No.52 さすがプロの技 99/07/16 走行距離16500KM


さてさて、ナビの取り付けである。まーおいらはラッパの件でもお分かりのように、クルマの電装品に関しちゃまるっきりの素人。当然取り付けはプロにお願いすることになる。
いつも遊んで頂いてる右京パパこと吹田社長の率いるB-STYLEは当然プロ、しかもアルファに詳しいとくれば300kmの距離もなんのその、お願いしちゃうしかないでしょう。
というわけで、取り付けを横で見学することにしました。

テキパキと内装を取り外しにかかる吹田社長。おーあっという間にリアシートとカーペットと助手席、サイドパネルは取り払われてフロアが丸裸。この間15分。ほーすげぇさすがプロやわ。

今回取り付けるナビ&インダッシュモニターはハイダウェイチューナー&アンプを含めて4ユニット。うち、インダッシュモニターは当然センターコンソールに内臓しますが、あとの4つはぜーんぶトランクです。

その丁寧でキレイなお仕事を見せていただきました。驚いたことに車速センサーはスピードメータ裏側から取るんですね。なるほどねー、メーター取り外して、どこのコードからはわからんが、ほー。
とりあえず、モニターが着いたようです。GPSアンテナもTV/FM/AMアンテナもFM-VICSアンテナも案内音声用スピーカーーも着いたそうなんだが、どこにあるんだどこにもないやんか。

なーんと、ぜーんぶうまく隠してあるのです。さすがというかなんというか、まずはTV/FM/AMアンテなですが、TVはあのみっともないアンテナが外に着いたりしますよね。カタツムリのつのみたいなやつ。
これがなんと、リアウィンドウの標準ダイバーシティアンテナをそのまま使っちゃったのです、TVとFM/AM信号を全部まとめて。もちろんブースター&分配器で個々の信号を増幅しつつ分配して取り出してますが、チューナー関連のアンテナは全く外付けなし。当然部品もいらない。
標準のアンテナで受信状態も大丈夫なんだって。車種によってできないものもあるそうだけど、これなら見栄えは全く変わらん。
んで、GPSアンテナはリアスピーカートレイの中なんですよ。トランクから入れたようですが、上にプラスチックとかあっても大丈夫なんですって。当然こちらもアンテナは全く見えません。お次はFM-VICS。これは細くて薄い別売りアンテナに換えて、
フロントピラーの中に埋め込んじゃったのです。当然全く露出なしでいやぁたまげた、マジなーんにも見えないのです。さーすがプロの技ですねぇ。ちなみに、ナビ音声用の外付けスピーカーはステアリングコラムの下。露出してるとはいうものの、気にしてみなけりゃ見つかるハズもない。
コードの露出なんかほとんどナシ。吹田社長は「やっぱ見えるとみっともないでしょ?」とサラリと言ってのけましたが、徹底した心配りはさすがです。
さて、お次はハーネスの山と格闘です。もうこれはとんでもないシロモノで、素人じゃまず無理。おいらもなにがなんだか解らない。でも吹田社長は黙々と仕事をこなします。よくわかるねーこんなの。
そんなこんなで、作業はどんどん進んで行きます。全てのユニットはトランクに設置してるのですが、トランクマットに似た生地を貼り込んだカバーまで作っていただきました。
結線とすさまじいハーネスの処理さえ終わればあとはまたすばやく内装の取り付け。十数本のハーネスはドア下のサイドパネルに這わせて、あっという間にシートも取り付けられ、元どうりのキレイな姿に。

スピーカーのチューニングについて
B-STYLEでナビ取り付けの間、手持ち無沙汰なおいらは自分のクルマ以外の作業を見て時間をつぶしたりしてたが、運良く、75のスピーカーユニット取り付け作業を目撃することができ、迷惑も帰り見ず、いろいろ聞きまくって少しカーオディオのチューニングの一端を垣間見ることができた。
ここで少しその秘密をご紹介しよう。
カーオーディオにおいて、まず手をつけるべき場所はスピーカーなのだそうだ。いやなに、別に1ユニット十万もするような高価なものでなくてもよい。つまるところ取り付けなんだそうである。
簡単に説明すると、スピーカーは前方と同時に後方も音が出ている。これがボディパネルに当たって、跳ね返って、またスピーカーコーンを鳴らしてしまうのだそうだ。
従って、この反射音を押さえ、しかもスピーカーをがっちり取り付けて振動を押さえることで相当改善されるんだと。
また、ツイーターは耳の高さに、しかもできるだけ前方に設置するのがよく、リアスピーカーよりフロントスピーカーをしっかり鳴らすことが重要とのこと。
これを押さえておくと、そこそこのスピーカーとヘッドユニットでも出来栄えは全然違うんだって。
このポイントを最初に押さえれば、あとは予算に応じて段階的にヘッドユニットのレベルアップやスピーカーユニットの交換などをを行なっていけばよいのである。
具体的な施策については企業秘密もからんだりするので公表を差し控えるが、なるほどなーとうなずけるものばかりであった。

B-STYLEではデモカーを初めとして、代車にもこうした手法でサウンドチューニングが施されているのであるが、なるほどドアの薄さなどぜんぜん気にならないような鳴りっぷりは見事であった。代車つーてもあーた軽なんだよ。あのペラペラなドアでもちゃーんと鳴ってるからすごい。
うーむ、カーオーディオだからとゆめゆめバカにしてはいけない。また、カーオーディオなんだからと諦める必要もない。それは一度146の音を聞いてみれば解るはずである。