No.62 クルマに乗れない 00/12/10 走行距離 30,000Km

実はしばらくクルマに乗れなくしまったのである。膝をやっちゃったのだ。なんでそうなったのかは長くなるので置いておくこととしよう。困るのはクルマだ。運転できなきゃつまんないのである。2台あるクルマはよりによって2台ともマニュアル。1台くらいオートマあったらなぁと思ったりして。(笑)

本来ならクルマについて書かなきゃならないんだが、今回は松葉杖でしばらく生活してみてちょっと感じたことがたくさんある。それについて書いてみることにしよう。クルマにゃぜんぜん関係ないからつまらん日記になるかもしれんが、そこはご容赦のほどを・・・。

松葉杖をつくことになったものの、仕事が休めるわけもない。当然仕事に通う。遅刻していけるほどヒマでもないので当然満員電車の地下鉄である。

普段は気づかないけど、いざ不自由になると気づくことはいっぱいある。駅なんてそう。足が不自由な人に対する配慮がとっても少ないのだ。エレベータがある駅はすくなくて、どこも絶対階段がある。階段はとっても辛いし、1段1段のぼらなきゃならないから遅くなる。そのあたりは回りの人も配慮してくれるからごめんなさいってところになるが、足の不自由な人はきっと辛い思いをしてるに違いない。

さて、駅から電車に乗る。このときは自分の今までしてきたことも含め、反省することしきりだった。朝も帰りも地下鉄は満席。当然立ってる人もいる。座ってる人はみな、おいらの松葉杖を見ると、上目使いにおいらの顔をちらりと見て、そのまま目を閉じて寝ちゃうのである(笑)
別においらは席を譲ってくれと願ってるわけではない。満員電車に松葉杖で乗り込む方が迷惑かけてるかもしれないので、できるだけ隅っこにいるようにしてるのだが、それでもその冷たさにはなんか言いようもない空しさを感じるのである。
そんな中、これまで数人の人が席を譲ってくれた。申し訳ないとは思いながら、辞去するのも譲ってくれた人の立場がないから、丁重にお礼を言って甘えることにしている。
譲ってくれた人々は比較的年配の女性と若い男性が多かった。いわゆる中年のサラリーマンは例外なく居眠りである(笑)。
これにはおいら自身が反省。自分を振り返ってどうだったか。自分がそういう目に遭わないとわからないものである。お年寄りや体が不自由な方にどんな対応してきたか。イヤというほど味わった。
そういう意味では自分に勉強になったような気がする。譲ってくれなかった人を非難してるわけではない。人の振り見て我が振り直せなのである。サラリーマンの方々にはよい勉強の機会を与えてもらったと逆に感謝しなきゃならんかもしれんが、まぁそこまではいいだろう(笑)

ちなみに、腹が立ったことがひとつだけある。疲れて松葉杖で歩道をヨタヨタと歩いてたときのこと。おいらの住んでるスグそばに有名なチェーンのカーショップがある。知ってるひとならあそこだねとすぐわかるだろうが、そのショップの前を歩いていたら店員に声をかけられた。

「申し訳ないです、クルマが出ますのでちょっとよけてもらえますか?」

見ると、クルマが駐車場から歩道を横切って出ようとしている。あろうことか、歩道を歩いている人間に、しかも松葉杖だよ松葉杖。お客のクルマがでるのにじゃまだから早くどけといういのである。歩道なんだから待ってもいいじゃん。ほんの10数秒なのに。

実はこのショップは前から言ってやりたいことがある。おいらの自宅の前はこのショップの社員駐車場になってたりする。おいらの家の前は道路だが、深夜になるとすごく静かな住宅街。そこにつぎつぎとこだまするクルマの爆音・・・。
カーショップの店員だからマフラーは替えてある。爆音仕様もかなりある。ショップが終わって店員が帰る10時すぎはクルマもまばらでとっても静か。なのにほとんど全員が爆音出してエンジンめいっぱいふかして駐車場から走り去るのである。
アイドリング爆音は仕方ないかもしれないけど、せめて静かに走れよ。ふかしてタイヤ鳴らして走るんじゃねぇっつーの。はっきり言ってめちゃめちゃ迷惑である。

もともとおいらはこのショップは周辺住民に迷惑かけてるから好きじゃなかったけど、今回のあまりの不用意さにあきれて声も出なくなった。

ちなみにおいらのもマフラー少し爆音仕様。ここでもやっぱ人の振り見て我が振り直せなのである。