【ダイエットシステム】
- 食べるな。
- 出し抜いて始めろ。
- 常に心に留め置いてきっかけを逃すな。
- 飽きる前に減らせ。
- バランスよく食べられるんだったら、そもそも太ってない。
- とりあえず体重が落ちる以外の何も望むな。
- ルックスを重視しろ。
- 腸の内容物は３kg。
- 献血で体調管理。
- カロリィは面倒なのでほどほどに。《知識を得ておくに越したことはないし是非知っておくべきだけど、それで計算して喰うのは出ていく側が計れないのにナンセンス》
- 痩せるや否やジャストサイズの服を買え。
- 心が折れた時は食べても太らない量を知るチャンス。《「大好きな甘味を飽きるまで喰う、しかし摂取カロリィはそんなに増やさない」にはチョコレィト、ケーキ、アイスクリィムをどの順番で喰えばいいのか、とかを試してみろ。幾度もすることではないから心して》
- 自棄になる隙を与えるな。
- インターヴァルを取って羽目を外せ。《インターヴァルを取らずに毎日羽目を外していたらそんなのどっこもダイエットではないぞ（笑）。ごくたまの羽目はずしはいっそ精神衛生上よいと捉え、しかしいっぺん羽目を外したら次までに必ず間を置くよう心がけることがダイエットであると知れ》
- 日に一食だけ、とかいう単純な方法を採れ。
- 一食を定義しろ。
- 生涯に数えるほどしか喰う機会のないものは常識の範囲内の分量、摂ってよし。
- ダイエットは自分内ブーム。《だれがやっている、言っているからではない、自分の人生の中で今こそダイエットがブームだからやる。ブームはいつか去るから、それまで目一杯全力で取りかかれ》
- 食事を忘れて没頭しろ。
- 喰わなかったことを後悔するな。《季節限定とか期間限定を摂ってもそのあとでまた痩せればよい》
- 食べていけないものなんかない。《基礎代謝の範囲内でケーキを喰え》
- 土日の２日間で２kg減量しろ。
- 自堕落は区切れ。《つい暴食をする日になってしまっても、終焉を自分で制御しろ》
- 暴食の直後こそ心がチャーヂされている。《もう酒やめるーと一緒。あとは背中を押すなにかきっかけさえ出現すればダイエットはスタートする》
- 達成できない目標を目指せ。《絶対にそこまで落ちる間に、ブレィキがかかるに決まっている。ノーブレィキで達成できたら偉いと自分を褒めよう、ってくらいのノリで、目標体重は充分に低く設定しろ》
- 体重が落ちなくなってきたのは自己責任。《減らなくなってきたらそれでも減るように対処できるはずなのにそれを怠っているとゆーのは怠けている証左》
- 喰いたいなら明日喰え。
- 人に喰わせろ。《代わりに食べてもらって疑似食事を満喫せよ》
- 喰いたいものがある時に代替品で賄うな。
- 日に摂る総量が決まっている時に限って、可能ならばそれを回数に分けて喰う方がリーズナブル。
- 同じ喰うなら一刻も早く喰え。
- 好きなもん順。《全部を食べなくていいシチュエイション（そんなのがあるとは思えないが）に於いては好きなものから食べ進めていって嫌になったところで、予定の分量に達していなくてもやめるといい》
- 映画俳優に学べ。
- 飽くまで同じものを喰え。《三角喰いはモッテノホカ／喰い過ぎて嫌気がさせば願ったり叶ったり》
- 薬は遊び半分。
- 念のため長髪。
- カルシュームを意識して摂れ。
- 「病的に太っている」くらいなら「病的に痩せている」。《もともと食生活は不健康だった》
- 新たにダイエットをはぢめる時には新しいアイデアを導入しろ。《飽きぬための工夫。新しい物好きの人にはこれ。これを一週間で切り替えつつ続けるのが【No.46】》
- 思い立ったら無駄に動け。《靴ひとつ分歩幅を大きくする、とか背筋をしゃんと伸ばす、とか。常にだのマストだの自分に課していると嫌気が差すので、氣が向いた時に、力の加わるパーツを意識して動くようにするとよい》
- 背もたれないに越したことなし。《姿勢をよくすることで腹筋をちょっとでも増やせば体組成計に乗るのにも張りわいが出るであろう》
- 「外食ダイエット」の方が誘惑が少ない。《家の、すぐに手を延ばせば届くところに食べ物がある環境下ってのはかなりの精神力を必要とする》
- 財布を忘れてゆかいな絶食。
