第13話

 突然、母親の令子が倒れ、純と雪子は東京へ向かった。病院へ着くと、令子が笑顔で迎えてくれ、純は安心する。雪子は、付き添いの人から令子の様子を聞き不安になり、友人のみや子に相談するため外出をする。純は、恵子ちゃんに電話をするが、英語塾へ行っていると聞き、塾へ出向く。東京にいたときの友達が英語をしゃべっていることにショックを受ける。

 次の日、学校帰りの恵子ちゃんを道で待ち伏せ、久しぶりに話ができた。そのあと、豊君の家にみんなで集まったが、みんなの話に入っていけず、純は傷つく。みんなと別れて、病院へ行くと雪子が令子に病院を変わるように説得をしていた。そこへ、男が花束をもって入ってきた。純は、令子から吉野を高校時代の友人として紹介される。純は、自分の母親を「令子」と呼び捨てにする吉野が気になった。

 翌日、吉野から電話があり、映画や遊園地へ遊びに連れて行ってもらう。純は、吉野と一日一緒にいて、吉野という人物に好感をもつ。あと二日で北海道へ戻らなくてはならなくなった純は、このまま東京に残るかどうか迷っていた。

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