交通事故に遭い記憶を失ってしまった主人公と彼を取り巻く少女達が織り成す物語。 場所は神様やいろいろな伝記・神話等が伝えられている小さな町でいろいろな不思議なな事件に巻き込まれてながらも女の子達との絆を深めていく。

瀬能透矢	主人公。事故で記憶喪失になった。
牧野那波	長い黒髪が印象的なクラスメート。目が見えないがそれを感じさせない振る舞いを見せる。主人公に妙に好意的
琴乃宮雪	主人公専属のメイドを名乗る少女。一緒に暮らしている。
宮代花梨	幼馴染で宮代神社の巫女。大雑把ですぐ手が出る性格。一緒に長年弓道をやってきた仲間。
新城和泉	クラスメート。花梨の親友で那波とも仲が良い。勉強好きで運動は駄目。ドジで何も無い所で良く転ぶ。
香坂アリス	近所の教会に住む双子の姉。大人びた見方・言葉使いをし、物言いはきつく容赦が無い。妹（マリア）を溺愛している。
香坂マリア	近所の教会に住む双子の妹。外見は姉と同じだが性格は正反対。お姉ちゃん子。主人公を一目で気に入り好意的に接してくる
大和鈴蘭	主人公の親友庄一の妹。明るくて元気な女の子。主人公に非常に懐いている。

攻略したい娘中心で選択していけば大きな問題もなくクリア出来ると思います。ただし、花梨ルートで選択肢を間違えると和泉ルートになってしまうので注意。
香坂姉妹にはそれぞれ単独EDと姉妹2人とのEDとある。2人EDにはアリスルートから行けます。アリスルートの後半で「マリアちゃんの相手をしよう」「マリアちゃんのしたいようにさせる」を選ぶと行けます。
鈴蘭はキーワード”妹”を選択して誰かを攻略すれば次から登場します。香坂姉妹を攻略する前に出現するようにしておくのがCG回収の面から吉。

ノベルタイプで今時としては珍しく登場人物の音声が無いタイプです。けれでもある程度やっていくとスキップ機能多様するので声無い方がサクサク進みますがちょっと寂しいですね^^;;
やっていくとそれぞれのヒロインでいろいろ個別の悩みや不思議な事などがあってなかなか味わい深い内容となっていて面白かったです。でも、最後までどのヒロインでも主人公の記憶は戻らないんですが・・・・・・^^;;
しかし、雪さん以外のヒロイン攻略（特に香坂姉妹）した時、雪さんが後半全く出てこなくなってそれに誰も何も疑問持たないのがちょっと違和感あるかな？

ある程度日本の神話・伝記の類の知識があるとより楽しめるのではないかと思いますので、このゲームをやって興味が出たら読んで見るのも一興かと思います。