- 分不相応なレヴェルの高い相手を飯に誘え。
- つき合いの悪い奴を演じろ。《誘われたら断れ。断るのが嫌だったら誘われるようなシチュエイションにならぬよう、苦心しろ。そのうちだれからも誘われなくなったら成功だ。ダイエット中に友情を失っても、必ずそれ以上のものが得られる。新しい友達は痩せてから作ればよい》
- 刺戟を演出しろ。《体組成計とか、週替わりのテーマ付きダイエットとか》
- 部分痩せより全部痩せ。
- 具体的に無性に食べたくなるものがある時、ダイエットは成功している。《ホメオスタシスが働いているため。何でもいいから食べたいというのは病的》
- ホメオスタシスに従え。《週ごとにダイエットのタイトルがくるくる変化するのは当然／羽目を外した翌日に食慾がなかったらそれをこそ活用せよ》
- 飢餓感を制御するレッスンに励め。《おなへりになったから喰う訳ではない、たといおないぱでも食べることができゆのは食慾に直結しているのが飢餓感だからだ。つまり飢餓感を制御できるようになりさえすれば、たといおなへりだろうが喰わずに済む、とゆー逆パタンも可能となろう》
- 基本的な生活を変えずに痩せろ。
- 他人が眉を顰める方法こそがマイウェイ。
- 心臓の筋肉を落とすな。
- 中枢中、最も当てにならないのは満腹。《体が満腹になったと信号を出したところで食べるのをやめる原始的な、獣のような満腹中枢を持っている人ならともかく、ダイエットを必要としている貴女はおないぱになったくないでは食べるのをやめないではないか。別腹という言葉が存在していることからも解るように、食べるのをとめるのは満腹中枢なんかではない。自らの意志だ。喰う分量を自分ですべて把握し決定するのこそが人類の叡智の賜である》
- 食べて吐く「拒食症ダイエット」の一番のデメリットは、実際に体が吸収したカロリィが正確に判らぬこと。
- 吐かないより吐いた方がいい。
- おなくさは覚悟の上。《ダイエット中の腸内の活動は普段と違うので、どんな理由でか、おならがくちゃいくちゃいになることがあるけど覚悟しろ》
- おなへりを満喫せよ。《めったにないおなへりの状態を、せっかくのダイエット中なのだから存分に味わうこと》
- 最高に旨いものを喰った日はそれで打ち止め。《それより旨いものがなければもう喰うな/だからこそ、旨い、好きなもん順に喰えと言っている》
- よく噛まないで丸飲みするように急いで喰うべし。
- 下痢は吉兆。《同じ喰い過ぎるならそこまでいけ。多少はたしになる》
- 残念ながら、理想の食生活とは食べたい食事ではなくつまらない食事だという事実と対峙しろ。《痩せとしての人生を歩む者はこれを守らねばなりません。どーせそんな覚悟はないのだ、せーぜー、ダイエットに執心している時だけ、心に留め置こう。また太ったらまたダイエットをすればいい、と考えるしか道はあるまい》
- 汗では痩せない。《サウナなんて飲んだら戻っちゃう》
- ノーカロリィの水分を体を通すだけで減量になる。《留め置けるったってそんな水ぶくれる訳もなく、水を濾して搬送するだけでもカロリィを使うから》
- シャツをおズボンの中に入れて戒めろ。
- モデルのボディラインが基本形。《ボディラインが丸見えの知り合いが周囲にいる環境ではない者は、若向けのファッション雑誌を定期購読でもして常に痩せてスタイルのよい人体に馴染んでおくこと》
- 嬉しい氣持ちになるために体重計に乗れ。《減ったな、と思ったら量る。もし予想より多ければ愕然として落ち込んで、翌日までに痩せろ。そしてまた翌日量れ。もし案の定減っていたら喜んで、なお一層ダイエットに励め。とにかく毎日体重を、喜ぶために量るようダイエットを続けろ》
- 下手な運動は喰う口実になること風の如し。
- 決めた時刻以外に体重を量るの禁止。《多かろうが少なかろうがぴったりだろうが、絶対に何か食べる口実を思いつくにちまいない》
- 夏場より、気温の低い時期の方がダイエットは巧くいく。
- 菓子パンはご馳走。
- 旨いものを喰え。
- 食べ物に敬意を抱け。《残すダイエットなんかするな》
- じでん車はたいがい楽。《同じ距離や同じ時間だったら歩いた方が運動になる。じでん車は長距離乗っていると判るように肩がむのつんごい凝るのだ、ちいともスポーティではない。っつーことでダイエット効果を見込んではならぬ》
