我々取材班の元にかかってきた一本の電話が全ての始まりだった。
我々が何気なく受けたその一本の電話、実はその電話こそが恐るべき事実を知らしめる驚異の世界への道案内だったのだ!
その電話の内容は実に驚くべきものだった。少年画報社刊・伊藤明弘作によるコミック「ジオブリーダーズ」(ヤングキングアワーズ連載)は実は実際に起こった事件をレポートしているというのである!しかしにわかには我々には信じがたかった。この平和な日本で、あれだけの大事件が発生しているというのにそのような大惨事の事件は一向に耳にしない。しかしそう問い返す我々に電話の主は「隠蔽工作は神楽[総合警備]の十八番(おはこ)だろう」と答えるのみだった。電話の主によると先年のエアバス墜落事故も日本海におけるロシアタンカーによる原油の流出も記者が乗った地下鉄が名駅でとまらずうっかり駅を通りすぎてしまったのもWin95マシンがブロードキャストパケットを出しまくるのもスティーブ・ジョブスがビル・ゲイツと業務提携したのも消費税率が5%にupしたのも毎週ゴミの日の前にゴミ袋を出すと近所のおばちゃんに怒られるのもしょっちゅう記者の家のプレイステーションがリードエラーを起こすのも電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも全て化け猫と神楽の仕業ということであった…
なおも疑う我々に、それならば…と神楽のメンバーと接触の可能性がある、東海の一地方都市・綾金市のある場所を告げ、そこに神楽の実在を示す証拠があるから行ってこい、とだけ言うと、尚も我々が数々の疑問を投げかけるのを無視し、電話を切ったのだった。
かくして我々取材班は神楽総合警備と化け猫の存在を白日の下にさらすべく、命懸けの任務であったが綾金市への強行取材を遂行したのであった!
まず我々取材陣を襲ったのは(中略)という多大な犠牲を払い、我々は遂に電話の主が指定した住所へとたどり着いたのであった。しかし、地下鉄を降りるとそこは拍子抜けするほど平和な商店街だった。早速我々は道行く人々に取材を行ったが神楽も化け猫もその存在を知る者はいない…かくも完璧なる情報操作が行われているのかと我々取材陣は舌を巻く思いであった。
その近辺をしらみつぶしに当たったが、神楽はおろか猫の子…もとい化け猫一匹目にする事もない。さてはあの電話はデマであったかと我々が引き上げようとしたその矢先であった。
我々の目の前には驚くべき光景が広がっていた!
この写真の光景を見た時、我々は何とも言えぬ既視感に襲われた。そう、少年画報社刊「ジオブリーダーズ」一巻のP200の二コマめを見て頂けると解るであろうが、穴戸錠似のコルトのジョー(仮称)の去っていった光景と酷似しているのである!
ならば果たして写真中央のノボリは「キョーレオ○ン」であろうか!?我々取材陣は胸躍らせながら近づいていった。
すると!
そう、まぎれもなくこの歩道はFILE-5捕捉「赤い夕日の流れ星」においてレポートされた場所であることは間違い無い!だとすれば神楽総合警備の社員・梅崎真紀嬢(年齢不祥)がエモノを仕入れる古道具屋がこの近辺にあるはずである!この事実は意気消沈しかけていた我々取材陣の情熱に再び火を点けた!
そして我々は遂に見た!
(ここ衝撃を表す効果音挿入)

*プライバシー保護の為一部画像に手を加えてあります。
そう!これはまぎれもなく梅崎嬢が拳銃を仕入れている古道具屋である!この看板に描かれた時計がまぎれもない証拠であった!早速我々は取材を申し込むべく、店内へ入ろうとした、が、その前に意外なものが我々の侵入を阻んでいた。
なんとあろうことか、我々が取材に訪れた日は休みであったのである!それともはたして我々の取材を察知した上でのカモフラージュであろうか!?しかし呼べど叫べど何の返事も帰ってこない。我々はしばらく身をひそめて店に接触する人物がいないかどうか、見張っていた。しかし一時間、二時間と時間が過ぎていくばかりでなんら進展はなかった。
ここまで来て取材を断念するのか…我々は断腸の思いであったが、これ以上の取材は困難と見、引き上げざるをえなかった。しかし何時の日か神楽総合警備に肉薄しその真の姿を白日の下に晒す事を新たに誓う取材陣であった…
*注:取材班の安全の為、この取材に関する一切の質問は受け付けられません。あしからず。
*注2:このページは全てフィクションです。間違っても本気にして古道具屋にコルトやルガーやトカレフを買いに行かないように。
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