィンストンにとどめを刺すなあ。あのキャラクタがなかったらこの映画の魅力はゼロだ!<ゼロまで言うか でもこの映画内ではあれでいいけど、今までの地位を築くに当たってはあれでは駄目でしょう?と思わないでもない。つまりちょっと狡い?(笑)
『プッチーニの愛人』
- ほとんど台詞を遣わないで綴るので、ねヴいことこの上ない上に人間関係が判らないことこの上ない上に今何をしているのか解らないことこの上ない上に、しかしその分、環境ヴィデヨみたいに観てほしいのか、映像表現的に凝った撮り方をしている。でも寝る者にはそれは何の価値もない(笑)が。
『フライトナイト/恐怖の夜』
- 今さら吸血鬼ものって、そんな恐くないなあ(笑)。今度の話はどんなルールなの?ふんふん?ってくないにしか捉えられないよ。
『ブラック・スワン』
- わはは氣違いだ氣違いだ♥ 「このくないのプレッシャを感じる環境だ」といっているだけ、なんだけどナニハトモアレこのナタリー・ポートマンは器ぢゃないほど“臆病”だつーことなのでしょうが。
『プリースト』
- ここまで異世界だとどーでも、何が起こっても、なんとも思わない。電車は、爆弾積んだバイクで突っ込むと止まるのねくないしか、この世との共通点がない(笑)。ってことでぐうぐう寝てた。続きを創るみたいだし尻切れで終わってるけど、まあ、なあ。
『プリンセス トヨトミ』
- この原作者の原作はいつも、風呂敷を拡げすぎては実際に観てみたらそれほどの事件は起こってない、って代物ばっっかしだ。女性が集まってきてない時点であそこまで大阪はモヌケの殻にはならんだろう。暴徒を止めるのも、止めるんだったら集めるなよ、と思う。なんか常にちぐはぐだ。
『ブルーバレンタイン』
- 結婚前はロマンティストで優しかったのにね!つーのを、破綻に至る末期の夫婦の悲劇的状況の間に挿む作りでした。仕方ないわなあ。そうして人の不幸を観ゆのは面白いにゃあ。
『ブンミおじさんの森』
- 地味で解りづらい。起こっている異状が異文化のせーなのか不条理劇のせーなのか、区別がつかないから、いっぺん観ただけで理解するのは困難では?つーかそこまでしてついていく価値のある物語かなあと思った時点で脱落した訳ですが。
『平成ジレンマ』
- 戸塚ヨットスクールの、更生が巧くいかなかった例を幾つも見せてくれるドキュメンタリィ。駆け込み寺みたいに捉えてほしいのかもしれないけど観て思ったのはこれは姥捨てだ。成人を厄介払いするのは、厄介なことだと思ったよ。更生施設としては成功してるよーには見えなかったけど隔離施設としては存在意義がありそうです、戸塚ヨットスクール。
『ポエトリー アグネスの詩』
- まずアルツハイマを発症しかけているってのに意味がない。なんだったらポエムを詠むことにすら意味がない。そんなの足した揚げ句に139分の尺にしてるってーのは、コンパクトにまとめる努力を怠った怠慢としか思えないのですが?
『ホームカミング』
- ぢぢ婆が観ゆことを想定して作られているぬるいぬるい話だこと。宮崎駿が“20世紀の半ばまでなら支持された”遣り口をきちんと棄てて今に到っている、それ故に今もなお一線級でいる、ことを知ってちょっと考えたらどうだろうかしゃんと思ってやまない。
『ホームランが聞こえた夏』
- やきうの映画なんてなあ、と期待せずに臨んだ(笑)けど、観るべき点があってよかった、「敵の監督が主役側のチームのコーチと同じ思考をしている人」とゆー設定だ。その表現法も巧いし、そーなると育った選手は同等になる訳で、これは対決がどっち転ぶか判らないという意味だ、巧い巧い。
『僕たちは世界を変えることができない。』
- 通訳兼ガイドの涙が本物かどーか、すげい考えさせられるところなんだけど、ここはひとつ、映画なんだからってことで全部演技だと捉えるのが安全でしょう。あと、主役4人の体が締まっている(笑)。もっとだらしない奴はいないのか!と思う<おにゃのこ4人が主役の映画を観た時には決して氣づかず抱かない感想!!
『星守る犬』
- 『わさお』+『死にゆく妻との旅路』+『釣りバカ日誌』+『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』+『HACHI』+『風の谷のナウシカ』だ! いっそゴーヂャスかもしれぬ!!