- 痩せているという生き方をリサーチ。《太ってる奴のアドヴァイスなぞ役立たない。痩せている人にはどんなことがあるのかを知ることは有用であることがある。例えば筋肉が経ると血行が悪くなる、とか。未踏の地の住人の体験談に耳を傾けよう》
- ダイエットがモチーフの創作に馴染め。《あの、桜っ子クラブさくら組が歌っている、２期のタンポポが歌っている、それほどまでに難易度が高いダイエットを今自分はしているのだとの自負を持て。あと『私がオバさんになっても』でお腹が出てくるとか誹られているさまを心に刻め》
- 痩せに言及された際の返答は常に「まだ痩せますから」。
- カラヨケでは腹筋を使う歌をヘヴィローテイション。
- 期限を区切るのは両刃の剣。《励みにもなる代わりに、たがを外す言い訳にもなり易い》
- 体重が重い時分にはぢめた運動を、身軽になって負荷が減った時にやめる道理はない。《ぐうたらしてダイエットを行うべしと幾ら言ってても、なにも習慣になっていた運動をまでもダイエット中にやめることはない》
- 時刻もストッパ。《食べる方の誘惑やチャンスは無尽蔵にあるから、それに対抗するためにはなんでもダイエット継続に結びつけないとならない。19時をまあってまだその日のダイエットが続いていたら「19時以降はカロリィのあるものを摂らない」ダイエットを要請しろ》
- 食べない物を決めるな、食べる物を決めろ。《食べてはいけない物を決めた時点で、それ以外のすべては食べていいことになるのだ。だから決めるべきは食べる方、である》
- 皮膚の弛みを解消するためにリバウンド。
- ご褒美は飲食物以外。
- 喰いきれないほど満腹になるまで喰った状態で体重を量った時が自分の理想の体重になるよう、それより低い体重まで痩せておけ。
- 味を重視する以上、栄養は失調が基本。
- 無茶があるのに無理が通らぬ道理はない。《無茶喰いを認めているなら、無理痩せもたまにはあるはず。体重を量って減っているのが嬉しくて無理な断食、って期間があるのはフツーだと認めるべき。但し注意だけはしてないとダークサイドに簡単に陥ることがあるけどもさ》
- 「ダイエットしてるのに痩せないー」なんて言ってる奴と一線を画せ。
- 寝てて痩せるのが理想的。《なにかをして痩せる、よりなにもせずに痩せる、の方が楽なのは自明。これで成功しなかったら「なにかをして痩せる」が巧くいく訳がない》
- 甘いものを摂る時にはほかの理由づけ。《心が折れそうになった時には、例えばオロＣとかの栄養ドリンク方面で乗り切れ、つーことでいつでもオロＣ１本くないは飲めるように。オロＣ１本は79kcalだ、一日に許す摂取カロリィは充分に低く設定しろ》
- 続けたいのなら永遠に、目の前に道はできる。《痩せたら今度はバランスだ、きっと内臓脂肪が多いにちまいない。部分を鍛える方向もある。決してゴーユは、ない》
- 成長期のダイエットはなし、年を取ってからのダイエットは何歳からだろーがあり。《「二十代は体力があるから無理ダイエットが効くけど三十代になったら危ない」なぁんて聞いていたが、四十代になってからでもへっきでダイエットは可能だと判ったよ。なぁんだ》
- 永遠に続く減量はない。《どっかで必ず終わりがある。「体重の維持」は広義のダイエットであっても、それにはまた別のルールが必要》
- 体重を維持できるのは一握りの限られた者のみ。
- 今までの友情はダイエットの敵。《これまで仲良くしてくれた皆は、太っている自分の友人であるから、痩せた自分を認めてくれない。そんな奴らの言うことを聞いていては痩せられないぞ。いっそ全部切り捨ててかまーない。てゆーかダイエットをさぼる最高の言い訳がこいつらの存在であるのだ。離れるべきでしょう》
- 周りが何を言おうと痩せた者の勝ち。
- 自分を追い込む「ダウナー系ダイエット」は食べても地獄、食べなくても地獄。《精神を病む。世の中のすべてが自分の敵であると看做すようになる。でもまあ、痩せられれば結果オーライなんだけどもね〜》
- アドヴァイスされたごもっともな正論にはすべて「痩せたところを起点にしてはぢめる」と返答しろ。
- 自己満足のために痩せろ。
- 幾度でもやれ。