No.75 赤156 01/08/30 走行距離 36,000Km

GTVが我が家に来ることになったので、2台ある我が家の156は里子に出されることとなった。手元に残すのは銀156となるため、赤156はお別れである。

赤156は、おいらをこの世界に導いてくれただけでなく、数多くの仲間と引き合わせてくれた上に家庭まで世話してくれたこの上ないありがたいクルマである。これでお別れになるのは寂しくて仕方ない。思い入れは人一倍で辛いことこの上ないのだが、なんとか良い人に引き取ってもらえばと願う親心である。

しかし、赤156はなくなっても銀156がもう1台あるのだ。だからおいらは156を降りるわけではない。156に特別の愛着を持つおいらは、今までもそしてこれからも156乗りにかわりはなく、死ぬまで156を手元に置いておくつもりである。
今後は、銀156がファーストカー。コイツを手厚くかわいがってやろう。銀156はおとなしい性格だけど、なーにそのうち手も入れてやろうじゃないの。

おいらは初めてのオフで、子供がアルファから降りてくるところを見て衝撃を受けた。
それまでは、アルファロメオは男の骨っぽいエンスーなクルマという先入観で一杯だったから目からうろこが落ちた。
そうなのだ、アルファはムチをくれれば十分に楽しませてくれるのだか、ファミリーで使うものまたアリなのだ。アルファを家族で乗る。子供も親も家族全員で。
なんて素敵で素晴らしいのか。おいらはそのときそう思った。

月日は過ぎ、3年経ってみればおいら自身がその立場にいる。これからは子供も連れて出かけることになろう。銀の156はそうしたシチュエーションでも活躍してくれるに違いない。家族で不都合なく乗れて使えて、運転すればこの上ない喜びを味合わせてくれるクルマ。おいらにとっちゃ156コレだけだ。

さて、赤156であるが、いろいろ悩んだあげく、購入しずっとメンテしてくれたディーラーに引き取ってもらうことにした。バイヤーズガイドにも書いたとおり、販売店で売って、整備し、また販売店に戻ったクルマというのは素性や整備状況もはっきりしておりいい買い物なのだ。残念ながら手放す赤だが、手放すなら次に良い人に乗ってもらえるよう考えた結果である。
大切に乗った156を、また別の方の手元で大切にしてもらえるようにと願いながら赤156を丁寧に洗車し、最後のお別れに写真を撮った。
うだるような暑さだったが、手塩にかけた赤156は本当にカッコ良かった。

3年間ありがとう。とても楽しかった。

またいつかどこかで会えることを祈りつつ、次回からは銀156の日記になったりする。