No.82 GTVきたる 01/11/10 走行距離 340Km

ようやくである。購入を決意してから3ヶ月ほどか。待ちに待っての納車である。結局あるじゃるに間に合わなかったが満を持しての納車。どんなクルマも納車の時ってのはいいもんだ。

ところがカップカー、来たはいいけど乗ってるのは156ばっか。クラッチワークなど、まだほとんど乗ってないから慣れなきゃいけない。おあつらえ向きにおいらの自宅は5分も走れば東名、東名阪、名古屋高速と慣らしに最適な道路が目白押し。そうだな、東名を豊田まで走って引き返せば適度で体の慣らしにもちょうどいいやん。
こうしておいらは涼しくなった秋の夕方、カップカーに乗ってちょっと走って見ることにした。季節は11月。なのに昼間は暑くてまだ乗れないのだ。夕方じゃないと辛い辛い。

メタルクラッチのせいか1速はどうにもつなぎにくい。スパっとつながなきゃいけないのはわかっている上、コツを少しつかんだというのにまだ3回に1回はギクシャクしちゃう。走行中でも回転ズレるとすぐジャダー。こちらはシフトタイミングもつかんだので問題はないが、1速はもう少し練習しなきゃねー。

そんなこんなで東名高速。まだ慣れてないから慎重に走行車線を法定速度を下回る速度でレーンキープ。
高速道路など路面がしっかりしてるところはラクチンだわねー。ゆったりと流すも速度ははや制限速度一杯。
なんとまぁ速さを感じないクルマだこと。こっちはのんびりなのに結構な速度が出てるのだ。速度感覚が156TSとは違うものである。あと、パワーもケタ違い。6速だろうがアクセルちょっと踏めばそれなりの加速。3リッターの余裕のなせる技であろう。ま、軽量化とコンピュータチューニングも効いてるんだろうけど。
そうこうしてるウチに豊田通りすぎちゃった。まぁいいや、次の岡崎まで走って引き返すとしよう。

ところが・・・・それは突然やってきた。なんの前触れもなく。突然アクセルにクルマがついてこなくなる。

おわ、アクセル踏んでも回転上がらん。エンジン死んだぞこりゃ。うーん、こういうときは慌てず騒がず・・・。

このとき、おいらは不思議なほど冷静だった。あらら、また来たかという感じである。
そう、以前156でも同様に高速でエンジン吹けあがらなくなって青くなったことがあったのだ。このときはもうパニックで青ざめていたが、今回は2回目。自分でも不思議なくらい冷静に対処できた。経験は生きるものである。

おいらは、イグニッションを一回切って、また入れて、6速に放りこんでクラッチつないで押しがけしてみることにした。幸いまだスピードは流れに乗ってるし、後方もクルマはいないから迷惑をかけることはない。
ところがエンジンは息を吹き返さない。2度ほどやってみたがもうダメである。あきらめたおいらは、ゆるゆると60キロ程度まで速度を落としたGTVを後方確認しながら路肩によせた。
完全に停車し、ハザードつけて、とりあえずもう一度エンジンかけて見ることにした。
セルは回るが火は入らず。やっぱかからない。もうお手上げ。しかたないのでRussoに電話を入れる。

バッテリーとガソリンを確認し、メーター読みでほぼ満タンに近いことを告げると、燃料ポンプの可能性もあるからとJAFを呼ぶしか手がないという。高速は救助ができないのだそうだ。JAFにすがるしかないわけである。
しかたないのでJAFに電話。30分くらいで行きますとの返事。ところがこの30分がそりゃもう恐ろしい時間。パニックはここから始まったのである。
夜である。トラックがビュンビュン通る。100キロ近いスピードである。恐ろしいったらありゃしない。もう死ぬかと思った。実際追突されたら間違い無く死ぬ。路肩にいるんだけど、もう怖いのなんの。
その間にRussoから電話が入る。
「どう考えても燃料系しか考えられない。しかしいきなりポンプが壊れることはあまりない。ましてや快調に走ってた途中である。とりあえずJAFが来たらガソリン入れてエンジンかけてみてくれ。ガソリンメーターが壊れてて実はガス欠、この可能性が一番高い。」
おいらは、こうしてまた一人でひたすら待つことになる。30分後に青いランプ点灯してかけつけてくれたJAFの車両と隊員がどんなに心強かったことか。

トラブルはあっけなく解決。なんとビンゴのガス欠である。みっともないったらありゃしない。こともあろうにフュエルメータ、故障してたのだ。満タン近くを指してたメータ実はカラッポ。あー恥ずかし。初めてのガス欠だよしかも高速で。まさかメータ故障してるとは思わんかったから全然気づきもしなかったよ。納車直後で走ってないし、ガソリン満タンで納車してくれたもんだと疑いもしなかった。(笑)

しかしだな、なんでGTVはこんなとこにフュエルキャップのオープナーがあるワケ?
ガソリン持ってきてくれた隊員さん5分も待たせちまったじゃねーかよ。(^^;
だってさー、普通メーターパネル左にあるなんて思わんやん。普通は運転席サイドじゃねーのかオイ。156だってそうだったし。おまけにルームランプすらついていないカップカー。中は真っ暗なんだもん。真っ暗闇でスイッチひとつ探すのも大変。(笑)
仕方ないので、隊員さんに懐中電灯借りて、あちこち探しながらのオープナー探しとなったのであった。

いやーまいったまいった。(笑)