颯太のやっても〜たコーナー
〜颯太少年の事件簿〜


颯太がしでかした笑える出来事を思い出した分だけすこーし公開。
だいたいがこんなやつです。
ああ人生綱渡り。



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まだ歩けない頃。ベビーカーから降りられないくらい赤ちゃん。
颯太をペビーカーに乗せてスーパーの衣料品売り場に行きました。
下着コーナー近く。
品物を選んでた私は周りのみんながジロジロ見て行くので「???」と気になっていました。
ふと颯太を見たらベビーカーに座ったまま(当たり前だが)
手の届く範囲の女性物の下着(パ◯ティーってやつですな)を次々と棚から落として
足下はパ◯ティーだらけになっていたっっ!店員に見つかる前に必死に棚に戻したのは言うまでもない!です。
これはどこの赤ちゃんでもやりそうかもしれないですよね。(そうかな?ほんとにそうかな?)


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まだまだベビーちゃんの頃です。
家族で動物園ってのも理想的でいいもんです。
颯太はまだおしゃべりが出来ませんでしたけど、きっと喜ぶぞ!
なんて思ってました。
ベビーカーに乗ってる間は全然興味がないみたいです。
淡水魚館がありました。
お〜〜!魚もいいかも!ベビーカーから下ろして入ってみました。
・・・あんまり見なかった。何が好きなのかな〜〜。
淡水魚館を出た瞬間。ベビーカーを押し始める颯太。
な〜るほど。タイヤを見ているようだ。
それからはひたすら押しつづける。一日中。ビュン!ビュン!
おいおい。ぞうさん達の立場がないでしょ!!


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まいご。
2歳頃からよくありました。
颯太の迷子はハンパじゃない。多動だからしかたないじゃすまされん!
バス通りだって平気で横断してしまう。
行く先には自転車屋さんの引き戸だったりお菓子屋さんだったり。
私が母子教室の準備をしてる間に大きい子が開けたドアからスルリ。
私が産婦人科の検診を受けてる間に病院から外へ。
その都度、もう青ざめながら探し回る私でした。
さすがに今はスーパーで迷子になっても、呼び出しをかけるほど
成長しました。まだ迷子にはなるんですけど・・・。


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うちのマンションはすぐ前に公園までくっついてあるのですけど、
ここで恥をかくのも日常茶飯事。
二人の奥さんがなにやら楽しそうに話をしていました。
(断わっておきますが、ぜんぜん知らない人達です!)
そろそろお昼どきで、ひとりが「じゃあね」と言って帰って行きました。
そこへ颯太がさ〜〜っと駆け寄り
(予想のつかない行動に止める間もなく)
その奥さんにたずねた。
「今の人誰?」
(そうた君。知らない人にそんな質問をする・・きみこそ何者?)


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春も近くておじいちゃんの車でちょっとした山に入って、
「ツクシ」や「ヨモギ」など取りに出かけました。
ヨモギってのは「草もち」を作る為の草です。
おばあちゃんは、自分で作ります。昔の人って偉いな〜。
妹は車に揺られて寝てしまい、私も車に残ってました。
颯太は外で大暴れしてました。まあいっか。
誰もいないから、迷惑かけることないもんね〜〜。
『ガン!!!』
なに?この音。「だって蚊がいたんだよ!おじいちゃんの車にぃ〜」
石を持った颯太は必死に弁解をするのであった。
車にはくっきりと傷跡。


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颯太は人にやさしい言葉使いが苦手です。
悪口なんて挨拶代わりなんでしょう・・・。困ったもんです。
自転車に乗ってた女の子に何やら言ったらしくて、
その子が颯太をすごい勢いで追いかけて家の前を走って行きます。
2週目くらいで颯太はあわてて家に逃げ込んで来ました。
逃げ込んでから一言。
「おぼえてろよ〜〜」


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昔ながらの雑貨屋です。お菓子もあれば漂白剤も売っている。
お婆さんが一人で店番してるようなとこです。
こういうところに颯太を連れて行くとぜったいマズイ!いけません。
「せまいな〜」「ちょっと〜 暗いんじゃない?」
うっうっこの正直者!!!!



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田舎はいいもんです。川遊びもできる。カブトムシだって飛んでくる。
そんな訳で長い休みになると実家に行きます。
近所のおばさんが遊びにみえてました。
お嫁さんとあんまりうまくいってない。だからなのかなんなのか・・
ご近所によくお邪魔する名物おばさんだ。
お昼頃から大相撲の終わるまで。まあいつものパターン。
川からごきげんに帰ってきた颯太はおばさんをみるなり一言。いや二言。
「あれ〜また来たの」
「まだ帰らないの〜?」

誰も言えないその言葉であった


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医者に行くのも大変勇気のいることのひとつです。
診察室に入ると普通はイスに座ります。
颯太の場合は、はじめての病院の場合、かならず奥に入って行こうとします。
看護婦詰め所だったり、受け付けカウンターだったりして。
「そっちに行かないよ!」と言いながら引きずってきて座らせます。
内科の場合、座ると先生の持ってる小型ライト(咽の奥を照らすアレです)を見つけて奪おうとします。
最近はアレルギー性鼻炎なので、耳鼻科に通ってます。
鼻をガァーガァーやられて、さらに鼻水が出そうになってる颯太くん。
治療が終わり座ってた椅子から降りるとすばやく動き、看護婦さんの白衣で鼻水を拭いたっ!
それ以来、看護婦さん達も警戒を怠らない。おそるべし、これは4年生の現在でもやろうとした。