『マーガレットと素敵な何か』
- 子供時代の自分から手紙が来ても、僕なら内容を覚えているか、若しくは、子供の自分が考えたこと如きに動揺しないね。なので見ゆべきは、かわよい封筒とかカドーのデザインのみ。
『マイティ・ソー』
- 浅野忠信は「寡黙」なキャラクタだった(笑)。そんでジャッキー・チェン呼ばわりされてた、わはは。あと氣になったのはナタリー・ポートマンが着衣の上から、オパーイが割りとあったことだ。わはは。話は、狭い狭い。神様言ってもギリシャ風の神様に限られ事件の舞台も田舎町に限定されてて。狭い!
『マジック・ツリーハウス』
- タイムボカンシリィズやんか(笑)。それにしてもミッションがいづれも子供騙しだ、そこまで含めてタイムボカンシリィズだが。
『マネーボール』
- ゲームとして、テクとして、ヂェネラルマネイヂャのお仕事は面白い♪ でも、だから、「2塁に走るのが怖い」選手の実際のヴィデヨが出てくるまでは実は「野球は楽しいものだ」と感じずに観てた(笑)。そっか、楽しいからやってたんか(うろこ)、ビヂネスとしてだけぢゃなく。ほう。
『まほろ駅前多田便利軒』
- 登場人物を出し、並べるのに1時間20分くないかかる。そっからが絡み合ってちょっと面白い。でも終わってみゆと結局言いたかったのは「子供をどう扱うか」に終始してたことが判って萎え〜。『奇跡』とか観て見習ったらいいんだわ!(脱兎)
『ミスター・ノーバディ』
- 「想像も創造も同じくきよくのフォルダの中に納めちゃえば体験となんら変わるものではない」ってゆうワンアイデワが凄い発見なんだ、それをこーゆー映画に組んだとゆーのが凄い。他の言い方をすれば「パラレルワールド」なんだけどもさ、それを自らの履歴として扱えるって、素敵ぢゃんね! こんなことが許されたら(笑)人生に悔いなんて、いっこもなくなるぞ。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
- おとぼけがいい。とぼけてるのに結局問題解決できちゃうんか!というのも、まあ、いい(笑)。一番好きなおとぼけはもちよん「いつの間にか真横のガラスにひっついている右手のグローブ」ですよ?
『ミッション:8ミニッツ』
- 幾度もやり直しの利くゲムーを幾度もやっているのだ、人がゲムーをしているのを端から見ているのは、面白いなあ。SFだから、ってことでなんでもありな訳で、この終わり方も、受け容れたらいいと思いますよ?(笑)
『ミラノ、愛に生きる』
- 眠たいよ(笑)。音楽で盛りわげて訴えようというシーンがいっぱいあって、もう、寝た寝た。意味解んない。
『メアリー&マックス』
- これをもし実写で創ったらこんな重く辛く苦しい話はない! クレイアニメの底力とはこーゆーことだ!
『メランコリア』
- 『元祖天才バカボン』だ、やったあ♪(笑) 第1部と第2部が等価だと捉えると、人の「ストレスを感じる対象」って、斯くも多様だ、ってことですな。冒頭の無言のモンターヂュが美しい。
『モールス』
- なるほどね、そーゆー邦題をつけたか! ちなみに原題は“LET ME IN”ですよ。なるほどね、そーゆー原題をつけたか(笑)。タイトルの凝りようからみたら物語はフツーだ(笑)。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
- ドラッカー、要らないよね(笑)。釣るために用いてるだけで。前田敦子と峯岸みなみの本氣走りが観応えがある。でもマドンナは川口春奈だった、ヒロインの前田敦子より遙かに川口春菜萌え〜♥
『モテキ』
- これはモテ期ではない。仲里依紗も酷い扱いだが、真木よう子が蚊帳の外ぢゃん。すなーち単なる二股だろ、モテ期ではないッ! 演出表現が秀でて優れている、だけ。
『モンスター上司』
- アメリカのコメディでこうゆう邦訳の悲しいタイトル(笑)つけられちゃうのって、B級C級のによいがぷんぷんぷんするんだけど、これは面白かった! 邦画ではついついつい、ここまでやってくんないところをばんばんばん見せてくれて、楽しめた。そう思ってみゆと、この邦題は、名訳だ(笑)。内容がこれで伝わるもの。よくぞつけた!!<転向か!
