No.39 SELESPPEDに乗ってみました(99/3/5)走行距離9900km


本日は地元岐阜での恒例朝練。朝練といっても朝早く集合して、喫茶店でおしゃべりするだけなんだが・・・。その後にアレーゼ岐阜に寄ってオイル交換とエレメント交換を行った。工場は日曜日にも関わらず、整備待ちの車両が多く、時間を持て余したおいらはショールームでオートマチックの156を見ることにした。おりしも本日はSELESPEEDとQ‐SYSTEMのデビューフェア。日曜とはいえ午前中というのにお客さんの多いこと多いこと。

試乗車あんのかと店内を徘徊中、おいらの担当営業さんが仮ナンバーを持ってきてくれて、SELESPEEDを試乗させてくれることになった。買いもしない客に快く新車を乗せてくれたことに感謝しつつ、営業さんを助手席に乗せ、短い距離であったがおいらはSELESPEEDのハンドルを握ったのであった。

というわけで試乗記となるわけだが、試乗後の感想ってのは既にVerde_H氏が御自身のホームページで述べられているものとほぼ同じであり、こりゃよくできてるわなってモノであった。特にシフトダウンのアクセルワークが絶妙である。

そういうわけで、Verde_H氏の感想に触れらていないものを中心に解説である。といいつつかなりかぶったりする部分があることをご容赦いただきたい。

なお、氏のページのSELESPEED試乗記のURLはhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~verde/information/index.htmである。こちらには別コンテンツで写真なども添えられているので、まずはこちらをご参考にどうぞなのである。

(※Verde氏のページは現在閉鎖されています。URLは当時のものです。)

最初に感じたのは2ペダルでのシフト操作の違和感であった。なにしろ2ペダルに乗る時は、シフトなんかする感覚は全くないから意識しないとダメなのである。ただ、こんなのは慣れの問題だからどうでもよい。(笑)
始めはマニュアルのモードで走ってみることにした。新車であることを気遣い、とりあえず回転は3500rpm程度に押さえてのシフトチェンジである。

こういったシーケンシャルミッションの操作は、やはりゲーセンの感覚が染み付いているのか、どうも前に倒してシフトアップってのがなんだかなじめない。加速中はGもあるから引っ張るほうが楽なような気もするが、これも慣れの問題だからどうでもよいことであろう。
クラッチを切って、つなぐまでの感覚ってのは思ったより間があったのに驚いた。もっとすばやくというか一瞬でシフトするのかと思ってたから結構拍子抜けであった。といってももちろんおいらのゆっくりとしたペダル&シフトレバー操作よりは早いのだが・・・。ところがどっこい、どうも搭載されているコンピュータの2つのモードによって、アクセル開度と回転数に応じシフトタイムが変化するようなのだ。新車なのでテストは控えたが、しゃかりきにアクセル踏んでるときは素早く、流している時はジェントルにと、うーむなんとかしこいヤツなんだろうか。

試乗中に意図的なシフトアップとシフトダウンを繰り返してみるがスムーズなシフトチェンジは全く問題なし。シフトダウンも絶妙。信号待ちじゃ1速に入れてくれるし、ちょっと長く停めておくと勝手にニュートラルに入れるそうである。試乗中の信号待ちでは一度もニュートラルに入ることはなかったが、停止時間の長い渋滞などではシフトレバー操作が必要になるので少し煩わしいかもしれない。まぁ、ギア表示のインジケーターを必ず見るようにすれば、スタートでワォォォーンってな空ぶかしは回避できるであろう。

ジョイステック同様ステアリングボタンによるシフト操作も違和感なく、うーむと唸らせるものがある。2速ホールドなんかで町中を走るそれは、トルコンじゃないからあたりまえなのだが、おいらのツインスパークと同じようにダイレクトに動力が伝わる感覚は変わることはない。もともとおいらは市街地をトロトロ流すときはほとんど2速でたまぁに3速である。MTでも2速にいれときゃオートマみたいなものなんだが、SELESPEEDでもアクセルオンの食いつきなんか全く同じだなと感じた次第。

んじゃ今度はCityモードで完全オートマ走行である。こっちもVerde_H氏のページの解説にあるように、やはり自分の意志とは無関係に3500回転ほどでクラッチを切ってつなぐ瞬間とっても妙である。ハンドルを握っていながらマニュアルミッション助手席の感覚が味わえるってとこか。
慣れれば問題ないのであろうが、Cityモードのシフトアップに関してはトルコンの方が自然で違和感がないように思える。だが、一時間も乗ってりゃきっとどうでもよくなりそうな気もする。

Cityモードに入っていようが、ジョイスティックまたはボタン操作でCityモードは解除されてマニュアルモードに入れることが可能。試してはいないがマニュアルモードからでもジョイスティックをしばらく上に倒しておくとCityモードに入るそうである。
スティック1本でどっちも行き来できるのなら普通はCityモードにしておいて必要ならマニュアルモードに切り替える運転がきっとすこぶる楽チンで楽しいであろうとことよ。特にゴーストップの多い市街地では、動力はダイレクトに伝わるが、クラッチ操作の要らないSELESPEEDはとっても快適であった。踏めばゴンと加速して行く感じはマニュアルと同じ。そうなのだ、オートマチック(機能から言えば)なんだが、音や加速はMTそのままのオイシイところが味わえるのである。しかも機械のくせしてとってもお上手だから恐れ入る。

SELESPEEDはマニュアルミッションに乗ってる人には最初妙な感覚を伴うが、とってもよくできたトランスミッションである。んでもって速い。コイツはミッションそのものはツインスパークと共通なのだそうだ。ギア比で1速に若干の違いはあるが、(TS:3.545/SELESPEED:3.909)クラッチがコンピュータ制御の油圧式か足で踏むかの違いだけなのだそうである。カタログ上では車重も全く同一なのだ。(Q-SYSTEMはV6 MTの30kg増)パーツ重量にほとんど差はないということなのであろう。とすれば、おいらのようなヘタクソだとTS MTの方が燃費が悪い可能性は多分にありそうだ。(笑)
ついでにミッションとは関係ないが、SELESPEEDとQ-SYSTEMに標準装備のサイドエアバッグはマニュアルミッションモデルでは装備されないようである。

車重変わらず、快適で気持ちよくて速く、経済性もきっと良好。で、値段はTS/MTの22万高とくれば。今から検討初める方々には頭の痛い問題であろうことは想像に難くない。(笑)
ここは一発うーんと悩んで決めていただきたい。(笑)

え?オマエはどうかって?そうだなおいらが買うなら、単純に値段の安さでTS/MTを選ぶことになるであろう。

おいらはマニュアルミッション絶対主義者ではないが、別にマニュアル苦にしてないし奥さんいないし(笑)、今のマニュアルでも必要にして十分な速さで全く不都合ないからである。

クラッチ操作を除く気持ちよさが同じなら、快適よりも金を選ぶのが貧乏人の悲しさであった。(笑)


はみだしコラム(2000/09)

さて、普通に買えるクルマでは初めてといってもいい凝ったオートマチックミッションのセレ。しかしながらトラブルに遭う確立は目下のところ156でトップクラスなのも事実です。現在(00/09)でもギア抜け、ギアが入らない、エンストといったトラブルを耳にします。はやいところ安定して、誰もが理屈抜きで楽しめるアルファロメオになってくれることを祈ってます。