| 第1回 | 1981年10月 9日(金)放送 |
両親が別れることになり、純と蛍は父親の五郎に連れられて北海道へ行くことになる。蛍は、初めて見る空知川に感動していたが、純は不安気に窓の外を見つめていた。3人が降りたのは、布部という駅であった。そこには、親戚の北村草太が車で出迎えにきてくれていた。翌日、昔五郎の住んでいたというぼろぼろの廃屋へ行き、電気もガスも水道もないと聞き、純は不満と動揺が隠せなかった。その夜、食事のときに、五郎から馬の賢さ話を聞かされ、蛍は感動するが、純は詐欺だと言った。純は、その夜、怖い夢にうなされていたが、蛍に起こされ、何かが表を歩いていると言い、お祈りを始める。正体は、様子を見に来たクマさんだった。翌朝、五郎は蛍と二人で沢へ水くみに行き、そこで子供たちの心境を聞き、安堵する。しかし、そのころ純は東京へ逃げ出す作戦を考えていた。
| 第2回 | 1981年10月16日(金)放送 |
あれから五日が過ぎ、純の不満はどんどん増すばかりであった。おかむろづくりのために石運びをすることになる。蛍はよく働くが、純は怠けてばかりであった。(草刈りの時に、クマさんが言った、「こつこつ働いていれば、人間はだんだん謙虚になる。」の一言に「なるほど」と思ったのは私だけだろうか。)その夜、蛍が五郎に純が母親に手紙を書いていることを告げ口するが、秘密を漏らしてはいけないと言われる。 翌日、五郎は中の沢の分校へ純と蛍のことを頼みに行き、その足で北村清吉の家へ寄ると、東京から令子の妹の雪子が来ていた。そのころ、純は蛍に頼んで母への手紙を町へ出しに行くように頼む。町へ行く途中、橋の上に置いた手紙が川に落ち、蛍はそれを追いかけていったきり、夜の7時を過ぎでも戻ってこなかった。五郎は、騒ぎの原因が純の手紙であることを知る。
| 第3回 | 1981年10月23日(金)放送 |
ある日、純は雪子に東京へ帰りたいと打ち明ける。その夜、五郎は純に直接父さんに言わずに、雪子おばさんを通じて言ってもらうようなやり方は卑怯だと言われる。五郎は、清吉の家から東京の令子へ電話し、純を東京に戻すことを伝える。それから三日がたち、純と雪子は五郎と蛍に見送られながら麓郷を後にし、北村清吉の車で布部の駅まで送ってもらう。そこで、清吉から「敗けて逃げていくんじゃ。」という言葉を聞かされる。電車にゆられながら、純はさっき清吉の言った言葉が頭から離れず、ついに決意をひるがえして麓郷に戻ってきてしまう。
| 第4回 | 1981年10月30日(金)放送 |
純と蛍が中の沢の分校に通うようになったある日、中畑木材へ五郎を訪ねて本多という女弁護士が現れる。そこで、弁護士から母親からの手紙が子供に渡っているかどうか詰問されるが、五郎は、嘘を言ってしまう。純と蛍は学校から帰る途中に、弁護士の本多から母親からの手紙ことを聞き、ショックを受ける。翌日、五郎は純だけを車に乗せ、弁護士の待つホテルへ連れて行く。弁護士が自分の父親の悪口を言うことに我慢ならず、受話器の向こうには母親がいるにも関わらず、ホテルを飛び出し、五郎の待つ車へと走ったのだった。