『やがて来たる者へ』
- イタリヤの村にナチスドイツが侵攻してきて村民を鏖にしたヨ♡ってゆう史実に基づいた映画、なんだけど、その“悲惨さ”を強調するために延々と綴られる「村民のフツーにしやわせな日常生活」が、だるい!!(笑) 寝たね。殺されるとこだけ興味深く観ました。本当、こうゆう落差を意図的に創ろうとか、間違ってると思う。やるんだったら『リメンバー・ミー』くない、伏せてやれ。
『指輪をはめたい』
- これこれ、こっちの真木よう子こそがモテキだ! 説明不足のところがあるけどかまーない。
『百合子、ダスヴィダーニヤ』
- うわれずの話だとは思わなかった。それにしても大杉漣に落ち度はないぢゃんね、と思うが、この映画で語られなかった未来に百合子は宮本顕治と結婚するんか! そりゃ、一介の優しい旦那さんに満足できぬ所以か!と思いました。これをフツーの、年齢も見合った若手の役者さんに演じさせるとただ単にリフヂンしか浮き彫りになんないので、敢えておやぢである大杉漣を起用したんだろうなと想像。
『夜明けの街で』
- 奥さんが木村多江で、深きょんと不倫するなんて、美味しすぎる! その後、どんな酷い目に遭おうと受け容れるね。だから、美味しいとこ取りの話だった。何の不満もあるまい、男性にとっては。
『八日目の蝉』
- 『塔の上のラプンツェル』のアナザヴァーヂョンだ。確かに、「産みの親より育ての親」とゆーのは正しいと思うけど、いづれにしてもいつまでも親親言ってんぢゃねえ!と思いましたとさ。
『ヨギ&ブーブー わんぱく大作戦』
- 『クマゴロー』のCGまぢり実写版だ。「バスケットを盗る」で括ってある、のだけがなんつーか定番の創り方をしてるなあ、とゆう以上でも以下でもない。
『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』
- 動物ドキュメンタリィで、どっかで観たことのあるよーなの満載。でも動物ドキュメンタリィに罪はない!! イチゴヤドクガエルに萌えよう。
『ラビット・ホール』
- フツーは時間と共に治癒し乗り越えていく「子供の死」をえぐってほぢくり返してみたらどうか、ってシミュレイション? 普段は観たくもない話だよなあ。こーゆー人生の暗部も、映画にする奴もする奴だし観ゆ奴も観ゆ奴だなあと思う。
『ラブ・アゲイン』
- 4人の男性キャラクタの取っ組み合いに、よくぞ持ち込んだなあ(笑)。これを日本でリメークしたらアナリー・ティプトンは市川実和子だ。
『ラブ&ドラッグ』
- ファイザー製薬とか企業が実名で出てくのは何故?って思ったら、バイアグラの販売員の話だからだ! 弟が着ているVIAGRAロゴのTしゃつが恰好悪すぎてすげい欲しい!! 着たい!!
『ランウェイ☆ビート』
- ファッションのデザインがどんな凄いか!ってのを映画で訴えるのは困難なんだよねー。校舎の窓を照明に使ったスティヂアクトはインパクトあったけどリワリティは犠牲にしてるよね(笑)。つまりストーリィが先にあって、環境はそれを出現させるために都合よく後づけで設定されている訳だ。昔の僕だったら「あり得ない」のひと言で切り捨てていたであろう(望遠)。
『ランゴ』
- 哲学的物言いを導入したことで、深みがあるように見せかけつつ(笑)行動の動機を簡略化するのにも成功している。面白がって映画を創っているんだ、面白い面白い。
『ランナウェイズ』
- 『チェリー・ボム』を僕はフルでは聴いていなかったんだなあと氣づかされたよ! めっちゃ日本リスペクトだからその点では我々は観ざるを得まい。いかにも日本以外で撮ったっぽいありありであっても。
『乱反射』
- カレシに振られたので幼なぢみのお兄ちゃんに鞍替え?したくなるおにゃのこの、なんちうこともない話だ。なんちうこともないかわよい恋心の短編映画、萌え〜♥ってゆう人向け。桐谷美玲がもっさりしていて(笑)、いっそ「ヒロインだから」っていう以上にはおにゃのことして惹かれない、っていうのがもしかしたら誠実なのかもしれない。僕的には月船さららに萌えます。萌え〜♡
『リアル・スティール』
- だってアトムだぜ? 超悪男子だぜ!? ロボットロッキィもので、ここまで日本がフィーチャされちゃ! 萌え上がる!!
