No.28 たまにはまじめに行ってみるか(98/10/3)走行距離3900km

最近ちょっと日記をサボってましたが、今回はその反省も込めてちょいとまじめに綴ってみることにしましょう。

出火騒ぎもなんのその、ここしばらくウチの156は絶好調。エンジンも現在5000rpmをリミットとし、慣らし続行中です。フィーリングはそれまでの結構ガサツな状態からスムーズなふけ上がりとなり非常によくなってきました。音もかなりよくなりましたが、それでもおいらはもう少しよくなるとうれしいですね。

このクルマは駐車場に停めてある姿を眺めるだけでもそれだけの価値はあると頃感じており、運転席に座ってドライブしててもその楽しさは飽きることはありません。
たかがクルマなのですが、これほど愛着が湧き、所有する満足感を与えてくれるモノがあるのですね。
数々のトラブルも経験しましたが、それも所有の喜びと比べれば些細な事と言ってしまってもよいくらいです。

しかし、そうは言っても工業製品ですから、当然品質は確保してもらわないと困ります。イタ車だからと許される風潮がありますが、400万円以上もする工業製品です。メーカー及びインポーターにはこれからも、より安定した品質を確保するよう努力を望みます。

さて、アルファロメオ156が納車され、現在ほぼ4ヶ月。ここまでいろいろなことがありました。今日はこの数々の出来事の後日談をまとめてみましょう。

1.クラッチのギコギコ音

納車当時に起こった現象である。クラッチを切るたびにギコギコ音がする。ディーラーに相談したところ、油脂類スプレーであっけなく解決。また起こったらCRCでも吹きつければオッケーかな?。

2.発進時にリアからの異音

しばらく乗らないで放置してたような場合、発進時にリアから「ガン」というような異音がする。サイドブレーキ掛けっぱなしによるリアタイヤのシャフトの固着によるものか、これまでのところ原因不明。ただ、たまにしか起こらないので最近は気にもしていなかったりする。

3.アイドリング不調によるエンスト

これは結構まいったトラブルの一つである。初期症状では1速でエンジン回転数があがっている最中、突然一瞬フュエルカットのような現象が起こる。すぐ後ろに後続車がいる場合はシャレにならない。
この症状を放置しておくと、一瞬フュエルカットだったのが、それ以降しばらくエンジンが吹けあがらなくなり、しまいにゃエンストする。それでもまだ放っておくと、今度はずっとエンジンが吹けあがらなくなり走れなくなってしまう。

結構難儀なトラブルの割には、アクチュエーターと呼ばれる部品交換一発で解決。以降問題なし。

4.室内への水漏れ

こいつも手強いトラブルであった。原因としては2つあり、一つはエアコンのドレンホースのパッキン不良によるもの。これはパッキンの位置を動かすことで解決するようである。
もうひとつは外気取り入れ口のファンより水が侵入するもの。これは台風や豪雨など、一気に大量の水を排出する場合に起こる。排出容量の不足からファンより侵入すると思われる。
実は前回の台風で、また室内に侵入した。換気スイッチを外気導入にしてあったためであった。ぬかったのである。内気循環にしておくと、フタがしまって防止できる模様。

5.出火騒ぎ

今更ながらあの時気づかず走り回っていたならホンマ炎上したかもしれんと思ったりするのだが、エアコンガンガン、エンジンガンガンで走行し、ラジエターファンに負荷を掛けたときがやばいと思われる。
原因はラジエターファンに付いている低速側、高速側の抵抗のうち低速側が比較的プアなため抵抗が焼き切れたか何かの原因で、その結果金属部分が発熱し覆っているプラスチックが溶ける。これに気づかないでいると、溶けたプラスチックまたはビニールコードに引火する。
コードやプラスチックが溶けることはあってもさすがに引火までするのはまれのようであるが、TSの場合、そのすぐ上にラジエターホースがあるので、出火によりこちらを溶かしちゃった場合は2次災害のほうが見た目はハデであろう。

