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バレンタイン そにょ1

「チョッコ、チョッコ、バレンタイン♪」
「お、また謎な歌を歌ってるな美凪ちゃん」
「だって今日は女の子が大量なチョコ買っても怪しまれん日やもん」
満面の笑みを浮かべる美凪ちゃん
「怪しまれないって…俺はスペシャルなのを一個もらえれば…」
「…っていない!」
遠くでさっきの歌を口ずさむ美凪ちゃんの声だけが聞こえる…。
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バレンタイン そにょ2

「チョッコ、チョッコ、バレンタイン♪」
「お、また謎な歌を歌ってるな美凪ちゃん」
「えへへ、今からチョコ買いに行ってくるから楽しみにしててな」
「をぅ」
といって街へ出かける美凪ちゃんを見送って1時間後部屋へ呼ばれ
たので行ってみると…。
「こりゃまた大量に買ってきたなぁ。こんなには食べれないぞ」
「直弥にはそこにある1個だけだよ」
「えぇそうなの?」
「もっと欲しかったらバックギャモンで勝負や」
「ふふ、全部いただいてやるっ」
 :
結局最初の1個しか食べれなかった…とほほ。
 :
1月後俺はリベンジに燃えていた!
大量にアメを食べるのは辛いし考えたくもないのでマシュマロだ。
(しかし、確実に美凪ちゃんに勝てるゲームはなんだろうな…)
と考えていると…
「あ、マシュマロや」
「え?」
一陣の風と共に袋一杯のマシュマロは手から離れていった…
 :
夕飯の時間、食堂に向かっていると
「マシュマロ、ぷにぷに、私は、すりすりー♪」
「……」
「あ、直弥だ」
ててて、と走り寄ってくる美凪ちゃん。
「マシュマロ美味しかったで。ありがとな」
「むー」
く、悔しい。でもこの笑顔が見れたからいいか…。

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バレンタイン そにょ3

「チョッコ、チョッコ、バレンタイン♪」
「お、また謎な歌を歌ってるな美凪ちゃん」
「えへへ、今からチョコ買いに行ってくるから楽しみにしててな」
「をぅ」
といって街へ出かける美凪ちゃんを見送って1時間後部屋へ呼ばれ
たので行ってみると…。
「こりゃまた大量に買ってきたなぁ。こんなには食べれないぞ」
「直弥にはそこにある1個だけだよ」
「えぇそうなの?」
「もっと欲しかったらすりすりー」
「すりすり?」
「すりすりー1回につき1個!」
「むー」
 :
夕飯タイム。
「あぅ」
「あぅう」
と食事を目の前に二人で唸っていると、成瀬が不思議そうな顔をし
て聞いてきた。
「どうしたの二人とも?」
「チョコ食いすぎた」
「私も…」
さらに珠季が、
「美凪、顔が少し赤いよ…それも片側だけ」
「それはすりすりのしすぎぃ…えへへ」
「?」
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(出だしは使い回しだし、うぅ最後のはオチすらない…(汗))

もどりゅ