『リメンバー・ミー』
- まさかこの話だったとは!! 知らずに観られたサイワイは『マグノリア』のラストを予期せずに観られたのに匹敵する。『エデンの東』ぢゃんなあ、と思って観ていて正解。
『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』
- マングーチュは是非とも目を見たかったなあ! こんなの、沖縄でない、具体的には愛知県でも是非に創ってほしいなあ!!
『ルルドの泉で』
- 奇蹟が起こる話だよ?と知って観ゆと、なかなか起きないので苛つく(笑)。でも、巡礼者ってこーだよね!と思い知らせてくれた。みんな我が身の不幸を背負ったまま藁にすがりにきてるんだ、絶望のまっただ中にいる連中のうちにあって、自分だけ治ったら、そりゃあ温度差が出るわなあ。祝福なんてしてくれっこないわと氣づかせてくれた。
『レイン・オブ・アサシン』
- バトルシーンは観るんだけど設定とか人物関係とかが、やっぱき、面倒くさくて寝ちゃった(てへ!)。出てくる剣術は山田風太郎みたいだったよ、転輪王は田口トモロヲっぽいし脱ぐ担当のおねいちゃんは岡本玲みたいだったし。
『レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳』
- アチョー言う時だけドニー・イェンの声のキィが高くなるなあ! 思いの外、追い込まれてないし。そして史実としてこの後、日本軍による支配が続くことは知っているので、ここで救われっぽいこと示唆されてもなあと思う。
『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』
- 役所広司演じる山本五十六の喰いっぷりが見事! 戦争中に戦争を止めることを考えていた、って今さら言われてもなあ(笑)、今だからそー言ってるだけの後出しぢゃんけんぢゃんなあ。
『ロシアン・ルーレット』
- 『13/ザメッティ』のリメークだと、はぢまるまで知らずにいた! そーして、どー考えても「どうも僕がいるのはまずいようだ」の後、ヂャンプしてる! てっっきりフィルムを一本掛け忘れたな!?と思ったほど。
『ロック 〜わんこの島〜』
- 犬なら犬、避難なら避難、でちゃんと分けて映画にした方がいいと思う。最悪だったのは避難生活を続けて4年ヴいに島に戻る、そこでロックと再会する主役の少年は別の子役が演じているんだ(当然だ、小学生時代の4年間はおっきいから)、違う子のことを「ロックが覚えていた!」って言われてもいっちmmも感動できないんですが?(笑) これを観ゆよっか、Eテレの「ネットワークでつくる放射能汚染地図〜福島原発事故から2か月〜」でパンダを観た方がいい。唯一、麻生久美子はよかったなあ。
『ロボジー』
- いいんぢゃないでしょうか(笑)。映画作りが巧いなあと思います。「当然最初は拒むけれどやっぱきニュー潮風の中に入ることを受け容れるに到る」シーン、横断歩道で相まみえるシーンなんて、本当に巧い。
『ロンドン・ブルバード』
- スマートに、観客の知性を信頼して語りすぎず語ってゆくギャングもの。その分、緊張感を持って観てないと解らなくなると思います、僕は寝た(笑)。
『ワイルド・スピード MEGA MAX』
- 実写版『ルパン3世』にホカナラナイ! 銭形役もいることだし。
『わさお』
- わさおはお利口さん。だけどストーリィがテキトー。わさおは、あんなことしないよ!!
『私だけのハッピー・エンディング』
- 綺麗な、『エンディングノート』ですな。人の死をこーやって美化できゆのが創作の魅力だ。
『私たちの時代』
- 監督先生の家で合宿生活を営みながら高校時代を送る女子ソフトボーユ部のドキュメンタリィなんだけど、長期ロケ中に予想外の事態が起こる(笑)。あと、クライマックスのしわいは、どーなろうと「映画にしうる」構成は立てられるもんなんだなあと思い知らされた。シナリヨのないドラマとは言うけど、ドラマにするのにそもそもシナリヨは要らないと証明しているようなもん?
『わたしを離さないで』
- なんだろうと思って観ていたらSFだった。ふーん。でもこんなん、設定した時点で破綻がアキラカなシステムなんだから、なんてゆーか問題を起こすために無理な話を考えたってだけだ。そんな自家撞着な!