今年の夏、145で多発したトラブルということだが、パーツを確認したところによれば私の156は145と同じ部品であったそうだ。交換されたものはすでに部品が違っており対策済みと思われる。初期型の156に御乗りの方で、最近ファンが異様にうるさく水温が上がり気味の方はすでに死んでいる可能性があるため注意が必要である。また、コゲ臭い匂いには要注意である、クサイ臭いはやっぱモトから絶たなきゃダメなんだな。
なお、高速側ファンが生きている場合なら自走は可能で水温に注意しながら部品の到着を待てばよい。低速側ファンはTSの場合水温90度程度で回り始めるようである。

6.ブレーキのトラブル

これは幸いにもおいらの156にはまだお越しいただいていない。ネモ氏のページで詳細が掲載されているのでこちらをご覧いただくとよいと思う。被害台数は複数台あるようなので、いつ起こるかわかったものではなくシャレにならない。実は以前から、このトラブルについてディーラー及びメーカーに対応状況を確認していただいている方がいるのだが、内容が内容だけに憶測やその経緯だけで安易な掲載はできないため伏せてあったりする。
オイラやみなさんの156に起こらないことを切に願うばかりである。

7.内装のキシミ

納車当時はキシミなど一切なく、とても驚いたことがすでに懐かしい。3000kmも走行するとあちこちらキシミ音の嵐である。タイヤの偏平率を45%に変更したことも手伝い、最近は特にネズミを飼っているような騒ぎである。特に気になる個所は定番のエアコンの吹き出し口であり、この他に、ルームランプ、運転席側のシートベルトの付け根あたりといったところからのキシミ音が気になるところである。まぁしゃぁないとあきらめてはいるのだが、対策が施せるようであれば対処したいと考えている。これ以上ひどくなるのもイヤなので、タワーバーは付けないことにした。

8.タイヤインチアップの効果

エアロと併せてアルミホイールを交換したため当然タイヤも交換となった。交換後のタイヤサイズは215/45-17で、銘柄はブリヂストン製GRIDUである。当然乗り心地は悪化し、突き上げはさらにダイレクトとなった。今では走る道を選んだり、マンホールのふたなど避けて走っている。しかし、当初はもっと酷くなることを予測していたため意外な結果に感じている。
オイラは腕もないし走り屋でもない。アルミだって見た目で付けただけであり、性能アップのためではない。こんなミーハーなオイラはタイヤには静粛性、乗り心地を期待しており、グリップなどはどうでもよかったりする。
以前乗っていた車にVグリッドを履かせたことがあり、これがうるさい・固い・乗り心地悪いの3拍子揃ったタイヤに感じられた。予算の都合でGRIDUを選択したとき、正直な話気は進まなかったのも当然である。ところがこのGRIDU、思ったよりとてもいいタイヤである。乗り心地も思ったほど悪化しなかったし、静粛性は標準のファイアーストーンと同等か偏平率を考えればそれ以上に感じられる。
ハンドリングはさらにシャープでダイレクトとなった。ステアリングレスポンスも良く、結果は非常に満足である。インチアップは見た目だけじゃないのねと効果が確認できて御満悦である。


はみだしコラム(99/06)

納車から立て続けに起こったトラブルも一段落し、割と快適な頃である。オイラはこれまで乗ったクルマで初めてインチアップを行った。が、見栄えはそれはそれは満足行くものの、クルマに与える影響は思ったより大きかった。タイヤの選択にも左右されるが、日常感じる乗り心地は悪化するし内装のキシミも増える。確かにステアリングレスポンスとダイレクト感は向上するのであるが、維持費も当然高くなる。いいことばかりではないのでデメリットもよく検討してほしい。

自分で付けておいてこんなこと言うのはなんだが、付けてみて初めて認識した(笑)。おいらはこれまでインチアップはおろか、アルミを変えたことなどなかったからだ。
見栄えをあまり意識しなければ、16インチのままホイールを交換するのが最適な選択かもしれない。

内装のキシミについては青忍さんのページで対策を施した記事があるのでこちらを参考にしていただきたい。