面白かったマンガ

この一年ほどの間に買ったマンガの中で「面白かった」のは以下の3つ。

『刑務所の中/花輪和一』
タイトルの通り、獄中記。
が、トリビアの泉よろしく「ヘー!」を連発してしまう興味深さです。
作者が「面白い」と思ったポイントが読者のそれとうまく合致した作品だと思います。
独特のおどろおどろしい画風とペンの細かさもいい効果になっています。

やたら多い食事のシーン。
日々のメニューもきっちり再現して、下世話な興味を満たしてくれます。
花輪氏は「甘シャリ」が特に楽しみだったようで、記述も詳細に及びます。

「さいの目に切ったリンゴが入ったフルーツ
 甘い甘い小倉小豆…
 あまりにもうまいものを食うと脳が…
 (中略)
 そりゃあもう言葉では言いつくせない
 ヘロインなんかめじゃないって…」

生唾ゴックン。
自らを不自由に追い込んで生活すると、
あたりまえの食べ物がこんなにも美味しく感じられるのだろうか?
なんだか羨まいとさえ感じてしまうぞ。

『羽生生純/恋の門』
コスプレ同人女と変人芸術家男。
アナクロな絵柄が、生理的に好きではないのですが。
多分あの絵でなかったら面白くないんだろうな。
「こわいもの見たさ」で読んでしまう、つい続きが気になってしまう奇妙なマンガです。
主人公が「石を捨てられない」というのは、よくわかる私でした。

『モンキーパトロール/有間しのぶ』
恋愛がらみの話に興味がなくなって久しいのに、
どうして今、これが面白いんだ?!と、頭をひねってしまいました。
自分は…ヤイチ80%、すず15%、香5%ってとこでしょうか。
(ああ、知ってる人が見たら殴られそう)
残念ながらこの面白さ、男性にはわからないかもしれません。

(2003.10.3)

しあわせを感じる朝

ブルンブルン、ブワッブワッ、ブロロロロ…

ああ、バイクの爆音が…と思って目覚めると猫がいるわけです。
眠っている間の刺激はオーバーに脳に伝わるものですが、
うちの猫の「朝のゴロゴロ音」は特別大きいんじゃないかと思います。

しばらく放っておくと、今度は顔にチクチク当たる感触があり、
ようやく目を開けると、猫が顔を近づけて
「今日も楽しい一日が始まるよ!起きようよ!」と誘うのです。

子供のころ、一日の始まりはとてもワクワクするものでした。
「今日はあれして、これして…」
と、ちらっと考えるだけで、期待感がぶわーっと膨らんで、
楽しくて楽しくて、しあわせな一日を感じることができました。

私は、大人たちが「もっと寝ていたい」というのが理解できませんでした。
一日の始まりはいつだって素晴らしいもので、
ほんのちょっとの時間だって、寝て過ごすのはもったいない!と思ったから。
それが、いつから「起きるのがつらい朝」になってしまったのか。

「小さい頃は神様がいて」
ユーミンが歌うように、子供のしあわせな時間というのは、
保護してくれる誰かのおかげだったに違いないのだけれど。
そして、脳は、大人になるにつれ、しあわせを感じにくくなるらしいけれど。
そんな理屈はともかく。

猫は毎朝ワクワクしているし、
私はそんな猫を見て
「もっと○○だったらしあわせなのに」とか
「××でないからしあわせなのだろう」とか考えていたのが不思議なぐらい
ただ、しあわせだなあ、と感じることができるのです。

(2003.9.30)

たま hug@ipc-tokai.or.jp

***過去ログ***
「信じて欲しい-その1」 「信じて欲しい-その2」
「タンスの向こう側」「私の料理・フレンチ編」「カッコウカラス」
「恐怖の美容院」「ぴょんぴょん運転手」「私の会った霊能者」
「施餓鬼」「UFO捕り放題」
「電車で行こまい!-1 東山線のおっちゃん」
「電車で行こまい!-2 回るおばさま」
「電車で行こまい!-3 傘がない」
「ドラクエ。」「押入で遭難」「痛い週間」
「こういう女性に私はなりたい」「よしこちゃん」
「ゴゴ」「疲れた時に読むマンガ」「どうして」
「Qooがいた」「薬」「アンコウ鍋」
「手」「怖いマンガ」「欲しいもの」「整理整頓への果てしない苦悩」
「ガッツ○松ネコ」「強烈の母」「失われた“恥ずかしい時”を求めて」
垂れ流しごっち「たま・ごっち9月分」「継続は力なり」と「継続の力なし」

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昭和パチンコものがたり(小説)

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