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時にはいろんな人が颯太を連れ歩いてくれます。
私の姉は颯太が大好きで、買い物もいっしょに行ってくれたりします。
その日は大きなホームセンター。
レジで順番待ちをしていたところで、ず〜ず〜しく横入りしてくるどっかのオバサン!
絶対いるんだよね。ンで、絶対言っちゃうんだよね!
「ねぇねぇ!!このオバサンってズルして入ったんだよーー!!ねえ、いいの???!!!」
おまけにでっかい声なんだよ〜〜、颯太ってば。。
私の姉は、心のどこかで、今度はひとりで来ようと思ったことだろうぅ。


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もうひとつレジネタ。(これは小学校3年の頃)
颯太の妹(風花)の誕生日。オモチャでも買ってやろうと思いドタバタ兄妹を連れて西友へ。
風花の気に入ったシルバニアファミリーのクマとチビポケハウスを持ってレジへ。
ふと見ると玩具売り場のレジには店員が居ない。
しかたなく少し離れた雑貨コーナーまで持って行こうとしたその時。

「お母さん!!!ドロボウするの???!!!」颯太の絶叫。

・・・・・・・・・・・(他のお客さんの視線)
・・・・・・・・・・・(私の顔、ひきつる)
「___あ、あのね。お母ちゃんあっちのレジに、い__行くから___」、、、ずるずるずる。
頼むから、そのデカイ声だけはなんとかしておくれ。
そういう問題じゃないけど、そういう言葉は耳元で囁くもんだよ。


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学校ってどうしてもクラブ活動っていうのが必要不可欠なのだろう。
特殊学級といえどもどっかに所属しないといけない。
「ドッチボール部」ばぁ〜〜ん。
とてもじゃないけど、無理だろう。ルールもはっきり分かってないにちがいない。
案の定。味方が取ったボールを横取りしようとして足にタックルする、注意した子を突き飛ばす。
修羅場となったドッチボール部は怪我人続出。颯太は、目出たく英会話クラブに変わった。
それでもドッチに5回は参加したかな?よくもった。
本人曰く「楽しかったなぁ。もっとやりたかっったのに、変わるの?残念だなぁ」
まあ、なんと言ったらいいものなのか。
世の中ひとりじゃ生きられないってことか(???)
ゲームもひとりじゃできないじゃないか。ね。颯太。。。


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颯太は電車に乗るのは好き。車より好きだと思う。でも立ってるのは嫌い。
ちょっと遠くまで出掛けたので、車じゃなくて電車で出掛けたその日は、車内がかなり混み合っていた。
入口近くにいたんだけど、ぎゅうぎゅう押されて苦しかった。
乗り込んでから二つ目くらいの駅で奥のほうの人が数人、席を立って降りていくようだ。
颯太は猛ダッシュ!!いや、激ダッシュ!!空席を前にしていた人を押し退けて座ってしまった。
うッわ〜〜。私は「颯太!!」と意味も無く名前を呼んでいた。そう言って次に続く言葉はみつからない。
颯太はというと、私の怒った顔に反応して「なに?なに?いけないの?ねぇ!いけないの???」
とでっかい声で聞いてくる。(自分の行動が良いのか?悪いのか?尋ねてくるだけ成長したのだ)
困ってる私より早く、側にいたオバサンが「いいのよ、ボク。座ってもいいんだよ」と言ってくださいました。

今はいいかもしれない。確かに。
しかし、許されるのは「ボク」の間だけってことは教えないといけないな、と思う。
私はそのオバサンに「ありがとうございます。すみません」と言った。
変な言葉。お礼なのか、お詫びなのか?でも、こういういろんな意味を持つ言葉を
「普通」の人達はぽろぽろと使うんだよ、颯太。使いこなせるようになるかなぁ?
まいっちゃうよね、全く。


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無事に(?)都会の駅に着く。
私鉄や地下鉄で入り組んだ駅。みんなバタバタと急いで歩き回ってる。
田舎者の私と颯太はウロウロと乗り換えのエレベーターに向かう。
どっかのオジサンが颯太の肩にあたったようだ。

「何すんだ!バカヤロウ!!痛てぇじゃねぇか!!」

言ったのは颯太。ビックリして声も出ないのがそのオジサン。
私はやっぱり謝るしかなかった。はははっ。
オジサンからは、なんちゅう躾の悪い子だ!、というオーラが言われなくても出ていた。

このタメ口はやたらと出てくるようになったので、「子どもの発達相談」というとこでちょいと聞いてもらった。
(アスペのこともちゃんと話してある)
「一度それによって恐い目に遭わないと止まらないじゃないかなぁ」と先生。
「はぁ〜、じゃあシュミレーションでもしてですか?小芝居でもうちますか?」と私。
「いや〜、それはバレるでしょう。実際に遭わないと。早いうちがいいよね。小学生のうちに」と先生。

しかし、しかし、どやってそんな恐い目に遭えと?

急募!!恐い顔で真剣に怒って下さる方! 疾風トホホサーカス団

冗談はさておき、先生はこうもおっしゃった。
「そういう時は自分で謝らせないと!お母さんが先に謝っちゃいけません。本人にさせなさい。」
そりゃそうだ!ごもっともです。