『ALWAYS 三丁目の夕日'64』
- 2つの物語は、それなりに巧い。でも小ねたで出てくるシェーとかひょっこりひょうたん島とかがいやらしいまでにわざとらしい。絶対に当時こんなんぢゃなかった。デホルメにもほどがある。折角の背景の見事な再現をしているのに、アイテムで失敗している。
『BIUTIFUL』
- この一本の映画から5本の映画が作れるよ(笑)。でも。一人の人の人生って、そーだから! いっつも映画化に際してデフォルメをしていっこのテーマだけ選んでいるけれども、本来一人の人生って何本も違うテーマの映画が出来ゆ複雑さを同時に持ってるから!と言っている。
『DOG×POLICE 純白の絆』
- 犬が、他の犬映画と違くて(違くて言うな)「人間の指示に従っていればいい」役を演じているので観ていてつらくない。事件てゆーかストーリィは無理に創ったんだろうけども、頑張ったね、ってことか(笑)<上から目線か。
『friends -フレンズ- もののけ島のナキ』
- 子供騙しにもほどがある。「顔に墨を塗ったら笑い転げる」とかやめろ。なめとんか。
『GANTZ PERFECT ANSWER』
- 連載中の漫画に勝手にエンディングを拵えていいんか、と思いつつ、星人が稀代ぢゃない分、前作より劣ってる脳と思いつつ、でもラストまでみたらラストの据わりはいい。そーゆーもんなの!?とも思うけどこれだったら上手に考えたと褒めてあげよう。
『J・エドガー』
- 日本人にはこれは無理だ、FBIの長官になんの知識も思い入れもないもの。だから冒頭の、意外を演出したくてわざとエキセントリックからはぢめたつもりの「キング牧師に対する攻撃」は、日本人には単なる「ああ、悪者か」としか捉えられない。この人の業績を知らないで観ゆ者のことは考えられていない。批判精神が批判精神として活きていない。
『LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES』
- なんて客席でデヂカメだのケータイだのでライヴを撮り続けていることよ!! こんな映画上映したら映画前の「NO MORE 映画泥棒」に説得力がちぃともなくなっちゃうよ! 3Dだった意義は、その、客席で手を挙げている連中に奥行きがあったことで活かされていた!
『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』
- これがRAILWAYSぢゃなかったらもー少し評価できゆ、老年夫婦の離婚ものたり得たんだろうけど。このタイトルを踏襲したことではっきりと肩透かし感の方が勝った。勿体ないかも。
『SOMEWHERE』
- 俳優として成功してお金持ちになってセレブになって、金遣いにこゆふに飽きたいよ!とつくづく思う。現代の贅沢のいいモデルケースでした。
『SP 革命篇』
- 「国会を占拠したら革命」て(苦笑)。いかにもフヂテレヴィが考えそうな薄っぺらいアイデワだ。単にSPって性格上、フツーの人には入り込めない場所で行けるとこってどこ?から発想したにちまいないと、裏側が透けて見えるよ。そんな楽屋落ちみたいな物語を観せられてもね。
『SUPER 8/スーパーエイト』
- 8って何かと思ったら8ミリだった。言ってよ!(笑) これは新式の『E.T.』ですね。
『TIME/タイム』
- お金の代わりに寿命=時間をやりとりする世界があったらどーなる?ってのを想像して観せてくれるんだ、面白い! ワンアイデワ、だけど面白い、っていうのは本氣で面白いよ。大絶賛♪
『WAYA!』
- 「お節介をする」話だと登場人物全員が認識している。何故とめない? 結果オーライならいい、というだけの認識でいる連中ってことだ。迷惑きわまりない。この胸糞の悪さは七生忘れない。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
- 『すたおず』でアナキンがダークサイドに堕ちるよりかよっっぽど、このマグニートーがダークサイドに堕ちる顛末の方が説得力がある!てか寧ろこれでもなお人間側についているプロフェッサXって、馬鹿?と思うほど。
『4月の涙』
- まさかラストで転向するふりをする、できるとは思わなかった。てゆーかそのためにこれまでのすべてがあったと思うととってもビミョーだ。本当にあの子はその方がしやわせになるんか?オー?と思わざるを得ないんですが?
『50/50 フィフティ・フィフティ』
- 髪のある時には堺雅人似、坊主頭だと窪塚洋介だ。親友が読んでた本以外にいいね!!と思うシーンは、別に、なあ。
『127時間』
- タイトルの出るタイミングは挟まった時です、当然。そうして、実話だとUからには終わり方は予想の範囲内で、でも最近観た映画の中で最も目を背けたくなる痛いシーンには感心。思い出しただけで痛いよ痛いよ!! 評価できゆのは、だから冒険は危険を伴うからよせ、って説いていない点。『岳』に通じるものがあるね。
『1911』
- ただ、辛亥革命を映画にしたかっただけでしょう? 興味のない者にはどこひとつとっても面白くない。退屈すぎて、観ゆのが苦痛でした。